parisparis877さんが投稿した蒼(東京/六本木)の口コミ詳細

banana877のレストランガイド

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六本木、乃木坂、広尾/イノベーティブ、フレンチ

14

  • 夜の点数:5.0

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
14回目

2024/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

愛あふれるレストラン♪

まったくもってニヤけてしまいますが、蒼さんへは、つい先月お邪魔したばかり(^^)v

定期的に伺えるだけでなく、この短期間で続けて伺えるそんな棚ぼたのご縁まであることに、私の人生の幸運が集約されているかのようです♪


私が、「人生最高レストラン」を誰かに紹介するなんて機会があったなら、真っ先に思い浮かぶ一軒(^^)
もちろん、今宵も至福…♡


前回から間隔が空いていないこともあって、シェフがメニューをいろいろとお気遣いくださいました♪


以前に、峯村シェフの「赤むつ」を、私が歓喜しながら食べていたのを覚えてくださっていて、メジ鮪は、より脂乗りのいい腹カミでご用意いただいたり、

ソムリエの星野さんも、メインのブルゴーニュを、ジャン・ジャック・コンフュロンのロマネ・サンヴィヴァンに変えて下さったり。


見た目やイメージからは伝わりにくいかもしれませんが、本当にゲストへの愛が溢れているレストランなんです♪
ここ、声を大にして言いたい(≧∀≦)ムン


◆ 愛媛 藤本さんより 神経〆真鯛のコンソメ
◆ 同 赤貝の冷製フェデリーニ
◇ テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2012

◆ 佐渡 黒鮑 自家製バター 白アスパラガス
◇ シャトー・ド・ボーカステル シャトー・ヌフ・デュ・パプ・ブラン V.V 2000

◆ 佐渡 神経〆目近鮪の藁焼き お米と中国甘酒ソース
◇ ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン 2017

◆ 長谷川さんより 赤座海老 ビスクとともに
◇ ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2016

◆ 京都丹後 魚政さんより 松葉蟹のリゾット
◇ ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス ムルソー1er Cru. ポリュゾ 2010

◆ 新玉葱のムース

◆ 長谷川さんより 神経〆鮟鱇 本日の仕立て
◇ ルイ・ジャド モンラッシェ 2002

◆ ハールレモネのグラニテ

◆ 上田畜産 但馬玄 雉子谷さんより 百合根”月光”
◇ ジャン・ジャック・コンフュロン ロマネ・サン・ヴィヴァン 1996

◆ 浜松より 天使音マスクメロン
◆ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
◆ カヌレとシュークリーム
◇ シャトー・ディケム 1999


ワインも、「シェフの料理の脇役」と仰るには豪華過ぎるラインナップですが、今回、ちょっとした以心伝心感があって嬉しかった♪

この前日、こちらでいただいた過去のグランヴァンに想いを馳せたら、特に印象的だったのがボーカステルでした。
「今日出ないかなー?」と淡い期待を抱きましたが、もう一年半も前に出たっきり。

そしたらなんと!
出たーー(≧∀≦)

こんな些末な偶然もまた、レストランへの想いを深めちゃいますね。

次回は、しばらく先。
我慢できるのか?私(笑)

  • じ〜ん。深い… この日はもう春の陽気でしたが、それでも変わらず沁み渡ります。 「コンソメ」と名のつくスープで、至高の旨さです。

  • 前回に続いての、嬉しい赤貝! 時期によって少しずつ味わいが変わるようで、前回よりもインパクトは控えめ、逆に爽やかさは増したように感じます。 もう、この余韻よ。

  • なんと大きな黒鮑! 5〜600gぐらいはありそうに見えちゃいます♪ 「これも運次第」とのこと♪

  • 鮑自体ももちろん美味しいのですが、その出汁と自家製バターのスープが、ホント神!!

  • この艶めかしさ、うっとりです♡ 脂乗りのいい魚も好きなのを覚えてくださっていて、腹カミの方で仕立ててくださいました♪ このシリーズ、本当にどんなお魚でも美味しいのですが、歴代トップクラスに好みー!

  • 蒼さんでは、あることに慣れてしまう赤座海老ちゃんですが、本当に貴重品。 この日もいただけることに感謝です♪

  • 唯一無二のビスク。 この凝縮度たるや、類似するものさえ存在しないのでは? 大好き過ぎる…(^^)

  • 初めていただいて以来、「世界一好きな海老料理」の座が、まったく揺るがない(笑) ブラボー!!

  • リゾットにもしっかりと味が染み込んでいて、風味の広がりがたまらないー! 使われている松葉蟹の量が尋常じゃなく、ただただ贅沢な幸せ♡

  • 峯村シェフのスペシャリテ。 やや狂気じみた包丁へのこだわりから生まれる、究極のムース。 玉葱が引き出され過ぎて、到底、玉葱だけとは思えない深みなのです。 美味しい〜♪

  • この日は、この鮟鱇もハイライト! 神経〆の鮟鱇なんてあります?もう見ての通り、弾けんばかりのブリンブリンの食感。 あの鮟鱇特有のにおいなど、当然皆無のきれ〜いな美味しさ。 これは、新体験です(^^)

  • いつものグラニテちゃんは、お口直しの役割以上の見事な逸品ですよ!

  • この日は午後からずっと、口の中がこの味の準備をしていた感じ(笑)。 切れ味のいいナイフが、スーッと入っていく快感。あの柔らかさと繊維のきめ細かさ、そしてお肉自体の嫌味のない旨味。やっぱり最高!

  • そして、先ほどの鮟鱇をリゾットに。 海苔だって、普通のものは使いません(^^) 「こんとび」という、ところどころに青海苔が自然に付着した極上品だそう。 鮟鱇は、出汁はもちろん、胃袋や皮で食感も豊か♪

  • いつもの天使音マスクメロン♪ こればかりは、いつも本当に儚い(笑) 一瞬の幸せです。

  • いつもより赤酒の風味がしっかり感じられた気がしましたが、「いつもと同じ」とシェフ(^^) 私のバカ舌たる所以です(笑)。 滑らかで、甘さも絶妙なんです♪

  • カヌレはもちろん、シュークリームの大ファン♪ 焼き立てシュー生地が軽くてサックサク。クリームの塩梅も、私の好みど真ん中♡

  • 以前のアンリオも好きでしたが、こちらのリッチさやエレガンスも堪りません♪ 真鯛のコンソメのボリュームには、こちらも相性良しでしょう。

  • 過去に、特に印象的だったのがボーカステルで、「今日出ないかなー?」と淡い期待を抱いていたら、まさかの一年半ぶりの再会! ヴィンテージも違うし、シェリーっぽいニュアンスがあって印象も違いますが、嬉しい♪

  • このシュナン・ブラン、どんどん良くなってる気がする。 きれいに熟成を重ねると、シャルドネのグラン・クリュにもまったく負けません。リッチで繊細、そして失わない爽やかさ。 お米のソースのベストパートナー!

  • 唯一、星野さんがモンラッシェグラスでサーヴされるだけあって、とにかく芳醇♪ 赤座海老は、ビスクがとにかくリッチなので、新樽のボリューム感で芯がこうして決まっていると、とても安心感がありますよね。

  • ムルソーらしいか?と言えば「…」ですが、むしろボリューム感の品が良くて、好みとしては、この造りは好きですね。 個人的には、海老より蟹の方がミネラル感が合う気がするので、リゾットとの組み合わせは絶妙♪

  • シェフのアクアパッツァ仕立てには、優しくも伸びやかな酸が絶対に欲しいので、これまたベストマリアージュでしょ♪ 牛蒡に負けず、かつエレガンスの際立つワインを探すのも大変ですよね(^^)

  • このヴィンテージで、まだまだ若い! 青っぽさがだいぶ残りますが、星野さんの仰る通り、ポテンシャルを存分に感じさせてくれます♪ 何よりも、今回、わざわざ開けてくださるお気持ちが嬉しい(涙)

  • 最高の晩餐を、いつもきれいにまとめてくれます… ごちそうさまでした。

2024/03/02 更新

13回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

讃える言葉が枯渇しました(^^)

峯村シェフの料理なら、もう自分の親兄弟よりも信頼できます(笑)

「今日も美味しいかなー?」など、考えません。
毎度、美味しいものに巡り会える絶対的な確信と高揚感だけを持って、「蒼」さんへ向かいます。

そしていつも、それらを満たしてもお釣りの方が多いぐらいの満足をいただいて帰るのです♪


この日も、私の乏しい語彙力があえなく枯渇し、その素晴らしさを讃える言葉が見つかりませぬ。

この度、食べログのゴールドを受賞されましたが、私の中では「食べログ プラチナ」です(^^)


■ 愛媛 藤本さんより 神経〆真鯛のコンソメ
■ 愛媛 藤本さんより 赤貝の冷製フェデリーニ
□ テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2012

■ 小西鮮魚店より 白子と黒トリュフのグラタン
□ ドメーヌ・ヴァインバック ゲヴェルツ 1990

■ 愛媛 藤本さんより 神経〆縞鯵の藁焼き お米と中国甘酒のソース
□ ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン 2017

■ 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
□ ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2016

■ 丹後 魚政さんより 松葉蟹のリゾット
□ ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス ムルソー1er Cru. ポリュゾ 2010

■ 新玉葱のムース

■ 長谷川さんより 神経〆白甘鯛 本日の仕立て
□ ルイ・ラトゥール モンラッシェ 2013

■ 金沢柚子のグラニテ

■ 上田畜産45ヶ月メス但馬牛の炭火焼き
□ コント・ジョルジュ・ボギュエ シャンボール・ミュジニー 1er Cru. 1995

■ 愛媛 藤本さんより 神経〆真鯛のコンソメのリゾット
■ 渡り蟹のおじや

■ 浜松より 天使音マスクメロン
■ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
□ シャトー・ディケム 1990

■ カヌレ&シュークリーム


本当は、私自身の予約はちょっとだけ先。

この日は、いつものお友達から急遽のお声掛けをいただき、これこそ思わぬ僥倖です♪

前回の訪問から2ヶ月半ほどの、禁断症状が出始める絶妙なタイミング(^^)
ありがとうございま〜す♡

他にも、久々にお会いするご一緒様方。
貴重なお席に割り込みまして、大変失礼しました。
そして、楽しい時間をありがとうございました♪


すぐそこに迫った次回が、もう待ち遠しい♪

  • オープニングとして、これ以上のものはありますまい。 鯛の香りを浴びるようなコンソメ。 「あー」と「おー」の間の変な声が漏れます(^^)

  • この赤貝、香りがもう鮮烈! 蛤出汁を纏ったフェデリーニといただくんです。 旨味が溢れ返って、軽くパニックになります(笑)

  • どーん! 貴重な無洗白子のグラタン。

  • もちろん白子らしいコクなんだけど、なんとなく引き際がきれいと言うか、後味がいいんです。

  • 佇まいからして美しい♪ この、甘さと仄かな酸味がたまらないシェフお得意のソース、藁焼きの香ばしさが乗ると、一段引き上がります! 心地良く押し返す弾力と旨味、絶品の縞鯵。

  • この日も出会えて幸せです。

  • 余韻がめちゃめちゃ長い、濃厚ビスク。 これ、本当に最高傑作だと思うなぁ。

  • 赤座海老自体、とても味が濃いのですが、それにビスクを纏っちゃうんですから。 離れられなくなる、罪作りな美味しさです(^^)

  • こちらも、いつもの甲殻リレーです♪ ほとんど松葉蟹で出来上がっているのですが、それでもやっぱりお米と一緒にいただく方が旨味のインパクトがあります。 あれだけ濃厚な海老のビスクの後でも負けない蟹ちゃん!

