甘い麦茶さんの行った(口コミ)お店一覧

甘い麦茶のレストランガイド

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「千葉県」で検索しました。

これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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120 件を表示 79

味楽亭

公津の杜/洋食、オムライス、ステーキ

3.44

60

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

あんまり熟考しないというか、ろくに考えもせず注文を決めてしまうタイプなので、この日も日替わりランチ850円税込を店に入るや否や発注しました。 その後から、じっくりとメニューを眺める粗忽&短気者です。 春とも思えるぽかぽか陽気の日で、窓を大きく取った明るい店内は日差しに溢れていました。 厨房の老夫婦とお身内と思えるホール担当の女性の3名がランチタイムには働いておられました。 時節柄、店は空いていましたが、私のランチは15分経っても供されません。 私の後に見えた常連さんが注文された牡蠣フライが、私のランチを追い抜いて供されています。 おかしいな、と感じた注文から20分が過ぎたころにやっと私のランチ「チキンカツ」が供されました。 供されて納得。 鳥の胸肉を一枚そのままカツに揚げてあると思える巨大なチキンカツがお皿に横たわっています。 しかも、その厚みたるや衣を含めると4㎝以上はある威風堂々したチキンカツでした。 さらに、付け合わせの生野菜やポテトサラダなどのボリュームも多く、箸をつける前から完食を諦めるほどの迫力です。 これでは、揚げるのに時間がかかるわけです。 サラッとしたドミグラスソースがカツ全体にかけられています。 このドミグラスソースが、このチキンカツが洋食であることを決定づけていると言っても良いと思います。 さっそく、カツの中心部を口に運ぶと、肉と衣がきちんと密着しており食べやすく、しかも、とても良い食感です。肉は柔らかく、胸肉なのに決してポクポクとはしていません。 衣はカリッと、肉はしっとりと、ベストなタイミングで揚がっています。 鳥の胸肉をこんなに美味しくいただいた記憶がなく、おそらくは私にとってベストな胸肉料理だと思います。 巨大な胸肉のチキンカツも、その美味しさゆえ最後まで完食しましたが、ライス、サラダは一部が食べきれず残すことになってしまいました。残念です。 食後には、ナルミのカップで上品にコーヒーも供されて大満足。 次回は是非とも夜に訪問して、ワインと共に牡蠣フライをいただいてみたいものです。

2021/02訪問

1回

大黒

佐原/寿司、海鮮

3.14

6

-

-

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

30年以上前に一度宴会で伺ったことがある大黒さんですが、それ以来、本当に久しぶりに伺いました。 佐原の街が今よりもずっと賑わっていたことを示す立派な建物の鮨屋さんです。 ランチ用のメニューは無く、夜のメニューと同じ内容となります。 ここはひとつ、店名を冠してある大黒すし1,950円税込をいただきましょう。 後にも先にも客は私ひとり。 大将が手際良く握り、お茶を半分飲んだ頃に鮨が供されました。 左から順番にいただいたのですが、一番はじめの中とろが驚くほどの美味しさで腰を抜かしました。 スッと口の中でとろける様で、とろけた後は爽やかな脂と酸味がわずかに残り、さすが店名を冠した鮨だけのことはあると久々に中とろで感動しました。 その後も、イカ、白身、赤貝などもタネにビシャビシャしたところが全く無く、旨味が凝縮された様で美味しくいただきました。 最後は上品な葛と黒蜜。 大黒さんは媚びない鮨屋ですね。さすがです。 佐原駅近辺では小野川沿いの鮨処Mさんが高評価です。Mさんは中とろがとても美味いんですが、明らかに大黒さんの中とろは格が上。土俵が違う感じがあります。 メニューを見ると中とろ鉄火丼3,700円が目にとまりました。次回はこれをいただくしかないですね。

