akki990さんのマイ★ベストレストラン 2017

akki990のレストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2017年も美味しく食事を頂きました。ずっと通っているお店もありますが、今年は食べログを初めたお陰で色々な新しいお店にも出会いました。ここでは、2017年に訪れたお店の中から、個人的に印象に残った「超おススメ!今食べるべき一品!」的なノリで10品紹介していきます。


第1位 恵比寿  ロウリーズ・ザ・プライムリブ 「イングリッシュカット」
有名なお店で新鮮味は無いかもしれませんが、16年前に初めて分厚く、暖かく、やわらかいローストビーフを食べて、「世の中にはこんなに美味いものがあるんだ・・」と感じたのをまだ鮮烈に覚えています。今年は初めてちょっと薄めの「イングリッシュカット」を試しましたが、やっぱり最高に美味しくて、2017年のナンバーワンにさせて頂きました。

第2位 白金   焼肉ジャンボ 「野原焼き」
こちらも有名な店ですが、今年自分の誕生日で初めて伺いました。薄くて大きな「野原焼き」、5秒焼いて、溶き卵にくぐらせて食べたときには、その脂の芳醇な香り、程よく抵抗のある、しかしほどけてゆく肉質、あまりに完璧な仕上がりにもう悶絶してしまいました。牛肉は人を笑顔にしますね。自分のお金で、こんなに美味い焼肉を家族に振舞える、そんな自分を誉めてやりたいッ!と今年の第2位です。

第3位 吾妻橋  鰻禅 「特上」
今年の初夏に伺いました。実は食べログを始めるきっかけになった店です。私は愛知県育ちで、地焼きのパリフワこそが鰻、、と、蒸して焼く東京の鰻をどこか認めようとしないところがありましたが、ふわり、とろり、と溶けて無くなって、それでいてカリッとしているこちらの「特上」は、打ち上げ花火のように儚く、衝撃的で、東京の本物の鰻凄く美味いじゃん、と素直に認る事になる一品でした。予約の電話をかけた時、大将と「お酒は飲む?じゃあオツマミ用意しとくね!!サービスのやつ!」というようなやり取りがあり、その掛け合いに江戸っ子風情のきっぷの良さを感じ、心地よかったです。第3位。

第4位 自由が丘 金田 「松茸土瓶蒸し」
日本は自然豊かで本当に季節がはっきりしている国ですね。南国で5年半過ごして、帰国後それをより強く感じます。秋めいてきて、涼しくなって、「松茸土瓶蒸し」がどうしても食べたくなって、食べログでBMしていたこちらに伺いました。食べログを始めていなければ知り得なかった店なので、新しい世界が切り開かれた気分でした。
客層は上品(というか年齢層高め)でお一人様も多く、落ち着いて飲めました。雲丹のにこごりや胡麻豆腐なども本当に美味しかったのですが、こちらの店に連れて行ってくれた料理である「松茸土瓶蒸し」を第四位に。

第5位 新橋  立ち呑みまるや 「カツサンド」
今年訪問回数が一番高い店かもしれません。なんせ安い。新橋駅直結。職場と逆側の新橋駅前ビルに在る、というのが救いで、もしこの店がニュー新橋ビル側にあればもっと通い詰めてしまっていたかもしれません。ラードで、さくり、、と甘く揚がった、熱々の一口カツはいつ食べても最高です。楽しいときも苦しいときも、こちらのカツとメガハイに癒されました。イカフライやひれかつも美味しいのですが、強いて挙げるとするならば、私は「カツサンド」推しです。
      
第6位 新橋   和田寿司 「中トロ」
この店ではどれだけ食べても4千円以上は払えない、というくらいCPが良い店です。なんせお任せが1450円です。それだけでなく凄く美味しいのです。こちらは立ち食いで酔客も歓迎ですので賑やかですが、禁煙です。貝類や青魚で日本酒を飲むのも好きですが、やっぱり一番は「中トロ」ですね。いつもお代わりしてしまいます。新入社員の頃上司に連れられて初訪問して以来、17年近く知っている店ですが、それでも来るたびに美味しいなあ、、と思います。
今のところ数万円かかるようなお寿司屋には残念ながら縁が無く、2018年はそういうお店にも訪れてみたいものです。勿論高級店と大衆的な立ち食いでは単純比較はできませんが、
その違いを楽しめるような大人になりたいものです。
    
第7位 蒲田   いとや 「はらみ刺し」
衝撃度というか、インパクトという意味ではもっと上位に来ても良いような気がしますが、自分の中では大好きな酒場街「蒲田」で出会ったモツ屋の理想に近い店といえます。なんせ初訪問してから、3週連続で通いましたからね・・笑 「はらみ刺し」は低温調理されているのですが、くさみやクセが全くなく、艶やかなピンク色で、厚めにカットされていて、肉を食べている、という感と、煎りゴマ、ゴマ油、ネギの鉄板トリオの味付けで、兎に角酒が進みます。串焼きや煮込みも凄く美味しいです。

