赤丹。さんのマイ★ベストレストラン 2015

赤丹。戦線復帰

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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毎年マイ★ベストレストランに選出している地元横浜の「バー・ノーブル」、「シシリヤ」、「鶏喰」を、今年もエントリー。
居酒屋部門では、日本酒とアテが素晴らしい「かんだ光壽」に加え、自由が丘の「金田酒学校」こと「金田」、金沢の「味楽 ゆめり」を新たにエントリー。
「紫 くろ喜」は、日本蕎麦の鴨南蛮を越える鴨そばをラーメンで実現したことに感動いたしました。
そしてインド料理の「カッチャル バッチャル」、店主の出身の「ダバ・インディア」を越えた味とカジュアルな雰囲気、最高でした。
今年は出張、旅行ともに少なめだったので、地方からのセレクションが少なめ。来年は、また地方の美味しいものに沢山出逢いたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

バー ノーブル (関内、伊勢佐木長者町、桜木町 / バー)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2017/02訪問 2017/02/17

レオン

一日中会議で疲れ切ってしまい、寛ぎたくて立ち寄りました。

山田さんは、いつもながらの穏やかな笑みで迎え入れてくれ、シャンパンベースの苺のフローズンカクテル、レオン、伊予柑のカクテルを拵えて呉れました。画像はレオン。フルーティーな甘みと軽く舌を刺激する感じが、心身ともにリフレッシュしてくれます。

出張などで全国色んなバーを巡ってきましたが、やはり地元のこの店が一番のお気に入りです。
(2016年8月11日)久々の訪問。ピオーネのフローズンカクテル、ブラックチェリーのフローズンカクテル、レオンをいただきました。暑い夏をクールダウンさせるには、季節の果物のフローズンカクテルが一番です。

(2015年2月28日)山田さんが今話題のBlue Bottle Coffeeを調達してきてくれたので、アイリッシュコーヒーを作っていただきました。サイフォンを使って丁寧に「ジャイアントステップス」を淹れる傍らで、リキュールに砂糖を加えフランべ。生クリームは手でシャカシャカとホイップ。手さばきが流れるようにしなやかで、さすが武道をたしなむ山田さんです。

出来あがったアイリッシュコーヒーは円やかできめ細やかなホイップクリームと、薫り高くコクのあるコーヒーが口の中で渾然一体となりシ・ア・ワ・セ♡
一週間の疲れが癒された一杯でした。

(2014年11月13日)残業で麵屋 翔にて夕食を済ませたものの、ちょっと飲みたい気分。ただ飲んだ後、延々と電車に揺られて横浜まで戻るのはシンドイので、関内まで我慢。一度行ってみたかった吉田町のバーノーブルに伺いました。

寒空の中歩いてきたので、店内の温かさがとても有難いです。

カクテルには詳しくないので、バーテンダーの山田さんにお勧めを訊き、ピオーネのフローズンカクテル、梨のフローズンカクテル、レオンをいただきました。

フローズンカクテルは、果実の自然な甘み、香りを活かした口当たりの良い一杯。
お酒なのに、健康的なスムージーをいただいている気分です。特に梨はシャーベット状でありながら、ラフランス特有のソフトな食感もあり心地よいです。

レオンはラム、パッションフルーツ、紫蘇のリカーを用いたコンテスト優勝作品。パッションフルーツの甘み、酸味を紫蘇でキリッと引き締めた少し和のテイストを感じさせる素晴らしいカクテルでした。

気分を落ち着かせるクラシック音楽、山田さんをはじめとしたバーテンダーさん達の温かい接客、ゴテゴテした装飾を排除し目立たぬもののNobleな佇まいの店内に、すっかり魅了されてしまいました。一日の終わりを締めくくるのに、最高のスポット。横浜に住んで良かったと、しみじみ感じた夜でした。

  • カルバドス
  • 2016年8月11日のレオン
  • 金柑のカクテル

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2位

シシリヤ (日本大通り、関内、馬車道 / ピザ、イタリアン、バー)

3回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/02訪問 2017/03/01

横浜が誇るピッツァイオーロ小笠原氏が焼くマルゲリータDOC

チーズのコクを味わい尽くしたくて、ピッツァイオーロ小笠原氏のもとに。水牛のモッツァレラチーズを惜しげもなくトッピング。DOCってダブル オブ チーズの略称と思い込んでいたけど、スタッフは???の反応。