2020/10訪問

1回

フランス家庭料理 ビストロ コパン

成田、京成成田/フレンチ

3.35

52

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日

昼の点数:4.0

新勝寺さんに参詣の際、お昼ご飯に利用させていただきました。 いつもならば、ぱん茶屋さんに伺ってランチセットをいただくのがコースなのですが、この日はぱん茶屋さんが臨時休業だったため隣接するこちらに伺いました。 結果的にこれが大正解でした。 サラダとスープとパンとパスタ、そしてソフトドリンクが付いて1000円のセットを発注。 本日のパスタは、大好物のカニとトマトのパスタとのことでもちろんOK。 参道の店舗には、たまたまなのか、休業している店が多く、こちらの店内はお客さんが多く繁盛していました。 ホールは女性が2名。 黒くて長い本格的なエプロンをしています。 さらに驚いたのは、足音がしない、柔らかそうな厚底で、スニーカーとバレーシューズを足して2で割ったようなおそらく専用の靴を2人とも履いています。 しかも、厨房のコックさんとの会話は日本語では無くフランス語で会話していました。 もちろん、その2人の動きは無駄なくキビキビしたプロの動作でした。 また、パンのお替りを気にかけてくれたり、その問いかけ方もソフトで非常に心地よいものでした。 さらにもう一点。ナフキンの存在です。 皿の下にきれいな絵が描かれたナフキンが敷かれています。こういう何気ないこだわりが大好きです。コストもかかり大変だと思いますが、このナフキンに描かれた瀟洒な絵を見ると私は食事の楽しさが2倍にも3倍にも増幅される気がします。 そして最初に供されたサラダをいただいて感動しました。 何の変哲もないサラダですが、かなりの美味しさ。 控えめに掛けられたドレッシングはシンプルなものでしたが、野菜の旨味を引き出す役割をきっちり果たしています。 そして、野菜自体が新鮮で良質な野菜であることばかりでなく、切りつけ、温度、ボリュームとも完璧です。 夏の暑い時期にレストランに入って、はじめに口にするのが冷たくて酸味の効いた野菜サラダ。最高ですね。 感動する美味しさとはこのことですね。 参りました。 続くスープは、冷製青豆のスープ。 素材の味が感じられる様に塩味が控えてありますが、たしかに素材の味そのものを強く感じます。 そして滑らかな粘度感が良い感じです。 先日、ビシソワーズを自作したばかりなので、この手のスープの難しさは理解しているつもりです。滑らかさを出すには裏ごしは不可欠ですが、裏ごしさえすれば滑らかになるというものではなく技術が必要です。 パンは2種類供されはましたが、その一つがわずかにカレーの風味を持つパン。 小さな丸いパンにわずかにカレー粉を使用している様子。なかなか面白い味でした。 最後のパスタは、まるカニのトマトソース。 まるカニは、正式には白爪蟹というようですが、銚子あたりでは今でもよく採れて食されています。 6月頃になるとメスは卵を持ち、内子が美味になります。 昔は安価でしたが、最近は価値が知られてしまったせいか結構なお値段だったりします。 身の味も良く、ワタリガニの味に似ていると思います。 大きいものでも甲羅の横幅は15㎝程度です。 このカニをたっぷりとソースに使っている様で、カニの旨味とトマトの酸味がよくバランスしています。カニ独特の味噌系の旨味は感じませんでした。殻の中にまだまだ味が残っていますので、お行儀が悪いけど殻をしゃぶって中の身をいただきます。満足満足。 麺はやや太め。 フィトチーネまではいきませんが食べ応えのある麺。 もちもちとした食感が満腹中枢を刺激します。 これだけいただいて1000円とは、なんとも申し訳ない気持ち。 これだけ実力にあるお店ですから、今度は夜に来てたくさんいただいてみようと思います

2020/08訪問

1回

ユイットル

市役所前、新千葉、千葉みなと/居酒屋、ワインバー

3.44

100

¥5,000~¥5,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.0

牡蠣がメインだと聞いていたので、店内が牡蠣くさいのかなと勝手にイメージしていましたが、まったくそんなことはなく杞憂に終わりました。 玄関で靴を脱いで上がるスタイル。 民家を改装して店舗として利用しているスタイルですが、友人の家で飲み食いしているような違和感はありません。 今年は赤坂や銀座のオストレアさんに結構通い、生牡蠣をたくさん食べた年ですが、師走になってユイットルさんにはじめて伺ってまたまた生牡蠣をいただけるとはつくづく牡蠣に縁がある年だったんだなと思います。 メニューを見て、ユイットルさんは牡蠣専門店だと思い込んでいたことが私の単なる思い込みであることがすぐに判明しました。牡蠣に関わるメニューよりも、品数の上では牡蠣以外の料理の方が圧倒的に数が勝ります。 本日の牡蠣は、赤穂と厚岸の2種類とのこと。 まずは、生牡蠣をそれぞれ注文します。 私の味の記憶では、赤穂は濃厚な旨味がぎゅっと詰まっているやや塩分を残す爽やかさを楽しむ牡蠣、厚岸はクリーミーさに旨味がある甘さを楽しむ牡蠣、というものでしたが、本日の牡蠣もほぼ記憶どおりのお味でした。 なぜか赤ワインを合わせていますが、生牡蠣だけは白ワインの方ががよかったかな、と少し後悔。 聞けば、一年を通して生牡蠣がいただけるとのこと。 わざわざ赤坂や銀座に行かなくても、いつでも生牡蠣がいただけるのはありがたい限りです。 いつもの私ならば、ここからしばらくは生牡蠣を続けるのですが、今日は仲間の意見を尊重して蒸牡蠣、焼牡蠣、牡蠣フライへと続きます。 オストレアさんとの比較になりますが、生牡蠣は互角か種類の多さでオストレアさんが優勢かと思います。しかし、蒸牡蠣、焼牡蠣、牡蠣フライは、圧倒的にユイットルさんの勝ち。 なかでも、牡蠣の上にジェノベーゼソースのようなものを載せて焼いた焼牡蠣が美味しかった。ベストマリアージュという感じで、はじめての体験。これは、また食べたいお味です。 他の料理で印象的だったのは、ムール貝を小さなバケツに入れて蒸したであろう料理。バターとニンニクが効いていてシンプルだけど美味い。添えられているバゲットも美味い。キメの細かい粉で作られたややモッサリ系のバゲットに、バターとニンニクの効いたムール貝の旨味が移ったバケツの底に溜まったスープを浸けて食べるとワインが止まりません。 パスタも美味しかった。 スルメイカのウマ肝ソーススパゲティは、もっちり系の生パスタのような食感。絡めるソースは濃厚なイカ肝の味にやや甘めの風味が加わってはじめての体験する美味さ。イカの身も入っているが、一瞬タコ?と思わせるような柔らかさに仕上がっていて、ランチにあればこれだけを食べにきても良いくらいの仕上がり。料理が上手ですね。 鳥の肝は新鮮そのもの。美味しいに決まってますよね。 葡萄酒食堂の看板に偽りはなく、ワインに合う食材と料理がこれでもかと取り揃えてある理想的な空間。 私の大好きなものばかりで、なんでこんなに好みが合うの?といった驚きと感動がありました。 連れてきてくれた仲間に感謝です。

