13回
2020/08 訪問
桃とわさびの驚きのマリアージュ
奇跡的に2コマ予約できた、アサコイワヤナギさん。
今回は、桃のパフェを予約してうかがいました。
いただいたもの
パルフェビジュー ペシェ ¥4400
(ドリンク付、ワイン選択で+¥200、税込)
桃×わさび(‼︎)の驚きのマリアージュを実現したパフェ。
わさびの要素はどれも、ちゃんとわさびの清涼感が鼻に抜けるのに、ツンと感は皆無。
桃とわさびだけでも意外な好相性ですが、ミルクがまた、両者を大変良く繋ぎます。
上から
・桃
・ナスタチウム
・パイ生地
・飴細工
・わさびミルクジェラート
・桃ソルベ
・お茶とチョコレートのクラックラン
・すだちジュレ
・桃のすだちマリネ
・クレームドエペス
・フランボワーズクーリ
・わさびミルクブランマンジェ
・桃のポシェ
・レモンジュレ
・すだちソース
桃の甘みの乗り方たるや、先日資生堂パーラーでいただいた、あら川の桃をはるかに凌駕しています。
まあるい甘さという共通項からか、下のミルクジェラートと歩調ぴったり。
アイスの下から現れる、まろやかなお茶と
キュッと酸っぱいすだちのマリアージュも、目からウロコ。
以前、アサコさんにどうやってデセールを思いつくのか尋ねたとき、
「使うものの季節は必ず合わせます。
あとは、産地を合わせたりもします。」
とお話しされていましたが、桃・わさび・お茶・すだちと、
和の素材を合わせるだけで天上の協和音を響かせるというのは、もはや魔法なのではと思ってしまいます。
今回のオマケは、桃と季のパートドフリュイ。
中身のフルーティーさは、いうまでもありませんね。
◆Pojer Sandri ZERO INFINITO 2018
澱の微粒子のお陰でトロッとネクターのような、微発泡の白ワイン。
まろやかに口に広がりますが、レモンのような酸が乗って、キレが良好。
甘い桃や爽やかなすだちに、本当にぴったりでした。
現在は桃は終了し、ぶどうといちじくの2種展開。
ぶどうはこのレビューを書いている時点で既にいただいており、次にいちじくも予約済み♪
予約は毎回激戦ですが、何としてもかいくぐるだけの価値があります。
ご馳走さまでした☆
2020/09/15 更新
2020/07 訪問
夏満載のパルフェ
コロナ自粛が明けて、イートインは完全予約制で再開されたアサコイワヤナギさん。
予約はインターネットから。
3時間粘ってやっと予約をゲットし、念願の再訪です。
いただいたもの
パルフェビジュー エテ (ドリンク付)¥4100
ワインをオーダーで+110
上記は税込
◆パルフェビジュー エテ
正面からのビジュアルが圧巻!
それにに対し、芽が生えた後姿が可愛らしい♪
パルフェビジューエテ、上から
・石垣島産マンゴー
・パッションフルーツ
・パイナップル
・スイカ
・セージ
・セルフィーユ
・生粒胡椒
・スイカジェラート
・アボカドジェラート
・ライムの葛ジュレ
・ココナッツクラックラン
・パールクラッカン
・スライスマンゴー
・パインとライチの粒胡椒パッションマリネ
・クレームドゥーブル
・チョコレートムース
・板チョコ
→おしゃれ空間→
・スイカの粒胡椒とディルのマリネ
・レモンジュレ
・スイカソース
爽やか・南国素材をしこたま詰め込んで、夏満喫の欲張りパフェ
熟れ熟れマンゴーのとろけるーーー
目から鱗は、シャリ甘スイカ×生粒胡椒の旨さ❗️
スイカの甘さと瑞々しさを引き立てる、生胡椒の塩気と清涼感
スイカソルベのタネに見立ててあるのも、もちろん粒胡椒。
青々としたアボカドジェラートには、オリーブオイルとお塩を後掛け
青さが見違えるほど穏やかになる変化も驚き