ピッツァを待つ間、ハートランドで喉を潤します。小笠原氏の身のこなしは無駄がなく、相変わらずカッコ良いです。
焼き上がりが画像の通り、薪窯ならではの香ばしさ。トロットロのチーズとトマトの酸味、絶妙な塩気。いつもながら独りで一枚ぺロリと平らげてしまいました。
横浜が誇るピッツァイオーロ 小笠原さんが焼くナポリピッツァを食べたくて、22時過ぎに駆け込んでみたら、幸いに空席あり。ラッキー♪

いつもオーダーするものを敢えて避け、ビアンカジュノペーゼを注文しました。

寡黙ながら手際よく生地を伸ばし、薪釜にピッツァを投入。くるくる回しながら、満遍なく焼く小笠原さんの仕事ぶりを観ていると、惚れてしまいます♡

ハムの投入量が予想より少なかったからか、ちょっと塩分控えめ。でも香り高いバジルソースと、もっちりとした食感で独りで一枚ペロリと平らげました。

色々食べ比べてみたけど、やはりベストはマルゲリータDOC(水牛のチーズ使用)ですな。堂々2,000円超えですが、ナポリピッツア観が変わること請け合いです。
(2015年8月13日)
盆休みも取らず、8月は日曜以外営業しているシシリヤ。アメリカーナを食べたくて立ち寄りました。クルマで来たのでアルコールはご法度。ブラッドオレンジジュースで我慢します。前菜は、おすすめのとうもろこしとモッツァレラチーズ。とうもろこしの甘みとチーズの仄かな塩気が旨いっ!

そうしているうちに、アメリカーナの登場。トッピングがルッコラと生ハムのシンプルな組み合わせだけど、生ハムの塩気が絶妙!薪窯で焼いた香ばしさは、いつも通りピッツァイオーロ小笠原氏の渾身の焼きが光りますな。

盆入りでも常に客で一杯なので、予約を入れることをお勧めします。

(2014年3月14日)
またまた、残業後に駆け込んでしまいました。あらかた客が帰り洗いものをしている最中に入店したものの、窯の火はキープされていたのでセーフ。ピッツァイオーロ小笠原氏は、火のコンディションを整え、生地を伸ばしワタシだけのためにマリナーラスペシャルをこしらえてくれます。そのキレのある所作は、女性でないワタシでも惚れてまうがなぁ♡

アンチョビとニンニクのペーストの香りが、食欲をアップさせますなぁ。トマトはマルゲリータDOCと異なり酸味を前面に出した感じです。
今宵もウマウマでした。

(2014年3月7日)
夜遅くまで残業した後、堪らなくあの薪窯で焼いた香ばしいピッツァが食べたくなり、オフィスから我慢してシシリヤへ。
金曜日だから夜遅くまで客で賑わっているにも拘わらず、幸いにしてカウンター席が空いてるっ!

ちょっと値が張るけど、水牛のモッツァレッラチーズをダブルに敷き詰めたマルゲリータDOCを注文。トマトはプチトマトをちょっとドライにしたものをトッピング、甘さが極限まで引き出されますな。チーズ、トマト、バジルと塩の絶妙な組み合わせが堪らないっ!結構サイズ的には大きいけれど、ペロッと独りで完食できます。

独りで行っても寡黙な職人、小笠原氏の仕事ぶりを見ていると飽きません。男からみても、仕事してる氏の所作はかっこ良いだよね。
横浜でナポリピッツァを食べるには、ここ以外はあり得ません。

  • マリナーラスペシャル
  • 2015年3月5日のアメリカーナ
  • 2015年8月13日のとうもろこしとモッツァレラチーズの前菜

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3位

らーめん 鶏喰 (吉野町、南太田、黄金町 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/12訪問 2016/12/11

特製鶏塩らーめん+あさりのっけご飯

(2016年12月10日)特製鶏塩を緑の絨毯で埋め尽くすべく、今日は九条ねぎを追加注文。150円は、ちょいとお高めと思ったけど、意外なボリュームな盛りと、目の前に「京都左京区にある知七さんの香り高い九条ねぎ」「豊かな畑で大事に育てられた九条ねぎは、口当たりがやわらかで甘みもあり、スープにアクセントを加えてくれます。」なる説明書きに満足度120%です。

