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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.3
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
佐野イズムを継承する名店
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2017/10/16 更新
2013年12月に鷺ノ宮でオープンしたラーメン店。
懐かしの「ガチンコラーメン道」が放送していたのはもう15程前になるのだろうか。
店主はおなじみ"ラーメンの鬼"こと故佐野実氏のもとで3年半修行した経歴の持ち主。
期待を持っての訪問となった。
【アクセス】
鷺ノ宮駅北口から中杉通りを右に進み、最初の路地を左折。少し進んだ右側、黒地に白抜きの文字で書かれた看板が目印。
"並びがない良店"と名高いが、この日は4、5人程の並びがあった。
【店内】
木を基調とした店内は、L字カウンター10席。こじんまりとしているが綺麗に整えられている。
券売機を見るとラーメン、つけめんにそれぞれ醤油と塩の用意あり。
今回は「醤油味玉らぁめん(850)」に「ワンタン2個(100)」をトッピングした。
醤油味玉らぁめん ワンタン2個トッピング
【スープ】
鶏ガラ、豚骨の動物系に、煮干しや鰹などの魚介、さらには野菜をブレンド。醤油ダレも生醤油や濃口醤油など5種類ほどを合わせているそうだ。
ベースは鶏がメインだろうか。キラリと輝く鶏油の芳醇な香りに始まり、円みのある余韻で抜ける。
あっさりとしながらも、素材のふくよかな旨みを醤油ダレのキレが支える重層的な味わいとなっている。
【麺】
京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」の中細ストレート。
硬めに茹でられ、ムチっとした弾力に喉越しも滑らか。スープとの相性は抜群。
【トッピング】(チャーシュー、味玉、ワンタン、メンマ、九条葱)
<<チャーシュー>>
チャーシューは豚肩ロースと低温調理された鶏胸肉の2種。
噛みしめるほどに旨味が溢れる豚肩ロースと、しっとり柔らかい鶏胸肉。
デフォで2種類楽しめるのでお得。
<<ワンタン>>
ツルんとした皮の食感に、生姜が効いた餡もみっちり詰まって肉々しい。
2個~の用意があるのも嬉しい。
<<味玉>>
名古屋コーチンを使用。黄身はゼリー状の程よい半熟加減。
濃厚な卵の旨みに、スープがほどよく染み込んでやさしい味わいに。
<<その他>>
甘目に味付けされた穂先メンマに、香り高い九条葱。食感や彩のバランスとしても欠かせない存在だと思う。
【サービス】
男性店主1名体制。
誠実な接客対応だが、ワンオペということでやや提供に時間を要した。
【CP】
良し。
【総評】
スープ、麺、トッピング、どれ一つ取っても隙がない。何かが突出しているというよりも、ひたすらバランスに重きを置いた一杯である。
その実直さは確かに「支那そばや」のラーメンを彷彿とさせる内容だ。
ところで後客が「一番有名なのは何ですか」という店側への問いに対して「塩です」とまさかの回答。
これは是非試さねば。