第8位 虎ノ門  天然居 「マーラーハーラー麺」
日本アレンジされていない、大陸風の本格的に辛い料理が好きな同僚が揃い新橋~虎ノ門で食事、となると、ここともう二軒(沸騰漁府:火鍋旨し。故郷味:羊串旨し。)のいずれかで揉めますが、私は天然居が一番好みです。特にこちらのハーラー麺というのは特別で、ギュッと押し固められた生地を押し出すというやり方で作られており、麺の表面に軽くざらざらがあり、モチッ、ブツっとした噛み応えが他では無い食感で、それに牛肉の薄切りと、ストレートに辛いアッサリとしたスープがとても相性が良く、病みつきになってしまいます。「骨付き羊肉の(膝肉?)の煮込み」という珍しい料理もありますが、こちらも多少の風邪は治ってしまうくらい滋味に富んだ温まる味で(辛いです)、お勧めです。

第9位 野毛   福田フライ 「カキ」
野毛では有名な立ち呑み屋ですが、少し大振りの串をガリっと揚げて、ニンニクがガツンと利いた辛いソースに浸して食べるという禁断の料理です。一品に挙げた「カキ」は季節が当たりだったのか、ガリっという固い衣の中にたっぷりとジュースが入っていて、サイズも大きく印象に残っています。勤務先も自宅も東京なのに、わざわざ電車に乗って、隣の軒まで飲みに行く方も行く方ですが、それだけ野毛の町は酒飲みにとって、居心地の良い天国(魔界!?)なのでしょうね。串カツもアジフライも美味しかったです。いつも満席、回転も早く、数本つまんで次に行くというハシゴスタイルが定番です。

第10位 五反田  立ち呑み とだか 「子持ち昆布フライ」
ここは料理がどれも斬新ですね、人気で予約が中々取れないですが、ピークを外して遅い時間にフラっと行ったらたまたま入れました。子持ち昆布や数の子は好物なのですが、そのままだったり、松前漬けで食べたりするものと思い込んでいて、分厚く、四角く切られた子持ち昆布を衣で挙げて、タルタルソースをたっぷりかけて、極細大量のかつお節をかけて出されましたが、このアレンジに驚きました。そして、色々な食感が重なり合い、とっても美味しかったです。他にも気になるメニューが多く、また訪れたいです。

他にも候補があり選ぶのには中々苦労しましたが、こうしてみると、外では揚げ物や肉ばっかり食べていますね。。来年は有機野菜やオシャレなフレンチなんかがランクインするよう、店選びを心がけてみたいです。

マイ★ベストレストラン

1位

ロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿ガーデンプレイス店 (恵比寿、目黒 / ステーキ、牛料理、アメリカ料理)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/10訪問 2017/10/22

ロウリーズ ザ プライムリブ!


もう20年以上前、高校生の頃、初海外のLA。ガイドブックに載っていたきらびやかな店。分厚いローストビーフの写真が凄かった。世界にはこんな旨そうな料理があるのか。『いつの日か、こういう店で、食事をしてみたい、、』と強烈に印象に残っていた。

そんなロウリーズが、東京に進出してくると知ったのは2001年。就職したら、絶対に自分の金でここに行く、と決めていた。

翌2002年に念願の初訪問。今は無き、溜池山王の旧AT&Tタワーの、印象的なエントランスから地下に降りると、天井が11mもある広大なスペースが徐々に開けていく。そのゴージャスな内装と、初めて食べる、温かく、分厚くて、柔らかいローストビーフは、20代そこそこの若者にとって、最高に感動的な体験だった。

あれから15年経ち、人生の節目節目には必ずここに来ている。恵比寿に移転した後も、この時期になると、毎年お店から『今年もお待ちしています』と手紙を頂く。もはやライフワークと言って過言ではない。ここ恵比寿店の天井はあまり高くないが、薄暗く重厚な内装はなかなか落ち着きがある。

今日はメインとサラダに、季節の前菜、スープ、デザート、コーヒーがついた、シーズナルスペシャルコース(ローストビーフに+3000円)にする。

・シャンパン ペリエジュエ。グラス。記念日ということで、お店から頂く。冷えていて美味しい。

・季節の前菜
スズキのカルパッチョには、ラディッシュ、人参の細いピクルス、ボイルしたいんげんにブロッコリーアボカドペースト、柚子の香り。茗荷とハーブでさっぱりと。

・白ワイン。マテッラ グラスで。

・スヒニングサラダ
12種類の具材を冷たいボウルに入れて、砕いた氷の上でまさにスピニングする。目の前でオリジナルドレッシングが入ったソースポッドを高々と掲げて垂らしてから良く混ぜる演出が楽しい。大きなクルトンと真っ赤なビーツ、甘くて瑞々しいミニトマトに、細かく刻んだ茹で卵。ドレッシングはサウザンアイランド風だが、少しスパイスが効いていて、『これこれ、、』と思い出す、いつも変わらない味。

・本日のスープ
四角くカットしこんがりと焼いたパンの上に、本生に焼いたホタテ。更にホワイトソースをチーズと混ぜ、バーナーで焼き色をつけたものが、オニオンコンソメスープに浮いている。少し塩分が強かった。

