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2022/08訪問
1回
行列が当たり前の光景だけに、暖簾が上がっているのに並ぶ御客様が少ないとあれば…つい食べたくナッテシマイマス◎むしろラッキーに感じちゃったりシマス。暑い夏の昼間でも此の味を求めて来られる方が主のようにも感じるが、自転車や徒歩で来られる地元民も普通にいます、いつも。まずは軒先でスタッフ様に注文を済ませます。お、順番が来ました。カウンターに着席して着丼を待ちます。 ■味噌ら~めん ¥800 相も変わらないビジュアルに安堵◎その香りも同様で安定的。コッテリというよりは、サラッと感じる味噌スープは生姜の爽やかさがいいんですよね。挽肉の旨みは後半になるに連れて濃くなっていくような気がします。コシの強い黄色い縮れ麺がウマイなぁ〜。 味噌イメージが強い同店だが、何気に醤油ら~めんファンが多い印象を受ける。確かに、濃い色が染みた麺はクセになるんだろ~なぁ。チャーシュー増しが恋しぃ…。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2020/08訪問
1回
噂通りに長蛇の列…。まぁ許容範囲かと察して列最後尾に並ぶ。圧倒的に観光客様メイン。かつての日常使い的な雰囲気は…ない。支えるスタッフ様も手慣れた様子で客あしらいしてくれる。なるほど、お待ちの間に並び順番に食券購入するのね。クレジットカード可。シンプルメニュー。狭い店内ながら回転率は高いので30分程度で着席。提供速度も早い。 ◆ラーメン ¥890 ◆餃子 ¥360 ビールをグビグビっとしている間にラーメンがやってくる。さすがのさばき具合。小さめな中華丼に箸を刺し白細麺を引き上げると…なんと、たっぷりっボリューミー。あっさりスープは軽めに感じてしまうが、このシンプルでサラリってのがいい。麺コシ強く、その味わいは甘い小麦の味わいしっかり系。やっぱりチャーシュー麺にするべきだったか…と、過る。遅れて登場した小ぶりな餃子を箸休めにしながら再びビールを流しこむ。ありだな。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2023/12訪問
1回
暗がりに灯る屋号が渋い。風格ある佇まいから歴史を感じとれると共に、此の地に親しみと安らぎを与えつづける役割を果たしている。のだろぉ…と、勝手な憶測過る。軒先に斜め止めされた自転車は馴染み常連客様所有のようで、晩飯として蕎麦を手繰りにきていた。窓際の一等席にも常連客様が陣取り、季節の逸品から好みの肴まで、髄、髄っと注文し酒を煽っていた。その光景は実にホノボノしており、羨ましい以外の感情がない光景だった。では、こちらも…時間はないが、ビールくらいは頂戴しよぉ~っと。 あまり見かけない瓶ビール「アサヒ熟撰(¥700)」トクトクしてグイっと◎旨っ。突き出しには出汁昆布きんぴら。三種盛合せ(¥970)を注文した後、思ったが…やはり、肴は好みをチョイスすべきだった。イヤな盛合せがあったわけではない。もっと落ち着いてメニューを拝見して注文する…オトナになりたい。願望。 肴の提供が素早い。 此の盛りだけで… じっくり腰を… 据えたくなる。 *めかぶ 季節の逸品は好物。ドゥルンと重たい粘りを感じながら口内にて海原を感じる。いくら口にしても、しても、飽きない…。 *あわびつぶ貝 柔らかくもコツコツ食感。ギュウっと詰まった旨味が噛む毎に姿を見せる。日本酒へシフト。チビりやるには絶好。 *ふぐ南蛮 濃ゆい返し色の通り深い味わい珍味。それでいて軽い酸味のアクセントによりサッパリ。 閉店前ラストオーダーにて、〆もりそば注文。イカシテル職人様が常連客様と日常談話しているところに水を刺したようで幾分、申し訳ない気持ちになった。が、提供速度は実に速い。注文直後に徳利&猪口と薬味提供。当たり前なのだが…江戸前。キリっとした面持ちの蕎麦は長方がかった輪郭でマッドな仕上がり。その角が滑らかで喉ごしよい。軽跳ね返りのコシも心地よい。汁は、もちろん濃厚布恒流。しかしながら、記憶違いしていた…。