2回
2022/08 訪問
旧邸を改装したグランメゾンでフレンチ。お値打ちのコースでも非常に高い満足感。
2022年8月某日
交際中の方とディナーで伺う。
仕事帰りに先方と待ち合わせて「ラ·グランターブル ドゥ キタムラ」様を訪問。
白壁地区の旧邸を改装した店舗。
外観は当時のまま、内観は広く開放的で上品な白基調の空間。
今回は「ディナーコース(¥9438)」を予約済み。
いちばんお値打ちのコースだけどクオリティの高いコースだった。メイン料理のみプリフィクス。
◯お口取り
・玉葱のキッシュ
・桃の冷製ポタージュと蟹身を浮かべたコンソメのジュレ
↓
キッシュは玉葱の甘みと生クリームのコクの調和が素晴らしい。
ポタージュは桃と蟹という意外な組み合わせをコンソメのジュレがまとめている(気がした)。
◯冷前菜
・カナダ産オマール海老のパンス、石川産甘海老と鮪をあしらった愛知産玉蜀黍のサラダ仕立て
↓
パンスは海老や蟹のハサミ部分。
魚介の甘みととうもろこしの甘みが織り重なったサラダ。
◯温前菜
・愛知産烏賊のラビオリ、ソースヴァンブラン
↓
烏賊のミンチを詰めたラビオリ。
烏賊の旨味を白ワインのソースが際立たせていた。
◯魚料理
・三重産ヨコスジフエダイのポワレ、鮮魚のタルタルを包んだ湯葉のフリチュールを添えて、ソースブールブラン
↓
聞き慣れないけどクセがなく身が厚くて美味しい魚。
こういう白身魚とバターのソースは相性抜群。
美味しいけど崩れやすいタルタルは、湯葉で包み揚げる事でクリスピーな食感がアクセントになった。
◯メイン料理(牛·豚·鴨·鮑の4択)
・北海道産牛フィレ肉のソテー、知多半島特産ペコロスとご一緒に
↓
ミディアムレアに焼かれた厚切りのフィレ肉はとてもジューシー。
(たぶん)赤ワイン主体のソースと合わせると非の打ちどころがない美味しさ。
◯デザート
・オレンジとカモミールのソルベ
・キタムラ特製ガトー
・小菓子
↓
甘味を3回に分けて。
まずはメインのデザートの前に口直しのシャーベット。柑橘とハーブの香りで爽やかな口あたり。
そしてキタムラ特製ガトー。
ワゴンに10数種類のデザートが運ばれてきた。
何種類でも何個でも好きなだけとの事。
下調べで把握していたけど、実際目の当たりにしたらただただ圧巻。
甘い物が好き過ぎるので色々いただいてしまった。
・マチェドニア
・苺とピスタチオのクリーム(だと思う)のタルト
・抹茶のテリーヌ
・フランボワーズのムース
・蜂蜜と杏(だと思う)のケーキ
種類が多いだけではなく、それぞれとても美味しかった。
食後の小菓子まで美味しかった。
・クッキー
・パート·ド·フリュイ
・マドレーヌ
・生トリュフチョコ
◯飲み物
・リアルハニーデラックス(食中)
・カモミールティー(食後)
↓
リアルハニーデラックスは知る人ぞ知る烏龍茶。
茶葉は台湾産の鉄観音。香りや渋みに品があり、肉料理の時は赤ワイン感覚でいただいた。
ちなみにワインボトルに入れて売られています。
カモミールティーは何となくリラックスしたかったから。疲れているのかw
最後にお土産でパンをいただいた。
食中にも出てきて美味しかったので嬉しかった。
メートルドテルらしき方曰く、お店の主(黒猫)に見送られて店を出たw
お値打ちのコースでこれ程のクオリティや満足感を得られたなら、当然他のコースも気になってしまう。
夜は他に4つ、昼も4つのコースがあるので、ひとつずついただいていきます。
ごちそう様でした。
2023/03/27 更新
2023年3月某日
交際中の方とディナーで伺う。
先方より美味しいスイーツのリクエストを承る。
という事で甘味の質·種類ともに充実している「ラ·グランターブル ドゥ キタムラ」様を7ヶ月ぶりに再訪。
今回は「ディナーコース(¥10890)」を予約済み。
メイン料理はプリフィクス。あと単品で生ハムを注文。
◯お口取り
・玉葱のキッシュ
・黄人参のムースと蟹身を浮かべたコンソメのジュレ
↓
キッシュはこのお店のスペシャリテ。
玉葱の甘みとベーコンの香ばしさが食欲を刺激する。
黄人参のムースは、人参と蟹の甘みが絡み合って美味しかった。
●スペイン産イベリコ豚の生ハム(単品注文)
↓
前回気になっていたので注文してみた。
ワインが欲しくなる美味しさ。
◯冷前菜
・石川産甘海老と鮪のタルタル、駿河湾産桜海老のフリチュール、愛知産鮃のマリネをあしらった浜松産スティックセニョールのサラダ仕立て
↓
魚介も野菜も瑞々しくて美味しかった。
揚げた桜海老の香ばしさが良いアクセント。
◯温前菜
・愛知産烏賊と茸のラビオリ、ソースヴァンブラン
↓
烏賊を詰めたラビオリ。
烏賊の旨味を白ワインのソースが際立たせていた。
前回も出てきたけど、この料理は大変美味しい。
◯魚料理
・山口産イトヨリのヴァプール、湯葉を添えて、ソースブールブラン
↓
イトヨリダイの蒸焼き。柔らかくクセのない身、白ワインビネガーとバターのソースで心地よい酸味とコクが加わった。
湯葉は鮮魚のタルタルを包んで揚げていた。
口にすると魚の旨みが溢れ出てきた。
◯メイン料理(牛·豚·鮑の3択)
・神戸ポークロース肉のロースト、可愛いらしい野菜のお花とご一緒に
↓
表面はこんがり、中はしっとりしたローストポーク。
マルサラワインのソースと合わせると非の打ちどころがない美味しさ。
◯デザート
・オレンジとカモミールのソルベ
・キタムラ特製ガトー
・小菓子
↓
甘味を3回に分けて。
まずはメインのデザートの前に口直しのシャーベット。柑橘とハーブの香りで爽やかな口あたり。
そしてキタムラ特製ガトー。
ワゴンに10数種類のデザートが運ばれてきた。
何種類でも何個でも好きなだけとの事。
甘い物が好き過ぎるので色々いただいてしまった。
・金柑のコンポート
・ミルフィーユ(食材失念)
・抹茶のテリーヌ
・フランボワーズのムース
・フランボワーズのタルト
食後の小菓子まで美味しかった。
・(たぶん)塩バターのクッキー
・パート·ド·フリュイ
・マドレーヌ
・生トリュフチョコ
◯飲み物
・リアルハニーデラックス(食中)
・エスプレッソ(食後)
↓
リアル~は台湾産の鉄観音を使った烏龍茶。
前回飲んでタンニンが柔らかくて品を感じるところが気に入ってしまった。
また伺います。
ごちそう様でした。
最後に余談(という程でもない)
帰り際、野良猫("支配人"という名前らしい)の見送りがなかったのが少し淋しかった。