2019/12訪問

1回

中華料理 宝楽

大神宮下、京成船橋、船橋/中華料理、ラーメン

3.48

146

~¥999

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

私の研究テーマのひとつのもやしそばを、何故か未だいただいていなかった宝楽さん。 今日は念願叶ってもやしそば650円税込を発注します。 厨房で調理を担当する2名の男性は、勝手に親子と決めていましたが、どうやら兄弟であられる模様。 なんてことを考えているうちにもやしそばが供されました。 熱々のもやしそば。 やっぱり、汁麺は熱々でなければ美味しくないですよね。 本場の中国では、そもそも汁麺が主流ではなく、熱々の汁麺にはほぼ出会えませんが、ジャパニーズ中華料理の汁麺は熱々に限ると思っています。 たまに、油の層が表面を覆うため熱々になっている汁麺にも出会いますが、宝楽さんはまさに作りたて15秒以内に供されるから熱々なんだと思います。 スープはかなり薄い醤油というか、醤油と塩の中間みたいな透明感。 私の好みのお味。 野菜の出汁をわずかに感じる優しい味わいです。 餡掛けのとろみは強くなく、餡掛けとスープの境界線ははっきりとしていません。 具材は明らかにもやしが中心で、豚肉、白菜、人参などはほんとに脇役に徹しています。 タンメンとも違う醤油ベースの深い旨味。 ここ宝楽さんの麺類は何をいただいても大変美味しくいただけます。 これまで、タンメン、うまにそばをいただいてきましたが、それぞれがちゃんと特徴を持っていて、これぞタンメン、これぞうまにそば、これぞもやしそばというように料理の特徴を明確に主張します。 たまに、何をいただいても同じようなごちゃごちゃな麺類を出す店もある中、宝楽さんは立派です。 13時をとっくに回っているというのに、ひっきりなしにお客さんは訪れますので、相変わらず店内は活気に満ちてむんむんです。 前回訪問時にいただいたタンメンがあまりに美味しかったので、ランチタイムに再訪。 今回はうま煮そばを注文しました。 私の直後に入店したお客さんが中華丼を発注。 私は「うま煮そばと中華丼の頭を同時に作ることになるんだろうな」と勝手に思い込んでしまいましたが、どうも様子が違います。 大将の調理の様子が目のあたりに出来るカウンター席に座っていたからじっと見つめていたのでわかったのですが、具材を作っている中華鍋にスープと麺を投じてしまいました。 1分弱ほど麺が煮込まれて、その後に麺とスープの一部が丼に盛られ、最後に中華鍋に残された具材とわずかなスープが片栗粉の水溶きでとろみが加えられ丼のてっぺんに載って完成です。 うわ、すごく手が込んでる。 大将はその後素早く中華丼の調理に一から取り掛かりました。 今まで経験した町中華の店であれば、頭は作り回しするものですが、作り回しせずに別々に作る店に初めて出会いました。 もちろん、煮込まれた麺はスープの旨味が移ってとても味わい深い美味さに変化しています。 具材に海老、イカは入ってはいませんが、豚肉、木耳、うずらと大振りに切られた野菜たちで大満足です。 やっぱり、この店は美味いなあ。 次は五目そばに挑戦かな。 11:00、船橋で早めのランチ。 東魁楼本館は11:30からの営業だし、ここは食べログで検索。というわけで、宝楽さんを発見して入店。 Lの字型のカウンターのみで15人くらいのキャパでしょうか。すでに先客が1名おりますが、5分もしないうちにほぼ満席になりました。大変な繁盛店のようです。 迷わずタンメンを注文。 5分ほどで供されました。 見た目は地味ですが期待が持てそうな予感。 野菜は白菜がメイン。 切り方も考えられていて、長手の方向へ7〜8センチ程度に切られている。この切り方が白菜を一番美味しく食べられる切り方だとご主人は知っておられるのですね。 それに合わせた切り方のタケノコやピーマンが入っています。人参は針に切ってありほんの彩り程度の量。 キクラゲと豚肉がアクセントになります。 スープは深みのある優しい塩味。 滋味あふれる一番好きな味です。 麺はほぼストレート。好みの麺です。 全体的に野菜も麺も多めでボリュームはじゅうぶんです。 一心不乱にタンメンに取り組み、わずか5分でたいらげました。 心から美味しいと思えるタンメンに出会って幸せなランチでした。必ず、再訪します。

2021/02訪問

3回

居酒屋 和ひろ

葭川公園、千葉中央、県庁前/居酒屋、海鮮、日本料理

-

18

¥3,000~¥3,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

15名の新年会として5000円お任せコースを利用。もちろん飲み放題。 店員さんの応対、美人度、味、C/P、全て良し。 飲み放題に獺祭が含まれるのにびっくり! また、利用します(笑

