22回
2022/12 訪問
絶対にここでしか食べることができないラーメン。一度は経験すべきレジェンド
がんこラーメンの創始者であり紛れもないラーメン界のレジェンド、一条安雪氏が今年ついに引退された。
なんともありがたいことに一条氏が作り出した唯一無二の味を弟子がしっかりと受け継いでくれたので、他では代えの効かないこのラーメンをまだまだ私達は食べることができるだろう。
更には現店主も弟子を取っているので、一条流がんこラーメンはここから更に発展の道を辿るかもしれない。
しかも現店主になってから取材拒否を解禁したようで、さっそくTRYにも掲載されたりしてるんですよね。
今後のがんこラーメンの動向からは目が離せません。
土曜日12:30到着で外待ち16名
30分ほどで入店となりました。
本日の注文
真鯛のあら・お頭100SP¥1,400
悪魔肉¥200
焦がしネギ¥150
さっそくいただきます。
100ラーメンのいつもどおりの濃厚で複雑怪奇な出汁感、今日は甘味が少し強めながら真鯛がキリッと効いてキレとフレッシュさもあります。
旨い!
なぜこれだけ濃厚で塩味が強いのにしつこさを感じさせることなく旨味を楽しませることが出来るのだろうか…。
相変わらずのがんこの100ラーメンの凄さ・独創性に頭が下がるばかり。
この濃厚なスープと絡み合う焦がしネギがまた絶品。100ラーメンを頼むなら焦がしネギは必要不可欠に思います。
お馴染みのサッポロめんフーズの少しウェーブのかかった低加水の細麺は濃厚なスープと相性バッチリ。
ネチッとした食感がゆえにスープを噛んでるような感覚になり、この奥深い味わいを楽しむことができます。
今日も今日とて文句なしに美味かった。
がんこラーメンばんざい!
通い続けます。
ごちそうさまでした
2022/12/15 更新
2022/11 訪問
恐ろしい程あん肝が凝縮された唯一無二の味噌ラーメン
家元引退後も唯一無二の変わらぬ味を守り続け、変わらぬ大行列を作り続けている元総本家。
店頭で家元の姿を見れなくなったことは寂しいが、ここのラーメンがどうしようもなく美味しくて他では決して代用がきかない以上、こちらには通い続けるしか選択肢はないのである。
本日は前日のあん肝SPを味噌ラーメンで提供するという。
がんこの味噌は提供頻度が少なくてレア。
私も食べたことがない。
それだけに毎回大行列と聞くがどうしても味噌に初挑戦したくて本日は大行列覚悟で四ツ谷の地に飛び込むことにした。
日曜日9:50到着で外待ち約40名
2階の通路を折り返して真ん中くらいまで並んでいました。
こりゃ凄いですね…。
1時間40分待ち、11:30に入店となりました。
本日の注文
あん肝味噌ラーメン¥1,500
悪魔肉¥200
コーン&バタートッピング¥150
何度もがんこのラーメンを食べてきましたが、味噌は初。
そして本日の具材であるあん肝は鉄板中の鉄板食材。心から楽しみです。
さっそくいただきます。
ガツーンとくる超高濃度のあん肝スープ。
あん肝の旨味をまるまる液体にして飲み込んてるかのよう。
キレのある味噌は濃厚なあん肝のスープをしっかり受け止めて調和しています。
あん肝と味噌って合いますね。
いやーそれにしても美味い…というか凄い(笑)
こんなにもあん肝を堪能させてもらえるとは。
スープのそこら中にあん肝の欠片が散りばめられていて、最初から最後まで口の中はずーっとあん肝味でした。
なんという幸せか。
ただ、塩気も超ド級。
がんこはそもそも塩気が普通のラーメンより強いことで知られてますが、今日のあん肝味噌はこれまで食べてきた中でも1,2を争うしょっぱさでしたね(笑)
トッピングのコーン&バターは味噌の定番アイテム、合わないわけがない。
抜群に美味しかった。
あん肝はやはり鉄板。凄すぎました。
ごちそうさまでした
2022/11/26 更新
2022/09 訪問
まさにレジェンド。旨味が凝縮された至高の醤油ラーメン
やはりがんこのラーメン力は凄まじい。
家元が引退してからなんとなく足が遠のいてしまっていたが、つい3日前に家元引退後初の訪問をしてみたところ変わらぬその美味しさに再び惹き込まれてしまい、我慢できずにもう来てしまった(笑)
これが唯一無二の味を持つがんこの凄まじさ。
ラーメン界の最高傑作である一杯を後世に残してくれたのだ。
さすがレジェンド。ばんざーい
平日9:40到着で空席1つ、待ちなく入店。
待ち無しは初めて!(笑)
私が食べ終えて店を出る時には8人待ちになっていたのでかなりズバビタのタイミングだったようです。ラッキー!
本日の注文
上品醤油¥1,100
先日は100をいただいたので、今日は家元引退後初の上品をいただきます。
凝縮された濃厚な旨味とキリッと塩気がたったカエシの組み合わせ。
物凄く濃い出汁感なのに雑味はなくとてもクリアなスープ。
旨すぎる!