  • 甘ーーい! 新玉葱のムース、すごいぞ! そして、トマトのジュレがやっぱり効いてる。とてもバランスが良くなります。

  • 牛蒡らしい香りがしっかり。食感がほっくりしていて、味も濃いんです。 お上品なシラカワお嬢様が負けてしまうかと心配しましたが、とても芯のしっかりした姫でございました(^^)

  • この柚子、存在感あります! よく使われるお口直しの柚子とは、抽出された「柚子らしさ」が段違い。 純度を高めていく峯村シェフの料理そのものが、この小さなグラニテにも詰まっています。

  • 但馬牛は32ヶ月から出荷できるそう。それだって和牛の最上級のはずですが、こちらは45ヶ月飼育! 人生最高の牛肉の美味しさかも。 なんだか、すごい狭い視野で、猛烈にのめり込んで食べてしまいました…

  • こういうところ、本当にニクイですよね(^^) あのオープニングのコンソメで炊いたリゾットです! クロージングでも味わえるとは… 初めてお会いする身はとても力強く、最後半でも夢中♪

  • 元々、渡り蟹も味が濃くて大好きです。 半生の卵を加えて「おじや」ですと? もう、完全に骨抜きです… そして、お代わりしました(^^)

  • これまた、甘さだけじゃなくて香りも爽やかなマスクメロン♪ もっと食べたいです…(笑)

  • 赤酒が、い〜い甘さなんです。 それを、口溶けのいい出来立てのアイスに。

  • こちらも出来立て。最後の焼き菓子だって、全力です(^^) 特にシュークリームがお気に入りで、売ってたら買いに来ます♪

  • テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2012 シャルドネ100%ですが、そこはバニラのような熟成の深みがあります。 泡がなんとも繊細。

  • ドメーヌ・ヴァインバック ゲヴェルツ 1990 コクのある白子&黒トリュフグラタンのお供ですからね。 香りから咽ぶような、ゲヴェルツらしいインパクト。 30年以上経た重厚感が流石です。

  • ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン 2017 シェフの「お米と中国甘酒のソース」との不動のパートナー。 上品な酸の伸びやかで、エレガント。この、シュナン・ブランとのペアリングがベスト。

  • ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2016 赤座海老には、こちらも定番ですね。 時々によって感じ方も違うから不思議。いつもはもう少しボリュームを感じますが、この日は繊細なミネラルが印象的。

  • ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス ムルソー1er Cru. ポリュゾ 2010 ムルソーに私が勝手にイメージする、バニラや蜜っぽいトロリとした舌触りとは少し離れていて、華やかでエレガント。

  • ルイ・ラトゥール モンラッシェ 2013 同じ造り手のグラン・クリュ飲み比べ♪ シャープな酸は綺麗に溶け込んでいて、こうでないと(^^) 品格は、白ワインならモンラッシェ、魚なら白甘鯛。 最高でしょ。

  • コント・ジョルジュ・ボギュエ シャンボール・ミュジニー 1er Cru. 1995 約30年熟成のボギュエ。もう、お上品の極み。 但馬牛にのめり込み過ぎて、もっとじっくり付き合うべきだった。反省…

  • シャトー・ディケム 1990 貴腐ワインにはまったく詳しくないですが、ここまでのお食事とワイン、すべてをまとめて収束させてくれるような、落ち着いた気分をもたらしてくれます…

2024/02/03 更新

12回目

2023/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

鮮烈の蒼

蒼さんでは、通年、メニュー構成自体が大きく変わることがなく、定番料理の割合も高いんです。


香り豊かな鯛か鱧のコンソメに始まり、いくらや雲丹のフェデリーニ。
看板の赤座海老とそのビスクに、季節の蟹のリゾット。
峯村シェフのスペシャリテの玉葱やパプリカのムース、本日の仕立てのお魚を経て、但馬玄。


一見、変わり映えがしないように感じるかもしれませんが、とんでもない(^^)


幾度となく繰り返し作り続け、気の遠くなるほどの反復でこそ辿り着ける境地が、この鮮烈な美味しさなのだと思います。

同じように見えるメニューにも、以前からの確実な変化があっての今なんですよね。


蒼さんの魅力は、素材そのものの純度だけでなく、お料理の純度と精度までも、その反復によって究極にまで高めているところだと思います。

そうでなければ、こんなに何度もいただきたくなるはずがありませんから♪


本当はその都度、グラデーションのような細やかな変化を、もっともっと鋭敏にキャッチできる感性をこちらが持ち合わせていると、尚いいのですけど…
そこが私の残念なところです(^^)


■ 愛媛 藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
■ 函館 小西鮮魚店より 新いくらのフェデリーニ
□ アンリオ キュヴェ・エメラ 2006

■ 能登より黒鮑 自家製バター
□ マルク・クライデンヴァイス メンヒルベルグ ピノ・グリ 2017

■ 愛媛 藤本さんより 神経マナガツオの藁焼き
□ ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン 2017

■ 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
□ ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2016

■ 京都丹後 魚政さんより 香箱蟹のリゾット
□ アルベール・グリヴォー ムルソー・クロ・デ・ペリエール1er Cru. 2018

■ 飛騨高山 東農園より パプリカのムース

■ 稲取 並木屋さんより 白甘鯛 本日の仕立て
□ ジョセフ・ドルーアン モンラッシェ 2005

■ 高知 水晶文旦のグラニテ

■ 上田畜産 但馬玄長期飼育42ヶ月雌牛
□ ジャン・グリヴォー リシュブール 2003

■ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの蛤

■ 浜松より 天使音マスクメロン
■ 白トリュフのアイスクリーム
□ シャトー・ディケム 1995

■ 小菓子とコーヒー


いろんな季節にお邪魔していますが、この時期もいいですねぇ。
いや、いつもいいか(^^)

蒼、大好き過ぎるレストランです。

  • ■神経締め 真鯛のコンソメ 「はぅわ〜」と声がこぼれる、しっかりしつつもなんとも優しい美味しさ♪

  • ■新いくらのフェデリーニ 産地から最短で口に運ばれる最上のいくら。 一切の雑味を排除したいくらは口の中で弾けて、そのジュースがパスタにまとわりついて至福のソースに♪ たまらん(^^)

  • ■アンリオ・キュヴェ・エメラ 2006 いつもの、柔和でシルキーなオープニング。

  • ■黒鮑 自家製バター 程よい弾力の鮑はもちろん、やっぱり、優しくバターに馴染んだこのスープが♪

  • ■マルク・クライデンヴァイス メンヒルベルグ ピノ・グリ 2017 なかなかのボリューム感と、個性的なタンニンが、きれいにまとまっているピノ・グリです。 美味しい♪

  • ■マナガツオの藁焼き この、お米と中国甘酒のソースは、本当に逸品です。 いろんなお魚に合わせていただいていますが、お相手を選ばない。 もしや、ソースが主役で、魚が引き立て役なの?と思ってしまうほど♪

  • ■ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン 2017 シェフお得意のお米と甘酒のソースとの、安定のペアリングパートナー。 甘味や酸味のバランス、ソースとの親和性がとても高いです♪

  • ■長井の赤座海老 ビスクとともに 不動の「世界一好きな海老料理」♡ とても希少になりつつある赤座海老ですが、ありがたい事に、お邪魔した時にこのご馳走が欠けたことはありません♪

  • このビスクを知ってしまったら、他のビスクの事は諦めるしかない…(^^)

  • 中毒性ありますよねぇ。 何度でも何度でも食べたい!

  • ■ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2016 いつも濃厚な海老ちゃんのコクとの相性ばかりに注目しちゃいましたが、樽感が、何気に香ばしいパンにも合う(^^)

  • ■香箱蟹のリゾット 一人前に一杯の香箱蟹。と、ちょっとのごはん(^^) 内子も外子も全部入って、圧倒的に押し寄せる旨味! 衝撃です♪

  • ■アルベール・グリヴォー ムルソー・クロ・デ・ペリエール1er Cru. 2018 クリスタルのようですねぇ。 ムルソーらしいリッチさも充実。これじゃなかったら、香箱蟹の鮮烈さに太刀打ちできないかも。

  • ■パプリカのムース 滑らかさとパプリカ自体の濃さが、今まで以上に凄くない?めっちゃ美味しい! 包丁の違いも出ているのだろうか?

  • ■白甘鯛のブイヤベース仕立て シケ続きで、この日は特に貴重な白甘鯛ちゃん♪ 炭火焼きしてから出汁に入れ、さらに炭火焼きにする手間暇の傑作。 このスープのクリアな味わいの素晴らしいこと! 美味しかった〜

  • ■ジョセフ・ドルーアン モンラッシェ 2005 こちらに来ると、こんな垂涎もののワインにも慣れて来ちゃうから恐ろしい(^^) ミネラル感が程良く、ちょっとした出汁感もあり、ブイヤベース仕立てにピッタリ

  • ■水晶文旦のグラニテ こうした何気ないお口直しも、とっても美味。

  • ■但馬玄長期飼育42ヶ月雌牛の炭火焼き 出た! この終盤にナイフ&フォークを加速させる罪なヤツ(^^) 柔らかさや瑞々しさ、そして香りにメロメロです。

  • ■ ジャン・グリヴォー リシュブール 2003 こちらでジャン・グリヴォーのワインをいただくのは初めて。 到底20年経ったとは思えない力強さとインパクト。 さすがのリシュブールのポテンシャルです!

