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bonarmenien (男性・東京都) 認証済
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1回
昼の点数：5.0
2010/06 訪問
すごいな。値段以外は非の打ち所無し。
チョコづいている私は、レグランショコラティエに次いで、デルレイにも挑戦。正直言って全然知らなかったが、食べログで得点が高いので鵜呑みにして行ってみた。もっと有楽町よりかと思ったら、ぶどうの木のはす向かいではないか。こんなところにチョコ屋があったのか。時計や宝石を売っているかのような店構えは、通りがかっただけだとなかなか入りにくいだろう。入るのだ、と心に決めなければならない。だが、入ってしまうと、お店の人はすこぶる愛想がよく、初めてでもなんだか常連気分だ。ショーケースのなかには、一種類一つずつ、展示されており、え、ラスイチ？と思ったら、注文したらケースの下から出していた。このシックなショーケースの陳列具合の効果もあってか、見た目でもう明らかに美味しそうである。後でカタログで見ると、そこまで美味しそうに見えるか？となるかもしれないが、とにかくあの店の雰囲気をひっくるめて、美味しそうだ。美味しそうだが、とにかく高い。愛するKVincentのケーキが6-700円でインフレには慣れているつもりだったが、一粒500円近いチョコってやはり普通の人が食べるものじゃないよ。詰め合わせ的になっている小さめの箱を見たら、4000円超。ワタミで2回飲めるよ。空輸しているっていうのは了解だが、ちょっとねえ。ここまできて買わないわけにはいかないので、なんともない感じで3000円弱購入。即食いしたかったが、用事を済ませて自宅で食べてみると、いや、すごいな。ガナッシュ系のものと違って、普通のプレーンのチョコレートはごまかしが効かないだろうが、手の形のダークチョコ、これが、ちょっとうならせる深さでいや、すごいな、と。ただ苦いだけでも甘いだけでもなく、よいワインと同じで後味が変わる感じ。ドレスカフェダーク、シャンパンコルクダーク、カラクプラリネダーク、トリュフラム、とダークで攻めたが、どれもいい。いい、の基準は、「外は低コストで固い殻に過ぎず中は生クリームに頼った甘いドロドロを入れていれば良い」というスーパーで売っているレベルをいかに逸脱しているか。多分、中身のレシピは常軌を逸した細かさで、外身とのバランスを試行錯誤でつきつめたのだろう。シャンパンコルクとトリュフはそれぞれアルコール入りだが、このアルコール具合も上品でよかった。私は昨日食べたレグランショコラティエのチョコのアルコール分くらいの強さが好みだが、これはこれでよい。そこまで感動がなかったのが、ロールノワゼット。中のフランジパン部分がやはり普通のフランジパンの口当たりで、他のレベルだとこれも一線超えているのかと思ったが、想定の範囲内だった。多分他はこれを超えない。超えられない。値段も超えないと思うが。バレンタインに貰えたらかなり嬉しい。いや、分かる相手になら率先して私があげたい。年一回くらいなら。
2010/06/02 更新
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チョコづいている私は、レグランショコラティエに次いで、デルレイにも挑戦。正直言って全然知らなかったが、食べログで得点が高いので鵜呑みにして行ってみた。もっと有楽町よりかと思ったら、ぶどうの木のはす向かいではないか。こんなところにチョコ屋があったのか。
時計や宝石を売っているかのような店構えは、通りがかっただけだとなかなか入りにくいだろう。入るのだ、と心に決めなければならない。だが、入ってしまうと、お店の人はすこぶる愛想がよく、初めてでもなんだか常連気分だ。
ショーケースのなかには、一種類一つずつ、展示されており、え、ラスイチ？と思ったら、注文したらケースの下から出していた。このシックなショーケースの陳列具合の効果もあってか、見た目でもう明らかに美味しそうである。後でカタログで見ると、そこまで美味しそうに見えるか？となるかもしれないが、とにかくあの店の雰囲気をひっくるめて、美味しそうだ。
美味しそうだが、とにかく高い。愛するKVincentのケーキが6-700円でインフレには慣れているつもりだったが、一粒500円近いチョコってやはり普通の人が食べるものじゃないよ。詰め合わせ的になっている小さめの箱を見たら、4000円超。ワタミで2回飲めるよ。空輸しているっていうのは了解だが、ちょっとねえ。
ここまできて買わないわけにはいかないので、なんともない感じで3000円弱購入。
即食いしたかったが、用事を済ませて自宅で食べてみると、いや、すごいな。
ガナッシュ系のものと違って、普通のプレーンのチョコレートはごまかしが効かないだろうが、手の形のダークチョコ、これが、ちょっとうならせる深さでいや、すごいな、と。ただ苦いだけでも甘いだけでもなく、よいワインと同じで後味が変わる感じ。
ドレスカフェダーク、シャンパンコルクダーク、カラクプラリネダーク、トリュフラム、とダークで攻めたが、どれもいい。いい、の基準は、「外は低コストで固い殻に過ぎず中は生クリームに頼った甘いドロドロを入れていれば良い」というスーパーで売っているレベルをいかに逸脱しているか。多分、中身のレシピは常軌を逸した細かさで、外身とのバランスを試行錯誤でつきつめたのだろう。シャンパンコルクとトリュフはそれぞれアルコール入りだが、このアルコール具合も上品でよかった。私は昨日食べたレグランショコラティエのチョコのアルコール分くらいの強さが好みだが、これはこれでよい。
そこまで感動がなかったのが、ロールノワゼット。中のフランジパン部分がやはり普通のフランジパンの口当たりで、他のレベルだとこれも一線超えているのかと思ったが、想定の範囲内だった。
多分他はこれを超えない。超えられない。
値段も超えないと思うが。
バレンタインに貰えたらかなり嬉しい。いや、分かる相手になら率先して私があげたい。年一回くらいなら。