レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
42回
2022/12訪問 2023/01/26
2022年クリスマスケーキ、今年は固定店片割れがあまりそそられずかなり久々の1店舗のみ。
予約は非常に大変+当日購入は混雑時間は物凄い待つが、時間帯を選べば買いやすい時もある。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ミルフィーユNoel(6,048円) ☆×5.0
構成:パイ生地+クレームムースリーヌ+フランボワーズ+生クリーム
正直通常ミルフィーユを切らない状態+αなのでいつも通りではあるが、以前は極稀に出て
いたミルフィーユアントルメが(人気で個数制限の現状)今後出るとは思えないので超貴重。
味はいつも通りクレームムースリーヌの豊かさが最強、こちらは一度に食べると流石に重い
がレピキュリアンの代名詞と言えるケーキなので、クリスマスパーティー用途として最強。
◇サブレパリジャン(669円) ☆×3.8
軽いサクサクの食感と解けるホロホロの食感が両立している、焼きはあまり強くはなく厚い。
美味しいが、クッキーはやや優等生に纏まっているので生菓子程圧倒的に強くはない印象。
◇サブレ(702円) ☆×3.7
軽やかなサクサクさとココアパウダーの安定の味は美味しいが、1枚がやや薄いので満足感
はやや弱いかもしれない。このお店のクッキーは良い意味で優等生なのでやや大人しい感。
◇その他
ビスキュイフレーズ(7,884円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
いつも通りクリスマスケーキ優勝なのだが、ホールケーキが頼めなくなってしまった今ビスキ
ュイフレーズが年1でしか食べられないかと思うと辛い。個性的なので代用店が皆無。
やはりクリスマスケーキはここに限る。来年も買うが競争率がこれ以上高くならないよう祈る
+通常時ですら大行列化して難易度がかなり上がってしまっているのが非常に不安ではある。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/07レビュー
夏ケーキに切り替わり始めたようなので再訪、季節物は大体3~4種類位だが割と毎年変わる。
TVに出た後は半年程行列が酷くなるのでお決まりだが、やはりかなり並ぶので非常に厳しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇シャルロットポワール(2,910円) ☆×4.0
構成:洋梨+白桃&フランボワーズ+バニラババロア+ビスキュイ
バニラババロアはふんわりとした口当たりで優しい味、ビスキュイはシロップがアンビベさ
れているのかひたひただが甘さは強くはない。季節での強さの使い分けは本当に上手い。
ビスキュイの甘さはあるが、内部の洋梨+上部の白桃&フランボワーズとアントルメ特有の
フルーツの多さ=水分の多さで流す。フルーツ系のアントルメは軽くて美味しくて大好き。
◇ピニャコラーダ(561円) ☆×4.3
構成:パイナップルジュレ+キャラメルクリーム+ココナッツムース
レビューが正しければ5年ぶりの超久々、キャラメルクリームが甘さ担当だが以前より軽い。
パイナップルジュレは適度な甘さとさっぱり感、滑らかさと甘すぎず夏らしい軽さが最高。
ココナッツムースは滑らかで水分が多い、わかりやすい甘さと香りでシンプルに美味しい。
◇セシル(561円) ☆×3.8
構成:白桃+生クリーム+バニラババロア
生クリームは水分が多く滑らか、ヴェリーヌ系は上部のフルーツの水分で流す調和で軽い。
バニラババロアはぶんわりとした口当たりで香りと滑らかな口溶けは流石。シャルロットポ
ワールと構成が似ているが、あちらの方が滑らか度が高いため意外と別物感がする。
◇アプソリュープラス(594円) ☆×3.5
構成:キャラメルムース+マンゴー&パッションクリーム+ガナッシュ+パイ生地
+サブレ生地
キャラメルムースは程に額ふんわりとした口当たり、甘さは控えめで味は濃いもの。
マンゴーとパッションフルーツのクリームは個々の味はしっかりだが、味の芯ではない。
チョコガナッシュは大人向けの深みのある味、味の芯はこちらのように感じた。
アプソリュの変形かと思ったら全くの別物、個々の構成は流石高品質だが調和はうーん…
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
夏は特定戦法?で労力を抑えていたのだが、使えなくなったので事実上今年の夏は再訪無理感。
夏ケーキも当然大好きなので非常に悔しいが、人気>>>>店の体力すぎてどうしようもない。
都内有名店では神楽坂と並んで極端な人手不足なので気力が必要、また再訪する。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/05レビュー
行列が酷くなりそうな予感があったが、前回の再挑戦を含めて再訪。ケーキを買うだけならば
最近は楽勝だったのだがまた酷くなった、商品を選ぶのは至難の業だが超美味しいお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇フルールドゥシン(648円) ☆×4.5
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+クレームムースリーヌ+クレームブリュレ
約2年ぶりに出てきた大好きなケーキ、ただし記憶の限りではこの2回しか出ていない超レア。
ジャスミンティーのクレームブリュレは薫り高くしっかりと味の芯になっている。このお店
の紅茶のクレームブリュレを中核とするケーキは軒並み大好きなので、当然ながら最高。
チョコクリームとビスキュイの味は強くは無いが、グラサージュと合わせると味わいが立つ
調和で大好き。ビスキュイとクリーム間にクレームムースリーヌがあったのが変化点かも?
沢山作っていたので準定番位になってくれないかなと思うが、チョコ系は復刻待ちが大量。
◇サントノーレ(583円) ☆×3.9
構成:シュー生地+パイ生地+チョコクリーム+クレームムースリーヌ+ピスタチオクリーム
+カスタードクリーム+フランボワーズ+洋梨
パリパリのパイ生地とキャラメリゼしたシュー生地で食感豊かで香りが香ばしい。
ピスタチオクリームとチョコクリームは水分が多くさらっと流れる、洋梨やフランボワーズ
の水分も足されるため食べやすい。あまり出ないが、このお店の生クリーム系は美味しい。
パイ生地の上のクレームムースリーヌやシュー生地内部のカスタードクリーム等手間が非常
に掛かっている。美味しかったのでいつかアントルメで別バージョンを頼もうと思う。
プチガトーでは初めて見たが、地味にアントルメで頼んだことが無い気がするせいで差は謎。
◇ウィークエンド(2,376円) ☆×3.8
糖衣は多いものの意外と甘さは強くはない、バターもさほど多いとは思わないのでバランス
の良い食べやすいウィークエンド。寧ろ生地の口溶けが滑らかで、ケーキとは別方向の美味
しさだと思う。レモンは強くは無いがきちんと香るので優等生。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0
フレジエ (496円) ☆×4.8
エモーション (529円) ☆×4.4
サルヴァドール (540円) ☆×4.3
レピキュリアン (583円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
やっと新作を買えたのは良いのだが、相変わらず目的商品を狙い撃ちすると労力が半端ない。
ただの行列店の方が10倍位楽なのだが、如何せん一番好きなお店なので今後も頑張りたい。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/04レビュー
いつもの再訪と言いたいが、今回はどちらかと言うと敗北した感。割とよく敗北しているが。
営業自体は比較的休日はやってはいるが、相変わらず商品が全く読めないので超ギャンブル。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルトミルティーユ(453円) ☆×4.2
構成:ブルーベリー+クレームムースリーヌ+タルト台
今回はブルーベリーがさっぱりした味わいだったので、構成自体は全く同じだがクレーム
ムースリーヌの豊かさがメインになっていたかも。いつもと同じく美味しいが少し別印象。
このお店は昔は構成が長期スパンで変わっていたが、最近は一部の新作を除き固定の商品。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0
フレジエ (496円) ☆×4.8
レピキュリアン (583円) ☆×4.2
サルヴァドール (540円) ☆×4.2
エモーション (529円) ☆×4.2
タルトタタン (3,758円) ☆×4.6
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今回も既レビューだけなので放棄しようとしたが、タルトミルティーユの変化?のみ備忘録と
して書いておく。この先行列が若干面倒な事になりそうだが、気合を持って今後も通いたい。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/01レビュー
2022年の初レピキュリアン。新型コロナ禍によって一部のケーキ屋は何故か並ぶ人数が激増して
おかしな事になっているが、このお店は並ぶものの列回転自体はかなり速い方だと思っている。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇オランジュピスターシュ(3,500円) ☆×4.2
パイ生地がバターを贅沢に使っているのでリッチで枚数がありパリパリ食感+一番上部はクッ
キー生地?でザクザク食感と香ばしさが楽しい。今年はメインが生地になっているバランス。
ピスタチオダマンドの豊かさはいつも通りで単体だと非常に豊かだが、調和すると生地が強
いため若干隠れ気味になる。翌日になるとダマンドが前に出てくるので、翌日の方が好き。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(561円) ☆×5.0
サルヴァドール (490円) ☆×4.2
エクレール・オ・カフェ (345円) ☆×4.2
クリームブリュレショコラ (432円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今年はなるべく流行に流されないようにしようという考えでエピファニー(ガレットデロワ)
を複数買うのは止めたがやはり美味しい。今年も出来る限り再訪しつつ、新作を沢山食べたい。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/12レビュー
2021年クリスマスケーキ2・3・4、質的にはクリスマスケーキ枠で一番美味しいので毎年固定。
当日購入だと並ぶ時間は非常に長いが、作る量が物凄いので意外と時間を考えると買いやすい。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ブッシュドノエル フランボワーズ(4,400円) ☆×4.2
構成:フランボワーズバタークリーム・クリーム+ビスキュイ+チョコ
甘酸っぱいフランボワーズバタークリームは酸味と口溶けの軽さから重さを殆ど感じさせな
い。フランボワーズの味がメインでバターの重さを感じないので、1本即食べられてしまう。
内部はド安定で大好きなフランボワーズクリームとビスキュイ、口溶けと味のバランスが◎。
今年はビスキュイフレーズと合わせてビスキュイが特に美味しかった気が、少し甘目な印象。
◇その他
ビスキュイフレーズ(6,800円) ☆×5.0
ビスキュイフレーズ(4,300円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
例年通り2個のつもりが何故か追加で買ってしまった、今年は2個に留めるようにしたい。
質に関しては一番信用しているので今年も通う、あとはいかに新作や復刻を買えるかが問題。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/10レビュー
秋ケーキはあまり無いのでほぼ通常商品、ここ数年ずっと混んでいるが最近は比較的マシかと。
出たそばから即完売するわけでは無いので、ある程度商品が長持ちするため種類を買いやすい。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇エモーション(529円) ☆×4.2
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+プラリネクリーム+生クリーム+ダックワーズ生地
マルジョレーヌ+チョコビスキュイの構成なのでほぼマルジョレーヌと考えて良いのだが、
5年程食べていない準定番だったマルジョレーヌとはナッツ感が引かれてチョコ感が足され
た印象。チョコの深みがメインになっているので意外と別物+こちらの方が好きかも。
各クリームの上品な範囲に留まる味の存在感と滑らかな口溶けは安定、味のバランスは◎。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(561円) ☆×5.0
フレジエ (496円) ☆×4.8
レピキュリアン (561円) ☆×4.4
ポワールベルエレーヌ (529円) ☆×4.2
エクレール・オ・カフェ (345円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
結局今年も昨年と同じく夏ケーキへの切り替わりが無かったような気がする、冬はクリスマス
+公現祭があり通常商品からは変化するが、ホールが連続するのは難点かも。また再訪する。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/08レビュー
ここ最近季節毎のケーキへの切り替わりが無くなっている気がするので、正直商品が読めない。
一応新作が随時出ているので季節商品は多い気がするのだが、季節商品の概念自体があるか謎。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇パラディ(2,894円) ☆×4.4
構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
そもそも最近(多分3~4年位)パラディのプチガトーは出ていないはずだが、アントルメは
細かくは異なるが大枠は去年と同じ構成。周りのシャルロット生地と生クリームが異なる点。
パッションフルーツの爽やかさとピスタチオクリームのコクを補助として、紅茶ブリュレの
香りと味が主軸。パッションフルーツの爽やかさを主軸としないのが面白い+超美味しい。
◇その他
レガラード (540円) ☆×4.3
タルト ミルティーユ (453円) ☆×4.3
ポワールベルエレーヌ (529円) ☆×4.2
キャラメルショコラバナーヌ (594円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
再訪ペースが最近は安定しているが、正直新作・復刻基準で見るとかなりペース配分が難しい。
秋ケーキ?は確か殆ど無いはずだが、また再訪する。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/07レビュー
一般的には夏になるとケーキ屋(特にフランス菓子店)は空くが、相変わらず混んでいる。
地味に新作のペースはかなり早いのだが、買えるかどうかは別物なので難易度は高いお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇アントルメ(3,888円) ☆×4.3
構成:ベリージュレ・ムース+生クリーム+オレンジムース+ピスタチオクリーム
+ビスキュイ+ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール
カシスのムースは酸味が抑えられており濃い味、甘酸っぱさや水分は大量の果物で補う調和。
夏定番枠ホールケーキだが、組合せとしては初めてのオレンジのムースで香りを足していく。
最近ホールケーキだとお決まりのピスタチオクリームのコクは上部の味・香りの強さとマッ
チしており必然性がある。軽いと見せて味や香りがしっかり強い調和は本当に上手い。
◇ペシェ カミーユ(529円) ☆×4.2
構成:桃+バラコンフィチュール+フランボワーズソース+生クリーム+バニラババロア
構成比率の高い生クリームとバニラババロアが非常に滑らかなヴェリーヌ。バラのコンフィ
チュールによって薫り高さと華やかさが足されるので、軽いだけのヴェリーヌでは無い。
桃が主軸のペッシュメルバ的な物かと思ったが違った、最初の白ワインムースのものも食べ
たかった。フランボワーズソースは濃さ担当だが滑らか、後味にほんのり引くが強すぎない。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
ポワールベルエレーヌ (529円) ☆×4.2
キャラメルショコラバナーヌ (594円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
最近定番以外も結構出ている気がする。ヴェリーヌが出だしたので枠としては夏ケーキに切り替
わるのだと思うが、ヴェリーヌの商品がほぼ新作なので本当に切り替わりなのか謎。
まあ何にせよ味に関しては一番信頼しているので新作は出来る限り食べたい、今後も通う。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/07レビュー
フランスパティスリーウィーク2021その2、参加しているとあらば確定再訪枠。
公式インスタだと営業開始日まで販売形態・価格が未定だったため、これはもしやアントルメ
だけかもと思って気合を入れていたのだが、プチガトーでも出ていたので買いやすい枠だった。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ポワールベルエレーヌ(529円) ☆×4.2
構成:洋梨+チョコソース+生クリーム+バニラムース+ビスキュイ
生クリームは滑らかで後味が引かないもの+バニラムースは良い香りとエアリーな口溶け、
全体的に滑らかさ重視。変わった点はモンブランのようにコーヒーシロップでアンビベされ
たビスキュイが内部に入っており、チョコソースよりもコーヒーシロップの方が強い点。
洋梨を下部のソースやクリームで食べていく、ベルエレーヌっぽさは適度に残った独自方向。
正直ベルエレーヌをSNSで見た時にはエスコフィエの製法が唯一解なのでいくらレピキュリア
ンと言えど低評価不可避だろうし再訪しなくて良いやと思っていたのだが即敗北した=最高。
◇キャラメルショコラバナーヌ(594円) ☆×4.0
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+バナナコンポート+パータフィロ
歴代の定番又は準定番の中では、大きさも相まって一番チョコクリームが多いケーキのはず。
内部のバナナコンポートはかなり濃い味でがっつり後味にキャラメルが引く、甘さもかなり
のものなのでかなり力強い部類のチョコケーキ。今の定番は比較的すっきりなので、別物。
4年ぶりに食べた旧準定番、次はエボリューションかペリゴールが食べたい(けど多分無理)。
◇クリームブリュレショコラ(432円) ☆×3.8
味は意外と軽いチョコクリーム、ほんのりの深さはあるが甘さや濃さは強く無い範囲=後味
は必要十分な重さはありつつも過度には引かない、見た目に反し夏に合っていて食べやすい。
クリーム自体の粘度はそこそこあるものの、口溶けが適度に滑らかなのがシンプルに上手い。
◇パリブレスト(475円) ☆×3.7
構成:シュー生地+プラリネクリーム+ピスタチオクリーム+パッションフルーツクリーム
口溶けの良いプラリネクリームの香りがした後に、パッションフルーツクリームの酸味が軽
く出ている。お得意のピスタチオクリームでコクを足すが、少しプラリネが力不足に感じた。
シュー生地は水分が少なく力強い食感、エクレアよりも焼きが強めに感じたので硬派な印象。
パッションフルーツの酸味かプラリネクリームの香ばしさかどちらかを、もっと目立たせて
くれたら大好きだったかも。正直あまり刺さらなかったが、構成比率の問題なのだろうか。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
フレジエ (486円) ☆×4.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今回は前回に続いて新作や久しぶり枠を買えたので大満足、いつもこうなら嬉しいが多分無理。
地味に新作数自体は数が多いのが良い点でもあり厄介な点(再訪しても買えるのかわからない+
そもそもいつ新作が出るのかが読めないため)でもある。何にせよ質はド安定、また再訪する。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/05レビュー
いつものと言いたい所だが、今回は新作が出ている事がわかっていたのでかなり気合を入れた。
普通ではこの量・種類を買うのは無理なので、目的物があると相当頑張らないと駄目な超難関。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇エゴイスト(572円) ☆×4.6
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+洋梨コンポート
チョコクリームの滑らかさと香りと味わいのバランスはこのお店が一番=気品が溢れている。
そこそこ甘さがしっかりとしており、味わいが強いが重すぎないバランスはやはり最強。
クランブルの食感と洋梨の水分により調和するため、チョコクリーム単体より美味しく最高。
気のせいか構成からピスタチオムースが消えた気がする、でも今の方が好きかもしれない。
旧準定番だが2年ぶり、チョコ系定番だと大昔の定番であるエボリューションと並んで大好き。
しかし旧準定番であるキャラメルショコラバナーヌは4年も食べていないので、色々恐ろしい。
◇カラメルポワール(572円) ☆×4.4
構成:キャラメルムース+ピスタチオクリーム+クレームムースリーヌ?+タルト生地
キャラメルムースはほんのりほろ苦く、単体だとそこまで強くは無いがきちんと立ってる。
サクサク食感のタルト生地の中には、ピスタチオクリームと多分クレームムースリーヌが入っ
ている。この部分で重さや味わいを出している、滑らかさは強くは無いので意外と重い。
◇メディテラネ(572円) ☆×3.8
構成:杏クリーム+はちみつムース+ピスタチオクリーム+ダックワーズ生地+ナッツ
杏クリームはほんのりの甘酸っぱさで酸味は弱い、個人的にはここの酸味が強いと最高かも。
はちみつムースは軽い甘さと滑らかな口溶け、出来立てなのでムースの口溶けが非常に良い。
このお店としてはおなじみのピスタチオクリームで重さを足す形、新作だが多分調和重視。
ダックワーズ生地とサイドのカリカリのナッツで食感+香りが出ているので存在感がある。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
フレジエ (486円) ☆×4.8
エクレール・オ・カフェ (346円) ☆×4.2
モンブラン (594円) ☆×3.8
タルトスリーズ (2,268円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
若干何でこんなに頑張っているのだろうかと思わなくも無いが、やはり一番好きなお店位きちん
と買っていきたい。ただ頑張りすぎても失敗時にダメージを受けそうなので、適度に頑張りたい。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/04レビュー
少し間が開くと何故か久しぶり感が出るが、他店の間隔を考えれば久しぶり感は最早謎。
相変わらず並んでおり商品種類は定番に固定されている、昔の夜に出てきた準定番は最近無い。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇タルトタタン(3,480円) ☆×4.8
サクサク食感のパイ生地の香ばしさが強い、これに対してりんご部分は非常に甘さが強いので
りんご>>パイ生地になる。ミルフィーユ等はパイ生地と釣り合うので、バランスは全く違う。
りんごの濃縮具合と砂糖によるかなりの加糖が入るので物凄く強いが、物凄く美味しい。
去年書いていない=ホールは未レビューと思い書いたが、2019年には既にホールのみだった。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
フレジエ (450円) ☆×4.8
レピキュリアン (500円) ☆×4.6
レガラード (500円) ☆×4.3
タルト ミルティーユ (420円) ☆×4.3
オペラ (450円) ☆×4.1
カヌレ ド サンテミリオン (250円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
ここ最近物凄く並ぶのも商品種類が少ないのも諦めがつくが、行っていない日に新作や珍しい
商品が出ているのだけは物凄く嫌。誰も悪くは無いが、再訪のモチベーションが物凄い下がる。
最近特に面倒な事を考えがちだが、なんにせよ一番好きなお店なので今後も通う。
総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/01レビュー
最近開店直後はやけに並ぶのだが遅い時間にも結構な人がいる、今更列が伸びるのが解せない。
人気>>>供給能力のためケーキが無い時間もあるが、作り続けているので新しくは出てくる。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ビスキュイフレーズ(3,800円) ☆×5.0
構成:生クリーム+ベリークリーム+いちご&フルーツ+ビスキュイ
構成比率はクリーム>>ビスキュイの好きなタイプで、ベリークリームが主体になっている。
このお店意外とピスタチオクリームとクレームムースリーヌ以外のクリームが主軸のケーキ
が少ないが、ベリークリームと生クリームの口溶けと甘さとコクのバランスは完璧。
久しぶりに食べたがやはり抜群に美味しく、若干一般的なショートケーキとは異なるがビス
キュイフレーズ(ショートケーキ)枠では白金高輪と並んで同率1位。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
オペラ (450円) ☆×4.1
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
商品の切り替わりタイミング判定が近年は非常に難しいので、同じ商品になる場合が増えている。
ただし同じ商品を何回も食べているのにいつ食べても美味しく楽しい、今後も通う。
総合点:4.8→4.9(+0.1) / 以下は2020/09レビュー
中々都合が合わずにかなり久しぶり、とか言いつつ2020年も相変わらず再訪回数は1位。
相変わらず営業形態上ケーキの種類は少ない+並ぶので、難易度が高いのが今年も確定している。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇オランジュピスターシュ(3,500円) ☆×4.7
表面はサクサクで焼きが強く糖衣がかかったもの、食感が通常のエピファニーよりも強い。
ダマンドはお得意のピスタチオでコクが出つつも、後味にオレンジの香りが抜けるので思っ
ていた程重くはない。寧ろ香りによって爽やかな印象さえもある、構成要素の使い方が抜群。
通常のエピファニーとは全く別物なのでこれは両方買って大正解、ただし両方とも大きい方
なので量はヤバい=若干苦しい感じだったので、買う日を分けた方が良かったかも?
ガレットデロワの1位枠は別店だったのに余裕で奪われたので、これは来年も確定で買う。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×5.0
モンブラン (550円) ☆×3.8
エピファニー(3,300円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やはりこのお店については商品を勧められたらとにかく手を出してくのが正解、好みど真ん中。
若干最近並びが変な伸び方をしているのが不安だが、今年も可能な限り通う。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/09レビュー
最早定期枠、いつも通りの営業形態のためケーキの種類がかなり少ない+欠品速度が早い。
最近は需要>>供給の度合いが物凄く、ケーキが無い時間すら存在するので難易度がおかしい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(3,400円) ☆×5.0
構成:フルーツ+パイ生地+クレームムースリーヌ+フランボワーズ
いつものミルフィーユのアントルメで、上部にフルーツが乗る以外の構成は同じ。パリパリの
香ばしいパイ生地とコクが力強いクレームムースリーヌをフランボワーズの酸味で締める。
ただし、クレームムースリーヌがリッチ+しっかりしているので、意外と一度に沢山食べるも
のでは無いのかもしれない。美味しいけどプチガトー分=適量を超えると結構重さが気になる。
アントルメを一気に食べる事は想定されていないし、プチガトーのバランスが凄いという結論。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.8
レピキュリアン(500円) ☆×4.4
サルヴァドール(490円) ☆×4.1
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今年は夏ケーキが結局食べられず、次回は新作か久しぶり商品が食べたいが自信がない。多分一部
は夜に出ている気はするのだが、完売速度が速く以前のように夜に再訪するという手が使えない。
今更需要が高まるのは解せないが、最高に美味しいから仕方ない+また再訪する。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/08レビュー
最近買っていないプチガトーを買いに行ったが、特定のケーキを目指したため非常に苦労した。
このお店は営業が不安定なので必ずルールと傾向を先に調べるべきお店だが、調べても尚難しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇フルールドゥシン(500円) ☆×4.5
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+クレームブリュレ
チョコクリームは滑らかな口当たりとしっかりした甘さ、この部分の甘さが強いもののジャス
ミンティー味のクレームブリュレは食べた瞬間に香りが一気に広がるため一強にはならない。
チョコケーキはベースのチョコクリームの味が甘いため、強い×強いの調和が多い気がする。
チョコビスキュイが厚いため上部の強さをしっかりと受け止める、バランスと調和が好き。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
フレジエ (450円) ☆×4.8
レピキュリアン (500円) ☆×4.4
レガラード (500円) ☆×4.2
モンブラン (540円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
ケーキの種類は何でもいいから食べたいという人には、土日中心の現在の営業形態だと都合が良い
のかもしれないが、特定のケーキを食べたい人はよく調べないと大変なのは間違いない。
私は超大変だろうと再訪するが、難易度の高さには毎回困っているのは否めない。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/07レビュー
都内有名店の中では恐らく神楽坂と並ぶ人手不足により営業不安定店だが、お店自体がシェフの
目の届く範囲である事で高クオリティを叩き出しているので、一概に悪いとも思えない微妙な所。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇パラディ(2,800円) ☆×4.4
構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
基本的にはプチガトーと同じく、上部がパッションフルーツムースの優しい爽やかさで下部が
確かアールグレイ味の紅茶ブリュレとピスタチオクリームで重さがある構成。味は強いケーキ。
後味への引きは味は紅茶が強いものの、ほんのりパッションフルーツの爽やかさも引く。
このお店同名のケーキの変形がある+そもそもプチガトーと同状態では出てこないが、パラデ
ィで一番好きな状態のプチガトーと異なる部分は生地がサブレ生地→ビスキュイになる点。
生地での受け止め方はサブレ生地の方が好きだが、アントルメなので納得できる変更ではある。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
夏ケーキの切り替わりやペッシュメルバ等非常に不安な点はあるものの、回数で稼いでいけば
何とかなると信じてまた再訪する。何とかならない気しかしないけど、やはり一番好きなお店。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/05レビュー
最近追加できないタイミングでキャラメルショコラバナーヌアントルメが出てくるのが悲しい。
1年以上食べていないが、定番商品の出る順番は大雑把には流れがあるので目指したいが難しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇アプソリュ(520円) ☆×3.9
構成:コーヒークレームブリュレ+チョコクリーム・ビスキュイ
プラリネチョコクリームは滑らかながらしっかり甘さのあるもの、チョコ味はそこそこ深め。
中心にコーヒークリームブリュレが入っており、クリームよりも滑らかながらしっかりコーヒ
ー味。口溶けは重くは無いものの、しっかりとした味・甘さが濃いので食べ応えがある。
チョコ系としてはいつも出ているレガラードやサルヴァドールより重く、差別化されている。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
フレジエ (450円) ☆×4.8
レピキュリアン (500円) ☆×4.4
サルヴァドール (490円) ☆×4.1
モンブラン (540円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
一番好きなお店なので纏めないように唯一気を付けているが、新作や復刻が超不定期に出ている。
相変わらずの質の高さが最高+このお店の味はこのお店にだけしかない、また再訪します。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/04レビュー
ずっとイートイン以外店内撮影禁止だが、確認もせず勝手に盗撮する人が多くてかなり酷い。
超極端に人手不足で店内管理ができず大変そう、迷惑行為をしない+最低限のマナーは守りたい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇アントルメ ☆×4.2
構成:ベリージュレ・ムース+生クリーム+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
+ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール
ベリージュレは甘くベリームースは甘酸っぱいので、方向性が異なるがどちらも味は強い。
ピスタチオクリームはこのお店の定番?だが、ベリー部分より多いため構成比率が高くしっか
りとした重さがある。味は甘さよりなのでそこまで癖は強くは無いので食べやすくて大好き。
外側の軽いビスキュイ・ア・ラ・キュイエールも内部の食べ応えのあるビスキュイも甘い=
全体的に濃い甘さで殴ってくる統一感があるので、通常商品の上品範囲とは少し異なる印象。
見た目から軽いル・ソーンジュ方向性かと思ったが中々の重さ。個人的にはこのお店含め、ベ
リー系は軽いケーキが好きだが、各構成の質が高いため重厚系でも美味しいのは流石。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
オペラ (450円) ☆×4.1
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
夜は久しぶりだがアントルメが豊富だったので、ギャンブルだが意外と夜もありなのかも。
アントルメでも小さい方なら2つ食べられそうなので、そちらにするべきかもと思いつつ、何と
なくお得感の高い大きい方にしてしまう。何にせよ最高に美味しい、また再訪します。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー
お昼に伺いました。
最早少し期間が開くと久しぶりな気がするが、行き過ぎなだけで全くそんな事はない。
生菓子販売開始時点の種類は結構ランダムだが、今回は比較的多かったような気がする。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ベネズエラ(500円) ☆×4.4
構成:チョコクリーム・ビスキュイ
わかりやすい味のチョコクリームは軽い深みと甘さ、しっかりブレない濃さを感じさせつつ
上品な範囲に留まるのが物凄く好き。このお店の味・甘さ・後味のバランスは本当に大好き。
チョコビスキュイは水分量が多いがべしゃらない、食感が適度な軽さで統一されている。
◇ガトーバスク(260円) ☆×3.6
火入れは強くは無いので表面のサクサク食感は抑え目、アーモンド生地は甘さや香りがしっ
かり。必要な甘さは落とさないので甘さが先行しているが、焼き的には食べやすい。
カスタードクリームは火が入って粘度が高く、香りや味がきちんと主張する。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
フレジエ (450円) ☆×4.8
レピキュリアン (500円) ☆×4.4
オペラ (450円) ☆×4.1
タルト ミルティーユ (420円) ☆×4.0
エクレール・オ・カフェ (320円) ☆×4.0
エクレール・オ・ショコラ (320円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
これだけ食べているのに質が上振れ?しているのか、個々の商品の点数変動が結構起こるお店。
商品の種類がギャンブルとは言え今年も一番行く気しかない、今年も通います。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー
休日のお昼に伺いました。
ガレット・デ・ロワ枠で再訪、特に枠関係なく再訪するのが大部分だが定期再訪枠も多い。
2019年訪問回数は久しぶりに単独で一位のはず、ここ数年は一位から落ちた事はない個人的頂点。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンブラン(540円) ☆×3.8
構成:マロンクリーム+生クリーム+ビスキュイ+パイ生地
マロンクリームは粘度が高いが、味や香りはそこまで強くはない+生クリームは口溶け軽めで
通常モンブランに使われる共通部分は軽め。
内部にコーヒーシロップでアンビベされたビスキュイが入っており、今年はコーヒー>栗の印
象。後味はほぼコーヒーシロップなので、通常モンブランとは印象がかなり異なる変わり種。
パイ生地はサクサクで香ばしい、最下層は水分の緩衝材?にピスタチオクレームムースリーヌ。
◇その他
エピファニー(3,300円) ☆×4.4
シューパリゴー(270円) ☆×3.7
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
モンブランに名前変更後レビューをしていない気がしたのだが、去年していて記憶力がヤバい。
お店の人気や商品種類が捌ける量を超えており今年も不安だが、比類なきお店なのは間違いない。
今年も出来る限り再訪して目当てのケーキが引けることを祈るしかないが、年始からTVに出てい
きなり終わった感。少なくともTVで混む間は面倒なのでうーん…まあ再訪するけど。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
平日の夜に伺いました、2回分纏めて。
2019年クリスマスケーキ枠その1・2、個人的には唯一のクリスマスケーキ確定枠のお店。
種類はほぼいつも通りだが、今年はクリスマスが平日なのでタルト系を久しぶりに選べた。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇アマルフィー(4,400円) ☆×4.1
構成:マスカルポーネムース+オレンジクリーム+キャラメルムース+マロン・クリーム
+チョコビスキュイ+ビスキュイ・ア・ラ・キュエール
上部は口溶け滑らかな軽やかなマスカルポーネムース+爽やかさはほんのりの丸いオレンジク
リーム+優しい味のキャラメルムースで、滑らかさ統一。各々の口溶けは意外と差異がある。
栗+マロンクリームはほぼペーストで香り・味がしっかりながら、水分が多いため重くない。
チョコビスキュイは密度高めで食感的にはねっちりさも軽くある、ここで食べ応えが出ている。
個々の構成はしっかりと立ちながら、調和すると違和感なく上品な範囲に留まる=このお店で
大好きな系統。通常商品ではないが、毎年の如く物凄い完成度のクリスマスケーキで凄い。
◇タルトオフリュイ(6,000円) ☆×4.0
構成:フルーツ+マスカルポーネクリーム+タルト台
タルトオフリュイやタルトフレーズはたまにアントルメとして出てはいるが、いつもより高さ
のある立派な盛りで特別感が高い。フルーツは10種程で多種多様で状態は殆どが良い状態。
マスカルポーネクリームの程よい甘さとさらっとした濃さが好き、この部分だけで優勝。
タルト台はリッチすぎず適度な主張、意外とここのタルト台の焼きは好みから外れるのだが、
上部の水分で流すと考えるとこれ位が良いのだと思う、多分。アントルメでもある程度軽い。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
クリスマスケーキで新作を躊躇い無く買える安定感が凄い、今年も組合せセンスが最高で大満足。
来年もクリスマスケーキ確定枠だが、枠的に今年はビスキュイフレーズが買えなくて悔しい。
今年も再訪回数がトップ、毎回商品種類が物凄い不安ではあるが来年も沢山再訪したい。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
休日のお昼に伺いました。
聞けばわかる事だが、今も昔もイートインの商品以外店内撮影禁止=店内撮影はルール違反。
前回は余裕があったが時間帯によってはまだ並ぶよう、イートインが不安定化して悲しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇タルトタタン(3,480円) ☆×4.7
サクサクのパイ生地は香ばしい生地の香りとリッチなバターの旨みが完全調和している。
パイ生地単体の味わいが立っているので、シンプルなのに上部と下部が強い×強いで調和する。
りんごは甘さ強めながら水分が程よく残り理想的バランス、甘さ強めなので無糖生クリームが
欲しくなるがテイクアウトだと付かない。結論は多分2年ぶりに食べたが最高に美味しい。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.6
タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
レガラード (500円) ☆×4.2
レピキュリアン (500円) ☆×4.3
タルト ミルティーユ (420円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
若干行くのが久しぶり感+最近プチガトーをあまり買っていなかったが、商品はいつもの感じ。
本音は変化が欲しいのでモンブランが出ないか若干期待していたが、案の定無かった。
ただし、定番が超美味しく満足感は高い+質の観点から私に絶対に必要なお店、また再訪する。
総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/09レビュー
休日のお昼に伺いました。
夏商品+新作が出ていたのを見かけたので再訪したが、何故か夏商品に変わっていなかった。
新作もやっていない日で、最早商品が予測不能すぎて困る。今年は夏ケーキはやらないのかな。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇タルトフレーズ(4,000円) ☆×4.2
構成:いちご+ピスタチオクリーム+タルト台
タルト生地はサクサク。食感は個人的な好みより結構弱いのだが、バターのリッチさが溢れる
ダマンドの美味しさと香りのバランスが完璧。上部のクリーム+果物と合わせて完成する形。
ピスタチオクリームが厚めに塗ってあり、ここでわかりやすい甘さとコクが足される。
いちごは季節殻酸味が出ているが身は締まって◎、たっぷりのナパージュで甘くなっている。
味のバランスを考えると、きちんと酸味が生きているため食べ途中に過度に重くないのが良い。
◇その他
ペッシュメルバ (1,200円) ☆×5.0
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.9
ダージリン (602円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やっとTV効果が抜けた気がする。好きなお店だからこそ営業形態がおかしくなるのでTV等に
出て欲しくないが、今回も別格の完成度=質の高さは抜群なので無理そうなのが悲しい所。
この営業形態は気軽に食べられず困るが、最高に美味しいので大好きなお店。また再訪する。
総合点:4.7→4.8(+0.1) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。
流石にそろそろ夏使用に変わると思ったのだが、伺った際は変わっていなかった。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇名無しアントルメ(2,500円) ☆×4.0
構成:チョコババロア・ビスキュイ+ピスタチオクリーム+グリオットチェリー
チョコババロアの構成比率が高め、ここがババロアなので重さがある+しっかり甘い。
ピスタチオクリームは適度なコクを出すが構成比率が低め、感じ的にはレガラードの比率。
アクセントとしてグリオットチェリーが入っている、味は濃いめだが水分が少ない+キルシュ
はかなり弱い。突出しないで食べやすいバランスにするためなのかな?若干物足りないかも。
見た目的にはかなりレガラードに似ているが、甘さや重さが結構違う=こちらの方が重い。
◇カルディナル(480円) ☆×4.0
構成:ベリームース+ババロア+チョコビスキュイ
濃い味ながらベリームースの甘酸っぱさで全体を締めるやつ、このお店のこの手の組み立て系
は鉄板すぎる美味しさ。酸味が生きつつふんわりした口溶けのムースの質は追随を許さない。
中心部はババロアだろうか?ここで少し重さが出ている+後味に甘さが出る形で軽すぎない。
チョコビスキュイで食感を出し、軽めなのにきちんと食べ応えもある=満足感が高くて大好き。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
基本的に商品は再訪して確認せざるを得ないせいで、どんどん回数だけが伸びていくのが辛い所。
次の予定はあるのでペッシュメルバを食べたいのだが、その日やっているか謎すぎて怖い。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。
どのタイミングでケーキが夏仕様に入れ替わるのか掴めないせいで、再訪タイミングが掴めない。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ペリゴール(650円) ☆×4.4
構成:チョコムース+クレームブリュレ+ダックワーズ生地+ピスタチオクレームムースリーヌ
+ビスキュイ
チョコムースの軽いビターさと滑らかさの出来=質は、最早言及いらずの完成度で凄まじい。
クレームブリュレの底?に黒トリュフが使われており、食べている途中にふんわり香る=あく
までもアクセントとして使われており、きちんとチョコケーキが主体になっている、大好き。
下部がダックワーズ生地→ピスタチオクレームムースリーヌ→ビスキュイで手間掛かりすぎだ
が、コクと食感と水分移さない意図がしっかりと機能しているので手間が美味しさになる。
これは超お久しぶり枠のはず、よく考えると赤坂のリュクスはここ出身+構成の似方的にオマ
ージュでこちらが大元。ただし、ケーキの主軸をトリュフに置くか置かないかで別物。
◇フレジエ(2,400円) ☆×4.6
構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
地味にアントルメでは買った事が無かったみたい、味はプチガトーと変わらず美味しい。
最近アントルメはフレジエを見るのが多い気がするが、他の種類もたまに出るので食べたい。
◇その他
タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
行きすぎて慣れてくると色々ノリが適当になっていけない。最近TV効果のせいか面倒な事言う人
+まともに調べもしないで来てるだろう人が多いので、とにかく反面教師にして自戒したい。
最初の枠だとやはり基本被るので、あまり食べていない商品を目指してまた再訪します。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/07レビュー
休日のお昼に伺いました。
流石にそろそろTV効果も減退したと思い再訪したが、営業日が少ないためか未だ影響はある。
サービス面はイレギュラー対応をしないので、昨今多い「TVやSNSで見た・高評価」等で調べず
にお店を選ぶ+お店側に手厚く対応して欲しい人には向かない、合う合わない確実に分かれる。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇エボリューション 2005(450円) ☆×4.5
構成:バニラクリーム・ブリュレ+ダックワーズ生地
バニラクリームはプラリネだっけ?しっかり固まった状態から滑らかな口溶け、通常内部に
入るような構成だと思うが、外側=構成比率が高いため、がっつり甘い。パンチがあり好き。
バニラブリュレは滑らかでトロトロ、香りがしっかり強いためクリームに負けない良い調和。
昔出ていたと言われあった…?と思ったが、食べて思い出したが6年前位超昔が最後のやつ?