2019/01訪問

1回

根本和食亭

掲載保留根本和食亭

勝浦/海鮮、居酒屋

3.06

5

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

夜の点数:4.0

シンプルな内外装でカウンター席は落ち着けます。 マスターはずーっとしゃべってますが、聞く耳も持っている方です。言葉遣いは漁師町のそれですが、客への思いやりが溢れていることにすぐ気づきます。 なんでも、鰹はメスだけを仕入れるようにしているそう。メスの方が、身がしなやかで色が鮮やかだということです。見分け方は鰹の顔で見分けるようです。 鰹、蛸の卵、カジキ汁、鯵のなめろう。 どれも、最低限の加工、味付けで提供されます。 素材への自信の表れですね。 大変美味しくいただきました。

2019/03訪問

1回

芳葉

京成幕張、幕張/中華料理、餃子、ラーメン

3.43

71

-

~¥999

定休日
月曜日、日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

今回は、にらそばを注文。 にらそばには思い出があって、20年くらい前のことだけど、内幸町の品香軒のニラそばが大好物で内幸町に行くチャンスがあると必ずいただいていた。 その品香軒のニラそばと似たような料理が供されたらいいなと思い注文した。普段はそんなこと思いもしないのになぜ今日は思ったんだろう。 供されたにらそばは、炒めたもやしとニラがそばに載っているもの。 うーん、違う。 品香軒のにらは、炒めていないか、ほんの軽く油通し程度。もやしは入らない。 でも、違っていて当然だからいただいてみる。 シャキシャキのもやしの食感が軽快で気分がいい。 準備体操のようなリズム。 出汁代わりなのか、たまにある小さな肉片が美味しい。にらもたっぷり。 相変わらず麺は太麺。 うーん、これも違う。 でも、ツルツルとした表面のモチモチの麺は相変わらず良い味。 スープは、醤油味で透明度が高い。 このスープはやや近い。 だが、もうちょっと甘味というか旨みを持たせて深い味ならばもっと美味いはず。 さすが、芳葉さんだけあってこれはこれで完成度が高いにらそば。 また、いただきたくなる味。 前回の緊急事態宣言時はテイクアウトだけの営業になったが、今回はどうなるのだろう。 前回訪問から日を開けずに芳葉さんを再訪。 今日は5の付く日。 オリジナルの芳葉麺が300円でいただける日なのです。 あんかけ好きの私にとって、具材自体があんかけ状になっているだけで嬉しいのに、この芳葉麺はスープ全体があんかけになっているという優れもの。嬉しい。 いわゆる大滷麺(ダールーメン)のアレンジバージョンだと思われますが、ワカメを具材に使った中華麺はなかなか珍しいのではないでしょうか。 具材は、ワカメ、溶き卵、青菜と至ってシンプル。 そこに例のチャンポン麺の様な太麺と、ピリ辛味が加わって完成。 熱々のうちに、ハフハフ言いながらひとり黙々とたいらげるこの時間が幸せです。 いやはや、これで300円だなんて、お店の方に申し訳なく思ってしまいます。感謝、感謝です。 コロナの影響でしばらくテイクアウトのみの営業になっておられましたが、非常事態宣言が解除されてから店内での飲食による営業を再開されました。 活き活きとした若夫婦が切り盛りする店内は活気があります。 ご主人の趣味である野球やアウトドア系のグッズが店内にディスプレイされており、一見すると中華店では無い様な印象の店内です。 ご主人はメニューの開発に意欲的で意表を突く料理がいただけます。 ミルクたんめんやペペロンらーめん、砂肝ガーリック炒飯などなど一度は試してみたい料理が並びます。 麺類のメニュー表示も味付けごとに分けて書かれていてわかりやすく工夫されています。特に、あんかけ物が独立したカテゴリーで書かれているのは、あんかけ好きの私にとっては嬉しい表示です。 もやしそば650円税込を注文。 5分ほどで供されたもやしそばは、広口で浅めの丼にバランス良く盛られています。 上に掛かったあんかけは、しっかりと野菜たちをまとめられる力を持つ固めのあんかけ。好みです、この感じ。 具材は豊富。 ひょっとしたら、タンメンのあんかけ、醤油味バージョンではないかと思えるくらい野菜が豊富。その分、もやしは主張出来ないのでもやしそば感はやや薄れます。 特にキャベツが使われているかいないかで全く味わいや印象が変わることを知りました。つまり、キャベツが使われていると、圧倒的にタンメンの印象が強くなることを知りました。 キャベツの有無は重要な分水嶺となっていたのです。 スープは澄んだ醤油味。少しだけ生姜の香りを感じます。 そして驚いたのは麺。 これはチャンポン麺といっても良い太さのほぼストレート麺。 もやしそばに合わせるには中太麺が相性抜群ですが、ここはまさかのチャンポン麺。 しかし、野菜の甘味と薄い上品な醤油味にチャンポン麺のしっかりさが不思議に良く合います。 無我夢中であっという間に完食のもやしそば。 スタンダードから外れた結構イレギュラーなもやしそばですが、とても美味しくいただきました。また食べたくなる味です。

