無料会員登録/ログイン
閉じる
この口コミは、続・電気ショックさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数:4.0
2018/03 訪問
夜の点数:4.0
ラムと串カツの二刀流
2018/05/27 更新
エリアから探す
開く
閉じる
ジャンルから探す
開く
閉じる
親しい空港関係者に美味しいジンギスカンを食わせる店があると聞いたので、早速予約の電話を入れた。
「ジンギスカンの準備しときましょか?」
と聞かれたので当然お願いした。
私とザキヤマはジンギスカンに目が無い。
店に入ると、学生らしき先客がテーブル席を占拠していた。
ジンギスカン鍋がセッティングされたカウンター席に案内される。
カウンターは私達だけだ。
飲み物をオーダーした後、ラムタン、ラムロースを2人前とラムチョップ、野菜は?とジェスチャーで勧められたのでそれもお願いし、串カツも何本か注文した。
マスターがカウンターの中でラム肉を準備している間、私はピョンチャンオリンピックでの小平や高木姉妹の活躍について、熱くザキヤマに語った。
まったくスポーツに興味のないザキヤマは退屈そうにスマホをいじっている。
カーリーング女子の「そーだねー」を連呼しているところで、ラムタンが提供された。
ザキヤマはスマホを手放し、「おいしそう!!」と声を上げた。
私はここぞとばかりに「そーだねー」と返した。
マスターは嬉しそうに紙に何かを書き出した。
筆談ではあるが、会話ははずみ、病気で声が出ないことなどを教えてくれた。
それから私たちの似顔絵を描いてくれ、その紙をノートに貼った。
そのノートには、これまで来店した客の似顔絵が一杯貼ってあり、表紙には「フェイスブック」と書かれていた。
肝心のジンギスカンだが、マスターがつきっきりで焼き加減、食べごろを教えてくれた。
ラムタン、ロース、ハーブで味付けされたラムチョップと続き、どれも美味しい。
お腹もそこそこふくれてきたので、マスターに串カツを催促するとすぐに調理に取り掛かってくれた。
最初に出てきた串カツをザキヤマが素早くソースにつけて食べる。
「そのレンコン、俺のややい?」
と文句を言うと、「そーだねー」と言いながら2本目に手を出しやがった。
私は仕方なく、次に出てきたイカを食べた。
「うまい!!」
ジンギスカンもうまいが、串カツは「もっとうまい!!」とマスターに伝えると、自信満々にうなずいた。
ジンギスカン、串カツの二刀流、そのどちらも専門店として十分やっているだけの実力である。
特に串カツは全く期待していなかった高木姉の金メダルのように驚き、本当にうまかった。