・赤ワイン。カモミ グラスで。ナパのカベルネソーヴィニヨン。

・ローストビーフ
いつもは380gの分厚い『ロウリーカット』だが、今日はコースにしたので、240gの、薄く三枚にカットされた『イングリッシュカット』にしてみる。目の前に、大きなカートが運ばれ、カバーを開けると、ローストビーフの塊が鎮座している。大きさと火入れ加減を指定すると、目の前でカットし、付け合わせを盛り付けてサーブしてくれる。肉がキラキラしている。ナイフを入れると、柔らかくて幸せな気分になる。脂もグレンフェッドビーフの甘味があって好きだ。ホースラディッシュや、胡椒で味変。肉汁滴り、こくのあるグレイビーソースにたっぷりひたっており、とってもジューシー。

今日は頼まなかったが、ガーリックライスを頼んで、付け合わせのホイップバターと共にスプーンの上でミニローストビーフ丼にしても美味しい。

・本日のデザート
ココナッツ風味のパウンドケーキ、チョコムース、焼きマシュマロ、ピーカンナッツに、キャラメルソース、生クリーム。ロウリーズらしい、破壊力のあるデザート。アメリカン!満腹。。

・コーヒー
苦くて熱い。美味しい。

ここはやっぱり、マイモストフェイバリットレストラン。ご馳走さま!
前の赤坂店の近くに、新しい赤坂店もオープンしたので、そちらにも伺いたい。

  • エントランス。
  • 5時の開店直後に訪問
  • 肉用スパイスとサラダ用スパイス

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2位

焼肉 ジャンボ 白金 (白金高輪、広尾 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/12訪問 2017/12/07

悶絶焼肉@ジャンボ

東京で焼肉と言えば、、と言うと、名前が上がる事も多い人気店。こちらはヤザワミート系列とある。しかし名刺には他のジャンボ三店舗も載っているので、そちらの系列でもあるようだ。

今日は自分の誕生日。この日のために、数ヶ月前から厳選し、最後まで森下の某上タン塩の有名店と迷ったが、大判、薄切りの肉をサッと炙り、卵に絡めて食べる、、という名品がある点が決め手となりこちらにした。ま自分で全部払うんだけど(^^;

12月頭の週末、気合いを入れすぎて開店30分前に着いてしまい、前のコンビニで食前酒を調達w 明かりが点いたので10分前に入ってみると、おまちしてました! とスマートに席に通してくれて嬉しい。

(以下税抜)
・キムチ盛り合わせ 1200円也。今日は値段の事は考えない事にする。白菜、きゅうり、カクテキ。美味し。

・上タン 2300円。貴重な国産牛のタン。根元の芯の部分が分厚く、カッティングが冴えている。サクッ、、という歯ごたえが驚き。ウマシ!

・上ハラミ 2400円。こちらも分厚い。塩味。独特と歯ごたえを持ったハラミ、優しく、はらりとほぐれていく。流石。

・ジャンボサラダ 900円。取り分けて出してくれる。旨い焼肉屋のドレッシングは旨いあるある。肉でサラダを巻いても美味しい。コスパ高し。

・テールスープ 1500円。口の周りがキトキトになるレベル。白濁スープは優しくじんわり暖まる。柔らかいテール肉もゴロゴロ入っている。美味しい。

・ユッケ 1780円。冷たい皿の上で混ぜ、10分以内で食べるべし、、との事。最近は店でも余り見ることがない、久々のユッケ。初めて食べる娘達が瞠目している。ふふ、旨かろう。

・野原焼き 2100円 本日のお目当て。卵を溶くという儀式から始まる。期待が高まる。大判で薄切りの肉が輝いている。肉は店員さんが焼いてくれる。ものの数秒である。キリッと甘辛いタレと卵が最高の相性。肉の味は濃く、ほんのり甘い。脂は軽やかで、炙られて香り高い。一口で全部頬張り、口の中が肉で満たされ、暫し悶絶!

・カルビ 先ほどの溶き卵を付けたり、ライスを巻いたりして食べる。あるいはサラダを巻いても旨い。柔らかく、肉、脂の香り高い。1300円。

・ロース1300円 ロースとは思えないサシ。しかしあっさりと頂ける。こちらも1300円。文句なし。

・上カルビ 2400円 分厚くカッティング。写真わすれた、、焼き台でパチリ。その後瞬殺。ウマシ!

・ライス大 300円。固めに炊かれており美味しい。真っ白いご飯を、キムチやら肉汁やらタレやら卵で散々染めながら(^^;頂く。(肉+米)x酒=笑顔。

・焼酎水割り 一杯700円くらい?三杯頂く。

子ども達にはリンゴジュースとお土産のサービスがあり、ちょっとしたものだけど、嬉しい。

ヤザワミートの確かな仕入れに裏打ちされ、肉質で勝負している感じが伝わってくる。席は入れ替え制で二時間。接客も若い方だったがテキパキ、しっかりしていた。自分への良いご褒美となった。たまには良いね。

ご馳走さま!!