もっともっと濃厚なものを想定したいたのだが、サラリとした印象。もちろん、まろやかな甘辛返しと本枯&宗田の旨味凝縮がたまらないナイスな味わいなのだが…。もっと、ドロっとしていたよぉなぁ…。あ、それって、築地更科の方だったか…。あ、いや、近頃、北海道厚真町に暖簾を上げた「マルノ」の印象が脳裏に刻まれていて混同しているのだろぉ…俺の脳。なんて、考えながら手繰り終え、カッコいい湯桶から熱々蕎麦湯を猪口へサーブ。ん~旨いわぁ。 常温汁いいねぇ。 丁寧薬味いいわぁ。 釜湯だからいいのよ。 堅っ苦しぃはいらない… 江戸前蕎麦は… ヤンチャがいい。 おいしかった。 ごちそうさまでした。 麻布永坂更科一門である此処は1963年(昭和38年)初代布屋恒次郎氏が此処に創業...翌年は東京オリンピックかぁ。GoogleMap頼りに駅からトボトボ歩き辿り着いた此処は古き良き日本家屋。その凛とした佇まいに引き込まれた。暖簾を潜り店内へ入ると女将がお好きな席にどうぞと案内。景観よい席に着く。すぐに酒を注文してメニューを拝見イタシマス☆ 平日昼営業終了10分前入店とあって先客様1組も席を立つ。御会計を終えた女将が盆に乗せた酒と小鉢(お通し)を提供してくれた。ら、猪口を持ち帰り、猪口を持って戻ってきた。「これ(グラス)の方がいいわよね」と笑顔で提供してくれた。冷酒ではないが常温の酒(岩の井(千葉)山廃辛口 ¥680)だからデスネ。 景観に浸る。 ■三種盛り合わせ ¥880 *たらこからすみ 噛むほどに味わい深いタラコ噛み締め酒chibiri◎ *こはだ酢 酢〆良好コハダ含み酒chibiri◎ *ホッキぬた漬け 酢味噌のような甘酸っぱさ◎若芽&北寄nice 三種盛り提供時にラストオーダー。 もちろん、蕎麦をお願いする。 ■もり ¥920 目に映る淡い緑が清々しい新蕎麦◎茨城県産常陸秋蕎麦+北海道産北早生蕎麦の香り(風味)と甘み十二分堪能。細く切られた角に見えるザラつき薄っすら。コシが立つ茹で加減で手繰りやすい長さなので喉越し良好。啜り上げても、噛み締めても其の旨さを楽しめた。そして濃厚汁が実に旨い。江戸前らしく辛さを残しながらもトロッとした甘みを帯びた見た目の汁は、丸みのある返しと十分に抽出された鰹節の旨味が調合され管理よく寝かされてるようだ。余韻が強く残る汁にチョンとつけて手繰り啜る至福。綺麗な薬味(葱&山葵&辛味大根)は途中、口に含み、残りは蕎麦湯で楽しむ。 今なき有楽町更科を噛み締めるべくして...そばもん読み耽よっかなぁ。 定評ある此処の天ぷら種は毎朝市場仕入れ。ギンポやハモは料亭を思わせる味わい(技量)だとか。酒は地域の酒屋セレクト。旨い肴とペアリングすべくして提供する拘りもサラリ普通のことのようだ...時代流れようとも地域に根深い江戸前蕎麦店。 蕎麦も酒も未熟な若輩ながら... 必ず、また、此処へ、訪れたい。 と、強く思い退店。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2024/03訪問
2回
涼しく明るい店内は白と木を基調とした柔らかなアタタカミがある。エプロン姿の花番様…接客対応からも温かさが伺える。蕎麦において歴史的な冠がある屋号なだけに其のプライド全面主張型かと察していたが…ヤワラカナ空間演出に落ち着きと安心感を憶える。 ほっ。 玄関でスリッパに履き替え右手に目をやると、蕎麦工房。自家製粉機が堂々と立つ。その横には慌ただしく打ち続けている様が伺えるほど、打ち粉が散乱している。土曜15時入店だったので席には直ぐ着けたが待ち客含め忙しい人気店なのだろぉ…。都度打ちならば、蕎麦打ちも拝見したかった…。 さんたて。 見易い(写真を交えた分かりやすい)メニューを拝見。やはり蕎麦前が良さそうだ。主の蕎麦を引き立てる食事を取り揃えた構成なので、鮮やか鴨、天ぷらが旨そぉだ。辺りを見渡しても…オシトヤカニ天ぷらを食される御客様ばかりだった。 よし、 ■もりそば ¥860 蕎麦茶おいしいなぁ…。盆セットが運ばれ(完璧な薬味に…ムム◎)、待ちきれず、汁を啜る。実に綺麗な汁だ。出汁、返し、その調合…よく馴染んでいる。