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1回
夜の点数:3.8
2015/01 訪問
夜の点数:3.8
高級路線でいっても良いと思う。雰囲気作りに難あり?
2015/01/12 更新
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通りがかりに、黄色い見慣れない看板が出ているので、訪問した。テラスの、あまり立ち入らないゾーンで何があったか記憶にない地下一階。寿司屋だったような気もする。今はまだ、開店まもなく、胡蝶蘭で埋め尽くされているので、わかりやすいか。最近テラスというとサクラテラスのイメージが強いが、こちら元祖テラスである。
店内、真ん中の高めのカウンターと、それをとりまくテーブル席は、焦げ茶色の落ち着いたトーンだ。後に書くが、ワインバー的な位置づけではこれで良いと思うが、高級店にする意味で、もう少しトータルコーディネイトがあるとよい。
ワインはそれなりのスペインのものが準備されているが、カバ一、白二、赤二の典型的なパターン。ただ、説明が詳細で、余りなじみのないスペインのワインも味の想像がしやすくてよかった。
上品に量が少なめ、値段は高め、である。悪くはないのだが、高め路線で行くには、看板から(失礼)、カウンター席初め、ブランディングがうまくできていない感じ。ハムなども、大量にどさーっと来ることを想像して、半分で頼んだところ、かなりこじんまり(ものとしてはおいしい)。塩だらもこじんまり。どちらかというと、大衆的スパニッシュバーを想像していたのでその点は裏切られたイメージ。神楽坂にあふれるスペイン店も、単ににぎやかだと、とにかく似たような感じで特徴が出しにくいので、エルカミーノ(4F)に倣って、高級路線で推してみるのは十分有りだと思う。
ということで、お会計はそこそこ高め。本気で食事をしたら、一人8000円くらい行くと思う。中身は伴っているので、それでいいのだが、そのちぐはぐ感が微妙、と思わせた。