ドサッと、九条ねぎを丼に投入すると、鮮やかなグリーン♪ 噛めば、確かに甘みがありますな。ねぎ好きには、外せないオプションです。

年末年始は、2016年12月31日(土)から2017年1月6日(金)まで休業。12月30日(金)は昼営業のみだそうです。

あと、2017年1月より一部商品が値上げされるそうです。

(2016年10月29日)久々に、特製鶏塩+あさりのっけご飯をいただきました。新たに九条ねぎが導入されたそうですけど、着丼してみると白い部分の葱が殆ど。後で再度案内を見たら、鶏しょうゆだけみたいです。トッピングは、新たに鶏ワンタンとローストビーフが加わっております。
生姜の効いた鶏挽肉がワンタン皮に包まれたもので、なかなかイケます。ローストビーフも、なかなか美味しいけど、正直鶏チャーシューの方がラーメンにマッチしている印象を受けました。少しずつ進化するも味は、高レベルをキープ。色んなラーメンの名店を食べ歩くも、やはりこの店が自分のNo.1、揺るぎない旨さです。

(2013年4月)
横浜在住ですが、豚骨こってりの家系ラーメンが年齢的にキツくなってきた今日この頃。神奈川のラーメンを盛り上げよう!会の2012年新人王店である鶏喰主人、西垣氏のインタビューを読んでいたら、堪らなく行きたくなりました。

吉野町って自宅からビミョーに行きにくいのでクルマを使ったけど、あんまり周りにはコインパーキングが無いですね。

自分が伺った土曜日12時頃は、8人位の行列が出来ていました。

4月なのに10度を越えない肌寒い日からか、並んでるあいだ綺麗めのオネエサンが紙コップのお茶をサービスしてくれたのは有り難かったです。

10分程度で入店。迷わず特製塩らーめんにしました。

鶏だしの効いたスープはおフランス産の塩を用い、なんとなくお上品な風味。鶏の臭みは微塵もありません。

菅野製麺所のストレート麵を使用している模様ですが、博多ラーメンのようなザラッとした食感。もうちょっとツルッとした食感であれば、より鶏塩スープとマッチすると思うけど、逆に淡麗なスープが麵に絡みにくくなるのかなぁ?

押木養鶏場送の「しゃくれ」を使用している半熟玉子は、黄身が濃厚です。

鶏チャーシューは胸と腿の異なる食感のものが二枚ずつ、鶏団子は微かに生姜風味のアクセントが効いて実に淡麗なスープにマッチしております。

イタリアン出身の主人だけあり、店の佇まいもカフェっぽくてシャレオツ。BGMはボサノバが流れておりました。

  • 2016年の12月10日の特製鶏塩
  • 九条ねぎ 150円
  • 九条ねぎのこだわり

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4位

紫 くろ喜 (浅草橋、岩本町、秋葉原 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2015/10訪問 2016/09/08

蕎麦じゃなくて低加水麺だから活きる最高の鴨そば

一度こちらには、金曜日以外の「饗 くろ喜」に伺い、間違えて味噌味のラーメンを食べてしまい、以降ご無沙汰だったのですが、醤油味の鴨そばがビジュアル的にビビビッと反応してしまい、浅草橋まで電車に揺られて来てしまいました。

金曜日は、他の日より行列が長いようですね。でも回転が良いので、20分程度で着席。味玉入りの鴨そば(細麺)と鴨ねぎ飯を待ちます。

こだわりの醤油だけに、色は鮮やかな「紫」、香り高い風味。鴨に負けない存在感があります。スープは鴨の滋味を含むものの、脂っこくなくキレがありますな。春菊の香りがスープを一層引き立ててくれます。

低加水麺のパツパツした食感が、スープにドンピシャ相性抜群!もう蕎麦屋で鴨南蛮食べてる場合じゃありません。この小麦粉でこしらえた低加水麺じゃないと、もはや鴨そばとして成立しないと確信いたしました。鴨肉は柔らかくてジューシー♫ これを肴に、日本酒を酌み交わしたくなります。

鴨ねぎ飯も、主人のアドバイス通り、七味とスープをかけて食せば、シアワセの余り顔がニヤけてしまう始末。

文句なく、今年いただいた麺でNo.1でした。

  • 鴨そば  味玉 細麺
  • 金曜日は紫の日

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5位

成蔵 (高田馬場、西早稲田、下落合 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/04訪問 2015/04/21

とんかつ人生52年で一番のシャ豚ブリアン

先日、成蔵を目指して高田馬場に来たものの臨時休業だったため、とん太に伺い絶品のヒレカツをいただいたものの、やはり「シャ豚ブリアン」を試してみたい。ということで捲土重来!