2021/01訪問

3回

春満楼

鎌取/中華料理

3.14

15

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

良いお店を偶発見したときのよろこびは、もしかしたら欲しいものを手に入れた時のよろこびよりも上かもしれない。 しかも、C/Pも良しとなればなおさらだ。 春満楼さんとの出会いはそんな感じでした。 麺類のメニューのトップに書かれた、当店特製五目あんかけそば650円税別を迷わず発注。 メニューのトップに五目あんかけそばが書かれるなんて、高級中華飯店くらいなもの。しかも、当店特製なんて期待できそうじゃないですか。 店内は空いているのですぐに配膳されました。 見た目はオーソドックス。 王道の五目あんかけそばのお姿です。 スープをひと口。 澄んでいるスープは、コクがあり深い味。 あんと混じると、甘味が増してさらに美味しくなる。 麺は中太でキツめ縮れ麺。 ゆで加減はちょうど良い具合。 あんかけの具材は、豚肉、海老、イカ、それぞれがたっぷり投入してあり、野菜類も筍を中心に具沢山。 あんかけも含めると、やや塩が強いかなって感じますが許容範囲です。 いや、この五目あんかけそばは出来ばえが素晴らしい。 もし、五目あんかけそば選手権があれば、600円代 の部の3位以内には必ず入る実力。 恐れ入りました。 あらためてメニューを見ると、小皿料理350円税別があります。 豆苗の炒め、鶏肉の紹興酒つけ、モンゴゲソの唐揚げの3品を注文して、ドラゴンサワーをやりたいものです。 目標がひとつ増えました。

2020/12訪問

1回

ヤムチャ

佐原/中華料理、ラーメン

3.33

29

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

漬菜と肉そば(塩)780円税別をいただきました。 そして、漬菜はツケナではなく、ユキナと読むことを店の方から教えていただきました。 メニューには料理の写真が掲載されていないので、料理のイメージを自分なりに想像して注文するか否かを考えますが、見たこともないユキナを私の脳味噌は勝手にタカナに置き換えてしまいます。 つまり、それなりの塩分と僅かな酸味を伴ったタカナ漬けのようなユキナがスープのベースになっていると勝手に想像していました。 だが、供された料理は想像と違っていました。 ユキナは細かく千切られていて、スープに混ぜ溶かれているような使い方であり、スープのベースの味を支配していました。 かといってユキナの味自体が強くもないので、料理がユキナのスープの味だけに染まってしまうこともなく、全体が単調になることがありませんでした。 むしろ、白菜や肉の甘味とスープの塩味が良い対比で飽きずに食べ終えることができました。 白菜の切りつけは、白菜をいちばん美味しくいただける切りつけ。垂直方向に5㎝くらい長さを取り、幅は4㎜程度。 小ぶりの玉ねぎを垂直方向に切りつけたような形をした白菜と、脂身がほぼ無い豚ロース肉を白菜と同じ形に細長く切ったその2種類の具材がわずかなとろみとともに麺に絡んでいる状態。 白菜と肉がもともと持っている甘味が抜群の存在感を示しとても美味しかった。 ただ、写真からもわかるように、炒め油がやや多めなのかうっすらと油の層が表面にあり、料理がテカテカと輝いて見えます。 つまり、油断していただくと下手したらやけどする熱さであり要注意です。 私は、麺類と味噌汁は熱ければ熱いほど嬉しいタイプなんで、ハフハフ言いながら夢中でいただきましたが、これくらいの熱さはむしろ大歓迎なんです。 後ほど調べたら、ユキナはタイサイの項目としてアブラナ科とあり、別名、タイナ・シャクシナとありました。 佐原の地でこのような中華料理をいただけるのはありがたいことと感謝しつつ、次回はやっぱり汁そばから、小海老そばかあさりそばのどちらにしようかとさっそく悩む私でありました。 佐原という街は正直田舎街です。 昔は大変栄えていた様ですが、その片鱗を見せるかの様に稀に優れた店に出会うことがあります。 ここもその一軒。 外観、内観とも街中華とは全く異なった造り。 大きくとられた窓越しに光がたっぷり入る店内。 ピンク色のテーブルクロス。 ランチタイムには洒脱なマダムが集まりそうですが、そこは佐原。三色の器に入れられた調味料も全てのテーブルにセットされているわけでもなく、テーブル間で使い回しです。 それでもランチタイムにさりげなくおごげ料理を注文するマダムもおられました。 田舎の中で精一杯オシャレを楽しむ人が集まる店でしょうか。 さて、もやしそばはメニューにはありません。 無い時は広東麺、または、五目あんかけそばと決めているので五目汁そば750円を発注。 餡掛けの麺類が食べたいのです。 4分くらいで供された料理は五目焼きそば。 私が頼んだのは五目汁そばであることを店員に伝えると、店員は詫びることもなく調味場に再オーダー。 確かにホールの店員さんのミスでは無いけど、失礼しましたの一言も無いのはいかがなものでしょう。 あはは、ここらへんが田舎ですね、やっぱり。 それにしても五目焼きそばはデカかったな。 直径30㎝以上はありそうな巨大な皿に、キラウエア火山の様に盛られた焼きそばはボリューム満点。 どっかのゴルフ場のランチにありそうだ。 さて、さらに5分以上かかって私の五目汁そばが供されました。 具材である餡掛けの照りが凄い。窓からの外光を反射してテカテカ。 丼が受け皿に乗っているのは良いですね。 さてと、やっとこさありつけますがスープを一口。 ありゃりゃ、こりゃ美味い。 理想に近い美味さ。 スープのコクと具材の甘味と脂の加減が丁度良く混じり合ってる。ああ、美味しい。 オーダーミスや、それに対して謝りもしないことなど、ぜーんぶ吹っ飛んでしまうくらい五目汁そばを食べることに夢中になる味。 スープはこれでもかというくらいに熱々だけど、そこも私の好みとぴったんこ。 麺は中太のストレート系。 供された状態で丁度良い茹で加減。つまり、後半には柔らかくなっちゃう心配あり。ま、急いで食べましょう。 具材は多種。 面白いのは鶏肉。豚肉ではなく鶏肉で拵えた餡掛けは初めていただきました。これはこれで美味いから良し。 イカ、ハム、キクラゲなど、脇役も満足なキャスティング。しかも、大量に入っています。 餡掛けもスープも熱々なので、後半にもトロミがほどけず最後まで餡掛けとして楽しめました。 いやー、美味しい一杯でした。 と、食べ終えたところへ冷たい麦茶とソフトクリームを載せた杏仁豆腐が、新型コロナに負けないためにと一言添えられて供されました。 ランチセットを頼んでいないので私にもデザートが付くわけないんだけどな、なんて考えながらも、まいっかといただきました。こちらのお味は至って普通ですが、一息つけたことは確か。 結局、レジで750円を支払って店を出ました。 あのデザートは、全員に付くものなのか、オーダーミスに対する穴埋めなのかはわからないまま。 ま、五目汁そばがバツグンに美味しかったから、あとはどうでもいいんですけど。 次回はおこげ料理をいただきたいがメニューにあったかなあ?

