にゃんちゃん♡0215さんが投稿したアロマフレスカ(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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この口コミは、にゃんちゃん♡0215さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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アロマフレスカ銀座一丁目、銀座、有楽町/イタリアン

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2022/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

スペシャルなんかに左右されない。

一般的にクリスマスディナーと呼ばれるものにに興味が湧かないひねくれ女子なのですが、今年は王道というかミーハー(失礼)というかtheなこちらへお邪魔。
そう、前回大感動で終わった"アロマフレスカ"。

2ヶ月ほど前の予約でめでたく席をGETです。

23.24.25はスペシャルディナーとのことで、

オシェトラキャビア ポロ葱 薫香マスカルポーネ

上海蟹 フォアグラ サンブーカ

仙台牛 ラディッキオ 金山寺味噌

オマール海老 林檎 四万十青海苔

黒トリュフ モンドール 飴色玉ねぎアンチョビ

野付の帆立 女梶木 地蛤 聖護院蕪

林檎のシャーベット

あきたシャボン スッポンスープ おこげ

栃木のいちご"スカイベリー"ピスタチオ 綿飴

白トリュフ セミフレッド アマゾンカカオ

食後の飲み物

まずはオリーブ、人生で最も美味しかったオリーブにおひさしぶりの挨拶です。
もうこれは至高という立ち位置以外の何物でもない。
丸々とふくよかなボディで肉厚、どこかフルーティーな香りが鼻から抜けてゆきます。

キャビアの粒が大きい。潤沢なキャビア油がまるでオーガニックバターのようです。マスカルポーネの甘みが軸としたテイストでとてもマイルドな仕上がり。

蟹をマルっと砕いて使用した超濃厚スープ。
サラリとした口当たりですが用いる食材が食材なだけにとても濃密な味わいです。スープをフォアグラと一緒に口に運ぶと淡雪のような口どけでとても心地よい。
やはり上海蟹は中華のようにむしゃむしゃ食べるよか、スープ仕立てのが良さが引き立つと思うのですがどうでしょう。

仙台牛は包み焼き、肉質がキメ細やかで繊細。味噌ベースでありながら軽快な味わいです。ラディッキオのほろ苦さ、黒トリュフ華やかな香りでバランスがよく取れたお料理と感じました。

オマール海老は甘酸っぱい柑橘のソース。
エスプーマが舌上で消えゆくのを感じながら頂くオマール海老は絶品。青海苔は青海苔で磯の芳醇な香りを感じられる逸品ですが、なんせオマールの旨味が強いので果たして一緒にする必要はあったのかなと思ったり。

パスタはタリアテッレ、モンドールと飴色玉ねぎでトロトロなソース。これは結構な甘みがリードとなる味覚に感じました。2種類の白トリュフで味の層に深みを持ってきたりと趣向が凝らされていますが好みとしては削ぎ落としたシンプルかつ多少の塩気のあるほうが好きです。

魚介はホタテ、白子、蛤と海の宝石三重奏でのお届け、セリの青々とした苦味がアクセント。
ずるいお皿と思います。食材だけみるとド派手な演出かと思いきや、個々の食材の自然な旨味をそのままに感じるるスタイル。カブのソースはしっかりとこれらの魚介の旨味をふんだんに入れ込んだもの。シェフの腕が垣間見えるひと皿でした。

お口直しはパッションフルーツとレモンの強烈な酸味のシャーベット。
酸っぱいの大好き女子なので全然もっと食べたいところ。

メインは秋田の比内地鶏、わーい、地元だからとかいう忖度なしに鶏は比内地鶏が1番美味しいと思うのでこの偶然に感謝です。
すっぽんと鶏のスープで濃厚白湯仕立て、これにおこげを投下して最終地点はリゾットてきなやつに。
適度な歯ごたえかつ、コクのある脂身で言葉で表現出来ないほど濃厚な身質。
今日1番のお料理でした。

ドルチェは綿飴の中にピスタチオのアイスクリーム、イチゴ、と、懐かしさありの可愛い作品。

最後は白トリュフのセミフレッド、元来、デザートにトリュフを使用したものでグッときたものが恐らく過去にひとつも無かったのですがこれは絶品。
一般的にというか今までの経験上、先駆的な白トリュフの香りでもうお腹いっぱい、となるのですが、そうではなくチョコレートソースが白トリュフの香りを上手くコーティングし素晴らしい調和を奏でています。


今回も大満足。
スペシャルディナーということで、色眼鏡で見てしまった自分を恥じたい。
和の食材を用いて自然体に融合させ、着地点はしっかりとイタリアンに持ってゆくこと、これがどれだけ難易度が高いのか。
そんなクリスマスなんかに左右されるようなしょぼいお店じゃないのです。
今回はスペシャルディナーだった訳ですが、通常のメニュー時にまた訪問したいです。

ご馳走様でした。

2023/01/02 更新

1回目

2022/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

気分はマリーアントワネット。

15年間ミシュラン一つ星という恐ろしく輝かしい実績を保持しています、銀座イタリアンの主と言うべきリストランテはアロマフレスカ。
何年か前に系列サーラアマービレにお邪魔したことがあるのですが、正直料理が内装負けしており特に印象として残らなかったのが印象。
それゆえ失礼ながらこちらに予約する気はなかったのですが、ここまで長年星を取り続けると気になる気になるということで満を持して今回パパとの2人dinnerで利用させていただきました。

電話予約したときがマンボウ中だったか明けだったかギリギリラインのときだったので18000円(値段うろ覚え)のコース一本でやってますとのこと。
食べログの写真をみると先入観だけで量が少なそう、、と決めつけが入り予約の際に追加料金でも構わないのでパスタを1品追加でとお願いしました。
オペレーションの鏡と言っていいほど電話対応が丁寧で素敵です。