◇タルトフィグ(2,400円) ☆×4.0
胡桃の香ばしさとカシスの甘酸っぱい濃さがアクセントではなく、調和して完成する形。
タルトフィグは単調な印象があるが、全く単調さを感じず=リッチだが1ホール食べるの余裕。
ダマンドは非常にリッチで崩壊寸前のしっとりさ、無花果のある種淡泊さを補い調和する。
たまにはお気に入りのスリーズ以外も買おうと思ったが、やはり他のタルト系も美味しい。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.7
フレジエ (450円) ☆×4.6
エゴイスト (520円) ☆×4.3
サルヴァドール (480円) ☆×3.8
ダージリン (602円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
質と完成度は疑う余地が無い=商品の質や味のバランスは今まで食べたお店の数百店中最高維持。
ここのケーキは変わりが効かない、たまに商品変わるから定期訪問しないと駄目で難易度は高い。
混むと面倒+最近営業難易度高いため少々サボってしまったが、今後も末永く再訪していく。
総合点:4.6→4.7(+0.1) / 以下は2019/03レビュー
休日のお昼に伺いました。
TVに出たらしく超大行列、ただでさえ種類と数が少ないのでまともに買えない状況。
全て既レビューで味の記載が無いのがアレだが、今回は流石に特殊状況なので記録用?投稿。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.7
レガラード (500円) ☆×4.2
タルトスリーズ (2,000円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
普通に開店時間に並んでも1時間は待つみたいで、TVを参考にする人の多さでうーん…
食べログ上にはいないぽいが、好きで定期的に行っている人は暫く行かない方が良い気がする。
正直美味しさで営業形態の不安定さに目を瞑っていたが、流石に数全く買えなくなるのでは
満足感が無いので付いていけずうーん…また落ち着いた頃にでも再訪出来たらいいな。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/12レビュー
休日のお昼に伺いました。
訪問回数が多いせいか最近同じ生菓子が多いのは非常に残念だが、質を考えるとド安定店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇エピファニー(3,300円) ☆×4.0
パイ生地はサクサク、パイ生地単体で見ると香ばしさがふわっと広がる+バターの香りが◎。
しっとりのダマンドのリッチさで甘く、でもしつこく無い範囲の上品さはここのお店が最強。
ド直球のガレットデロアなので見た目通りの味ではあるが、シンプルだからこそ質の高さが
はっきりわかる。結構大きいが、食べやすいので1ホールは余裕=フェーヴ当たって勝利。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.6
タヒチバニラのミルフォイユ (480円) ☆×4.5
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.3
タルトフリュイルージュ (450円) ☆×4.3
レガラード (500円) ☆×4.1
ダージリン (602円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
安定営業+沢山種類を出してくれれば最高のお店なのに、営業形態の不安定さがやはり辛い所。
謎のお酒の充実具合を確認下さいました、フランス菓子仲間のご同行者様には大感謝です
総合点:4.5→4.6(+0.1) / 以下は2018/12レビュー
休日の夜に伺いました、3回分纏めて。
2018年クリスマスケーキその1・2、クリスマスケーキで通常時から質が全く落ちない鉄板店。
今年も例年とほぼ同じのラインナップだが、ここで買わないと買えない商品が多く毎年迷う。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ブッシュド ノエル マロン(3,100円) ☆×4.2
構成:マロンクリーム(2種)+ピスタチオクリーム+カシスコンフィチュール+ビスキュイ
マロンクリームは洋栗味とバターの滋味が合わさり強い、甘さとミルキーな引きで味の芯。
これに対し、内部のマロン生クリームはふわっと軽めの口溶けから甘さを担当していく。
ピスタチオクリームで滑らかさと軽めのコクを足す、ここは重すぎず良い調和に纏まる。
カシスコンフィチュールで全体を軽く纏め上げていくが、調和した状態でもかなり甘い=
いつものプチガトーの上品だが甘さのあるものより甘さのパンチが効いており特別感が高い。
ブッシュドノエルは久ぶりだったので小にしたが、個人的には1人で中位は余裕で食べられた
と思うので来年は中か大にしようと思う。クリスマスケーキの質が高くて最高に満足。
◇その他
ビスキュイフレーズ (3,800円) ☆×4.5
タヒチバニラのミルフォイユ(480円) ☆×4.4
タルト ミルティーユ (410円) ☆×4.0
ダージリン (602円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やはり商品の質や調和の面を考えると、来年もクリスマスケーキは必ずここで買う事が確定。
来年も出来る限り再訪機会を作るつもりだが、取りこぼしだけは発生しないよう祈りたい。
寒い時期の方が良く行っている印象だが、春~夏の季節商品の方が食べていないのかも。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
休日のお昼に伺いました。
今回は時間が遅かったので生菓子売切れを覚悟していたが、7種程で意外と数はあった。
ただ、ここ最近通えている+生菓子の出ている種類が似通っているせいで、何だかお馴染み感。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンブラン(500円) ☆×3.8
構成:マロンクリーム+生クリーム+ビスキュイ+タルト台
トロトロのマロンクリームは優しい味、生クリームの適度なコクと合わせて優しい味。
薄めのタルト生地はブリゼで甘さはほぼ無い、アパレイユは滑らかなカスタードクリーム。
ビスキュイに染み込ませたコーヒーシロップが個性的だが、栗とシロップが1:1位の強さ=
意外と栗一強になっておらず、調和で成り立つかなり変わったモンブランだと思う。
名前がモンテビアンコ→モンブランに変わったが、多分構成等は以前と一緒だと思う。
◇ビスコット(340円) ☆×3.5
香りからブリオッシュ生地だとはっきりわかるラスク、生地感が強いので結構個性的。
香り面からか1枚が薄め+甘さが軽め=個人的には軽すぎに感じたが、このお店割と焼菓子
は優しい範囲にギリギリ留まる気がするので、これはこれで良いのかも。
◇トマトバジル(400円) ☆×3.7
何故か唐突に出ていたお総菜枠、半分使われたトマト+マリネの酸味とバジルの香りが〇。
パンと一緒に食べると中々進む感じではあったのだが、ここのヴェノワズリーだとリッチ
なせいで合う合わないはあるのかもしれない。唐突すぎるお総菜枠だが、普通に美味しい。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.6
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ (500円) ☆×4.5
レピキュリアン (470円) ☆×4.1
レガラード (500円) ☆×4.1
エクレール・オ・カフェ (300円) ☆×3.9
サブレシトロン (600円) ☆×3.8
ダージリン (602円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
このお店は好きすぎるせいか全くレビューが溜まらず、纏め投稿にならないほぼ唯一のお店。
今年もクリスマスケーキ楽しみ+質に関しての信頼感は盤石なので、まだまだ再訪予定はある。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/09レビュー
休日の夜に伺いました。
取置き時の生菓子の種類は10種以上と充実していたが、遅い時間までずっと店内が激混み。
美味しさを考えれば超混雑は当然だが、販売個数の関係上完売が発生する=伺う時間が難しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇クイニーアマン(220円) ☆×4.0
クロワッサンも甘いが、それを超えるバターと砂糖の甘さが食べた瞬間に襲ってくる。
ただし、この油分+甘さが全くしつこく無いので、引き自体はそこまで強くはない。
甘い部分はしっかり甘くもやりすぎないバランス感覚はヴェノワズリーにも生きている。
◇クロワッサン エピキュール(230円) ☆×3.8
超リッチなのでバターが滴るレベル、イズニーの甘さを直球で感じられるヴェノワズリー。
大きさは小さめながら生地を噛みしめる必要があり、意外と食べ応えのあるクロワッサン。
◇その他
ペッシュメルバ (1,200円) ☆×4.5
フレジエ (450円) ☆×4.5
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ (500円) ☆×4.4
タヒチバニラのミルフォイユ (480円) ☆×4.4
エゴイスト (510円) ☆×4.3
ダージリン (602円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
最近?食べていないケーキが多く結果的に大満足ではあるが、待望しているケーキ決め打ちで
狙って行ってまた無かった。訪問回数を稼いでも来年コース確定ぽくて単品狙いに厳しすぎる‥
フィグと迷って今回はプチガトーにしたが、次回こそ焼きっぱなしタルトホール買いをしたい。
夏ケーキは取りこぼしが出てしまったが、秋ケーキが出るタイミングでまた再訪します。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/08レビュー
平日のお昼に伺いました、最近毎月コースだが平日に伺ったのは数年ぶり?
平日なので多少は余裕があるかと思ったのだが、お昼すぎ時点で種類は7種程で完売有と
かなり厳しい品揃え+いつもは後から出る商品がアントルメのみで逆に休日より厳しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ル ソーンジュ(2,400円) ☆×4.6
構成:フランボワーズジュレ・ムース+バニラババロア+スポンジ+シャルロット生地
+ベリー+パッションフルーツ
フランボワーズソースとムースはどちらもしっかり甘酸っぱさを生かしている、このお店は
構成の味は立ちつつも、口溶けや酸味の調和で後味を適度に切り上品に纏めるのが超上手い。
バニラババロアは均等に入った気泡ので、食べた瞬間はふわふわ感→潰すと滑らかに変わる。
スポンジは最下層にあるが、シャルロット生地がメイン食感=必要のある軽い食感は流石。
内部のシャルロット生地やりんご?も良いアクセントになっており、食べていて楽しい。
ジュレ部分?にハイビスカスで軽めの甘さ+爽やかな香りが付いており、バニラと調和する。
味も飾りに見えるパッションフルーツで切るため、味も香りも濃いのに後味は爽やか。
問題は美味しくて一度に余裕で食べられる事、半分にしようと思っていたのに1個余裕すぎ。
しかしアントルメがプチガトーの美味しさを超えるお店は超稀、やはりここは物凄い。
◇その他
タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.2
オペラ (430円) ☆×4.0
サルヴァドール (450円) ☆×3.8
ダージリン (602円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
人手不足で営業と商品の不安定なのだと思うが、質面で見れば殆どシェフが作る=超高品質。
でも年単位で待望している商品は出て欲しい、出ている筈なのに食べられないのは悲しい。
平日は種類が厳しいもののイートインが非常に快適、待ち無しで入れる+後ろの方を気にしな
くて良い=お店の雰囲気もゆったりしていて、色々聞けるので大満足。
新アントルメ?に出会える機会を下さいました、ケーキは主食仲間の同行者様には大感謝です。
総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2018/07レビュー
休日のお昼に伺いました。
元々行く予定が無かったが、念のため?寄ったらペッシュメルバが開始していて月刊コース。
ここ最近は金土日の営業が定着して臨時休業は少ないと思うが、営業時間等はまだまだ不安定。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ペッシュメルバ(1,200円) ☆×4.5
構成:桃+バニラアイス+フランボワーズソース+生クリーム
桃そのままのジューシーさ、繊維がしっかりしつつも果汁が溢れ出し水分量は十分ある。
バニラアイスで香りと甘さを追加+フランボワーズソースで濃い甘酸っぱさを足す。
構成自体は普通のペッシュメルバだが、単体の味がしっかりしつつ全部が調和して更に
美味しくなっている点は脱帽。どれも突出しないが、桃が自然に主軸になる良いバランス。
数年ぶりに食べたが、金額は高いが美味しい+デセールの意義を完璧にクリアしてくる。
最近は変形も多いが、エスコフィエの伝統的なペッシュメルバの完成度はやはり凄い。
◇リオレ(450円) ☆×3.9
構成:桃コンポート+カスタードクリーム?+バニラクリーム+米
ジューシな桃のコンポートから甘さが溢れる、このヴェリーヌ軽減役が無く強めの甘さ。
カスタードクリームのもったりのコク+香りと甘さが濃密なバニラクリームで味が強い。
お米の粒はしっかり立っており量多め、お米=主食なのでやはりケーキは主食である。
初めて見た、新規プライスカードだったので新商品だろうか。リオレ自体久しぶりかも。
◇ダージリン(602円) ☆×3.9
◇その他
タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
パンナコッタ (440円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
地味に手書きのプライスカード=レア系?がちょくちょく混じるが、狙った商品を出すのは
至難の業。かなりの試行回数だという自負があるのに、年単位で食べたい商品がある悲しみ。
営業形態が厳しいせいでサービス点は微妙点数だが、店内サービスは☆×4.0で非常に良い。
構成の「質」を考えると今まで行った300店位?の中でもTOP3内のお店、色々なお店に行って
もここの代替店は存在しない。営業形態は厳しいものの通い続けたい、また再訪します。
総合点:4.2→4.4(+0.2) / 以下は2017/06レビュー
休日のお昼に伺いました。
このお店に関しては、自身で営業形態や細かいルールを調べて守る事が大前提かと思う。
今回もいつも通り生菓子販売は13:00~、数が少ない×混雑しているので捌ける速度が速い。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇フロマージュクリュ(480円) ☆×4.0
構成:生クリーム+レアチーズ+サブレ生地
内部のブルーベリージャムで味変化は多少あるが、サブレ生地以外はほぼ全てレアチーズ。
このレアチーズ部分はほんのわずかな酸味とコクがしっかり、口溶けが良いため後味に引か
ずあくまでも上手く味が切れていく。やはりこのお店は何食べても上品に感じる。
表面は生クリームなのかな、物凄い口溶けの軽さだが微妙にコクと僅かに甘みを足す。
◇オレンジムースとキャラメルムース(490円) ☆×3.8
構成:オレンジムース+キャラメルムース+サブレ生地+プティ・フール・サレ(ごま)
+ピスタチオクリーム
オレンジムースは爽やかな香り、ここが自然の酸味なので他構成が重めなのを上手く締める。
キャラメルムースの引きは軽く、苦みや強い甘さを一切担当させないのが特徴的。
正直個々で見ると味が弱いように感じるのだが、縦に食べると上手くキャラメルもオレンジ
も存在感を感じる調和。外見からわからない下部のピスタチオクリームで微妙にコクを足す。
◇チュオア(500円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+マスカルポーネクリーム
チョコクリームの口溶けの軽さと後味のキレは流石、ほんのり酸味で甘さは抑え目。
甘さ担当はグラサージュや密度の高いチョコビスキュイ、甘さ強めだが後味には引かず。
マスカルポーネクリームは最初もったり→口溶け軽めで、軽いコクと丸さを足す。
チュアオなので酸味のある香りと円やかな味押しは理解できるものの、味変化が弱い。
◇スフレ(1,200円) ☆×3.7
今回はやっていたイートイン専用のスフレ、写真撮っている場合じゃないレベルでフワフワ。
スフレ部分は万遍無い気泡により物凄い軽さ、内部のフルーツは今回のはレピキュリアンに
使われているりんごソテーだけだろうか。若干軽すぎてソースが欲しいような気もしたが、
あまりスフレを食べないので、ベーシックを味わうという事でこれはこれで良いのかも。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.5
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.3
タルトフリュイルージュ (450円) ☆×4.3
キャラメルショコラバナーヌ (520円) ☆×3.9
ダージリン (602円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今回は年単位の久しぶりケーキを沢山買えて満足、ただどこかのタイミングで出ているけど
数年買えない商品もあるので、狙った商品の買い辛さは東京有名店の中でも断トツかと。
やはりこのお店は昼→夜二度訪問しないと駄目だなーと感じつつ、条件厳しすぎな気が。
ただ、このお店何食べても美味しいとういか下限が☆×3.7位なのが本当に凄い。
正直営業形態とか色々思う所は沢山あるが、ここだけの完成度の高さがある限り再訪する。
謎のペアリング技術の高さ?を見る機会を与えて下さいましたご同行者様に大感謝です。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2017/04レビュー
休日のお昼に伺いました
いつも通り生菓子販売は13:00~、販売開始時点は生菓子は8種だけと相変わらずの変則営業。
時間が限定されすぎているため常時混んでいる上に、種類が少ない+1種の個数が多くはない。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルトスリーズ(2,000円) ☆×4.2
サクサクのタルト生地は薄めのブリゼで食感が優しい、内部のダマンドが強く必然性がある。
ダマンドはピスタチオ味でアーモンドとピスタチオどちらも香り・味が立つ+バターのリッチ
さがかなり強め=強い必要のある部分はしっかり強くする、芯の通った方向性が好き。
粒で沢山入ったさくらんぼ&さくらんぼジャムは、たっぷりで存在感を放つ=甘い統一感。
賞味期限は購入日より3日間、1人前ではない+重めな気もするがホールの焼き菓子も美味。
◇その他
フレジエ (450円) ☆×4.5
レピキュリアン (470円) ☆×4.1
タルト ミルティーユ (410円) ☆×4.0
エクレール・オ・カフェ(300円) ☆×3.9
フロマージュキュイ (360円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
ついに生菓子は最近食べた物だけ=ここ暫く開店直後のみで、夜まで待たないせいで被り気味。
個人的に大好きで通っているつもりだが、営業形態の難易度が高すぎて頻繁に通うと心折られる。
次は時間を取って昼→夜二度訪問して、出ているか謎のお久しぶりケーキを沢山食べたい。
今回は正直生菓子が選べず不完全燃焼感がある、次回は選べますように。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2017/12レビュー
休日のお昼に伺いました、3回分纏めて。
2017年行った回数同率一位のケーキ屋+2017年クリスマスケーキ枠1・2。
正直美味しさの面で、ここ以外でクリスマスケーキを買う必要性は無いような気が毎年している。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇ビスキュイフレーズ(3,600円) ☆×4.3
構成:いちご+生クリーム+ベリークリーム+ビスキュイ
適度な甘さとコクの生クリームと、甘酸っぱいベリークリームの調和が抜群。
酸味を上手く生かせるケーキ屋は基礎技術レベルが高いお店が多いが、ここも流石老舗。
とろけるクリームの滑らかさと、気泡多めのやや粗めのジェノワーズ生地の組合せが完璧。
味はシンプルだが、全構成の完成度の高さと組合せの構成意図の読み取りやすさは素直に唸る。
2017年クリスマスケーキその1、オーボンと同じくビスキュイフレーズはクリスマスのみ?
プチガトーと同等以上の美味しさでクリスマスケーキを出すお店は本当に貴重、来年も1枠確定。
◇シャルロット(3,300円) ☆×3.6
構成:オレンジジュレ+洋なしムース+ビスキュイ+シャルロット
滑らかな洋なしムースの優しい味→オレンジジュレのほんのりの爽やかさに味が優しく移行する。
シャルロット生地は食べた瞬間に溶けるような優しい食感、ここが飾りではなく上手く作用。
ビスキュイが内部で2層になっており構成比率がやや高め、少し粗めの焼きあがりなのでムースの
滑らかさをやや食い気味=若干調和面では弱さを感じるものの、各構成の完成度は流石の一言。
2017年クリスマスケーキその2、優美且つ実店舗に出ないケーキが多いので特別感が高い。
営業日等の関係上予約はし辛いが、コスパ・味を考えると毎年最高峰のクリスマスケーキ。
◇レガラード(500円) ☆×4.0
構成:チョコクリーム・グラサージュ・ジェノワーズ+ピスタチオムース
グラサージュで濃厚な甘さ→滑らかなミルクチョコのクリームとかなりわかりやすい味。
軽やかしっとりのジェノワーズの香りが良い、他構成の味は強めながらそこまで重くない。
ピスタチオクリームの滑らかさとがアクセントになっており、シンプルに纏まっている。
チョコケーキは構成等似ているものが多いが、それぞれ方向性が異なるのが凄い。
◇エクレールオショコラ(300円) ☆×3.9
構成:フォンダン+チョコクリーム+シュー生地
反発感を返すシュー生地+チョコ味は甘いが口溶けが軽く滑らかなカスタードクリーム+砂糖感
のあるフォンダン=普通に美味しいという言葉がぴったり、求めるものそのままで隙が無い。
全体的に食感・味は強いものの、さらっと引いていく上品な範囲に収まっているのが流石。
◇ローズデサーブル(450円) ☆×3.7
構成:パータフィロ+ダマンド+マロングラッセ
パータフィロはパリパリ=食感的には軽やかで良いのだが、如何せん食べ辛過ぎるのが難点。
食べた瞬間にダマンドのアーモンドの香り・甘味が染みわたる、ここにしっかり甘いマロングラ
ッセが隠れている。味の芯は栗に思うが、シンプルな美味しさ。
かなり久しぶりに見た、記憶が正しければ温かくても冷たくても美味しいケーキだったはず。
◇サブレシトロン(600円) ☆×3.8
生地はさっくりしつつ上部の砂糖掛け部分でねっとりの食感も出ている、安定した味。
穏やかなレモンでどこか爽やかさを感じつつも、やりすぎ感のないしっかりの甘さ。
◇その他
フレジエ(450円) ☆×4.5
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
営業形態はアレだが、店内サービス=店員さんの幅広い商品知識・説明のわかりやすさは都内屈指。
構成一つ一つの完成度が高く、特にチョコは得意と言われる有名店より遥かにこのお店の方が丁寧。
プチガトーがないオリジナルクリスマスケーキでも、通常ケーキと同等の美味しさの貴重なお店。
全てが技術・センスの高さに裏打ちされていると感じる、間違いなく東京最高峰店の一角。
営業形態や中々種類が選べないので辛い部分がある事は否めないが、今年も通います。
総合点:4.1→4.2(+0.1) / 以下は2017/09レビュー
休日の夜に伺いました。
開店しているかは休日午後13:00以降ならば比較的開いているようだが、食べたいケーキを食べる
ための難易度が都内屈指で高い=種類を選ぶためには昼夜二回行く必要があるので結構大変。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇パラディ(480円) ☆×4.5
構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオムース+クッキー生地
パッションフルーツはグラサージュで甘さを、ムースで優しい爽やかさを表現しており全体を
優しく調和させる役。ここの酸味・甘味のバランスが個人的な理想にかなり近いというか最高。
内部のダージリンのブリュレはトロトロ、滑らかな舌触りと強い香りで存在感がきっちり。
ピスタチオムースの滑らかなコクも、リッチでサクサクのクッキーの食感も何から何まで超好み。
◇エクレール オ カフェ(300円) ☆×3.9
構成:フォンダン+カフェクリーム+シュー生地
フォンダンは当然ながら砂糖だが、ここがあまり甘くないので引きがしつこくなく良い状態。
カフェクリームも引きが軽めなので、さらっとした甘さと少し深いコーヒー味が良い塩梅。
シュー生地は昔ながらのしっかりタイプ、きちんと反発してくるので食べ応えが中々ある。
正直に言えば本当に普通だが、どの構成も普通の先の完成度の高さが凄い。
◇ピニャコラーダ(480円) ☆×3.8
構成:パイナップルジュレ+ココナッツムース+キャラメルムース
パイナップルは果実が少ない、名前に忠実にジュースをジュレにしているのだろうか?