2021/01訪問

2回

成田江戸ッ子寿司 開運ビル店

京成成田、成田/寿司、海鮮

3.35

37

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

普段使いの江戸っ子寿司開運橋店さん。 J寅さんで下地ができているので控えめにいきます。 塩辛酒盗の3種盛り、ナマコ酢、ホヤ酢、下足グラタンをつまみに緑茶ハイ濃いめを合わせます。 赤ナマコを用いたナマコ酢は季節の風味に溢れ、爽やかさを感じます。 こんなけったいな生き物に爽やかさを感じるのは日本人だけだろうと思いますが、何となく海水を想起させる僅かな塩分がそう思わせるのでしょう。三杯酢と相まって酒が進みます。 にぎりはどれも秀逸。 ツブ貝、ウマヅラハギ肝乗せ、鰆、鯖、小肌。 日本人で良かったなとつくづく思うひと時でした。 コロナ以前は外国人の利用者がとても多いことが特徴的なお寿司屋さんでした。 カウンターで英語表記のメニューを見ながら寿司を注文するCAの姿をよく見かけましたが、最近ではめっきり見られなくなりました。 その理由は旅客便の減少にあるとのことで、貨物便のyouの利用は相変わらずとのことです。 秋の季節に美味しい海鮮は意外と少なくて、牡蠣と白子くらいかなと思っていましたが、あいにく白子が売り切れ。 強火でさっと表面を焼いた熱々の白子がいただけないのはまことに残念です。 握りでいただいた鯖もわずかに残った2貫を連れと1貫ずつ分ける始末。美味しいものから売り切れていくのは当たり前ですが、なんとも悔やまれます。 ズワイカニの解禁まであとわずか。 レビューを書いている今日は既に解禁されていますが、真冬直前のこの日には意外と好みの魚種が少ない季節になりますね。 外人がひとりで普通にカウンターで食べている店。 メニューも英語版あり。 楽しいねー。 大好きな赤身。 うーん、ねっとりと血の味がする。 美味いなー。 タコの吸盤。 軽くあぶって供されるので、ぷりぷり感が半端ない。 ぽん酢と相性抜群。 美味しいなあ。吸盤。 カンパチのカマ焼き。 文句なし。生臭さなし。生焼けなし。 焼き魚があればこの世は幸せ。 かわはぎの刺身。肝が新鮮。 美味いなー。幸せ。 ウニ。 外人も好きなのね。 爽やか。重くない。海苔とウニの相性が抜群! ご馳走さまでした。 また、来ます。

2021/02訪問

3回

天ぷら 松島

船橋、京成船橋、東海神/天ぷら、天丼

3.32

73

~¥999

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

ふっくらとフリッターを思わせる天ぷら。 かと言って、カラッとさも併せ持つ揚げ加減。 やや濃いめではあるが、甘辛さがちょうどいいタレ。 若い人からお年寄りまで、万人に受け入れられる味だと思います。 しかも一品百円以下の天ぷらを思う存分いただける幸せ。こんなプチ贅沢はいかがでしょうか^_^