  • ついに来店、、!
  • 上ハラミと上タン
  • ユッケ

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3位

鰻禅 (本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー、押上 / うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/05訪問 2017/07/08

絶品&最高

海外赴任となる同僚から、「行く前にもう一度・・」とリクエストを受け訪問。

数日前に電話、平日夜だから?予約できました。

オヤジさんの江戸っ子口調が。「お酒飲みますか!?」「飲みます!」
「じゃあサービスやつ(ツマミ)用意しておくから!」
というようなやり取りで心が躍る、既に食事はスタートしているのだ。

6時半までに入店しないといけないらしい。店内はほぼ満席。

ちょっと上がったところの個室に通される。

うなぎは着席してから、さばく。

着席してビールを頼むと、出てくるのが頭の佃煮とひれ串。これが絶品。
店内に油とタレが炭でいぶされてなんともいい香り。これでしばらく酒が飲める。

30分ほどして着丼。特上3500。タレはキリっと、身はふわふわ、米は固め。
バランスが凄い。メチャクチャウマイ。 別格。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

金田 (自由が丘、奥沢、九品仏 / 居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/10訪問 2017/10/24

自由が丘の老舗、『金田』

秋めいている。10月下旬。ここ数日、松茸の土瓶蒸しと熱燗の組み合わせが頭から離れない。食べログで探すと、以前からBMしていた老舗居酒屋『金田』に行き着く。よし。今日は早々に仕事を見切り、いつもよりちょっと遠回りして、単身、自由が丘に乗り込む。

自由が丘、6時過ぎ。もう暗い。恐る恐る暖簾を覗くと、席は半分程の入り。よし。一人の客が多くて、安心する。皆さん、思い思いに楽しんでらっしゃる。

メニューが手書きで凄い。めくるめく肴の世界に、ワクワクする。熱燗を片手に、暫し熟読。

・雲丹煮凝り
琥珀色の煮凝りが美しい。箸でひとくち、切り取り、口に運ぶと、甘い雲丹が脳天を直撃する。煮凝りが口のなかで溶けてゆく。。えも言われぬ、出汁の香りと雲丹の舌触り。。黄金色に輝く雲丹は、煮凝りの底面に、びっしりと敷き詰められている。

・胡麻豆腐
思ったより大きい。弾力がある。自家製とのことだが、胡麻感が程よく残り、香りが強い。ウマイ。

・松茸土瓶蒸し
松茸は薄切りだが、沢山入っている。銀杏は、二粒。今年初。鯛の切り身と、えび、三つ葉。鰹節の最高に上品な出汁。。日本。。幸せ。。暖まる。

・つくね、ねぎま たれ
つくねは、しっかりと練られていて、噛み締めると鶏の旨みがじんわりと。ねぎまは、柔らかくて、ジューシー。リーズナブルな値段にも救われる。

・菊正宗 熱燗で、二合。

滞在一時間で、寿命が一年は伸びた。また来たい。出る頃には、ほぼ満席だった。

4120円。大満足!ご馳走さま!

  • キラキラした雲丹の煮凝り
  • 意外とデカイ、胡麻豆腐。胡麻感凄い
  • 圧倒的存在感、土瓶蒸し様

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5位

立呑み とんかつ まるや 新橋店 (新橋、汐留、内幸町 / とんかつ、立ち飲み、居酒屋)

4回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/01訪問 2018/01/23

雪! 新橋 立ち呑みまるや

1月後半月曜日。大東京は昼から雪!管理職たるもの、部下達は早めに返し、一人居残りして、最低限の仕事を処理。で五時過ぎには帰ってしまえーと退社。

職場の前も雪が降り積もり、写真を撮りつつ駅へ。山手線は、雪じゃなくて混雑で運休、のち大幅に遅延ということで、ちょっと時間ずらすか、、と、それなりの言い訳を用意し、人で溢れる新橋駅、地下に滑り込み、掻き分け掻き分け汐留側の駅前ビルに抜け、再度地上へ。

てか、このビル、言い訳組でそこそこ賑わっている笑

立ち呑みまるやは半分程の入り。カウンターに陣取り、まるで他人事の様に、5時台のニュースを見ながら、メガハイ。カキフライ2つと、ひれかつ。

18年初まるやだが、カキフライはジュース滴る最高のクオリティ、ひれかつはピンク色の揚げ上がり。先週は蒲田に浮気してしまったな、、あ、馬場でも、、てかここ一週間、揚げ物縛りだな。。半分はソース、半分は塩で頂いた。ラードは香り高く、やはりホームは格別。

ご馳走さま!
11月、休日前の水曜日。みぞれ!?と言うくらい冷たい小雨がふり、一段と冷え込んでいる。残業して、職場をでる。七時半。

今日は珍しく良いことがあり、今までの苦労が少しは報われた気分。やはり、愚痴らず、淡々と、やるべき事をやっていれば、それを見てくれている人もいるものだなあ。

ということで、雨の街を小走りに、新橋駅へ。暖かい地下に潜って、新橋駅前ビルに滑り込み、一階に上がる。そこには、良い日も、悪い日も、来てしまう『立ち飲みまるや』。

満席、、だが、不思議とスペースが生まれる。こういう時の新橋のサラリーマンの呼吸は流石。

メガハイ x 2

カキフライ(巨大なのが二個)