ココナッツムースは優しいが、構成比率が高いのでしっかり味の芯になっており濃密な甘さ。
ほんのりキャラメルムースで落ち着きを出しているが全体的にかなり濃い、引きもそこそこあり
パンナコッタと差別化が出来ており重めのヴェリーヌ。
◇パンナコッタ(460円) ☆×3.8
構成:バニラブランマンジェ+フランボワーズソース+フルーツ
バニラのブランマンジェは甘く薫り高い、単純に甘いだけでなく滑らかで上品なさっぱりさ有。
フランボワーズソースは酸味か担当課と思ったが、どちらかと言うと甘さ担当。
若干フルーツが少なめなのでブランマンジェ一強、シンプルでも上品なのでこちらはさっぱり系。
◇タヒチバニラのミルフォイユ(480円) ☆×3.8
構成:パイ生地+バニラクリーム
出来立て枠で直後にイートインで食べたが、パイ生地の香ばしさ&パリパリ具合が段違い。
綺麗に食べられないレベルでサクサク、食感がたいへん楽しく今回は全体としても軽く感じた。
シンプルなバニラクリームはパイ生地に負けない位香りが良く、シンプルな甘さと満足感。
出来立てすぎて若干クリームが緩くなっていたので一長一短だが、基礎レベルの高さが光る。
◇その他
フレジエ (420円) ☆×4.4
レピキュリアン(470円) ☆×3.7
ダージリン (602円) ☆×3.6
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
色々言われがちな営業形態だが、センス・技術面どちらから見てもやはり東京屈指で美味しい。
「美味しいので全てを許せる」という人向けで、ネットに情報が出ないので難易度も都内屈指。
昨年食べ逃したピーチメルバを食べに行ったのだが、1回目→午前営業しておらず止む無く断念
2回目→忙しい時はやってないらしく止む無く断念 と意味不明の難易度の高さで今年も失敗した。
今回は季節物多めで大満足だがピーチメルバはまた来年、でも美味しいので再訪する。
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/05レビュー
休日の夜に伺いました。
過去の投稿は修正をしたため上がる可能性はあるが、新規投稿ではありません。
前回行った際には生ケーキが少く不完全燃焼だったため再訪したが、生ケーキは6種+後で2種。
予約できない+生菓子は大体一周するのに1年半(5回)位かかった、やはりギャンブルなお店。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇タルトタタン(430円) ☆×4.5
構成:パイ生地+りんご+生クリーム
苦味がほんのり出るまでしっかりと煮込まれたりんごは甘く濃厚、引きも強いため重め。
下部のパイ生地はしっかり焼き上げられ、1枚1枚がきちんと立ったパリパリ+しっかりバターを
感じ、りんごに負けない位甘さと生地に香ばしさが主張しており◎。
柔らか且つ口溶けの良い軽いクリームと、濃厚で強い味のタルトタタンの組合せは鉄板。
ほんのり温かい出来立てだったのもあり超絶美味しかった、やはりこのお店基礎レベルが段違い。
◇スル・デル・ラゴ(460円) ☆×4.0
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ
ビターな落ち着きをベースとしながらもきちんとチョコクリームの濃さ・甘さが表現されており、
チョコ一点突破のケーキ=チョコ単体で楽しむのならば、一番基本的な商品なのではないか。
最初に感じるのはクリームの滑らかさによる軽さながら、その後にしっとりとしたビスキュイに
重さが生まれている。ただ過度に重くないため、濃厚ながらすっきりした後味が非常に上手い。
過去レビューが黒歴史=修正対象のため再レビューその1。
◇エゴイスト(510円) ☆×4.0
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+ピスタチオムース+洋梨コンポート
下部は大部分がチョコクリーム、この部分は濃い・甘いため単体だと力強い主張を感じるが、上
部に乗っている洋梨のコンポートの溢れる水分によって、しつこくないバランスに調和している。
ピスタチオムースはコクが強めで豆っぽさは弱め、きちんと味の主張がある強い×強いの調和。
見た目の優雅さに反した強い味を繊細に調和させている、事故にならず纏める感性は流石の一言。
◇キャラメルショコラバナーヌ(520円) ☆×3.9
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+バナナコンポート+パータフィロ
キャラメルのほろ苦さが出ている+バナナコンポートの強い甘味で濃い目の味、引きも強く重厚。
味の芯は見た目に寄らず芳香で濃厚なキャラメル&バナナ、チョコ部分はクリーム・ビスキュイ
で量は多いもののどちらかと言うとサブになっているように感じた。
美しい見た目に寄らずガツンと攻めてくる、でもどこかやっぱり上品なのはこのお店ならでは。
◇サルヴァドール(450円) ☆×3.8
構成:ナパージュ+チョコビスキュイ+チョコクリーム+フランボワーズムース
今回はチョコ系が出るタイミングだったのか沢山食べたが、これが一番食べやすい。
ナパージュの確かな甘さと、チョコクリームの抑えめながらわかりやすい甘さが芯。
食感も滑らかさが中心+フランボワーズの甘酸っぱさで絞めるベーシックで軽めの味。
過去レビューが黒歴史=修正対象のため再レビューその2。
◇ジャスミンティー(602円) ☆×3.7
普通のフランス菓子ならばお菓子が強いため合わなくなる可能性があるのだが、このお店は纏ま
りが上品なため非常によく合っていた+タルトタタンは味が濃いためさっぱりして良かった。
◇その他
タルトフリュイルージュ (450円) ☆×4.3
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
このお店作りながら出している=出ている種類が少ない難点があるが、夜でも新しく出来立てのケー
キが出てくるので、夜にケーキ食べたいとなった際にはある意味ポジティブに取れる…気がする。
今回は店内サービスは非常に良かったが、営業形態のサービスはアレなのがいつもの事すぎる。
お店側が人を選ぶのできちんと調べて行く人以外にはお勧めしかねるが、相変わらず美味しい。
3連続で開店しているのは初かも?次の周回では焼菓子も手を出してみたいのでまた再訪する。
過去のレビューが黒歴史且つ間違いだらけなので修正したが、今も知識不足著しくて困る。
分類:フランス菓子≒独自
総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2017/04レビュー
休日の夜に伺いました。
いつ行っても混んでいるがイートインも夜なのにほぼ満席+テイクアウトも並んでいた。
個人的に好きだがフランス菓子からは結構変形している、上品な纏まりと後味のキレは唯一無二。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
構成:ベリー類+ベリークリーム+サワークリーム?+タルト台
サクサクのタルトはバターがふんわり香る、薄めながら上手く纏まった隙の無いタルト。
ベリークリーム(クランベリーかカシスかどちらかだと思う…)は丸く、サワークリームでほ
のかな酸味を出しているため、所謂クリーム部分が重さを担当していない面白い構成。
ベリーによる瑞々しい果汁と甘酸っぱさをベースにしながら、カスタードクリームでは無い事
により味の纏まりが凄い上品になっている、見た目も美しくとにかくセンスが光る。
◇コスモポリタン(480円) ☆×4.0
構成:クランベリームース+ライムムース+スポンジ+サブレ生地
2種のムースはどちらもふんわりで優しい口溶けだが、しっかり酸味を主張してくる大人向け。
果実の酸味を芯としながら過度に後引かぬよう上手く切られている、爽やかな香りが◎。
ウォッカが使われているがほんのり程度、完全に大人向け+上品な範囲に纏める様は上手い。
サブレ生地や内部のスポンジで食感にアクセントがあるため、ありきたりでは無いのが見事。
ネットですら見た事無いと思ったらまさかの新作、相変わらずの造形美+味の纏まりで大満足。
◇ポンムレピキュリアン(420円) ☆×3.8
構成:パータフィロ+カスタードクリーム+アーモンドクリーム+りんご
パリパリのパータフィロは水分を吸わず、かといって固くない食べやすい範囲。
中の濃い×甘いカスタードクリームが味の芯になっているが、量は少なくしつこく無い。
ここにアーモンドクリームの豊かな香りが足され、味・香り・食感全てが主張している。
りんごのソテーでさっぱりさを足しており、全体的には上品に纏まる様はやはり上手い。
◇ノルマンディー風りんごのタルト(300円) ☆×3.3
構成:りんご+ナッツ+タルト生地+カスタードクリーム?
タルト生地はサクサク、(このお店のケーキが全体的に小さいとはいえ)大きさが小さすぎて
乗っているクリームがよくわからタルト自体はかなり弱い印象を受けてうーん…
りんごもナッツも柔らかく優しい味、そのため何が味の芯なのかよくわからない。
◇その他
オペラ(430円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
臨時休業しまくり+予定が張り紙のみ、ケーキ種類を限定して出す等人選びまくりなだが、そもそも
このお店保冷剤の数的にも近所向けに営業している気がする。
相変わらずサービスは残念無念だけど、段々良くなっている気がするし行く側の自己責任感も…
それでもこのお店は変わりが効かないし、何より超美味しいので行かない選択肢は無い。
今回は初めて臨時休業を挟まなかったので運が良かった、また再訪するが臨時休業でないといいな。
分類:フランス菓子<独自
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2016/12レビュー
休日のお昼に伺いました。
今回も1回臨時休業に嵌まる定期をこなした、平日と午前中は無いものと考えた方が楽なお店。
そして12月2週目からクリスマスケーキの予約を受け付けるという、ケーキ屋にあるまじき個性店。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇ベルグジュール・16cm(4,400円) ☆×4.0
構成:バニラババロア+フランボワーズムース+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
バニラババロアは粘度を保ちながらとろけるような舌触り、バニラも芳香で強め。
フランボワーズムースは甘酸っぱさは抑え目、果実の濃厚な香り・旨味がぎゅっとしている。
ピスタチオクリームは調整役であまり前面には出ていないが、コクはしっかり。
食感は密度の高めのビスキュイで補佐している、水分をあまり吸っていおらず良いバランス。
全ての構成が甘い+主張強めの味ながら、全体的に喧嘩せずバランスが非常に良い。
ここのクリスマスケーキは見た目的に華美な品が多いが、これはシンプルながら本格フランス
菓子をしっかり魅せてくれる、ここ最近のクリスマスケーキで一番美味しかった。
◇フレジエ(420円) ☆×4.4
構成:ビスキュイ+カスタードクリーム+いちご
ビスキュイはふわふわタイプだが、生地内に気泡が多いため全部食べた時にも存在感がある。
カスタードクリームはピスタチオクリームと混ぜられているタイプで、卵ベースのクリーミーな
甘さ+ピスタチオの優しい香ばしさと引きが合わさり味の奥行きがかなりある。
かなりジューシーないちごも贅沢に使われており、品質的な妥協は0の理想的なフレジエ。
全体的に見るとかなり甘いが、重くは無いのでホールでも食べられるような気がする。
◇レピキュリアン(470円) ☆×4.0
構成:カラメリゼ+クレームシブースト+タルト台
クレームシブーストは洋酒がキリリと効いており、粘度は高くともすっきり軽いように感じる。
これに苦みの効いたカラメリゼで大人向けの品格を感じる味に統一している。
タルト生地はパート・ブリゼ、ここのバサつき+カスタードクリームの滑らかさ+りんごのフラ
ンのシャキッとしたアクセントが一体になった時のしっくり感が非常に強い。
個人的にはシュクレやサブレが好きだが必然性の説得力によりこれこそが調和だと感じた。
◇フロマージュキュイ(360円) ☆×3.8
ふわっふわかつしっとり、酸味も弱くチーズケーキが苦手な人でも食べやすいと思う。
チーズのコクは感じるがしつこくない上品な範囲、濃さや重さを求めるタイプではない。
◇スル・デル・ラゴ(460円) ☆×3.8
この部分は黒歴史のため削除、再レビュー
◇モンテビアンコ(518円) ☆×3.7
構成:マロンペースト+生クリーム+ビスキュイ+タルト台
中にコーヒーを染み込ませた生地があり前に出ている、この要素がモンテビアンコ表記の由来?
下部のタルトにはりんご?のフランとピスタチオクリームが入っており、どちらも食感・味は
やや抑え目に感じたが上部の水分を止めていてタルトがサクッとしており〇。
通常のモンブランではなく若干要素がごちゃっとしているが、全部に必然性を感じる上手さ。
◇カヌレ ド サンテミリオン(240円) ☆×3.6
表面のカリッとした部分は僅かしかない、生地の密度も優しめで比較的食べやすい味だと思う。
リッチな洋酒の香りとリッチなバターがぎゅっとした生地から香り立つ、甘めなのも〇。
◇カヌレ(240円) ☆×3.6
チョコの味がしっかり、甘さはあまりなくカカオの香りが楽しめる。
◇その他
ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9
オペラ (430円) ☆×3.8
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
基礎がしっかりとした本格フランス菓子ながら重くないケーキの方向性、意外と都内に少ないタイプ。
見た目美しいが大きさは小さめ、価格が安いとはいえコスパが良いわけでは無いが美味しいのでOK。
訓練?されて不安定な営業日については慣れたが、サービスは…常連になれば気にならないのかな?
営業形態等人を選ぶお店である事は間違いないが、ケーキを食べると何を主張したいのか・大事な部
分は何かがしっかりと感じられる+味の完成度は高いため次回も1回休業位で行ければいいな。
総合点:3.7→4.0(+0.3) / 以下は2016/05訪問時レビュー
休日の夜に伺いました。
好みと合致するため再訪機会を狙っていたのだが、案の定1回臨時休業に嵌まった。
開店時間が限定されているためかかなりの混雑、そして売り物は相変わらずギャンブルなお店。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9
構成:フランボワーズ+パイ生地+バニラクリーム
一番上のパイ生地のみキャラメリゼされておりここのみザクザク、あとはパリパリで甘目。
クリームはややしっかり気味なので食べる際に崩壊はしないと思うが、口どけは滑らか。
どちらかというとバニラの香りというよりもクリームの甘さが目立っているが、クリーム内には
フランボワーズが結構入っているため、クリームとパイの甘い部分を多少は酸味で締めている。
買った中では最も私のイメージする本格に近いケーキ、甘い×甘い=美味しい。
◇ブルーベリーのタルト(410円) ☆×3.8
構成:ブルーベリー+カスタードクリーム+タルト台
タルト生地は薄いがサクサクの生地、クレームダマンドの密度が高いためタルト台は重め。
ただ、最も重いのはカスタードクリームで濃厚さと甘さが凄い、ここでかなりの重さになっている。
ミルフィーユと同じく最初に感じるのは直球な重さなのに、ブルーベリーによって後味を爽やかな
範囲に落とし込んでいる。どちらかというとタルトが主役な感じではあった。
◇オペラ(430円) ☆×3.7
構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
ナッツがたっぷり入ったスポンジでガナッシュクリームを挟んでいる王道な気がするのだが自信なし。
ここの部分がビターチョコベースなためチョコの深みとナッツのザクザク感は出ている。
コーヒーバタークリームも苦みがきちんと主張されている。また、舌触りは滑らか。
ぱっと見3層位に見えたが食べ付見るともっと多い気がする、味は派手な甘さがある構成が無い分
落ち着いているが、各構成の主張は強くチョコレートケーキとしての軸がぶれていない。
◇マルジョレーヌ(420円) ☆×3.5
構成:ダックワーズ生地+生クリーム+プラリネクリーム+チョコクリーム+ナッツ
ダックワーズ生地はやや薄めだがフワフワになっている、ナッツの食感が強く隠れ気味だが上手い。
プラリネは単体だとややしつこい味なのに他と合わさると、味を引っ張っている良いバランスに留
まり、寧ろアーモンドの滑らかさが良く出ている。
チョコはビターで深いが、他の部分を抑えている程度なためあまり大人向けという感じはしない。
下にいけばいくほど食感と味に深みが増すが全体的には軽い面白いケーキ。
◇シューパリゴー(250円) ☆×3.3
シュー生地はかなりしっかりしているが、カリカリでもしっとりでもない表現しづらいタイプ。
皮から程よく水分が抜けているため食べ応えがあると考えるべきなのだろうか。
中は粘りが強く凄くどっしりしたカスタードクリームで、砂糖と卵の味が強め。
バニラビーンズは殆ど感じられなかった、もう少しバニラ感がある方が個人的には好み。
だがオーボンヴュータンのあれと考えればこれでいいのかも?
◇その他
フレジエ(420円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
金子シェフがほぼ1人で作っているのが開店時間短い+臨時休業多い理由なのだろうけど、多くの有
名店ではシェフは監督中心の中、このレベルの老舗で自ら作る姿勢は逆に貴重なのかもしれない。
ただ、このお店サービス面は突っ込みどころ多数なので、そこをわかってない人が行くとまず痛い
目見そうな所が難点、お店自体に合う合わないがありそうというか…
何にせよやはり本格ベースのお店は美味しいのでまた再訪したい、臨時休業の罠が怖いけど。
※備忘録
暫くの間開店時間は12:00~19:00・臨時休業あり
作りながらのためショーケースに出ている数はピース5種類程度+ホール1種フレジエ、系統偏りあり
取置きは変更不可、ただし追加は可能のため開店後すぐ取置き→閉店前引取りにすると多少は選べる
総合点:3.5→3.7(+0.2) / 以下は2015/12訪問時レビュー
休日のお昼に伺いました。
直近が2回伺って両方臨時休業だったのでやっと来られました。
確か撮影禁止かと思っていたが、売り場はわからないがイートインでは撮影OKだった。
入店した時点でケーキは5種類位あったが、レピキュリアン等既に売り切れや残り2・3個の物もあった。
イートインは2組待ちだったが持ち帰れないのでそのまま待ちました。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇サルヴァドール(450円)+紅茶/ダージリン(602円)
黒歴史のため削除、再レビュー
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
クリスマスケーキ予約の方が結構いたが、それを除いてもかなり混んでいると思う。
お店を出る際にホールのフレジエが出てきたので開店しているか・お目当てのケーキがあるかは
結構ギャンブルなのではないかと思うが、まだまだ食べたいケーキがあるので再訪したい。
男性1人だとそこまで大きくないためイートインは席数少なく・距離近いため難易度高いような気がしたが、
お店に絶えず人が流れるためテイクアウトなら入りやすいと思う。
2位
4回
2021/03訪問 2021/04/18
好きな美味しいお店の中では、商品幅は出身店舗であるオーボンヴュータンに次いで広い。
立地は梯子が難しいが、このお店1店でほぼ全てが済む。あとはシャルキュトリーがあれば完璧。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルト フレーズ(500円) ☆×3.9
構成:いちご・シロップ+生クリーム+ホワイトチョコクリーム+タルト生地
タルト台に対していちごが少なく見えるが、タルト生地の内部は粘度が高く味がしっかりとし
たホワイトチョコクリームといちごシロップが入っており、きちんといちごが味の芯。
タルト台内がダマンドでは無いので普通のタルトフレーズでは無いが、きちんと美味しい。
◇フレジエ(600円) ☆×3.9
構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
クレームムースリーヌはしっかりとしたコク=単体だとかなり重いのだが、しっかりとした味
と水分のいちごが恐ろしい程贅沢に半々位入っているので上手く力技で調和が取れている。
ビスキュイは柔らかいが香りがしっかりと強く、どの構成をとってもきちんと生きていて良い。
◇フォレノワール(500円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+バニラクリーム+グリオットチェリー
食べた瞬間にグリオットチェリーとアンビベに使うシロップで殴ってくる、味はかなり強い。
チョコクリームはビターで口溶けが良い+ビスキュイはアンビベされているため水分が多いが
崩壊しない良いバランス=全体的に口溶けは軽い、バニラクリームが軽減役。
滑らかで食べやすいと見せて洋酒で殴ってくる、バランスはやや微妙だが意外と嫌いじゃない。
◇クレオール(500円) ☆×3.6
構成:キャラメルムース+バナナグラサージュ・ムース+ビスキュイ+サブレ生地
内部の構成比率はキャラメルムースが非常に高くほろ苦い、エアリーな食感で過度には引かな
いが強い。それに対しバナナ味はグラサージュとその内部にムースが少しあり、甘さは出てい
るものの構成比率がもっと高い方が好き=思っていたバランスと違ったというのが正直な印象。
サブレ生地で食感を出しつつも、ビスキュイで水分が移らないようにしている。
◇タルトバナーヌ(350円) ☆×3.6
パイ生地はしっかりとした食感だが、焼きはそこまで強くはない。
内部のダマンドは密度が高く単体で甘い、香りは適度でバナナの引き立て役に留まっている。
◇ヴィエノワオランジュ(280円) ☆×3.8
サクサクのクッキー生地はベーシックながら食感が良い、食べやすい優しいタイプのクッキー。
オレンジとレモンの香りと優しい甘さなのでさっぱりさがある、味のバランス感覚が上手い。
◇チョリソーとミックス野菜(270円) ☆×3.9
生地はもっちりとした食感で反発感は高いが歯切れは良い、このお店パン生地が本当に上手い。
具材はたっぷりのチョリソーの辛さとチーズのコクを軸にや優しい味付け、パン屋に勝てる。
◇フィグ(220円) ☆×3.9
柔らかなパン生地の中にはいちじくとクリームチーズが入っている。いちじくの美味しさはタ
ルトフィグで証明済みだが、チーズで味わいが足されることにより、具材>パン生地になる。
◇ゴルゴンゾーラ、クルミ、ベーコン(240円) ☆×3.7
買った中で一番パン生地が優しいのに具材が一番強い、かなり強いがきちんと纏まっている。
強いクルミの香ばしさにがっつりゴルゴンゾーラチーズの強い味と香りを上乗せしていく。
◇粗びきソーセージとオニオンバターソテー(240円) ☆×3.7
パン生地は柔らかいが反発感のあるもの、具材はソーセージとチーズと玉葱でシンプル。
チーズがわかりやすい味で甘さを出しているが、あくまでもヴェノワズリーでは無く食事パン。
◇デニッシュブレッド(650円) ☆×3.3
デニッシュ生地は非常にリッチなのだが、バターが贅沢すぎて逆にバランスがうーん…になる
かなり珍しいパターン。ただし、生地自体の状態は柔らか且つ膨らみが適度なので結構良い。
◇その他
モンブラン (550円) ☆×4.5
エクレールショコラ(320円) ☆×4.3
プロバンサル (480円) ☆×4.3
ブルギニョン (500円) ☆×4.1
タルトフィグ (350円) ☆×4.3
サブレ ココ (600円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
商品幅が物凄いが、ケーキの数自体も20種以上かつ頻繁にマイナーチェンジしていくため毎回
楽しみがある=やはり商品の硬直性が高いと盛り下がるので、このお店の姿勢は非常に好印象。
もう少し再訪ペースを速めたいお店だが、また再訪する。
総合点:4.5→4.4(-0.1) / 以下は2019/11レビュー
近くにあったオーベックファン時代を考えると2000年頭からなので、埼玉県有名ケーキ屋の中で
最も昔からあるお店だが、美味しい新しいお店が出ようとずっと埼玉県頂点のお店なのは不動。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ミルティーユ(550円) ☆×4.7
構成:ブルーベリー・ジャム+カスタードクリーム+タルト台
タルト台の完成度が非常に高い、しっかりとしたザクザク食感と焼きによる香ばしさに、内部
のダマンドの芳醇さが染み渡る。ブルーベリーの焼き込みは強くは無いが、凄まじい美味しさ。
ブルーベリーの果実は一粒一粒が大きく、旨みが詰まった薄さを感じさせない非常に良いもの。
粘度の高いカスタードクリーム無いにもブルーベリージャムが入っていおり、味わい深い。
◇エクレールショコラ(300円) ☆×4.3
構成:シュー生地+チョコクリーム
チョコ味のカスタードクリームに強く洋酒が使われており、食べた瞬間から洋酒で殴ってくる。
カスタードクリームの味は強いのだが粘度が低いため重すぎない、非常に個性的なエクレア。
シュー生地の強い反発感とカスタードクリームの強さが上手く釣り合うが、チョコ味は甘すぎ
ず深すぎずで意外と取っつきやすい。大人向けだが、割と受け入れやすい強さだと思う。
◇ブルギニョン(500円) ☆×4.3
構成:カシスムース+バニラクリーム+チョコクリーム+ビスキュイ+サブレ生地
食べた瞬間にバニラクリームのバニラの香りとチョコクリームの洋酒が駆け抜ける、後味には
強く残らないので好きなバランス=洋酒は強いものの、他構成と強い×強いで調和して好き。
カシスムースは構成比率が低いが強い味わい、酸味は強くは無いが後味に濃い味が引く。
チョコクリームは洋酒が強くビターな味、全体的に大人向け×味は濃いが重すぎはしない。
◇プロバンサル(500円) ☆×4.3
構成:ヌガームース+レモンクリーム+フランボワーズジュレ?+グリオットチェリー
+タルト生地
上部はモンテリマールの構成で、はちみつの入ったヌガームースとドライフルーツで甘さや味
は強い。フランボワーズジュレやグリオットチェリーは、意外と酸味担当ではなく濃さ担当。
下部のタルト台内のレモンクリームの優しい甘酸っぱさが後味に残る形で、良い味の締め方。
サクサクタルト生地でそれなりに強い構成を受け止めるが、構成の組み立て方がとにかく好み。
◇タルトルバーブ(450円) ☆×4.3
構成:メレンゲ+カスタードクリーム+ルバーブ+ビスキュイ+タルト生地
ザクザク食感の焼き強めのタルト生地は厚めで力強い、チョココーティングで水分が移らない
+このお店の濃い味と非常に良く合う。焼き技術としては関東で最上位組且つ非常に好み。
内部に沢山入った水分が多いルバーブは酸味は抑えられており甘さが強い、揺るぎない味の芯。
メレンゲは非常に軽やかな口当たり、カスタードクリームはコクがあるが重すぎない。
◇ミルフィーユ シュプレーム(450円) ☆×4.1
構成:パイ生地+カスタードクリーム
常時出ているフランボワーズのミルフィーユではなく、シンプルなカスタードクリームのもの。
ある程度は固まっているパリパリ食感のパイ生地は焼きの香ばしさと力強さのバランスが良い。
カスタードクリームはしっかりとしたコクと粘度だが、他のケーキと同様後味は重すぎない。
パイ生地が力強いので、カスタードクリームまで重すぎると味が引きすぎると思うので○。
◇アマンディーヌ アプリコ(480円) ☆×3.8
構成:バニラババロア+杏ジャム・ムース?+ビスキュイ
バニラババロアは香りが力強く単体で味が立っている、粘度は高いがジャムの水分で流れる。
杏ジャムは濃い甘さ、このお店は果物の酸味よりも濃さや旨みを重視している気がする。
杏ムースは味が強く無いので、杏の味はジャム一強。ビスキュイは水分により滑らかになる。
通常イメージする杏の酸味で纏める担当ではなく、甘さと濃さをマシマシする担当なのが潔い。
◇タルトフィグ(350円) ☆×4.3
いちじくは甘くて濃くて量が多い、この手の焼きっぱなしタルトフィグとしてはかなりの強さ。
ザクザク食感のタルト生地とリッチなダマンドと合わせると、後味の引きと甘さは強い。
カシスジャム?の酸味はほんのりで更に甘さを足していく、甘い×甘い×甘い=最強。
◇クラフティ リムーザン(420円) ☆×4.0
グリオットチェリーが沢山入っておりどこを食べても漬けこまれた甘さが出ている、このお店
は果物を非常に贅沢に使うので、他構成に対して足りない事が無いのが本当に嬉しい。
サクサク食感のタルト生地と見せかけてパイ生地、しかしきちんと食感がありある程度強い。
アパレイユはカスタードクリームだろうか、食感がありつつも強すぎない上手いバランス。
◇キッシュ(380円) ☆×4.1
パイ生地の焼きが流石の一言、強すぎない程度の力強さで内部のアパレイユの味を高めていく。
アパレイユの繋がりは緩めだが、ゴルゴンゾーラチーズが入っており卵の丸さに力強さを足す。
トマトで軽さもあるため、きちんと味わい深い旨みがあり食べ応えのある好きなバランス。
◇シトロン(200円) ☆×4.2
シトロンの味は強いもののケーキと同じく酸味ではなく濃さ担当、商品の味の組み立て方が一
貫しているためケーキが好きなら焼き菓子も好きになるのは必然。
食感はサクサクで強さくも弱くも無い両方の良い所取り、力強さとは異なる技術の高さが好き。
◇ローズ(200円) ☆×3.9
サクサクのクッキー生地は食べるとホロホロ崩れる、焼きが上手い+好みなオーボンヴュータ
ン系譜ではホロホロ系はここが断トツで一番上手い。ココアの味とバターの芳醇さが強い。
いちごのソースは甘酸っぱく味がしっかり、個々の味を立たせるのが本当に上手い。
◇フォカッチャ(250円) ☆×4.2
焼き技術が高いのはわかってるものの、パン生地の焼きにより表面の反発感と内部の柔らかさ
を両立している=ベーシックなパン生地の焼きまでド安定なのは凄い。
野菜の旨みにチーズの丸さとバジルの味わいを足す、強すぎず弱すぎず味わい深いのが好き。
◇フォカッチャ トマト(250円) ☆×4.0
パイ生地自体が安定しており、良い意味でパン屋利用されているのか朝はパンが売れていた。
具材はトマトの優しさがベースでチーズとオリーブオイルの味わいを足す形、食べやすい。
◇ダニスコ(230円) ☆×3.9
デニッシュ生地は食感がありつつリッチな味わい、生地自体にバターの豊かさが強くて好き。
具材はカスタードクリームとベリー類、赤すぐりとカシスは酸味が抑え目で食べやすい範囲。
◇その他
モンブラン (500円) ☆×4.5
エクゾティック (500円) ☆×4.0
アマンディーヌ (350円) ☆×4.3
キッシュ ロレーヌ(350円) ☆×3.9
サブレ ココ (550円) ☆×5.0
サブレ ショコラ (550円) ☆×4.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
この量を買う店数はギリギリ2桁位だが、未レビュー商品をこれだけ買って完全回答はありえない
=自分でも期待しないレベルでの奇跡。地力の高さと味の好みが重なる物凄い低確率を引いた。
正直に言えば遠いだとか梯子が難しいとか、何か理由を付けて再訪しない理由を挙げていたお店
だが恥ずべき事だった。今回がたまたま完全回答だったとしても、今後はもっと再訪する。
総合点:4.2→4.5(+0.3) / 以下は2019/11レビュー
休日のお昼に伺いました。
モンブラン狙いで今年も再訪、開店が早いのだが買う量的に梯子が不可能=商品種類物凄い。
ただし、商品種類が多すぎるせいなのか早い時間で個数が少なくなる商品もあるので割と運。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇モンブラン(500円) ☆×4.5
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
マロンクリームは水分多目で洋栗と洋酒の香りがきちんと立ったもの、外側のマロンクリーム
はベーシック。内部には洋酒強めのマロンクリームが入るオーボン系だが、香りが全体的に強
めで印象は別=こちらは大人な纏まり、地力から来る各構成の調和が抜群に上手い。大好き。
生クリームとメレンゲは軽やか、全体的に味・香りは立ちつつ過度に重く無いのが良い。
◇エクゾテック(500円) ☆×4.3
構成:チョコムース+ココナッツムース+トロピカルフルーツクリーム+タルト台
前回のエクゾテックラクテのタルト台バージョン、このお店オーボン系譜の中でも商品改良を
頻繁にしており構成が変わる。ただ、昔はエクゾテックラクテはタルト台だったような気が?