具材に関しては詳細不明ですが、動物は牛骨(鶏も使ってるのかな?)、魚介、煮干、その他乾物類などなど様々な食材を使っているらしーです。
他のラーメンに比べてかなりしょっぱめになってるのは間違いない。
ただ、しょっぱいと感じさせない、旨味が凝縮されたスープなのです。
軸は動物(牛骨)なのかな?
魚介っぽい旨味も絶えず顔を出しているのでなんとも言えませんが奥深い味わいですね。
本当に凄いスープ。
間違いなく醤油ラーメンの1つの完成形です。
ごちそうさまでした
2022/10/12 更新
2022/09 訪問
受け継がれた伝説。唯一無二のラーメンをまだまだ食べることが出来そうです
ラーメン界のレジェンド一条安雪氏引退から5ヶ月、初めて家元引退後のがんこ四谷に来ることができた。
わかりきっていたこととは言え家元引退のショックでがんこから足が遠のいていた。
Twitterやら友人からの情報で後を継いだ後藤氏は変わらぬ味を守り続けているという評判は聞いていたし、そもそも家元が太鼓判を押していたようなのでこれからもがんこのラーメンが食べられるということはわかってたのだが、なんとなく気持ちが追いつかずにいた。
久しぶりに気持ちのいい晴れ空となった日曜日。
ようやく久しぶりのがんこに来ることができた。
日曜日9:05到着で外待ち21名
本日の注文
北寄貝SP¥1,400
悪魔肉¥200
焦がしネギ¥150
後藤氏が弟子を取ったというのは知ってましたが厨房には後藤氏以外に2人立っております…
弟子二人も取ったのかな?
目の前には以前と変わらない匂いとビジュアルの丼が運ばれてきました。
さっそくいただきます。
久しぶりだったこともあり思わず唸ってしまう。
旨いなぁ
濃厚なスープは旨味が幾層にも重ねられたとても複雑で奥の深い味わい。
一体どうやったらこんなスープが出来上がるのだろうという多重構造。
まさしく唯一無二。他では絶対味わえないスープです。ほのかに甘味が支えているのがまた後を引きます。
家元の作り出した唯一無二の味をしっかりと引き継いでいただけたことにただただ感謝。
国の伝統文化としていつまでも大切に残して欲しいスープ。
大満足でした。
今後も足繁く通います。
ごちそうさまでした
2022/10/10 更新
2022/04 訪問
絶対的レジェンド★引退間近とのことですが、果たしてこの味は受け継がれるのだろう…
ついに出されたレジェンドの引退宣言…
がんこの味は受け継がれるのだろうか。
他では味わうことのできない圧倒的な唯一無二のラーメンを提供するがんこの総本家もついに家元が引退宣言。
明確な引退時期は発表せず徐々にフェードアウトしていくらしい。
最近は仕込みには携わっているものの店頭には立たないことが多くなったとか。
また、お弟子さんの後藤氏の腕はもう十分にご自身と同等だと評価されているようである。
家元の引退は悲しいけれど、この味が受け継がれてくれるのはとても喜ばしいことである。
今日も唯一無二の旨味の海に飛び込みたくなり四ツ谷三丁目へ向かう。
土曜日10:25到着で22名待ち。
ちょうど1時間待って入店となりました
本日の注文
雪¥1,100
さっそくいただきます。
一口スープを飲んだだけで旨味の大渦の中に飲み込まれていきます。
どこまでも深い旨味の層。
いろいろな味がとめどなく押し寄せてくるこの幸福な感覚、がんこでしか味わえない体験です。
最後にふわっと甘味が出ているのも後を引きますね。
今日の具材がどんな構成なのか不明てすが、今日はいつもより少し煮干が効いている感じがしました。
今日も今日とてサッポロめんフーズの硬め細麺が唯一無二な濃厚スープを引き立てます。
硬めなだけてはなく独特な噛みごたえがあって、麺に絡んだスープも一緒に噛んでいるかのような感覚になります。
これぞ幸せ。
スープが強すぎるのでチャーシューや悪魔肉は脇役という感じですが、いずれもクオリティは高く箸が進みます。
今日はTwitterで告知されてましたが、玉子が半熟のトロトロでした。
家元が完全に引退した場合、こちらの四ツ谷のお店をそのまま後藤氏が継ぐのだろうか?
確か後藤氏は茨城あたりから通ってるらしいので、家元が引退したらこちらは閉めて茨城方面に店を構えるのだろうか?