  • ■12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの蛤 コクのある鶏と蛤の一体感が増している気がします。 カレーもちょっと恋しい(^^)

  • ■天使音マスクメロン ふるさと納税で取り寄せた物とは、別モノ!(当たり前か) 追熟などの管理から、専用の包丁でカットするところまで、すべてが違うんですから。 こればかりはいつも、もっと食べたい(^^)

  • ■白トリュフのアイス 白トリュフはね、タヤリンにするのが一番なんですよ! タヤリンにするのが… タ、タヤリンに… タヤリン推しの自信をどんどん失くしてしまうほどに、これ美味しい…(^^)

  • ■シャトー・ディケム 1995 最後まで贅沢なお供♡

  • 元々こちらのシュークリームが大好物! ですが、この日はカヌレがことさら美味しく感じて、シェフに尋ねてみると「いつもと同じ」と言う… 日によって、こちらの感じ方も違うのね(^^)

2024/01/27 更新

11回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

幸せレストラン♪

ここ数年での私の一番の幸運はもしかすると、こちらのレストランに出会え、しかも時々お邪魔できることかもしれない…

そんな風にさえ思えてしまう程に素晴らしく、この上ない食体験のインパクトをいただいている「蒼」さん。


ありがたくも先月に続いての訪問ですが、首を長〜〜くして待つ気持ちは、結局変わりませんね(^^)


■ 愛媛 藤本さんより 神経締め 鱧のコンソメ
■ 愛媛 藤本さんより 赤雲丹の冷製フェデリーニ
□ アンリオ キュヴェ・エメラ 2006年

■ 福井より 黒鮑 自家製バター
□ ミシェル・シャプティエ エルミタージュ・ブラン 
シャンタルエット 1998年

■ 長谷川さんより 神経締め 黒ムツの藁焼き
□ ケンゾー・エステート 結yui 2022年

■ 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
□ ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
2016年

■ 能登より 毛蟹のリゾット
□ ドメーヌ・ジョセフ・フェヴレイ
ムルソー シャルム 1er.Cru 2011年

■ 飛騨高山 東農園より パプリカのムース

■ 長谷川さんより 神経締めイシガキ鯛 本日の仕立て
□ ルイ・ジャド モンラッシェ 2007年

■ 大石早生のグラニテ

■ 上田畜産 但馬玄長期肥育41ヶ月 雌牛
□ コント・ジョルジュ・ヴォギュエ ボンヌ・マール
1996年

■ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤

■ 浜松より 天使音マスクメロン
□ 満寿泉 貴醸酒

■ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
□ シャトー・ディケム 1991年

■ 小菓子&コーヒー


何度いただいても毎度感動って、どういうこと?(笑)

この日は、「マイベストレストランは、蒼かも」と意気投合する食べ友さまと、こちらでの初対面から約2年ぶりの、蒼さんでのご一緒♪

いつも全開の峯村シェフですが、この日はさらに頑張ってくださって…
そりゃ、もちろん素晴らしいってものです(^^)


そして忘れちゃいけないのが、ワイン。

これまた、いつも素晴らしいのに、「そろそろ違うのもいただいてみたいなー」なんて、贅沢な妄想をしていたら、いろいろと新しいモノを用意してくれていました♪

星野さんも流石です!


はぁ〜、なんか、あっという間だったなぁ。

そして、同じぐらいあっという間に、次回が来て欲しい(^^)

  • 贅沢の重ね着♪ いつもの悶絶コンソメに、高級松茸ちゃんを惜しげもなく。 究極にキレイに作った土瓶蒸し、と言ったら失礼かな。 いきなりの興奮MAX(^^)

  • 二品目で、もう怒涛(^^) 世の中で、ここにしかないとも言える赤雲丹です♪ 口の中で旨みが爆発するほどのインパクト!! 美味しすぎて夢中で食べちゃうから、すぐなくなっちゃう…

  • 存在感のある二品のお供は、アンリオのキュヴェ・エメラ。 上品な泡の中に、ふくよかさと柔らかさがあるので、抜群です。

  • 立派な黒鮑♪

  • 前回以上に、今回の方が柔らかく、より旨みを感じやすい気がします。 自家製バターが効いたこのソースが、これまた罪な美味しさ。 一滴も残したくなく、お皿を抱えて飲むか、ご一緒様と悩むの巻(笑)

  • 圧倒的に赤の産地のローヌにあって、白の上級ワインが時々素晴らしい輝きを放ちますが、このエルミタージュ・ブランもその一つ。 マルサンヌはリッチな品種ですが、25年経て、別物の上品さです。

  • この黒ムツ、最高に美味しい! 皮目の香ばしさ、程よい弾力から溢れる旨み。 お米と中国甘酒の爽やかなソースが、これまた絶妙に合うし、山葵も心地良い変化をつけてくれます♪

  • 程よい色調の美しいロゼ。見た目で惚れ惚れしちゃいます。 チャーミングな果実感ももちろんですが、芯もしっかりしていて、バランス良き♪ 優しい甘さと爽やかさが、黒ムツのソースとベストマリアージュです。

  • これまでの赤座海老ちゃんの中でも、トップクラスに感じたプリプリ感と旨み! 溺愛のビスクに溺れさせる前に、このまま食べ切ってしまいそうでした。

  • 「世界一好きな海老料理」の座が、もはや揺るがないものになっています(^^)

  • どんどんと濃さが増しているようにも感じる、昇天ビスク♪ 私も溺れたい(^^)

  • このひと口を求めてお邪魔していると言っても、過言じゃないかも? そのぐらい大好きです。

  • こちらは、赤座海老ちゃんの安定のパートナー。 もちろんリッチでふくよか。 なんとも艶めかしく、濃厚な海老と一緒でも存在感をしっかりとアピールしてきます。

  • これ、ほとんど蟹だよなぁと思っていたら、「約9割が蟹です」とのシェフからのご説明(笑) ホントにほぼ蟹だった(^^) そして、雑味なく蟹だけの美味しさを追求した一皿の、なんと贅沢なこと♪

  • わーい!こちらもニューカマー♪ 以前のアルベール・グリヴォーも良かったけど、これもいい。 より蜜っぽいトロリとした滑らかさ、そしてナッティ。 なんとも甘美なワインで、うっとりです。

  • シェフのスペシャリテ。 低温で長時間焼き続けるそうですけど、焦がさないように愛情たっぷりに見届けているので、パプリカ自体の純度がハンパない。

  • シェフがいろいろと悩まれたという中から、この日選ばれた魚はイシガキ鯛。 いただく機会の少ない魚種ですが、シェフの手に掛かれば、もう言う必要もナシです。 素晴らしい個性ある旨みと、このスープとで至福。

  • 「はぅあ〜」と、ため息混じりに声が漏れてしまう。 もちろん、素晴らしい魚料理のペアリングなのですが、こちらは、他の味覚の要素を入れずに向き合ってしまいたくなります♪ まさに、白ワインの最高峰。

  • 皮ごと使うことで、プラムという果実の個性が存分ですね! とても爽やかで、お口をリセットするだけでなく、一品として素晴らしい(^^)

  • あらためて思うのですが、このコースの最後に、このボリューム感でいただけます? 最終盤なのにナイフ&フォークが加速しちゃうのが、このメインの恐ろしいところ(笑) 低い脂の融点と旨みで、最上のステーキ♪

  • 「飲んだことがある」というだけで、自慢になってしまうようなワイン、ヴォギュエのボンヌ・マール。 しかも、こんなに活き活き、かつ小慣れた27年熟成の飲み頃のものを。 その説得力に、平伏しちゃいます。

  • 蛤と鶏。魚介とお肉の組み合わせ、意外と珍しいと思いますが、それが違和感なく馴染んでしまうのは、やはり純度の成せる業ですね♪ とてもきれいにコースを締め括ってくれます。

  • この瑞々しさ、筆舌に尽くしがたしです♪ メロンを切るためだけの包丁を作っているんだそう。 メロンをカットする時に細胞を壊さずに、口に入れた時に弾けるようにするんだとか♪ その意味をしっかり感じます!

  • メロンと一緒に。その甘さや瑞々しさをしっかりと際立たせてくれる、とても透明感のあるお酒です。

  • すぐ溶けてしまうデリケートなアイス。 バニラビーンズ由来の豊かな風味は、時にもったり感じますが、それは最小限に。 こちらは、優しい甘さの赤酒を使っているので、デザートとして絶妙なバランスなのです。

  • これもまた幸せの極み。 30年以上熟成のディケム♪♪ 長期熟成に向いたデザートワインにあって、まだまだポテンシャルを感じさせる、最高のエンディングです。

  • 私、実はこのシュークリームにメロメロなんです(^^) 出来立てならではの美味しさ、なかなか味わえないですよ。

  • 峯村シェフ、ホントにゴールドです♡

2023/09/16 更新

10回目

2023/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

そろそろ5.0以上の設定が欲しくなります(^^)

「今日、すごいですよ!」
お店に入ると、開口一番に峯村シェフのお声♪

今まで一度もそんなことありませんから、こちらも楽しみ半分、恐さ半分みたいな心持ちです(^^)

そんな訳で、どこかソワソワしながらいただいたこの日、もちろんシェフのお言葉通り、いやいや、それ以上のスペシャルでした♪♪

もう5点満点の枠では収まらなくなってきていて、そろそろ上限を上げてほしいぐらいです(笑)。


◆ 愛媛 藤本さんより 神経締め鱧のコンソメ
◆ 小浜より 赤雲丹の冷製フェデリーニ
◇ アンリオ キュヴェ・エメラ 2006年

◆ 佐渡より 黒鮑 自家製バター
◇ ミシェル・シャプティエのエルミタージュ・ブラン       
シャンタルエット 1998年

◆ 勢麟さんより 岩牡蠣のムニエル
余市 木村さんのトマトソース
◇ シャトー・モンブスケ 2016年

◆ 長谷川さんより 赤座海老 ビスクとともに
◇ ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュ 
2016年

◆ 能登より 毛蟹のリゾット
◇ アルベール・グリヴォーの
ムルソー・クロ・デ・ペリエール1er Cru. 2018年

◆ 渥美半島 荒木さんより ピュアホワイトのスープ
◆ 長谷川さんより 神経締め白甘鯛 本日の仕立て
◇ アンリ・ボワイヨのビアンヴェニュー・モンラッシェ 
2010年

◆ 大石早生のグラニテ
◆ 上田畜産 但馬玄長期飼育39ヶ月 
雌牛シャトーブリアン 蓮根のロースト
◇ コント・ジョルジュ・ヴォギュエのボンヌ・マール 
1996年

◆ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤

◆ 浜松より 天使音マスクメロン
◆ 比内地鶏卵と花の香り酒造赤酒のアイスクリーム
◇ エグリ・ウーリエのラタフィア・ド・シャンパーニュ

◆ シュークリームとカヌレ
◇ エスプレッソ


峯村シェフをして「今日はすごい」と言わしめた、赤雲丹と白甘鯛の「紅白コンビ」は、さすがに別次元の美味しさ!
余計なお世話ですが、赤字ですよね(笑)?