タルト台が力強くて大好き=前回よりも好きだが、味の調和的には前回の方が良いのかも。
◇サンマルク(450円) ☆×4.1
構成:キャラメリゼ+ビスキュイ+バニラクリーム+チョコクリーム
上部のキャラメリゼは力強くほろ苦さ強め、ビスキュイの反発感が高いのでよく合っている。
ビターなチョコクリームは滑らかな口溶けとさっぱりとした引きの少なさ、深いのに軽くて◎。
バニラクリームの軽い口溶けと味が他構成の軽減役、単体では弱いが調和で見ると上手い。
どこを取ってもベーシックなサンマルクだが、全ての構成の質が高いので完成度が凄い。
◇タルトタタン(550円) ☆×3.7
構成:りんご+タルト生地
りんご部分が物凄い厚さだが、焼きがそこまで強くはないため濃すぎたり甘すぎたりはしない。
繊維は残っているが酸味は無く甘さがメインのタルトタタン、味はかなり万人向けだと思う。
サブレ生地は甘さが抑えられておりりんごを受け止める役、あくまでもりんごが揺るぎなき芯。
◇シャモニー(500円) ☆×3.4
構成:生クリーム+ビスキュイ+マロンペースト+サブレ生地
ぱっと見何のケーキどころかケーキなのかすらわからないが、外側が生クリームで覆われたマ
ロンロールケーキ。生クリームは軽め×層としては薄目なので、意外と生クリーム味は弱い。
内部は甘目のビスキュイに栗そのままの味のマロンペーストの構成、意外にもわかりやすい味。
◇サブレ ショコラ(550円) ☆×4.3
サクサクの軽やかなクッキー生地はホロホロ食感が好き、優しいココア味とバターのバランス。
(多分片面で1枚な気がするが、2枚一気に食べるので便宜上)サンドされたチョコが甘すぎる
わけでは無いので、甘さはココより遥かに抑えられている。どちらも美味しく最高。
◇タルトポワール(400円) ☆×3.9
生菓子よりタルト台が大きいためか生地の焼きはサクサク程度、意外とタルト生地は薄いので
立地で甘いダマンドが味の芯。洋梨は少ないわけでは無いがアクセント程度、タルト台メイン。
◇キッシュ ロレーヌ(350円) ☆×3.8
ブリゼ生地のサクサク食感×バター感×塩加減のバランスが上手い、メインはブリゼ生地かも。
アパレイユはベーコンがたっぷり×卵は優しい繋がり、しっかり塩気があるので満足感がある。
◇クロワッサン(250円) ☆×3.4
サクサク軽やかな生地は枚数が多く密度がある、大きいので食べ応えがあるクロワッサン。
バターは多すぎず日常的に食べるタイプのヴェノワズリーかも。
◇その他
サンフォニー (480円) ☆×4.0
グリオットピスターシュ(500円) ☆×3.8
サブレ ココ (550円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
埼玉県では一番好きなのだが、埼玉県で再訪しているお店の中で一番行き辛い+イートイン無し
+梯子がし辛いせいで、再訪回数が他のお店に負けているのが要改善。量より質に移行したい。
サブレを大量に買い溜めするため、記憶の限り行くのが秋~冬ばかり。
来年は異なる季節を狙いつつまた再訪します。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2018/10レビュー
休日のお昼に伺いました。
駅からやや歩くが一本道+道も平坦でわかりやすい場所にある、高野シェフのフランス菓子店。
広いお店に20種超の生菓子+焼菓子+ヴェノワズリー、特に圧倒的焼菓子の種類を誇り圧巻。
オーボンヴュータン系譜である事は周知だと思うが、地味にクレモン・フェラン系譜でもある。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇エクゾティック ラクテ(480円) ☆×4.2
構成:チョコムース+ココナッツムース+トロピカルフルーツクリーム+ビスキュイ
わかりやすい甘さのチョコムースは粘度高め、口溶けは悪く無く重すぎないが重量感がある。
ココナッツムースの軽やかな口溶けと香りを足す、外側の果実で食感を足し主張は強め。
中心部分に少量トロピカルフルーツクリームがあり、ここは甘酸っぱさもあるが基本的には
味に濃さを足す役割で軽減役では無い。ここは強い×強い味を喧嘩せず纏めるのが上手い。
◇グリオットピスターシュ(480円) ☆×4.2
構成:グリオットチェリー+ピスタチオクリーム+タルト台
高さのあるタルト台はザクザク食感、タルト生地とダマンドのリッチさは前面には出ない。
ピスタチオクリームは粘度のあるもの、意外と香りは抑え目でコク担当+ここの滑らかさで
タルト台とグリオットチェリーが上手く繋がる。あくまでもグリオットチェリーが主役。
グリオットチェリーは物凄い甘さ、皮の食感と噛んだ際に溢れ出す洋酒のバランスが超好み。
軟弱な甘さ控えめ流行を一切考慮しない力強さだが、構成のバランス・質は物凄く上手い。
◇キャラメル サレ(450円) ☆×4.0
構成:キャラメリゼ+キャラメルバタークリーム+ビスキュイ
ビスキュイは適度な柔らかさと厚さからくる反発感、しっかり卵を感じる=味強めの生地。
キャラメリゼが絶妙な範囲でシャクシャク+キャラメルバタークリームは絶妙に塩味が効い
ており、甘さは強く無いものの塩で引き立てられる。後味に甘さは引かないのでさっぱり。
見た目非常に強そうだが、このお店は力強いものも優しいものもあるので食べた数こそ正義。
◇サンフォニー(480円) ☆×3.9
構成:ライチクリーム+フランボワーズ&ローズソース+タルト台
ライチクリームは香りが華やか、個人的にライチは味や強さを中途半端に使われると苦手だ
が、ここまで力強く使われると逆に好き。全体にフランボワーズソースにローズの香りを
付けたものがかかっているが、3種それぞれ強いのに上手く嵌まるのバランスは流石。
ザクザクタルト台内は密度のあるダマンド、リッチ+ベリーの焼き込みで力強く非常に好み。
◇ミルフィーユ(480円) ☆×3.9
構成:パイ生地+クレームムースリーヌ+いちご
フィユタージュ・アンヴェルセではなくオルディネールのはずなのに、1枚1枚分かれてパリ
パリの食感。焼き色は強いが、焦げ臭に入らない香ばしさで圧倒的技術力+質に感動する。
融点高めのクレームムースリーヌは軽やかな口溶け→滋味が広がるバランスが上手い。
ただ、パイ生地のレベルが高すぎて他構成が見劣りする謎=パイ生地だけで言えば☆×5.0
、いちごが超微妙だったのでいちごの季節の方が良いのかも。こんな美味しかったっけ?
◇アルカイク(500円) ☆×3.7
構成:アーモンド+ヘーゼルナッツバタークリーム+プラリネクリーム+メレンゲ
+ダックワーズ生地?
食べた瞬間にナッツの香ばしさが広がる→噛むに従い更に強くなる、外側のカリカリのアー
モンドスライスと内部のヘーゼルナッツバタークリーム+プラリネクリームで香りが力強い。
内部にメレンゲが入っている+上下のサンドされた生地はダックワーズで食感面がザクザク
力強く無骨。類似の商品が思いつかない、独自性のあるものも上手く纏めていて好印象。
◇キャラメル マロン(480円) ☆×3.7
構成:マロンクリーム+キャラメルムース+タルト台
粘度のあるマロンクリームは意外と軽めな口溶け、洋酒の芳香が広がるアレがベースかと。
内部にあるキャラメルムースは苦みを抑えた取っつきやすい味、食感が軽いのでここで軽減。
サクサクタルト生地内のダマンドには洋栗が焼き込まれており、栗を堪能できるのだが地味
にこちらではないモンブランが食べたかった。これも美味しいけど、やや万人向けかも。
◇サブレ ココ(550円) ☆×5.0
ホロホロ食感のクッキー生地の甘さとココナッツクリーム甘さ、甘い×甘いで相乗効果的
美味しい。焼きは優しいが甘さと美味しさで殴る力強さがある、クッキー系で一番好き。
日持ちは2週間程だが3袋は絶対必須、チョコも美味しいけど今回はこれ複数にした。
◇アマンディーヌ(320円) ☆×4.2
サクサクタルト台の中にはリッチなダマンドとカシスソース入り、強い×強いの調和が好き。
上部のカシスナパージュは薄めで、その下にアーモンドスライスが敷き詰められている。
アーモンドの香り・ダマンドの香りどちらも喧嘩せずに立っており殴り合いしない美味しさ。
◇バスク オ スリーズ(400円) ☆×3.6
バターのリッチさが強いクッキー生地の表面はサクサクだが、内部は適度に柔らかい。
このお店商品によって焼きの強さは異なるが、オーボン系譜イメージよりも焼きは優しい。
濃いさくらんぼで上手く味を纏めるが、ほんのり酸味があるため割と万人向けの纏まり。
◇ショコラオランジュ(320円) ☆×3.6
チョコグラサージュは薄め、サクサクチョコタルト生地もチョコ味が強いわけでは無いので
チョコ味で一気に制圧する感じは無い。個人的にはこのお店は強い味の方が好きかも。
ダマンドはリッチでオレンジピールとほんのり洋酒で軽減、香りや味はしっかり立って◎。
◇その他
ショコラ ピスターシュ(480円)
食パン (350円)
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
商品は古典ベースで重い+甘さも手加減せず、人を選ぶと思うがぶれない姿勢は非常に好印象。
焼き技術は関東圏頂点級、距離とケーキ量的に焼き菓子少なめにしたがが沢山買うべきだった。
全体的に甘さが強いもが、商品によって甘さや焼きの変化を付けている=個数を沢山食べない
限り絶対に正確な評価は出来ないと再確認。もっと通わないと駄目なお店だが活動圏から遠い。
大きさは普通で価格は400~500円台前半、シンプルながら味の芯で一気に殴る力強いケーキで
コスパはかなり高い。商品幅も広いのでお店を見る楽しみがあるが、1種の個数は少ない。
埼玉県で一番美味しいと確信しているのに、数年ぶりに伺うという体たらくで我ながら酷い。
南浦和→東川口梯子の流れが確立すると思ったが、開店が早いためかモンブラン等一部商品が
午前中でも完売していた…ただ美味しさを再確認できたので、今後はもっと再訪する。
3位
10回
2022/11訪問 2022/11/22
やはり駅ビル内+営業時間が遅いコンボは最強、夜でも目的の和栗モンブランはあるのが強い。
あまり年で商品は変わっていないような気がするが、商品種類が元々多いので選べるのは強み。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇クッキーシュー(350円) ☆×3.9
柔らかいシュー生地にクッキー生地をのせたもの、昔ながらの皮と均一なクッキー生地。
内部のディプロマットクリーム?は滑らかな口溶けで割とわかりやすく甘い、いい意味で
奇を衒わずに美味しい。このお店は超絶技巧等ではなく、普通の商品が普通に美味しい。
◇季節のフルーツタルト(640円) ☆×3.8
構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
タルト台はリッチでわかりやすい味で好き+カスタードクリームは滑らかな口当たりで◎。
大きいタルト台に対してフルーツ量が足りないので、印象がタルト台>>フルーツになる。
価格が高くなると難しいかもだが、もっと高くなろうともフルーツ量が多いともっと好き。
◇キャラメル オランジュ(550円) ☆×3.6
構成:マスカルポーネムース+キャラメルムース+アプリコットジャム+チョコクッキー
マスカルポーネムースは甘さとコクのあるもの、甘さは比較的しっかりだが引きは適度。
キャラメルムースは水分が多く軽い味わい、上部にアプリコットがあるがやや味の芯が不在。
それに伴い、下部のチョコクッキーが食感担当だが味も前に出てくる=調和がうーん…かも。
◇その他
和栗モンブラン (730円) ☆×5.0
インペリアルグリオット (550円) ☆×4.0
シャインマスカットタルト(640円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今年度の和栗のモンブラン店の中で、唯一再訪が複数回且つ定期的に出来ているお店な気がする。
モンブラン期間はあと1回行けるか微妙だと思うが、夏系の商品も食べたいのでまた再訪する。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2020/12レビュー
今年も和栗モンブランが出たので再訪、ここ暫くはずっと和栗モンブランで優勝中。
駅ビルの利便性の良さ+ケーキの種類は30種類程と多い+営業時間が長いため使い勝手が最強。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇和栗モンブランセット(1,320円) ☆×5.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
和栗の香りとほっくりさの強いマロンクリームは主張が強い、マロンクリームとしては和栗の
良い意味での雑味を力強さに変えるバランスが非常に優れている。和栗の雑味を除いたシンプ
ルな味だけを追求したマロンクリームよりもバランスが難しいので、非常に秀逸且つ最強。
生クリームは毎年同じだが無糖ですっきりとした軽減役。マロンクリームが単体で力強い×甘
いため重さを足さない、全体から見ればある意程度重さが残る塩梅なので、調和が大好き。
唯一サクサクのメレンゲは食感や香りがやや弱いのだが、それを補って余りある完成度。
◇その他
コクシネル(605円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
例年大体2~3回行って5~6個位は和栗モンブランを食べているが、今年も同じ位を目指したい。
ケーキ屋に行く際に四ツ谷で乗り換えのチャンスはあるので、機会を上手く使ってまた再訪する。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2020/12レビュー
和栗モンブランセットのイートインをしに再訪、今年も例年通り和栗モンブランは11時から。
メインにはならずとも、駅ビルのため非常にアクセスが良いのでふらっと寄れるのが強い。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇和栗モンブランセット(1,200円) ☆×5.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
和栗のマロンペーストは非常に力強く、食べた瞬間の香りから後味への引きまで最初から最後
まで和栗が味の芯から一切ぶれない。ある意味上品な味では無く力強さで味を引っ張っていく。
無糖生クリームは軽減するだけの役割では無く、コクを足していくため味の広がりが強い。
やはりモンブランとして纏まった際に一番美味しくなるこのバランスは見事、今年も最高。
去年と変わった事はセットに煎茶が無くなった事、ここの和栗は非常にほっくり感が強いので
煎茶とよく合っていたので非常に残念。状態はイートインの方が良いが、持ち帰りも美味しい。
◇ブルーベリータルト(640円) ☆×3.9
構成:ブルーベリー+カスタードクリーム+タルト台
タルト台はサクサク食感のタルト生地とリッチなダマンドどちらも甘い、これにディプロマッ
トクリームのようなカスタードクリームで優しさを足していく。このタルト台劣化速度は超速。
ブルーベリーは小粒でややさっぱりとしたもので、タルト台のアクセント程度。フルーツタル
トとして見ると微妙かもしれないが、あくまでもタルト台が主役と考えればかなり好きな味。
◇ショートケーキ(550円) ☆×3.5
構成:桃+生クリーム+スポンジ
生クリームは水分が多く甘さはあるが、量が少なく調和した際の全体の滑らかさが足りない。
スポンジはしっとり、密度と構成比率が高いので味が前に出ている。卵の丸さとわかりやすい
甘さのあるものだが、個人的にはクリーム主体のショートケーキが好きなのでやや好み外。
桃は食感のあるものであまり水分は出ない、味としては美味しいが量が圧倒的に足りない。
◇ヴェリーヌ レザン(560円) ☆×3.4
構成:ぶどうジュレ・クリーム+マスカルポーネムース
ぶどう味のジュレはしっかり固まっているので口溶けの滑らかさは微妙、味はあまり強くはな
いため食感と味のバランスがうーん…ぶどうクリーム?は水分が多くこちらも味が少し弱い。
マスカルポーネムースは滑らかな口溶け、軽いコクがあるため単体で見ると弱いが調和すると
この部分が良い感じ。このお店の好きな味の芯の強さが無いため、やや好みからは外れる。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
イートインするに当たって曜日と時間を選ばないとやや環境が微妙だが、便利なのは非常に強い。
今年のモンブランが終わる1月までにもう一回行けると良いが、かなり微妙な気がする。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2020/09レビュー
今年も和栗モンブランが始まったので再訪、立地が非常に良いのでイートインは混んでいた。
和栗モンブランを沢山食べ始めて以降ずっと不動の和栗モンブラン優勝店、今年も優勝最有力。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ヴェリーヌ ペーシェ メルバ(560円) ☆×4.0
構成:桃・ジュレ+バニラムース+カスタードクリーム+ベリーソース
上層の桃のジュレはしっかり固まっており味は意外と弱い、桃の果実と果汁で味を出す形。
中間層のバニラのムースはエアリーで香りが良い、このお店は全構成が強めに立つ調和が好き。
最下層のベリーソースはわかりやすく濃く甘い、その上のカスタードクリームで丸さとコクを
出すので味自体はしっかり。ピーチメルバではないが、ヴェリーヌとしてはかなり美味しい。
◇シャインマスカットタルト(640円) ☆×3.8
構成:生クリーム+シャインマスカット+カスタードクリーム+タルト台
タルト生地はサクサク食感で焼きは標準的、甘さは強いがダマンドの甘さでは無くパートシュ
クレ自体が甘い。全体的に各構成に甘さが使われているので、甘さ担当が偏らない調和が多い。
中心にあるカスタードクリームは構成比率が高い、バニラがたっぷり入ったもので卵の丸さが
ある甘いもの。シャインマスカットをサブに味付けをするタルト=カスタードクリームが主軸。
◇ココマング(550円) ☆×3.6
構成:ココナッツムース+マンゴー・ムース+ビスキュイ
ココナッツムースはエアリーで水分が多いので口溶けが滑らか、ココナッツ味はムースで甘さ
+ビスキュイの中に入っているココナッツファインでココナッツそのままで殴ってくる。
マンゴームースは意外と優しいがマンゴー果実で濃密さを足す。マンゴーがココナッツに押さ
れているので調和的には若干うーん…やはりこのお店は強い×強いの商品が美味しいと思う。
◇その他
和栗モンブラン(700円) ☆×5.0
コクシネル (550円) ☆×4.2
レスティバン (520円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
イートインで和栗モンブラン食べていないので、今年のレビューは次回再訪時にしておく。
モンブラン期間中にあと2回は再訪したいが、大体毎年2回で力尽きている気がする。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2019/10レビュー
休日のお昼に伺いました。
和栗のモンブランが出たので再訪、今年もここ数年と同じく提供時間は11:00~。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇エクレール レザン(370円) ☆×3.5
構成:シュー生地+グリオットクリーム+カスタードクリーム+葡萄
グリオットチェリーのクリームは軽め×口溶けの良いもの、量は多いが甘さや香りは軽め。
カスタードクリームが重さを与える役ではあるが、少しコクが足り無いような気がするかも。
シュー生地は昔ながらの柔らかさ、葡萄の水分がやや多いので全体的に滑らか方向の統一感。
◇その他
和栗モンブランセット(1,200円) ☆×5.0
コクシネル (550円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今年の和栗のモンブランは最高に美味しかった=例年通り、多分ここが優勝すると思う。
駅ビルなので色々な人が来るのがうーん…なので、基本的に紀尾井町店の方が好きだが駅近=
気軽に行けるのでこちらの方が良く来ている。今期はあともう1回位は再訪したい。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2019/05レビュー
平日の夜に伺いました。
平日夜に来た記憶はなかったが、イートイン満席+ケーキの種類は半分程度になっていた。
あわよくばイートインと思ったが、やはり駅近+営業時間長い+美味しいせいか無理だった。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇サンミッシェル(620円) ☆×3.7
構成:チョコムース+チョコスポンジ
構成比率が断トツで高いホワイトチョコムースは軽い口溶け、後味への引きがほぼ無く上手い。
ミルクチョコムースも軽めの口溶け、このお店基本的にチョコムースは軽やかな印象。
グラサージュが濃く甘いものなのでここが後味へ引く、強さは好き嫌い別れそうではある。
チョコスポンジはふんわりで内部に関しては軽いが、グラサージュで粘度が出ている。
◇キャラバン(530円) ☆×3.7
構成:キャラメルバニラムース+チョコムース・スポンジ+バナナジュレ+ナッツ
キャラメルバニラムースはわかりやすいキャラメル味の濃さ、バニラの丸さと口溶けの良さは
あるものの、味としてはここが強く出ている。チョコムースは軽い口溶けですっきりした味。
バナナジュレは少な目だが甘さを担当。ナッツは香ばしさとスパイスの香り、アニスっぽい
やつなので意外と他店でもスパイスがアクセントとして使われているが、これは合っている。
◇キャラメルサレ(550円) ☆×3.6
構成:チョコムース+キャラメルソース+タルト台
ザクザクタルト生地の中はナッツとクッキー生地で食感豊か+香ばしい、バターが弱いのが
非常に残念。この組み合わせだと重くなるのかもだが、やはりタルト生地はリッチが好き。
チョコムースはきめ細やかで軽い…というか今回はチョコ系ばかり買っていたのに今更気付く。
キャラメルソースが濃く、強い構成がある=全体では味が弱くならないのがこのお店の良い所。
◇キッシュ(600円) ☆×3.3
ケーキよりかなり大きいキッシュ、意外と充実しているランチにキッシュセットが確かある。
持ち帰り用にはスコーンも売っているので、ケーキ以外でカフェ用途も意外といけそう。
具材が少なめなので味は優しい卵がベース+繋がり弱め、個人的には具材の味がしっかり立
っている方が好きなので好みと異なるが、別に技術的に劣っているわけではない。
◇その他
レスティバン (520円) ☆×3.9
モンテリマール(550円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
モンブラン季節外は☆×3.8位が妥当だと思うが、一々変えるのも面倒なので前回と同じ評価。
駅施設によくあるレベルのケーキ屋では無いので、立地を考えればコスパは寧ろ高い方かも?
次はモンブランの季節だと思うが、今年も昨年位の数きちんと再訪したい。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2018/12レビュー
休日の夜に伺いました。
遅い時間のため生菓子は半分位になっていたが、和栗のモンブランはその時点でもあった。
イートインは程々に混んでいたが、間を空けて座れる位のため個人的には丁度いい位かと。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇レスティバン(520円) ☆×3.9
構成:マンゴー&パッションフルーツムース+オレンジジュレ+ダックワーズ生地
マンゴー&パッションフルーツムースは酸味を生かした濃い味、ここの果実系は基本的に味
が濃い+酸味を生かしているため個人的な好みと合う。甘さや引きもある程度強いのが好き。
オレンジジュレは甘酸っぱく、全体を纏める役では無く味を加算していく役なのが上手い。
ダックワーズ生地で軽めに食感を出しつつも、全体的に見れば滑らかさ重視で水分多目。
◇その他
和栗モンブランセット(1,200円) ☆×5.0
和栗モンブラン (700円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
一昨年は1度しか行けなかったが昨年は沢山食べられて大満足、和栗のモンブランはここが頂点。
和栗モンブラン以外も美味しいので他の季節に行ければ良いが、また秋な気がする。
ご一緒下さいました、ケーキソムリエ?の同行者様には大感謝です。
総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2018/12レビュー
休日のお昼に伺いました。
今年は9月頭がリニューアルでお休みだったせいでかなり遅くなってしまった、リニューアル後
はイートインスペースが窓側にも1列出来た+電源が付いた+椅子が良くなったので良い印象。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇和栗モンブランセット(1,200円) ☆×5.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
やはりこのお店の良い意味で雑味も感じる力強い和栗のマロンクリームは超好み、すっきり
しすぎず濃厚×引きは軽い。やはりここのお店が和栗のモンブラン最高店は揺るがない。
生クリームは無糖でマロンペーストの甘さを受けつつコクを足す、最近の流行り?は和栗そ
のものを一切阻害しないように和栗の味だけ尊重しているが、このお店は全部が合わさった
時に最高の味になる=モンブランとして考えるなら、素材の味だけ尊重するよりケーキとし
て組み立てた時に最高の味になる方が私は好み。和栗味だけなら栗きんとんで良い感あるし。
サクサク軽いメレンゲで上部の濃さを受け止める、全てに必然性しか感じず毎年だが最高。
ただ、販売開始が11:00~になったのは、梯子の関係上使い勝手の悪くなっていてうーん…
単品が700円に値上がりしたがセットは据え置き、ここは状態的にもイートインが絶対推奨。
◇コクシネル(550円) ☆×4.2
構成:フランボワーズソース・ムース+蜂蜜ムース+キャラメリゼナッツ+ダックワーズ
ナッツのザクザク感と香りが即襲ってくる、甘さ・香り共に強めの商品で大変好み。
フランボワーズ部分の構成比率は高くないが、ソースの味が濃い×甘い=全体にもフランボ
ワーズ味がしっかりと生きている。ただ、ムースは優しい味でやや隠れ気味かも。
はちみつムースはトロトロ、わかりやすい甘さと味でとつっきやすい=万人向けに美味しい。
◇その他
和栗モンブラン(700円) ☆×5.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
大きさ+額面金額だけ見ればコスパが悪く見えるが、味+立地を考えれば悪くはないと思う。
沢山ケーキ食べているためか、このレベルのケーキ屋が駅施設にある事自体が凄いと思うが、
あまりケーキ食べない人だと額面だけ見て敬遠してしまうのかも、勿体ない気もする。
去年1回しか行けなかったので今年は沢山食べ溜めしておいたが、あと1回位は再訪したい。
総合点:3.8→4.2(+0.4) / 以下は2017/09レビュー
休日のお昼に伺いました。
個人的な和栗のモンブラン義務店、今年も去年の同じく9/1~販売。
ここ暫く個人的和栗のモンブランTOP3内維持中+アトレ四谷内なので立地は最強。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇モンブラン+煎茶(1,200円) ☆×4.8
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
優しいマロンペースト+コクのある生クリーム+軽めで高さのあるメレンゲの一体感が高い=
このお店はとにかく「全体の纏まり」の観点から見るた時の調和が素晴らしい。
今年も和栗のモンブランとしてはTOP3内確定になりそう、全てが好み過ぎて端的に言えば最高。
値段だけがややネックではあるが、個人的にはこの美味しさならば複数食べる選択肢以外は無い。
◇その他
モンブラン(640円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
いつも和栗モンブラン以外も買っているので点数は☆×3.7にしていたが、和栗モンブランだけしか
買わないと点数を上げざるを得ない。ただここは和栗のモンブランだけ極端に飛び抜けすぎで悩む。
もう1回位期間中に食べに行きたいが不安だったので、取りあえず年3個分先取りしておいた。
テイクアウトは劣化が気になるのでイートイン推奨だが、ドリンクは高め。
総合点:3.7→3.8(+0.1) / 以下は2016/12レビュー
休日のお昼と夜に伺いました。
ここの和栗のモンブランは必ず食べなければいけない義務レベルなので、9月と10月分を纏めて。
伺う際はイートインモンブランセット+何かというパターンが私の中で決まっている。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇モンブラン+ダージリン・煎茶(1,200円) ☆×4.5
和栗のペーストはやや少なく見えるが濃厚+しっかり栗の香りがする、今年も主張は強めの栗。
無糖の生クリームは限りなく軽く、全く油分を感じない見事なさっぱりさで複数個余裕。
メレンゲは軽くてサクサク×消えるような軽さ、高さはあるが全体的に大きいので適度な比率。
ここのメレンゲは劣化が物凄い早いため、絶対にイートインで食べた方が美味しい。
このケーキは支持されやすいマロンペースト一強の味ではなく「モンブラン」としての全体の完
成度が物凄く高い=個人的にはマロンペーストのみ注視という観点では見ない方が良いと思う。
セットのダージリンも煎茶も普通に美味しいので、これからもイートインし続けたい。
◇モンテリマール+ダージリン(1,000円) ☆×3.7
構成:ナッツ&ドライフルーツ+はちみつムース+ピスタチオムース+スポンジ
ナッツとドライフルーツはアクセント程度の量だが、味に変化が出て重要な部分になっている。
縦に食べるとまず最初にはちみつの甘さが先行→その後ピスタチオの円やかさが後味に出ている。
ムースがかなりほわほわ系なため全体的に甘く軽い食感+味になっているが、意外とスポンジがし
っかり目なため軽い一辺倒になっていないのは〇。
◇オペラ(520円) ☆×3.7
構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
見た目の奇抜さに反して構成・味は通常のオペラと同じだが、縦に食べるため各構成を個別に食べ
ていく=一度に全構成を食べる通常のオペラ?と異なる楽しみ方が出来る。
ジョコンド生地もコーヒーバタークリームもしっかり食感×濃い目の味で本格的。
特にコーヒーシロップがしっかりとコーヒーの主張をしているため、若干大人向け寄りかも。
◇ガトーメロン(550円) ☆×3.6
ここのお店は生クリームの軽さと適度な甘さが上手い=重くないケーキが楽しめる。
スポンジもしっとりふわふわでベーシックながらバランス感覚に優れている。
結構メロンがシャキシャキしていたというか硬いため正直イチゴの方が美味しく感じた…ただそれ
でも生クリーム×スポンジの見事さという点ではやっぱり完成度が高く感じる。
◇フォレノワール(550円) ☆×3.5
外部に見えているグリオットチェリー以外がほぼ無く、量的にもチェリー感が少なく感じる。
バニラムースはほわほわなため軽い甘さ+食感、ここのおかげかキルシュはあんまり感じず。
チョコクリームも食感的には軽めではあるが、こちらはスポンジと合わさり味の主張は〇。
やや押しに弱いような気もしてしまうが、優しい万人向けの味と考えれば良いのかも。
◇テュラン(550円) ☆×3.4
構成:生クリーム+栗ババロア+くるみ+スポンジ
栗のババロアは栗の味が抑え目で、中に入っているくるみと味がぶつからないようになっている。
スポンジにもくるみは入っており、さらにくるみのお酒でアンビベされているのだが香ばしさ+
お酒はあまり感じない…全体的に全構成が優しい。
くるみの柔らかいのにシャキシャキの食感は楽しいが、やや芯が不在のように見える。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
全体的に値段は普通だがケーキの大きさが小さめなのでコスパは普通~微妙、またケーキセットを頼
んでも特に安くならない=飲み物500円↑取られるが、この立地では仕方ないと割り切っている。
遅い時間は商品は半分位にはなるが、完売しないようその時点である種類は追加がくる場合がある。
アトレの立地含め使い勝手は物凄く良いので、この季節になるとつい行ってしまう。
とはいえやはり夜だと食べたかったケーキが完売していたので、また来ると思う。
4位
1回
2018/11訪問 2018/12/03
休日のお昼に伺いました。
赤坂で有名なホットケーキパーラーフルフルの支店、入口近くのカウンターはこぢんまり
としている印象を受けたが、実際には奥にもテーブル席があり満席にならない具合で回転。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇梅ヶ丘セット(1,500円)
・マロンのミニパフェ ☆×3.5
マロンクリームは濃さによる後味への引きはそこまで強くない印象だが、味や香りは立っ
ている。マロンパフェとしては量的な問題か、絶対的な味の芯では無かった気がする。
果実はバナナ・柿・ブドウ?等入っているので、この部分の水分でブレが出ているのかも。
バニラアイスやチョコソース?によって、味は割と万人向けに纏まっており食べやすい。
・ホットケーキ ☆×4.3
表面のカリカリは軽めながら均一に食感があり、内部のもっちりとした密度と良いバランス。
生地自体がある程度甘いのでバター無しでも甘く感じる、ただバターを足すと至高になる。
メープルシロップは甘く美味しが、生地+バターが美味しすぎて味を覆う物は何もいらない
と感じた。美味しすぎて逆に要らないが、枚数を食べた時の味変化には良いかもしれない。
始祖である万惣フルーツパーラーで食べた事は無かったが、これは物凄い美味しい。
ホットケーキ自体そこまで食べた事は無いが、今までで一番美味しいかもレベル。
・紅茶 ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
パフェも特段悪くは無いが、明らかにホットケーキ×4枚の方が良かった気がするレベルの差。
梯子予定を考えてティーセットと迷って梅ヶ丘セットにしたが、量的には余裕で軽いと思う。
価格は量を考えるとどうかなと思ったが、ホットケーキ美味しすぎるのでコスパは高い。
他の万惣フルーツパーラー系譜も狙いつつ、このお店は行きやすい赤坂店に再訪したい。
5位
9回
2022/10訪問 2022/10/22
商品種類はあまり増えていないような気がするが、元々硬派な茶色ケーキが多かったがどんどん
増えてほぼ硬派統一。流石に美味しかったムース系やクリーム系が少なくなりすぎな気がする。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルト ピューレ メゾン(702円) ☆×3.5
構成:ヘーゼルナッツミルトリン+オレンジ&りんごソテー+タルト生地
ヘーゼルナッツミルトリンは意外と優しい味で他構成を殺さない。
オレンジ&りんごソテーは水分はほぼ飛んでおり濃い味わいだが、重くはないので良い塩梅。
ザクザク食感のタルト生地は焼きが強い、タルト生地単体だと立地さ不足だが調和上リッチ
さや水分を補う構成が無いのでうーん…また、表面を焼くのは変に香りがついて不要な気が。
◇ミルフィーユ ノルマンディ(594円) ☆×3.5
構成:パイ生地+生クリーム+りんごジャム
パイ生地はアンヴェルゼでサクサク食感、香ばしさは強くパイ生地はリッチではない硬派。
生クリームはカルヴァドスが使われており香りが◎、滑らか担当だが香り+水分が負け気味。
りんごジャムは濃く酸味がある。この酸味が前回と違う気がするが、前回は上手く調和して
いたと思ったのだが、今回はうーん…硬派系を買いすぎたせいで食べ疲れしていたのかも?