果汁滴るフルーツから始まって、まったりチョコムース
→からのスイカの瑞々しさで締める緩急も絶妙✨
◆
2020/09/06 更新
2020/03 訪問
春爛漫のパルフェ
随分前の訪問ですが、下書きから出てきたのでアップします。
先日テレビでも紹介されていた、桜モンブラン。
それをパフェに仕立てたメニューが登場したことを知り、駆けつけました。
いただいたもの
パルフェ 桜モンブラン(ドリンク付き) ¥3200
上記に消費税が加算
◆パルフェ 桜モンブラン
枝に見立てたクッキーに桜が咲いている、春らしいビジュアル。
初っ端から心が釘付けです。
上から
・味噌クッキー
・桜の塩漬け
・パンプキンシード
・フランボワーズパウダー
・桜餡モンブランクリーム
・桜餡ジェラート
・お茶ソルベ
・イチゴ&フランボワーズコンポート
・フレッシュイチゴ(淡雪)
・練乳シャンティ
・蓬柚餅子
・杏仁ブランマンジェ
・桜塩漬けでマリネしたイチゴ
・レモンジュレ
イチゴ(とちおとめ)桜マリネ
・桜餡ソース
ほっこり優しい栗の甘みに、ふんわり寄り添う桜の香り。
桜餡のパーツからは、仄かな塩気も感じます。
チーズにも似た味わいで、胡椒も香る味噌クッキーが、絶妙に合います。
サッパリお茶ソルベで桜餡クリーム&ジェラートの脂肪分がリセットして、下層へ。
練乳シャンティで丸くなった淡雪の酸味に、青々とした蓬が被さって、口の中はまさに春。
とろりん杏仁ブランマンジェの下からは、アサコさん十八番のレモンジュレ。
いつもは尖った酸味でキュッと締めてくるレモンですが、桜餡で完璧にまあるくなっていました。
◆セットドリンク
ポットゲイル ミュスカ・ダルザス 15'
アルコールドリンクのなかに、最近ハマっているアルザスの白を発見。
レビューを振り返ると、前回うかがった時もあったのですが、完全に見落としていたようです。
アルザスなので甘口かと思いきや、なかなかのキレの良さ。
お茶ソルベと同様に、クリームなどの脂肪分をサッパリさせてくれました。
ミュスカの香りも良いので、パルフェの桜と二人三脚で、一段と華やぎました。
先日いただいたイチゴのパフェは、今月末に終了予定。
その後どんなパフェが登場するか、とっても楽しみです。
ご馳走さまでした☆
2020/07/27 更新
2020/03 訪問
イチゴにひたる春のパルフェ
バレンタインの後、イチゴのパルフェが登場しました。
今シーズンはいつ来るかと待ちわびていた、イチゴパフェ!
少し肌寒い日でしたが、9時30分には既に4組待ち。
お隣のガレージのウェイティングスペースで石油ストーブにあたりながら、開店を待つこと30分。
開店するころには、ガレージに入りきれないほど行列が膨らんでいました。
いただいたもの
パルフェ ビジュー フレーズ(ドリンク付き) ¥3500
上記に消費税が加算
◆パルフェ ビジュー フレーズ
トップに鎮座する大粒のイチゴが目を引きます。
本物そっくりですが、実はイチゴムース!
イチゴソルベとルッコラジェラートの赤×うぐいす色が、何とも春らしい配色です。
上から
・イチゴムース
・飴細工
・イチゴソルベ
・ルッコラジェラート
・奈良県産 古都香
・フランボワーズクラックラン
・スミレのガナッシュ
・ブラケットダックイジュレ
・淡雪
・天使の苺
・フロマージュブランとマスカルポーネのクリーム
・イチゴのバルサミコマリネ
・レモンジュレ
・イチゴコンポート
ルッコラジェラート用として、オリーブオイルと岩塩が別添えです。
ルッコラというだけでも珍しさがあるところ、予想もしていなかった青々とした風味にびっくり!