膨らみのある出汁感と、穏やかな甘味を感じる返し。刺さる角を感じない程に融合している。其処へ蕎麦をチョンとつけ啜る空想…。 わくわく。 自然光に照らされる細蕎麦は見るからにオシトヤカ。水切りよく表面に見える細かなザラつきが汁をよく纏ってくれる。柔らかでコシ弱く甘味も感じないが、繋がりよく微かな香りが上品。札幌や帯広で手繰った翁の印象は影を潜める具合に謎目いた。 オリジナリティ。 訪問時、地元ナンバー車両が多いことから根強いファンを持つと認識。軒先に置かれる夏野菜も格式だけに留まらない優しい構え。風土と経営理念に基づく此処のスタイルは多くの客を魅了しているようだ。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2020/08訪問
1回
日本橋室町の路地裏に凛とした濃紺暖簾がなびく。風格ある佇まいは昭和49年に建てられた店舗を改装されているとのことだが店内漂う風情に圧倒される。店内窓から覗く坪庭の緑が心を落ち着かせるどころか私にとっては高揚する材料になってしまう。いずれ窓際に席をとり蕎麦前してみたい。行列ができる人気店だがこの日はオヤツタイムちょっと前だったこともあってか直ぐに入店できた。2階には座敷もあり宴席利用のお客様で賑わっていた。案内されたのは1階中央のテーブル席。隣の席が空いていたので1人でゆったりくつろげた。 いらっしゃぁいぃぃ~...この響きこそいい風情 多くのお客様が帰られた後と思いきや、途切れることなくお客様が入店してくる。庭の見える席は常連様にも人気のようだ。羨ましく見えてきた。 さ、蕎麦前☆ ■ビール小瓶 ¥500 小瓶の銘柄を聞くとハートランドとのこと→いいねぇ。地元ススキノの蕎麦屋でもあるなぁ…緑瓶提供。アテに梅海月がついてくる。その酸味が心地よい。 ■かまぼこ¥650 盛付けに酔いしれる◎山葵と海藻の付け合わせ。この醤油(かえし)が気になる→丸みある返しにニンマリ→蕎麦前ではオキマリメニューだが、海藻が添えられたのは自身初めて拝見。塩味ほどよく、磯の香り効いているのがよく合います。定番山葵乗せも無論味良。 ■玉子焼 ¥650 テーブルに運ばれると同時に胡麻油のいい香りが漂う。熱々で湯気が立つ姿。早速端を入れるが弾力ありながらフワっとしている…出汁が染み出る…甘さと旨味が主張する逸品。それにしても焼きに使用されている胡麻油の香りがとにかくイイ。おろしを乗せた一体感が尚イイ。 ■もり ¥650 そろそろ蕎麦お願いしますと伝えると…それでは御蕎麦の準備しますねぇ~と、花番様が猪口&薬味と徳利をセットしてくれる。待ちきれず汁を啜る→旨い。かえしの効いた辛口だが鰹と昆布の旨味で滑らかな口当たりになっている。ほのかなに感じる味醂が余韻となる。入店前からこの汁の期待度が高かった。酔い舌ながらハッキリ旨い。 そこへ、ルックス整ったセイロ蕎麦が登場。水〆洗い良好。水切りも良好だ。舌で角を感じ、噛んでその弾力感を楽しむ。申し分ない茹で加減で仄かな香りもよい。表面の薄っすらザラ感もよく、汁にチョン付けしてズルっと啜る…旨っ。 蕎麦湯は江戸前の基本である釜湯。個人的に粉を足したトロッと蕎麦湯も嫌いではないが、蕎麦つゆを美味しく飲ませるための湯であると考えるならば基本通り釜湯に限る。もちろん蕎麦つゆそのものが旨いことが前提だ。良くも悪くも、ドロドロ蕎麦湯提供のお店は理由あってのことと思うが、蕎麦湯でその蕎麦屋を見極めるのも楽しみの一つとも言えるのではないか。蕎麦湯を継ぎ足した猪口に薬味の葱を浮かべて微睡む。 ※価格は外税。 此処(室町砂場)では「 もり to ざる 」で使い分けされる用語とセイロが違う。 *もり→挽きぐるみ粉(並粉) & 四角セイロ *ざる→更科粉 & 丸セイロ と言った具合。個性際立つ表現にも感じるが、それぞれ異なる魅力を引き立てているように思う。 江戸蕎麦御三家→藪‐砂場‐更科。最も古い歴史を持つのが砂場。大阪城築城の資材置き場(砂利+置き場)の近くで繁盛していた麺屋が暖簾分けで江戸に伝わり広がったといわれる。ここは明治二年、日本橋で営業開始。創業150年の歴史に感謝。 此方こそ、ありがとう存じます。 おいしゅうございました。
