2回
2020/08 訪問
全てのメニューが予想の遥か上だった
注)写真の料理は1品を2人分に取り分けてもらったもので、通常の半分量です。誤解なきよう先に注記させていただきます。
こういうサービスって、チェーン以上のイタリア料理店だと結構やってくれるけどデートや会食のシーンに嬉しいですよね。
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浦和駅周辺に隠れ家的なイタリアレストランがある。位置的には、かき氷の有名店「蔦」と同じ小路に位置する。
…余談だが、この日は暑かったせいもあって蔦には30mほどの大行列が出来ていた。もはや待っているうちに熱中症になってしまいそうだ。空いてる時に行こう。
さてさて、アランチャ・デル・ソーレさんに話は戻りますが17:30の開店と同時に伺いました。入口から入って厨房に突き当たり、さらに右にも通路があってテーブル席が展開されているため、外観の見た目より席数あるんだな、という印象。
テーブルクロスは店名(=太陽のオレンジ)にちなんでオレンジ色です。でも赤とかオレンジって食欲増進効果もあるんですって。←お弁当選ぶ際に調べた
まずはドリンクメニューを1人1部くれた。ラインナップはワインがメインで、ビールも2種類ほど。炭酸水やミネラルウォーターもあるが、現地と一緒でお酒と値段はさほど変わらない。後ほど頼んでみると成程、炭酸水も輸入ものでした。
私は食前酒の欄にあるキウイスプマンテ(スプマンテ+キウイジュース)、連れはソフトドリンクで乾杯。朧げながら価格は600円台中盤だったかな。
コース料理もありましたが、初めてなのと予約していないこともあり、単品注文で様子を見ることにしました。
し、しかし!この後、ついつい美味しくて頼み過ぎてしまい2人で1万円オーバーすることに。その一部始終をご覧あれ。
・突き出し
薄切りのバケットに、溶かしたゴルゴンゾーラへオリーブオイルを数滴垂らした品。軽くペッパーが塗してあってワインに合いそうなやつ!
オシャレなジャブを打ってきたな。ちょっと期待が持てそう。
・鮮魚のカルパッチョ グレープフルーツのソース(1600円)
おや、メニューには白身魚のカルパッチョと書いてあったが、ホタテのカルパッチョが来た。でもこれはこれで…訂正。すごく美味しそう。
プルプルとした鮮度の良いホタテに、カラスミで塩味をプラス。さらにレッドペッパー、複数の香草達がアクセントを添えている。
ソースはグレープフルーツというよりは主体がオリーブオイルでした。
これは定番的だと言う言葉だけでは切り捨てられない、お値段相応にシェフのセンスが光る料理だ。表記と違うあたり、季節にあった旬のものを出しているのだろう。
オリーブオイルの小皿と共に自家製フォカッチャが出てきたが、コレがなかなか良品。見た目に反してしっとり系。パン作りもお上手ね。
・サマートリュフのタリオリー二(2000円)
トリュフの香りがお皿が来た瞬間に香る。その上で食べてみるとバターのコクがあるスープが絶妙な茹で加減(若干固め)のタリアテッレと混ざりあって絶品。こちらはタリオリー二なので、細めの平打ち麺。
余計な味付けがないのに塩味だけでどんどん食が進んでいく。無くなっていくのが惜しくて少しずつ食べちゃうそんな一品です。
これはすごいハイレベル。例えるなら、普通の具材を入れているだけなのにメチャメチャ美味いチャーハンを作る中華の大家的な感じ。
確実に今年食べたパスタの中で1番美味しいと思う。
・ボローニャ風アグーソースのタリアテッレ(1700円)
パスタをもうひと品行ってみました。こちらはミートソースのものをお試しに。うおぉ…赤ワインとじっくり煮込んだ牛肉がすごい深みを醸し出しているよ…!タリアテッレなので平打ちの太麺。こっちも書けず劣らず、程よい塩味が隠し味になって非常に美味。
・牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(2900円)
出たー!同じく浦和で店を構えるカルネジコさんで出てきた、ホロホロの層状剥離するお肉だ!これ食感最高なんですよねー。別角度の写真で分かる通りそこそこの厚みです。
そして肉の下に見える黄色いものは、じゃがいもを主成分としたペーストです。これに付けながら食べることでとてもマイルドな口当たりになります。
お値段はお高めですが、それに全く見劣りしないお味み。
この後、デザートのメニューを出しますか?と聞かれましたがこの時点で満足なのでそこまでに至らず。すべての料理をシェアして頂きましたがドリンク3品もあって、結局コース料理と変わらないお会計に。しかし、今回はお祝いなので良いのだ!
まぁコースもご検討の余地ありですね^^
席の予約という条件で、クーポンを使えばドリンク1杯無料なのでご活用いただければと!
めちゃめちゃ美味かったです。
ごちそうさまでした。
2020/08/24 更新
誕生日のお祝いとして、ディナーコースを注文した際の雰囲気をお届けします。時間が経ったので写真のキャプションメインにて。
舞台はお馴染み、浦和のアランチャ・デルソーレさん。流石のクオリティで料理はもちろん、器も素敵でした。
コースの構成は以下の通り。
・生ハムペーストのクロスティーニ
・前菜の盛り合わせ
・玉ねぎの冷製スープ
・からすみのパスタ
・沖縄黒豚のロースト
・ドルチェ
・紅茶orコーヒー
前菜盛り合わせはどれも美味しく、特に生ハムがMVPでしょうか。
玉ねぎスープは水面を思わせるステキな器に入って登場。
からすみパスタはプチプチ食感&店名を思わせる黄色い大皿を使用。たらこスパゲティの様に塩味は強過ぎずで良い塩梅。
沖縄黒豚は、脂身がまるでブランド牛の様なリッチテイスト。そのおかげで小さく見えて食べ応えたっぷり。あまり大量似合ってもtoo muchな品なので適量です。
上手く構成が纏まっていて流石。
時間を忘れて舌鼓を打ちっぱなしで、お店を後にした頃には想像以上の時間が経過していました。
ごちそうさまでした。また利用させて頂きます。