ミヤマヤさんが投稿した石ばし(東京/江戸川橋)の口コミ詳細

酒がなくても ご飯はおいしい

メッセージを送る

この口コミは、ミヤマヤさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

石ばし江戸川橋、神楽坂、茗荷谷/うなぎ

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.9
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

まさに口福!! うなぎ大好き!!

友達とうなぎを食べに行こうという話がまとまった。
まだ口コミを書いていない店で行きたい店というと、まず「石ばし」が考えられる。
ということで、3週間前に昼食を予約した。

予約時に注文を聞かれる。
と言っても、うな重は2種類。
香の物、肝吸付きで、
上  4000円
特上 5000円
しかない。

で、特上をお願いしておいた。

当日はあいにくの雨。
江戸川橋で待合せて、歩いて6・7分。
久しぶりの石ばし、レンガ造りの塀に囲まれた外観は全く変わっていなかった。
勤務先が神楽坂だったので、前はよく来たのだ。

軽いガラス戸をカラカラと開けて、中に入るとそこは玄関。
左手にテーブル席が3つほどあるが、今日は靴を脱いで座敷に案内される。
以前も何回か上がって食べているのだが、2階だったような気がしていたが1階だった。
古い民家のような造りで、縁側に面した細い廊下を歩いて、右側の大きな部屋に案内される。

8~10畳くらいあるだろうか、座卓がゆったりと3つ置かれた畳の部屋。
そう、個室ではなく入れ込みの和室なのだ。
テーブルは黒い漆塗りの落ち着いたもので、部屋の照明は明るく気持ちいい。
床の間には誰が描いたか、この店の絵がかけられてある。

大きなテーブルを前に座ると、ゆったりとした気分になる。
この落ち着いたゆったり感というのも、サービスの一部なんだろうね。
少し早めに着いたので、うなぎが出てくるまでには小1時間はある。
一人ではなかなか間がもてないかもしれない。

着物姿の女性が、丁寧な応対をしてくれる。
でも、一旦部屋を出て行くと、すぐにはやってこない。
もし用があるときは、大きな声で呼ぶんだろうか。

ビールを頼んで、のんびり待つ。
おいらは普段はほとんど飲まないが、ビールをコップ1杯であればおいしく飲めるのだ。
お通し的なちょっとした料理が出てくる。
これはうな重についているようだ。
今日は、暖かい豆腐と、前菜的な一皿だった。

蒲鉾、タイの昆布しめ、枝豆の3種。
こんなもの、食べようと思えば3分で食べてしまうけれど、ゆっくりと時間をかけて味わう。
蒲鉾には、大根おろしが添えられていた。
乗っけて食べてみたら、大根には醤油だけでなくわさびが一緒におろされていた。
なかなか心憎い。

タイの昆布しめもおいしい。
注文をうけてから作ったものなのだろうと思う。

おしゃべりしながら1時間と少々。
やっと うな重が出てきた。

立派なお重の蓋には牡丹が描かれてある。
蓋を開けると、ほんわりとうなぎの香りが立ちのぼる。
うなぎは、1匹と4分の1匹。
タテに並んでいる。
タテに並んだうな重は、久しぶりだ。

ご飯はほとんど隠れてしまって、見えない。
所々焦げ目も残り、何度もタレをかけまわされて焼かれたいい色合い。
しっとりと濡れたような感じが、いい。

裏側にも焦げ目が残り、よく焼かれているのが分かる。
持ち上げてみると、意外に柔らかい。

早速、いつものように手前左側から食べ始める。
箸でうなぎとご飯を切り取り、一気に口の中へ。
口の中がうなぎの香りと味で、満たされる。
まさに口福(コウフク)の一瞬だ。

甘さはあまり感じない、すっきりとしたタレ。
良く焼けているが、表面に歯ごたえのあるような固さは全くなく、柔らかい。
かといって、とろけてしまうようなフワトロではない。
柔らかいけれど、柔らか過ぎないというところだろうか。

うなぎと、タレの味があいまって、まさに天国。
ご飯がそれにからんで、なんという幸せ。
テーブルには山椒も置かれてあるが、うなぎに山椒をかけるなんて邪道。
きっと昔 天然もので生臭いものがあって、その時に使った名残なんだろうな。(多分)
きちんと水でくさみ抜きの処理をされたものには、全く必要ないものだ。

無言で食べ進める。
さすがに特上のうなぎは、量が多い。
おいらはもう少し少なくてもいいかな。

せっかくの肝吸、うなぎがおいしくって味があまり分からなかった。
品のいいお新香、箸休めにちょうどいい。
奈良漬がついているのが、いいね。
奈良漬が好きだということもあるのだろうが、うなぎには奈良漬が合うと思う。

ご飯の炊き加減も絶妙。
ちょっと固めで、うなぎを引き立てる。
なにもかもが、極上のうな重だと言える。

もちろん、特上と上の違いはうなぎの量なので、こんなになくてもいい人は上で十分に楽しめると思う。
特上だとおなかがいっぱいになる。
私は、もう少し少な目で良かったかと思った。

来た時は誰もいなかった部屋も、その後 後客が来て埋った。
すべて予約の客だった。
平日でも予約は必須だと思う。
いや、玄関脇のテーブル席で良ければ、運のいい時には予約なしで食べられるのかもしれない。

これで、一人約7000円。
安くはないが、納得の値段。
たまには、いや、年に一度でもいいから また食べたいうなぎである。

  • うな重 特上 5000円

  • うな重 特上 5000円

  • うな重 特上

  • うなぎUP

  • 裏皮

  • 厚み

  • ご飯

  • 塗りの器

  • 山椒入れ

  • メニュー 2017年10月

  • メニュー 2017年10月

2017/10/23 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