2020/02訪問
1回
どどぉ〰️んと東京スカイツリーのお膝元。高いなぁ…青空が良く似合うなぁ…押上駅から本所吾妻橋まで後ろをチラチラ振り返りながら景観を楽しみます。 ■もりそば(小) ¥800 ■カツ煮 ¥900 てやんでぃ、蕎麦食うぜぃ。まずは酒だ酒ぇ。鳥わさ、ぬか漬け…おっと、品切れか…。いやいや、蕎麦あって安堵。ビール頂戴いたします…アテはカツ煮。あ、蕎麦もすぐお願いいたします。 暖簾が出ていてよかった…もちろん並んでいました。が、あと3組後ろだったら蕎麦切れでした…滑り込み入店。 大瓶ビールで喉を潤している最中、すぐに蕎麦到着。美しい。繋がりよく綺麗に切られたニ八は風味香りそれほど目立つわけでもない。実に旨い。正真正銘辛口つゆは、円みある辛かえし。憧れていた藪の味に浸る。そのかえしを使っているカツ煮はキッチリ濃口味。薄肉薄衣で食べやすくカットされている。ビールの肴に申し分なし。 花番の接客がとても自然体。一見なのに待ちの間も席についてからも居心地がいい。もちろんその間も常連様への気配りや日常会話も目にしている。 まだまだ蕎麦のこと何も知らないんだなと思わせてくれた。が、やはり自分は江戸前蕎麦が好みなんだと再確認できた。 とても美味しかった。 また来ます。 ご馳走様でした。
2019/12訪問
1回
やっぱり並んでるなぁ…ブラック醤油のイメージ先行だが、実は塩ラーメンが旨い名店としても知られる。なんせ、カウンターテーブルに置かれる、ガゴメさんが旨いんだよなぁ~…塩ラーメンにはベストマッチ。〆のハーフラーメンをお目当てにってのもnice★続々入店する人気行列店だもんなぁ。そりゃぁそぉだわぁね、旨いに決まってる☆北海道ラーメン進化系の魅力は今や定着とあって地元フリーク御用達店ですねっ。 ■札幌ブラック ¥850 ビル1階通路に並び客がないなら入店したくなるなぁ…で、入店。オナカイッパイなのにスタンダード名物メニューを注文。先客様の塩ハーフ麺提供を目の当たりにして若干、後悔…やっぱり最近は食いすぎよねぇ。とは言え、やってきた湯気たつブラックスープに食欲復活◎次第に濃い黒色に沁みていく麺の味わいを弾力と共に楽しむ。しょっぱい...と言うよりは甘辛いので酔い舌には刺激的で食欲増していく(個人的に)なぁ。カウンターに常備されている「がごめさん・さかなくん・えびちゃん」もお試しの価値アリ。トロッとスープに変汁する、がごめ投入が好みだなぁ◎ウマッ。 行列なければまた食べたい→次回は塩っ。 ごちそうさまでした。 濃ぃ~味わいに中毒性アリ。 ごちそうさまでした。
2020/09訪問
1回
前日から朝食は此処と決断していた。疲労の蓄積か…AM7:00入店叶わずAM8:30暖簾をくぐる(平日オフィス街とあって此の時間は通勤人ピークタイム)。忙しなく平らげ店を後にする地元民の姿もあったが多くは自身同様一見で埋まる立ち食いカウンター。威勢よいMENstaffワンオペ。狭い厨房内で全てを回している。そろりカウンターへ近づくと「何します?」と問いかけてくれる。幾分、圧倒されていたので、声かけいただけて安堵。即答注文。 ◇おはよううどん ¥450 *練り天ぷら *いなり寿司 開店7時から10時まで限定メニュー。選べる練り天ぷらからタコ天チョイス。しばし出来上がりを待つ間に店の記事を拝見。高松の名店「さか枝」修行出身かぁ…。その味わいを此処で継承。店全体に浮遊する釜茹で湯気とイリコの香りが食欲を増進させる。先客様2名が「釜あげ」注文だったので、此方が先に呼ばれ提供を受けた。望んでいたシンプルなビジュアル。レジカウンター上に置かれるイリコや揚げ玉、おろし生姜を乗せるか悩む。が、何も足さずにそのまま運び早速、丼に口づけ汁を啜る。心地よい酸味と軽い甘み。後に出汁の香りが長く残る。冷たいタコ天をカブりつき饂飩を頬張る。プリんとした麺を噛みしめ汁を再度啜る。食べやすい温度ながらカラダはポカポカになる。おろし生姜を乗せれば一層あたたまる一杯になる◎朝の活力にピッタリ。仕上げに可愛らしい三角稲荷をひとくちでパクりしてまた汁を啜り…飲み干す。 旨ぁ♪ ごっつぁ~ん!!