18時ちょい前に到着したところ、地階に降りる階段に先客2人。昼食時には外まで行列が続くみたいだから、運が良かったみたいですね。

5分程でカウンターに案内されました。オシャレな佇まいで、とんかつ屋らしさは微塵も感じられません。
予定どおり「シャ豚ブリアン」を注文したところ、「厚切りだから、お時間が少々懸かります。」とスタッフが言及。エビス生ビールを注文すると、枝豆とポテサラが供されました。気がききますね。

登場した「シャ豚ブリアン」は、低温でじっくり揚げられたような薄いキツネ色の衣。でも衣がしっかり立ってます。
断面を見れば、ピンクがかったギリギリの火入れ。ひと口めは岩塩で齧りつきました。ジュワーッと甘みを含んだ肉の滋味が口に拡がり、幸せな気分です。ソースもとてもマイルドで、肉にマッチしています。付け合わせの千切りキャベツは、超細切りでフワッとした食感が素晴らしい。惜しいのは豚汁。時間が経過しているのか、具の豚肉がボソボソの食感。できれば、蜆の赤だしの方が「シャ豚ブリアン」を引き立ててくれると思うのですが。
今年No.1のとんかつをいただき、満足いたしました。

  • シャ豚ブリアン
  • 看板

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6位

金田 (自由が丘、奥沢、九品仏 / 居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/03訪問 2017/03/09

白鷹燗酒がすすむアテの数々

久しぶりの登校。メニューもタラの芽、ふきのとうの天婦羅など、春を先取りしたものが増えてます。

でも、季節に関係なく食べたいものを注文。

小柱、醤油に浸さずそのまま食すと、仄かな甘みが口に拡がります。エビスビールの小瓶を頼んじゃったけど、最初から白鷹の燗酒の方が良かったかも。

肉豆腐、廉価で身体が温まります。ボリュームも二人で分けて食べれる十分な量。東京の居酒屋なのに、薄味で出汁が効いてます。

わかさぎの唐揚げ、そろそろシーズンを終えそうなので、峻別の念でオーダー。もみじおろしの入ったポン酢醤油に浸して食べるのも宜し。シンプルに塩&レモンでもイケますな。

白鷹の燗酒も2本目となり、アテを追加。鳥のけんちん揚げを頼みました。鳥を用いた薩摩揚げの風情。出汁に浸され、上に大根おろしを載せて、揚げだし豆腐みたいにいただきます。鶏肉ならではの味と、人参、牛蒡など正にけんちん汁の具が詰まった食感が見事。定番メニューになって欲しいです。

Facebookをチェックしていたら、友達が近くのダイニングバーとらで呑んでいるとな。合流すべく、そろそろ下校しますか。
(2016年12月26日)久しぶりに金田酒学校へ登校。アテも冬らしいものが勢揃い。まずはエビスの小瓶と烏賊の塩辛、雲丹の煮こごり、鮪刺身、蟹味噌茶碗蒸しを注文。自家製の塩辛は、丁度良い漬かり加減。新鮮な烏賊ならではの歯応えが嬉しいですね 。雲丹の煮こごりは、雲丹の量が値段の割に多く、コスパ良好。どちらかといえば、エビスビールより白鷹のぬる燗をチビチビやりながら攻略するのが良さそうですな。

鮪刺身は、大振りのカットで味も良いけど、1,680円とコスパはイマイチ。

お初に頼んで感動的だったのは、蟹味噌茶碗蒸し。注文してから蒸し上げるので、30分程待ちますが、下に沈んだ蟹味噌と蟹肉を混ぜて食べると蟹味噌と玉子が渾身一体となった濃厚な旨みが、口一杯に拡がります。追加投入した、ぬる燗の白鷹もすぐ飲み干してしまい、ほろ酔いのご機嫌さん状態で下校となりました。

(2016年7月4日)金田酒学校のアテも、夏らしくなってきました。1,650円とちょっと値が張るものの、東京の居酒屋では余りお目にかからない鱧の落としを注文。梅肉をちょいと漬けて食せば、気分は京都人♪ 涼感ある逸品ですな。
とうもろこし揚げは、しんじょにとうもろこしの粒が一杯混ぜてある季節もの。とうもろこしの甘みと、しんじょの仄かなしょっぱさを、サッポロ赤星で流し込めば今夜もご機嫌です。