◇その他
タルトカフェ (702円) ☆×4.2
モンブラン (756円) ☆×4.0
ガトーマルジョレンヌ(627円) ☆×4.0
タルトシャンティ (594円) ☆×3.7
ショーモンテ (616円) ☆×3.7
紅茶 (495円) ☆×3.4
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
毎回評価にばらつきがあり今回は少し下振れしていたような気が、とは言え硬派統一で好き。
近年は再訪ペースが年1回に落ちているが最低限維持するだけで精一杯感、また再訪する。
総合点:4.0→3.9(-0.1) / 以下は2021/11レビュー
イートインスペースを撤去したので持ち帰り30分制限のタルトカフェが食べられないと危惧し
ていたのだが、外の1卓だけは使えるためイートイン?自体は一応可能なようで一安心した。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇クレームショコラ(615円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム+ブラウニー生地
チョコブラウニー生地は厚さがあり粘度のある食感、クルミの香ばしさとチョコの香りと味
わいはしっかりあるが甘さは抑えられているので意外と食べやすい印象。
チョコクリームは軽い口溶けと味わいで軽減役、滑らかさが足されるため調和上非常に重要。
◇エクレール ショコラ メゾン(486円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム+シュー生地
シュー生地はしっかりとした焼きと食感、食感の力強さで見た目以上に満足感が高い。
チョコクリームは水分が少なく最初こそもったりとした口当たりだが、後味はギリギリ重す
ぎない範囲に留まっている。ビターな深さがあり香りがそこそこ強いので、結構大人向け。
◇その他
タルトカフェ (627円) ☆×4.3
モンブラン (648円) ☆×4.0
ガトーマルジョレンヌ(573円) ☆×4.0
タルトドートンヌ (594円) ☆×3.9
ショーモンテ (573円) ☆×3.7
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今年が10周年だが、多くの老舗や有名店が停滞又は劣化していく中着実に進化しているお店
=相対的に美味しさの位置は着実に上がっているので、貴重な今後も楽しみなお店。
去年から再訪頻度が低下しているので気を付けないといけない、また再訪する。
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2020/07レビュー
今年初なので前回から結構間隔が開いてしまった、いつも通りフルだと生菓子は20種弱。
ただしケーキは過去食べた商品からあまり変わっておらず、食べた事の無い商品は1/4位だった。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇クグロフ ベルジュ(450円) ☆×3.9
構成:クグロフ+シロップ+生クリーム
クグロフで作られたババっぽいもの、生地がクグロフなので食感がある+単体での甘さを
感じるが、クグロフ自体がブリオッシュ生地に近い事を考えると全く違和感が無い。
サワーチェリーのシロップから軽い酸味と力強い甘さがする+シェリー酒で芳香さを大幅に
足すため、味はかなりしっかり。というかこれってよく考えるとアリ・ババの変形では?
◇ガトーベレー(530円) ☆×3.9
構成:チョコムース・クリーム・ビスキュイ
チョコムースは深みがあり良くある軽いケーキではない、チョコ系は深い商品があるのが好き。
最下層のチョコビスキュイはラム酒でアンビベされており香りが強い、全構成が強い×強いの
調和。内部のチョコクレームムースリーヌに旨みとお重さがあるので、結構重いが全体として
やりすぎなわけでは無い。このお店が辺鄙な場所でも人気なのは、万人向けもするからのはず。
◇ココアナナ(500円) ☆×3.9
構成:メレンゲ+ココナッツムース+パイナップル+ビスキュイ
ココナッツムースの中には多すぎる程の量のココナッツファイン、最早ムースの方が構成比率
が低いのではレベル。ムース内には甘く水分量が多いパイナップルで甘い×甘いの調和が好き。
ビスキュイはアンビベされているのか単体で甘くしっとりとしている、生地が崩壊しやすい。
メレンゲは構成比率が低いので目立たないが、他構成が全て甘いのでこれで良いのかも。
◇タルトシャンティ(520円) ☆×3.9
構成:ライム生クリーム+タルト台
ライム味の生クリームは食べた瞬間にライムの酸味と香りが駆け抜ける、後味の引きまでずっ
と強く感じる。ただし、口溶けが滑らかなので強すぎるわけでは無い、バランスが上手い。
タルト台は厚くダマンドの密度が高いため食べ応えが有る、味は意外にもリッチさは抑えられ
ているので、全体としてはライムが味の芯としてタルト台に勝つようなバランスになっている。
◇サブレビエノワ(1,300円) ☆×3.8
サクサクのクッキーだが食感は結構ある+以外とリッチさは抑え目で香ばしさが強い=中々
ありそうであまり無いような個性がある。このお店はやはり丁寧な独自性が好き。
◇その他
タルトカフェ (560円) ☆×4.1
カジノ (500円) ☆×3.8
ガトーマルジョレンヌ(490円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
好きなお店を再訪している中でほぼ最後になったが、ここは駅から遠くアクセスが悪く夏はキツ
いので仕方がないと言い訳しておく。でも一応遠くても行こうと思えるので、都内上位で好き。
このお店は個人的評価の☆×4.0の当落線上なので厳密には総合評価が毎回変わるが、備忘録的
には覚えていられるお店+変える事が面倒なので一々変えていない。涼しくなったら再訪する。
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
映えという謎の概念が重視される中、見た目がどんどん地味に変化していく謎のお店=大好き。
個人的には再構築系は鬼門なのだが、このお店は再構築系がとにかく上手い+美味しいのが強み。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇シャルロット ヴァンブロン(550円) ☆×4.1
構成:グレープフルーツババロア・ジャム+ビスキュイ・ア・ラ・キュエール
ビスキュイは内部はふわふわ+表面の反発感がある、全構成の完成度が高く質的に大満足。
グレープフルーツババロアは白ワインの香りが広がる、口溶けの軽さと香りのバランスが秀逸。
グレープフルーツジャムで味わいを足す、構成要素は少ないが全構成に役割があり必然感が◎。
どうでも良いけど、今まで便宜的にシャルロット生地という表現をしていたが不適当な気が。
◇ミルフィーユ ノルマンディ(500円) ☆×4.0
構成:パイ生地+生クリーム+りんごジャム
パイ生地はサクサク軽やかな食感だが焼きは強め、香ばしさが強くギリギリ苦みを綱渡り回避。
パイ生地の間は意外にも生クリーム、カルヴァドスの香りでりんごの統一感を持たせている。
りんごジャムで濃さと味を足す、この部分で強めの印象。独自性がありつつ上手く纏まる。
◇ファンソン フレジエ(550円) ☆×3.8
構成:カスタードクリーム&バタークリーム+いちごコンポート+ビスキュイ
カスタードクリームのコクとバタークリームのコクが、段階的に若干ズレて出てくるが違和感
無く融合する。いちごコンポートは濃く甘い、わかりやすいいちご味を足すので食べやすい。
名前は言われてみると構成的にはフレジエだが、味は異なる旨味の方向性な気がする。
◇カフェノワ(490円) ☆×3.8
構成:ダックワーズ生地+くるみバタークリーム
くるみとコーヒー味のダックワーズ生地は、全体の反発感と表面の軽いサクサク食感が同居。
香りと味がそこそこきちんとついているので、この生地だけでも香ばしさと味わいがある。
くるみ味のバタークリームは意外と優しい味、甘さと旨み担当で万人向け範囲内に纏まる。
◇その他
タルトマロンカシス (500円) ☆×4.5
ショーモンテ (490円) ☆×4.0
ムース フランボワーズ カシス(540円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
ケーキの美味しさに振れ幅はあるものの、下限が高いレベル=都内で完成度が高い枠のお店。
今年も良いペースで再訪出来た、自称好きな口だけマンにならないようにきちんと再訪したい。
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
今回初めて学芸大学側から行ってみたが、立地は都立大学駅・学芸大学駅どちらからも遠い。
意外と定期的に行けているが、行く度に伝統菓子をベースにした新作が出ているのが楽しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇カジノ(500円) ☆×3.8
構成:フランボワーズ&赤すぐりジャム+アーモンド生地+バニラババロア
キルシュの香るバニラババロアは優しい味=意外とお酒が強く無いので、食べやすい範囲。
ロールケーキ部分以外はほぼババロアなので、香りを主軸としつつも滑らかな統一感がある。
ベリーの酸味も抑え目になっているので、やや単調かもだがスルメ的な美味しさがある。
由緒正しき?カジノを出すお店が最近は殆ど無いので、きちんとした物を久しぶりに見た。
◇タルト パッション 奄美(460円) ☆×3.6
構成:パッションフルーツクリーム+タルト生地
タルト生地の内部は全てパッションフルーツクリームのシンプルなタルト、粘度と水分量の
バランスが上手く、最初は強く感じるが水分で流れる。味は意外と酸味が抑え目で甘さ押し。
タルト生地は焼き強めながら薄いため力強さ不足、夏らしく軽めな方向なのかも。
◇ミルフォイユ(470円) ☆×3.6
構成:パイ生地+カスタードクリーム
フィユタージュ ・アンヴェルセは1枚1枚浮いたパイ生地でサクサクの香ばしさ、個人的には
ここのパイ生地はバター不足に思う。そのため、単体で見るとやや味気ない+香ばしさ強め。
クレームムースリーヌが粘度があるが口溶けは良い、この部分にラム酒の香りが付いている
ためクリームが芳醇でパイ生地とバランスを取る。ただそれでもクリームが足りないかも。
◇タルトフレーズ(530円) ☆×3.5
構成:いちご・ジュレ+タルト台
いちごジュレがメインで以前と別物、ジュレの水分が少ない+果実が少なく瑞々しさが無い。
ジュレにラズベリーが入っているのか酸味が重視だが、前の方が遥かに美味しかった+主軸
がジュレでタルトフレーズというのは違和感。割とマイナーチェンジする印象だがうーん…
タルト台はサクサクの焼き加減と、ダマンドのリッチな甘さと香りがやはり上手い。
◇アンティエ(580円) ☆×3.5
構成:バタークリーム+ビスキュイ+バナナ+ラムレーズン
ビスキュイからシナモンの香り→噛むとバナナの香り→ラムレーズンから溢れる旨みと香り
と味が変遷する。味自体は好みとは違うのだが、味変化が自然で面白いのであり。
バタークリームはほんのりコーヒー味、使われている味自体はどれも強い印象のものだが、
喧嘩せずに上手く調和している。ある意味複雑なケーキを、上手く纏められるのは凄い。
◇その他
タルトマロンカシス(500円) ☆×4.7
タルトカフェ (560円) ☆×4.0
フレジエ (550円) ☆×4.0
ショコラショー (630円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
ケーキの改良が激しい=好きな商品が全く別物になる危険性?を考えると若干怖いが、定番商品
も常に向上していく姿勢は非常に好感。同じ商品だけでずっと変化が無い店はつまらないし。
美味しさが宇治田氏のセンスに寄る部分が大きいので、代替店は無い=今後も再訪したいが、
夏は距離的にかなりキツかったので過ごしやすい季節向けのお店かも。
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
商品の独自性では都内でも有数のお店、伝統菓子ベースではあるが自己流再構成が上手い。
雪乃下時代比でどんどん地味な見た目に回帰?していくが、味は今の方が遥かに美味しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンブラン(550円) ☆×4.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+ダマンド
マロンクリームはクリーム分が多く甘め、系譜では無いが系統的にはオーボン系の配合。
洋栗が内部に入っているので、ルージュやカシスよりも栗自体の味がちゃんとする印象。
パートフィロのサクサク内にはリッチなダマンド、食感がタルトより弱いのは若干微妙。
個人的にはルージュやカシスの方が好きだが、生クリームの軽さで纏まりは流石上手い。
◇タルトドートンヌ(550円) ☆×3.9
構成:洋梨&りんごソテー+生クリーム?+タルト台
内部に入ったソテーは洋梨&りんごで量は沢山、繊維は感じるがシャキシャキ感は無い。
洋酒がふわっと香るクリーム?は滑らか、ここで香りを立たせている=各構成に意味がある。
アーモンドクリームは焼きが完全に入っておらず水分をもったもの、タルト生地はザクザク
なので内部が優しいのは意外。個人的には水分は果物で持って、焼きは強い方が好みかも。
◇ムース フランボワーズ カシス(540円) ☆×3.8
構成:生クリーム+チョコビスキュイ+カシスムース+フランボワーズムース
カシスムースは野性味のある力強い味、この味を芯として他構成で軽減する=味は濃いめ。
フランボワーズムースは気泡が均等で口溶け軽め、優しい甘さで全体を丸くする役割。
チョコスポンジは繋がり弱めのホロホロ=通常この手のビスキュイの食感は好みから外れる
が、このケーキに関しては軽い統一感に寄与して好印象。生クリームはコク+甘さ担当。
◇チャイ(560円) ☆×3.3
構成:生クリーム+紅茶クリーム+チョコムース・ビスキュイ
名前の通り確かにチャイの味でかなり濃い、紅茶の香り<スパイスの香りで攻めている。
チョコムースはビターで酸味強め、深さを生かした組み立てになっているのは好印象。
チョコビスキュイは食感しっかり、ふんわり生クリーム以外は全体的にねっとりで引き強め。
全構成が強い味+スパイスの強い香りになっているが、個人的には力強すぎ感でうーん…
◇タルトリュバーブ(300円) ☆×3.9
リュバーブジャムは濃いめだが酸味が効いているため、甘酸っぱい程度に纏まる。
サクサクタルト生地とダマンドの甘さで、バランスの良い万人向け範囲に上手く留まる。
◇アマンディーヌ(300円) ☆×3.8
ベリージャムが弱いため、アーモンドの香りと味わいの強さを楽しむポンポネット。
アーモンドの豊かな香りとリッチさで美味しいが、一般的アマンディーヌ印象とは異なる。
◇リンツ(300円) ☆×3.2
生地のスパイスの香りがかなり攻めた強さ、グロゼイユジャムで軽減するのかと思いきや
そのまま突っ走る。チャイもそうだが、個人的にはスパイスは強すぎると微妙かも。
生地は水分がほぼ無いのでボロボロする、アーモンドはアクセント程度でスパイス一強。
◇フィナンシェ(220円) ☆×3.7
バターと蜂蜜がたっぷり+ヘーゼルナッツの良い香り=甘さ強めで味濃いめ。
バターでしっとり>ふかふかな印象、生地の繋がりがやや弱めなので焼きは万人向け。
◇その他
タルトマロンカシス(500円) ☆×4.5
タルトカフェ (520円) ☆×4.1
ショコラショー (630円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
纏める&残骸レビュー率が凄いが、年間個数は20個位は食べている=多分上位だと思うし好き。
シェフの個性を楽しめるお店なのでまた再訪するが、イートインは意外とテラスの方が快適。
ご一緒いただきました、危うく参列者仲間?になる所だった同行者様に大感謝です。
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2018/06レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
毎回遠いと文句を言いつつも割と頻繁に行っている、独自の味が確立しているお店は強い。
お店としては最近はチョコが押しに思うが、個人的には甘さはっきりベリー系が好きなお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇タルトフレーズ(530円) ☆×4.2
構成:いちご+カスタードクリーム+ベリーソース+タルト台
サクサクのタルト台はダマンドが厚くないため、バターの甘みは他のケーキよりも抑え目。
ベリーソースの濃厚さといちご果実の瑞々しい甘酸っぱさが、上手く調和している。
果実の繊維を感じる食感で、いちごの量はそこまで多くは無いものの満足感は高い。
カスタードクリームは甘目で甘さを担当、どこも欠点が無く優等生的なタルトフレーズ。
◇ショーモンテ(490円) ☆×3.9
構成:メレンゲ+バタークリーム+チェリーコンポート
個性的な見た目の外側部分はサクサクメレンゲ、食感も香りも生きており適度な存在感が○。
メレンゲで挟まれた形になっているのがバタークリーム、コクがありつつも口溶け・引きが
軽めでしつこくない。オレンジコンフィがアクセント入っているため、単調でないのが良い。
サワーチェリーコンポートは絞める担当では無く、濃さ担当=全体としては味の主張は強い。
◇ディジョネーズ(520円) ☆×3.8
構成:カシスクリーム・メレンゲ+タルト台
カシスクリームは果実の酸味を自然に使っているが、そこまで強くはないのでパンチは弱め。
ふわふわトロトロのカシスメレンゲは甘さを感じるものの、味はほんのり優しい。
カシスを調整役として使うケーキは基本美味しいが、カシスを味の芯とすると少し弱いかも。
タルト台はリッチでサクサク、ここが甘さを担当しているので、全体的に見れば甘めの味。
◇タルトフリュイ(490円) ☆×3.8
構成:マンゴー&パッションフルーツゼリー+マンゴー+カスタードクリーム+ベリーソース
+タルト台
上部はマンゴーベース+パッションフルーツのゼリー+マンゴー果実、しっかり固まってお
り南国系?に期待するトロトロ感や爽やかな酸味は抑え目。それでも凡百より美味しいが。
内部はもったりさも少し感じるカスタードクリームとベリーソース、ここが滑らかさ担当。
タルト台はザクザクで焼きは強め、ダマンドの甘さがしっかり=個人的に好みのタルト台。
◇ショコラフォア(580円) ☆×3.7
アラビカ産と言っていたような気がする、後味はさっぱりながら適度な酸味で深みは軽い。
味自体は濃いのでケーキと食べると重めだが、ケーキも引きは重く無いので合っていた。
濃厚さを考えるとショコラショーだが、取っつきやすさはこちらの方が上に感じた。
◇その他
タルトマロンカシス(500円) ☆×4.5
タルトカフェ (520円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
前回分だとコスパが下がった印象を受けたが、今回はそうでもない+味考えれば良い方かも。
大きさは普通だが味の芯が定まっており、食べた際の満足度が高いのは間違いない。
このお店は下高井戸と並び個人的☆×4.0の当落線上店だが、今回はどれも美味しく大満足。
個性がありつつも外れが少ないのは基礎技術の賜物=素直に凄いと思う、また再訪します。
総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2018/01レビュー
休日のお昼に伺いました、3回分纏めて。
美麗な造形+クラシックを下敷きに宇治田シェフの個性が光る独創的なケーキが多いお店。
リニューアル後はビーントゥバー+アイスを始めたので、以前よりも商品幅は広がった印象。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇タルトマロンフリュイルージュ(500円) ☆×4.5
構成:マロンクリーム+ベリーバタークリーム+タルト台
トロトロのマロンクリームはがっつり甘め、ここの水分がサクサクのタルトの軽やかな噛み応え
と見事に調和している、タルト台がリッチなバターがしっかりなのも好み過ぎるバランス。
ベリーバタークリームはカシスよりも優しく甘い=カシスと異なり甘さを締めないので、しつこく
感じるか分かれるラインではあるが、タルト系モンブランで断トツレベルで大好きで必ず買う。
◇サントノーレ(490円) ☆×4.0
構成:キャラメルクリーム+クレームムースリーヌ?+シュー生地
キャラメルクリームは苦みが先行している大人向け、落ち着いた奥行きながら口溶けは軽い。
下部もシュー生地で反発感の高いしっかりとした生地、クリーム多めなので良く合っていた。
クレームムースリーヌはぽってり=しっかりとした重さを感じ全体的にしっかり味を主張。
キャラメリゼはほぼ苦みになっており、ケーキとしては攻めているが食べやすい範囲なのが凄い。
◇マルキーズ(570円) ☆×4.0
構成:チョコクリーム+メレンゲ+バタークリーム?
構成比率が高いチョコクリームのふわふわ滑らかさが半端ない=味はガツンとマロンラム酒+
ビターチョコのほんのり深みで完全に大人向けながら、物凄い食べやすさ。
超口溶け滑らかなのでクリームかと思ったがエアリー具合的にムースなのかな?これは凄い。
上部のバタークリーム?部分が唯一の硬さながら、ここもスッと消えてゆき統一感が完璧。
見た目は硬派に見えたが、口当たりの物凄い軽さと味の大人向け統一具合のギャップが秀逸。
◇マカロンフリュイ(520円) ☆×3.9
構成:マカロン+チョコクリーム+ベリー類
マカロンはさっくりで薄め、マカロンケーキだがマカロンが主役ではないように感じた。
チョコクリームはあっさり目、深みはほぼ無いため軽いが必要な甘さはきちんと感じる。
ベリー類が沢山入っており見かけによらずここが芯、ここから瑞々しい水分があふれ出る
事によりさっぱりと全体を纏めているため、非常に食べやすい。
◇ムースマスカルポーネ(648円) ☆×3.8
構成:マスカルポーネムース+アプリコットコンポート+スポンジ
マスカルポーネムースは穏やかなコク&円やかな味、食べた瞬間には重さを感じるが後味は
重さを感じず溶けていく。ここの味自体は結構しっかりしているので、味の芯に感じる。
アプリコットコンポートの甘酸っぱさで全体を纏め上げるシンプルながら安定した味=しっかり
と味を感じられる×穏やかな甘さ×後味のすっきりさのバランス感覚が上手い。
◇ガトーチュノ(530円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム・スポンジ
チョコクリームは分類上はバタークリームだが、非常にあっさりしており引きはほぼ無い。
FBにチュノ産とあるが食べた事の無いがニカラグア産では?すっきりした味・香りが良い。
スポンジは粗めでここが食感を担っているため、完全に軽いだけではない点が〇。
構成はこの2つだけのシンプルなケーキだが美味しい、チュノのタブを食べてみたくなった。
◇ガトーアキテーヌ(570円) ☆×3.6
構成:プルーンムース+プルーン+赤ワインジュレ+スポンジ
赤ワインジュレでしっかりお酒を感じさせる+お酒&スパイスの芳香さを演出している。
プルーンムース内には予想以上にたっぷりのプルーンそのものが入っており、味がしっかり。
プルーン部分が味の芯でしっかり甘さ・濃さを感じながら、ムース自体は軽めで万人向け。
スポンジはほわほわながらべしゃらずに、全体が軽く統一されている。
◇ミルフォイユフレーズ(470円) ☆×3.5
構成:赤すぐりジャム(グロゼイユジャム)+パイ生地+いちご+クレームムースリーヌ?
パイ生地は焼きは強めで焦げ直前の香ばしさ、バターは弱めなので味としてはやや弱め。
上部にかかっている赤すぐりジャムが強め、ここの甘さが全体に作用している。
クレームムースリーヌはしっかり甘くコクがあるがいかんせん少なすぎ、いちごも弱い。
昔と異なりパイ生地→アンベルゼ・クリーム→クレームムースリーヌに変わっている?
◇エクレール ショコラ ハイチ(390円) ☆×3.4
構成:糖衣+エクレア生地+チョコクリーム
シュー生地はきっちり反発感を返してくるが、全体としてみるとやや水分不足に感じる。
チョコクリームは内部の空洞にほぼ100%入っている、そこそこ深みのある濃いめの味。
ここは最初は強めの甘さとごわごわ感→あっという間に溶けて後味は非常に軽やか。
ハイチは薫り高く優しい印象だが、香りは弱かったものの後味に優しい酸味が出ていた点は〇。
◇ピスターシュ(560円) ☆×3.4
粘度がしっかりあるので、粘土みたいなレベルの繋がりでねっとり=アイスなのに噛む。
癖や引きはそこまで強くなく食べやすいが、かなり甘いのでやや人は選ぶ気はする。
◇ラムマロン(460円) ☆×3.1
ラム酒が強めで栗味が吹っ飛び気味、こちらもしっかり濃厚で甘い。
栗の繊維のざらざら感が無いため、口溶けは良いがこちらも物凄いねっとりで正直飽きる。
◇ショコラショー(630円) ☆×3.8
ブラジル産と言っていたため苦味が強いのかと思ったが、その様な事は無く適度な深みと酸味。
若干ねっとりな口当たりだが、ひきもそこそこに留まっており美味しい。
◇その他
タルトカフェ(500円) ☆×4.0
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
リニューアル後は税込み600円台に突入しているケーキが結構ある+改装によってイートインが狭い
上に居心地がかなり悪くなったので、正直改装前の方が…アイスも正直うーん…だし。
レビューを溜めやすい筆頭のお店で、レビュー頻度より食べてはいるが今後はイートインし辛い。
ただ、どのケーキも類似商品が中々思いつかない個性がきちんと美味しいのは、話題性だけが先行
しているようなお店と異なり、基礎がしっかりしている安定感があるためだと思う。
平均ギリ年3回位なので数はそこそこ買えている思うが、ケーキの回転が早く制覇率は悪そう。
駅から遠い難点はあるものの、個性的×美味しいお店は好きなので機会があれば再訪したい。
総合点:3.9→3.8(-0.1) / 以下は2017/03レビュー
休日のお昼に伺いました、過去の残骸レビューも纏めて。
催事に出ないタルトカフェをイートインしに行った、ここは買った商品のみ撮影可。
遅い時間はケーキが少なくなるので取り置きが無難なのだが、駅から比較的平坦とは言え遠い。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇タルトマロンカシス(480円) ☆×4.4
構成:マロンペースト+カシスムース+タルト台
マロンペーストは栗の甘さが優しく主張、水分が多く食感は柔らか目だが量たっぷりで存在感有。
カシスクリームは水分少な目でマロンペーストとの対比が上手い、甘酸っぱさは優しい儚さ。
タルトはサクサク程度だが高さもありみちっとしている、バターとダマンドのリッチさが抜群。
どれかが一強にならないような優しい味だが、全て味が立っており調和も高レベル。
◇ムース オ ペ(500円) ☆×3.9
構成:グラサージュ+いちごムース+カスタードクリーム+スポンジ
艶やかな甘酸っぱいベーリージュレとグラサージュの見た目からセンスが迸っている。
大人向けな外見だが味の芯は甘くて軽いいちごムース、イメージしやすい優しさに溢れている。
カスタードクリームも軽いが、こちらもミルキーな甘さがはっきりしており存在感がある。
食べた瞬間に軽く感じるが、きちんと味が主張しており軟弱なケーキになっていないのが〇。
◇フォレノワール(520円) ☆×3.9
構成:チョコレートコポー・ビスキュイ+生クリーム+サワーチェリー
チョコレートコポーのある意味粉っぽさが、浮つくのを抑えている。チョコビスキュイもキル
シュが香るしっとりめでやはりチョコに甘さではなく深みを求めているため落ち着いている。
サワーチェリーの酸味の効いた甘酸っぱさとお酒の深み、ここが全体を大人向けに締めている。
甘さを期待するのではなく落ち着きを期待するフォレノワール、全構成に丁寧さを感じる。
◇タルトカフェ(500円) ☆×3.8
構成:コーヒームース+塩キャラメル+タルト生地
コーヒームースはふんわり柔らかく溶けて無くなる繊細さ、ここの食感が優しいため意外にも
しっかりしたコーヒー味が優しい範囲に感じられる、苦みもありながらも香りが〇。
塩キャラメルは胡桃がゴロゴロ入っているため、食感的な楽しさ+キャラメルが適度な範囲に。
タルト生地はサクサクだがあまり厚くはない、下部で香ばしさを担っているがムースがメイン。
◇フレジエ(520円) ☆×3.8
構成:いちご+ナパージュ+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
上部はジャムに見えたがナパージュかな?いちごは果実がたっぷりだが意外と隠れ気味。
ムースリーヌクリームは水分多目、ここの甘さ・味が強いためそこまで量はないのだが量の
多いしっかり×しっとりのスポンジとバランスが取れている。
キルシュが薫り高く各構成も立っている、ベーシックな安心感を感じる教科書的なフレジエ。
◇ガトーマルジョレンヌ(450円) ☆×3.8
構成:ビスキュイ+ヘーゼルナッツメレンゲ+生クリーム+ガナッシュ
ビスキュイは中にもヘーゼルナッツが入ったかなりの粗さの力強い生地で食感はかなりのもの。
これにガナッシュショコラが加わり香ばしさ+味の重さを与えており味はきちんと主張。
ヘーゼルナッツ味メレンゲもプラリネ入り生クリームもふんわり軽やか、どちらも量が多いの
でビスキュイ部分との強弱がはっきりしており全体にヘーゼルナッツの香ばしさが溢れている。
◇ピスターシュ フランボワーズ(560円) ☆×3.7
構成:フランボワーズ+ピスタチオババロア+ベリージュレ+スポンジ+メレンゲ
ピスタチオババロアはしっかりめのためピスタチオのねっとりがきちんと食感になって返って
くる、比較的青々しい香りが強めなので若干人を選びそうではあるが個人的にはアリ。
構成的にも多めのババロアをベリージュレで纏める良くあるタイプではあるが、あくまで癖を
殺さずピスタチオ>>ベリー類になっているので重めのケーキ。
◇オランジュキャラメル(450円) ☆×3.7
構成:キャラメリゼ+ビスキュイ+キャラメルクリーム
ほろ苦いキャラメリゼ・ぎゅっとしたオレンジの香るビスキュイ・深いキャラメルクリーム、
この3つのバランスが全部が香り・調和する構成はシェフのセンスの賜物。
クリームにアクセント?として入っているナッツがかなり香ばしく、一緒に食べると味の主役
をぶん取ってくるのが気になったが無いと単調かもしれないので良いのかも?
