tatu8343さんが投稿した馬酔木(神奈川/センター南)の口コミ詳細

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馬酔木都筑ふれあいの丘/とんかつ、コロッケ、創作料理

1

  • 昼の点数:3.9

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/12 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

本当に美味しい“ヒレ”のとんかつに出会えました。

とんかつ、特にヒレかつの美味しいお店を探しています。
先日、川崎で美味しいと言われる老舗に伺い、出会うことが出来ました。
更なる追求をということで、少し遠いのですが、横浜市営地下鉄グリーンラインの都築ふれあいの丘駅という小さな駅にあるこのお店に伺いました。  

12月、平日の12:00丁度に到着。
駅を降り、目的地へと5分程歩いた周辺は住宅街のど真ん中。
白を基調とした四角い建物で、緑(植え込み)、黒(入口周り・扉)、オレンジ色(看板)がコンパクトに配された瀟洒な建物です。
お店の前は3台程が止められる駐車スペースがあります。
隣のお家は同じ作りで、3~4台程の駐車スペースがありますが、他所のお家かも知れません。

店内は小綺麗で、テーブル間隔を広めに取り、余裕があります。
テーブルは4人掛けが、奥の窓側に3卓、カウンターの後ろに1卓、カウンターは1列で4人分の椅子が置いてあります。
この椅子の間隔にも余裕があります。
落ち着いて食事が出来そうです。
この他にも小上がりの座敷があるとの事です。
カウンター越しに見える厨房もステンレスは磨き上げられ、白い壁紙も汚れておらず、清潔感な空間でした。

先客は小さな子供連れの夫婦、2人組の男性、夫婦1組がいます。
追っかけ、一人の男性が来店、私とはカウンターの離れた椅子に案内されていました。
その後も、3人、3人、外人と一緒のビジネスマンが4人等と、行列にこそなりませんが、次々に、丁度良い間隔でお客さんが訪れています。
ここは“都築ふれあいの丘“という小さな駅、且つ住宅地内です。
このお店が町中だったら、大変な行列になっているのではと思います。

女性スタッフからメニューが渡され、“特上ヒレかつ(140g)/2,970円”と“海老フライを2本/715円×2”をお願いしました。
合計:4,400円(税込み)です。
ヒレかつは特上以外に普通(?)もあります。
そちらは“180g”と大きめで、悩んだのですが、ここは“ヒレカツの美味しいお店を探し”と称していますので、特上の方を選んだ次第です。
その代わりに少し、贅沢になりましたが、海老フライを2本追加しています。

お願いして、2~3分でランチョンマットを敷いてくれます。
そして直ぐにキャベツの千切り、ポテトサラダと漬物をランチョンマットの上に置いてくれます。
これはキャベツを別盛りで、先に出してくれるという嬉しいお料理の提供の仕方です。
1) 野菜を先に食べると食後の血糖の上昇が抑えられ、体に良い。
2) キャベツの水分がとんかつに移らない。(衣が水分でベチャベチャにならない。)
3) キャベツがとんかつの衣に絡むこともなく、純粋にとんかつ自体を美味しくいただくことが出来る。(上手な揚りのとんかつの衣に野菜が紛れる。)
4) 客のカツが揚がる前の手持ち無沙汰を解消してくれる。
2重にも3重、そして4重にも健康と精神的ストレス解消に叶う大変嬉しい提供の仕方です。

また、キャベツは“まるで山のようだ。”という表現通りのもの凄い大盛りです。
水分が充分切られており、食べ終わった後の盛り皿には水分の後がありません。
それでいて、パサパサ感は全く無く、苦みもありません。
晒しと水切りに何か工夫されているのではと思います。
漬物は塩気が少なくなっていましたが、柚子の風味が感じられます。
ポテトサラダはシンプルですが、丁寧に作られており、美味しいです。
量はもう少し欲しいところです。