オリーブオイルの後掛けで青臭さが消え、岩塩でまろやかさがアップする激変ぶりに、2度びっくり‼
フレッシュイチゴは贅沢にも、3品種を食べ比べ♪
真っ赤な大粒で瑞々しい古都香、真っ白で甘酸っぱい天使のイチゴ、ピンク色が可憐でとっても甘い淡雪。
途中で顔を出すスミレのダークガナッシュにもベリーが使われており、ビターなカカオの風味がキュッと引き締まって美味。
アサコさんお得意のマスカルポーネやフロマージュブランのクリーム、ワインやレモンのジュレもはさんで、
最後に待っているのは、加熱で甘みがこれでもかと増したイチゴコンポート。
まさにグラスのてっぺんから底まで、イチゴにひたれるパルフェ。
◆セットドリンク
チェルッティ モスカート・ダスティ 18'
パフェをいただく前に一口含んだときは、甘みを強く感じました。
それが、パフェを食べ進むにつれて、立ち上がる酸味でフレッシュな印象に。
ワイン自体が美味しいばかりか、食べ物との組み合わせで生じる、感じ方の変化も楽しい♪
コロナコロナでどこも客足が減少しているところ、こちらは変わらずの盛況。
お店の換気や、入店時のアルコール手指消毒など、対策もしっかりとられています。
ただでさえお忙しいところ、こうした配慮には頭が下がると同時に、安心感もあります。
ご馳走様でした☆
2020/03/19 更新
2020/02 訪問
和を愉しむパルフェ
4周年記念のパフェが、予告されていた提供期間満了となりましたので、新たなパフェが出ているかと再訪しました。
平日の11時半頃でしたが、バレンタインの時期とも重なって、小一時間ほど待ちました。
いただいたもの
パルフェ ジャポネ 季節の柑橘とともに(ドリンク付き) \2900
上記に消費税が加算
◆パルフェ ジャポネ 季節の柑橘とともに
上から
・飴細工
・フレッシュはまさき
・柑橘ソルベ
・抹茶ジェラート
・抹茶葛ボール
・白玉
・きな粉と黒胡麻のクラックラン
・抹茶葛ジュレ
・はまさき
・きな粉のブランマンジェ
・フロマージュブランクリーム
・柑橘の山椒マリネ
・レモンジュレ
・抹茶&ミルク葛ボール
・マーマレード
柑橘ソルベの味わいの、透明感に驚き!
それなのに、決して「薄い」わけではありません。
とっても細微な氷がもたらす、滑らかさ故かもしれません。
一方で、抹茶ジェラートや葛は、ほろ苦くコク深い味わい。
ほっくり炊かれた黒豆が和の甘みを、きな粉や黒ごまが和の香ばしさを添えます。
フロマージュブランクリームとレモンジュレの爽やかさで一旦引き締めた後は、ミルク&抹茶ボールの優しさで和らぎます。
最後は、ママレードで華を持たせてフィニッシュ。
◆セットドリンク
BBR クルステッドポート '04
デザートワインに、いただいたことがないものが登場していました。
甘みは十分ながら、キレの良さも兼ね備えます。
バレンタイン仕様のパルフェビジューは、苦手なコーヒーのパーツが多用されていましたので、パスしました。
ホワイトデーのパルフェが出たら、またチェックしよう。
ご馳走さまでした☆
2020/03/09 更新
2020/01 訪問
Happy 4th anniversary!