(2016年4月4日)今夜の金田酒学校は、筍の土佐煮、稚鱒の天婦羅など春を感じさせるアテが多い中、稚鱒をいただいてみました。香魚と書かれる鮎に比べ風味は希薄で、腸のほろ苦さも少なめですが、丸ごといただいても身も骨も柔らかく、焼くよりもジューシー♪すっかり気に入りました。その他、おからや浅蜊の生姜煮も白鷹のぬる燗にピッタンコ。今夜も自主規制酒量三合を愉しみ尽くしました。

(2016年3月14日)今夜の金田酒学校は、赤貝のひも、白魚の卵とじ、海老しんじょのラインナップ。酒はサッポロ赤星。ちょっと独りで飲むには量が多くてキツイです。赤貝のひもはボリュームがあり、コリコリとした食感が良い感じです。初めて食べた白魚の卵とじ、予想と異なりお吸い物仕立てで身体が芯から温まり、優しいだしの味が心を和ませてくれます。もっと沢山の料理を楽しみたいので、次回からはビールは小瓶にとどめて置きましょう。

(2016年1月13日)今年最初の金田酒学校!今回は敢えて肉系中心で攻めてみました。まずは白海老と豚の角煮。白海老は甘くてねっとりした食感が、ぬる燗にぴったり。豚の角煮は長時間煮込まれた脂がトロトロ♫ 身体には良くないけど、この脂の甘みが堪らないんですよね。あと焼鳥も大振りで美味しかったです。今年も一生懸命通学しますっ!

(2015年12月14日)2度目の「金田酒学校」、前回はアテの多さと美味しさに感動しまくりでしたが、敢えて今回は前回注文したものを外してオーダー。
雲丹の煮こごり、肉豆腐、河豚皮ぽん酢、さつま揚げ。
中でも、肉豆腐は土鍋にたっぷりの量。出汁が効いてて身体が温まるぅ~♨ 雲丹の煮こごりは、白鷹のぬる燗にピッタリ♪上半分さっぱり、下の雲丹の濃ゆ~いい味のコントラストがとても面白い。

さつま揚げは、魚の味が濃くなく、紀文のはんぺんチックだけど、ふわふわな食感が女性好みかな。白鷹がすすみます。今夜はぴったり1時間で授業終了。
また来週♫

(2015年12月7日)自由が丘で途中下車し始めて4年目にして、初めて「金田酒学校」に入学いたしましたっ!

戸を開けると「金田酒学校」の看板が。身が引き締まる思いです。店内は30年前に現役学生だった、年季の入ったオジサン多数。だけど、グダグダにだらし無く呑んでいる人は皆無。大声で喋ったり、馬鹿笑いしている客もいません。割とおひとりさまが多く、静かに杯を傾けておりますな。1階はコの字のカウンターが2台、3名以上だと2階に案内されるようです。

食べログレビュアーさんの人気メニューをリサーチし、先ずは〆め鯖、海老しんじょ、里芋満月蒸しを瓶ビールを注文しました。〆め鯖は酢加減がばっちり。脂の乗りも程良く、ビールも急ピッチですすみます。

そして海老しんじょの登場。まるでドーナツみたいに、真ん中に穴が空いてます。そのままで齧れば、海老の風味がしっかり香ります。傍らのソースと和がらしを漬けていただくと海老フライ感覚♪これまた美味しくいただきました。

続いては、待望の里芋満月蒸し。まさに満月とみまごうほどの丸い里芋の団子を割ると、しっかりめの味付けのそぼろが登場!
とろみが付いた餡は上品な出汁が効いています。ビールから白鷹のぬる燗にチェンジ。う~ん、この旨さが判る日本人で良かったと、しみじみ感じます。

酒は白鷹、男は辛口。飲んで食べて、肴がなくなってしまったので、しゃこ、甘鯛の酒蒸し、イカの塩辛を追加投入。特に塩辛は新鮮そのもので、コリコリした食感が堪らないです。柚子の清々しい香りも素敵です♡

そして、なによりお客さんのマナーが良いですね。正しい酒呑みになるための「金田酒学校」、毎日通学したいくらいです。

  • 2016年12月26日の鱚の天婦羅
  • 2016年12月26日の鮪刺身
  • 2016年12月26日の雲丹の煮こごり

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7位

カッチャル バッチャル (新大塚、向原、大塚駅前 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/10訪問 2015/10/07