今回のコースは

オシェトラキャビア 針魚 カッペリーニ

ロワール産ホワイトアスパラガス ボッリート バニェット

穴子 香草蒸し フレッシュトマト
または
焼きタラバガニ グレープフルーツ アロマフレスカ風(プラス2420円)

オマール海老 桜の 四万十青のり

毛蟹 根三つ葉 トンナレッリ

じゃがいも ラヴィオリ バジリコ風味

タヤリン キノコフリット 黒トリュフ

根室産釣りキンキ 山菜 百合根

柑橘のシャーベット

金華豚 アッロースト 蜂蜜とスパイス風味

お楽しみの皿

食後のお飲み物

最初から言わせていただくと、レベルとしてはもう、これ以上のイタリアンが見つからないというあの大好きなプリズマと完全に肩を並べました。
コスパ×予約の取りやすさも追加するならプリズマ以上かもしれません。

まずはおつまみでオリーブ。
ゴロンとしたつやつやな豊満なビジュアル。
こんなに大きくハリのあるものは初お目見え。
サラリとした超綺麗めのオイルとバッチリです。
出だしの一口目からこんなに感動してたらこのあとどうなるのでしょう?色んな意味で行く末が気になります。笑

続いて伊勢海老のピューレにサヨリ、キャビアなマリーアントワネットも飛びそうな贅沢冷製パスタ。
女子の心を掴んで離さない見た目の美しさも去ることながら使っている食材が素晴らしい。
鮮度もよく最終的なマリアージュにしっかり絞り込んでいるため美味しいのだ。
お皿まで可愛くてよ。

パンは見た目からして絶対美味しいとわかっているのですが今日はたくさん食べる日と決め込んでいたのであまり食べませんでした。
バゲット、チャバタ、フォカッチャ。
3種類準備されていることもホスピタリティを感じます。

大好きホワイトアスパラ、豪快に2本召し上がれとドドん。
バニェットというタルタル的なソースももちろんですがアスパラ自身の深みに沼りたく1本はそのままで頂きました。
やはり頭、中間部、根元でグラデーションされる味わいはたまりませんね。ちなみに根元の方が濃くて好きです。春Love。

前菜は選べないので2つオーダー。
と、ここで、量ありますが大丈夫そうですか?とわたしたちの席担当のしごできスタッフさんが確認。
実はこの担当してくださった方が本当によくテーブルを見ていて、さりげなく良いタイミングと距離感でコミュニケーションをとって下さり、恐らく予約時に対応してくださった方と同一人物なのですが今まで訪問したレストランの中で1位2位を争うサービスに徹している凄腕人。

料理に戻ります。
カニがすごい。肉厚でまるまるとしており、専門店きた福も驚きの代物。
香ばしい焼きの香り付きでグレープフルーツの酸味やキュウリの食感など五感が忙しくなるひと皿。

アナゴも同じく肉厚でもって香草がほんのり香る優しさ溢れる味。
なぜこの価格帯のコースで成り立っているのか凄まじく懐疑的です。

カニ、アナゴ、オマール海老の連発で危うく失神しかけ。
四万十青のりですか?とても濃ゆい。青のりの種族としては王様なのでは?
存在感の大きいオマール海老といいタッグを組んでおり超美味。

また蟹が来ます。
カニエビ繰り返していたら飽きが来そうですが三つ葉の青々とした香りがパスタに軽さを与えてとても食べやすい。

ラビオリですがこれが3種のパスタで1番に輝きました。
マッシュしたポテトに恐らく生クリームか何かでしっかり味付けをして封じこんだのでしょう。
バジルのさっぱりしたジェノバソースにピッタリで悶絶。
ちなみにこれ、隠れメニューですので2種で足りない方は3種に増やすと自ずとこれになるかと思います。

このタヤリンはトリュフ初心者向け。
言い方を変えると王道。
とても美味しいですが、わたしはトリュフよりも素朴なパスタのが好きなのだ。
あ、でもキャビアのパスタは好きだからちょっと訂正します。

ここでシャーベットでお口直しですがこのシャーベットが激うま。
最近食べたシャーベットの中で最も印象深く、酸味を愛する者としてはこういうのをお口直しで食べたかったと口を揃えて言うに違いない。

メインは金華豚。
ハニー香る脂ののった豚ですが不思議と重たくないのは何故でしょう?
スパイス使い?こんなに食べたのにペロリと平らげパパの豚も半分貰っちゃって今宵は胃袋が美味しさゆえバグったよう。

お楽しみの皿の説明がありましたが、まあよくそんなに暗記できるなと説明よりも黒服の方のしごでき具合に感服し半分鉄砲耳。5、6種類のドルチェを分かりやすく細やかな説明で受けましたが。
インスピレーションでパパと仲良く揃って桜餅てきなドルチェを選択。
これが餠の食感、ゼリーのプルプル感、アイスクリームの滑らかさ、様々な舌触りのオンパレードで構成として120点満点。レベチ。
桜の塩漬けがアクセントになっており、さりげなく甘いしょっぱい法則を用いています。

2番目のドルチェはカッサータといちごのなんちゃら。
何だかドルチェは選びたい放題的な感じでした。
ちな、お楽しみの皿で追いパスタも出来るそう。
もう大人の夢を全て叶えてくれる素晴らしいリストランテで言葉はいらないとはこのことですが、言葉で伝えないと食べログでは感動は伝わらないので。笑
フレンチではないけれどマリーアントワネットになった気分でした。

大切な方のお祝いやお食事会にぜひぜひどうぞ。


2022/04/14 更新

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