がんこのラーメンが食べれなくなるということは私の人生の幸福度が間違いなく下がるということなので、とにかく今後の動向が気になります。
とりあえず今日も美味しすぎました。
ごちそうさまでした
2022/04/22 更新
2022/01 訪問
2022年もラーメン界の生けるレジェンドが食べられる幸せ
2022年のがんこ初め。
他では絶対に味わえない圧倒的唯一無二の味を誇るがんこ。
この味に一度惹き込まれたら絶対に離れることはできない。
本物のラーメン界の生きるレジェンドである。
正月が明けて最初の週末、居ても立っても居られないがんこ衝動に駆られ、2022年初のがんこに向かう。
土曜日9:15到着で外待ち24名。
本日の注文
ミル貝の不純¥1,300
2022年初のがんこをさっそくいただきます。
うーんこれ!これを求めておりました。
幾層にも味が重なる複雑なスープ。
濃厚で強い塩気、深い旨味にまろやかな甘み、とにかく色んな味がする圧倒的唯一無二のスープに今日も惚けてしまいます。
本当に美味いなぁ。
いつもより少し磯っぽい風味が感じられましたがこれがミル貝によるものなのかな?
サッポロめんフーズの硬め細麺がやはり美味い。
スープとの絡みが抜群で、唯一無二の圧倒的パワーを持つこのスープを引き立てます。
噛み応えがあるのがまたいいんですよね。
やはりがんこは最強。
早めに食べ初めが出来てよかった!
今年もお世話になります。
ごちそうさまでした
2022/01/13 更新
2021/12 訪問
賄い悪魔。その名の通り恐ろしいしょっぱさだが、それ以上にとにかく旨い!これこそがラーメンレジェンド
生ける伝説、一条流がんこラーメン総本家。
圧倒的唯一無二のラーメンは多くのラーメンファンを魅了している。
そんながんこの中でも特にカルト的人気の高いラーメンが本チャンの悪魔。
ただでさえ濃厚で塩気の強いがんこのラーメンだが、それがさらに濃厚でしょっぱくなっている、がんこ素人お断りだというまさに悪魔的な一杯。
少し前に初めて食べて虜になってしまった。
本日はそんな本チャンの賄い悪魔が食べられるらしーと聞き無理やり時間を作って訪れることになった。
平日10:28到着で先客14名
本日の注文
賄い悪魔¥1,400
今日は家元が悪魔を頼むお客さん一人一人に、悪魔は何回目ですか?と聞いてます。
その回数によってタレの量を調整するみたいです。
私は正直に3回目と回答。
さっそくいただきます。
うぉーこれこれ!強烈なしょっぱさだが、スープの持つ複雑でド級な旨味と合わさって、しょっぱさを嫌に感じさせない。
むしろ、このしょっぱさありきでこのラーメンは完成されてると思わされてしまう。
凄すぎる、がんこは偉大すぎる。
過去2回食べた悪魔よりは少し味の感じが違くて、タレ感が前に出ている印象を受けました。
なんだろう同じ賄い悪魔だから作りは全く同じだと思うのですが…。
そしてがんこと言えばのサッポロめんフーズの硬めの中細麺。これがホントにこの濃厚スープとの相性がバッチリすぎて、麺をすする手が止まらない。
最後スープを飲んでると家元から、3回目の悪魔はどう?と声を掛けていただいたので、最高に美味しかったことを伝えたところ、「これはね、まだ美味しい悪魔なんだよ。ホントの悪魔はもっと全然凄いんだよ!(笑)」と仰ってました。
なるほど、3回目じゃまだまだタレの量は正真正銘の悪魔には全然及ばないのね。
本物の悪魔って一体どれだけしょっぱいのだろうwww
また来ます!
ごちそうさまでした
2021/12/29 更新
2021/11 訪問
レジェンド曰く、25年振り。ネギ油かけラーメン
言わずと知れた生けるラーメンレジェンド、一条流がんこラーメン総本家。
圧倒的唯一無二のこのラーメンに魅了されたラーメン好きは数え知れないだろう。
そんなラーメンレジェンドがこの日25年振りの一杯を作るという。
行かないわけにはいかないのだ。
平日10:12到着で待ち32名。
二階の廊下中腹くらい。
あちゃー、予想していたけどこりゃすげぇや。
がんこは回転の早さにも驚かされるが今日はいつにも増して早い!!
32名待ちだが1時間20分待ちで入店出来ました。
素晴らしい。
先日食べた、今一番東京で話題のラーメン、嶋は29人待ちで3時間並びましたからね。
旨かったけど。
本日の注文
Wカキ上品スペシャル¥1,400
Wカキとは剥き牡蠣と果物の柿を使っているからだそう。他にも定番の丸鶏なども使っているそう。
そして今日はネギ油かけラーメンだとか。
25年ぶりってのはWカキというスープのベースの話ではなくネギ油かけがってことなのかな?