2019/04訪問

1回

忠助 海浜幕張店

海浜幕張/居酒屋、海鮮、寿司

3.52

214

¥3,000~¥3,999

-

定休日
月曜日

夜の点数:3.8

相変わらずの安定感

2019/05訪問

4回

洋食おぎ

佐原/食堂、洋食、かつ丼

3.35

30

-

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

店名に「洋食」ってありますが、たしかにここは洋食屋さんであります。 料理を一口いただいて、しっかりとした調理技術と素材に美味しさを裏付けされた洋食屋さんだということが理解できました。 陽光の溢れる店内はシンプルな造作で、新調されたのかミントグリーンの椅子がオシャレです。全体的に手狭な店内は古いが清潔です。 迷いましたが、おすすめのホワイトボードより盛合せ定食(チキンカツ、メンチカツ)720円税込を発注。 待っている間、あの狭い幅しかないトイレにどうやって入っていくんだろうなどと、くだらないことをぼんやりと考えていました。そんな暖かい昼下がり。 先客が1名おられましたが、盛合せ定食は15分弱で供されるほど、結構な時間をかけて調理していました。 大きな四角いお盆には、漬け物やフルーツまで載っています。嬉しい配慮。 チキンカツを一口いただくと、おおっと唸る美味しさ。 サイズこそ小さいが、しっかり掃除されたフレッシュなチキンがカリッと揚げられておりまさに洋食のチキンカツ。おそらくは胸肉だと思いますが、ポクポクな食感ではなくしっかりとジューシー。 メンチカツは肉肉しさが感じられながらも、タマネギの甘さも感じられ、こちらもジューシーな仕上がり。 小さめではありますが食べ応えはしっかりとあります。 付け合わせのポテトサラダは、明らかに砂糖を使用している甘さを感じ、はじめての体験。 昔、砂糖は富の象徴でしたが、佐原の街の昔の繁栄ぶりが偲ばれるポテトサラダだと感じます。 これで税込720円は地方ならではの価格設定。 大満足のランチとなりました。

2020/12訪問

1回

さらしん

香取、佐原/そば、うどん、丼

3.40

50

-

¥1,000~¥1,999

定休日
金曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

東関東自動車道の佐原香取インターチェンジを降りて、佐原の町の方面へ車で1〜2分ほど走った左側にあるお店。香取神宮の少し佐原寄りの場所にポツンとあるお蕎麦屋さんですが大変に繁殖しています。 看板料理は鴨せいろですが、私はもっぱらカレー南そば。 鴨せいろも大変美味しいのですが、何故かカレー南そばを注文してしまいます。 面白いのはカレー南そばにはAとBの2種類の用意があること。 メニューにもそう記されていて、50円の価格差があります。裏メニューではなくレギュラーメニューにハッキリと書かれています。 実はこの違いは辛さの違い。 Bの方が辛いのです。 私はもちろんBを発注。 しばらく待つと、トロットロで熱々のカレー南そばBが供されました。 丼の大きさは普通でよく蕎麦屋にあるサイズ。 香辛料がたくさん入っていることを示す様にスパイスの香りが辺りに漂います。 具材はシンプルで長ネギのぶつ切りと豚肉。 蕎麦切りを持ち上げるとトロトロのスープがよく絡みます。 味は、もちろん蕎麦屋のカレーなんですが、それをベースにスパイスを重ね合わせることで一見シンプルそうに見えて奥深い味わいを生み出しています。 カレー味に負けない味を持つそばはありませんが、そばはそばで束になってカレー味に対抗してきます。 その証拠に、食後は明らかにカレー南そばを食べた記憶が残り、カレーうどんを食べたのではないことが自覚できます。 口で食べている最中はカレーが勝り、全てが胃の腑に収まるとそばを食べたという気持ちになりますね。 満足の一杯でした。

2020/06訪問

1回

うなぎ割烹山田

うなぎ 百名店 2019 選出店

食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店

うなぎ割烹山田

佐原/うなぎ、日本料理

3.69

468

¥4,000~¥4,999

¥4,000~¥4,999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

昼食に利用。11時の開店に合わせて伺うが、既に3組が並んで開店待ち。人気の高さがわかります。 じか重並を注文。 昔はずいぶん待たされましたが、今は15分ほどで提供されます。 並と上はうなぎの大きさの違いと、肝吸いか肝がない吸い物かの違いです。今回は並を注文しましたが、上よりも極端にうなぎが小さいという印象ではありませんでした。ご飯は並でもたっぷり入っているので満足感は上と変わらないのでは。 相変わらずパンチの効いた濃い味付けです。まさに江戸っ子好み。 一口目が幸せですね。香ばしさと上質な脂が混じり合って唯一無二の美味しさです。 ご飯が多いので残すこともしばしばですが本日は完食。 付け合わせの大根の古漬けがまた美味い。大振りに拍子木状に切られた大根の古漬けは酸味がたっぷり。山田に来た時の隠れた楽しみです。 価値ある3,500円でした。

2019/04訪問

1回

香取屋 本店

佐原/寿司、日本料理

3.18

13

¥2,000~¥2,999

-

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.6

上質で、本物の和食をいただける老舗。 何をいただいても、決してはずれがないであろうことが窺えます。 この日にいただいた700円税込のいわし磯辺揚げのランチも上質で美味しいものでした。 いわし磯辺揚げはサクサクと軽く、ベタッや、もさっとしたところが全くないもの。 銚子港が近いので、新鮮で味の良いいわしの調達には事欠かないでしょう。 海苔の風味が食欲をそそります。 白飯、味噌汁、香の物も全てが上質であるのに700円で良いのだろうかと心配になってきます。 いちばんの特徴は、佐原の飲食店でありながら白飯の盛りが控えめなこと。 今度はランチメニューではなく、レギュラーメニューをいただいてみたいと思います。

