canさんが投稿した日本料理 太月(東京/表参道)の口コミ詳細

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can (女性・三重県) 認証済

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日本料理 太月表参道、明治神宮前、渋谷/日本料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2018/10 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

表参道、お洒落な街でお洒落な懐石ランチ

この日はマイレビさんお二人と新進気鋭&超人気店太月でランチ、表参道に降り立った私はイソイソとお店ヘ向かいます。
メンバーは桜さんとYRちゃん、桜さんは夏にフレンチでご一緒していただきましたがYRちゃんと会うのは彼女が行ったジュリーのコンサート以来1年ぶりというご無沙汰、ちょうどジュリーがライブドタキャンで世を賑わわせている中、そんなことを思いながらワクワクでお店の扉を開けるとすでにお二人は来てらっしゃいました。
お二人同士は初対面のはずなのにもう旧知の間柄のように盛り上がっていてこれからの時間が楽しくなること間違いなしの雰囲気です。

こちらのお店、桜さんはご常連ですがYRちゃんと私は初めて、大将の丁寧なご挨拶を受けお料理の始まりです。


【スッポンの茶碗蒸し】
秋らしく色付いた葉を取るとまろやかな味の茶碗蒸
スッポンの身はトロットロです
はぁ~これが人気のお店の出汁なのか~という感動


【八寸】
秋らしい色を意識した美しい盛り付けです
ところがなぜか写真がない!アッチャー、まさかの撮り忘れ(>_<)

美味しくて覚えているのは揚げ銀杏、子持ち鮎、秋刀魚寿司、そしておひたしの松の実です
炙った稲穂の米粒も大好き、一粒残らず頂きました


【土瓶蒸】
もう松茸は長野まで北上しているそう、山口の甘鯛とのハーモニーです
風味を生かすための最低限にシンプルな出汁は素晴らしい
大将が仰る通りに最初はそのままで、最後にスダチを絞って新たな風味を味わいます


【お造】
気仙沼の鰹、明石の鯛
もう三陸では鰹が戻ってきているのですね
海水温が低くなり若い脂を蓄えた鰹はポン酢しょうゆでさっぱりと頂きます

鯛の王様、明石の鯛です
薬味は生姜・山葵、醤油にポン酢に酒盗の煮切り、たくさんの人食べ方ができるのに身は二切れ、あ~もっと食べたかった


【焼物】
笹に覆われて出された焼物はなんと秋刀魚の松茸はさみ焼き
葉を外すとデデーンと秋刀魚、お箸で身を崩すと風味が損なわれるのでそのまま齧って下さいと仰るのでお言葉通り
あ~秋刀魚だぁ~・・・そして松茸だぁ~
秋刀魚の脂とエキスがそのままジュワっと口内に、そうです、ここで身を崩すと脂もエキスもお皿にこぼれてしまい勿体ないことになります

秋の味覚の代表、庶民の味方の秋刀魚に高嶺の花の松茸、そのマリアージュは意表を突くものでした


【炊き合せ】
穴子の飛竜頭、ふわっと揚げてふわっと炊かれた飛竜頭には湯葉の餡が掛けられています
穴子は対馬のものだそうです


【食事】
桜さんが案じて下さっていたという新米、土鍋炊きでしかと味わわせていただきました
茶懐石風にまずは一文字に一口、定石通り素晴らしい芯の残り具合、飯の見事なアルデンテです
付け合わせがまた豪華、牛肉の時雨煮、いくら、山葵漬、ばら海苔、自家製のお漬物、そしてお店の看板のちりめん山椒、これにお味噌汁を頂きます

そうこうするうちに土鍋で蒸されたご飯はふっくらと味わいを増しところをよそってもらって頂きます
粒の立ったご飯は大地の恵み、新米の甘い香りが最高、おかずになるものが多いのでお替りしたかったのですがもう限界で残念でした


【デザート】
右から蜂蜜のアイス最中、黒蜜わらび餅、カボチャのプリン

砂糖じゃない蜂蜜の風味しっかりのアイス
カボチャプリンはプルルンタイプではなく白身が少ないのかカボチャが多いのかしっかり固められて濃厚です、こういうプリン、好きだなぁ


ここで煎茶を頂いて豪華ランチは終了です


実力満点のご主人と美しい女将さん、お仕事で出会われたというお二人はさすがに息もぴったり、若きお弟子さん達ものびやかに修行をされ店内の空気はとても穏やかです。

帰りはお店ご自慢のちりめん山椒のお結びをお持たせで、そしてちりめん山椒そのものも桜さんからお土産にいただきました。
何から何までありがとうございました。

  • スッポンの茶碗蒸し

  • 土瓶蒸

  • 気仙沼の鰹、明石の鯛

  • 醤油・ポン酢・酒盗の煮切り

  • 秋刀魚の松茸はさみ焼

  • 新米のお供は豪華です

  • 艶やかな新米

  • 右から蜂蜜のアイス最中、黒蜜わらび餅、カボチャのプリン

  • まずはビールで

  • 丹沢山 麗峰  ハートのぐい飲みが可愛いです

  • 美しい包みをほどいたら

  • こんな木箱が

  • じゃ~ん、中身はこれです

  • こちらも美しい竹包

  • じゃ~ん、ほっぺたが落ちるおむすびです

2020/07/25 更新

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