よくわかりませんがとにかく楽しみです。
配膳直前にネギ油が丼に注がれます。
ジュワッというなんとも垂涎モノの音。
さっそくスープをすすります。
グッとくる強烈な塩気と共にこれでもかと言うほど一瞬で広がる磯の香りをまとった牡蠣などの圧倒的な旨味。
旨すぎるだろこれ…
あまりの旨さに一瞬ボーッとしてしまいました。
これほど旨味が強烈な塩ラーメンをかつて食べたことがあっただろうか。
強烈な塩気と旨味を持つスープに、お馴染みのサッポロめんフーズの硬め細麺が絶妙にマッチしてもはやただのご馳走。
ラーメンが当たり前に高騰化した今でも、ラーメンで1,400円は高いよという意見は多く耳にするし、言いたいことはわからなくもないけれど、これを食って同じことを言う人は果たしているだろうか。
さすがレジェンドのラーメン。
至高でした。
今まで食べた塩ラーメンで1,2を争うなこりゃ。
ごちそうさまでした
2021/11/22 更新
2021/10 訪問
その名も「賄い悪魔」。レジェンドが作る破壊的な旨さと濃さの逸杯
唯一無二、圧倒的存在感のラーメンを作る一条流がんこラーメン総本家。
言わずと知れた東京ラーメンレジェンドである。
恐ろしい程の中毒性で、熱狂的信者を多く持つラーメンであるが、その中でも特に飛び抜けた中毒性を持つ、ラーメンがあるという。
その名も、本炊き賄い悪魔。
名前からしてヤバすぎる。
とんでもなく濃厚らしい。普段からがんこのラーメンを食べてる方でも悪魔未経験者はキツイかもしれないらしい。
一体どんなラーメンなんだよ…
本日は約半年ぶりに本炊き賄い悪魔をやるという。
気になって気になって仕方ない。
悪魔に出会いに四谷三丁目へ向かう。
平日11:00到着で、先客25名
ここは回転が早いのが嬉しい。
ちょうど1時間待ちで入店となりました。
本日の注文
賄い悪魔¥1,300
店内はいつも以上に濃厚な匂いがしています。
さっそくいただきます。
なんじゃこりゃ?!
ガツンと頭を殴られたかのような衝撃。
めっちゃくちゃしょっぱい。
こんなしょっぱい食いモンあんのかってくらいにしょっぱい。
しかし、めっちゃくちゃ旨い!
濃厚な旨味が、受け止めきれないほどに一瞬で身体に流れ込んでくるような感覚になります。
凄い、凄いなこのラーメンは。
とてつもなくしょっぱい、だから数口食べたらもう疲れてしまいそうなはずなのに、むしろ食べ進める内にもうしょっぱさが気にならなくなっていました。
生ける伝説だからこそ為せる技か。
今まで食べてきたラーメン史上1番の衝撃を受けました。
ただただ圧倒されました。
ものすごく美味しかったですが、どっちが好きかと言われれば通常の方を選ぶかな。
なんにせよとても良い経験が出来ました。
ごちそうさまでした。
2021/10/26 更新
2021/09 訪問
唯一無二のラーメンを求めて今日も四谷三丁目へ向かう
唯一無二の味と聞いて真っ先に思い浮かべるのが一条流がんこラーメン総本家。
とてつもなく旨いラーメン、個性的なラーメンは世の中に数あれど、がんこほど強烈なインパクトを持ったラーメンはないように思う。
もちろん変わり種的なもので強烈な個性を放つラーメンは他にもあるが、がんこの唯一無二性は「ラーメンを極めたもの」と言えるその圧倒的な旨さにも由来する。
いつ引退してもおかしくない、そして系列の店は数あれ現在のがんこのラーメンを受け継ぐ店がない今、チャンスがあれば出来る限り食べておきたいお店だ。
更に、つい先日、家元が頭から転倒して頭と腕から流血をする怪我をされたとのこと。
大事に至らず本当に良かったが、とにかくいつ家元が引退する決意をしてもおかしくないのである。
家元が怪我から復帰して3日目の営業日。
平日10:40到着で44名くらいかな?行列は2階奥まで。
やはり家元の怪我で皆さん早く快気祝いをしたいのやら、不安でソワソワしたいのやらなんでしょうね。
平日でこれほどの並びは初体験です。
あとは平日には珍しいスペシャル仕様というのもあるのかな?
しかしがんこは回転が早い。
1時間40分待ち、12:20に入店となりました。
本日の注文
毛蟹10kgスペシャル¥1,300
そう、本来スペシャルは土日ですが、今日は平日にもかかわらずスペシャルなのです。
あいも変わらず濃厚で魅惑的な匂いを放つスープ。さっそくいただきます。
あー旨い、呆れる程に旨い。
そして何度食べてもその唯一無二の独自性に心から魅了されてしまう。
甲殻類、特に蟹の日はいつもより濃厚で重厚感のあるスープに仕上がってる気がします。
今日は特にパンチありますね。
一滴一滴が至宝とも言える幸せなスープを噛み締めつつ、このスープと相性抜群のサッポロ麺フーズの硬め細麺を啜り上げればそこは極楽浄土。
間違いなくラーメンの究極の1つの形でしょう。
そしてこの味には恐らく誰も辿り着くことはないのだろう。
ラーメンが好きな人には是非一度体験して頂きたい唯一無二の領域です。
ごちそうさまでした。
2021/09/27 更新
2021/08 訪問
超々希少。ウミガメのラーメン
自分の人生でウミガメを食べることがあるなどとは想像もできなかった。
私が虜になっている一条流がんこラーメン総本家。
圧倒的存在感、唯一無二の超濃厚ラーメンを出す言わずと知れたラーメンレジェンドである。
家元(このお店は店主をそう呼ぶ)の年齢からして、いつ引退してもおかしくない状況のため、行ける時に行っておきたい、少しでも多く体にこの味を刻み込んでおきたい、強くそう思わされる店だ。
そんながんこの前日のブログで強烈に興味を惹かれる告知があった。
今週の日曜スペシャルはウミガメのスープだという。
ウミガメ…だと…
そもそもウミガメって色々な意味で食べられるものなのか?