そしてもちろん、他のお料理も私は世界最高峰と思っていますから、ワインもそれに相応しくないとね(^^)

この日のマリアージュで凄かったのは…

「モンブスケ&牡蠣」。
果実味は豊かなのに嫌味なく、品種の個性である酸もとてもきれい。牡蠣の旨味やトマトの酸味に完璧!

「アンリ・ボワイヨと白甘鯛」。
白甘鯛の上品な甘さにそっと寄り添うエレガンス。
これまたキレイな酸が、伸びやかながらスッと引いていく感じが、シェフの仕立てにピッタリです♪

ソムリエの星野さんも素晴らしい!


「もうこれ以上待てなーい!」
毎回、そんな渇望と共に伺っている「蒼」さん。

下手をすると、蒼での食事の前後数週間の食体験すべてを上書きしかねない迫力があり、峯村シェフの狂気じみた探究心から繰り出される鮮烈なお料理は、完全に中毒性ありです(^^)

そしていつもなら、食後の余韻を楽しみながらも、次回までの時間を思うと少し気が遠くなるところですが、幸い意外と早く次の機会にも恵まれそう♪
気持ちにも、今回はゆとりを持って帰路につけます〜。

  • 新たな包丁で米粒大まで刻んだ鱧から、雑味ゼロ、深み増し増しのコンソメ。 「ふわぁ〜」と、声にならぬ声で天井を見上げてしまいます!

  • 「今日すごいですよ!」の食材その一が、こちら小浜産の赤雲丹。むっちゃ高級品を惜しげもなく(^^)

  • 私は雲丹の中でも赤雲丹が一番好きです。 雲丹自体に雑味がなくて、嫌味のない美しい甘さがたまらぬ♪ 蛤の出汁が効いたフェデリーニで、幸せパスタ。

  • 黒鮑。500gオーバーの大物ばかり(^^)

  • その出汁と自家製バターのソースが、ふくよかで美味〜。 噛み応えを残した大振りカットの鮑、贅沢です。

  • うおっ!浜松は勢麟さんからの特大ぷっくりな岩牡蠣! 旨味が濃い。最高… なんですが、私はこのトマトソースに首ったけ♪ 食材に目が行きがちですが、シェフはやっぱりソースが上手いんです。一滴も残せない!

  • いつもの赤座海老。この日も出会えました♪

  • 海老だけで、どうしてこんなに深い美味しさを表現できるんだろう。 奇跡のビスクです!

  • 何度味わっても、究極の食べ方ー♪

  • これまた素敵な甲殻リレー! ホントにごはんより毛蟹の方が多いでしょ? 風味豊かで、なんとも贅沢な気分〜。

  • そしてこちらは、畑の傾斜まで指定して仕入れるという、ピンのとうもろこしで作ったスープ。 風味の豊かさで、完全にノックアウトです(^^)

  • 「今日すごいですよ!」食材その2は、この白甘鯛! 相模湾でも、シーズンに1、2本揚がるかどうかの極上品。 食べてるエサから、サシ、脂乗りまで別格だそうで、その身の柔らかさと弾力、溢れる旨味に感動ー!

  • プラムのグラニテ。爽やか〜。

  • 今回の但馬玄も、ちょっとヤバしです! 長期飼育、雌牛、シャトーブリアン♪ 外側の香ばしさに閉じ込められた、どこまでも繊細で絶品の美味しさ! お腹いっぱいなのに、ナイフ&フォークが加速しちゃいます。

  • 「しっかりした美味しさが続くから」と、〆は以前のカレーから、最近は地鶏と蛤のリゾットへ。 大賛成です!こちらも凝縮度が益々高まっていて、優しいけどしっかりな美味しさ。 でも、カレーもまた食べたい(笑)

  • 相変わらず、ここでも一玉イケる、甘くて美味しい天使音マスクメロン。 メロンの形状に合わせて作った包丁でカットするんですって!常人の発想を超えてますね(^^)

  • 出来立て、すぐに溶けそうなギリギリの温度で作るアイスクリーム。 赤酒の、この優しい甘さがとても好み♪

  • このシュークリームとカヌレも出来立て! 私には、このシュークリームは、シュークリーム界の王様です♪

  • アンリオ キュヴェ・エメラ 2006からスタート。 ふっくらと柔らかく、エレガンスに溢れています♪

  • シャプティエのエルミタージュ・ブラン シャンタルエット 1998年。 ボリュームあるローヌの白品種は大好きですが、マルサンヌのこんな長期熟成は初めて。 正直、こんなエレガントな化け方するの?って驚き!

  • シャトー・モンブスケ 2016年。 右岸のソーヴィニヨン・ブランは少ないですが、こちらは秀逸ですよね。 果実味は豊かなのに嫌味なく、品種の個性である酸もとてもきれい。牡蠣の旨味やトマトの酸味に完璧!

  • ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュ 2016年。 こちらはリッチでふくよかなので、赤座海老の濃厚さと相性バッチリですよね。 単独で飲んでも、その妖艶なインパクトにメロメロです♪

  • アルベール・グリヴォーのムルソー・クロ・デ・ペリエール1er Cru. 2018年。 こういう蜜っぽさは、ムルソーらしさを感じさせますね。 毛蟹の旨味と同じぐらいのボリューム感で、バランス良き…

  • アンリ・ボワイヨのビアンヴェニュー・モンラッシェ 2010年。 白甘鯛の上品な甘さにそっと寄り添うエレガンス。これまたキレイな酸が、伸びやかながらスッと引いていく感じが、シェフの仕立てにピッタリです♪

  • コント・ジョルジュ・ヴォギュエのボンヌ・マール 1996年。 人生で、こんなワインに出会える日が来るなんて。 舌に記憶ができるワインです。 芯のあるフィネスとでも言いますか、大好きです。

  • エグリ・ウーリエのラタフィア・ド・シャンパーニュ。 爽やかな甘さが私の好みにピッタリのデザートワイン♪

2023/08/05 更新

9回目

2023/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

幸せにしかならない♪

「美味しさ」にもいろんな切り口があると思いますけど、食材の純度を極めた味わいで他の追随を許さないのは、やっぱり「蒼」さんです。

しかも、圧倒的!

大袈裟ではなく、峯村シェフのお料理は、人生を豊かに、そして彩りを添えてくれます♪

定番として知ってるお料理も並ぶのですが、これが至福!
さらに、毎度新たな驚きもあって、本当に楽しみでしかありません。


今宵も、幸せが約束されたコースとワインは、↓の通り。

◆ 神経締め真鯛のコンソメ
◆ 大間北紫雲丹の冷製フェデリーニ
◇ アンリオ キュヴェ・エメラ2006

◆ ロワール産 白アスパラガス オランデーズソース
◇ アンリ・ブルジョワのサンセール・ダンタン2018

◆ 神経締めメジマグロの藁焼き お米と中国甘酒のソース 京都美山花山椒
◇ ニコラ・ジョリーのクロ・ド・ラ・クーレ・ド・ペラン2020

◆ 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュ2016

◆ 噴火湾 毛蟹のリゾット
◇ ルイ・ラトゥールのムルソー ジュヌヴリエール
1er Cru. 2007

◆ 新玉葱のムース

◆ 神経締め赤むつ 本日の仕立て
◇ アンリ・ボワイヨ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2007

◆ 紅八朔のグラニテ

◆ 但馬玄の炭火焼き 京都塚原の筍
◇ コント・ジョルジュ・ヴォギュエ シャンボール・ミュジニー1er Cru. 1999

◆ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤

◆ 天使音マスクメロン
◆ 花の香酒造赤酒のアイスクリーム
◇ シャトー・ディケム1996

◆ 小菓子&コーヒー


いつものスターターの「真鯛のコンソメ」。

ある部位(肝心なところを聞き逃した笑)を使わないようにしたとのこと。
3ヶ月前にいただいたものとの違いまで、はっきりと分かるほどの舌は持ち合わせていないのが私の残念なところですが、そのクリアな味わいは、より研ぎ澄まされた気がいたします!

もともと完成された一品を、さらに高める情熱があるからこそ、常に前回を超え続けるのですね。
ホントに尊敬します…


ご縁があったことに感謝が絶えない、最高レストラン!
やっぱりこの日も素晴らしかった♪
峯村シェフ、スタッフの皆様、ありがとうございます。

  • そのクリアな味わいが、より研ぎ澄まされた「真鯛のコンソメ」。 誰もが一気に「峯村ワールド」に引き込まれてしまう悶絶スターターです。

  • とても香り高くクリーミーな雲丹は、お口の中で、蛤を吸い込んだパスタのソースになります♪ 美味しい〜!

  • なんとも立派なホワイトアスパラ! それ以上に、私はシェフには珍しいベーシックなフレンチのソースがとてもお気に入り。 もちろん、ただのオランデーズじゃないですけど(^^) 使われている食材、贅沢過ぎー。

  • 素晴らしいメジマグロの、素晴らしい腹上の部分。 これまた最高級の美山産の花山椒と、お米&中国甘酒のソースとで、ペロリ瞬殺ですね。

  • 私には過去最高サイズの、なんと200gオーバー! うれしい〜♪

  • ビスクの濃厚さにも、ますます磨きが掛かっていますね!

  • この、ディップしていただくのが、もう本当にたまらない! 蒼さんを思い出す時、一番に頭に浮かぶのは、このお皿です。大大好物。

  • からの〜、甲殻類リレー♪ いつもの通り、ほぼ蟹!のリゾットです。お米が見当たるような、ないような(^^) 季節ごとに使われるカニさんも違いますが、ホントにどれも甲乙付けられない美味しさ。

  • この日、特に甘さが際立った印象のある新玉葱のムース。 なんでこんなに豊かな味わいで、しかもクリーミーに仕上がるんだろう?感動的です。 まさに、峯村シェフのスペシャリテ!

