4回
2019/04 訪問
ふんわりとろける特上鰻
2019年4月の昼です。
久しぶりに鰻が食べたくなって東長崎に来ました。
駅南口から伸びる商店街の端にある鰻家さんが目的です。
通い始めて12年くらいでしょうか、上司に連れてこられたのがきっかけで始めて鰻が美味しいと思ったのがこのお店です。それ以来定期的に訪問を続けています。
ここは昼夜通し営業なのが嬉しいところ。この日は13時すぎに入りました。
お昼を少し過ぎていましたがカウンターは常連さんで埋まっており、座敷席に通されました。その座敷席も後からきたお客さんでほぼ埋まります。
いつもの通り特上うな重を注文しました。
◇鰻重特上(税込6200円)
店内に漂う鰻の香りを嗅ぎながら待つこと30分くらいですかね。
待ちに待ったお重がやってきました。
パッと蓋を開けると鰻がお重から溢れそうになって端が折り返されているのはいつもの光景。
端からガッと箸を入れていただきます。
こちらの鰻は愛知県一色産のようです。
分厚い身にふんわりと箸が入っていくのは変わりません。これだけ柔らかいので十分蒸して脂が落ちているのかと思いきやしっかり脂も残っていて分厚い身はトロトロした食感も旨味も十分です。関東風のトロトロ鰻の最高峰と思っています。
ご飯は柔らかすぎず硬すぎずでこの柔らかい鰻に合っています。タレはちょっと濃いめ甘めです。このタレがご飯に染み込むとそれだけで箸が進みますね。
こじんまりしたお店ですが笑顔がいつも優しい女将さんと、強面ですが時折見せる笑顔が優しい大将のコンビは昔から変わりません。
いろいろな鰻の店に通い始めてからは、鰻の味ということであればここに匹敵するか上回るお店もあるかなと思うようになりましたが身の厚さと柔らかさを入れた総合点ではどこにも負けていないかと思います。
これからも通いたいと思います。
ごちそうさまでした。
2019/05/04 更新
2017/12 訪問
鰻納めは鰻家で
2017年12月の昼?夜?です。
今年も残す所あと僅か。
鮨の食べ納めはしたが鰻はしていない!と気がついて半年ぶりくらいに東長崎に駆けつけました。
私の中で鰻と言ったらここ鰻家。今年の最後に特上鰻を食べに仕事を早く切り上げました。
空は冬至を過ぎたばかりだというのにまだ明るくお昼とも夜ご飯とも言える時間帯。
昼から通し営業しているのもこのお店のいいところ。
中に入ると鰻を焼くいい香りが充満しています。この匂いはたまりません。
カウンターには先客が2名。見ると特上を食べている様子。
早くもお腹がなります。
奥様に特上鰻重(6200円税込み)をお願いしてじっくりと待ちます。
この鰻が焼けるまでの時間がまたたまりません。
自分の鰻が焼けるまで、その香ばしい匂いをまず楽しみ、そして空腹を楽しみ、
そして最後に目の前に出てきた鰻にかぶりつく。
というところで待つ事40分。
やや柔らかくなった強面のご主人が鰻を丹念に焼くのをじーっと見ながらお茶をすすります。
ようやくやってきた鰻はお重から溢れんばかりのサイズ。
箸がふんわりと入るこの柔らかさもたまりません。
甘めのタレと合わせて無心に鰻、ご飯と口にかきこみます。
あっという間の完食でした。
満足満足。
来年もまた来ます。
ごちそうさまでした。
2017/12/30 更新
2017/07 訪問
ふんわり柔らかい特上鰻に悶絶
2017年7月土曜日の昼です。
西武池袋線東長崎駅南口の商店街の端に1軒の鰻屋さんがあります。噂によればホンダ創業者の本田宗一郎も通ったという鰻屋さんです。私が初めてここを訪れたのは10年以上前になりますが、ここで特上の鰻重を食べてその美味しさに驚愕しました。
以来年2,3回はこの特上鰻重を食べに来ていましたがこの1年半は足が遠のいていました。今日は夏が近づいていることもあり久しぶりの訪問です。
土曜日だけあって入店時すでに1回はほぼ満員。カウンターの端に座らせてもらいました。ここは予約しておけばその時間に合わせて鰻を焼き上げておいてもらえるようですが、私は鰻が焼ける匂いを嗅ぎながら待つのが好きなのでいつも店に来てから注文派です。今日も特上鰻重(6200円:税込)を注文しました。
それにしても休日だけあって次から次へと地元の常連客が来て2回の座敷に上がっていきます。子連れ家族も上がっていきます。
ふと店の壁を見ると愛知三河一色産鰻のポスターが貼ってあります。ここの鰻は愛知産だったんですね。
次から次へと焼かれていく鰻の香りに食欲中枢が限界まで刺激されるのを楽しみながら自分の鰻重を待つこと30分、まずはお新香、お吸物、そして鰻重が目の前に運ばれてきました。
箱を開けると器から鰻がハミ出しています。いい香りです。そしてほんのり焦げ目がついて脂が乗って照り光っています。
箸を入れるとフワッと鰻を貫通。相変わらず柔らかい鰻です。1cm近い厚みがあると言っても過言ではない鰻ですがふんわりして口に入れるととろけていきます。タレがかかったご飯は鰻重のご飯としては少し柔らかめですが柔らかい鰻と一体になって意外と合うんですね。
一度食べ始めると止まらない、たまらない、あっという間に容器の底が見えて完食です。
無口なご主人も変わらないですが少し背が丸くなったように思いますが特上鰻の柔らかさは10年前と変わらないですね。
またこの鰻を食べに通い始めようと思います。
ごちそうさまでした。
2017/07/02 更新
2024年2月の昼です.
この日は東長崎で鰻ランチ. 久しぶりに商店街の端のお店に来ました.
働き始めてまもなくの時にこのお店に連れてきてもらって初めて鰻の美味しさを知って鰻を食べるようになりました. 間を空けると禁断症状が出るので定期的に通ってますが、何だかんだで3年くらい空きましたね. おやじさん、元気かなと平日昼に予約なしで突撃です.
幸い予約のみの札は掛かっておらずカウンター席の端に座れました. 店内ほぼ満席です.
いつものように特上鰻重と瓶ビールを頼んで焼き上がりをのんびり待ちます.
◇特上うな重
◇瓶ビール
蓋をパカっと開けると尾の方が折り畳まれるくらいの身の大きさはいつもの通り.
ここの特上は厚みのある鰻を強めに蒸してからさらにバランスよく焼いてあります. 食べてみると身はふっくらふわっと溶けるような食感で鰻の旨みがガツンと味わえます. 特に皮目の美味しさは絶品. これはおやじの焼きの上手さでしょう.
タレもあっさりしているけど酸味と甘さのバランスが良くて鰻の美味しさとピッタリ. ご飯はちょっと柔らかめですがふっくら柔らかい鰻に合ってますね.
吸い物と漬物は普通.
久しぶりでしたけどおやじも健在で美味しい鰻重を食べられて大満足. また来ます.
ごちそうさまでした.