何やら家元のブログによると、ワシントン条約で規制されているため通常は食べることなど出来ないらしーのだが、小笠原の先住民にはそれが許されているらしー(おそらく条件付きではあると思うが)。
超超レア食材じゃないか。
家元のこだわり、そしてコネクションはすさまじい…。
日曜日8:55到着で開店待ち約25名
並び位置は階段真ん中あたりになりました。
今日も回転は早くちょうど1時間待ちで入店となりました。
本日の注文
ウミガメスペシャル¥1,500
運ばれた丼にはいつもと変わらぬ色合いのスープに見慣れぬ物体が目に付く。
なんか黒っぽいプルップルのものと、ホルモンのような切れ端があります。
部位は不明だがウミガメの身、ということで間違いなさそう。
まずはスープからいただきます。
おぉ〜旨い、とにかく旨い!がんこのラーメンは至高だ。
ただこれがウミガメの味だ!ってのは正直よくわからず(笑)
いつもどおり複雑怪奇な何層にも重なった旨味、そして今日はキレがあって奥底にまろやかさも感じられる。
とりあえずこれがウミガメの力なのだろうか。
お次は気になっていたウミガメの身。
プルップルの物体はコラーゲンの塊みたいである。臭みはなく苦味のない肝のような味わいでなかなかの美味。
ホルモンのような身も美味しい。
これは見た目通り食感もホルモンに近いがやはり臭みはなく美味しくいただけました。
改めてがんこの偉大さ、別格さを思い知った。
唯一無二という言葉が最も似合う、正真正銘のレジェンドですね。
いつ引退してもおかしくないのは寂しいことですが、やってる内は行ける限り行きたいですね。
ごちそうさまでした
2021/08/05 更新
2021/07 訪問
老いることのない探究心。進化するレジェンド、雪ラーメン
1日でも長くお店を開いてほしい、多くのファンが心からそう願っているであろうラーメン界のレジェンド。
そんなファンの願いを他所に店を閉めるどころか更にラーメンを進化させた。一条安雪氏はまさに人間国宝級のラーメン職人である。
今までの100ラーメンに酒粕を加えた新ラーメンは一条安雪氏の文字を取って雪ラーメンと名付けられた。
6月から提供を開始して、一度食べに行ったのだが、まさかのトラブルで急遽、麺が近所の製麺所の中太麺(本来は硬め細麺)で提供されるという悲運に見舞われてしまっていた。
今回はリベンジのつもりで四谷三丁目へと向かう。
平日11:10到着で待ち4名。
ラッキー!こんな空いてるのは初めてかな?久しぶりに傘のいらない空模様だったので1時間待ち覚悟でしたが運が良かったです。前回の悲運の反動だろうか(笑)
本日の注文
純正雪ラーメン¥1,100
あいも変わらず説明不能の唯一無二の味わい、超濃厚で複雑な極上の1杯。
旨すぎる!
一体どーやったらこんなスープが出来上がるのだろうか。
前に食べた時も思ったが雪に変わり酒粕が加えられたことで甘みが増したと思われます。
これだけ濃厚で更に甘みが加わったのに全くクドさを感じずに食べ進めることが出来ることに思わず感動してしまいます。
そして前回があまりにもショボい麺だったこともあり、改めてサッポロ麺フーズの良さを実感しました。
やはりこのスープにはこの麺しかありません。
家元のブログを見る限りだと、昔からの常連さんは雪より前の100ラーメンの方が良いという声が結構あるというようなことが書かれていますが、個人的には難しいところですねー。
確かに熱狂的常連さんのように週に何度も通うとなると甘みがない方が良いように思うというのも想像できる気はします。
ただ、現時点で個人的にはこの雪ラーメン、ただただ旨いとしか言いようがありません。
今日は七夕。
1日でも長くこのラーメンが食べられますようにと願いをかけ完飲完食。
ごちそうさまでした
2021/07/07 更新
2021/06 訪問
新生「雪」ラーメンは唯一無二のがんこを更に昇華させたまさにレジェンド!!※本日麺のアクシデントあり
言わずと知れた東京ラーメンレジェンド、一条流がんこラーメンが今週から新しくなった。
80歳になる店主(通称家元)はブログでたびたびいつ引退になるかわからないというような事を呟いていたが、ここにきてまさかのスープのマイナーチェンジ。
ラーメンに命を賭けた男は幾つになってもその進化を止めることはないということだろう。
新しいスープはこれまでの100スープの具材に酒粕を加えたもので、その名も「雪」。
先日のスッポンや毛蟹ベースの日曜スペシャルで初めて酒粕入りを食べたらめちゃくちゃ美味しかったので、新生「雪」の純正を早く食べたくて無理くり仕事を調整してやって参りました。
平日9:55到着、外待ち18名
今日も回転早く、10:33入店となりました。
本日の注文
雪¥1,100
今日がリニューアルから3日目、これまで¥1,000だったラーメンは¥1,100に価格改定されました。
100ラーメンだけでなく、上皮もマイナーチェンジされたようで同じく¥1,100に価格改定されております。
そしてここでなんとアクシデント!