  • 赤むつのアクアパッツァ。 とにかくこのスープが、溺れたいほど美味しいのですが、この日は脂乗りのいい魚種でもあるので、い〜い芹が入っていました。 とてもバランスが良かったなぁ。

  • 生産者がほとんどいないという紅八朔で作ったグラニテ。 八朔のイメージよりも、ずっと濃くて美味しい♪

  • 但馬玄のヒレ、美山の花山椒、塚原の筍。 この時期の関西最強食材の祭典ですね♪ これだけいただいた後でも、このメインはサラリとお腹におさまっていく…奇跡の炭火焼き。

  • 今までのカレーも素敵でしたが、こちらも逸品。 シェフのお料理全般、味はしっかり感じるんですけど、不思議なほどにクドさとは無縁なんです。 その典型のような一皿。優しくコースを収束させていきます。

  • どうか、一玉で出してください(笑)。

  • 赤酒がほんのりと優しい黒糖のような奥行きを出してくれる、美味しいアイス♪

  • このシュークリーム、超好み。 気のせいか、生地も日によって違うような… サクサク感がたまらん。

  • もちろんフレッシュさも湛えながら、蜂蜜のような優しさを備えて、なんともバランスのいいシャンパーニュ。 さすがに、いい歳を重ねています。

  • ホワイトアスパラと同郷テロワールのマリアージュですね! ソーヴィニヨン・ブランですが、想像よりもずっとふくよかで、リッチなオランデーズにもぴったり♪

  • 個人的に、この日のベストマリアージュはこちら。 ニコラ・ジョリーのシュナン・ブランは、白桃のような甘美さがあって、シェフがお得意のお米と甘酒のソースとの親和性が高いように感じます。 素晴らしかった!

  • こちらは、いつものコルトン・シャルルマーニュ。 華があります! 赤座海老の旨味やコク、香ばしさにも気後れしない、芯がしっかりしたワインです。

  • 同じルイ・ラトゥールでも、畑やヴィンテージでテイストも違いますね。当たり前ですが(^^) 比較的分かりやすい美味しさのムルソーも、時間で馴染んできます。 とても、じっくりと付き合いたくなる一本です。

  • 恥ずかしながら、グラン・クリュなのにビアンヴニュは知りませんでした。バタールの1/3強しかないんですね。 先のムルソーと同じ2007。 艶やかで程よくリッチ、上品な酸が伸びる感じ。これ、好きです。

  • もう言わずと知れたコント・ジョルジュ・ヴォギュエのシャンボール・ミュジニーの1er Cru. 落ち着きと繊細さとエレガンス、そして味わいがあって、こんな大人になりたい(^^) 羨ましい〜ワインだな。

  • 魅惑の晩餐を締め括るのに相応しい、ディケムの甘美。

2023/04/22 更新

8回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

もう、そんな言葉がぴったりです。

こんなに指折りその日を待ち焦がれるお店、他にはないかもしれません。


そして、ようやく再会できた峯村シェフの料理には、例外なく心が震えます。
人にこんな感動を届けられるシェフとそのお仕事を、羨ましいと感じるぐらいに素晴らしい。

唯一無二!
きっと世界中の誰にも作れない、峯村シェフだけの料理だと、あらためて認識させられました。


■ 神経締め 真鯛のコンソメ
■ オシェトラキャビア 冷製フェデリーニ
□ アンリオ 2006

■ ながたちカマスの藁焼き お米と中国甘酒のソース
□ ニコラ・ジョリーのクロ•ド•ラ•クレ•ド•セラン 2001

■ 赤座海老 ビスクとともに
□ ルイ•ラトゥールのコルトン•シャルルマーニュ 2016

■ 越前蟹のリゾット
□ アルベール•グリヴォーのムルソー 1er クロ•ド•ラ•ペリエール 2018

■ きたあかり 黒トリュフ 椎茸 自家製バター
□ マルセル•ダイスのアルテンベルグ•ド•ベルクハイム 2004

■ 新玉葱のムース

■ 神経締め 白甘鯛
□ ミシェル•ニーヨンのシュヴァリエ•モンラシェ 2010

■ ハールレモネのグラニテ

■ 但馬玄の炭火焼き 百合根”月光”
□ コント•ジョルジュ•ヴォギュエのシャンボール•ミュジニー 1er Cru. 1998

■ 12ヶ月飼育の地頭鶏 地蛤

■ 天使音メロン
■ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
□ エグリ•ウーリエのラタフィア•ド•シャンパーニュ

■ ミニャルディーズ

どれが美味しかったか?
もう、全部!!


そしてワインは、今回も「スペシャルペアリング」で。
高級なワインというだけではなくて、もちろん、ペアリングとしてもスペシャルなのですよ。


この日、お隣には偶然にも、別のお店で一度ご一緒させていただいた食べ友さま♪
とはいえ、最初は気付かずにおり、シェフからの「どちらかでご一緒されていませんか?」とのお声に、お互いに「!!!」

恐るべし、峯村シェフ(^^)

その後は、この感動を共有するお仲間を得て、より楽しく過ごさせていただきました♪
ご一緒さま、ありがとうございました。

  • 最初の一口から体に染み込ませたくて、この日は何も食べずに訪問。 シェフが「特に出来がいい」という雄の鯛の旨味が、冷えた体と細胞に染み渡る快感♪

  • 15年生育の最高級キャビア♪ 特段のキャビア好きではないのですが、これ、すごいです! 塩味じゃないんです、旨味なのですね。 なんか、ふくよか〜な余韻が官能的。

  • これがまた! 幻の美味なる深海魚で、ナガタチカマスというのだそう! 10年に一度揚がるかどうかとも言われるほど珍しく、身は程よい弾力で美味しい♪ シェフのこのソースも、ファンなのです。

  • 海の状態で、前日だったら食べられなかったかもという、大好き過ぎる赤座海老。 ナガタチカマスといい、幸運は続きます…

  • 見た目はエスプレッソですが、とんでもない美味しさの海老のビスク。

  • 世界一好きな海老料理と言っても、過言ではない(^^)

  • こんな風に食べられるのだから。

  • ほぼ越前蟹、のリゾット(笑)。 まろやかで旨味が鮮烈!こんな甲殻リレー、反則です。 ホントに美味しい…

  • 3年雪下熟成のきたあかり。そのしっとりした食感と味わいは、もう別モノですね! 優しい自家製バターとトリュフで、なんとも芳醇な一皿に。

  • スペシャリテの新玉ムース。 玉葱の甘さとなめらかさ、これもいつも楽しみな一品。

  • そして、贅沢過ぎるアクアパッツァ♪ 神経締めした白甘鯛でなんて、ホント贅沢過ぎる… なんとも品のいい美味しさですよね。はぁ〜、もう食べたい(笑) このソースも大好き。

  • ハールレモネのグラニテ。 デザートとして、たっぷりいただいてもいいぐらい♪

  • どーん!の但馬玄。 「どんどん肉が良くなっている」というシェフの言葉通り、軽やかな肉質と十分な旨味のバランスが絶妙過ぎて、コースの最終盤でもスルスルと入っていく、奇跡の炭火焼きです。

  • いつものカレーではなく、初めていただく「鶏と蛤」でスープリゾット。 鶏が染み込んだリゾットと、それをコーティングするかのような蛤スープが、意外にもしっくり。 最後に優しい美味しさで、天才なの?(^^)

  • もう大好きなヤツ。この時点でも一玉いけそう♪

  • シェフが気に入ったという酒蔵さんのお酒の美味しさを表現したアイスクリーム。 コクとまろやかさが加わって、こちらも本当においしー!

  • ミニャルディーズだって、出来立て! この日も、幸せ過ぎたー♪

  • 繊細な泡が、とてもエレガントなアンリオ。 熟成したシャンパーニュの素晴らしさが体現されています。

  • ほんのりですが、シェリー酒のような個性も感じるシュナン・ブラン。甘酒の発酵した感じに、よく合うんですよね。 サラッと出ますが、ニコラ•ジョリーのトップキュヴェですから。

  • グラスを見ても、脚が長いワインなのが分かりますねぇ。 蜂蜜のような甘さや香ばしさで、赤座海老の力感に負けないボリューム。 ちょっと妖艶♪

  • いつもは赤座に合わせていたムルソーは、今宵は越前蟹と。 さすがにインパクトしっかりですが、暖系の柔らかさでバランスがいいなぁ。

  • 知らない葡萄も含めて10種以上のブレンド。さすがに、変人マルセル•ダイスですねぇ。 ゲヴェルツ特有の甘さも感じますが、他の品種や熟成のおかげか、まったくベタベタしていません。

  • リッチなワインが続きましたから、こうした酸がきれいに伸びていく一杯はいいアクセント♪ アクアパッツァも優しい酸味ありますし、何より繊細な白甘鯛を邪魔しないペアリングが好感度高しです。

  • 最高! 何度かいただいた「ミュジニー」から畑は落ちますが、その分ヴィンテージは、より本領が発揮される年代のもので。 今飲むなら、プルミエの方がいいのかも。ほんのり旨味や優しい酸などすべてが高次元!

  • 相変わらず、スッキリした甘さが気に入りのラタフィア。

  • アイスクリームに使った「赤酒」を、お味見させていただきました。 とってもふくよかで、嫌な雑味ゼロ。 これ、美味しい!

2023/01/28 更新

7回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

昇り続ける天才

唐突ですが。
こちら蒼のワインたち、おそらく他のお店では「ペアリングです」と言って注がれる類ではないです。
どれも、その一本を主役にして、じ〜っくりとお付き合いできる銘酒ばかり。

そんな垂涎のワインを贅沢にお供にいただくなら、当然お料理にだって、相応の期待がつきものです。

ですが、峯村シェフのお料理は、そんな私の些末な期待値など、圧倒的な説得力で悠々と超えていきます。

通常のペアリングでさえ、気軽にはいただけないラインナップなのですが、むしろ峯村シェフのお料理なら、「並のグランヴァンじゃ料理に釣り合わないかぁ。」と、こちらの気分が大きくさせられてしまうほど(^^)

なので、この日もスペシャルペアリングで♪


お邪魔するたびにどんどんと研ぎ澄まされて、過去最高を更新し続けるシェフとその料理には、もはや凄みさえ感じます。
本当に本当に、素晴らしかった〜!