ハムカツ

ベーコンエッグカツ

衣のラード、甘くて香ばしい。やはり旨い。騒がしい店内で、一人静かに味わい、噛みしめる。

1700円。ご馳走さま!
昨日は帰宅ランを敢行したものの、体重は微増。矢張り、出張の功罪はデカイ。普段は控えている昼食もそうだが、朝食もちゃんと食べてしまう。

帰国後涼しさに慣れず、体調も悪く、今日は半ばやけ気味にいつもの『まるや』に。

ひれかつ 450 円
イカフライ 200円
メガハイ 500円
角ハイ 300円

〆て、1450円ナリ!

カロリーを気にしているのがわかる笑 じゃあ串焼き屋に行けば良いのに、、(^^;

旨かったです。明日からまた気合い入れて頑張ろう。ご馳走さま!

ちなみに10月5日に『ビームガール』が来店との事、抽選に記念撮影、、!


この店は味、CP共に文句無く凄いと思う。「まるや」。
新橋に勤める中年サラリーマンであれば、知らない人はいないであろうトンカツの店である。
新橋・有楽町周辺に数店舗ある。1000円に満たない価格で、おいしいトンカツ定食を出している。

その店が、立ち呑み屋をやっている。
まずテナントに入っているビルが「新橋駅前ビル一号館」である。
サラリーマンはここから東海道線や横須賀線、東京上野ライン等に乗って、帰路につくのだが、
週末は離れて暮らす家族の元に向かう人も多いだろう。
そういう人達が、帰る前に、新橋駅改札に地下で直通しているこのビルにひしめく飲み屋で、軽く飲食をして、
ほろ酔いになる、そういう場所である。
金曜日の夜、戦いを終えたサラリーマン達が、ここで週末の事を考えながら一人で、
あるいは同僚と複数で賑やかに飲んでいる景色は良い。

ここでも、ハイボール。メガサイズがあるので是非これを頼みたい。500円で角orジムビーム。サーバーから注がれ、炭酸も強くて良い。

おススメは、イカフライとカツサンドである。
イカフライは油を吸わなそうで若干ヘルシーだと思う。
カツサンドはその対極だが、ふんわり、しっとりとして、抜群に旨いパンに、揚げたてで
カリッとジューシーなトンカツ、シャキッとした、だが若干カツの熱でクタっとなったキャベツ
の千切りに、ソースとマスタード、このバランスが素晴らしく、〆でなく、
ハイボールのお供として、最高の一品だと思っている。
昔は、名古屋風の甘辛い八丁味噌を絡めたレバカツがあり、これがまたハイボールに抜群の性だった
のだが、メニューから無くなってしまった。

入り口で待っていると、満席でも不思議とスペースが生まれる。満員電車ではないのだが、譲り合いの精神である。一人であればこんな感じでスルッと入店できる。団体も多いが、店の外(通路・・)に4ツ程テーブルがあり、そこに陣取る事が出来る。

間口が広く、店員さんもフレンドリーで入りやすい。テレビもついていて、楽しみ方は人それぞれ。

2杯、2品で、2000円いかない。せんべろも可能。なんせハムカツ100円である。(枝豆は300円。。ここは、徹頭徹尾揚げ物縛りで!)1品は一口サイズでイカやヒレカツなら3つくらい。

揚がるや否や、油を切り、ステンレスのプレートに手早くレモンを乗せ、
(揚場に近いカウンターであれば)料理人から直接手渡しでそれは供される。左手で受け取る
が早いか、右手でソースを絶妙の量で回しかけ、左手の皿をカウンターに納め、
右手を箸に持ち替え、口に運ぶ。(カツが油から顔を出し、10秒未満。)

目の前で揚げられた一口カツをほおばる幸せを是非。

  • 立ち呑みまるや ひれかつとカキフライ
  • 断面、ピンクの理想
  • ジュースブシャー

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6位

和田鮨 (新橋、汐留、内幸町 / 寿司、立ち食い寿司)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/06訪問 2017/10/09

Let me take you to amazing Sushi-bar, Wada-Sushi..

新橋は烏森口、サラリーマンで大いに賑わう一角にあるカジュアルな立ち食い寿司、『和田寿司』。社会人になりたての頃、上司に連れていってもらって以降、ずっと通っている。腹が減っていたら一軒目からいきなりここでもいいし、飲んだ後〆で立ち寄るのも勿論良い。気取らずに好きなものを。誰かに怒られそうだが、いきなりいくら、とか、生サバ、とかから入る事もある。こんなメチャクチャな注文でも、大将は優しいので、怒られたことはまだない。

瓶ビールか、日本酒で。
中トロが旨くておかわりしてしまう。

熱々のあら汁が旨い。遅い時間だと売り切れていることが多い。

日本のスシが食べたいと言う外国からのゲストを連れて行ったこともある。(題名は、良い店知ってるよ~とドヤ顔で発した一言)

まず目の前に敷かれるバランにおどろく。葉っぱの上に置くんだーと写真をとるゲスト。

日本食ブームとはいえ、まだまだフリカケロールや、エビフライ巻きや、サーモンマヨネーズあたりばかり食っている外人は多い。サラリーマンで賑わうこの街で、ガチの立ち食いで、中トロや生サバを食べさせる。目を白黒させてネタの質とほどけるシャリに感動している。ほらね、これがスシだよ。

好きなモノをたらふく食べて、3、4杯飲んで、一人4000円前後だろうか。幸せ、、

ご馳走さま!

