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夜の点数:4.0
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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美味しい! しっかりと印象に残るイタリアン
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フルーティな赤ワイン
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仙鳳趾のジュレ
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龍の卵のカルボナーラトリュフを添えて
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チンタセネーゼのアッロスト
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2018/09/15 更新
フレンチやイタリアン+ワインの組み合わせが好きで、色々食べ歩いています。好きでそういった店を選んでいるので、全くいやではないのですが、同系列のお店ばかり行っていますと自ずとラインアップされている料理も似たものが多くあります。を例えば前菜でしたら、「カルパッチョ」「生ハム」「テリーヌ」など、パスタでは「カルボナーラ」「ペペロンチーノ」。そしてメインはお肉であればよほど珍しいものを出すお店に行かない限りは「牛」「豚」「鶏」「羊」「鴨」といったあたりで、せいぜい「鹿」「鳩」「うさぎ」くらいまでではないでしょうか。
そうやってふと冷静になって過去色々といったお店のことを思い返してみますと、同じような内容の料理を食べたにも関わらず、とても印象に残っているお店(もちろんよい意味で)と、あまり印象に残っていないお店とにかなりはっきりと分けられるような気がします。
この印象に残っている残っていないの差が何なのか自分になりに考えてみますと、順不同ですが
1.料理(含むドリンク)
2.店内の雰囲気(外観・内装・BGM・厨房の様子・他のお客さんの雰囲気等)
3.お店の接客・サービス
4.その日の自分の体調や気分
などが影響しているのではないかと思います。
印象が薄かったお店の料理が「美味しくなかった」かというとそんなに単純なものでもなく、「美味しかった」のに印象的でないケースも正直あります。店内の雰囲気も静かであればよいかというとそう簡単でもなく、その日の自分の期待感とお店の総合的な雰囲気がマッチすると印象がよくかつ強くなるようです。接客にしてもとにかく「慇懃無礼に」が決して最高ということではなく、やはりそのお店の雰囲気にあった適切なレベルがあるでしょうし、お店の方の印象も大きな影響を与える一因子だと思えます。そしてもちろん自分の気分によっても印象は異なるでしょうから、このテーマなかなかに深い感じもします。
話しは長くなりましたが、今回お邪魔させて頂きましたこちらのお店、その意味では間違いなく「印象深い」お店でした。特に「料理」が印象深かった。味がぼやけてなくて、はっきりとキリッとしている感じ。単に「味が濃い」というだけではなく、しっかりとうまみが凝縮している感覚です。
前菜は仙鳳趾(牡蠣)のジュレ。牡蠣はアサリの出汁でさっと湯通ししてあり、うまみがさらに増しています。添えられたなすのペーストがよいアクセントです。
パスタは種類が多くさんざん迷ったのですが、龍の卵を使ったカルボナーラ+トリュフを選択。龍の卵の濃厚さが際立つ一品。この卵の色の濃さも食欲をそそります。付け合わせのフォカッチャとともにとても美味しく頂きました。
メインはトスカーナ産チンタセネーゼ(豚)骨付き肉のアッロスト、所謂オーブン焼きですね。(って知っていたわけではなくググって即席調査です。)これも肉のうまみがぐっと凝縮されています。脂身部分も相当にありますが、脂っこくはなく甘みを感じます。付け合わせのタケノコも味はもちろん、食感のアクセントとしてもよかった。(ただし脂身部分は自分の健康を考えて少しお残ししました。すいません。)
ワインのセレクトもこちらの希望をお伝えすると、(お値段とともに)何種類かすすめて頂けます。今回も「赤」「しっかり」「フルーティ」「甘さ控えめ」でお願いしてイタリアワインお勧め頂きましたが、深い味わいながらフルーティな余韻が長く続くよいワインをお勧め頂いてこちらも大満足です。
ソムリエの方も見た目お若いと思うのですが、しかっりされており、サーブのタイミングや気遣いにセンスを感じます。ちょっとした会話も取って付けた感がなく自然でよかったです。
3品を二人でシェアしてちょうど満腹。メニューは特にパスタが充実しています。お腹に余裕があればもう一品別のパスタもトライしたかったのですが、無理でした。それだけが心残りですが次回訪問時の楽しみにしておきます。