15回
2021/05 訪問
アルティジャーノ・セット
祖師谷の名店フィオッキ。お店に行ったのは3回だけだけど、配送のコースセットは今回で6回目の注文。
今回注文したコースセットは、"アルティジャーノ・セット" と名付けられたもの。
飲食店が実質休業要請となったことで影響が出ている生産者さんの食材を少しでも多く取り扱える手段を考えたというコンセプトで作られています。
・冷前菜
〜長野県宮田村の植松さんと東京都清瀬市の横山園芸さんより〜
息吹サーモンの藁タタキとお花のサラダ タルタルソース ペッリチェ風
・温前菜
〜北海道帯広のやぶ田ファームより〜
豚肉のサルシッチャと春キャベツの煮込み
・ズッパ
〜埼玉県入間市の増田農園より〜
新玉葱のヴェッルタータ その時のグアルニッツィオーネ
・パスタ
〜熊本県天草市の木戸鮮魚店さん、静岡掛川の石山農園さんより〜
ファイトトマトとその時の魚介のソース
・セコンド
〜茨城県かすみがうら市ジャフラトレーディング二宮さんより〜
筋肉鶏のアッロスト
・ドルチェ
〜山口県周防大島の山本柑橘園さんより〜
柑橘のトルタ
https://fiocchi.base.shop/
今回もとても素敵な構成でした。
2021/05/04 更新
2021/01 訪問
どれだけの経験とセンスがあればこんなものを配送で用意できるのだろうか
以前お店に伺った際に、"あーこんな料理を作れるようになるにはどれだけの経験とセンスがいるんだろうか.." と感銘を受けたことがある。
このコロナ禍において、彼らは早くから配送の料理を用意していた。郷土料理的なアプローチのお店なので煮込み料理的なものは配送にも向いている。現在、2種類のコースセットをそれぞれ1~3人分で注文できる。当初はやや雑な感じもあったが、なんども試行錯誤しているんだろう。
今回は、「フィオッキコース料理セット」と「4種のズッパセット」を注文してみた。
・息吹サーモンの炙りアンディーブのマリネ添え
・天草産 タコのボッリート 菜の花のサルサヴェルデで
・トフェイヤ 豚肉と白インゲン豆のピエモンテ州のスープ
・アニョロッテイ ダル プリン〜詰め物をしたラヴィオリ トリュフバターのソース
・仔羊のアッロスト じゃが芋のグラタン添え
当初に比べてかなり洗練されて、力強さも感じる構成。なかでも、セコンドの「仔羊のアッロスト じゃが芋のグラタン添え」は圧倒的なクオリティ。自宅でこれほどのクオリティの仔羊を頂くことができるなんて.. "どれだけの経験とセンスがあればこんなものを配送で用意できるのだろうか" 改めてそう感じて、ワインも進んでいたからか涙が出てきた。
2021/02/13 更新
2019/06 訪問
諸事情で前日にステキなイタリア料理屋さんはあいてないかなと、松山市のお気に入りのイタリア料理屋さんのまえで電話した。金曜の22時くらいに。
4月からディナーは一斉スタートになってるんだが、他には1人しかいない状態で始まった。土曜日の夜なのに… 前日の夜に土曜日のディナーの予約があいてるような店じゃなかったと思っていたのだが…
夜はペアリングの選択必須のコース1本、一斉スタート。昼少々飲んでいたので、ソフトドリンクペアリングで、別でグラスワインを少々頂きたいとお願いしたが、ペアリングでないとグラスでは出せないと…
力強い料理の魅力をゆっくりと楽しむことができた。
2019/12/24 更新
コロナ禍になって、様々なお店が配送の料理を用意してくれていたので、イタリア料理店からはたぶん30数店から60回は注文したと思う。
ただし、"暇だから片手間に作って送る" 程度の仕事では、十分なものが用意できるとは限らない。お店で頂くと素晴らしい仕事をするのに、配送の料理からは意図が伝わってこない粗雑なものに感じることもあった。
何度も研究や改良をしているようで注文するたびに工夫を感じるお店もあり、こちらの配送のコースセットなどは大体注文してきたが、その工夫と品質に涙が出るくらい感激したこともあった。
ということで、すごく久しぶりの4回目の来店。ほかの客もおらず貸し切り。前日にお酒をたくさん飲んだような気がするので、今回はワインハーフペアリングに、ついでにノンアルペアリングも。シェフに伺いたかったこともゆっくり聞くことができて素敵なランチでした。