(写真は一個ずつですが、注文は一度に『二個を二種類』という単位で頼みます。赤身、イカ、と言う風に。社会人一年目の時、ここでドキドキしながら色々食べて、自分も社会人になったんだな、、と思ったのが昨日のよう。)

  • 築地も近く仕入れは良い。中トロ、コスパ高し
  • 炙り中トロ
  • いくら、、と、、なんだっけ(^^;

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7位

もつ焼き いとや (蒲田、蓮沼、京急蒲田 / 居酒屋、もつ焼き)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/11訪問 2017/11/20

蒲田ナイト◆リターンズ2 いとや

前回から間を開けず再訪問。

チューハイはシャリキンにコダマサワー、辛口。あと数杯。

ポン酢にゆず胡椒を効かせたハラミ刺し、レバサシ塩ユッケ(胡麻油、黄身、ゴマ、ネギ。)、スジトロ煮込みに、串焼き数本、胡椒の強いマカロニサラダ等。全部旨い。

結構食べて、飲んで、一人3000円くらい。日曜日にも蒲田にいたので再び覗いたが、品切れのようで夕方6時にはもうクローズしたとの事、、残念。

この店は凄い。ご馳走さま!
でかい案件が一つ片付き、今夜は後輩を連れ慰労会。蒲田でハシゴ酒である。京浜東北線で向かう。6時過ぎに蒲田着。レビューでの評価が高く、どうも只の店ではないな、、と狙いを定めていたこちらに初訪問。

店は9割りの入り。ラッキーにも待たずに角席に滑り込む。コの字カウンターに30席位だろうか?それにテーブル2つ。店員さんはみな若く、沢山いる。先端に焼き場。炭火。こちらに立つ男性が店長さんだろうか、火の面倒を見つつ、焼きながらも、常に来客に目を配り、常連さんらしき初老の夫婦をエスコートするなど司令塔的に立ち振舞い、店員全員の動きが有機的で、その動きは中田がいた頃の日本代表のようである。オーダーや料理のサーブもテキパキと手際が良い。六時半には一旦満席、その後はちらほら待ちも出つつ、入れ替わり立ち替わり、常に満席。

・煮込み 柔らかい、、臭みなし、、煎りゴマ、ネギがアクセントに。こ、これは一品めからハイレベル

・カシラ串 噛み締めると肉の味。赤い薬味(なんだろう。紅ショウガ、一味、大根おろし、、?)が旨く、これだけでも数杯飲める。

・あみれば串 レバーを網脂?で包んだもの。四角く、プリっとしていて、メチャクチャウマイ。酒が進む。

・シロ串 煮込んだものを焼いている。タレでパリっとさせていて、身は柔らかい仕上がり。良くあるグミーな食感とは違う。ウマイ。


・ハツ刺し 低温調理。輝きが凄い。ハツ特有の少しだけ抵抗のある、シコシコした食感がたまらない。これにゴマ油と刻みネギはテッパン。

・ハラミ刺し 低温調理でピンクな仕上がり。噛み締める。厚さがベスト。ショウガとゴマ油。ヤバい、、盛りも良い。

・レバ刺し これも低温調理だろうか、、?臭みなく、角が立ち、艶やかなレバー。。凄い。

・アブラ刺し
下茹でしてある。酢味噌で。豚足的な。油が甘い、、!

・ビール
・ホッピー2、シャリキン!
・レモンサワー 縁にレモン!

一人3000円くらい。大満足。活気があって、料理や酒はいずれも美味しく、噂に違わぬ名店でした。やはり蒲田おそるべし、、ご馳走さま!さあ次はどちらへ、、

  • スジトロ煮込み
  • チューハイ
  • レバサシ塩ユッケ

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8位

天然居 (虎ノ門ヒルズ、虎ノ門、内幸町 / 四川料理、中華料理、火鍋)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/10訪問 2017/10/15

再訪、天然居

せっかく虎ノ門ヒルズで華麗にオーガニック&ヘルシーなディナーを楽しんだのに、ニ軒目は事もあろうに激辛中華『天然居』に、、笑

焼き餃子や、きゅうりの冷製、モツ炒めあたりと、ハイボールで暫し歓談の後、
先週食べられなかったハーラーメンを、ドヤ顔で頼む。

辛くて滋味あるスープ、白く太い独特の麺はやはり特別でウマウマ。。ただし、数名は辛すぎて戦意喪失、、笑

ご馳走さま!
虎ノ門、10月頭、三連休前の金曜日、雨。秋になって初めて息が白くなるくらい気温が下がる。

今日は同僚と華金。虎ノ門でも最も来店頻度が高い中華料理屋。味付けが本場大陸の味で、あまりアレンジされていないところが良い。万人受けはしないかもしれない。しかし辛いモノや羊が好きな人には堪らない味だと思う。