1月15日で、グランドオープンから4周年という、アサコイワヤナギさん。
4周年記念のスペシャルなパフェが登場しています。
ゆく年くる年パフェをいただいてから幾日も経たないうちに、舞い戻って来ました。
いただいたもの
パルフェビジュー ポム (ドリンク付き) ¥3000
上記に消費税が加算
◆パルフェビジュー ポム
テーマは、アップルパイ。
リンゴジェラートとバニラアイスを中心に構成したパフェ。
上から
・リンゴチップス
・タイム
・フランボワーズ&イチゴ&リンゴコンポート入りのリンゴムース
・アップルパイ生地
・セロリシードとリンゴのジェラート
・バニラアイス
・ジンジャーのクラックラン
・蜜入りリンゴのスライス
・柚香葛ジュレ
・クレームブリュレ
・ハーブでマリネした角切りリンゴ
・生姜ミルクブラマンジェ
・リンゴのコンポート
・ブルーベリーソース
アップルパイ生地にちょこんと腰かけた、リンゴ型のムースがとってもキュート♪
ジェラートはリンゴの甘みに、セロリの香りが柔らかく溶け込みます。
バニラアイスは、後味さっぱりのジェラートタイプ。
バニラビーンズがたっぷりで、香りがとってもリッチ。
外の寒さからか、クラックランからじわっと出てくる生姜の風味に、何だかホッとします。
こっくりしたブリュレやまろやかなブラマンジェを楽しんで、
シナモン香るブルーベリーソースの、深い味わいで締めくくりました。
◆セットドリンク
ブライダ ブラケット・ダックイ '18
レビューを見返したら、スパークリングをいただいたことがありませんでした。
今回は泡の中から、ロゼを。
口の中ではじける果実味に、どこかベリージャムを連想。
酸が苦手な身でも、この甘酸っぱさはむしろ美味しい♪
美味しいパフェとワインで、今回も幸せいっぱい。
(こちらが4周年をお祝いしなければというのに、こんなにしていただいて良いのでしょうか⁉)
ご馳走様でした☆
2020/02/07 更新
2020/01 訪問
ゆく年くる年パフェ 柚子との意外なマリアージュ
いただいたもの
ゆく年くる年パフェ (ドリンク付き) ¥3200
上記に消費税が加算
◆ゆく年くる年パフェ
構成は上から
・ホワイトチョコレート
・飴細工
・イチゴ
・洋梨
・イチゴソルべ
・ピスタチオジェラート
・ピスタチオと柚子のクラックラン
・ピスタチオフロマージュブランクリーム
・柚子カード
・柚子葛ジュレ
・ブラックベリー
・フロマージュブランクリーム
・洋梨の柚子マリネ
・レモンジュレ
・柚子ソース
イチゴは小さな粒に、びっくりするほど甘みが詰まっています。
そのイチゴを使ったソルベですから、甘みが強くてフルーティー!
ピスタチオアイスには粗く砕いたピスタチオ入り。
ナッツの風味は濃厚ですが、イチゴをかき消さない柔らかな物腰です。
ピスタチオ&柚子ピール入りのクラックランの、ほのかな塩気が良いアクセント。
下層は、柑橘のキュッとした酸味がとっても爽やか♪
柚子が本当に香り高いです。
柚子×ピスタチオとは意外な組み合わせでしたが、素敵なマリアージュのパフェでした。
◆セットドリンク
マトロー ブルゴーニュ・ブラン '15
「柚子が入っているので、白がオススメです。」とのアドバイスをいただいて、ドリンクには白ワインを。
なかなかの酸が、スッキリ仕上げる味わいでした。
4周年記念のパフェとして、アップルパイのパフェも登場していました。
そちらは2月6日までとのこと。
ぜひチェックしに来なくちゃ。
ご馳走さまでした☆
2020/01/13 更新
2019/12 訪問
ノエル仕様のパルフェ イチゴ&フランボワーズ
少し前の訪問ですが、下書きから出て来ましたので、投稿します。
洋梨のパルフェと並ぶクリスマス仕様のパルフェとして、イチゴとフランボワーズのパルフェが開始になりました。
かなり冷え込んでもきたので、土日でも混雑は緩和されるかと思っていたら、甘かった…!