この日いただいたこの上ない口福は、↓の通り。

◆ 神経締め鱧のコンソメ
◆ 新いくらの冷製フェデリーニ
◇ ビルカール・サルモン 2006

◆ 神経締めクエのムニエル フレッシュトマトのソース
◇ シャトー・モンブスケ 2016

◆ 赤座海老 ビスクとともに
◇ アルベール・グリヴォー ムルソー 1er cru.クロ・デ・ベリエール 2018

◆ 毛蟹のリゾット
◇ ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ2019

◆ 黒鮑 自家製バター
◇ シャトー・ド・ボーカステル シャトー・ヌフ・デュ・パプ ルーサンヌV.V 2017

◆ 万願寺のムース

◆ 神経締め黒むつ 本日の仕立て オオイチョウタケ
◇ ルイ・ジャド モンラシェ 2009

◆ プラムのグラニテ

◆ 但馬玄シャトーブリアンの炭火焼き
◇ ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニー 1er.Cru レ・クラ 2006

◆ 但馬玄カレー

◆ 天使音メロン
◆ 白トリュフのアイスクリーム
◇ エグリ・ウーリエ ラタフィア・ド・シャンパーニュ

◆ ミニャルディーズ(焼き立てシュークリーム&カヌレ)


この日は、シェフが仕入れている林鮮魚店さんが長崎からお越しになっていて、お隣でご一緒させていただきました!

シェフと魚屋さん。事情を知るプロフェッショナル同士の生々しい?会話に交ぜていただき、いつもと違う楽しさもプラスアルファの味付けに加えていただきました♪

ありがとうございます!


ここ数週間、マイレビ様方の「蒼祭り」が続いていて、意味なく気持ちばかりが逸っていましたが、ようやく満たされました。

はぁ〜。
「明日、人生が終わってもいっかなー」と、毎度手足をぷらんぷらんさせながら歩いて帰るのが、お気に入りの余韻の浸り方です♪

  • いつもの極上コンソメに、松茸を加えて。 もちろん香りが増し増しです♪ 峯村シェフの本領である純度を思うと、鱧だけでいい気もしたり… 想像世界で贅沢に飲み比べしてみる(笑)

  • 都内でいただける鮮度は随一でしょう! だからこそ分かる新いくらの素晴らしさ♪ ほんのアクセント程度の青柚子が、これまたいいお仕事。

  • 人さまのお写真でゴクリとし続けた一皿。 フルーツトマト、白バルサミコ、シャンパーニュのこのソースが神領域!インパクトはこの日ナンバーワンかも。 この美味しさは、なんなんでしょう?

  • 150gオーバーしか仕入れないという赤座。

  • その殻などで煮出したこのビスクの濃厚なこと!

  • 何度いただいても、その度に細目を見開いちゃいます!

  • ほぼ蟹リゾット(笑)。この甲殻リレー、もう反則でしょう。 毛蟹の風味はたまりませんねぇ。

  • 立〜っ派な黒鮑ちゃん!

  • 峯村シェフ自ら「だって美味しいもん」と胸を張るスペシャリテの万願寺。 今回は、糖度だけでなく辛味も加えて。

  • プロの魚屋さんも絶賛する相模湾の黒むつ。 脂乗りと旨味がくどくなくバランスもいいのですが、このスープもまた絶妙な美味しさなのです♪

  • お口直し♪

  • この流れのメインでこのボリューム?と感じるかもしれませんが、ペロリなのですよ、ペロリ! とにかく脂の融点が低い但馬玄だからこそ。しかもシャトーブリアン♪ こりゃあ、過去最高の美味しさだわい!

  • その但馬玄が溶け込んだ、世界一の贅沢カレー♪

  • この天使音メロンの甘いこと甘いこと! 大好きなメロン。これならまだ半玉は食べられるね。

  • 出たー!白トリュフアイス! するかね?アイスに(笑)。 ところが、これが信じられないぐらい合うんです!というより、合うように作ってくれるのです♪

  • 出来立てミニャルディーズ。

  • いつものビルカール・サルモンのヴィンテージから。 これ一本でコースをカバーできるほどの味わい深さと広がり。

  • ボルドーの中でも特に右岸は白のイメージがありませんが、このモンブスケは、ソーヴィニヨン・ブランとは思えないふくよかさ! 微かな酸がトマトに合います♪

  • 濃厚な赤座海老には、ワインも負けないボリューム感のムルソーで。

  • 本来のテロワールよりは、造りの特徴は「控えめ」というミネラルですが、十分に蟹の塩味と結び付きます。 粘度もあって、素晴らしいコルトン・シャルルマーニュ。

  • この日の衝撃はこちら! 最高13品種まで使えるシャトー・ヌフで、まさかのルーサンヌ単一。想像以上の純度でシェフの料理と通じますね。 旨味とオイリーさが鮑&バターにも合います。 100年V.V、すごい!

  • まだまだ続きますよ、モンラッシェです! こちらは上質な酸がスープに合いますし、もう流石としか言えない一杯です。

  • もう、KO負けです(笑)。 まだまだフレッシュですが、16年熟成のG•Rのレ・クラを飲めるなんて(涙)。 やっぱりアロマの複雑さが魅力で、とにかく美人♪ もっとじっくり香ってくればよかったな。

  • このラタフィア、意外とスルスルと入ってきて美味しい! 好み! 星野さん。渾身のラインナップ、いつもありがとう♪ この日も堪能させていただきました!

2022/10/01 更新

6回目

2022/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

この世の贅沢すべてを集めたら、「蒼」になるんじゃ…?

今週、私はずっと「ブルーな気分」…

と言っても別に憂鬱なわけではなく、「蒼」のブルーです(笑)
指折り数えて待ち焦がれるワクワク気分のことを、自分勝手にそう表しているというだけのお話。

本当に待ち焦がれて辿り着いたこの日も、やっぱり何ひとつ裏切らない、いやいや、いい意味で裏切っていただきました!


どこまで行っても感動のコースは、↓の通り。

◆ 愛媛は藤本さんの鱧 そのコンソメ
◆ 青森は塩谷さんの北紫雲丹を冷製フェデリーニ
◆ 函館から活〆桜鱒 お米と中国甘酒のソース
◆ いつもの長谷川さん赤座海老 ビスクとともに
◆ 能登の毛蟹リゾット
◆ 大原の黒鮑 コロポックルのホワイトアスパラ
◆ 高知は熊澤さんのラペルラドーロのスープ
◆ やはり長谷川さんの地金目鯛
◆ 静岡 三松園の甘夏グラニテ
◆ 但馬玄の炭火焼 京かも茄子
◆ 但馬玄のカレー
◆ 浜松より天使音マスクメロンのスープ
◆ 蒜山ジャージーミルクのアイス
◆ シュークリーム

この日の驚きは、スーパースイートコーン「ラ・ペルラ・ドーロ」のスープ!
実は、シェフが自ら「スペシャリテ」と言うのは、万願寺にしても新玉にしても、いつもお魚前の「ここ」だけな気がする。

赤座海老でも但馬玄でもなく、ここで「スペシャリテ」と仰る自信のほどが、ハッキリと伝わるインパクト満点の美味しさ!

糖度の高いトウモロコシを凝縮させただけでなく、爽やかな産のトマトのジュレと合わせることで、お互いの個性をさらに際立たせる一品。はぁ〜…と漏らさずにはいられません。


そしてワインは、スペシャルペアリングで!
以前にいらしたソムリエさんが辞められて、サービスもサポートされていた星野さんが、晴れて本業のソムリエに。

私は元々、星野さんの方が居心地良かったので、大歓迎。
そんなこともあって、ついつい奮発しちゃいました!
だって、本当にスペシャルなのです。


◇ ビルカール・サルモン 2006
◇ ニコラ・ジョリーのクロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン2001
◇ アルベール・グリヴォーのムルソー「クロ・デ・ペリエール」2018 モノポール
◇ ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィスのコルトン・シャルルマーニュ2018
◇ シャトー・ボーカステルのシャトー・ヌフ・デュ・パプ・ブラン2016
◇ ジョセフ・ドルーアンのモンラッシェ マルキ・ド・ラギッシュ2017
◇ コント・ジョルジュ・ヴォギュエのミュジニー2006
◇ そして、こっそり失念の食後酒♪

もはや、ただのカタカナの羅列ですね(笑)


峯村シェフによる究極のご馳走と、ソムリエ星野さんチョイスの極上ワイン。
この世の幸せが、ここに集まっています…♪

  • 蒼く光る器でいただく、鱧のコンソメ。 相変わらず、澄み過ぎる純度の高い味わい。ずーーっと飲んでいたい。

  • 蛤出汁をたっぷり吸ったフェデリーニ。 爽やかかつ風味豊かな北紫雲丹を、贅沢に!

  • 本当は、もっと鮮やかな桜色なのに(涙)。すいません。 素材自体の素晴らしさはもちろん、この米と甘酒のソースが優しい甘さで絶品なのです。

  • 貴重になりつつある赤座海老。

  • と、その濃厚ビスク。

  • ただでさえ美味しい赤座海老を、そのビスクにディップするんですから!たまりません。

  • 季節の蟹で作るリゾットシリーズ。今は毛蟹ちゃんです。 一番濃い〜味わいは、この毛蟹かもですね。 もう説明要らずの美味しさ!

  • 鮑の出汁と自家製バターでふくよかなスープ。 食材は重ねていないのに、奥深〜い味わい。

  • 糖度の高いトウモロコシを凝縮させただけでなく、爽やかな酸のトマトのジュレと合わせることで、お互いの個性をさらに際立たせる一品。 はぁ〜…と漏らさずにはいられません。 まさにスペシャリテ!

  • 海老だけを食べているものに拘った金目鯛。 皮目をスープに浸すと赤っぽい脂が出ます。鰯などを食べていると黄色い脂が出るそう。 その味わいの違いまで追求するなんて… それが、この美味しさの秘訣かぁ。

  • 爽やか甘夏で、一度お口をリセット。

  • 但馬玄のシャトーブリアン。こんな貴重なお肉を、こんな贅沢に(^^) このメニュー構成の最後に、このボリュームをペロリといけちゃうことが、軽やかさの証明ですね。 このジュのソースだって、凄いのです!