一番のお気に入りは、骨付き羊肉の煮込み。おそらく膝ではないか?軟骨と肉の着いた骨が煮込まれている。春雨と、干し豆腐と、チンゲン菜。羊に負けない辛い味付けで、骨髄から滋味深いダシが出て、これにライスを浸してかき込むと、最高にウマイ。肉や軟骨も柔らかく、暖まるし、羊肉特有の元気が出る感じというのだろうか。冬は勿論、夏バテの時にも良い。ここでしか食べた事がない味である。

ハーラーメンもお薦め。麺が太く、モチモチしている。おそらく自家製だと思うが、これもここでしか食べられない食感で、たまに衝動的に食べたくなる。こちらもサッパリした辛いスープで、後引く味。(この日は満腹で食べられなかった、、(^^; )

餃子や、クミン炒めなど、羊を使った料理がウリだが、勿論それ以外の料理も幅広く揃う。中国人は天才だと思う。客層はサラリーマンが中心だが、女性のグループもいる。

接客もテキパキしている。満席なのに、『スイマセーン』というと必ず大きな声で『ハーイ!』と帰ってきて心地よい。

トドメに、酒が安い。ビールや、ハイボールが200円台。旨辛い料理を目一杯食べて、沢山飲んで、会計を見て、更に幸せになるという。流行る訳が良く分かる。

ご馳走さま!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 骨付き羊の煮込み。虎ノ門最強の料理の一つ

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9位

福田フライ (桜木町、日ノ出町、馬車道 / 立ち飲み、居酒屋、串揚げ)

2回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2017/09訪問 2017/10/01

野毛の夜。再訪、福田フライ

久々に訪問。今日も相変わらず様々な身なりの客が、ここの中毒性のある辛いフライに引き寄せられている。自分もその一人。なんせ新橋から、東海道線にのり、多摩川を渡り、京浜東北線に乗り継ぎ、わざわざ野毛まで、この店目指して、『天国への階段』(正式名称、野毛ちかみち)を一直線にやってきた(^^;

店の中は良い油の匂いが充満。アドレナリンが出る。店員さんは良く言えばフレンドリー、気になる人は気になるかも。

しかし、ひっきりなしに人が入れ替わり常に満席。皆数本食べて去ってゆく。ハシゴ酒のフルコースだな。

・アジ ガリ、ジュワ。身はフワ。この駄菓子感、ヤバいですね。

・牡蠣 ガリ、トロッ。汁が閉じ込められている。ウマイ。

・串カツ コマ肉、玉ねぎ。薄めの揚げ上がり。辛いのと衣をダイレクトに味わう。玉ねぎがトロける。

・イカフライ 最近自分はイカフライ好きだと気づく。ここの固い衣とイカの身の食感の妙はハマる味。

・レバー これも薄く仕上がり、ジャンキー。

レモンハイ × 3

2000円でおつりが来ました。
いい小旅夢気分、しかし揚げ油とニンニクホットソースで、周りには迷惑だろうな、、(^^;

ご馳走さま!次はどこ行こう、、
忘れられない。また早く会いたい。。

自宅近くの大井町から桜木町へは、京浜東北線で30分前後と、遠くない。
遠くないが、電車に乗って多摩川を超えて、隣の県まで「飲みに行きたい、、!」
と思わせる野毛の町には、正に魔性の魅力がある。会社にも、帰り道とはいえ、
野毛で毎日飲んでいる同僚がいるが、気持ちがわかる。

野毛の店には、個性がある。店の名前で、「ああ、あそこは、あれね、、」
とたちまち脳裏に店の雰囲気と、味が浮かぶ。

福田フライはその中でも、インパクトという意味で際立っている。
書いていて、味覚だけではなく、嗅覚までバーチャル刺激されてくる。

手で持つと、結構重い。まずはニンニクの香り。口に運ぶと、押し固められた衣が歯に当たる。
ガリ・ジュワと、あまじょっぱいソースが染み出してくる。具はどれもふっくらとしている。
直ぐにストレートな辛さが来る。

これを、ビールやレモンサワーで胃に流し込む。(ハイボールは無い)
凄くウマイ。この体験が出来るのは、ここだけである。

明るい内に桜木町から「天国への階段」(正式名称「のげちかみち」)を通り、陸上(天国)に出て、
少しだけ歩くとこの店がある。店を覗くと、薄暗い店の中で、本当に様々な身なりの男性客が、
ギュウギュウになり、フライに喰らい付いている。(女性客もいる)。こんな景色も、ざらには無い。
はやく混ざりたい。
ここにくれば、みな同じ。何かを忘れ、何かを思い出す事が出来る。
子どもの頃に戻ったような錯覚を覚えるのは、自分もそうだ。