11時頃到着すると、名簿用紙1枚分はゆうに超えるほど、お名前がびっしり。
今回は、同日にうかがおうと思っていた渋谷東急のTHE WINEさんで、晩酌のお酒を購入して戻ることに。
いただいたもの
パルフェビジュー ドゥ ノエル (ドリンク付き)\3500
上記に消費税が加算
◆パルフェビジュー ドゥ ノエル
上から
・フランボワーズメレンゲ
・フレッシュイチゴ
・ルビーチョコ
・イチゴとホワイトチョコのジェラート
・ピスタチオジェラート
・フランボワーズクラックラン
・ワインジュレ
・フレッシュフランボワーズ
・ピスタチオドゥーブル
・フランボワーズ葛ジュレ
・イチゴのローズ&バルサミコマリネ
・レモンジュレ
・イチゴのローズフランボワーズコンフィチュール
この日のイチゴはとちおとめ。
旬のイチゴは酸味よりも、乗り切った甘さが格段に勝っています。
イチゴジェラートは、イチゴの甘酸っぱさがホワイトチョコのまろやかさに包まれて美味しい♪
ピスタチオジェラートは、ピスタチオそのものを頬張ったような、一口でも十分満足できるほどのコクがあります。
フランボワーズクラックランも、ピスタチオ入り。
ベリーの酸味とピスタチオの香ばしさ、良く効いたお塩の三位一体に心をつかまれました。
ワインジュレで華やかな香りを、
ピスタチオドゥーブルで、フレッシュチーズのコクと爽やかさを楽しみます。
最後はローズの香りで、なんとも贅沢な締めくくり。
◆セットドリンク
「マスブラン バニュルス ブラン '15」
白のバニュルスとは珍しくて、ずっと前から気になっていた1杯。
果実の甘味がギュッと詰まって、一口ごとに大きな満足感がありました。
HP等の情報からするに、新たなパルフェのラインナップが登場するのは、クリスマス後の様子。
来年もぜひ、美味しいパフェを追いかけていきます♪
ご馳走さまでした☆
2019/12/27 更新
2019/11 訪問
ノエル仕様のパルフェビジュー 第1弾は洋梨
フィグのパルフェが終了し、変わって梨のパルフェの登場です。
いつものように名簿に名前を書いてから、オーボンヴュータンさんやル・プティ・ボヌールさんをハシゴして戻りました。
いただいたもの
パルフェビジュー キャラメルポワール(ドリンク付き) ¥3200
上記に消費税が加算
◆パルフェビジュー キャラメルポワール
上から
・フレッシュ洋梨
・洋梨チップスの飴掛け
・ビターチョコ
・キャラメル洋梨のジェラート
・フロマージュブランのソルべ
・チーズのサブレ
・クロッカンショコラ
・ドライラズベリー
・マスカルポーネクリーム
・白ワインジュレ
・洋梨のディル風味マリネ
・梨のタタン
・レモンジュレ
・カシスソース
・イチゴのコンポート
旬の洋梨は甘酸っぱさが詰まっていて、歯触りもとろける口当たりも夢のよう。
しっとりした飴かけチップスも、噛み締める度に梨の風味が溢れ出します。
キャラメル洋梨のジェラートは、サクサクした粒感が洋梨そのもの!
キャラメルのほろ苦い香りが鼻に抜けます。
アサコイワヤナギさんでお馴染みのフロマージュブラン、
チーズのしっかりしたコクと爽やかさが格別の美味しさで、気に入っているパーツの1つです。
チーズのサブレは3種類入っている様子。
サレのサブレにハーブが効いて、甘味のある他のパーツとも良くマッチします。
続くマスカルポーネクリームがとっても控えめな風味なので、
華やかに香るワインジュレやディル風味の梨マリネ、キャラメルがほろ苦い梨のタタンなど、一緒に口に入るものによって味わいが変わって楽しいです。
キュッと酸っぱいレモンジュレで締めたあとは、カシスソースの深い味わいでフィニッシュ。
◆セットドリンク
これまでデザートワインばかりでしたので、今回は白ワインをいただいてみました。
今回の白ワインは、マトロー ブルゴーニュ・ブラン '15。
最初にスキッとした酸が来ますが、後味は角が無くまろやか。
洋梨の種類をお聞きすると、今はラ・フランスを使っているそう。
厨房には、私の拳3つ分は軽くあるほどの梨が見えました。
こんなに大きなラ・フランスがあるなんて!