◇シブーストカシス(480円) ☆×3.6
構成:キャラメリゼ+カシスムース+シブーストクリーム+オレンジ+タルト台
ザクッとした密度の高いタルトは食感豊か、焼きが強いためリッチな香ばしさを楽しめる。
カシスムースは気泡多めのほわほわで、味はしっかりだがタルトの力強さに若干負け気味。
シブーストクリームは洋酒が香るがやや量は少な目のため、香り・味は軽くなっている。
オレンジの爽やかな酸味で重さを軽減しているため、全体としてはかなり食べやすい。
◇メランジュ テ オレ(550円) ☆×3.4
セイロンウバ+アッサムのブレンド、普通。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
ベーシックをベースにアレンジしているものが多く、基本的な安心感+アレンジされた楽しさが
感じられる=ケーキ屋激戦区である渋谷駅→自由が丘駅内でもオンリーワンの個性を感じる。
ケーキは普通の大きさ・500円前後のため、若干値上げした今もコスパは普通位だろうか。
店内はシックで雰囲気があるのだが暗い、雰囲気的に落ち着くはずが何だかそわそわする。
機会があれば再訪したいが駅からの遠さがどうもネックに感じてしまう、次は催事な気がする。
6位
6回
2021/10訪問 2021/10/20
秋は整理券配布をしているので待つ必要が無くなったのは非常に良い事、ただし難易度は高い。
1人1品のみで回転は速くなった気がするが、それ以上に人が増えているのか待ち人数は超多い。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇プレミアムモンブラン『HITOMALU』+茎ほうじ茶(2,000円) ☆×4.0
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
いつも通りの和栗そのまま。人丸が良い意味で雑味の少ないすっきりとした和栗なので、良く
モンブランで食べるほっこりさの強い和栗とは完全に別物=特徴のあるモンブランのはず。
無糖生クリームとの相性は鉄板、今回から毎回いらないのでは?と思っていたメレンゲが消滅
したので滑らかな統一感になりかなり好き。良い意味でマロンペーストのみを推す潔さ。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
昨年は秋以外にモンブランデセルしか食べなかったので知らなかったが、HITOMARUはセットのみ
+大幅値上げで1人1品のみで複数食べられないので使い勝手がかなり悪くなったのがうーん…
近年の秋は平日すら気軽に入れないので今の過熱ぶりはうーん…だが、味は変わらず美味しい。
やはり秋に行くのは面倒に感じてしまうが、再訪はするはず
総合点:3.8→3.9(+0.1) / 以下は2019/08レビュー
平日のお昼に伺いました。
秋には平日でも大行列になるが、夏の時期は満席にはなるがそこまで待たない。
ただし、席数と提供時間がかかる関係上回転がかなり遅い=列が短くてもそれなりに待つ。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇夏のモンブラン 桃+ほうじ茶(1,550円) ☆×3.7
構成:マロンクリーム+生クリーム+桃ゼリー・シャーベット
マロンクリームはいつもの和栗そのものと感じるほっくりさ、繋がりが弱いため生クリームで
繋げて調和するバランスは安定。栗の味も香りも優しいが強いので、桃より栗が味の芯。
桃はそのままゼリー+シャーベットっぽくしたもの、単体で見るとすっきりした水分と甘さ。
桃と栗が合うのか未知数に感じたものの、個々の構成の質は高い+面白い味で悪くはない。
ただし、単体で食べた方が美味しいのではと感じるので、組合せに説得力は正直感じない。
◇その他
モンブランデセル(850円) ☆×4.1
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
モンブランスタイルの時も思ったが、上辺のサービスは良いのだが上辺だけな所がうーん…
多店展開というよりも、商売としては正しいのかもだが捌けるキャパを見誤っている感。
待ち時間が最近おかしいので混む秋に行くかは微妙だが、その内再訪すると思う。
総合点:3.9→3.8(-0.1) / 以下は2018/11レビュー
平日の朝に伺いました。
姉妹店共にメディア露出が最近多いためか、平日にも拘らず開店時30人→退店時50人程行列。
席数が少なく回転が良いわけでは無いが、一昨年→去年→今年と行列は伸び続けている印象。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇プレミアムモンブラン『HITOMARU』+茎ほうじ茶(1,550円) ☆×4.0
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
毎回コピペレベルだがこれは本当に和栗そのまま、モンブランだがモンブランっぽくない。
人丸の香りが食べた瞬間から強く感じられ、味は食べた瞬間こそ強く感じるが引きは軽め。
生クリームは水分多目の無糖、人丸の甘さ以外が無いので粉砂糖を好みで使うと良いかも。
メレンゲは軽やかな口溶け、でも去年も思ったがこれいらない気がする。
昨年食べた際には「これ和栗そのままじゃ‥」と思ってしまったが、今年は「モンブラン」
と言うより「和栗」を期待して伺ったので大満足。和栗そのままを期待すると良いのかも。
ただ、今年はほうじ茶が物凄く微妙だった=明らかに抽出時間長すぎな気が。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
因みにモンブランスタイル整理券→和栗やに並ぶと1巡目に入れる+開店時間ズレで梯子可能。
和栗そのままの美味しさを求めるならば、やはりここは毎年必須=また再訪する。
総合点:3.8→3.9(+0.1) / 以下は2017/11レビュー
休日の朝に伺いました。
栗商品のみの拘りのお店、谷中銀座内でもメンチカツと並んで常時行列しているお店。
最近ドラマに使われたせいか行列が長くなっている+席数少ないため、例年より待ち時間が長い。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇プレミアムモンブラン『HITOMARU』+茎ほうじ茶(1,550円) ☆×3.7
構成:マロンペースト+生クリーム+棒メレンゲ
毎回同じ事しか言っていない気もするが、マロンペーストが驚くべき和栗感。
繋がりがしっかり+上部の部分は全てマロンペーストでかなりの食べ応え+栗の風味がしっかり。
生クリームは無糖でコクも穏やかなので、絶対に人丸の味を阻害させないという確固たる指針を
感じる。滑らかでマロンペーストを食べやすく+引き立てる事を重視しているよう感じる。
メレンゲはモンブランなら必要だと思うが、これは和栗そのものなのでいらない気がする。
ただ、これは今までこのお店で食べた事のある5種の内一番「和栗そのまま」であり、モンブラン
と言うより和栗だ…という感想になってしまい、個人的にはモンブランデセルの方が好きかも。
マロンペーストの完成度=☆×3.9>モンブランの完成度=☆×3.7という特殊な商品。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
金額は1,000円~と額面金額は高めだが、この美味しさ+作りたてならコスパは寧ろ高い部類。
しっかりとした構成意図が感じられる+代わりのきかないお店はやはり強い。
因みにHITOMARUは限定20食なので、休日は開店前に並んでいないとほぼ食べられない。
並ばないなら頻繁に行きたいのだが如何せん並ぶのがネック、機会があれば再訪できたらいいな。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2016/12レビュー
休日の11時ごろに伺いました。
和栗というかほぼモンブランのみで勝負しているかなり特殊なお店、休日は結構並ぶ。
HITOMARUを食べに期限ギリギリで伺ったが、開店後10分後着で2組前で売り切れた…
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇モンブランデセル+ほうじ茶(1,100円) ☆×3.9
構成:和栗ペースト+生クリーム+渋皮栗ペースト
和栗ペーストの優しい風味+滑らかな食感はまさに「和栗そのもの」を表現している。
生クリームは無糖なため和栗の味を邪魔しないよう、でもコクは出るよう絶妙なバランス。
甘みを抑えた+渋皮栗ペーストが減った事により、繊細な和栗の柔らかさが思う存分堪能出来るよ
うになったため味がふんわりした印象を受けた。
また、外側からはメレンゲも無くなったように見えたが一応少しだけ入っている。
以前の栗薫モンブランのマロンペーストで和栗の味ややガツン系からモンブランデセルは繊細系へ
変わったように思うが、個人的にはモンブランデセルの方が美味しく+食べやすく感じた。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
全体的に値上げされたがモンブランデセルへの進化を考えると、この金額は高くはないと思う。
一点突破型のお店で和栗のモンブランを語る上では外せないお店なので来年はHITOMARU食べなきゃ。
※備忘録メモ
休日は日によっては開店時間に行っても20食限定のHITOMARUが食べられない場合有。
席数が少ないため回転は悪い、時間によってはかなり(1時間程度)並ぶ可能性有。
総合点:3.7→3.8(+0.1) / 以下は2016/08レビュー
平日の12時ごろに伺いました。
相席無しだと4組しか入れないためか、平日昼間でも満席になっていた。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇モンブランアイス(980円)+厳選 茎焙じ茶(280円) ☆×3.6
相変わらず凄い『栗だ』としか言えないような後味の残る濃厚でほっこりな和栗の味。
和栗ペーストが半分のため食感がゴワゴワするアイス、まさに栗そのもので凄い心意気の商品。
マロンペーストは少なめだがアイス部分を加糖する感じでもなく、若干食べ辛いが無いと寂しい。
意外だったのはそこまで冷えてないという事、確かに温度が上がっても溶けるような感じは無かっ
たがアイスと思って食べると栗そのものの食感からも?となる可能性はある。
ただ、栗のお菓子として思えばこれほどまでに栗が感じられるアイスも無いだろうし美味しい。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
以前も思ったが栗そのものが美味しいからこそ、そのままの味で勝負出来ているのだと思う。
今年はHITOMARUが出たら機会を作って再訪出来たらいいな。
総合点:3.7→3.7(増減なし) / 以下は2015/12レビュー
休日の19時過ぎに伺いました。
季節限定商品は 冬のモンブラン・純栗あんみつ(冬)・栗みつ 焼きりんごだった。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇栗薫モンブラン(700円)+焙じ茶(280円) ☆×3.7
構成:マロンペースト+生クリーム+土台(クッキー?)
最初にマロンペーストのみ食べるよう勧められたが、これは「栗ですね」としか言いようがない位栗。
香料・お酒が入っていないので自然な甘さ、生クリームも無糖で栗の美味しさだけで勝負している。
ただ私の下の部分のマロンペースト(渋皮?)が少なかった、ここで味の濃さを調整するのかな?
これは紅茶ではなく煎茶か焙じ茶で食べるべき商品だと思う。
◇その他
栗薫(2,700円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
行った翌日からHPの期間限定商品の記載が変わったのでちょうど切り替わりの時期だったよう。
ここまで栗感の出ているモンブランは食べた事が無かったが味一点勝負でかなり美味しい。
期間限定のHITOMARUも食べてみたいので再訪したい。
駅から比較的近いが、谷中霊園が夜真っ暗なので気分的に昼が良いかもしれない。
店構えが和菓子屋みたいなので男性1人でも特に問題なく入れそう。
7位
6回
2021/07訪問 2021/07/14
フランスパティスリーウィーク2021その1、と言うか失敗枠なのでその0かも?
最初に行った店舗のせいで、このイベントが難易度が高いと気付いていなかったのが痛い。
お店はそこまで大きくは無いが、生菓子は20種類弱+焼き菓子やチョコが豊富で商品幅は広い。
イートインスペースは構造上はあるのだが、開店からほとんど使われておらず荷物置き場感。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルト フィグ(740円) ☆×4.0
構成:いちじく+ディプロマットクリームタルト台
ザクザク食感のタルト生地は下だけで側面は無い、ダマンドはしっとりとしており味や香り
は目立たない=受け止める役割。ディプロマットクリームはカスタードクリーム感が高い。
いちじく果実の味に水分の多い赤ワインジャムを上乗せするので味はしっかり、どちらかが
主導権を握るのではなくどちらも等しく主張する。構成の個々の味を立てるのが上手い。
◇プティ ミニョン(570円) ☆×3.8
構成:桃ムース・メレンゲ+桃&生姜ジュレ+ビスキュイ
桃のムースは水分が多くトロトロのため崩壊するレベルの滑らかさ、上部の滑らかさは秀逸。
桃のメレンゲはエアリーで甘さ担当、ただし桃の味はあまりしないのでメレンゲが主体。
ジュレは桃と生姜の味でどちらも主張する、生姜が無い方が好きな気がしないでも無いが調
和としてはきちんと纏まっている。一工夫で謎の個性を出す方向性は嫌いじゃない。
◇レ フィーユ(570円) ☆×3.8
構成:バニラムース+いちごジュレ+ベリームース+ビスキュイ
バニラムースはふんわり×滑らかで香りは優しい。上部のいちごジュレは構成比率が低く隠
れ気味、ベリームースも優しい味なので思っていた程ベリーの味が強いわけでは無いかも。
ビスキュイの構成比率が高いが、他構成の水分で流していくので全体を見れば滑らかな印象。
◇マグダレナ(640円) ☆×3.3
構成:チョコムース+コーヒー生クリーム+ビスキュイ
チョコムースは滑らかな口溶けで香りや味は軽い+コーヒー味の生クリームは軽い甘さで口
溶けが良い。これに対してビスキュイがコーヒーシロップでアンビベされており、ここがか
なり強く他構成をほぼ吹っ飛ばしている。チョコが主軸じゃない+調和に関してはうーん…
このお店はベリー系は美味しい印象だが、チョコ系は若干うーん…が多いかもしれない。
◇その他
ルナール(640円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
昔より値上げされているが割とケーキは大きい+独自性が高く個性があるので、許容範囲内。
全体的に美味しく安定感があるので、あとは突き抜けた商品が出ればもっと良くなるはず。
フランスパティスリーウィーク2021に参加していたのを見て、最近行っておらず焦って行った
が時間が遅かった駄目さ。行きやすいせいで意外と行かないお店だが、放置せず再訪したい。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー
平日のお昼に伺いました。
地味に立地的に競合する系統+レベルのケーキ屋がほぼ無いので、ある意味一人勝ちしている
印象だが、個人的にはイートインが無く梯子がし辛いので、意外と再訪出来ていないお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンドル(500円) ☆×4.1
構成:カマンベールチーズムース+生クリーム+ビスキュイ
カマンベールチーズムースは滑らかな口溶けながら、味や甘さがしっかりある。これに生クリ
ームの水分多目の滑らかさと合わせると、軽減されて良い調和になる。アーモンドは香り付け。
このお店は重すぎない範囲で濃い・甘い=味の芯が定まっているケーキにするのが上手い印象。
◇タルト ジャンドゥージャ シトロン(520円) ☆×3.8
構成:チョコクリーム+タルト台+ビスキュイ
口溶けの良いチョコクリームはレモン味がほんのりついており、さっぱりした後味の引き。
タルト台内部は全てジャンドゥージャでレモン味が付いているらしいが、わからなかった。
チュイルのナッツで香りを足す、全体的に構成が明確に役割分担されている印象。
◇カシスポンム(580円) ☆×3.8
構成:カシス&赤ワインムース+りんご+サブレ生地
カシスと赤ワインのムースは濃く薫り高い、この店にしては後に引くタイプの力強さ。
りんごはタルトタタンの焼きが深いやつ、予想以上にほろ苦さのある大人向けで面白い。
サブレ生地はスパイスというかシナモンかな?、やや香りが強いので他構成とぶつかり気味。
◇タルト カキ(680円) ☆×3.8
構成:柿+キャラメルクリーム+タルト台
見た目からして完熟状態ではない=固さのある柿のタルトはあまり見ないが、キャラメルク
リームがタルト台と繋げる役割で、意外と違和感のないタルトになっている。
ただし、甘さや味はキャラメル味の方が強いような気がするので、純粋に柿一強ではない。
ザクザク食感のタルト生地は焼きは強めだが香りは抑え目、シンプルに焼きで力強さがある。
◇サバラン ショコラ オ カフェ(500円) ☆×3.8
構成:ブリオッシュ生地+コーヒーシロップ+生クリーム+ジャンドゥージャ?
コーヒー味のシロップは甘目で深さや苦みはほぼ無い、コーヒー苦手な人や子供もいける。
量が多めの生クリームのコクで重さを足す、シナモンは香り付けで特段喧嘩はしていない。
ブリオッシュ生地は粗目の食感、シロップでひたひたでも崩壊しないためなのだろうか。
ブリオッシュ生地と中心にジャンドゥージャがあり、割とわかりやすいチョコ味が芯。
◇その他
ルナール (520円) ☆×3.9
フレザリア (490円) ☆×3.8
ムラング シャンティー(490円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やけにシナモンを使うのが個人的には凄くうーん…なのだが、下限の安定感=割と何を食べ
ても安定して美味しい+独自性が高くここならではがあるのは明確な強みなので好きなお店。
割と新作ペースが速い印象だがあまり再訪出来ていないので、きちんと再訪したい。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2019/02レビュー
休日のお昼に伺いました。
季節商品が多めなので、少し間を空けると商品がガラッと変わっているのが好印象なお店。
ただ、イートインスペースが随分前から荷物置き場になっておりイートイン出来ないのは不満。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇シャルロット ラム レザン(500円) ☆×4.1
構成:シャルロット生地+生クリーム+ぶどうムース+チョコクリーム・ムース
シャルロット生地は消えるタイプでは無く食感がある、ここで軽すぎないようになるのが〇。
生クリームはほんのりぶどうの香り付け?がされている+構成比率の高いムースはぶどうと
赤ワインの味、ふんわりした香りと強すぎない強さがある。このお店の中では味は強め?
チョコクリーム・ムースは滑らかで、甘さとほんの少しのビターさ。ラムレーズンの強さで
味を立たせていくタイプだが、どの構成もちゃんと立っているのが好み。
◇ムラング シャンティー(490円) ☆×3.8
構成:金柑+生クリーム+メレンゲ
季節で味が変わるが、伺った際は金柑だった。生クリームは軽めでほんのり金柑味。
かなり薄味なのでさっぱりした消え具合、このお店は軽めのムラングシャンティーかな。
メレンゲの軽い口溶けと生クリームのさっぱりさがよく合うが、金柑が果実を噛みしめると
香りと共に味が広がる=じんわり系なので食べた瞬間の旨みは以前の物より弱いかも。
◇タルト カフェ(500円) ☆×3.7
構成:コーヒークリーム+ブロンドチョコアパレイユ+タルト生地
コーヒークリームはコーヒー味・香り共に食べた瞬間は軽めだが、後味には意外と引く。
サクサクタルト生地はややリッチさ抑え目、アンベリールのように他構成味で補うタイプ
では無いのでやや調和に違和感があるような気がするのがうーん…タルトカフェは難しい。
内部はブロンドチョコのアパレイユ、粘度はあるが味は優しくあまり引かない。
◇シュー ア ラ クレーム(280円) ☆×3.7
構成:クレームディプロマット+シュー生地
クレームディプロマットはカスタードクリーム分多め、粘度も高くぽってりとした口溶け
だが、卵感はそこそこで消えるため重さやしつこさはあまり感じない。
皮はクッキー生地を上部に被せた流行のやつ、サクサク薄めの軽めの食感=ほぼクリーム。
◇ティラミス(440円) ☆×3.6
構成:ザバイオーネ・クリーム+ビスキュイ+コーヒーシロップ
ザバイオーネ・クリームはふわふわでトロトロ、口溶けは軽いのだが味はしっかりしている
+量が多めで後味には強めにここが引く=他ケーキと比べるとやや後味が切れない感じ。
ビスコッティ・サヴォイアルディではなくビスキュイだったような気がするが、コーヒーシ
ロップはひたひた。コーヒー味が前面に出ているタイプでは無いので食べやすい印象。
◇ドーム ショコラ(500円) ☆×3.3
構成:チョコクリーム・生地+ガナッシュ
チョコクリームは軽めで後味すっきりのもの、深さはほぼ無く軽めの口当たり+味。
ガナッシュも軽めなので見た目が小さい事もあり強そうだが、かなり軽めの纏まり。
メモにチョコ生地?と書いていたが、食感的に今思うとマカロンぽい感じがしたような。
悪くは無いのだが、軽いチョコケーキは秀でた特徴が無いと印象薄い気がする。
◇その他
アンベリール(480円) ☆×4.1
ルナール (480円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
美味しい+好みだが、意外と☆×4.0以上の超好みな商品が少なく全体的に安定した印象。
サービスは素晴らしいのだが毎回保冷剤を箱外に付けるのが謎、中の方が良い気がするが…
今回はこのお店の好きなベリー系が少なかったせいか不完全感、また再訪します。
総合点:3.9→3.8(-0.1) / 以下は2018/07レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
夏場のかき氷を狙って行ったのだが、店舗の一部を工事中でイートインは休止中だった。
このお店の個人的に好きな部分は、ケーキ自体の甘さは強めながらベリー等の締める部分で
甘さが後味に引かず食後感が非常にさっぱりしている=あくまでもちゃんと甘い部分が好き。
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
◇プティ ミニョン(460円) ☆×4.1
構成:桃メレンゲ・ジュレ・ムース+グレープフルーツジュレ+ビスキュイ+ダックワーズ
桃メレンゲは口溶けが軽い+ふんわりの桃の香り、甘さはあまり目立たないが必要十分。
ジュレ部分は桃とグレープフルーツの2種、濃い味と爽やかな酸味で使い分けされている。
桃ムースはふんわり、全部が桃なの担当する役割が微妙に違い、味が多層的に感じる。
生地は超アンビベされており崩壊寸前、水分多すぎる感はあるが瑞々しいので良いのかも。
◇ムラングシャンティー カシス グリオット(480円) ☆×4.0
構成:アメリカンチェリー+カシスクリーム・ソース+メレンゲ
サクサク軽いメレンゲはフォークで崩壊せずに切れる+食べた瞬間に消えゆく儚いもの。
メレンゲの香り部分を担当する内部の気泡がしっかり生きており、かなり丁寧な仕事。
カシスクリームは超軽めの甘酸っぱさで見た目より優しい味、アメリカンチェリーのジュー
シーさで濃さを担当する=全構成にしっかり意義があるため、シンプルだが構成力が高い。
◇ムラングシャンティ フリュイルージュ(490円) ☆×4.0
構成:ベリー・ソース+生クリーム+メレンゲ
生クリームはしっかり固まっているため崩壊しないタイプ、濃厚なコクと口溶けの良さを
両立している。後味に甘さの引きが残らないバランス、食べやすいムラングシャンティ。
メレンゲは軽めでふわっと消える口溶け、力強いメレンゲの方が好きだがこれはあり。
ベリーソースだけでは単調になる所を、上部のベリーで味を単調にしない工夫が良い塩梅。
◇タルト マングー(680円) ☆×3.9
構成:マンゴー+クレームディプロマット+タルト生地+ダマンド
タルト台かと思いきや、最下層のサクサクのタルト生地に甘いダマンドが乗っている変形。
マンゴーは甘く適度な食感、果実は完熟だがナパージュはマンゴー&パッションフルーツで
後味を意外と切ってくる。しっかり甘いのに、ダマンドの甘さを勘案しても重たくない。
クレームディプロマットはカスタードの丸さと、生クリームの滑らかさのいいとこどり。
◇オペラ フィグ ヴァンルージュ(500円) ☆×3.8
構成:いちじくコンポート・ガナッシュ+いちじく&カシスバタークリーム+ジョコンド
いちじくの赤ワイン煮の濃い味わいと種の食感が生きている、いちじくオペラはここだけ。
バタークリーム部分はいちじくの旨味とカシスの酸味をバランスよく使い、引きは軽い
チョコクリームはいちじくが入っていおり軽め、クリームの構成比率は高いがすっきり系。
赤ワイン?シロップが切る際に溢れ出すほど使われいる、かなり甘めでわかりやすい味。
構成は伝統的な物に似せていちじく味に再構築しているが、違和感無く成功している。
◇フォレノワール カシス フレーズ(520円) ☆×3.8
構成:チョコビスキュイ・クリーム+いちご&カシス生クリーム+グリオットチェリー
キルシュが効いたグリオットチェリーは量が多い、ただしやや細切れのため果実感が薄い。
チョコクリームは軽めの口溶け、シロップの洋酒が強く大人向けだが過度には引かない。
いちご&カシス生クリームは口溶け軽く、甘さや酸味は見た目より強くはない優しい味。
見た目的には変形フォレノワールに見えるが、コポー等もあり意外とちゃんとしている。
◇フォルティシマ(560円) ☆×3.6
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ
チョコのみで構成されたねっとりした食感のチョコケーキ、クリームもビスキュイも食感
は強めだが、口溶けは軽めなので濃厚枠ではない気がする+意外とビター感も抑え目。
生地が崩れて溶ける速度が速い+クリームのカカオ感が強いため、若干粉っぽさがある。
ほんのりラム酒で香り付けされているため大人な味、このお店は大人向けケーキが多い。
◇ココ アグリウム(520円) ☆×3.6
構成:ココナッツムース+ライチジュレ+グレープフルーツ+ビスキュイ
ココナッツムース+外側のココナッツで甘さとシャクシャク感を主張、生クリームも合わ
せてクリーミーな甘さと食感。これを、スポイト内のグレープフルーツ果実で軽減する。
ライチジュレはやや隠れ気味、正直無くても良かった気がするが何か意図があるのかな?
ややグレープフルーツ果実の苦みが浮いているが、後味を軽くする役割なのだと思う。
◇スーヴニール ド ノルマンディー(480円) ☆×3.5
構成:青りんごムース・コンポート+アニスクリーム+ビスキュイ
青りんごのムースは自然な香り、意外と繋がりは強めだが口溶けが良いので軽やかな印象。
内部はりんごのコンポートが入っているため、見掛け倒しでは無く優しくも味の芯。
アニスクリームは香りが主張しているが、水分が多いためスパイスが前面なわけではない。
形は面白いが超食べ辛い+グラサージュのピスタチオが若干引くのが好み外に感じる。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
ルナール (480円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
大きさは普通だが割と凝った作り、価格は500円前半なのでコスパは高いと思う。
接客は東京最高峰レベルで丁寧、ケーキ屋は残念接客業界なのに新店でこのレベルは凄い。
レビューを見返して思った事は、このお店のベリー系は鉄板+以前はほぼさっぱりしたケーキ
の印象を持っていたが、最近は甘い部分はしっかり甘くメリハリを付けてきている印象。
このお店再訪する度にケーキが美味しくなっていく、正直最初は「開店時から話題である程度
美味しいものの、頻繁に再訪するレベルでは無いかな」と思っていたが大進歩&大躍進。
現時点若手シェフ?の中では頭一つ抜けて美味しい+構成力が高い、また再訪します。
総合点:3.8→3.9(+0.1) / 以下は2017/10レビュー
平日のお昼に伺いました。
年単位の久しぶり、ついにイートインが開いていたが地味に荷物置き場感もあった。
今回の分は以前よりも遥かに美味しくなっており、若いシェフの中でも上位に食い込んできた。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇カシスフロマージュ(460円) ☆×4.0
構成:カシス生クリーム・クリーム・+フロマージュブランムース+ダックワーズ生地
フロマージュブランムースはしっかりコクがある、この部分のコクをカシスで締める良い調和。
カシス生クリームは穏やかな酸味・カシスクリームのビビットな酸味の使い分けが秀逸、強弱が
あるので味が多層的感じる+カシスは甘さではなく酸味を生かしており個人的に大変好み。
しっかり反発を返すダックワーズ生地は甘目、ここの食感が全体を見た際にきちんと生きている。
◇マカロン サモトラケ(480円) ☆×3.8
構成:フランボワーズマカロン・ジュレ・ホワイトチョコ+ココナッツ生クリーム
+クレームムースリーヌ
ベリーホワイトチョコの固さと、フランボワーズマカロンのねっちり具合が個性的。
ココナッツ生クリームの濃密な香りととろみと甘さが立っており、ここにフランボワーズジュレ
の甘酸っぱさで纏めている。このお店はベリーで締める強弱が上手く、他構成との合致を感じる。
クレームムースリーヌとココナッツの甘さが強く、このお店にしてはかなり後味も甘く引く。
物凄く食べ辛い+ややしつこいのが難点だが、個性的な組合せを上手く調和していて上手い。
◇ピスターシュ(560円) ☆×3.9
構成:ピスタチオムース+ホワイトチョコ+タイベリーソース+フランボワーズクリーム
+ダックワーズ生地
ピスタチオムースはピスタチオの滑らかさと香り面の癖を上手く使っている。
食感はふんわりしているが、適度に甘く引くので味の芯として揺るがぬ存在感が好印象。
タイベリーソースは水分と甘さを、フランボワーズクリームは甘酸っぱさで全体を纏める。
2種類のベリーの構成が異なる作用でそれぞれ生きている、調和から各構成の説得力が高い。
◇サブレココ(650円) ☆×3.7
ココナッツ味は優しい範囲×甘さ控えめ、ほんのり塩味で甘さを引き立てている。
ココナッツ味が芯ではなく、焼きを楽しむサブレ=食感の軽さと歯応えのバランスが良い。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
以前は構成意図がよくわからないコンセプト先行感が若干あったが、今回は構成意図がしっかり
わかるケーキのみで、買った商品が意図せずベリー系統一にも関わらず差別化も上手くて大満足。
相変わらず素晴らしい接客+有名店が疎かにしているシェフ自身がケーキを作っているのも好印象。
商品幅広めで選ぶ楽しみもあり、比較的新店なのに減点部分が無いのが本当に凄い=お手本店。
再訪は年単位で放置していたが、この美味しさならば機会があれば再訪したい。
総合点:3.6→3.8(+0.2) / 以下は2017/09レビュー
休日の12時ごろに伺いました。
近くに用があったので寄ったが、イートインスペースは未だに開いていないように見えた。
今回も変わらず親切な店員さんでサービスのレベルは東京のケーキ屋の中では高い。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
◇フレザリア(460円) ☆×3.8
構成:いちご+生クリーム+スポンジ
生クリームが重め×コクで深い×甘いの三拍子そろった最近少ないタイプのもの。
重いため好き嫌いは分かれるだろうが、コクが強く食べた後に良い具合に後に引いて美味しい。
スポンジはしっとり系、単体だとやや生地粗めだがクリームが強いためこれ位で丁度良く感じた。
ショートケーキですら大人向けにしてくるとは恐れ入ったが、統一感のあるパティスリーは好き。
◇ミルフィーユ ヴァニーユ(560円) ☆×3.7
構成:パイ生地+カスタードクリーム
パイの焼きはかなり強め=香ばしさが強め、1枚1枚がしっかりしているため切り辛い固い歯応え。
カスタードクリームもがっつりバターを感じる重いもので、甘さも抑え目で硬派な統一感。
所謂軽めのミルフィーユではなく無骨なので好みは別れるが、この方向性が好きならまず合う。
カラメリゼが非常に弱いのが引っかかったが、お店の焼きのレベルの高さがよくわかるケーキ。
◇タルト リュバーブ フレーズ(450円) ☆×3.4
構成:メレンゲ+リュバーブ&イチゴジャム+タルト台
タルト生地は焼きがかなり強めのザクザクで固め、ただ台自体のかっちり感やリッチ感は薄め。
リュバーブといちごは表現的には『甘酸っぱい』になるが癖がかなり落とされており酸味が弱い。
インパクトのあるメレンゲは食感はふわふわ×もちもちでヘーゼルナッツのプラリネが入っている
ため、ナッツの香ばしさでメレンゲのみならず全体の味わいを深くしている。
個人的にタルトリュバーブは酸味を感じてこそだと思っているので個人的な好みから外れ気味。
◇モンブラン・ジョンヌ(630円) ☆×2.0
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ+きなこ
がっつりきなこがかかって粉っぽさと味が前面に出ているため、栗が完全に潰されている。
マロンペースト本来の味がわからない、和を目指したのだろうけれど前衛的すぎると思う。
和栗のモンブランに奇抜な捻りは必要ないと思うのでこれは完全に好みの対象外。
生クリームはノチェロで香り付けされたコク強めの重め、メレンゲは焼き強めのザクザク。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
ルナール (470円) ☆×3.7
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
今回は新しく以前食べなかったベーシックな物を選んだが、当たり外れが完全に分かれたと思う。
ただ、若いパティシエが新しい方向性を模索することは基本的に応援しているのでまあ…
独創的な組合せでもベースはきちんとフランス菓子なので、当たりを引けば美味しいはず。
近くに行く機会は中々無いが、今回は微妙だったのでその内リベンジできたらいいな。
というかイートインスペースは以前開けると言っていたが、開けないのだろうか?