2023/02訪問
1回
カッコいい行灯に痺れマス★かんだやぶそば初代(堀田七兵衛氏)の三男(堀田勝三氏)が大正2年(1913年)此処、浅草並木町に開業。歴史的背景を遡ると「藪」の深みにハマりPC画面カジリツケになってしまう。やはり此処に辿り着き江戸風情に触れるオ子チャマの真似事で過ごす休日は有意義でワクワクするぜぃ☆ 出来ることなら普段使いで濃紺暖簾を潜りたい。が、此の日も微量ながら行列末尾(仲良し若カップルと御家族様の後)につく。熟年夫婦の御主人様の装いが何とも渋い…ジェントルハット似合う紳士に憧れる。1年前は国際色豊かな行列だったなぁ…と、時の流れを振り返る。 いらっしゃい〰️ 忙しなく高めな声で接客する花番様の動きに魅了される◎niceレスポンス。どちらの御客様へも温かみのある普通ぅ~対応。やっぱり此れだよなぁ。 マスク入れを受け取り収納。 ■わさび芋 ¥800 着席と同時に注文したビールを煽る。憧れの逸品わさび芋の提供も速やか。重量感ある伸びぃ~る芋。そのままで食らう。返しを垂らして食らう。わさびを乗せて食らう。滑らかな舌触りと弾力。返しの辛さが芋の旨味を開いてくれる。わさびが引き締めてくれる。 よし、そばだ。 ■ざるそば ¥800 綺麗な四角い蕎麦。繋がりや長さも手繰りやすい。香り&甘味は期待通り見えない。喉ごし良好だがコシがほしい。いや、此れでいいのだ。徳利から猪口へ微量の汁を注ぎ、チョンと付けて啜る◎最高に辛い汁を感じ一気に高揚。キンっとくる返し主張だけ浮き彫りのようだが…いやいや、蕎麦湯を注げば鰹節の旨味が咲く。飲み干す。徳利に残る汁を全て猪口へ入れ再び蕎麦湯を注ぐ。薬味の葱と七味唐辛子を振りかけ飲み干す。 お会計ぇ。 おいしかったです。 有り難う存じます。 ごちそうさまでしたぁ。 並び15分。 滞在18分…。
2020/11訪問
1回
大正13年(1924年)創業。くねくね小道住宅街に際立つ構え◎広め駐車場完備とあって週末ドライブスポットとしても人気が高い。暖簾を潜り広めの待合を抜け東側中庭のぞむ席に案内される。閑静な和風庭園を前に心落ち着かせます...が、夕陽照らす菊鉢を目の前に高揚シテシマイマス。穏やかな平日15:30を回った辺り入店なのもあって、寛ぎの空間をゆっくり堪能させていただきました。 乾杯をもっと美味しく★サッポロ。 一段と旨い...。 ■上新香 ¥770 丁寧な仕事が伺える盛付け&塩加減。白菜に纏う柚子皮がさり気なく香る。かぶ&キュウリを交互に口へ運びビールを煽る。そして庭を眺める。あっという間にビールおかわりとなる。 ■玉子厚焼 ¥770 時間をかけて火入れしたようでシットリ滑らかでキメ細かい。中心部まで綺麗な黄色。丁寧にカットされた2切れは温かで弾力あり。そのままで美味しい上品な味わいの此れにオロシを乗せ醤油チョン付け◎引き締まる味わいを頬張りビールを煽る。 ■せいろそば ¥840 散りばめられた宝石が乱反射しているような装い。見るからに粗挽き細蕎麦。訪問時は北海道上川産玄蕎麦使用。「さんたて」を強調する此処の醍醐味は粗く挽かれた香る蕎麦の実を目で楽しみ口で味わえることだろう。自社で仕入れ低温保存している国内産玄蕎麦をその日打つ分だけ石臼挽き。季節(天候も)や挽いた蕎麦粉の状態で、つなぎ割合を変えているようだ。粗挽きなだけに加水加減も重要だが打ち手の技量も楽しめる。時間の経過と共に蕎麦同士が多少くっつくが手繰りに支障なく甘みと香りを楽しめる。時より大きめな蕎麦実をガリっと感じる至福...たまらん。返しと出汁との調合よく円みのある辛口の汁との相性も良。むしろ、此の汁そのものも旨い◎蕎麦湯を注げば鰹節の旨味が広がる。 逸品メニューは時間帯によって増減する。ランチタイムならコースで楽しめそう。勿論、夕時(16時回り)には豊富なメニューを見るだけで目移りしてしまいそうな逸品揃い。昼から通し営業なのも重宝する。清楚な少数会合が似合うなぁ~此処は。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2020/11訪問
1回