トラブルでいつものサッポロめんフーズが届かず、麺切れのため急遽近隣の製麺所(製麺店?)に買いに行かれたそう。
更に製麺所にもがんこが求める細麺が売切れで、店にあった中では1番細い麺、という何とも言えない麺が登場です(笑)
気を取り直して。
生まれ変わったがんこのデフォルトラーメン「雪」が提供となりました。
まぁもともとの100スープに酒粕を加えただけなので当然見た目には変化はありません。
(もちろん麺は別)
まずはスープをいただきます。
旨い!うまーい!!
やっぱり酒粕が加わったことで甘味が追加されたのですが、まろやかなとてもスッキリした甘味なのでがんこ本来の濃厚で複雑な旨味を阻害することなくプラス要素だけを与えています。
「雪」ラーメンはこれまで完成形と思っていた唯一無二の「100ラーメン」を更に進化させた恐ろしいものでした。
しかし、今日に限っては麺が残念!w
この麺が提供されることは二度とないでしょうからなんの参考にもならないでしょうがスープとの一体感がまるでなく、ややかん水臭さみたいなものが残る麺でした。
新生「雪」をもう二度とないであろう唯一無二の形で食べることが出来たのはいい思い出になるのかな?
何事もポジティブに!
ごちそうさまでした。
2021/06/10 更新
2021/06 訪問
全身を駆け巡る衝撃!旨味爆発唯一無二のラーメン。(100スープに酒粕が加わることになりました)
恐ろしい中毒性を持つがんこラーメン。
前回のがんこから1ヶ月以上空いてしまった。
確実に禁断症状が出始めている。
早くがんこのラーメンを食べてこの禁断症状を鎮めねばならない。
朝のうちに用事を済ませ四谷三丁目に治療に向かう。
日曜日11:40到着で外待ち30名くらい?
自分が階段7人目でした。
おー今日は特に回転早いかも、ピッタリ1時間の12:40入店となりました。
本日の注文
スペシャル(毛蟹+スッポン+丸鶏+酒粕)¥1,500
この1週間くらいでマイナーチェンジしたみたいです。
100スープには酒粕がデフォルトの材料として加えられ、来週からはその名を「雪」と改名し、値段もこれまでの1,000円から1,100円に改定されるようです。
もう引退が迫っているようなことをブログでほのめかしながら新しいスープの開発をしてしまうとは、さすがはレジェンドです。
ここ数日で加わった酒粕もですが、スッポンも初めて。さっそくいただきます。
衝撃!身体中から歓喜の声が一斉に上がるかのような衝撃!
旨すぎる…
いつもながら濃厚で複雑な旨味の博物館とも言える味わいに、まろやかでスッキリした甘みが加わり厚みが更に増した感じ。
これが新スープに加えられた酒粕によるものなのかスッポンによるものなのかはわかりませんが、とにかく今日はいつにもまして旨い。
やはりがんこは最高です。
唯一無二、絶対にここでしか味わえないラーメンです。
しかしそれがゆえに将来的なことを考えてしまいます。
がんこの看板を掲げる暖簾分けされたお店は複数あるけれど、四谷三丁目の地で生まれた100ラーメンを引き継ぐお店はないのです。
家元の引退、それは今のこのがんこのラーメンが2度と食べられなくなることを意味するのです。本当に唯一無二のラーメンですね。
少しでも長くお店を開いていただけることを願ってます。
ごちそうさまでした。
2021/06/06 更新
2021/05 訪問
剥きガキ10キロスペシャル★濃厚でキレのある旨味抜群の一杯
GW2日目、日曜日9:30到着で待ち16名
回転が早く10:00入店となりました。
私の後から並びが急にゆるやかになり、私の退店時には並び一桁になってました。
家元と常連さんが会話をしていましたが、毎年GWは最終日とその前日以外は空いてるらしい。
本日の注文
剥きガキ10キロ(前日の赤貝スペシャルベース) ¥1,400
赤貝は食べたことあるがカキは不純でしか食べたことがなく、スペシャルは初めて。
おぉー旨い!
いつももちろん旨いけど、今まで食べた中でベスト3に入るかもってくらい旨い。
いつも通り濃厚でコクの強いとても深みのあるスープ。そして今日はなんだかキレがある。
濃厚で塩分の強いスープなのにスッキリしてるというかキリッとした感じがいつもより強いです。
出汁感がいつもより強いのか旨味がはっきりしてるのかもしれません。
コレがカキ出汁の為せる技なのかな?
とにかく旨かった!