総合点:3.6→3.6(増減なし) / 以下は2016/02訪問時レビュー
休日の18時すぎに伺いました。
大通りに面した普通の場所にある外観は真っ赤・内装はシックな感じで落ち着いたお店。
取り置きをお願いしていたが、伺った時点でも多少は選べた。
ル・コワンヴェール出身と言うか、同店を有名にした立役者なので既に知名度は高い。
『個人的に期待している若き有名シェフのお店』だったので、結構期待して行った。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
◇アンベリール(460円) ☆×3.9
構成:イチゴムース+ベリージュレ+タルト生地
イチゴムースは軽くて非常に食べやすい甘さなのだが、ジュレがまさかのかなり酸味がある系。
この見た目のベリー系で甘くないなんてありなのか?と一瞬思ったがこれはこれで結構美味しい。
私みたいに結構見た目で甘そうと思う人いると思うが、このお店の大人向け統一感は凄い。
タルト生地にもベリーが入っているため、ジュレ部分だけではなくベリーそのものも楽しめる。
ムースケーキにもタルトがこんなに合うのだなーという驚きを感じた。
◇ルナール(470円) ☆×3.7
構成:グラサージュ(キャラメル味)+チョコレートムース+ヘーゼルナッツクリーム+オレンジ
コンポート(砂糖煮)+アーモンドクランチ+ダックワーズ(ヘーゼルナッツ味焼き菓子)
全体的に濃厚な1番人気らしいムースケーキ、このケーキは他よりも甘めだがやっぱり大人向け。
構成だけ見るとチョコレートムースがメインに見えるが、実際はヘーゼルナッツクリーム部分がか
なり強い味でここがメインになっているように感じた。
また、通常オレンジコンポートは酸味と苦みで強い後味を切る部分なのだと思うが、ここが甘い+
苦いため全体として後味が引く。
アーモンドクランチのザクザク感+ムースはじめ全体的に個々の部分が重い食感のため結構重厚。
◇シュー キャラメル(280円) ☆×3.6
構成:シュー生地+カスタードクリーム+キャラメルクリーム
シュー生地が厚いのかと思ったら薄い王道なもちもちタイプ、上部に見えるカラメルクリームの他
に中にもたっぷりカスタードクリームが入っている圧倒的クリーム量。
キャラメルクリームは甘いなんちゃってカラメルではないしっかりとした苦みのある重厚なクリー
ム、なんちゃっても好きだけど大人向けのこのお店にはこちらがイメージ通り。
カスタードクリーム:キャラメルクリームが2:3位で味はキャラメルがメイン、カスタードクリー
ムも濃厚だが、苦み緩和で相殺されて引き立て役程度に感じた。
◇タルト ショコラ オレ(500円) ☆×3.5
構成:タルト生地+ガナッシュ+無花果
多分ミルクチョコレートのガナッシュ(チョコレート+生クリーム)だと思うのだけれど、構成
は毎回結構適怪しい感じなのであまり信用しないでいただきたい所。
無花果はそこそこタルト生地の上に乗っているため、甘いガナッシュを抑えている。
タルト生地がかなり薄いが、あまり生地が厚くても味の一体感がずれる+味の芯がずれそうなの
でこれくらいでも満足。
◇ザヴァラン アグリュウム(480円) ☆×3.2
構成:ザヴァラン(オレンジ味)+金柑のコンポート+オレンジコンフィ
金柑のコンポートは酸っぱさ・甘さ共に抑えられていてあくまでもザヴァラン部分を殺さない程度。
シロップはかなり多めながら、サヴァラン部分は生地に過度に染み込んでいないので、食感がべち
ゃっとしない良い塩梅。
甘さ控えめのちょっと大人向けだが、アルコール分は殆ど感じないので食べやすい。
ただ上の部分は見た目的には重要だと思うが蛇足に感じた、パサつきが口の中で浮く。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
味覚は人それぞれだしとにかく甘いケーキが好き!という人に合うかはわからないが、私は前述の
タイプながら結構驚きを感じたので、傾向をわかっていれば美味しくいただけるのではないかと思う。
ショーケース内の値札に構成が書いてあるため、それを見れば味がある程度予想できると思ったが、
結構攻めているケーキが多くてイマイチ予想が上手くいかなかった。でも凄い親切。
厨房までの見渡しが良いお店なのだが全員きちんと挨拶するし店員さんもかなり感じが良い。
お洒落エリアじゃないし、内装は落ち着いているので男性1人でも問題なく行ける。
イートインスペースはまだ準備中だったが、オープンしたら再訪してみたい。
8位
7回
2021/07訪問 2021/07/23
フランスパティスリーウィーク2021その5、今回の参加店の中で恐らく一番難易度が高い枠。
パリブレストはイートイン予約者も電話取り置き不可、1人1個限定だが列の前の方は全員買う
ので捌けが爆速。休日はテイクアウトで買うとなると、かなりの難易度だったように思う。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇パリ・東京(800円) ☆×4.1
構成:ピスタチオクレームムースリーヌ・プラリネ+シュー生地+フランボワーズジャム
強い反発感のあるシュー生地は力強い食感。内部のピスタチオ味のクレームムースリーヌとプ
ラリネは強いコクと後味への引き、ピスタチオで殴ってくるのでリングの1個だけでも強い。
上部のシュー生地の中にフランボワーズコンフィチュールが入っており味の濃さを足す、酸味
で切るのではなく味を上乗せするので非常に力強い。それでいてやりすぎ感が無いので上手い。
◇サヴァラン エキゾチック(700円) ☆×4.0
構成:ココナッツメレンゲ・生クリーム・ムース+パッションフルーツクリーム
+パイナップルロティ+マンゴー
ココナッツ生クリームがしっかりとしたコクと甘さを持っている、ココナッツムースは軽やか
でふんわりな口当たり。全体的にクリーム系の構成比率が高いが、味はかなり強く揺るがない。
下層はパッションフルーツクリームとパイナップルロティとマンゴーで爽やかな酸味と南国の
果実の甘さ、個々の構成の味がしっかりとしているので、全部がきちんと調和して纏まる。
◇オンフルール(680円) ☆×3.9
構成:マスカルポーネクリーム+グリオットムース+オレンジコンフィ
マスカルポーネクリームは強いコクとバニラの香り、構成で殴ってくるいつもの安心感がある。
グリオットムースはエアリーで軽い口当たり、他構成よりは軽い味だが必要十分な強さはある。
オレンジコンフィが非常に強くがっつり酸味を出していくため、強い×強いでの殴り合い調和。
◇バハ オン キューブ(720円) ☆×3.9
構成:レモン生クリーム++柑橘ムース+ブリオッシュ生地
レモン生クリームと柑橘ムースは酸味がありさっぱりとしたもの、バハとして形状の奇抜さは
凄いが夏らしく爽やかさがある=食べやすい。外側のホワイトチョコの囲いで甘さを少し足す。
ブリオッシュ生地は少し崩壊気味だが、ギリギリべしゃらない危ない橋を渡っている感じ。
レモンチェロのシロップで良い香り×洋酒感は結構強い、やはり爽やかでも強さがある。
◇タルトヴェール グリオット(700円) ☆×3.6
構成:抹茶生クリーム・ビスキュイ+グリオットジュレ+タルト生地
抹茶生クリームはふんわりとした口溶けだが濃く深い味、全構成が強い味で立っているタルト。
タルト生地はザクザク食感で内部はグリオットジュレ、果実そのものよりも濃いレベルの味で
後味への引きがかなり強い。甘さはあまり無いので、若干殴り合った際に甘さ不足かも。
個々の構成は美味しいが調和はうーん…タルトヴェールマングーの方が遥かに完成度が高い。
◇タルトリュバーブ オランジュ(680円) ☆×3.2
構成:リュバーブ+ピスタチオダマンド+オレンジコンフィ+タルト生地
いちごとラベンダーで味付けされたリュバーブが上に乗っている、ラベンダーの香りがかなり
強くリュバーブを吹っ飛ばしているように感じる。ザクザク食感のタルト生地の中は香りの良
いピスタチオダマンドとかなり濃い味のオレンジコンフィ。若干上部と下部が喧嘩している。
これは合わない商品だろうと思って毎回避けていたが、思った通り喧嘩して調和がうーん…。
◇その他
ガトーバニーユ (680円) ☆×4.3
キャラメルポワール(680円) ☆×3.9
フォンダンショコラ(500円) ☆×4.5
アッサム (750円) ☆×3.7
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今回はイベントのため混んでいる時間帯不可避でサービス面が絶対にヤバいと思ったのだが、
2回ともサービス面が良くて???と思ってしまった。継続するかは経験上怪しいが好印象。
独自性が強くこのお店のケーキはここでしか食べられないのが強い、また再訪する。
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/07レビュー
現在イートインは予約者のみ。待たないで良いと考えると個人的には助かるが、開始時間が決ま
っている+沢山食べるとなると時間が決まっているのはやや使い勝手が悪いかもしれない。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルトヴェールマングー(680円) ☆×4.0
構成:抹茶生クリーム・ビスキュイ+マンゴー+マンゴー&パッションジュレ
抹茶味のクレームシャンティは比較的軽い味だがほんのり深さがある、抹茶味のビスキュイと
合わせると抹茶味は濃く香りがしっかりしているので、なんちゃってではない抹茶味がする。
強すぎず弱すぎない甘さのあるマンゴーとパッションのジュレと比較的さっぱりしたマンゴー
果実を合わせる。どう考えても事故りそうだが、驚くべき事に違和感なく調和していて凄い。
ザクザク食感のタルト生地で上部の抹茶味の強さを受け止める、きちんと全体が調和する。
◇オペラ(610円) ☆×3.7
構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
ベーシックなオペラだがコーヒーシロップの甘さが強く深さが殆ど無い、全体を見ると甘さが
先行しているので意外と万人向け。コーヒーバタークリームは滑らかな口溶け+シロップの水分
によりジョコンド生地の強さが取れているので全体的に滑らかな統一感で食べやすい。
◇ヴェリーヌ プロヴァンサル(670円) ☆×3.6
構成:ラベンダーババロア+ヌガーモンテリマールムース+アプリコットジュレ
ラベンダーの香りと味のババロアは強い花の香り、このお店はお花をたまに使うが大体強い。
ヌガーモンテリマールムースはナッツの香ばしさとドライフルーツの味わいでしっかりした味。
アプリコットジュレは酸味担当だが構成比率が低いので、全体としては濃く甘いヴェリーヌ。
ラベンダーの香りがかなり強いので個人的には少しやりすぎ感があったが、独自性が高く好き。
◇その他
モンブラン (750円) ☆×4.8
ガトーバニーユ (650円) ☆×4.3
ルシュープレーム (670円) ☆×4.2
マントン (680円) ☆×4.0
キャラメルポワール(650円) ☆×3.9
エベレスト (630円) ☆×3.9
アッサム (750円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
相変わらず接客は有名店だとRyocoに次ぐ都内最底辺、特定の店員が酷いため外れに当たると悲惨。
長年人が入れ替っても一定数外れがいるのは悪い意味で凄い、お店として接客軽視なのは確実。
と文句は言いつつ独自性があり美味しいので再訪確定店、結局美味しければ許されるのか?
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/07レビュー
現在休日はイートインが休止中、そのせいなのかいつもより混んでいなかった+ケーキが捌ける
速度が遅かったように思う。夏のデセール開始までに社会状況が良くなっていると良いのだが。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇サヴァラン ヴァン ルージュ(670円) ☆×4.0
構成:ヨーグルト&シナモン生クリーム+ブリオッシュ生地+オレンジ・マーマレード
+赤ワイン&フランボワーズジュレ+カスタードクリーム
赤ワインのシロップはお酒がそこまで強くはないが旨みが強く濃い味、ブリオッシュ生地はべ
しゃっておらず意外と口当たりが良い。このお店は味と後味は濃いが、重すぎはしない。
水分が多いヨーグルトとシナモン味の生クリームは味わいと香りを足す、全構成が強いが喧嘩
をしない。オレンジも果実とマーマレードで濃さを足すが、水分があるため良い具合に切れる。
最下層のカスタードクリームで重さを足すが、他構成の強さで上手く突出しない良いバランス。
◇ジルベニー(670円) ☆×4.0
構成:ライム味チョコクリーム+フランボワーズジュレ+ピスタチオババロア
・フィヤンティーヌ・ビスキュイ
ライム味のホワイトチョコクリームはチョコ味が強くしつつ、後味と香りはライムで爽やか。
フランボワーズジュレは濃く甘酸っぱい、酸味を濃さや切る役に使って調和させるのが上手い。
ピスタチオババロアは滑らかな口溶け、フィヤンティーヌとビスキュイと合わせてもピスタチ
オの癖は強くは無いが香りは上手く使っている。このお店度のケーキも比較的構成要素が多い
ため、個々の味だけみると調和するのか疑問だが、きちんと役割分担をして調和させている。
◇パレ ドール(650円) ☆×4.0
構成:パッションフルーツソース&キャラメル+生クリーム+タルト生地
パッションフルーツソース&キャラメルは酸味がよく効いたもの、ドライフルーツとナッツの
ガルニチュールが噛みしめる毎に味が広がり、直に殴ってくる強い×強いの調和で味わい深い。
生クリームは滑らかさと軽さを足す役割、シナモンの香りで調和を取るのは個人的にはバラン
スが崩れるので基本的に嫌いなのだが、このお店はバランスを崩さずに調和させてきて凄い。
最下層のタルト生地はザクザク食感、受け止めに徹しているので味は目立たないが大事な部分。
◇シューロー(670円) ☆×3.9
構成:エルダーフラワージュレ+野ばらコンポート+サバイヨンムース
エルダーフラワージュレはさっぱりした味に見せかけて濃密、味付けとしてはかなり濃い部類。
野ばらコンポートは意外と強さは無く、この部分が水分担当になっており役割分担が面白い。
白ワイン味のサバイヨンムースは滑らかな口溶けと強い白ワインの旨み、白ワインを香り付け
だけでなく味として強く使う=洋酒が味に対して豪快に作用するケーキは結構多い印象。
◇その他
ガトーバニーユ (650円) ☆×4.3
ルシュープレーム (670円) ☆×4.0
エベレスト (630円) ☆×3.9
グートゥ ドール (650円) ☆×3.9
タルト オ フリュイルージュ(650円) ☆×3.7
フォンダンショコラ (470円) ☆×4.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
昔からあまりケーキが変わらない印象のお店だが、最近軒並み美味しく感じるのは 1 好みがこの
お店に寄ってきた・2 種類は変わらないが更に美味しくなった・3 評価基準が日和って緩くなっ
ているどれなのか地味に気になる。多分1だとは思うが、構成が多くても喧嘩させないのが凄い。
サービス面は外資並み価格を考えるとやや不十分だが、美味しいので最近はまあいいか感がある。
オリジンヌ・カカオが残念ながら閉店してしまった今唯一の自由が丘の目的地、また再訪する。
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2019/11レビュー
休日のお昼に伺いました。
このお店は混雑に波があり、混んでいる時間帯は危険なので比較的空いている時間に伺った。
秋のデセールはモンブランのみ、デセール扱いで持ち帰り不可だが伺った日は割と余裕があった。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇モンブラン(720円) ☆×4.7
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
構成としてはごく一般的だが、食べた瞬間のマロンペーストの和栗+生クリームのバニラの
香りの広がり方が見事。香りと構成の粘度が強すぎないため、引きは強すぎないのも上手い。
メレンゲは構成比率高く見えたが、他構成の味・香りの強さとバランスを取るためなのかも。
密度があるが気泡がきめ細かく口溶けが良い、全構成が「普通」の延長線上で纏めると最高。
実はこのモンブランは食べた事が無かったが、知らずにとんでもない機会損失を被っていた。
所謂和栗のモンブランとは方向性が異なるが超美味しい、今後は毎年再訪枠に確定。
◇グートゥ ドール(650円) ☆×3.9
構成:りんごジュレ・ムース・ロースト+キャラメルムース+ビスキュイ
ドーム型のジュレ系はこのお店ほぼいつも出ているが、りんごジュレは甘くて濃い+内部に入
っているオリーブオイル&カルバトスでローストされたりんごがかなり濃い=ジュレ系なの
にさっぱりさは水分量のみに留めるのが特徴。このお店は基本強いので、統一感がある。
りんごムースとほろ苦いキャラメルムースは軽い。味は強いが全体的に水分量が多く滑らか。
◇フィゴレ(700円) ☆×3.8
構成:いちじくムース+干しぶどう+ぶどうジュレ+ビスキュイ+タルト生地
いちじくのムースはしっかり味の付いたもの、このお店基本的に構成全てが濃いが果実の味と
甘さをしっかり使っているので味が立つ+後味に引く。水分多目で口溶けは重くない。
ザクザクのパートシュクレ内はぶどうジュレと干しぶどう、ここが物凄い濃く甘いので濃い×
濃いでぶつかる。干しぶどうのねっとり食感と甘さの方が強いため、味の芯はこちらな気が。
◇その他
フォンダンショコラ(470円) ☆×4.3
アッサム (750円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
増税に伴って価格改定されたらしく、生菓子は外資以外では少ないであろう700円台に突入した。
ただし、額面は高いのだが満足感を考えるとコストパフォーマンスは決して悪くないお店。
混雑さえ読み切れれば楽しめる+以前は言う程では…と思っていたのだが、最近結構好きかも。
次回も行く時間をよく考えて再訪したい。
総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。
今年のペッシュメルバは微妙な物が多いので、外さないこちらのを狙って再訪。
デセールは3種だが以前の記憶だと大きかったので2種に留めたが、オムレットも食べたかった。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇マイス(1,500円) ☆×4.3
構成:とうもろこしムース・スープ+エスプレッソジュレ+キャラメルアイス
とうもろこしスープは自然な甘さ、それに対しムースはエアリーで甘い=使い分けが上手い。
エスプレッソジュレは滑らかだが、しっかり固まっている。コーヒー味が強すぎないため味
の芯はしっかりとうもろこしながら、組合せにより軽すぎないように上手く調和する。
キャラメルアイスはわかりやすさ重視の味、深さや落ち着きは抑え目で香りが良い。
このレベルを出されると、わざわざコース食べに行く事が微妙な気持ちになるのが謎の難点。
◇ペッシュメルバ(1,600円) ☆×3.9
構成:桃+バニラアイス+フランボワーズソース+生クリーム
白桃は白ワインと桃リキュールでマリネされており、圧倒的な瑞々しさと強すぎない絶妙な
香りと洋酒の強さ。マリネすると白桃自体のバランスを崩しがちだが、流石上手い。
バニラアイスはわかりやすい味で全体を甘くする、この部分は構成比率が高くやや多すぎ感。
赤ワインとフランボワーズのソースは濃厚、洋酒を深みと厚みに変換しており旨味がある。
生クリームはたっぷりバニラの使われた芳香なもの、コクはあるが口溶けがよく強すぎない。
全体的に大きい+味が濃いため食べ応えがあるが、全体調和に旨みを強く感じるのが稀有。
◇マングー マングー(600円) ☆×4.1
構成:マンゴームース+マンゴー&オレンジジュレ+ダックワーズ生地
マンゴームースは滑らか、果実をそのまま使ったような味わいなのでやや癖があるがジュレ
で流す形。ジュレは層が厚めでわかりやすい味、オレンジが入り爽やかさがあるのが上手い。
ダックワーズはココナッツのシャクシャク食感と香りが良い、全構成が立った好きな味。
◇マントン(630円) ☆×4.0
構成:レモンエスプーマ・バタークリーム・ジュレ+ホワイトチョコ
レモン風味の牛乳の泡は潰れず泡の状態でほんのりミルキーな味とレモンの香り、これ凄い。
レモン味のバタークリームは酸味がさらっと流れる軽やかさ、口溶けが秀逸で軽さも上手い。
強めのレモンジュレで酸味が強く後味に引く、ホワイトチョコはこれに丸さで軽減する役。
◇タルト オ ルバーブ(620円) ☆×3.5
構成:リュバーブコンポート+カシスメレンゲ+ブルーベリーコンポート+オレンジジャム
・ピュレ+タルト生地
リュバーブコンポートは酸味は殆どない=全体的に酸味が軽め。ここを濃さ・甘さに使う。
カシスメレンゲは激軽、空気レベルのエアリーさで味や甘さは限りなく抑え目=結構意外。
タルト生地の内部はブルーベリーコンポートとオレンジマーマレード・ピュレ、通常入るで
あろう生地が無い=タルトなのに食感はどこまでも滑らか。ただし味は各果実が濃く強い。
◇マンダリン オリエンタル(630円) ☆×3.2
構成:マンダリン味マスカルポーネクリーム+グレープフルーツコンフィ+タルト生地
+煎茶クリーム・ビスキュイ
マスカルポーネクリームは優しい味、オレンジは香りメインで味はマスカルポーネがメイン。
グレープフルーツコンフィはかなり大きいが味は抑え目、これに関してはやや味の芯が迷子。
煎茶クリームはほんのり味で煎茶ビスキュイはお茶味強め、たた他構成との調和はうーん…
◇アッサム(735円) ☆×3.5
◇その他
ガトーバニーユ (600円) ☆×4.3
ル シュー プレーム(620円) ☆×4.0
エベレスト (580円) ☆×3.9
フォンダンショコラ(450円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
サービス面は昔からヤバいが、人を捌ける事のみに注視している印象=混まない時間帯に行けば
特段問題ないが、問題は超人気店で大体混んでいる事。今回は混まない時期+時間帯で普通。
味は良く纏まった独自性のある味なので好きなのだが、立地やサービス面でつい忌避しがち。
今回は以前の記憶より全体的に美味しく感じた(とは言え質ではなく味の方向性が好みのパタ
ーン)ので、最低1年に1回以上は行くようにしたい。また再訪する。
総合点:3.8→4.0(+0.2) / 以下は2018/01レビュー
休日の朝に伺いました。
ルレ・デセール会員の金子シェフのお店、ここは買った商品のみ撮影可でそれ以外はNG。
お店は大きいがイートイン席が広く販売スペースは狭い、商品幅は広めで焼き菓子が豊富。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇ガレット・デ・ロワ(13cm・1,800円) ☆×4.0
2018年ガレット・デ・ロア枠はここで、このお店では多分今まで食べた事がないはず。
模様違いの大中小の3種あり買ったものは小、大きさを考えると小は1~2人用な気がする。
サクサク軽やかなパイ生地は食べた瞬間に軽めの焼きの香ばしさ→アーモンド&カスタードクリ
ームの強い香り=二段構えの香り面の秀逸さが楽しめる、甘さはしっかりで比較的万人向け。
カスタードクリームを使っているので、円やかさが高めなのが特徴。
◇ル シュー プレーム(620円) ☆×4.3
構成:チョコムース+紅茶クリーム+チョコビスキュイ
ブラックベリー味チョコムースはあくまでもチョコをメインとしつつ、ほんのりブラックベリー
の甘酸っぱさを出しているすっきりな味で秀逸=よくあるベリーの酸味で絞めるタイプでない。
紅茶クリームにもブラックベリー味が付いており、ここは食べた瞬間の香り+多少の重さ担当。
ビスキュイは水分多目×粗め、滑らかな構成が多い中しっかりと食感を出しており、上手い。
◇タルト タンタンシオン(600円) ☆×4.2
構成:ガナッシュ+グラサージュ+チョコサブレ
パッションフルーツ味ガナッシュの優しい華やかさと、杏の甘目ながら落ち着きの調和が〇。
味自体はしっかりしているが、口溶けが軽いため後味に強く引かないタイプでかなり好み。
キャラメル味チョコグラサージュの引きは意外と強くない、見た目より遥かにすっきりした味。
ガナッシュの口溶けの良さとサブレショコラのサクサクどちらも軽めなので、非常に食べやすい。
◇エベレスト(580円) ☆×3.9
構成:生クリーム+チーズムース+カシスジュレ+ビスキュイ
ふんわりの生クリームの軽さ+軽い中に甘さとコクのあるチーズムースでどちらも滑らか。
ビスキュイはしっかり食感、ここのお店は食感面を軽さだけで終わらせないタイプのものが好み。
カシスジュレとまんまカシスの果実が中に入っているので、甘酸っぱさで纏める以上にしっかり
味として主張してくる良い塩梅。味の芯は調和寄りながら、後味に関してはしっかりカシス。
◇テアトル(620円) ☆×3.7
構成:チョコムース・ビスキュイ・フィヤンティーヌ
甘さのあるミルクと、適度な落ち着きのビターのチョコムースが二層になっている。
どちらも口溶けがすっきりしているため、甘さは感じるもののこの部分の後味はあまり引かない。
後味は外側のグラサージュ部分で甘さがしっかり強く引く、若干ムースの甘さを殺し気味で浮く。
チョコフィヤンティーヌのザクザク感が楽しく、シンプルながらムースの軽さで終わらせない。
◇ガトーバニーユ(600円) ☆×3.5
構成:バニラガナッシュ+バニラクリーム+フランジパーヌ+タルト生地
サクサクのタルト生地と厚めのフランジパーヌは抑え目、このお店タルト台がメインではない。
味の芯は圧倒的香り+ねっとり感のあるバニラガナッシュ+バニラクリーム、ここがバニラで殴っ
てくるタイプなので超濃厚&濃密、軽減役も特になく一点突破なので強烈な引きが凄い。
間違いなく好みがはっきり分かれる味だが、このタイプ意外と少ないためたまには良いかも。
◇タルト ポンム ユズ(600円) ☆×3.4
構成:りんご・ジュレ+ゆずジュレ・コンフィチュール+タルト台
ゆずの入ったタタンのしっかりな甘さが強め、濃縮と言うべき甘さで後味にかなり引く。
ゆずコンフィチュールとりんご&ゆずジュレが入り、味はりんご・香りはゆずベースの強め。
タルト台はサクサク×バター抑え目、あまり前面に出ずにあくまでも上部が強めのタルト。
物凄く甘いわりにタタンの焼きが浅め、焼きは万人向けかもだが好みとは異なるのでうーん…
◇アッサム(735円) ☆×3.2
ポットだが茶葉抜かれないやつ、悪くはないけど価格考えるとうーん…
◇その他
フォンダンショコラ (450円) ☆×4.3
タルト オ フリュイルージュ(600円) ☆×3.7
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
味に関しては、高いレベルで安定+後味に対して甘味が強く引く傾向のケーキが多い。
強く引く甘さが味の芯パターンと味の芯以外パターンがあり、前者が好みだが人それぞれかも。
サービス面で混んでいる時が危険なのは重々承知なのだが、今回はガレットデロアがあったため混ん
でいる時間で案の定酷かった。店の大きさ・知名度に対して販売スペースが明らかに狭くうーん…
価格は600円台が多く高め、素材をケチっていないので悪くはないのかもしれないが若干日和る。
自由が丘はあまり行かないが大体ここにしてしまう、その内再訪すると思う。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2016/12レビュー
休日の14時すぎに伺いました。
相変わらずかなりの混雑、追加が凄いがフォンダンショコラ等午前でなくなる商品もある。
焼菓子も買う事を考えたのだが店内が混雑しすぎていたため諦めた、その代わりケーキ多め。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇キャラメルポワール(600円) ☆×4.0
構成:洋なしババロア+キャラメルムース+洋なしのジュレ+洋なし+ビスキュイ
洋なしのババロアは軽やか、味の主体はジュレと角切りの洋なしが担っている。
キャラメルムースはほんのりの苦みが入りつつも、あくまで優しい範囲に留まっている。
キャラメル風味の洋なしのジュレは果実の粒々感が残っており果実の味を、ほんのりのキャラ
メル味と合わせてさらに美味しく昇華している。
一応ここのお店の中だと洋酒が効いている部類だが、あまり気にならないと思う。
◇フィグオランジェ(620円) ☆×3.9
構成:チョコビスキュイ・ガナッシュ+オレンジ&無花果コンフィ+シロップ
オレンジ&無花果コンフィは見た目以上に入っており存在感抜群、どちらも果実感を濃縮して
いるが、他の味と喧嘩しないどこか穏やかな丸さを持っており上手い。
チョコビスキュイ・ガナッシュはどちらも甘さは殆どないが、深さに関してはきちんと主張。
グランマニエのシロップによってビスキュイはかなり水分たっぷりだがべっちゃりしておらず〇。
◇ロジアス(580円) ☆×3.8
構成:チーズクリーム+チョコクリーム+ビスキュイ
チーズ・チョコどちらのクリームにオレンジの風味が付いており、これによって爽やかと言う
よりも穏やかな甘さに纏まっているように感じる。
お互いが喧嘩しない優しい関係なのに、チーズのコクもチョコの甘さもどちらもきちんと主張
しているシンプルながら上手な調和のケーキ。
◇タルトオフリュイノワール(600円) ☆×3.8
構成:ブラックベリー+ブルーベリー+カシスクリーム+タルト台
タルト台の中にカスタードクリームとリュバーブコンポートが入っており、上部のベリーに加
えて甘酸っぱさを増幅している。ここのタルトは圧倒的に果物等で魅せてくる。
甘酸っぱさが万人向けをギリギリ逸脱しない様+自然な酸味が出るよう絶妙なバランス。
ブラックベリーの種が凄いのがやや困り物だが、どれも瑞々しく完成度は高い。
◇エベレスト(580円) ☆×3.8
構成:フランボワーズ+フロマージュブランのムース+生クリーム+ビスキュイ
ビスキュイはもちっとした反発感のある甘目の物が巻かれている。
フロマージュブランのムースで円やかなコクが広がり、上部と内部のフランボワーズで重くなく
さっぱりとした状態に纏め上げている。
生クリームはやや重めで甘くは無いがコクは出ている、全体的には食べやすい範囲。
◇ムッシュアルノー(580円) ☆×3.8
構成:チョコクリーム+板チョコ+クルスティアン+ダックワーズ生地
オレンジ風味のチョコクリームはどっしりとした印象ながらオレンジで後味は軽い、口溶け
が良いため全体的に味はしっかりだが、そんなに重くない気すらする。
ミルクチョコの板チョコは甘さは控えめ、クルスティアンと共にバリバリして楽しい。
ヘーゼルナッツのダックワーズはもっちりどころかほぼ固形、でも硬さが嫌じゃない塩梅。
◇タルトオフリュイルージュ(600円) ☆×3.8
構成:季節のベリー+タルト台+キャラメルクルスティアン
タルトは焼きが強く香ばしさすら感じられるザクザク具合、バターは程々でちょっと硬派。
伺った際ベリーはいちご・ブラックベリー・ブルーベリー・ラズベリー・赤スグリだった。
圧倒的なベリーの美しさが目を引く、酸味が程よく「甘酸っぱい」という単語が適正。
キャラメルクルスティアンは若干調和を乱していたような気がしたので、いらないような?