江戸前三大暖簾に肩を並べているであろう此処は明治17年(1884年)創業の老舗。その歴史からみても随所に「藪」色が見られる。貴品ある外観は東京都選定歴史的建造物に指定されている木造建築で、暖簾をくぐり店内へ入ればノスタルジックな開放的空間が広がる。 いらっしゃい〰️ぃ まずはビールをお願いします。銘柄訪ねてサッポロをお願いしますっ…と、現れた好物の赤★。事前リサーチ済みだったが何とも嬉しい。練り味噌を口に含みながらチビリ…いや、ゴクりとビールで喉をならす。 ■焼鳥(タレ) ¥850 甘辛たれ纏った ふっくらプリッとした鳥。此のタレはビールを一層旨くするスパイスのようだ。見た目のイイ照り具合からイメージするよりも、サラッとしている。丁寧に焼き目をつけた葱はすき焼きのようにも見える。辛子や七味を乗せていただくが上品な焼鳥に...旨。 ■もり ¥700 石臼挽きぐるみ粉使用の外二並粉蕎麦。そのつなぎは卵を使用とのことだ。蕎麦の産地は時季により国内産を厳選している。運ばれたときに花番様から… 此処は薬味に山葵が付きません… 昔ながら七味唐辛子で味わってみてください… と、説明を受ける(七味ーゆず七味ー山椒がテーブルに置かれている)。自身も、つけセイロ等を食すときには山椒を蕎麦に直がけすることもある。が、現代においても此のスタイルを推奨し続けているところに手繰る前から期待膨らむ。 見るからに輪郭ハッキリした蕎麦の繋がり◎。水洗い良く、水切り具合も絶妙。喉ごし良く、噛めばそのコシを楽しめる。蕎麦の香り風味はさほど感じないが仄かな甘みが感じられる。藪らしい蕎麦の印象を受けた。 汁は もちろん江戸前辛汁。しかし返しの丸みがいいのと甘みの余韻が残るのが印象的。鰹節の華やかさと旨味がバランスよく出ている。辛汁でありながらまとまりがいい。テンポ良く…ズルルっとイクゼ。 寒い日の19時ちょっと前入店。相席覚悟で入店したが70%くらいの客入り。しかしながら客の流れが途切れることはない。微妙に相席にならないような店内は居心地がよいため、粋な蕎麦食いとはならなかった…。もっと此処に留まりたい…。 おいしゅうございました。 ごちそうさまでした。
2020/03訪問
1回
1789年(寛政元年)創業。信濃布の商いから蕎麦屋になっていなければ更科の歴史はどうなっていたのだろう。当時、保科家の江戸屋敷から近い麻布永坂町に店を構えた看板は「信州更科蕎麦処 布屋太兵衛」…ん?。昭和十六年廃業するも、戦後、店は再建された。が、外部会社組織となっていたため「永坂更科」や「布屋太兵衛」の登録商標を使うことができずに時が流れ、昭和五十九年十二月麻布十番に「総本家更科堀井」として開店。創業230年。八代目堀井太兵衛が変わらぬ伝統を継承している。 クラシック流れる店内は現代的でテーブルや椅子を除いた雰囲気は喫茶店のようでもある。若いstaff(花番)様に中央の、お一人様中心利用されるだろう三角テーブルへ案内される。写真付きの分かりやすいメニューに目を通すと…どれも美味しそう。玉子焼きを行くべきだったか…。 ■さらしなそば ¥950 朱色で高さ低めのオリジナルセイロはカッコイイ。さり気なく、かわいらしい猪口&徳利が和ませてくれる。蕎麦の実の芯部分だけの一番粉使用であっても店舗によってその輝き具合は目視で分かるほど違いがある。此処の白蕎麦は艶やかでありながら目で見えるザラつきあるビジュアル。手早い水〆洗い後の水切りがキッチリされている。蕎麦同士がくっつきそうで、つかない具合なので汁が良く絡む。それでいて啜った喉ごしも良い。噛むと白蕎麦の甘みが強く、食感のよい茹で加減。その汁だがイメージしていたものとはまったく違った。更科を注文すると「あま」徳利のみが提供される。その時点では他店であるように「あま」と「から」の両方提供して欲しいな…しか思っていなかった。が、この汁は鰹の旨味がよく効きながら返しの辛さが負けていない辛口よりの甘口だ。もちろん味醂の甘みもしっかり感じる。これは旨い。薬味の葱&山葵の具合良好。途中、薬味の辛み大根で箸休めるもテンポよく蕎麦を啜り続けた。釜湯の蕎麦湯は勿論旨い。となると、温か蕎麦も気になり始めた。「から」汁も気になる…。 更科とは信州そばの集散地だった更級の「級」の音に、保科家から許された「科」の字を当てたそうだ。その当時は大名屋敷や力ある寺院などに定評があったそうで、明治半ばの最盛期には、皇后や宮家などにも出前を届けていたという。勿論、当時も白い更科蕎麦と変わり蕎麦が主力だったそうだ。各地に「更科」が増えたのは永坂の繁栄にあやかろうとしたという説が有力らしい。 奥深い更科の歴史に魅了されています。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2020/02訪問
1回