なお、この後はル・レクチェなどに変わっていく予定なのだとか。
11月下旬からはノエルのパルフェも開始です。
こちらもチェックしに、必ず来なくちゃ。
ご馳走さまでした☆
2019/12/03 更新
2019/11 訪問
奥ゆかしい和の甘み 柿のパルフェ
フィグのパルフェが終わった後、今度は柿のパルフェが開始との情報を得ました。
先月はひと月のうちに2回もお邪魔して満足し、これで当分はお邪魔しなくても良いかなと思っていたのです。
しかし、新フレーバーの登場を知ってしまうと、やはり行きたくて仕方なくなってしまいました。
名簿のお名前の数から、1時間超〜2時間待ちと判断して
待ち時間には、渋谷スクランブルスクエアまで2時間近くふらふら♪
いただいたものたち
パルフェ ジャポネ 柿と焙じ茶とともに (ドリンク付き) ¥2800
フィグ ¥600
スコーン 本日のフレーバー ¥350
上記に消費税が加算
◆パルフェ ジャポネ 柿と焙じ茶とともに
パーツは上から、
・柿2種
・柿チップス
・柿ジェラート
・焙じ茶ジェラート
・焙じ茶のクラックラン
・えんどう豆
・水切りヨーグルト
・レモンジュレ
・フレッシュ柿
・焙じ茶の葛ジュレ
・焙じ茶寒天
・柿のタタン
・黒七味ソース
トップの柿は、黒あまと大正柿。
上には「スイカに塩」ならぬ「柿に黒七味塩」。
どちらも口に入れるととろける食感は似ていますが、味わいは微妙に異なります。
殆ど主張の無い黒あまに対し、大正柿はほんのり甘いお味。
ねっとりした柿ジェラートは、ほんの少しの渋味の後に、穏やかな甘さが続きます。
焙じ茶ジェラートのミルクの甘み&お茶の香ばしさが、柿の風味にぴったり。
サクサクした焙じ茶クラックランやポン菓子、ほっくりえんどう豆の層は、食感が楽しい♪
その後、水切りヨーグルトとレモンジュレが、爽やかに引き締めてくれます。
同じ焙じ茶風味でも、葛ジュレと寒天では、味わいが異なるのも面白いです。
葛ジュレには、お茶の香ばしさのほか、渋味も少し残してあります。
一方、寒天からは香ばしさだけが広がって、後に来るのは透明感。
トロッと柿のタタンには、柿本来の甘みが凝縮!
トップにあしらわれた三つ葉は実は、最後の口直し用。
1番底の黒七味ソースとともに、和のテイストで締めくくりです。
◆メレディス マディラ 5YO
デザートワインのラインナップが先月とは変わっていたので、柿に合わせて赤を。
深みのある味わいが、柿の穏やかさと良く合います。
◆フィグ
どっかり鎮座した、大きなイチジク赤ワイン煮が印象的。
フィグの中には、甘くないシャンティが詰まっていました。
ボトムは、アーモンドとドライフィグのヌガーを乗せた、ココア風味のパートシュクレ。
ほんのり感じる塩気が、煮込むことで強まったフィグの甘みを、更に引き立てます。
◆ スコーン 本日のフレーバー
「ダークチョコ、ドゥルセチョコ、カシューナッツ、バレンシアアーモンド」
生地自体、ドゥルセが練り込まれて甘塩っぱく、美味しい♪
ダークチョコの深い甘さとナッツの香ばしさまで上乗せされて、一瞬でノックアウトされました。
後日再訪したところ、お隣のお客様が頼まれた柿のパルフェでは、黒あまと二郎柿が使われていました。
同じ果物でもそのときの旬に応じて、種類が変わる様子。
いついただいても絶品なことに、改めて納得です。
ご馳走さまでした☆
2019/11/16 更新
2019/10 訪問
やっぱり美味しい!パルフェ フィグ
前回気になったイチジクのパルフェをどうしてもいただきたくて、3日後に舞い戻って来てしまいました。
今回も雨が降る寒い日でしたが、11時頃到着すると
ウェイティングの名簿にはお名前がびっしり!