黒ホッピーにスパイシーマトンカレー、これぞ日印融合

ダバ・インディア出身の店主が、日本人向けにアレンジしたカレーが美味しいとのマイレビュアーさんのコメントに惹かれ、未開の地、新大塚まで行ってきました。駅の最寄り以外には飲食店の数は少なく、至って地味な場所の2階にカッチャルバッチャルはありました。扉を開けると数多くのスパイスが入り混じったインド料理店ならではのフレーバー。カレー目当てじゃない人にとっては、単なる異臭でしょうが、ワタシの鼻腔はカレーにどっぷり浸かりたい♡芳しいスパイスシャワー‼︎

まずは、黒ホッピーセット、タコとひよこ豆のサラダ、チーズクルチャを注文。酒はワイン、ビール、焼酎を揃えており、酒のアテにタンドリーチキンやチーズクルチャを摘む客が多いです。特にチーズクルチャは、コクのあるチーズのトロトロとパリッパリの皮が黒ホッピーと相性抜群!絶対外せない逸品です。

カレーはガツンとした辛さを渇望していたので、スパイシーマトンカレー。ライスは国産米、ナンと共にハーフサイズにしました。想像していたより使用するスパイスが数多くないのか辛さと風味がダバ・インディアほど複雑じゃなく、ストレートな刺激を与えてくれます。ナンを食べきらないうちにカレーが無くなってしまったので、海老カレーを追加注文。ココナッツの甘みとトマトの酸味に辛さが後で追いかけてくる感じで、これまた旨しっ!ちょっと肌寒い夜だけど、顔の汗腺の至るところから、ドバドバと汗が吹き出てきます。

オーナーシェフの田村修司氏はダバ・インディア出身だそうですが、運営会社のチョティワラには、日本人スタッフは料理をつくってはいけないルールがあったそうです。その影響か、正統派南インド料理のルールに拘らず、日本人の味覚に合わせた絶妙なチューニングが加えられ、多くのカレーファンの支持を得ている…そんな印象を受けました。

  • 海老カレー(ココナッツ、玉ねぎ、トマトベース)
  • チーズクルチャ
  • タコとひよこ豆のサラダと黒ホッピー

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8位

かんだ光壽 (神田、岩本町、淡路町 / 居酒屋、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/12訪問 2015/12/05

半端ない種類と旨さのお通し

(2015年12月4日)なかなか機会に恵まれず、ほぼ1年ぶりに再訪。今回はスタッフのお勧めの酒を順番に飲んでいきました。
まずは、那須の酒、大那(だいな)。須野ヶ原の一角侍塚古墳、那須国造碑等、数々の歴史的遺産を持つ湯津上村に慶応2年(1866年)に創業された酒造業は、昭和30年(1955年)菊の里酒造に発展したそうです。特に最も良質の山田錦が栽培される地域の中で特A地区として指定されている加東市東条町産を用いたもので、まろみがあって実に旨いっ!

続いては、長野県佐久市のお酒、亀の海。フレッシュさと完熟感、甘味と渋酸味などが絡み合った味わい。後味のキレもいいです。

釣り鯵のなめろうを注文して、広島・呉の酒、雨後の月。斗瓶取りという昔ながらの酒袋にモロミを入れて、機械による圧力などはかけず、一滴ずつ自然に垂れて来る酒だけを集めた造り方だそうです。飲みやすさの中にも米の旨みがしっかりとあり、キレも良いです。

鯖の一夜干しを追加投入、酒は奈良・御所の風の森。なんと笊籬(いかき)採りという、もろみ中に笊籬状(ザルのようなもの)のスクリーンを沈め、もろみと清酒を分離する技法だそうで、袋吊りより香気成分を揮散させず、旨味を壊すことも無くなる画期的なものだそうです。炭酸ガスの含有率が高くなっているのか、シュワシュワ感が心地良いです。

締めは、水沢うどん。今夜も美味しかったです。ご馳走さま♪

(2014年12月2日)日本酒好きなものの、酒が旨くとも肴がイマイチだったり、肴が旨くとも酒がイマイチという店が多く、外で嗜む機会は少ないなか、レビュアーさんの評価が高いので立ち寄ってみました。