江戸の流れを令和になった今もくむ神田藪。140年の歴史を継承し続けているのは伊達じゃない。火災の影響で新築された店舗。庭の雰囲気は格式があり日本のよき風情を感じる。店内から望む景色に癒される。 都営新宿線小川町より此処を目指す。神田まつや前には並び客。先の立ち食い六文そば前は長蛇の列。平日昼時ど真ん中だったのでどこでも待つことは覚悟していた。綺麗な庭の角に「やぶそば」行灯。ここだ。入口に近づくが人がいない…休みか…不安つのりながら進む。と、お帰りのお客様が店から出てくる。安堵。花番様に1名と伝える。空いてる席どちらでもどうぞと笑顔で言われる。広い店内中央に2名掛けテーブルが敷き詰められている。奥の囲われた4人テーブル席は満席のようだが他は…パラパラといったところ。奥のカウンターにします…と伝える。 すると、 いらっしゃい〰️〰️ これかぁ…聞きたかったウェルカムコールに感激。たくさんいる花番様が皆復唱。どの花番様もキビキビとした動き。清潔感ある風情ある制服なところからも老舗を感じる。 席につき辺りを見渡して…ん…お客様のほとんど(ほぼ全て)が酒呑んでるゎね。江戸前で蕎麦前◎素人の我輩にはなんとも至福。 よし! ■ヱビス小瓶(ねり味噌) ¥700 酒類に添えられるオリジナルねり味噌。通いなれた紳士なら酒だけを注文してコレで時を過ごすのだろう。じっくり練り込まれたゴボウと唐辛子の風味が生きる味噌を箸でチョイと摘まみ舐めながらビールをいただく…旨い。菊正宗…いきたい気持ちを抑えてオカワリビール。そこに五菜盛り登場。 ■五菜盛り合わせ ¥1850 *菜の花 *小魚天ぷら *そば寿司 *帆立焼き *味噌きゅうり 季節で内容は変わるとのこと。彩り豊。丁寧な仕事ぶりが伺える蕎麦寿司は実に旨い。中央に巻き込まれている卵焼きー椎茸ー干瓢の味がシッカリしているのでそのままでも美味しいが、藪にきたからには返し醤油を付けずにはいられない。からし味噌で和えられた菜の花は爽やか。サクふわ天ぷらやタレを重ねて焼かれた帆立も美味。キューリにもねり味噌が添えられている。お土産購入したとしたらコノ食べ方が見本になるのね…。 全体の半分程食べているところで蕎麦が運ばれてきた。注文時、花番様に遅らせて出しますかと問われたが、盛り合わせが先であればいつでもいいです…と伝えたことをちょっぴり後悔。窓から見える竹林を目で楽しみ、女将の注文呼び声を耳で楽しめていた。気づけば、入店前の江戸前蕎麦を食らうぞ…という気持ちは薄れ、優雅に酒を嗜んでいた。 ■せいろうそば ¥750 淡い緑がかったビジュアルに微笑む。水〆洗いを手早く施された蕎麦の水切りは良く汁がよく絡む。期待を持って啜った伝統十一(ソトイチ)蕎麦は至ってシンプル。香り、甘味そして風味のどれも控えめに感じる上品さがある。さ、汁だ。その汁のみ啜る…旨い。角のとれた丸みある返しと深みある鰹出汁の調合は返し強めの辛口ながらまろやか。蕎麦数本をチョん付けで啜る…旨い。 ※価格表示は全て税別 伝統の継承とは実に難がある。自由で好み別れる豊な現代日本において、今尚、暖簾を上げ続けていることがブランドの証。いい蕎麦前いただきました。 此方こそ…ありがとう存じます。 おいしゅうございました。
2020/02訪問
1回
建物そのものからイメージする店内は別世界。階段を上りキレイな石畳を歩き進みます。店内への引戸を開け足を踏み入れると柔らかな木の温もりある和空間。懐かしいというよりは現代的。迎えていただいた店主の姿は温厚篤実な様が滲みでていた。 空いている席につきテーブルに置かれているメニューを拝見。お茶を出していただいたところで注文した。近隣に住まいがあるなら蕎麦前を楽しむのにもイイ空間だ…だし巻たまご…気にナリマス。 ■せいろ ¥770 テーブルにはメニューの他に、店の由縁や蕎麦が提供されるまでの工程が記載された小冊子も置かれている。 なるほど…。翁か。 完全自家製粉への拘りが綴られているが…都度良質な玄そば仕入れから手打ちまで端正込めて仕上げる宣言は力強い。「挽きたて+打ちたて+茹でたて=三たて」表示。三たて…よく師匠が口にする単語だ。 水〆の音が聞こえてきたので期待膨らむ。置かれた蕎麦はそのビジュアルから期待を裏切らない姿であった。程よい水切り具合。早速そのまま啜るが軽い蕎麦の香りがよく、噛めばホンノリ甘い。適度にザラ感ある細蕎麦で、乱切りというべきかネジレがある蕎麦なので独特な舌触りだ。固めに感じる茹で加減だがその弾力がいい上に喉ごしも良い。汁は旨味が強い出汁と寝かせたかえしの調合バランスが良い。削り節と昆布の旨味をたっぷり感じる出汁。かえしの辛さは丸く感じる。調合後の寝かせ期間や温度が絶妙なのだろう。丁寧な薬味も蕎麦の名脇役を果たしている。蕎麦湯を注ぎ出汁の旨味を引き出したところに残こした長ねぎを放し、同じく残した山葵をつまみに余韻を楽しむ。至福。 食べ終わった頃に常連様が来店。和やかに蕎麦談義されていた…羨ましい。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2020/01訪問
1回
