1回
2019/07 訪問
プルマンで、上質な外麦の魅力を再確認
セントルさんには、2014年のオープン当初から年に1度はおじゃましていますが、これまでいつも大行列。
今回、日曜お昼に銀座に行くけれど、30分以内なら並ぶ、それ以上なら次回に、プルマンがあればいいな、と思って小雨の中訪問。
カフェは15名ほどお待ちでしたが、購入の方には待ち人ゼロ。スタッフの方が入口前にいらっしゃり、もしかして全商品完売?と思いきや、イギリスパンのみ完売で、プルマンは焼き立てがすぐ購入できるとのこと!!店内にも先客は1名様だけ。傘をさして、ずっしり2斤で1本の食パンを持ち帰るのをためらう方が多かったのか、昨今の生食パンブームで人気が分散したのか???
国産小麦の強力小麦のゆめちからを使用しもっちり粉の甘みを感じる「角食」は40分後に焼きあがるとのことでした。
レジ前でプルマンの札をもらい、お会計と同時に焼きたての良い香りをふりまくプルマンを入手。ここまでお店到着から1分かかっていません。
てきぱきしたスタッフの方から「レインバッグをかけますが、温かいので湿気がこもらないように、できるだけ早くはずしてくださいね。」とアドバイスをいただいて、お店を後にしました。
国産小麦の普及も大事で、ここ数年レベルが上がり、国産小麦にこだわるパン屋さんも増えてきました。
セントルさんは、いち早く、国産小麦の角食、北米産小麦の角食、北米産小麦の山型イギリスパン、それぞれコンセプトを明確にして製造法も工夫、一つのお店で食パンの「違い」を楽しむことを教えてくださったお店だと思います。
さすがVIRONを大成功させた西川さん、ありがとうございます。
今「生」で食べる、副材料を工夫した甘めの高級食パンブームで、トーストしない食パンの世界も広がりました。
それはたまに楽しんで、私はセントルさんの、上質な外麦の特徴を活かしボリュームたっぷりに釜伸びしたプルマンが好み。
側面の渦巻きを見れば、成型がすばらしいこともわかります。
厚切りにし、トースしてバターを塗って、なめらかなクラストの焼き目も鑑賞します。
さくっと感ともっちりほの甘い粉の感じ両方を堪能できる、口どけのよいプルマン、最高です。ごちそうさまでした。
今後は雨の日狙いでおじゃまするかも・・・。
2019/07/18 更新
雨の日が狙い目、セントル
2019/07/18 更新