田中茂雄さんのマイ★ベストレストラン 2018

目の前で繰り広がれた金坂さんの妙技と目を見張るほどの鮨の美しさ
銀座「久兵衛」で10年修業した金坂さん
後日、かねさかのHPを見ていて気付いたのですが、握って頂いたのは金坂さんでした！あまりにきさくな方なので気付きませんでした。とても丁寧で、目に前にいる客全ての状況に合わせてツマミ、にぎりを提供していました。そうだったんだと納得です。
★墨烏賊 酢橘 塩
注：感激のあまり、2貫目の写真は撮り忘れました。

家族の集まりで利用しました。
以前一人で伺った時に頂いた時の白眉であった「いくら」と「車海老」がなかったのは非常に残念でしたが、全体的には満足出来る内容でした。

この日は女性が多い為、握りの少ないコースを頼むつもりでしたが、個室使用料を取らない代わりに15貫のコースになると言われました。食べ切れないといけないのでシャリを小さめでとお願いしましたが、うちのシャリは小さいよと。。。

数年前に来た時は普通だった記憶があるけど。。

家族で語り合いながらお寿司を静かに頂きたかったので、個性の強い久いちさんは避けていたのですが。。。
個室利用が出来るお店って余り無いです。
と言う事での久いちさんの選定でした。

そんな個室利用でしたが、彼の個性の強い大声は個室迄も響いて来ます。(＞＜)
何故か我々が小声で会話になってしまい。。。（笑）

■本日の注文
おまかせ５＠11,000
①の皿
・中トロ～赤酢
・縞鯵～赤酢　若干寝かしてあります。
・鯛
・小肌
・〆鯖　

・お吸い物〜具なしだが、旨味充分でした。此処は説明が欲しなあ。

②の皿
・漬け～赤酢　それほど赤みの旨味を感じないのが残念でした。
・大トロ～赤酢
・カレイ
・雲丹～雲丹は普通でしたが、使っている海苔は良いものを使ってます。海苔の旨味を感じる。
・白いか

③の皿
・甘エビ～叩いて旨味アップ？
・生鳥貝～無茶苦茶甘い。これは今日の白眉。久いちさん、これは採算度外視で仕入れたと自慢してます。
・シャコ
・穴子～軽く炙り外内の食感のコントラストと、穴子自体の旨味を味わせる仕上がりにして、煮詰めが無い。

④の皿
・干瓢巻き　此れは凡庸。

皆、腹が空いている中、久いちさん自ら、一の皿を配膳してくれて、シャリの説明。
「皿の上の2貫が赤酢で他は白酢」
「個室様に柔らかく握ってあります」

更に此処で信じられない久一さんの行動が。。。

食べようとしたら、
私の箸を取り、鮨を食べるレクチャーが始まったのです。(・・;)

今にも食べてしまいそうな勢いに、全員唖然として行動を見守るしかなありません。
幸い一貫も食べられはしなかったが、慌てて食べ出した私がいた。（笑）

個室で家族だけでゆったりのつもりだったのに、、、
彼の独壇場でした。

シャリは赤酢も白酢も美味しいのは流石で、シャリ自体に結構旨味を感じる。好みのシャリです。
個人的に期待していた「車海老」と「いくら」。。いくらは旬を外しているので仕方がないが、
車海老食べたかったです。

握りは小さいのが特徴というが、以前はそんな印象は無かった。
今は確かに小さくなっているが、幸いな事に寿司としてのバランスが崩れていない。
噛むほどに美味しさが増す、ネタとシャリのバランスが良さ。
咀嚼を続ける楽しみが、味わえる握りです。

彼の腕は間違いないが、
問題は声の大きさと、
終業時間の拘りか？
個性がこれ程強くなければ、久いちさん予約が取れないお店になる気がする。

最後に、
支払いを現金で渡した時の彼の笑顔がとても素敵だった。（笑）

帰りにはお見送りいただいた上、
家族写真、7～8枚撮影してくれました。


気配りの御主人の腕の確かさを堪能出来ました。
シャリの大きさから始まり、お椀の出すタイミング、驚いたのはお勘定が終わって帰る時に外まで見送ってくれた事です。お店の中にお客が心配になったくらいです。

一流店のシャリはほのかな暖かさがあって嬉しいですね。お鮨の美味しさのレベルは最高ですが、今日一番の感激はボイルしたてで、暖かい車海老です。暖かさが車海老の甘さを際立たせてくれます。シャリの温度管理からネタの温度に気を使っているレベルが半端ないようです。暖かさのメリハリもとても大事な部分と感じられますね。

