7回
2020/08 訪問
この仕事でこの味、浅草で安くて美味い寿司屋
この日は平日だが仕事を休んでいざ弁天山へ。
前回隣席の紳士がマグロ漬け丼を美味そうに食べていたので声を掛けたら、絶対食べるべきだと熱く語ってくれたので今回は漬け丼をいただく事にした。
その前にビールとお酒を生姜とツマミで美味しくいただき、握りを数カン頼みお腹を整えた。
握りはヒラメ、コハダ、さいまき海老、鯛。私の好きなものばかりをいただいた。
あらかじめ大将には漬け丼を注文すると伝えており、海老を食べ終わると同時に作り始めてもらった。
さいまき海老の余韻を熱いお茶で楽しんでいたところにマグロの漬け丼が出てきた。
漬けマグロとたっぷりのミョウガ、海苔、そして山葵がベストマッチ。
いやー、美味いな。
最近小食になり悩んでいたが、この丼ならいくらでも入る。
2020/12/24 更新
今回は一人ではなく弟と二人。
今日はカウンター。
マグロの佃煮と刺身を肴に澤乃井を飲む。
隣の淑女二人が一貫ずつうまそうに味わって食べている。実に真剣に味わっている。
淑女たちは私の好物のサイマキ海老に感動したらしい。思わず話しかけてしまった。千葉から誕生日の祝いに美家古に来たみたいだ。
なんと淑女たちは姉妹だった。兄弟と姉妹がカウンターで並んで食べるのは、なかなか無いだろう。
我々兄弟は酒も入って肴も美味しくいただいた。いい感じになってきたところで寿司をアラカルトで注文した。
穴子とサイマキ海老は外せない。
今日もご馳走さまでした。
2020/02/29 更新
2週間ほど前に弟と伺って、48年間の人生で一番感動して美味かった弁天山美家古寿司。
その幸せの余韻が毎日続き我慢出来ず今日は一人でお邪魔した。
実は数日前に夜の閉店間際に入ろうとしたが
満席のため入れず残念な思いをしたため、今日は予約してから伺った。
前回はテーブル席だったが今回はカウンター。五代目に握ってもらった。
お通しの貝のお浸しと海苔の佃煮で澤乃井の冷酒をいただく。幸せいっぱいだ。
海苔の佃煮にはマグロの醤油漬けがのっていて、香りと食感がこの上なく美味い。
冷酒もなくなったので寿司を頂こう。
寿司10カンの浅茅を注文し、お茶を飲みながらしばし待った。
最初に供されたのは平目と鯛の昆布締め。
白身が何よりの好物である私にとって、最初に相応しい二品だ。昆布の鼻に抜ける酸味と酢の相性の良さに舌鼓をうち夢の時間が始まった。
コハダ、カツオ、赤貝、ホッキ貝、さいまき海老、穴子、醤油漬けマグロ、そして玉子。
一つ々美味しさを説明したいが野暮になりそうなので控えるが、どれも最高に美味い寿司だ。
私は鯛と平目が好物だが、この店ではコハダ、さいまき海老、穴子がこの上なく美味い。
会計は7千円ちょっと。僅か40分だが幸せな時間を過ごせた。
ただ、店を出たらすぐに小腹が空いてきたので、裏浅草の弁天でザル蕎麦を食べた。笑
2019/04/28 更新
2019/03 訪問
江戸前の仕事を施した最高の寿司
一生忘れられない体験だった。今までの美味い寿司の基準とは異次元の素晴らしさ。
おつまみとビール、日本酒をいただき、寿司は弁天山セット。
どれも美味く素晴らしいが特にマグロ赤身の海苔佃煮の美味さには驚かされた。佃煮と言っても塩っぱく煮詰めたものではなく、海苔をさっと煮てトロトロな液状にしたもの。少しの塩分は感じられるが、旨味のほとんどが海苔の濃い風味ととろっとした食感だ。それがマグロと相まって美味くて唸る。
赤貝、マグロ中とろ刺身も絶品。最近中とろが苦手になってきた私が、粉雪のような口どけで爽やかな美味さ。飲み込んだ後も甘い香りだけが10秒ほど残る。
寿司ではコハダ、車海老が異次元の美味さだ。
美味さの余韻が消えないように、暫く目をつぶったまま開けられない。
マグロ赤身の漬け、平目や鯛の昆布〆も最高に美味いと思っていた寿司の基準を遥かに上回る。
玉子はすっきりした甘さのあとに芝海老の香りが追いかけてくる。
この店の寿司の特徴は何と言っても酢飯だ。私の知っている寿司の基準と比較すると、少し大きめで少し固めだ。二つ目の寿司を飲み込んだ時にわかったのだが、玉子以外どの寿司種でも酢飯と一緒のタイミングで飲み込める。つまり寿司種と酢飯のバランスが絶妙なので、寿司を飲み込んだ時に美味さのピークが訪れるのだ。
48年間生きてきて、全ての食事の中で一番美味くて感動した時間だった。
2020/07/16 更新
最高の仕事を施した寿司ダネと酢飯
2020/07/16 更新