あまりの寒さもあって、その場で待つのはギブアップ。
パリセヴェイユさんへ行って戻ってくると、やっと2番目に進んでいました。
いただいたもの&買ったもの
パルフェ フィグ(ドリンク付き)¥2900
栗かぼちゃのブリュレタルト ¥600
上記に消費税が加算
◆パルフェ フィグ
上からフレッシュイチジク、エストラゴン、シナモン、イチジクソルベ、ウォッシュチーズのジェラート、ノワゼットサブレのクランブル、フロマージュブランクリーム、赤ワイン葛ジュレ、フレッシュイチジク、レモンジュレ、トンカ豆とエピスのブランマンジェ、イチジク赤ワイン煮、ブラックベリーイチジクソース。
イチジクソルベは、甘さは穏やかなのに
どこかドライフィグを思わせるような、濃厚な風味。
イチジクのソルベがこんなに濃ゆくなるとは、驚きです。
ソルベの隣は、チーズのコクが凄まじいジェラート。
ウォッシュにはモン タレッジオを使っているとのことで、
ウォッシュのクセは感じず、旨味だけが良く引き出されています。
ふわふわのシャンティでは、エペスがフレッシュな酸味を残します。
葛ジュレは、赤ワインの渋味が奥深いです。
エペスクリーム&葛ジュレの部分は、味わいが大変穏やかで
別添えのバルサミコソースでコクと酸味プラスすると、深みが増すとともに風味が引き締まります。
トンカ豆がふくよかに香るブランマンジェと、加熱されて甘みが増したイチジクコンポートが、これまたぴったり♪
レモンジュレでキュッと引き締めた後は、
ブラックチェリーのイチジクソースの、深い余韻を楽しみました。
◆ローリーガスマン ゲヴェルツトラミネール
デザートワイン2つの中から、まだいただいていなかった白を。
濃密な甘さを、渋味が更に深めてくれる感じ。
◆栗かぼちゃのブリュレタルト
上からキャラメルのシャンティ、かぼちゃのブリュレ、クレームパティシエール、アーモンドビスキュイ、パートシュクレ。
ただのシャンティと侮るなかれ、チーズを思わせるコクがあります。
かぼちゃブリュレにはほんのりお塩が効いて、旨味すら感じます。
ビスキュイはふくよかなアーモンドの風味が溢れ、サクサクのパートシュクレはバターたっぷり!
それぞれに完成度が高いパーツ、全てがかぼちゃの旨味を主役として輝かせるために存在しています。
2時間近く待ってありついたパフェは、やはり絶品♪
待った甲斐がありました。
イチジクのパルフェは10月31日までとのこと。
次のパルフェは何が来るのか、今から楽しみです。
ご馳走さまでした☆
2019/10/26 更新
2019/10 訪問
究極の絶品 パルフェ ビジュー モンブラン
お店のインスタグラムを拝見していたとき、モンブランのパルフェが開始とのお知らせが目にとまりました。
7、8、9月に、hotel koeでのアフタヌーンティーイベントで楽しませてもらったアサコイワヤナギさん。
実は等々力のお店には伺ったことがなくて、是非お邪魔したいなと思っていたのでした。
大好きな栗スイーツに触発されて、いざ等々力へ。
うかがったのは、休日の10時半頃。
1時間待ちを覚悟していたのに、朝方のぐずついた天気もあってか
10分足らずで席に着くことができました。
いただいたもの&買ったものたち
パルフェ ビジュー モンブラン(ドリンク付き) ¥3200
季節のクレムー ¥550
スコーン イチジクとショコラブラン ¥300
上記に消費税が加算
◆パルフェ ビジュー モンブラン
パルフェは下から
・ヴァンショーのソース
・レモンジュレ
・栗の渋皮煮
・浜茶のブランマンジェ
・浜茶の葛ジュレ
・蒸し栗
・タルト生地のクランブル
・クレームブリュレ
・ブラックベリーソルベ
・マロンジェラート
・和栗のペースト
・浜茶のメレンゲ
サクサクのメレンゲは、ガツンと甘さの向こうから立ちのぼるお茶が、何とも香ばしいです。
栗ペーストには栗そのものの風味とホコホコ感が凝縮され、
栗の粒入りジェラートも、栗ペーストをそのままジェラートにしたかのような濃厚さ♪
ブラックベリーの主張がこの上なく控え目で、主役の栗を前面に押し立てる黒子に徹しています。
クレームブリュレは意外にあっさり。
ここでクランブルのたっぷりバターが、とても良い仕事をしてくれます。
ゼリー&ブランマンジェの、お茶そのものをいただいているかのような風味にはびっくり☆
香ばしいアーモンドキャラメリゼが、そのお茶を凌ぐ存在感で、さらにびっくりです。
最後はレモンジュレでキュッと締めて、ヴァンショーの深い味わいでフィニッシュ!
