栂いずみさんが投稿したレーヌ デ プレ(京都/神宮丸太町)の口コミ詳細

『美食も健康も、両方譲りたくない!』レストランガイド

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レーヌ デ プレ神宮丸太町、京都市役所前、三条/フレンチ、創作料理、イノベーティブ

3

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
3回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

2018/11/28 更新

2回目

2017/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

シェフの食材への向き合い方に、感動

前回、ランチがとても好印象だったので
今回はディナーで再訪問しましたが、
期待を裏切ることなく、とても素敵な時間を過ごせました。


とにかく、味付けに過不足が無いのが素晴らしい。

自然に偏りすぎて「味が薄い」こともなく、
同時に「味や食感が主張しすぎる」こともありません。


見た目も適度に美しく、それでいてシンプルで、

ミシュラン取得店にありがちな
「色々凝りすぎて、シェフの独りよがりな
料理にしか見えない」お店とは全然違い、

非常に調和・バランスが取れた
見ていて気持ちの良いお料理だと思います。


店内もこじんまりとしていますが
清潔で居心地がよいです。

装飾が変にバブリーじゃないところも
料理のコンセプトと合っていて
好感が持てます。


ところで、レストランで食事をする時、
わたしは、4つの視点でお店を見ます。

1つ目は、まず単純に「美味しいか」。

2つ目は、「雰囲気が良いか」。
お店自体が清浄で、空気が良いことはもちろん
サービスマンの雰囲気や
お客様の雰囲気もここに含まれます。

3つ目は、「面白いか」。
料理の本質ではないのかもしれませんが、
レストランが、記念日に行く
ハレの場所であることを考えると
料理や内装の綺麗さ、珍しさは
一つの判断材料ではあると思うからです。


そして、4つ目は「料理を食べて、
幸せな気持ちになれるか」です。
もう少し具体的に言いますと、
「その料理が作られることで、料理人、生産者、お客さん
3者・全員の幸福度が上がっているか。」
ということです。

当然ですが、レストランという場は、
食材の生産者や、自然の恵み抜きには成り立ちません。

きっと、生産者の方は、生き生きとした
採れたて、もぎたての食材を
我が子を嫁に出すような気持ちで
出荷されていることでしょう。

そんな食材が、シェフによって
元々持っている旨味、良さが
最大限に引き出されているのを見ると、

「ああ、この食材は、
ここに来れて、幸せだろうな。
生産者さんもきっと、本望だろうな。」

と思います。


ところが、残念なことに、世間のレストランで
そういったことを感じられるお店は多くありません。

食べログ上位だったり、ミシュラン星付のお店でも、
シェフの技術アピールが先行しすぎて
食べた時に「食材の良さが死んでいる」と
感じてしまうお店は、悲しいかな、多々あります。

きっと、料理の技術が上がれば上がるほど
良くも悪くも、食材を自由自在に操れるようになり、
またその技術をより多く使いたくなるのでしょう。


でも、そのシェフの技術が過ぎる料理を見ると、
わたしは悲しくなってしまうのです。

「ああ、ここのシェフは、食材を『命』ではなく、
自分の世界観・エゴを表現する『道具』としてしか
見ていないんだな・・・。」

と思ってしまって。


話を戻します。

ここのお店のメニューカードには、
このような文章が書かれているのです。

>生きとし生けるものの命、生産者さんの努力に
>感謝し、独自の発想で一皿ごとにストーリーを、
>作っていければ・・・と、思っています。


また、お食事後、シェフの方がテーブルへ
挨拶に来てくださり、
その時にシェフがこう仰いました。

「当然、プロとして
色々な新しい調理方法を試そうとするのですが、
と同時に『これは本当に、
この食材に必要な調理法なのか?』
と自問自答して料理をしています。」


この話を伺った時、
まさに、ここのお店には
わたしが求める素敵なレストラン要素の4つ目がある!!

そう感じられて嬉しくなりました。


ごちそうさまでした!これからも応援しております!

  • コンソメスープ(マンゴー仕立て)

  • 師へのオマージュ

  • シェフの、遊びゴコロ・・・

  • 赤座海老と万願寺

  • 海の幸とトマト

  • 真鯛

  • 島根産黒毛和牛の低音ロースト

  • メロン

  • 白桃

  • ミニャルディーズ

  • シェフの挨拶とメニュー

2017/10/17 更新

1回目

2017/05 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

来週も食べたい!と思わせるフレンチ

この数年間、こんなフレンチを
ずっと探していました!!(≧∀≦)

こんなお店に出会えて、とても嬉しいです♪


元々フレンチは大好きで、よく行っていました。
星付きのところはもちろん、
地元で人気のビストロにも、たくさん。


でも、ある時を境に、
コッテリした油や味付けに
身体が拒否反応を起こすようになって、


コースの後半になると、毎回、

「脂分いっぱいでムリ…気持ち悪い…」

「もう、しばらくフレンチは食べたくないかな…」

とか、


または、


「確かに美味しかったけど…
ギラギラしたシェフの技術を見せつけられすぎて、
なんだか、疲れちゃった…。」


なんて思ってしまって、

フレンチに行っても、
食後感が良いことが、殆ど無くなっていました。


ところが、ここのフレンチは全く違いました。

食材の味を無視した味付けではなく、
あくまで、味を引き立たせるための
味付けがされています。


コース終了後、
いつもの油での胃もたれは全くなく、

「ああ、ここのフレンチなら
来週も食べたいなあ…。」

と思える、とても爽やかな食後感。


それでいて、見た目の華やかもちゃんと有るので、
目で楽しむこともできました。


これがシェフの仰る、

>仕上げは極上のシンプル。
>華美な装飾や無駄を一切省き、
>素材の本質を削り出す「禅」に
>通じる考え方です。

>日本人が持つ素朴で
>自然を愛する控えめな美意識、
>そして力強さを表現しています。

ということなのでしょうね^_^


こういうお店に出会えると、

「日本に生まれてよかったなあ…。」

と素直に思えます。


また訪問したいです。ごちそうさまでした!

  • ウェルカムスープ

  • 師へのオマージュ

  • (お皿)

  • シェフの遊びゴコロ…

  • 赤座海老

  • 平スズキ

  • 北海道産仔牛の低温ロースト

  • 天使のいちご

  • ドリンク茶葉

  • ミニャルディーズ

2017/06/04 更新

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