◇カフェトンカ(630円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+シャンティカフェ+板チョコ
チョコビスキュイはかなり固めだが味は軽い、味は若干隠れ気味だが食感的には存在感有。
シャンティカフェはビターな深みとほんのりの甘さが楽しめる、丁度良いバランス。
トンカ豆を使ったチョコクリームが味の芯、これが凄い豆々しく引きが強い+苦みとコクが
強いためナッツよりも癖は強い。ここの商品の中でもやや味の引きが強め。
◇サントノーレプラリネユズ(620円) ☆×3.3
構成:シュー+ゆずジャム+チョコクリーム(ショコラ・プラリネ)+タルト生地
しっかりとしたシュー生地+綺麗に絞られた2種類のチョコクリームとゆずのサントノーレ。
クレームショコラはかなりビターというかほぼブラックに近く感じた、重厚だが口溶けは〇。
クレームプラリネは癖も無く、そこそこ甘いため非常に食べやすい。
ゆずジャムは味の芯として主張強め、爽やかだがほろ苦い癖も出ているため浮き気味に感じた。
タルト生地(パート・シュクレ)が最下層に引いてあるが薄め、バターもやや程度で隠れ気味。
◇フォンダンショコラ(450円) ☆×4.4
ビターな味なのに濃厚さの中にしっかりと甘みを感じる、チョコ一点突破の完成度の高さ。
生地にパサつきが皆無+中のとろりとしたフォンダンで、経験上味的には一気に食べ辛いはず
なのに軽く食べられてしまうのが凄い。
温めた際の圧倒的な薫り高さ・冷やした際の口溶けどちらも美味しいので複数買うのが鉄板。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
このお店は正統派フランス菓子をベースにしながらも、最近あまり受け入れられない重さを軽減
して見事に万人向けに寄せている、これが出来てしまう金子シェフのセンスが物凄い。
味の突き抜けは少なく感じるが、ブレが殆どなく全てが高いレベルで安定している。
凝ったケーキが結構あるが、個人的には意外とシンプルなケーキの方が味のバランスが好み。
価格はぱっと見かなり高めではあるが、満足度が高いのである意味適正価格なのかもしれない。
寧ろ問題はかなり人気があるのでイートインがし辛い事、今回も6か7組待ちとかだった。
自由が丘はケーキの聖地にも拘らずあまり来ない上に、来てもほぼここばかり。
今後は自由が丘自体にももう少し機会を見つけて再訪したい。
一応200件目だが…色々思う所はあるが今後も適当にやっていきたい。
9位
12回
2023/01訪問 2023/02/15
いつも通り再訪と言いたいが予想外、でもいつもより多く買ってしまうよくわからない流れ。
和菓子の種類はいつも通り、因みに季節で名前が異なっていてもほぼ同構成・味の商品が多い。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇若菜きんとん(380円) ☆×4.0
この系統のきんとんは水分が多いのがお決まりで、これも水分が多い=口溶けが滑らか。
今回は漉し餡の和菓子が多かったが、外側との調和は水分量からこれが一番良かった。
◇えくぼ饅頭(380円) ☆×3.8
剰余饅頭の皮は甘さと香りのバランスが良い、皮の主張が適度に強いのがいつも通り好き。
内部は漉し餡で水分は適度、甘さはしっかりとしており口溶けが良い。
◇紅梅(380円) ☆×3.5
口溶けの良い煉り切りの構成比率が高い、このお店の煉り切りは非常に甘いので流石に過剰。
内部は漉し餡で水分は適度、漉し餡が2倍位のバランスが好きだが、形成上仕方ないのかも。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.2
若竹 (380円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
最近秋冬に再訪が多いので凄く今更だが、期間を開けずに食べると強すぎて若干飽きるかも。
若干無理やり行き過ぎている気がするので、固定季節以外は無理のない範囲でまた再訪する。
総合点:4.3→4.2(-0.1) / 以下は2022/12訪問時レビュー
好きなお店に再訪しないと好きと言ってはいけない縛りを打破している、数少ない和菓子屋。
生菓子は常時5種類強で正直特にもう書くことも無い、再訪しまくると前段ネタ?に詰まる。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇木枯(380円) ☆×4.0
煉り切りは漉し餡を入っているので、内部の漉し餡と合わせて餡子統一感が高い=大好き。
甘さは抑えられているが味わいが濃く水分は少ない、じんわり美味しくバランスが大好き。
◇その他
松葉最中(150円) ☆×4.3
冬ごもり(380円) ☆×4.2
白玉 (380円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
一番再訪率の悪い冬に再訪出来たは良いが、11月を逃して昨年と同じ月になってしまった。
生菓子の種類は固定なのだが意外と制覇率は高くないので、また再訪する。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2022/07訪問時レビュー
いつもの久寿桜枠で再訪と言いたいが、今回は珍しく季節物の七夕も合わせて狙ってみた。
季節物は販売期間は短いが、和菓子の強みである季節感を見た目から楽しめるのは良い事。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇七夕(360円) ☆×3.7
織姫を糸巻に見立てた季節の和菓子、結構大きい。白餡の内部に水分の少ない漉し餡が入って
いる。ここのお店の練切系の和菓子は水分がある程度ある方が好きだが、纏まりは流石上手い。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
久寿桜 (360円) ☆×4.0
目さまし(360円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
上生菓子で季節を感じる用途は数店しかないが、その内の貴重なお店=ここの季節感は最強。
いつもの流れだと次は春になりそうだが、冬の月の制覇率が悪いのでまた再訪したい。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2021/12訪問時レビュー
数少ない和菓子で再訪している大好きなお店、ここ最近は秋冬に再訪しておらず春夏の固定枠。
12月全てで生菓子・干菓子が変わるので、通年に考えるとそれなりに商品種類は多いお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇冬ごもり(360円) ☆×4.3
通常は練り切りの量が多い=単調な甘さなのだが、干し柿が入っているためいつもと違う甘さ
と味わいで好き。内部は水分が少ない漉し餡、濃く甘いため全体としては強く美味しい。
◇白玉(360円) ☆×3.9
雪平のふんわりとした柔らかさともっちりさが秀逸、白餡は入っていないタイプ+内部の漉
し餡は多くは無いが濃いため調和した時に隠れはしない。きちんと主張の強い調和が好き。
葉っぱ部分の練り切りの甘さが強いため、ここで一気に甘くなる+後味に甘さが引く。
◇柚子饅頭(360円) ☆×3.8
ほんのりとゆずの香りのする薯蕷饅頭はいつもと少し違う香りと味わいながら、流石の旨さ。
餡子は水分が適度にある漉し餡、比較的しっかりとした味わいと量で存在感のある和菓子。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
恐らく初めて一年間で四季を制覇した気がする、12月全部違うとはいえ行く月が偏っており
秋の再訪は極端に少なかった。今年は非常に順調に再訪出来たので、来年も再訪する。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2021/09訪問時レビュー
秋のお彼岸期間にしか出ないおはぎを求めて再訪。商品種類はいつも通りで生菓子は6種類+α。
地味におはぎ(9月)と10月は長年買いたいと思いつつも、一回も行った事の無い鬼門月だった。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇秋日和(360円) ☆×3.9
柔らかな求肥の内部はきめ細かく甘さの強い白餡、求肥が少し薄いが鉄板組合せで大好き。
口当たりの柔らかさと解け方の良さが抜群、それでいて甘さはあり飲み物と合わせやすい。
◇高尾(360円) ☆×3.9
いつもの甘さの強い練り切り+内部に水分の少ない漉し餡、ド安定組合せなので大好き。
紅葉の葉の雅な色合いと見た目で、モチーフはわかりやすく季節を楽しめるのが良い所。
◇菊饅頭(360円) ☆×3.8
これまたこのお店の鉄板である薯蕷饅頭、饅頭皮の自然な甘さと造形美の分かりやすさが◎。
内部の水分の少ない漉し餡は適度に濃くて甘いが、口溶けが良いのでさらっと流れて好き。
◇御彼岸おはぎ つぶし餡(300円) ☆×3.8
漉し餡に比べて川によって食感と小豆の濃さが出ているので、こちらの方が遥かに好み。
もち米はかなり柔らかく細かく潰されている、食感は滑らかになっているので食べやすい。
◇御彼岸おはぎ 漉し餡(300円) ☆×3.5
餡子は水分が多く甘さは適度にあるが、このお店にしては珍しく濃さが抑え目でやや弱い。
もち米の食感がもう少し強い(粗い)又は大きさが大きいと嬉しいが、上品方向なのかも。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
おはぎ最強店舗(阿佐ヶ谷)があるのでおはぎ再訪はうーん…と思ったが、味は十分美味しい。
今年は既に3回再訪で例年よりも頑張った気がするが、一番行けていない冬にも再訪したい。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2021/06訪問時レビュー
久寿桜に季節になったので再訪、ここ数年の定期枠且つこのお店の生菓子の中で一番好き。
月の和菓子は決まっており新作という枠は存在しないが、伺う季節が偏っている事が悩みどころ。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇玉川(360円) ☆×3.7
澄み切った玉川を現した和菓子、このお店に関しては唯一味よりも季節感を重視している。
水分の少ない漉し餡と白餡は安定した美味しさ、しっかり強さがあるので構成比率が圧倒的
な錦玉羹と釣り合う。錦玉羹自体がある程度甘いので、甘さと味を上乗せしていく調和。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
久寿桜 (360円) ☆×4.3
紫陽花 (360円) ☆×4.0
麦秋 (360円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
最近は久寿桜期間に行き忘れる事を恐れては6月再訪が多いが、今年は8月や9月にも狙いたい。
再訪率が悲惨な中2店しかないきちんと再訪している和菓子屋なので、今後もきちんと通いたい。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2021/04訪問時レビュー
「上生菓子」のジャンルだと東京都では最も好きなお店、毎月季節に沿って上生菓子が変わる。
季節の移ろいを感じさせる見た目は勿論、滑らかさに秀でた質や纏まりのある味が非常に好み。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇都の春(360円) ☆×4.2
滑らかなきんとんは水分が多く、他月の商品と比較しても水分多目で滑らかさに秀でている。
4月はきんとんがこれのみなので被らないが、毎月結構別物な印象+これはかなり好きな部類。
内部の漉し餡ときんとんが合わさり、しっかり味わいはあるが後味の引きが上品で纏まる。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
花の宴 (360円) ☆×4.3
桜餅 (360円) ☆×4.2
吉野山 (360円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
和菓子に関しては全体の再訪率は正直悪いと思うが、このお店のように定期枠があるお店は強い。
次は久寿桜の季節=夏だと思うが、毎年行けない秋冬もきちんと再訪出来たらいいな。
総合点:4.1→4.3(+0.2) / 以下は2020/06訪問時レビュー
月替わりの季節の上生菓子は8種程度。松葉最中を沢山買う+上生菓子は全部買うと系統が被る
関係上、上生菓子を沢山買うわけでは無い=意外と商品の制覇率は高くは無いような気がする。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇麦秋(360円) ☆×3.9
薄めの雪平の柔らかさと軽い食感が上手い、内部に入ったごまの食感がアクセント。
水分の少ない粒餡の構成比率が非常に高いが、こちらは濃すぎず甘すぎずで良い強さ。
◇早苗きんとん(360円) ☆×3.1
外側の緑色の部分である白餡は水分が多く食べると即ほどける、このお店は甘さはしっかり。
内部の漉し餡の構成比率に対して白餡が多いので、漉し餡の旨みを流してしまってうーん…
他の生菓子でこのレベルで水分が多いのは恐らく無かった気がするが、食感がうーん…
◇その他
久寿桜 (360円) ☆×4.3
松葉最中(135円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
こんなご時世なので自分の好きなお店に再訪するようにしていたが、やっと殆ど行けた気がする。
洋菓子は好きなお店が数多いが、和菓子は固定のお店に行くため意外と店数は少ないのが救い。
季節毎に楽しめるので、早めに再訪したいが過去の経験から怪しい。
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/03訪問時レビュー
お昼に伺いました。
個人的に好きな和菓子店、お店はこぢんまりとしており売り物は通年と月替わりのお菓子のみ。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇花の宴(360円) ☆×4.1
薯蕷饅頭の皮の甘さと食感が完全に好み。薄いため主張しすぎないが、食べた際に最初に口に
触れるため揺るぎない存在感がある。
内部は漉し餡、餡子としては粒餡の方が好きだがこのお店は漉し餡の完成度が物凄く高い。
◇桜餅(360円) ☆×4.1
もち米のしっかりとした食感ともち米自体の甘さのバランスが良い、桜の葉の香りが適度に
移り春らしい。餡子は水分多目の漉し餡、甘さや濃さは抑えられているが、もち米と合わせる
と丁度良い調和=このお店は甘さや濃さが非常に好みなバランス。
◇吉野山(360円) ☆×3.9
練切の甘さは強め、このお店は必要な甘さをしっかり持っているので好み。頂上?は白餡多め
で薄く白みがかかったグラデーションが綺麗。内部の漉し餡はド安定の美味しさ。
◇菜種(360円) ☆×3.7
サクサク食感のカルメから甘さが先行する、食感面では求肥の食感をやや食い気味かも。
内部は白餡で濃く甘い、どの餡もそうだがそれでいて上品さがあるこのバランスが好み。
◇花筏(360円) ☆×3.7
外側の筏部分の餡に上新粉が入っており、蒸すことによって生地の様な食感になるが崩れる。
内部は潰し餡なので皮の食感がありつつ濃さがある、蒸しているせいかこのお店の中だと軽い。
◇その他
松葉最中(140円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
確かに久しぶりではあるが、昨年のレビューを全放棄したので今年は放棄を少しは抑えたい。
今は色々難しい時期ではあるが、室内で季節を楽しめる和菓子は強い。また再訪します。
総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2018/07訪問時レビュー
休日のお昼に伺いました。
結構久しぶりに伺ったが、特段予約等は必要ない+完売が早いイメージはあまり無い。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇目さまし(340円) ☆×4.0
白餡の繋がりにより食感が出ており、噛みしめる必要があるが即ほどけていく+雪平に
よって求肥のもちもち感があり、食感を他商品と被らせず単調にしていないのが◎。
このお店の商品は基本的に甘さは強めだが、上品の範囲を出ないようになっており好み。
◇涼風(340円) ☆×3.8
現物>>>写真の見た目の圧倒的優位さ、固まった錦玉羹の食感と砂糖の甘さが最初の味。
その後に羊羹のざらつきのある食感と香りが抜けていく、構成の食感が異なり面白い。
大納言は甘く煮詰められており、甘さをここで一気に追加するアクセント=全体的に甘い。
◇その他
久寿桜 (360円) ☆×4.2
松葉最中(135円) ☆×4.1
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
和菓子屋は未訪の有名店も多く新規開拓したい気持ちはあるのだが、ド安定店を選びがち。
アクセスも良いし、個人的には非常に使い勝手が良いお店。
全く関係ないが、和菓子は東京三大~が多いが最中は無い。空也・ささま・塩野だろうか?
12か月分全制覇の道のりはまだまだ長いので今後も通い続けたい、また再訪します。
総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2017/06レビュー
平日の朝に伺いました。
今年の和菓子の日はこちらで、中々こちらまで来れず最中のみの前回から半年ぶり位。
このお店本当に安定しているというか、要求する味をそのまま打ち返してくれる安心感がある。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇久寿桜(360円) ☆×4.0
ぷるっとした存在感を感じた後に即蕩けるような吉野の本葛の柔らかさ、厚みは中々あるにもか
かわらずすっと消えていく上品さは流石の安定感で素材の良さと丁寧さを直球で感じられる。
餡子は上品ながらしっかりと濃さ・甘さの後味を感じるもの、葛のさっぱりさとよく合っている。
◇青梅(380円) ☆×3.8
外側の求肥は予想よりもはるかに薄い、もちっとした食感はあるが白餡が圧倒的な構成比率。
水分少な目の白餡は漉されているが繋がりが強く、噛みしめる際に食感がきちんと出ている。
味もしっかりしているが、強い甘味がしつこくない上品な範囲にとどまるのは見事。
◇紫陽花(360円) ☆×3.7
半錦のほわほわ感を最初に感じ、ここがしゅわっと溶けていくのが面白い+見た目が美しい。
淡雪羹はしっかり歯応えがあるがふんわりした味なので、どこか儚いため見た目と合って〇。
繋がりがしっかり+甘さもきちんと主張する白餡ながら、量が絶妙で上品さを崩さない塩梅。
◇水羊羹(360円) ☆×3.6
最初の瞬間的には結構きっちり固まっている食感だったが、力を加えると即解けていく。
そのためかなりすっきりとした食感になっているが、見た目の美しい黒の通り餡の甘さが強め。
味に関しては力強いさゝまの餡なので、若干後味の引きが気になるが大きさ的にも丁度良いかも。
◇その他
松葉最中(135円) ☆×4.1
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
東京の有名和菓子店は有名和菓子職人のお店という形態が多いが、ここは珍しく異なる。
要予約でもなく並ばないので行きたい時に行ける=気軽に行きやすい和菓子店で重宝している。
価格帯も特に高くはなく平均的、大きさも普通なので標準的で入りやすい。
味は餡の甘さが強く、初訪問時には強くないか?と思ったものの今ではかなり好き=好みによる。
良く使う駅から微妙に遠いが行ける範囲ではあるので、あまり期間を空けないように再訪したい。
総合点:3.8→3.9(+0.1) / 以下は2016/02レビュー
休日の15時ごろに再訪しました。
中々混雑していて、私で売り切れた商品もあったのでこの時間辺りには行っておきたい。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇山里(340円) ☆×3.8
構成:求肥(ヨモギ味)+漉し餡+氷餅
構成的には草だんごと似ているかな?と思ったが全く別物で、個人的には草だんごは食感を、山里
は舌触りと季節感を視覚で楽しめた。
こちらは外側が求肥のため柔らかく、中の餡の量が多いため味は漉し餡を芯として見た目通り芽生
えを感じさせるヨモギ味を主張させている。
◇草だんご(340円) ☆×3.7
構成:草餅+漉し餡
丸くなったお団子が刺してあるのではなく棒状にした草餅を切っているのだと思う。
草餅は思っていたよりもしっかりとしており、ともすればやや硬めに感じた。
上の餡が少ないため、草餅ヨモギの味をしっかり感じられる。和菓子はこうでなきゃ。
ここのお店の漉し餡はどの和菓子にも共通だと思うが、漉しがきっちりされていてレベルが高い。
◇残雪(340円) ☆×3.5
構成:小倉羊羹+薯蕷羹
こちらのお店の餡の系統的に甘いのだろうと勝手に想像していたが、意外と甘さは抑えられている。
結構しっかりと固まっているため、もう少し小豆の粒が無いと食感的に単調に感じる。
和菓子は見た目も楽しんでこそだが、薯蕷羹がちょっと多めでまだ雪融けは進んでいないみたい、
早く春になるといいなと季節を感じられるのはグッド。
◇その他
松葉最中(135円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
雨だったので紙袋の方が良かったのだが、自宅用(サービス箱)の場合は紙袋お断りらしい。
まだまだ通いたいし次回は気を付けよう。
総合点:3.7→3.7(増減なし) / 以下は2015/12訪問時レビュー
土曜日の14時過ぎに1人で利用しました。
大通り沿いにあるが、有名な和菓子屋さんとは気付かない控えめな外観。
店内も通年のお菓子ショーケースと月のお菓子ショーケースがあるこぢんまりとしたお店。
3人位入るといっぱいになると思う。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇松葉最中(135円) ☆×3.9
皮は当日食べるとパリパリしているが、日が経つとちょっと水分を吸って僅かに食感が変わる。
私は3日後に食べた皮の感じが最も好きだった。
中の漉し餡はきめ細かく舌触りは凄く滑らかだがかなり甘いため、好き嫌いが分かれるのも納得。
餡がたっぷり入っているためかなり甘く、お茶と一緒に食べる事が大前提に感じた。
◇老松(340円) ☆×3.7
構成:求肥+漉し餡+そぼろの餡
そぼろの餡は甘くなく、結構固め。こういうタイプの和菓子は持ち帰るとそぼろ部分が剥落して
残念な事になるものもあるが、しっかりくっついており殆ど剥落は無かった。
求肥はもちもちとしていて柔らかいが、食感はきちんと感じられる。
中の漉し餡は松葉最中と同じものだと思うが、量が少なめなので全体としてはあまり甘くは無い。
◇若竹(340円) ☆×3.7
構成:練り切り+潰し餡
潰し餡は漉し餡と同じく滑らかだが皮の食感がしっかりと残っているため、練り切りだけでは
ぼんやりとしがちな食感を補っている。
練り切りも餡も両方甘いため、いただいたなかでは最も甘い和生菓子に感じたので、お茶必須。
葉脈のような線も入っており、最も見た目にも楽しめる。
◇花びら餅(430円) ☆×3.0
構成:求肥+白味噌餡+牛蒡の甘炊き
牛蒡の甘炊きは確かに甘くはなっているが、それでも根菜独特の香りを感じる。
白味噌餡がかなり濃いがそれでも根菜の味が前面に出ていたので予想していた味と大きく違った。
個人的にはちょっと根菜の香りというか臭みを感じたため好みから外れたが、このような味と
わかっている人には高評価なのだろうか?
◇その他
本煉羊羹(1,850円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
最中はちょっと甘さが強いかなと感じたので、個人的には和生菓子の方が好みの味。
異様に格式高いわけでもないので、特に男性一人で問題なく来られると思う。
再訪して異なる種類の和生菓子も食べてみたい。
10位
4回
2021/11訪問 2021/12/11
ここ最近はイートイン用店舗と化していたが、社会状況によりイートインは閉まっているため
久しぶりのテイクアウト枠。生菓子は30種類程と相変わらず種類が豊富+毎年新作が出ている。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇シャティーニュ(604円) ☆×4.4
構成:マロンムース・生クリーム・グラッセ+ビスキュイ
マロン生クリームは強くは無くふんわり香る程度、これに対してマロンムースはコニャック
が効いており洋酒で辛くなっている味わい+強い香り。洋酒で速攻先制殴りを行う硬派さ。
マロングラッセが贅沢に入っているので全体の食感に粘度が出ている、かなり食べ応えとい
うか重さがある。正直構成でラルム……?と思ったが割と別物、こちらの方が凶暴な商品。
◇シャブリ(583円) ☆×3.8
構成:フルーツ+白ワインムース+赤すぐりジュレ+ダマンド?生地
タルト台に見えた下部はアーモンドとオレンジの香りが強いダマンドのようなもの、単体で
強いが上部に赤すぐりのジュレが塗ってあり濃さが足されている。取りあえず殴る方向性。
レモンとオレンジの香りが濃さに作用しているの白ワインムースは洋酒感が強い、全構成が
ぶん殴ってくるタイプで殴り合って調和する。しかしあまりあまり違和感は無く、面白い。
◇モンブラン(670円) ☆×3.8
構成:マロンクリーム・グラッセ+生クリーム+パータシュクセ
洋栗のマロンクリームは味わいが適度にありつつ単体だとそこまで強くはない、これに内部
のマロングラッセの強さを足す=全体が調和すると力強いモンブランになる。
生クリームに洋酒?の香りがついているのか結構独特に感じたのだが、気のせいだろうか。
パータシュクセはザクザク食感、膨らみ方がべしゃりやすいタイプなので即食べるのが吉。
◇タルト・ミルティーユ(734円) ☆×3.4
構成:ブルーベリー・ジャム+フロマージュブランクリーム+タルト台
ダマンドは非常にリッチで味わい深く、その上にフロマージュブランクリームが乗っている
=下部は味わいを上乗せしていく構造になって、ここ単体だと美味しい。
ただしブルーベリーの品質がうーん…酸味があり旨みが薄いため他店の美味しいブルーベリ
ーと比較すると最早別の果物でうーん…ブルーベリージャムと合わせても酸味が勝つ。
◇その他
フロマージュ・クリュ(496円) ☆×4.5
スーボワ (518円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
ミシュラン三ツ星とほぼ同数の狭き門のルレ・デセール会員全店舗の総合点が低いのが気になる。
ルレ・デセール会員店舗らしく濃さで殴ってくるが、独自性がありきちんと調和しており凄い。
遠くて再訪が大変なのだが、接客面や独自性が優れており好きなのでまた再訪する。
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2019/05レビュー
休日のお昼に伺いました。
駅から遠い立地を生かして?店舗が大きいので、商品種類は非常に多い+幅が広いのが強み。
生菓子は定番が半分以上ではあるが、20種以上あるため常時季節物が出ているのが好印象。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇キャレ・フレーズ(540円) ☆×4.4
構成:いちご+いちご&チョコクリーム+カスタードクリーム+タルト台
アーモンドの香りが良いタルト台はサクサク食感+ややリッチさは抑え目だが、上部のクリ
ームやいちごの水分と調和すると丁度良いバランスになっている=調和のバランスが好み。
しっかり固まったカスタードクリームは口溶けの軽さと、バニラの香りの引きが絶妙。
いちごとホワイトチョコのクリームはホワイトチョコの旨味に軽めにいちごの旨味を足す=
良い所取り。いちご果実は食感と甘さが他構成と上手く嵌まって、完成度が非常に高い。
◇栗のタルト(460円) ☆×3.8
さっくりな焼きのタルト生地とクランブルの表面に対して、内部はほぼ原形を残したマロン
ペーストのみという潔いタルト。栗本来の粘度があるが、ねっちりしつつも過度に重くない。
焼き込みのカシスは軽減役と言うよりも濃さを足す役割、ただギリギリでしつこさを回避し
て贅沢さだけを感じさせる=純粋にバランス感覚が優れていて凄い。
◇その他
フロマージュ・クリュ(460円) ☆×4.2
アン・プチ・パケ (290円) ☆×4.0
ダージリン (450円) ☆×3.4
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
江田駅自体は活動圏から許容範囲の遠さだが、駅からも遠いため行くのに結構気合が必要なお店。
神奈川県の中では屈指の美味しさ+サービス面最高だが、正直あまり再訪出来ていない。
ただ一時期全く再訪しなかったので、再訪するだけマシと思う事にする=また再訪する。
総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2019/05レビュー
休日のお昼に伺いました。
駅から遠いが駐車場が広く絶えずお客さんが流れる人気店、イートインも大きく環境も最高。
生菓子の種類もさることながら、焼き菓子の種類がかなり広くお店の大きさが商品幅に繋がる。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ボンブ・カシス(460円) ☆×3.8
構成:カシス・メレンゲ・ムース・ジュレ+バニラクリーム+ビスキュイ
上部のカシス味メレンゲが軽く、ここが強い下部の軽減役。下部の外側はカシスシロップで
ひたひたにアンビベされたビスキュイで、内部は濃いめのカシスムースが揺るぎなき味の芯。
バニラクリームは香りが強め、バニラをケチらず力強い香りとカシスに負けない味の強さ。
カシスの果実とカシスジュレもあるため、カシスの構成種類は多いが全体の調和が上手い。
◇ア・ク・ージュワ(560円) ☆×3.7
構成:ピーカンナッツ+チョコビスキュイ+パッションフルーツ&杏ガナッシュ
+キャラメルクリーム
ローストされたピーカンナッツの食感が良い意味で力強すぎる、香ばしさで殴ってくるので
食べた瞬間から後味まで、弱さを微塵も感じさせない。力強さと殴って纏まるのは流石。
パッションフルーツ&杏のガナッシュは軽減役と思いきや、濃さを上乗せする潔い調和。
ほろ苦いキャラメルクリームの引きもがっつりくるため、チョコビスキュイが若干隠れる。
◇アッサム(450円) ☆×3.6
◇その他
フロマージュ・クリュ(420円) ☆×4.2
エキゾチック (480円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
力強い味と代わりのきかない独自の美味しさのケーキがやはり魅力的、店舗の総合力?が高い。
ケーキ屋も新しいお店は沢山あるが、代わりのきかないお店は正直極少数なので貴重なお店。
梯子の関係上あまり食べられなかったが、1つ1つの満足感が高いので足りない感じは全くせず。
駅からかなり遠いので2年後コースかと思っていたが、次回も1年1回位は再訪したい。
総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2018/07レビュー
休日のお昼に伺いました。
ルレ・デセールの及川シェフのお店、実績的には神奈川県で間違いなく断トツ頂点。
駅からそこそこ歩く+坂の上で夏は厳しい印象だったが、そこまで勾配はきつく無い。
超久しぶり枠だが、以前と同じで購入した商品のみ撮影可=ショーケース等は撮影禁止。
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
◇フロマージュ・クリュ(420円) ☆×4.2
構成:メレンゲ+レアチーズ+生クリーム+ベリーソース
レアチーズはクリームチーズの濃縮された甘さとコク、口溶けは軽いのに味は濃いバランス。
上部にはメレンゲでサクサク感が秀逸、潰す軽やかさと潰してもべちゃらないのが好み。
メレンゲとの接続?は生クリームだが、重さ・コク・甘さのあるものでここで加重する。
ベリーソースは軽減役では無く味を足す=このお店の十八番的使い方で、濃い統一感も抜群。
チーズ系は好みで左右されやすいのであまり買わないのだが、種類が多い+美味しくて◎。
◇サントノレ(540円) ☆×4.2
構成:チョコ&キャラメルクリーム+シュー生地+カスタードクリーム+タルト台
ザクザクのタルト生地の中には、粘度の物凄いキャラメルクリームとザクザクのナッツ。
この部分が歯にくっつくアレと同レベルの粘度と、直球のキャラメル押しでイートイン危険。
キャラメル飴がけされたバリバリ食感の巨大シュー内は、もったり甘いカスタードクリーム。
ぱっと見の部分がチョコ&キャラメルクリーム、ここがチョコの甘さと滑らかな口溶けでま
さかの軽減役。全体的に粘度や硬さがヤバい部分が多く、攻めずぎて逆に調和している謎。
◇ムラングキャラメル(460円) ☆×4.0
構成:キャラメルクリーム+メレンゲ+カスタードクリーム
トロトロのキャラメルクリームは甘さ+引き共に強い主張だが、水分量の多さと口溶けの
軽さにより、主張は強めながらすっきりとした印象も感じる=しつこくない良い塩梅。
メレンゲは甘目で内部の気泡が生きており、アーモンドの香りが強くクリームに負けない。
かなり大きく食感的にはメレンゲメインになるので、もう少しクリーム多かったら最高。
下部にカスタードクリームがあったが、ズレ防止のための留めかも?ここが丸くて救い。
◇ヴァニリン(500円) ☆×3.9
構成:バニラムース+カスタードクリーム+バナナソテー+パッションフルーツクリーム
+ビスキュイ
バニラムースは食べた瞬間に香りが襲ってくる、香り付けではなくバニラで殴る系の味。
粘度の高いカスタードクリームにラム酒が使われており、バニラに加え下部も力強い香り。
バナナソテーの濃密な甘さをパッションフルーツの酸味で絞める、ここが後味を着る役。
タルト生地はザクザクで若干粉っぽいが、ねっとりな上部を受け止めるので問題は無し。
全体的に見ても濃い!甘い!なのに、やりすぎない範囲で味を締めるバランスが上手い。
◇スーボワ(480円) ☆×3.9
構成:ベリームース・ジュレ+ババロア+チョコビスキュイ
見た目に反しベリーは濃さ担当であり甘酸っぱさ担当ではない、この思い切りが好き。
特にジュレは濃縮された旨みで殴ってくるタイプのため、後味に濃いベリー味が残る。
ムースはミルクチョコの甘さとベリーの甘酸っぱさを両立している+ババロアはキルシュ
で香りをブーストさせている。全構成が調和した際に意味を持つ、構成の説得力が凄い。
比率的にはガトーショコラを軽くした感じのチョコビスキュイ部分の比率が高いが、上部
の味の芯のベリー味が濃いためぶれないケーキ=最近流行の軟弱ケーキとは大違い。
◇フレジエ(480円) ☆×3.8
構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
いちごが超大粒で外見以上に構成比率が高い、繊維は程々にしっかりで多少の酸味が力強
いクレームムースリーヌとよく合う。全体的に見たら甘めだが、メリハリが効いており◎。
口溶けの良いクレームムースリーヌは、強いコク+甘さ+キルシュの香りの超ベーシック。
ビスキュイはアーモンドの香りが強く、他構成に負けずにしっかり立つ良い調和。
◇エキゾチック(500円) ☆×3.8
構成:エキゾチックムース+チーズムース+ベリーソース+メレンゲ+ビスキュイ
マンゴーメインのムースは甘やかで濃密な味、食感は軽いが後味に甘さが残るのが好き。
チーズムースはほんのり酸味のある軽いもの、こことメレンゲで甘さを受け止める。
ベリーソースはフランボワーズと赤すぐりメインなので酸味部分かと思いきや、濃さを
与える役目。爽やかそうな外見に似合わず、個々の構成の濃さを主軸にしている。
◇フォレノワール(440円) ☆×3.7
構成:チョコクリーム・ビスキュイ+バニラクリーム+グリオットチェリー
粗いチョコビスキュイはひたひたにアンビベされており、全体的に水分の多い甘さ。
チョコクリームはビターで単体だとあまり滑らかではないが、シロップで補う形。
グリオットチェリーはジューシーで量多め、キルシュはそこまで強くない万人向け範囲。
構成的にはフォレノワールだが、以前と同じくフォレノワールっぽく無く感じる謎。
◇ノルマンディー(450円) ☆×3.6
構成:レアチーズ+チーズクリーム+サブレ生地
ふわふわで口溶けの軽いフロマージュブランのレアチーズケーキは、最初に甘さ→その後
に軽い爽やかな酸味が来る。味自体は見た目通り濃厚、甘さ担当は上部のチーズクリーム。
サブレ生地にもチーズが入っており味強め、塩気と合わせて上部に負けない主張具合。
決して悪くは無いのだが、先にフロマージュ・クリュを食べていたのでやや単調に感じる。
◇ラルク・アン・シエル(450円) ☆×3.5
構成:杏コンフィ+フランボワーズバタークリーム+ピスタチオマジパン・ダックワーズ
杏コンフィは噛みしめる食感があり、ここの濃さがピスタチオの強さと対抗しつつ敗北。
フランボワーズ味のバタークリームは甘く口溶けが良い、軽い部分ではあるが存在感は有。
下部のピスタチオ部分はマジパン、ここのねっとり具合と味の物凄い濃さで、重くかなり
好みが分かれそう。個人的にはバタークリームでない必然性がわからず微妙かも。
◇タルト セゾン(520円) ☆×3.5
構成:サワークリーム+カスタードクリーム+フルーツ+タルト台
上部にサワークリームとカスタードクリームが乗っており、ここで重さを足す一般的な
フルーツタルトとは全く異なるもの。美味しいが、フルーツがサブなのは正直微妙かも。
ダマンドの甘さとダマンドに焼き込まれた赤すぐりの酸味で、タルト台自体も濃厚。
フルーツにナパージュ?がかかっており、ここが甘いためどの層をとってもやや強すぎ。
◇アン・プチ・パケ(290円) ☆×4.0
表面はサクサクだが、内部はメレンゲ+バターのリッチさできめ細かい生地が溶ける。
原料は全く違うのに、口溶けは繋がりの弱い超リッチな食パンみたいな印象は変わらず。
生地自体はしっかり甘く、メレンゲの焼きレベルの高さが存分に堪能できる稀有な商品。
◇ココ ロン(680円) ☆×3.7
バターはリッチでしっかり甘さを感じる、食感はザクザクでギリギリ力強い範囲。
ココナッツの食感と香りは生かされていたが、味はやや抑え目で完成度の高い普通の味。
◇ダージリン(450円) ☆×3.6
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
このお店は味や甘さは強め、その中でも特に味の芯をしっかり持っており主張がストレート。
最近の流行に流されず、味強めのメリハリが効いた独自の統一感を保っているのが素晴らしい。
保冷剤が夏場も30分程度位しか付かないので、遠方からは追加購入+保冷バック必須。
大き目で金額は400円台が多いが場所や立地考えると、コスパは普通‥でも美味しいので高い。
若い店員さん中心ながらサービスも素晴らしく、やはり本当の一流店は接客も隙が無い。
多分2年以上ぶりに行ったが、やはり類似店の無い独自の美味しさを誇るのは全く変わらず。
遠いため中々行けないが、イートイン等の使い勝手もいいので次は2年以内に再訪したい。
再訪が半分位のせいでネタ切れ感が漂うが、1位以外は過去選んだお店は除きました。
来年は新規でクリティカルなお店が見つかりますように。