  • ここにも、但馬玄が200gほども使われているという、きっと世界一贅沢なカレー。 ごはんだって、纏っているのです。

  • 間違いなく、好きなフルーツベスト3には入るメロン。 甘くて昇天ーー。 これはもっと食べたいなぁ。

  • 出来立てアイス。ミルクの風味豊か。

  • ビルカール・サルモン。 柔らかく溶け込んだ泡とふくよかな味わいが素晴らしい♪

  • シュナン・ブランの面影はゼロ! それもそのはず、貴腐が付いたものだとか。この凝縮感は、ちょっと驚き。

  • ムルソーのモノポール1er. 濃厚なビスクに負けない、このボリューム感はムルソーの魅力ですよね。仄かな蜜っぽさが心地いい♪

  • 同じシャルドネですが、こちらの方が少しミネラル感とか塩みがあるでしょうか。 完熟傾向の昨今にあって、とてもバランスがいい味わいです。

  • ヌフ・ブラン。 ルーサンヌ&マルサンヌは、主張があるけど好きなローヌ品種。 それがボーカステルだと、上品さも併せ持っちゃう。 お見事です♪

  • このあたりから、もうマジやば全開です。 マルキ・ド・ラギッシュ。 まだ若いのに、もう十分な艶やかさとリッチさ。粘度も高くて、まとわりつくような舌触りも最高!

  • 私のミュジニーの勝手なイメージは、この上ないエレガンスと、そこに一本通った芯が両立してる感じ。 前回いただいた2016は、さすがにまだ早い感じでしたが、今回はイメージぴったりの素晴らしさ!

2022/06/11 更新

5回目

2022/02 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

すべてが身震いするほどの美味しさ

訪ねるのに、こ〜んなにワクワクするお店、他にはないです!

「大のお気に入り」という点では共通でも、馴染みに顔を出すような気楽さだったり、どこか凛とした心持ちで向かったりと、お店によってちょっとした心の持ちようが違ったりします。

で、蒼さんはというと…
とにかく楽しみ♪ひたすら楽しみ♪

徹頭徹尾、最高のオールスター食材を最高の味わいに仕上げてくれる、わかりやすい美味しさが待っているのです!

要は、「至福」というヤツです(笑)。

悪い癖で、ついついレビューが理屈っぽくなりがちな私ですが、無条件で体全体で「おいしーーー!」と叫べるお料理(もちろん、実際には叫ばない)。

この日も、全身の細胞が喜んでくれていました♪

■ 真鯛のコンソメ
■ 無洗白子と黒トリュフグラタン
■ 目近鮪 お米と中国甘酒のソース
■ 赤座海老 ビスクとともに
■ 松葉蟹のリゾット
■ 黒トリュフと自家製バター 2年熟成北アカリ
■ 新玉葱のムース
■ のどぐろ 本日の仕立て
■ ハールレモネのグラニテ
■ 但馬玄の炭火焼 ゆり根「月光」
■ 紅ほっぺのスープ
■ 黒トリュフのアイス
■ ミニャルディーズ


そして、この日は衝撃の一杯をいただきました!
なんと、ディディエ・ダグノーのジュランソン・モワルー レ・ジャルダン・ド・バビロン。
2006年に不慮の事故で亡くなった天才が手掛けた、そのファーストヴィンテージ2004。
その稀少価値ときたら…

黒トリュフと合わせても負けない香りのふくよかさ、甘口ワインならではの、熟成北あかりの甘さとのシンクロ。

きっとソムリエさんの計らいだと思います。ありがとう!
ワイン、勉強しておいてよかったーー!


なんだか、帰る時には気分が大きくなってしまいます。
また最初から食べ直したい…

  • しっかりと鯛のお味が出ているのに、口当たりはどこか優しい。その丸みまで美味しい。じ〜ん…

  • 無洗ならではの最高鮮度の白子。黒トリュフにも負けないとは…

  • そういえば、「鮪の皮」って食べられることない。目近鮪でしか味わえない身と皮の間の美味しさよ。チビッコ鮪らしく、その身はさっぱりながら、皮目近くの旨味がサポートしてちょうどいい塩梅。

  • この日は200g超えの贅沢品。まずは、このまま…火入れのグラデーションで甘さ引き立ちます。

  • そして毎度昇天させられるビスク!ここにダイブさせていただく赤座は、最強!たまらぬ…

  • さらに、カニ!間人蟹よりも、さらに稀少という「魚政BLACK」(笑)。稀少性よりも、味わい深さが素晴らしい!これで、毛蟹、香箱と三部作?を堪能しました。

  • ヴォーグリューズ産の黒トリュフは、香りの高さが違います!北あかり、バターとで、とてもふくよかな一皿。

  • スペシャリテのムース。新玉葱の甘さとトマトの酸味が絶妙です。

  • 対馬の喉黒。脂も乗っているけど、きれいな脂なので、フワリの食感と相まってペロリといけます!また、このスープの仕立てが見事。「アクアパッツァです」とのことですが、「いやいや」と言い返したくなっちゃう。

  • 柑橘大好き。レモンの果肉も入って、口の中をきれいに。

  • 但馬玄のシャトーブリアン。同じく但馬玄のリブを使うという、この上なく贅沢なソースが、それだけでも美味しいお肉に奥行きを付けてくれます。

  • 30kgの肉から3Lしか作れない、日本一?贅沢なカレー。スパイスもしっかり効いて美味!

  • 優しい気分になる、紅ほっぺのスープ。

  • もしかすると、一番トリュフの香りが際立つのはアイスか?と思うほどに華やかなアイス。見た目はチョコチップかと思うでしょ?食感も似てるけど、トリュフー♪

  • 賞味期限短し、絶品シュークリーム。

  • オープニングから、ボランジェのヴィンテージだもの。

  • こちらは初めて飲んだシュナン・ブラン。クリスタルのような美しさでエレガンスが見事。品種自体の評価が高まっている気がするけど、きっとこういうワインのおかげ。

  • アルベール・グリヴォーのムルソー1er。ビスクのコクや海老の甘さに応える、しっかりムルソー。単独でも飲み続けたい。

  • ブシャールのコルトン・シャルルマーニュ。テロワール由来のしっかりしたミネラル感が、蟹ちゃんの風味にもマッチ。

  • ロワールの名声を高めた第一人者とも言えるディディエ・ダグノーのジュランソン・モワルー レ・ジャルダン・ド・バビロン。そのファーストヴィンテージ2004。感謝です。

  • アンリオのキュヴェ・エメラ。さすがのヴィンテージ。ちょうどいいこなれ感と、まだまだ元気の良さと。脂乗りのいいのどぐろを、程よく中和してくれます。

  • コンフュロン・コトティドのシャルム・シャンベルタン。果実味豊かでありつつ、ちょうどいいタンニンが綺麗に入っている、とてもバランスのいい一杯。

  • 間違いのないディケムで、この日も大満足のごちそうさま。

2022/02/04 更新

4回目

2021/12 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.9

「これ以上」を諦めてしまいたくなるような美味しさ

とてもとても好みのお店。

それなのに、前回の訪問から数ヶ月が経ち、「蒼切れ」を起こして気持ちがぷるぷるし始めた今日この頃。

信じられないような天からのお声掛けをいただき、皆様の貴重なお集まりにご一緒させていただきました!


徹頭徹尾口福のコースは、↓の通り

・ 鱧のコンソメ
・ 縞鯵
・ 赤座海老 ビスクとともに
・ 網捕りの天然真鴨
・ 香箱蟹のリゾット
・ 白トリュフと自家製バター
・ 万願寺のムース
・ 真鯛 本日の仕立て
・ 洋梨のグラニテ
・ 但馬玄のシャトーブリアン 北あかり
・ マスクメロンのムース
・ 白トリュフのアイスクリーム
・ シュークリーム

ふぅ〜。今宵も素晴らしく美味しかった〜。

ひとつのお皿にいろんな味わいのコンビネーションを乗せるというより、食材が持つ様々な味わいを引き出した幅と深みで、唯一無二のコースに仕上げるシェフの熱量にも、溜め息もの。

メニューには4番バッターばかり並んでるのに、ちゃんとチームになってるのもすごいなぁと感心しちゃいます。


日頃、外食で素晴らしいお店や料理に満たされつつも、どこかで「これ以上に出会えるかも」なんて期待感も持ち続けたいもの。

ですが、それさえ諦めてもいいような絶対的な美味しさでした!


お誘いいただいたご一緒様、感謝の言葉もございません。お陰様で禁断症状を免れました(笑)。

ご一緒いただいた皆様、ぽっち好きな私も、また違う食事の楽しみ方を教えていただきました!
ありがとうございました。

  • 鱧のコンソメ。一口運ぶごとに「はぁ」「ふぅ」と漏れてしまうような染み渡る美味しさ。細胞が喜んでおります。

  • 「この日の日本一」とシェフが胸を張る縞鯵。たしかに!シェフのインスタには包丁に脂乗りの良さもしっかり。なのに、まったくしつこさはない旨さのバランスに感嘆!

  • 相変わらず、海老界最強のひと皿。海老に海老を纏っていただくなんて、なんて幸せ。

  • 全部美味しいのに、これも美味しい!血が回らない網捕りなだけでなく、捕った後2週間お米を与えて綺麗な仕上げに。いくら鴨とネギが合うと言っても、これは反則ではー?

  • 香箱のリゾット。どうまん蟹の内子まで乗せて、濃い〜旨味だけじゃなく、程よいスパイスでバランスよく。

  • 今年は特に高騰のアルバ産白トリュフ。さっぱりバターと迫力の香りの饗宴。なんて贅沢…と思ったら、この後にさらに贅沢が!

  • 「スペシャリテ」と供される万願寺のムース。その説得力はお見事です。万願寺だけど万願寺じゃない。万願寺じゃないけど万願寺(笑)。まるで、お芋のような甘ささえ感じます。初体験。

  • 弾力のある鯛自体も素晴らしいですが、このスープがまたね。出汁感と野菜の甘味で絶妙なんです。もう後半なのに、すくうスプーンが止まらない。

  • 口直しのグラニテちゃん。ハーブも効いて爽やか。

  • 4度目にして、初めてのシャトブリちゃん♪リブも、ならではの良さがありますが、このしっと〜り、じんわ〜りの染み出し方は、ヒレならでは。この北あかりも、凄まじい美味しさ。

  • 全身但馬玄のカレー。美味し過ぎて説明できません。ごめんなさい。

  • 果物一大好物のメロンが、この季節にこんなに美人でいただけるとは…

  • さっきの贅沢の続き。トリュフアイスはいただいたことありますが、アルバの白をアイスにしちゃう人って他にいるんだろうか?香りドーンです。ドーン!