◆サンソニエール ロゼ・ダン・ジュール '18
ドリンクには、甘口ロゼを。
確かに甘口ではあるものの、しっかりとタンニンを感じる
深々とした味わいのポートワインでした。
◆季節のクレムー
上からほうじ茶のブランマンジェ、クレームパティシエール、クレームダマンド、パートシュクレ。
トップにはフレッシュなイチジク&ホワイトカラントが乗っています。
ほうじ茶のブランマンジェは、まろんと穏やかな甘み。
ほうじ茶の香ばしさにも丸みがあります。
クレームダマンドに焼き込まれたブラックベリーや苺が、
キュッと酸味のアクセントをプラス。
◆スコーン イチジクとショコラブラン
ザクザクの生地に、ホワイトチョコとドライイチジクがたっぷり。
ホワイトチョコのコクで口はいっぱい♪
イチジクが甘みで奥行きを出してくれるだけでなく、プチプチした食感でも楽しませてくれます。
パフェ1つのためだけにでも、出かけて来て本当に良かった!
モンブランのパルフェの他に、イチジクのパルフェもとっっっても気になります。
近いうちにまた来てしまうかも。
ご馳走さまでした☆
2019/10/22 更新
現在、ネットからの予約必須でイートイン営業されているアサコイワヤナギさん。
予約は毎回激戦で、前回は一度、取り逃がしてしまっていました。
今回は取り逃がすまいと気合を入れたのが功を奏したか、奇跡的に1枠ゲット。
いただいたもの
パルフェビジュー レザン ¥4000(ドリンク付)
ドリンクにワインをチョイスで+¥100
上記に消費税が加算
到着したパフェの、トトロの世界のようなお帽子に、目も心も釘付け。
上から
・ブドウ
・エディブルフラワー&クローバー&ミント
・ホワイトカラント
・シャンティクリーム
・チーズサブレ
・ブドウソルベ
・エペスジェラート
・ブドウ葛ジュレ
・シャインマスカット&ホワイトカラント
・モンブランクリーム
・蜂蜜ムース
・カシスとイチゴのコンポート
・一口モッツァレラ
・ブドウの白ワイン煮のハーブマリネ
・レモンジュレ
・カシスソース
主役のブドウは、長野県産ナガノパープルと、山梨県産シャインマスカット。
注目すべきは、あちこちに散りばめられたチーズ要員の活躍ぶり!
パプリカとバジルが効いたチーズサブレや、こっくりエペスジェラート、
ほんのり塩っぱい一口モッツァレラが、ブドウを非常に引き立てます。
今回のオマケは、ロイヤルミルクティーのボンボンショコラ。
フィアンティーヌを包むダークガナッシュのほろ苦さで、口の中の甘さがリセットされます。
◆Coppo Moncalvina Moscato d'Asti Canelli 2018
まるで100%ジュースのような、ブドウの甘みと香りを凝縮したスパークリング。
一口含んだ瞬間、ブドウを一緒に食べたい!という衝動が頭を駆け抜けました。
アサコイワヤナギさんでは毎回ワインとのペアをチョイスしてきましたが、
今までで1番、ぴったりシンクロするマリアージュでした。
実は今回、テラス席を予約していたのですが、
「暑いので、店内のお席を用意しています。」とお心遣いまでいただきました。
パフェやケーキが絶品なだけでなく、こうしたホスピタリティも一級で、毎回心地良くお邪魔しています。
次回のイチジクパフェも楽しみ。
ご馳走さまでした☆