ベスタさんのマイ★ベストレストラン 2016

おやじの食べ歩き備忘録!

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ベスタ (60代前半・男性・埼玉県)

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

柚木元 (飯田、桜町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/11訪問 2016/11/25

ジビエで熊肉を味わう

2016年11月再訪

会食で再訪させていただく。
前回伺ったのが夏で今回は秋を通過して11月に入ってしまった。
長野と言えば松茸であるが時期は過ぎてしまい少し残念!

女将さんの笑顔と癒される接客でこの日はジビエのおまかせ料理と
なり宴がスタート!

<料理の正式名はすべて不明>

○猪肉のメンチ
四角に揚げられており面白い!
中にチーズが忍ばせてあり猪肉ミンチの味わいも濃く美味い!

○柿の白和え
柿の甘みとサッパリした食べ心地が良く秋を感じる。

○松茸土瓶蒸し
もう、松茸の時期は終わりかな?と思っていたので嬉しい!
少し香りは弱かったがじんわり温まり沁みる。

○鹿肉の刺身?
臭みもなく肉も柔らかく食べやすい。
猟師の〆かたが良いからなのかもしれない。

○大スズメバチの素揚げ
ここでご主人登場!眠ったスズメバチを見せ「食べてみますか?」
怖いもの知らずか皆でチャレンジすることに・・・
見た目は怖いものの食せば軽い感じでイナゴより食べ易かも?

その後もはちの子と大スズメバチで漬けた焼酎もいただく!
う~ん!かなり精力ついたのではないだろか?(笑)

○鶉のロースト
野性味ある味わいで好みが分かれる味わいか?(私は好き)
少し骨と肉が離れにくく食べ難いと感じた。

○信州牛?みすじのにぎり
肉も柔らかく程よい脂加減で美味い!

○熊肉のすき焼き風鍋(メイン)
臭みなく柔らかく実に美味しい!
通常のすき焼きの割したのような甘い味わいではなく和風なあっさり
味の出汁でさっぱりといただくタイプ。
春菊と実に相性も良く大満足!
昔、秋田で食べた熊肉はもっと臭みも強く味噌仕立てであった。
この食べやすさには正直驚いてしまった。

ご主人に聞くと熊が捕れた場所や熊が食べていたものが重要との事。
雑食の熊であるが木の実などの草食で育ったものが臭みもないそう
で捕れる地域でその差がでるそうである。
また、猟師さんの管理の仕方も重要だそうだ。

○ほうずきとフォアグラの最中サンド
野菜のような果物のような味わいの甘いほおずきと滑らかな舌触りの
フォアグラのパテが不思議な味わいとなり口の中で広がる。
そして、何よりパリパリの最中の皮が見事な出来である。
すっかり気に入ってしまった。

○鮎の塩焼き
もう季節的に最後の鮎ではないだろうか?
腹に卵を抱いており美味しく頂いたが少し卵が少ない印象を受ける!

○からすみ
酒の肴にとても合う。

○林檎のシャーベット
信州は林檎が有名!甘すぎず実のさわやかさが口に広がった。

鹿、猪、そして熊とジビエを堪能でき実に楽しい美味しい食事となった。
季節季節でどんな料理を頂けるのかワクワクするこのおまかせ料理は実
に素晴らしいと思う。
そして、何より心地よい空間とご主人の料理にかける熱い思いと遊び心
と温かみある接客がご馳走である。
もちろん女将さんも料理の説明やお酒のセレクトなど実に素晴らしい。
何度でも訪れたいお店であることは言うまでもない。

ごちそうさま~

※点数見直しました。4.2→4.5

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※2016年7月訪問

複数名会食で利用しました「柚木元」さんである。
お店は真新しくできたてほやほやと言った印象を受ける。
向かいに同じ屋号の店舗があったのでこちらは新店舗なのであろう。

入店するといくつかの個室で構成されており奥の部屋に案内いただく。
テーブル席で坪庭も見えとてもリラックスできる雰囲気!

お連れ頂いた方が事前予約でおまかせでのコースとなっていた。
きめ細かな泡のグラスビールで乾杯します。

お料理名は覚えられなかったが概ね以下のような感じであった。

「蟹の身にオクラをたたいたようなソースが添えられた前菜」
「蛤のスープ」
「鹿肉」
「鮎の姿焼き」
「牛ステーキ」
「鰻の蒲焼」
「天ぷら」
「無花果のデザート」
「素麺」

他にもあったような気が・・・

どのお料理も美味しく器も提供方法も楽しめて大変満足度高い。
鮎や鰻はご主人が生きた状態での食材として調理前に見せるサービス。
ステーキは信州牛なのだろうか”みすじ”部分との説明で赤身が多めで優
しくサシが入った柔らかく美味しいお肉である。
素麺も切子のグラスの上に横たえた竹から流れるような盛り付け!

目で見て食べて楽しむ日本料理にすっかり心奪われた。
お料理もさることながらお酒も素晴らしい!

メニューに記載ないもののようだが女将さんに頼みとっておきを選んで
提供頂いた。

選んで頂いたワインも良かったのでが、何と言ってもすっかり虜になって
しまったのが愛知県の日本酒で「醸し人九平次」と言うものである。

ワイングラスに注がれ香り嗅ぐとお米の香りがふわ~と・・・
飲めば甘みと酸味のバランスが良く絶品である。

あまり気軽に買い求められないとのこと・・・
女将さんに取扱い店(東京での)を聞いたので是非、買い求めたい!

お料理もサービスもお酒も・・・とてもGOOD!
訪問時が夏だったので季節がら鮎や鰻や無花果と言った食材であった。
どれも美味しく頂いたのだが、、、「次は是非秋にどうぞ!」の女将さん
のお言葉。。。信州の秋と言えば松茸づくしである!
お値段もそれなりだろうが食べたい!(笑)

東京でこのような雰囲気、空間、サービス、お料理、お酒を頂いたとする
ともっと高価な値段になってしまうと感じる。

ご主人は滋賀県の有名日本料理店ご出身とのこと・・・
また、是非季節ごと訪れてみたいお店である。

ごちそうさま~

  • 熊肉(2016.11月追加)
  • 熊肉鍋取り分け(2016.11月追加)
  • 大スズメバチ素揚げ(2016.11月追加)

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