  • バニラビーンズしっかり、美味しいシュークリーム。

  • ドメーヌ・ド・べリヴィエールのシュナン・ブラン。丸みとボリュームある果実味が素晴らしいシュナン・ブラン。縞鯵の味わいもしっかりなので、このふくよかさが良く合います。

  • ボノー・デュ・マルトレイのコルトン・シャルルマーニュ。こちらも軽いシャルドネじゃ赤座のコクに弾かれちゃいそうですが、さすがのグラン・クリュ。

  • ボーカステルのシャトー・ヌフ。98年だったかな。全てが綺麗に馴染んで単独でも酔いたくなる一献。優しい黒糖のような余韻が、こちらも綺麗な真鴨ちゃんと好相性♪

  • 前回もいただいたかな?シャトー・ヌフのこちらはブラン。ミネラリーで、蟹ちゃんの塩みと仲良し。

  • マルセル・ダイスのロテンベルグ。リースリングとピノグリ。これはとてもリッチな一本。白トリュフと合わせられるこのボリューム感は素晴らしい。

  • ビルカール・サルモンの2006。マイベストシャンパーニュかも。シャンパーニュのヴィンテージって、こうなるのか。香りがこれだけ楽しめるようになるとは。なるほどのブルゴーニュグラス。

  • もうね。ドメーヌ・ランブレイのモノポール、クロ・デ・ランブレイ2003。18歳だけど、もちろんまだまだ行けます。

  • そして、ディケム1996。すべてのワイン、今まではラベルに興奮するばかりで、今回、初めてペアリングとしてじっくり味わえた気が…もう、圧倒のラインナップでした!

2021/12/04 更新

3回目

2021/09 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

素材を究極に楽しむ、蒼だけの世界

待ちに待った数ヶ月ぶりの「蒼」。
予約もなかなか難しいですが、頑張ってその労力を掛けたくなる数少ないお店です!

素材を究極まで生かしたその料理を、名だたるグランヴァンと一緒にいただく贅沢を味わいたくて、今回はペアリングも「スペシャル(ハーフ)」をチョイス。

ちょっとした旅行ぐらいのお値段にはなりましたが、日本全国からの素晴らしい食材&最高のフランスワインとで、まさに「蒼旅行」といっても過言じゃありません!


相変わらず素晴らしい今回の口福は、↓の通り。
コメントは写真の方で。

・ 神経締め鱧のコンソメ
・ 新いくらの冷製フェデリーニ
・ オーストリア産 黒トリュフ
・ 赤座海老 ビスク
・ 毛蟹のリゾット
・ 黒鮑
・ ホワイトショコラ
・ 伊豆笠子
・ ソルダムのグラニテ
・ 但馬玄の炭火焼き
・ マスクメロンのスープ ジャージーミルクのアイス
・ ピーチメルバ
・ シュークリーム

ワインも、スペシャルを謳うだけあって、とてもペアリングでいただける代物ではありませんね。

個人的には、ソムリエさんがもう少し愛想がいいといいのですけど(笑)。

シェフのお皿のどういうニュアンスにそのワインを合わせたのか、とかプロの説明を聞いて洗脳されながら楽しみたい派なのです。

いや、もう、このクラスになると「何と合わせる」とかを超越してるか。料理もワインも完全に主役でした!

ホントに美味しいワインをたくさん飲ませていただきましたね。


いやはや今回も、定番のスペシャリテと新作で構成された蒼だけの世界を存分に堪能させていただきました!
またご縁がありますように。

  • 鯛じゃなく鱧は初めて。とくに好みという魚種じゃないですが、一気に印象を変えてしまうほどの美味しさ!「さぁ、始まるぞ」の高揚感。

  • 一度も冷蔵庫に入れてないという出来立て新イクラ。かすかに効かせてある爽やかさがいい仕事。

  • 今が旬のオーストリア産トリュフは、流石に香り高し。さらに、しつこくない自家製バターも主役級でいただくトースト。

  • 相変わらず、海老料理で地球一大好物の赤座海老とビスク。絶対に止めないで欲しいひと皿。

  • エキスたっぷりのリゾット。中にもその身を贅沢に!冬の松葉と食べ比べたい!

  • 国産ポルチーニ(ヤマドリタケ)と合わせて風味豊かな黒鮑。

  • ホワイトショコラと名付けられるほど膨よかな甘味の玉蜀黍。トマトのさっぱりしたジュレと一緒にバランス良く。

  • 笠子うまし。いや、これまたスープが美味しい!濃厚で味わいはしっかりなんだけど、意外と飲み疲れない不思議。

  • さっぱりグラニテちゃん。

  • 従来よりもフレッシュな状態で仕入れているという但馬玄。「リブロース」という言葉からはまったく想像できない軽やかさ。そしてピュアな赤身の美味しさが楽しめます。絶品。

  • こんなに贅沢なカレーある?カレーもライスも但馬玄まとってるぞ。

  • マスクメロン大好物!食後でも、あと2つ追加でいける美味しさ。いや、ホントに美味しいのです。

  • 甘さと爽やかさのバランスが良く、キュッと締めてくれるピーチメルバ。

  • バニラビーンズが豊かに香るサクサク生地のシュークリーム。ごちそうさまでした。

  • あの、「アルザスの変人」マルセル・ダイスの最高峰!単一品種中心のアルザスでブレンドしまくりです。たしかピノ・グリ、ピノ・ムニエなど5種類ほど混ぜてたと思いますが、ねじ伏せる美味しさがあります。

  • 後半のラインナップに圧倒されるので、ちょっと小粒に見えちゃうけど、ブシャールのコルトン・シャルルマーニュだって十二分に素晴らしい!

  • 憧れのルフレーヴ。シュヴァリエ・モンラシェです。どこか背筋が伸びるような、シャッキリ感が魅力的。

  • 言わずと知れたヴォギュエのミュジニー。まさかこんな逸品を味わえるとは…2016は、さすがに少し早いかなと思いましたが、そのポテンシャルをつまみ食いできただけで、テンション上がります。

  • う〜ん…たしかに「スペシャル」を選びましたが。もう御礼しか出ません。小慣れ始めているかなという感じですが、まだまだフレッシュ。エレガンスがあるなぁ。

  • こんな豪華な画、目の前に展開されたら目眩が…(笑)

  • そして、ディケムちゃんで幸せの締めくくり。

2021/09/04 更新

2回目

2021/05 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

きっと恐ろしく手の込んだ、究極のシンプル

待ち焦がれました。
数ヶ月ぶりの「蒼」。

前回のインパクトが強かったので、再訪でいかがかと一抹の不安がありましたが、まさに杞憂でした!

今回もやっぱり納得・満足のコース。


見ての通り、ゲストの前にはとてもシンプルにサーヴされる料理ですが、おそらくその裏には恐ろしく手間が掛かっているのではと想像します。

特に、素材も美味しさを極限まで引き出すその姿勢には、並々ならぬこだわりを感じますね。


・神経締め 真鯛のコンソメ
・北紫雲丹の冷製フェデリーニ
・神経締め 桜鱒の藁焼き
・赤座海老 ビスクとともに
・毛蟹のリゾット
・黒鮑 グリーンアスパラ 自家製バターで
・新玉ねぎのムース
・黒陸奥 本日の仕立て
・日向夏のグラニテ
・但馬玄の炭火焼き ホワイトアスパラ
・ジャージーミルクのアイスクリーム
・マンゴー 卵プリン

フェデリーニも、一見茹でたパスタに雲丹を乗せてあるだけに見えますが、しっかり取った蛤の出汁をパスタに吸わせてあります。

新玉ねぎのムースも、「一番切れ味のいい包丁でカットして、新聞紙に包んで一晩寝かせて云々…」と、とにかく見た目のシンプルな印象で終わらせない奥深さがどのお皿にもあって、絶品です!


これだけ各ジャンルともに成熟した東京のフードシーンで、レストランとしての個性をこうして引き立たせるのは、とても大変だし、素晴らしいこと。


お腹がパンパンパンになってしまうので、次回はちょっと少なめのポーションでお願いしようかと思いますが、今から数ヶ月先が楽しみです!

  • 塩も使わずに、どうやってこれほどの旨味だけを抽出するのだろう。インパクトのあるご挨拶。

  • フェデリーニは蛤の出汁を吸っております。雲丹は少しボリューム抑えてもよかったかも。

  • 地球一美味しい、赤座海老とビスクのセット。どのゲストも唸ってしまいます。

  • 松葉がない時期は毛蟹で。個人的にはこちらの方が好みかも。

  • 稀少な但馬玄のリブロース。サシの掛かっていない中央部分=リブ芯を使って。

  • いつのまにかできたメニューカバー。持ち帰りNGです(笑)。

2021/05/11 更新

1回目

2021/01 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

衝撃的に純度の高い、素材の個性と美味しさの抽出

全部美味しい!

個人的に、ひと皿にいろんな味わいを同居させるよりも、何を食べたか分かる料理が好み。

こちらは、すべてのお皿に主役があって、かつ、塩さえ最小限にしながら、そのどれもが素材の持つ美味しさを極限まで抽出した純度の高い料理で、その好みにピッタリです。

西麻布の交差点からほど近く。ビルの2階に構える、カウンター8席ほどの「蒼」。


いただいたお皿たちは、↓の通り。

●真鯛のコンソメ
●金目鯛の藁焼き
●無洗白子と黒トリュフのグラタン
●赤座海老 ビスクとともに
●越前ガニのリゾット
●太湖豚
●新玉ねぎのムース
●甘鯛
●ハールレモネのグラニテ
●但馬玄 リブロース 炭火焼
●但馬玄のカレー
●ヴァニラアイス
●ジャージーミルクプリン 紅ほっぺ

挨拶がわりのスターター、真鯛のコンソメでいきなり度肝を抜かれます。
その濃厚なビスクをソースがわりにいただく赤座海老も絶品。
いや、ホントに美味しい。

和牛のリブロースとは思えない爽やかな脂が特徴的な但馬玄は、ボリュームあるコースの最後半でも無理なくいただけます。
付け合わせの百合根は、包むその調理のためにだけにパンをまとわせるなど、その追求ぶりは脱帽ですね。


そしてそして、ペアリング(ハーフ12,000円)も、まったく出し惜しみのない豪華過ぎるラインナップ!
これなら、むしろリーズナブルと言っていいでしょう。

・キスラー
・ルイ・ラトゥールのクリオ・バタール・モンラッシェ2005
・ケンゾー・エステート Yui
・コント・ジョルジュ・ヴォギュエのマール
などの中でも特に圧巻だったのは…
・ジョセフ・ドルーアンのコンボット(蔵出し)1990!

30年経ったとは思えない若々しさ、酸が立つわけでもなく、まさしく「飲み頃」。これまで飲んだピノの中でも最高レベルでした!

席の間隔が狭くて空間が窮屈なのが玉に瑕ですが、素材の美味しさを極限まで追求した料理、大満足です。

2021/02/01 更新

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