2回
2024/02 訪問
バクテーランチ1200円は、お肉がゴロゴロなポトフのような味わい
番長餃子道さんには、日曜のランチでしょっちゅう利用させていただいております。
餃子屋さんということみたいですが、実はまだこちらで餃子を食べたことはありません。
餃子以外に、結構攻めた料理があるため、ついついそちらを注文してしまいます。
ルーロー飯と台湾ラーメンはボリュームも味も美味しいため、そちらもお勧めですが、今回はバクテー(肉骨茶)をいただきました。
日本でバクテーを提供するお店はまだまだ少数派だと思いますので、これを提供するということはそれなりのこだわりを感じます。
その少しトンガッた感じが好いと思います。
1,200円とほんの少し値段が高めですが、こちらは絶対にそれ以上の価値があると思います。
とにかくボリュームが凄くて美味しくて、おなかにガツンとたまります。
幸せな気分になれる料理です。
バクテー(肉骨茶)の歴史は、阿片戦争後に中国からたくさんの人が英領マレーに労働力として移住し、そこで大変な肉体労働をしていたそうですが、そんな時に何とか栄養価が高くて安くて美味しい、ボリューミーな料理は無いのかということで、華僑によって開発された料理とのこと。
安い肉(骨付きのスペアリブ)を大量に安く仕入れ、八角とニンニクの効いたスープでホロホロに煮込んで、さらにトウガラシなどの辛い香辛料も投入し、これをご飯と一緒に食べる・・またはご飯をスープに入れておじやのようにして食べる。
寒い冬に食べても温まっておいしい。
夏に食べてもパワーがついて夏バテが吹っ飛びそう。
番長餃子道さんのバクテーは、しかしながら普通のバクテーとは少し違います。
まず八角の風味がありません。(八角嫌いな人にとっても食べやすい)
そして、辛さもほぼありません。
他のお店のバクテーのスープはしょうゆベースで少々茶色いのですが、こちらは透明に近い。
そし、具材に玉ねぎを使用しており、どちらかというと洋風な感じさえ漂っております。
あえて言うなら、ポトフのような雰囲気です。
しかし、これはこれでかなり有りです。
肉もボリューミーで、物足りなさは全くありません。
骨付き肉ですが、ホロホロに煮込まれているため、片手箸で容易に骨から剥がせます。
都内にはほかにもバクテーを提供するお店がありますが、お肉のボリュームに関してはこちらが一番だと思います。
さすが「番長」。
2024/02/12 更新
番長餃子道には何度も通っていたのですが、
王道の「餃子」を今まで食べたことはなかったのであります。
そこで、今回はランチに餃子定食とミニルーローファンをオーダー。
なんと餃子には様々な調味料が一緒に提供され、それを色々混ぜたりして自分好みのカスタマイズできるのであります。
ニンニク胡麻油、しょうが、パクチー、青唐辛子、紀州梅ソース、辛みそソースなどがあります。
なにやらすごくお得な気分になりますね。
ニンニクごま油は中華風
生姜や南高梅の場合はすこし和風
辛みそソースは韓国風
となるのですが、中でも私が一番好きなのは「ニンニク胡麻油+青唐辛子」のコンビ
これはシンガポール風な味の餃子になるのです
ここにさらにパクチーを乗せると、少しベトナム感も出てくるのであります。
なんか、少しでも色々な国を旅行している気分にすらなるのであります。
ミニルーローファンもなかなか美味しいです。
ひき肉が現地台湾のルーローファンより大き目なので、ガツンとおなかにたまります。
番長餃子道さんは、何を食べても独自の工夫がみられて退屈しないですし、しっかり美味しいのでついつい通ってしまうのであります。