店内には、数え切れない程の一升瓶^_^;
とりあえず、エビス生とお通し(フルサイズ)を注文。

凄い品数のお通しに驚き‼︎ それも手間を掛けたであろう各々の料理が日本酒に合うもので旨過ぎる‼︎ ビール飲んでる場合じゃありません‼︎

即エビスをやっつけて、比較的廉価な長野の銘酒、明鏡止水を注文。風味が清々しくキレがあり、嘗て飲んだ明鏡止水より段違いに旨い。想像するに、瓶の状態で熟成させ絶好の飲み頃に供されているのでしょうか?とても円やかです♬

二杯目は静岡の磯自慢、吟醸酒。これもキリッとしてイケる。旨過ぎるお通しを全ていただいてしまったので、クリームチーズの味噌漬け(八丁味噌、信州味噌)を追加注文。これまた日本酒に合いますねぇ。酒飲みの嗜好を熟知しております。

日本酒をいただく時は、三合ルールで自主規制しているので(ビールも一合でカウント)、これ以上飲まなかったですが、豊富な品揃えをもっと楽しむべく、近々に再訪を果たしたいと思います。

  • 2015年12月4日のお通し
  • 栃木の酒 大那 純米吟醸袋吊り
  • 釣り鯵なめろう

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9位

Bar Tiare (赤坂見附、永田町、赤坂 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/10訪問 2015/10/05

コモエスタ赤坂なナガノパープルのカクテル

永田町での所用を済ませ、Schmatz Akasakaでビールを飲んだけど、まだ飲み足りない気分。折角のコモエスタ赤坂、酔いしれてみたいのよ♪

ふと、辺りを見渡せばTiareの看板。バーといえば20時以前に足を踏み入れたことが無いけど、まっ いいか。

17時台だから、先客はいません。若いバーテンダー氏が2人。素晴らしい技を持つ水澤泰彦氏が営むバーとは聞いているものの、顔を知らない…まっ いいか、美味しいお酒が飲めるなら誰のカクテルでも。

2009年12月に開店した店の佇まいは重厚さに欠けるものの、明るめの照明がフルーツカクテルの彩りを綺麗に見せる効果もあり、良い雰囲気です。

まずは、ナガノパープルのカクテルを注文。巨峰とリザマートを交配して造られた新種は、巨峰並みの糖度だけど、すっきりとした甘さ。それを擦り潰しワインクーラーやリカーをブレンドしてシェイク。最後をソーダを注いで供されました。

美味しいっ!ナガノパープルの特徴を十二分に活かした、素晴らしい季節のカクテルです。

二杯目もフルーツカクテル、無花果をオーダーしました。訊けば日本酒を用いたカクテルだとか。ミキサーでとろ〜んとピューレ状にした無花果と日本酒の相性はピッタシ♫ 見た目はシンプルだけど、味は複雑に混ざり豊潤な味わいでした。

コモエスタ セニョール
コモエスタ セニョーリータ
酔いしれてしまったわ、赤坂の夜♫

  • ナガノパープルのカクテル
  • イチヂクのカクテル
  • お店は5階

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10位

味楽 ゆめり (北鉄金沢、金沢、七ツ屋 / 居酒屋、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/09訪問 2015/09/24

奥能登の酒と食材に拘った居酒屋

マセラティ3200GTアセットコルサを手に入れてから、初めてのロングドライブ。とうとう、金沢まで辿り着きました。本格的な加賀料理を食べたいけれど、出発前から予約しないと無理。昨夜の福井に続き、今夜も宿に近い居酒屋となりました。

まずは、刺身盛り合わせと生ビール。刺身、特に浅く酢で締めた鯖が美味しいので、早々に能登の地酒にチェンジです。

刺身の次は、豚の角煮と甘えびのコロッケ。前者は炭火で焼いた豚肉を、出汁で煮込んだあっさりタイプ。地元産の梅干しがによる仄かな酸味がアクセントになっています。甘えびのコロッケは、海老の甘みがクリームに溶け込み、とても濃厚。

白えびの唐揚で、残った地酒をやっつけて、締めは、にゅうめん。薄味なれど出汁の効いた優しい味でした。

地魚を用いた刺身は抜群に旨いし、一品ものも板前さんのセンスが光るスグレモノばかり。器も画像の酒器は、有田焼の特注品だったりして、見た目も楽しめます。金沢駅から至近な距離なので、新幹線に乗る前に一献できるかも。ただし、常にお客さんが満席なので、予約しといたほうが良いようです。

  • 白えびの唐揚
  • 刺身盛り合わせ
  • 豚の角煮

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