2回
2020/02 訪問
能登や金沢の食材で創る芸術的なフレンチ
食通の友人が大絶賛していたのを聞いて、
早速予約してみました。
先に到着した友人は、ウェイティングスペースでドリンクを飲んでいました。
可愛らしいインテリア。
シェフが石川県の方なので、そちらの食材を使ったお料理とのこと。
シーリングワックスで封をしてあるメニューも素敵。
◇春の息吹に包まれて
アミューズ
→モチモチのクレープに、春らしい食材を包んで頂くスタイル。これ美味しかった~。
◇幸いなる出会い
真蛸 カリフラワー 黒トリュフ
◇甘美なる憂愁
フォアグラ 海老 イチゴ カカオ
→キャンバスに絵を描くように、シートにカカオソースや海老達を盛り付ける様子がとても楽しい一皿。
カカオソースの甘みとイチゴの酸味、フォアグラの塩味、海老の旨味が合わさって不思議な味~。
◇里山からの贈り物
能登115
→能登115という銘柄の、巨大なしいたけが登場。
茶器にはこのお出汁が注がれ、別で頂きます。
優しい優しい染み渡るお味。
◇南へ走れ、海の道を
クエ、筍、渡蟹
→これもシンプルながら、洗練されていて美味しかった~
◇里山 里海
あんがとう農園大根 発酵海藻バター
→カラフルな大根とエディブルフラワーが華やかな見た目。
お席で、発酵海藻バターをかけてもらいます。
このバターがとっても美味しくて、大根はみずみずしく少し甘く、最高の組み合わせ。
◇そよ風に誘われて
能登牛 堀川牛蒡 コンテ
→メインは牛でした。コンテチーズが良い仕事をしていて、独特の香りが癖になります。
◇橙の華
はっさく パプリカ オリーブ
→こちらもお席で最後にソースをかけてもらえるデザート。
こういうパフォーマンスがあるメニューが多いのが特徴なんですかね。
◇散歩道
グリーンピース ベルガモット
→グリンピースは苦手なんですが、あの青臭さが一切なくて、言われなければグリンピースだとわからない美味しいモンブラン的デザートでした。
◇小さな宝石たち
プティフール
ワインはおすすめのものをお料理に合わせて出していただきました。
店名にもなっている、Azurというワインの巨大なボトルサイズは圧巻だったな~。
デザートは、シャトー・ディケム2008とともに。
至福~。
一緒に行った食通な友人も大満足だったようです。
このレベルでこのお値段のコースは安いと思いました。
ここはリピしたいな~。
ごちそうさまでした。
2021/08/14 更新
2回目の訪問。
終始、前回よりも更に至れり尽くせりなサービスをしていただき、驚き。
石川県の食材を使ったお料理はどれも美味しかったけど、スペシャリテの甘美なる憂愁のパフォーマンスが、コロナの感染防止対策のために省略され、普通に盛り付けたお皿が登場したのが少し残念でした。
でもお味は絶品。
それにあわせて、店名になってるロゼのAzurをいただきました
今回、特筆すべきだったのは鮎。
カリカリの食感が最高で、独特の苦味もスイカやエディブルフラワーと頂くと本当に美味しい。
デザートには、自分で押し出すところてんで
夏を感じました。
⚜️潮騒
鱧、金糸瓜、新牛蒡
⚜️小さな季の恵
アミューズ
⚜️甘美なる憂愁
フォアグラ、海老、カカオ
⚜️枯山水
天龍鮎、ブルーベリー、加賀太胡瓜
⚜️里山からの贈り物
シャンピニオン、軟水、能登塩
⚜️荒波をのりこえて
旬魚、枝豆
⚜️大地に思いを馳せて
あんがとう農園ハーブ、ピスタチオ
⚜️そよ風に誘われて
仔羊、ローズマリー、緑トロ茄子
⚜️ゆらめく微光
西瓜、ヴェルヴェーヌ、フヌイユ
⚜️夏の日の思い出
トウモロコシ、ビーツ、パイナップル
⚜️小さな宝石たち
プティフール
今回も大満足。
また伺いますー!