やはりがんこは最高です。
ごちそうさまでした。
2021/05/02 更新
2021/03 訪問
日曜スペシャル鮟鱇ラーメン★鮟鱇の出汁と甘みが加わった濃厚スープに舌鼓
前日の大雨とは打って変わって気持ちのいい晴天で迎えた日曜日の朝。
こんな日は美味しいメシを求めて家を飛び出したくなるもの。
さてどこに行こうかと色々考えたり調べているとこちらのブログで今日のスペシャルは鮟鱇だということが発覚。
大好きな鮟鱇ががんこのラーメンで食べられるなんて。
さっそく四谷三丁目に行って参りました。
日曜日11:40到着、待ち25名くらいで階段まで列が伸びてます。
相変わらず回転は早く、55分待ちの12:35に入店とな りました。
注文は日曜スペシャルの鮟鱇ラーメン¥1,300
さっそくスープからいただきます。
いやー旨い、旨いなぁ。
いつもの100ラーメンに鮟鱇の味がしっかり加わりちょっぴり甘みもプラスされた感じです。
本日のがんこはキレのある濃厚スープと言うより、まろやかさのあるまったしりた濃厚スープと言う印象を強く受けました。
この辺は鮟鱇ゆえになのかな。
スープには細かくなったあん肝の欠片がそこら中に散りばめられていて凄まじいお得感もあります。
そして濃厚スープに負けない、安心のサッポロ麺フーズの硬め細麺。
濃厚スープを身に纏ったズルズルと啜りやすい硬めの麺の歯応えはとにかくクセになってしまいます。
がんこの鮟鱇ラーメンなら旨いに決まってるとこちらに足を運んで大正解でした。
文句なしに美味しいラーメンを楽しむことが出来ました。
また来ます。
ごちそうさまでした。
2021/03/14 更新
2021/01 訪問
出汁の強い醤油ラーメン
2021年の年始は引きこもることから始まった。
もちろん外食もなし。
仕事初めの日に外食初めじゃい!と意気込んでいたら会社から取引先周り以外は完全在宅勤務との指示が出される…。
本日1/6ようやく外周りがあり待ちに待った外食となりました。
行き先が新宿だったこともあり、今年は去年ハマりにハマったがんこからスタートです。
平日9:45 21人待ち
入店は10:30となりました。
今日は大盛況で常に階段まで列が伸びてました。
緊急事態宣言を危惧して最悪しばらく食べれないなら今の内に、ということでしょうか。
注文は上品 紫(醤油)¥1,000
ここのラーメンの名称はとにかく変わっているし、店内に何も書いていないのでわかりづらいが、上品とは清湯スープのラーメンです。
最も人気のある定番の100ラーメンがひたすら炊き込んだ超濃厚で濁ったスープであるのに対し、上品は透き通ったスープになります。
私にとって2度目の上品。初めて食べたときはとにかく濃厚な100や限定スペシャルとの違いに戸惑いはしたものの、凝縮された出汁の旨味がなんともクセになると感じました。
魚介と恐らく動物も混ぜ合わせた出汁がベースで、それが透き通っているスープという見た目以上に濃く出ており、その出汁の強烈な旨味に負けないやや塩気強めの醤油のカエシ(塩ラーメンもあります)が融合した1杯というのが私の初体験の時の印象でした。
が、今日の印象は少し残念…
薄い。出汁が効いてるのは間違いないがここまで薄かったっけ?という拍子抜けの味加減。
実は私が入店した時に常連さんと思われる方が家元に今日の上品薄いよって言っておられたのです。
しかし家元がすかさず自信満々にそんなことないよと断言していたので、特に不安もなく上品を頼んだのですが、私の感想も「今日の上品薄い」に同じでした…
しかし、失敗した時は失敗したとブログにも書きお客さんにもちゃんとお話する家元が薄いことはないと断言したわけです。
もしかしたら前回食べた私の上品初体験がいつもより濃かったのか??w
ひとまず確認の意味を込めて上品再チャレンジしたいですね。
ごちそうさまでした。
2021/01/09 更新
2020/12 訪問
日曜スペシャル 夜光貝ラーメン! 一体夜光貝とは?