  • アジ、カキ
  • 串カツ、イカ、レバー
  • 天国への階段

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10位

立呑み とだか (五反田、大崎広小路、大崎 / 居酒屋、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/10訪問 2017/11/01

夜更けの立ち呑みとだか @ 五反田

今日は五反田で久々の知り合いと飲み会。10月もこうやって終わって行く。飲み会はお開きとなり、夜は更けつつあるが、自宅が近く大変気が楽である。酔いも心地よく、ここはもう少し飲みたい気分と、単身夜の五反田を徘徊する。

西口目黒側あたりで、以前からBMしていた店を二軒ほど覗くも前回「かぶら屋」の夜に続きいずれも満員。フラれるのは二度目となる。きっといい店なんだろうなとの認識を新たに、さらに歩く。

目黒川沿いの雑居ビル、こじんまりとした飲食店が所狭しと並んでいる。正式名称リバーライトビル。その中に、開店してまだ二年にも関わらず、もはや五反田を代表するレベルに行き着いたと言って過言ではない店『とだか』はある。本店と、2号店が同じビルの同じフロアに向かい合うようにして入っている。今日はその2号店の立ち飲み屋のほうに、幸運にも一席空き(立ち飲みとはいえカウンターの店である)を見つけた。

扉を開け、入れるか聞いてみると、気持ちよく迎え入れてくれて、スペースを作ってくれたので、両脇のグループに、スミマセンとお断りしサンドイッチ状態で座る。店内はカウンター10席、立ち飲みテーブルが1つ。ド派手なジューサーと、真っ赤な壁紙がちょっとした非日常感を演出している。両側から、料理に関する軽い歓声や驚きの声が聞こえてきて愉快である。この店は、一ひねりした意外な肴を提供してくれるとの評判であり、メディアで取り上げられる事も多い有名店。狭い店で予約も難しい様子だが、こうやってふらりと立ち寄れる所にこの店があって良かった。店内には、気になる料理名が色々並んでいる。カウンターには、惣菜が幾つか並んでいて、煮込み料理はいかにも旨そうな湯気を上げている。(店の方がたまに味見をしていて、ちゃんと出す前にチェックするなんて偉いなと思うが、もしかすると出汁が旨すぎてついつい味見してしまうというやつなのかもしれない。)数品オーダー。

・お通し、きゅうりとタコの塩昆布
キュウリと塩昆布が慣れていて、若干クタッとなった食感とタコが非常に良く合う。ゴマ油が少し入っていて、それがアクセントになって全体を纏めている。あっさり、後引く味。とだかハイボールに相性抜群。

・雲丹オンザ煮卵
「崩れやすいので手でお召し上がり下さい!」という一言が良い演出な一品。メディアで取り上げられる際に紹介される事も多い「とだか」を象徴する一品。皿にも「とだか」の文字が。字体が看板に似ているが、これはマスター自作なのだろうか??一口で行ってしまう。雲丹そのもののくさみが少し気になるものの、甘じょっぱくとろりとした黄身と雲丹が非常に相性が良い。ワサビが全体を引き締める。甘美な余韻を、辛口の緑川で切り、流し込む。。。背徳のマリアージュである。食べた後で、更に+200円でイクラも載せられるとあるのを発見する。載せたかった。。

・子持ち昆布のフライ、タルタルソース
カズノコは大好きだ。とはいえこんなものばっかりオーダーしてしまって・・(翌日、やはり足の指先が少しムズムズする) 
目の前には極細のかつお節の山。そこから串が4本覗いている。箸でかつお節を少しどけると、純白のタルタルソースがタップリ隠されている。口に運ぶと、鰹節がふわりと香る。衣がカリ、、!それをタルタルソースが優しく包む。子持ち昆布は短冊状になっていて、寿司屋なんかで出てくる薄い物より分厚い。子持ち昆布特有の弾ける歯ざわりが、分厚い分だけ豪快に楽しめる。今年の料理TOP10に入ると思われる食感の波状攻撃。これ美味しいですねーと思わず声が出てしまう。和気藹々とした店内。

・とだかハイボール
ジューサーから供される。グラスが無骨でゆがんでいるが、握りやすい。レモンの皮が細かく(ミキサーで?)刻まれて大量に投入されていて、それがコリっとしていて、飲みながらも噛めるというのが初体験で面白い。レモンの皮には意外なスパイシーさがあるというのは銀座「ロックフィッシュ」のハイボールで気づいたことであるが、あちらの極限まで削ぎ落としたハイボールとは対極にあるこちらのハイボールも、これまた凄い個性がある。少し甘めで、ぐいぐい飲めてしまう危ないやつ。一方その苦味が雲丹との相性がイマイチで、これはチェーサーにして、早々に日本酒を頂く。

・清酒 緑川
新潟は魚沼の銘柄。プリン体との相性といえば、矢張り切れの良い辛口の日本酒が断トツに良い。

サクッと小一時間、お会計は3100円。今日来れてよかった。ご馳走様!

  • 禁断の、、
  • 店構え。雑居ビルの良いムード
  • 屋号

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