なんだかんだ言ってもヤッパリ本店◎連日大行列だから素通りすること何十回…。その光景が当たり前に感じていたこの頃…すすきのラーメン同様に深夜でも並ぶ名店☆ ■ジンギスカン ¥850 コノ日も中中ノミマシタ…とっくに午前を回っていた。新宿通りから駅前通りへ抜けてタクシー乗車かなぁ…と、赤いネオン光ココ店前に目をやると…あれ…誰もいない…→chance☆ペカッ…とっさに反応入店していた。本店入るのは改装してからだと初。かつてのU字型カウンターから厨房奥に構えるL字カウンターへ変化。キレイになりましたね。 まずはウーロンハイとキャベツ浅漬け(お通し)でその様子を拝見しながら準備完了するのを待ちます…あれ?若いmen'sスタッフだ。だるまといえばどの支店でも元気なオバチャンstaff揃いだから珍しい…コレも時代の流れか。 玉ねぎ&長ネギが鍋にたくさん乗っかる◎やっぱりこれよねぇ…脂中央から鍋に回しヌリヌリして→焼きます…イイ音だなぁ。片面焼いて返してサッでパクっ…ウマッ◎nice。あっさりタレにニンニク&唐辛子をしっかり投入していただくコレこそ札幌の味。すすきの界隈にもたくさんのジンギスカン店があるが老舗の味は健在ですねぇ。肉の脂で揚げ焼き状態になった玉ねぎ&長ネギがまた旨い。ってか、主役に劣らないイイ味出してます。 魅惑の深夜〆ジンギスカン…しかしながらコレ◎でしょぉ。タレ番茶割を飲みほし満足満足。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2019/10訪問
1回
念願叶って初入店☆ちょうど雑誌で見た後だったのもあってホント食べてみたかったデス…ウレシイ◎ 夕方の便で東京→朝便で札幌のスケジュールだったが、渋谷会合(チョッピリ遠いが歩く)だったのでココをはじめから目指してました。。。 静かで落ち着いた佇まい◎で、早速ビールいただきますゎ…瓶エビスもたまにはイイですね。ウマッ。 まずは夏野菜の土佐ジュレかけ→とっても涼しげでvisual通りの爽やかさ。鰹出汁ですね…コレだけでも価値有◎ウマッ。。。で、すだち登場→提供されたところからすでに爽やかなすだちの香りがします◎コレイイゎ。お出汁をいただきますと…個人的なイメージより更にサッパリスッキリ系。で、やはり気になってたので…すだちパクり…あ、まんまスダチだ。へぇ、コノ風味かなり好きなタイプ◎。蕎麦の風味がコレ生かされてる。ススッテ→ススッテ→ススッテ…イイコシの蕎麦とスダチ風味堪能しました。。。すだちもほぼ食べ切リマシタ。 店の雰囲気がとてもイイ◎ 落ち着いたスタッフ対応◎ 食べたいメニュー有有◎ 是非またゆっくり立ち寄りたいです。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2019/07訪問
1回
築100年超の古民家改装店舗。レトロクラシカルな装いながら店内のテーブル配置や導線に手間を加えているので居心地良好。丁寧過ぎない接客もまた和み。確かに此処なら店自慢の肴と日本酒がよく似合う一体感がある。兵庫県芦屋に本店を構え関西を中心にオ弟子様が店舗拡大している。吾輩としては土山人訪問二軒目。地下へとつながる階段を下るところからオシャレな池尻大橋店以来の同屋号。彼方も此方も雰囲氣満天。 ■細挽きせいろ ¥900 厳選蕎麦実を毎日石臼にて自家製粉。品質管理に拘わり打ちあげられた蕎麦は風味豊か。十割細打ちにして繋がりよく目に見える細かなザラつき綺麗。その舌触りが心地よい。まろやかにして辛口仕様の汁は枕崎産一本釣り鰹の本枯節厚削りと利尻産昆布の一等をじっくり引いた出汁と返しを合わせ寝かせ調合されている。嫌味のない濃口調。蕎麦をチョンつけにて啜り上げる。主役が蕎麦であり汁が引き立て名脇役。こうなると温蕎麦用のこだわり汁も気になる。手繰るタイミングを見計らいジャストでおろした本山葵の香り高さや関西らしい青葱使いなど助演にも抜かりはない。 荒挽き田舎も手繰るべきだった。 いやいや、、、やはり…酒だった。 おいしかった。 ごちそうさまでした。
2023/02訪問
1回
炎天下なんて無関係…店前には長蛇の列。うどんは客の流れが速いからスグですよ…と、案内を受けて並ぶ。確かに30分かからずレジカウンターにたどり着いた。 ■温玉肉ぶっかけ(小) ¥540 瀬戸内レモンをギュ~っと絞りかけて豪快に啜るん。冷といっても冷たい訳でもない常温のプニっと麺に濃い出汁がよく絡む。たっぷり乗るやわらか牛肉を絡め啜り…温玉崩して葱&揚げ玉ぶっかけて混ぜ混ぜして…ズルゥ〰️っと啜る。食べごたえ満天。 で、カウンターに… ズラズラぁ~っと 揚げ置きされている 格安天ぷら... こんだけデカい穴子が130円って...安っ。 かわいたチクワはやっぱり…パサパサ。 天ぷらをプラスした影響で… オナカパンパン。 同行者がチョイスした「釜バター温((小)¥490)」は玉子をといて混ぜると…おぉ~、カルボナーラですなぁ。絶妙なバター加減とペッパーがいいわね。 おいしかった。 ごちそうさまでした。