夜光貝というあまり聞き慣れない食材。
何やら日本では主に沖縄で採れる貝らしく、ちょっとした高級食材らしい。
もちろん食べたことがないし、一般的にどのように料理されているのかも知らない。
そんな珍しい食材の初めての実食はラーメンという形になった。
日曜日、9:40到着で待ち13名。
がんこの日曜にしては空いてる方なのかな?昨日土曜日のスペシャルが結構な並びだったとネットに情報があったのでもしかしたら夜光貝はがんこの人気食材ではないのだろうか。
入店は10:20となりました。
本日の夜光貝スペシャルは並盛¥1,500
店頭に今日の素材である夜光貝が置いてありましたがかなり大きい貝なんですね。
一体どんな味がするのか楽しみです。
いつも通り濃厚で複雑、そしてこれががんこのラーメンだよなという他では食べることのできない味わい。
今日はその中にはっきりと貝の旨味を感じます。
夜光貝を食べたことがないこともあり夜光貝ならではといった感じはなかったが、確かな貝の味を強く感じます。
濃厚でほのかに甘みもありますが、全体的にはすっきりとした仕上がりになっておりとても美味しい。
そしていつも以上に尾を引くと言うか、飲めば飲むほど美味しくてうっかりスープ完飲。それが夜光貝の出汁がゆえかなんなのかははっきり味覚でわかることはありませんでしたが。
ここ最近赤貝や牡蠣など連続でがんこの貝出汁を食べましたが今日の夜光貝が1番バランスよく美味しいと感じました。
夜光貝、普通の料理にしたらどんな味なのか非常に興味深い。
今度夜光貝食べれるお店探して食べに行ってみようかな。
今日もさすがの一杯でした。
ごちそうさまでした。
2020/12/20 更新
2020/12 訪問
希少?!赤貝出汁のラーメン
初訪以来すっかり虜になっているがんこ。
ハズレ(個人的に。そしてハズレでも美味い)に当たることも含めて、独創的で唯一無二の味にすっかり魅了されてしまった。
そんなこの店で今日は赤貝のラーメンを出すという。
赤貝のラーメンなんて聞いたことがない、赤貝と言えば寿司や刺身で美味しい貝という認識で、まさかそれがラーメンになるなんて。
しかもそれをがんこが仕上げてくれるという。
これは行かないわけにはいかない。
土曜日12時10分到着で待ち10名。
30分弱で入店となりました。
本日の赤貝のラーメンはスペシャルメニューのため平日より少し高い価格設定で並盛¥1,400
提供された赤貝のラーメンはいつものがんこと見た目はほぼ同じ。
まずはスープからいただきます。
いつもながらに濃厚且つ複雑で旨味が凝縮されたスープ。
デフォルト(この店で純正と呼ばれるもの)より全体的に優しく塩分も控え目に感じます。
そしてこれが赤貝によるものかと思われるのですがデフォに比べやや甘みがあります。
これだけ濃厚なのにじんわり優しさが広がる美味しいスープ。
気付いたら一口、また一口とスープを啜ってしまう。
好みとしてはデフォの純正100ラーメンの方が好きなのですが、濃厚な中に見え隠れする独特の甘みがとても癖になります。
麺はおなじみのサッポロめんフーズの細麺、硬め。
この麺が細麺ながらスープの絡みがとても良く、硬めなことで濃厚な味に力負けすることもなく本当に美味い。
今やラーメン屋はどこも研究熱心で自分の作るスープに合う自家製麺を出すお店が当たり前になりましたし、それは素晴らしいことですが製麺所の麺も負けてないと思い知らされます。
赤貝のラーメンと聞いて想像していたほど赤貝のインパクトは感じませんでしたが、安定の美味しい一杯でした。
また土日のスペシャルに挑みたいと思います。
メニューによっては信じられない行列になるようで覚悟が必要みたいですが…
ごちそうさまでした。
2020/12/14 更新
一時代を築き上げたがんこブランドを作った偉大なるレジェンドが昨年引退された。
圧倒的な唯一無二の味を誇る家元のラーメンを食べることはもう出来ないのかと絶望しかけたが弟子の後藤氏、そのまた弟子の小池氏が後を引き継いでくれた。
飲食に限らず後継問題が至る所で話題になる昨今。
自分の大好きな物が受け継がれていくことを当然と思わずに感謝しなくてはならないな、としみじみ思う。
ありがとう、ありがとうと脳内で繰り返しながら四ツ谷へ向かう。
平日10:45到着で店内客2名、待ちなく入店。
私の後もポツポツ来店がありますが終始空席がありました。
家元引退後の平日訪問は今回で7回目ですが、今日を含めて内4回が待ち無し。並ばないのはありがたいものの、せっかく承継されたのにちょっと不安になります。
本日の注文
カメノテスペシャル¥1,500
焦がしネギ¥150
カメノテは家元のイチオシ食材でした。
タイミングが合わず家元の現役時に食べることは出来ませんでしたが、ようやくカメノテに辿り着くことができた。
さっそくいただきます。
はぁ〜、思わずため息が出てしまう。
がんこでしか食べることができない唯一無二のスープ。一体どうやってこの味を出しているのか心から気になります。
ただ、今日は全体的に濃度が低めで甘味もほとんどありません。
代わりにダイレクトに来る塩気とどことなく磯の風味があります。なるほど、これがカメノテ出汁なのかな。
そしていつものサッポロめんフーズの硬めストレートの中細麺と濃厚スープの絡みが最高。
小麦の香りだったり食感だったり、昨今の麺は本当に素晴らしい進化を遂げておりますが、そういったものとは無縁のはずのこの麺ががんこのスープには最も合っていると思わずにはいられません。
少し久しぶりだったこともあり若干濃度低めながらやはり素晴らしくウマいと再確認しましたが、お客さんが離れてるように見受けられるのはこのあたりが原因なのかも…。
まあ、私はいつまでも通い続けます(笑)
ごちそうさまでした。