今日は生ビールを頂きましたが、日本酒も色々揃えてあり、今日は切れている様でしたが、福井の吟醸蔵として名高い黒龍酒造のお酒があるようで、、、
今度ある時に出逢えたら迷わず飲む事を誓いました。

本日の注文:お昼のおまかせ、追加でカワハギと赤貝
滞在時間:1時間10分

■御通し クラゲの食感が楽しい

■鮃
■鯛
■墨烏賊 柚子塩
■カツオ
■中トロ
■大トロ
■コハダ
■鯖 :塩分強め
■帆立貝
■青柳
★車海老 :直前にボイルしてくれます。肉厚あったかいのが嬉しい。
■いくら :サッパリしています。薄皮二枚処理しているため食べた後に薄皮が全く残りません。大将が薄皮を処理しているのは自分だけだとちょっと自慢気でしたね。
■雲丹 北海道浜中産、養殖なのに甘さがある雲丹です。
■お椀 蜆の味噌汁、蜆の旨味を楽しめます。
■穴子2巻 熱々 表面がパリパリ
■鉄火巻き2、干瓢2、梅紫蘇2

■カワハギ 追加
■赤貝 追加

12,204. 12,000
店主のお見送り

山の上ホテルの伝統と技術が此処に
至福のひととき 京橋編 〜 2代目の技術にただ頷くのみ

昼ランチ No. 1
車海老から締めの穴子天丼まで、感激の連続でした。
追加で注文した生雲丹の値段にも驚き、潮の香りがランチの中で突出しているのにも納得です。
野菜の甘みを極限まで高めた天麩羅に感激してそのジューシーさに唯々驚くのみです。
魚も天麩羅は蒸し料理の極致と感じさせる出来です。

本日の内容は以下の通り。
■突き出しのちりめんじゃこ

■車海老2
■トウモロコシ
■キス
■生雲丹^_^追加
■知多半島のペコロス【小玉ねぎ】
■京都の万願寺とうがらし
■メゴチ
■筑波市のレンコン
■アスパラガス
■穴子^_^天丼で

■しじみ汁
■漬物
■メロンシャーベット

根津での食事は小貫福太郎さんの天麩羅を外せなくなりました。
福太郎さんのそびえ立つ天丼に舌鼓！
はちまきリベンジで、改修前の山の上の天丼チャレンジの前に、福太郎の天丼を食べてみました。

根津神社のツツジを見た帰りに天丼が食べたくなり、お昼少し前に電話して予約です。此処は早い時間帯は比較的空いていることが多く諦めずに電話してみて正解です。

車海老の天丼が食べたかったのですが、メニューを見ると天丼、穴子海老天丼共に、車海老の表示はなく大海老と記載。でも穴子が食べたかったので。穴子海老天丼を注文です。

夜はわかりませんが、昼は店主１人でに営業ですので、サービスとスピードは少し我慢が必要です。
先にお新香とシラスが、シラスを味わい待ちますが、注文した天丼を見て相方もコレは写真を撮らなければと言う出来上がり。

そびえ立つと言った言葉がぴったりの穴子天丼です。曲がらないように切れ目を入れてあり、その技術にも唸ってしまいます。まずは穴子を天丼の蓋に取り落ちないように箸で二つに割ります。先ずは穴子の味見、カリッと揚がっていて、穴子の旨味が凝縮されてます。天丼のたれは少なめにかけてあり、たれを自分で調節できるように、醤油差しの入れ物で提供される気遣いも素晴らしい。

大海老も何処かのバナメイエビと違って噛みごたえがあり、車海老の甘みこそありませんが、正しく私が求める天丼の海老です。舞茸もたれの味が染み込み良い出来、サツマイモは甘く、柚子で香りずけしてあり、飽きがきません。心残りは車海老？コレは山の上の楽しみに残しておきます。

本日の注文:穴子・海老天丼2,300

舞茸
さつまいも
レンコン
大海老2
穴子

川口出現した、江戸前鮨を堪能できる快い空間　～　お好みも自由自在

急遽時間が取れた相方と待ち合わせて、さいとうでの夕飯です。一軒目は電話で断られ、当日ではやっぱり、無理かなって思いましたが、二軒目のさいとうで思わぬ予約可でした。
昼の予約は困難店ですが、夜は比較的取りやすそうです。