トンカツを揚げるのに少し、時間がかかっているようです。
10分程で、食べ尽くしそうになり、箸を置いて待つことに。

程なく、“ヒレかつ”と“海老フライ“が到着。
美しい黄金色、如何にもパリ、パリッとした食感が伝わってきます。
網の下の敷紙には一点の油落ち染みも見当たりません。
見事な揚げ具合と思われます。
ヒレかつは5ツ、海老は半分に切り分けられています。
ヒレかつの衣が剥がれていません。
衣と肉が剥がれる原因の1ツとして、筋切りとお肉の叩きが甘いとお肉が縮んでしまう事が上げられています。
下処理がキチンと行われていることを証明するが如く、お肉の断面はフックラとして、柔らかそうで、肉汁が薄らと品良く滲んでいます。
しかし、筋切りの刺し跡(?)が気になります。
海老フライの断面も真っ白で、プリプリ感が見えます。
ヒレかつ、海老フライ共に衣が黄金で、花が咲くが如くパン粉が立っています。
一緒に運ばれてきたのはお塩とわさび醤油、そして海老フライ用のタルタルソースです。
お塩はパキスタン岩塩、岩塩と山椒と柚子ミックス、一味とお塩をミックスした3種類です。

前置きが長くなりましたが、漸く一口、「美味しい!!」の一言。
柔らかく、ジューシーです。
これまでにこのようなお肉に出会ったことがありません。
衣を食い破る軽やかなバリッ、バリッ音・・の次に歯はお肉に突き当たりますが、柔らかく、ジューシーで、ヒレ肉特有のアッサリとした旨味が口中に拡がります。
少し、アッサリ過ぎる感がありますが・・・・
山葵を乗せ、醤油に浸けて食べると、アッサリの中に旨味が際立ち、更に美味しくなります。
塩に於いても同様にアッサリ!!旨い!!と美味しくいただくことが出来ました。

海老フライも最初は何も付けずに、衣の美味しさと海老のプリプリ感を併せて美味しくいただきました。
タルタルソースは以外にシンプルで、味を濃くしていません。
揚げ物にはこの方が良いのかも知れません。
海老フライに浸けて、美味しくいただきました。
少し、量が少ないのではと思います。

なんだかんだと食べ方に色々なパターンが有り、ソースの出番が来る前に食べ終わってしまいました。

ヒレかつの140gは少ないのではと思っていたのですが、不足とは思いません。
お客のことを考えた“提供方法”、見事なまでの美しい“ビジュアル”、そして“味”、“食感”に渡り、満足することが出来ました。
そして、感心しました。
遠くまで来た甲斐がありました。
ご馳走様でした。

  • 本日いただいたのは”特上ヒレカツ”と”海老フライが2本”です。

  • キュービックな白い建物です

  • お店の正面:白い建物、緑の植木、黒色基調の入り口に配したオレンジのSignboard

  • 縦格子の奥に黒基調の横板の扉と縦横使い分けのお洒落な入口です。

  • とんかつの店”馬酔木”

  • オズの魔法使いの”ブリキの木樵”みたいなデザイン、メルヘンチックな”ASHIぶーI”

  • ラストオーダは20:30

  • Menu表紙

  • Main Menu:健康に育った杜仲高麗豚/コラーゲン多し

  • 単品、サラダ類のMenu

  • 馬酔木のお取り寄せ!黒毛和牛かつ(希少部位ランボソ:ランプの一部分の部位で⇒柔らかいそうです。)

  • Menu裏表紙:お尻向けてすみませんブー

  • テーブル席です。お客さんが丁度お帰りになり、撮影できました。

  • カウンター上の調味料です。

  • ランチョンマットの上のお箸、お茶、お絞り

  • キャベツ、サラダ、お漬物が先に、健康の理に叶った食べ方での提供です。

  • 大量のキャベツ

  • The Mountain Cabbage are Beautiful  

  • きゅうり、ニンジン、白菜のお漬物です。

  • ポテトサラダ

  • キャベツを殆ど頂いた後のお皿です。余分な水分が出ていない。しかし、キャベツのパサパサ感は無い。”0”

  • 特上ヒレかつ(140g)とエビフライ2尾 Maine View

  • Side View:海老フライ、海老というより鯱です。

  • Top View

  • お塩で食べても美味しい。3種類とも特徴のあるお塩です。

  • お料理が揃いましたが、キャベツは殆どいただいています。

  • 白飯には輝きが有り

  • 脂身は見えませんが、ジットリ旨味が滲んでいます。

  • とんかつカット面のアップ、驚くべきは衣が乖離していない。

  • 山葵醤油でも美味しいです。

  • 海老のカット面が、白くてプリプリ、美味しそう。

  • 海老フライのタルタルソース、美味しくいただきました。

2019/12/28 更新

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