待ち合わせで、1Fで待っていると案内板に新しいお昼のメニューが書いてあります。
●雅　2,500 握り８貫+巻物1本
●粋　3,300 握り 9貫+巻物1本
●極　4,000 握り 10貫+巻物1本
●お任せ昼コース　6,000
驚異的なCPを誇っていた川口の「さいとう」も遂に値上げの波にのまれてしまいました。

８時頃入店すると満席ではなく、数席は空いている様です。先客、後客共に常連らしく、対象と談笑しながら摘み、大将にも一杯進呈。夜は皆んなお好みです。

此方、確か握りのコースがあったのでまずは、コースを食べてから追加と。

本日の注文：
生小　500
碧いコース　6,000
⒈真子鰈　一貫目はやっぱり鰈がいいね
⒉縞鯵　脂のって旨い
⒊赤貝
⒋墨烏賊
⒌ボタン海老　甘い
⒍赤身
●玉
⒎小肌
⒏カワハギ　肝のせ　かわはぎは外れがないですね。美味しい。
⒐真鯵　
●アオサ味噌汁
⒑いくら丼・・・新いくらの旨い事。今日の一番か？

⒒縁側
⒓馬糞雲丹
⒔⒕中トロ2貫
⒖キンメ炙り
⒗穴子　貫禄の穴子鮨って言ったところで、旨さが飛び抜けて良いわけでは無かったが、形も素晴らしい。不思議な満足感があります。

追加
①ツブ貝　コリコリ旨い
②鮑　少し硬い　外れですね。
③天然車海老　大きい　味噌たっぷり付いてる。但し、蒸したタイプではなかった。
ここ迄で、9,700

此方の大将、コースにすると握りのスピードが早く。30分もかからず、16貫がマシンガンに様に提供されます。でも、此方の鮨はネタもシャリも小さめなので付いて行くのに全く問題はありません。

初めは鰈と縞鯵でスタートですが、淡白な鰈でじっくりと旨味を感じ、いい脂の乗った縞鯵の旨味の組合せは期待感を更に高める出来です。
さいとうでのカワハギは余り期待してなかったが、これも嬉しい裏切り。

今日の白眉は新物のイクラ丼ですね。朝仕込んだらしく、ちょうど今頃が最高だと暗示をかけられたが、イクラの皮の柔らかさと、その旨さを味わえた一品でした。
そう、有名店の鮨と引けを取らないのが、今日だと穴子とイクラ丼ですね。

＃21,890
＠511
本日譚 第二章〜鳳コース3,000円+つぶ貝+赤貝

半年ぶりに訪問です。やっぱり人気店になってきているようで満員御礼でした。何と常連客の為に2回転目に突入していました。お弟子さんも一人増え四人体制です。

兎に角コスパ最高です。
都内の有名店と比べなければ、大満足です。

今日の一番の主役は天然の車海老でしょうか？大き過ぎるために二つに切ってくれました。頭の方には海老味噌が付いていてこれは美味い。本鮪の赤身も美味い！やっぱり鮪の赤身の旨味は最高です。

此処の握りは女性向けで少し小さめですが、女性客が多いのはそれが理由？
私は男性なので、貝を二貫追加です。貝はサッパリして最後の仕上げにぴったりですね。おまけに、コリコリして美味い。

次はいつ来よう？

●鮃 塩で
●シマアジ 脂のノリが上品で美味い
●平貝
●玉
●本鮪 赤身 赤身の旨味は最高
●本鮪 中トロ
●天然車海老 頭の部分の味噌が美味しい
●トロタク
●いくら醤油つけ
●バフンウニ
●サヨリ 春を感じます
●本鮪大トロ
●江戸前アナゴ

●つぶ貝 北海道苫小牧産 追加
●赤貝 追加
滞在時間：50分
♯15,984


本日譚 第一章〜鳳コース3,000円

お鮨が美味いは当たり前だけど
今日の卵焼き、茶碗蒸し、お椀の出来はレベルが上がった？と思わせる出来です。思わせるではなく確実に美味しくなっています。

今日の内容は写真の通りで、次の訪問を決意させる出来でした。

■茶碗蒸し
■松葉カレイ
■シマアジ
■天然車海老
■卵焼き
■生とり貝
■鉄火巻き
■本マグロ中トロ
■いくら醤油つけ
■バウンウニ
■しめ鯖
■本鮪大トロ
■江戸前アナゴ
本日譚 序章〜鳳コース3,000円＋捌きたてイカ2巻1,000円

大将のキビキビした動きと女将さんの行き届いたサービスが快い空間を演出します。
お店の中も思ったより広く、ゆったりとした時間が通り過ぎます。
お好みも自由自在、大変満足でした