2021/02訪問

1回

あきもと食堂

空港第2ビル/食堂

3.43

50

-

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.6

最近、千葉県は栗源の道の駅にちょくちょく伺うことがありまして、その道すがら昼時にあきもとさんに寄ってみました。 店は交差点の角に立地しているので入りやすく、駐車場も広いので車も停めやすくなっています。 扉を開けると、向かって左側の窓際が小上がり席で店全体のおよそ1/3弱を占めています。小上がり席以外の店の右側2/3がテーブル席になっています。 テーブルは、会議や集会などに使われる長机を長さ方向につなげた形になっていて、その列が入り口から奥の厨房に向かって3列並んでいます。店の右上の内壁の高い位置にあるテレビに向かって、長机の片側だけにお客さんは座り一様に右を向いて食事をする様になっています。この並び方はコロナ後の配慮なのでしょうか。 ここは定食屋。 朗らかでテンポの良い女性がホール係。 20人は入れそうな店内をクルクルとリズム良くひとり動きまわります。 私を席に誘導するやいなや、本日のおすすめ料理をミュージカルの様に歌う如くリズミカルに告げてくれます。 女性は私の注文を待つことも無く、すぐに別な客の元へ移動し軽口を聞いてから、また別な客の元へ移動して料理がまもなく運ばれることを告げます。 私がBランチを席からオーダーすると、少し離れた場所からも女性は私のオーダーを聞き届けてくれていて、すかさずオーダーを復唱し、厨房へ確実に私のオーダーを伝えます。この方の働き方は気持ち良くてほんと素晴らしいなあと感じます。 店内の客の入りは3割程度ですが、先客さんも配膳待ちの方が多く、私の料理は10分ほどで順番どおりに供されました。 小鉢というか小さな丸い器に漬け物がありますが、2段に重ねられていて、下の段には大根おろしがありました。嬉しいな。大根おろしが大好きなんだよなだ私は。 カキフライは中型のものが3つ。 ソースをかけてかぶりつくと中からしっとりとした牡蠣が顔を出します。ご対面。 少し遅れて焼鮭が到着。もしかしたら、フライパンで焼かれたのかなといった食感の鮭は小骨までいただけそうです。 ご飯の盛りは上の面が平らに盛られていて一見普通の量に見えますが、ご飯茶碗が炊飯器のお釜のような形をしているので底の方にたっぷりの量がひそんでいます。 カキフライと焼鮭というメインのおかずがふたつ付いて税込800円という価格は納得の満足感。 次回は1730円という特上エビフライライスに挑戦してみたいなあ。

2020/10訪問

1回

ひがし食堂

京成成田、成田/食堂

3.41

44

-

~¥999

定休日
日曜日、祝日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.6

国道51号線の成田山入口交差点から、信号ひとつ分だけ香取方面に進んだ松原交差点を10時方向に左折してすぐ右側にお店があります。ちょっとだけ、わかりづらい場所にあるお店です。 店内はとても広くて開放感があるため、街場の定食屋というよりドライブイン的な雰囲気が漂っています。 テーブル自体も大きくて隣との間隔も少しだけ余裕があります。 入り口側のカウンター席に座り、さっそく定番のひがし定食680円(税込み)を注文します。 カーテン越しに柔らかな日差しが降り注ぐカウンター席で、お茶をすすりながら料理を待つこと7分くらいでひがし定食が供されました。 大きなお盆に、ごはん、味噌汁、おかず達が載っています。 今日は、サバの味噌煮と焼き肉がメイン、さらに魚とポテトの揚げ餡掛け、刺身が付いてきます。いやはや、豪華、かつ、賑やかです。 ご飯茶碗は大きくなく、味噌汁のお碗よりやや大きいレベルですが、ご飯が高々と盛られ景色が良いですね。写真で普通盛りです。大盛りではありません。 サバの味噌煮は柔らかく炊かれていて、味付けも濃淡丁度よく美味しくいただきました。 焼き肉は、オーソドックスな定食屋さんの焼き肉で、皆さんのイメージどおりだと思います。あんまり甘くもなく、ニンニクが効いているわけでもありませんがご飯が進む味付けです。 刺身と魚とポテトの揚げ餡掛けも、メインのおかずとの対比がとれていてバッチリです。 味噌汁は大根がメインでしたがたっぷりの具材が使われています。 これで680円はc/p高すぎです。 ありがたや、ひがし食堂。ありがたや、ひがし定食。 ただ、ただ、感謝です。

2020/04訪問

1回

与倉ドライブイン

大戸/食堂

3.25

30

-

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

国道51号線は、千葉市と水戸市を結ぶ120km強の行程。 京葉臨海工業地帯と鹿島臨海工業地帯を結ぶ重工業の大動脈として重要な役割を果たしています。 与倉ドライブインさんは、この大動脈を行き交う大型トラックやトレーラーの運転手さんが食事を採ることができる数少ない食堂のうちのひとつです。 私は大型運転免許を持ってはおりませんが、もし私が大型トラックの運転手だったらと想像して国道51号線を車で走ってみると、意外と大型トラックを停められるだけの大きな駐車場を持つ食堂が少ないことがわかります。 そんな貴重な与倉ドライブインさんの駐車場は大変広い駐車場です。 普段はたいてい2〜3台の大型車が駐車しています。 多い時は10台以上の大型車が停まっていますが、整然と行儀良く隣の車との間隔が僅かでありながらも定規で測ったようにピシッと多くの大型車が駐車している様は、運転手さんの腕の良さを感じるとともに、日本人の暗黙のルールというか店の人にも他の運転手さんにも迷惑をかけないという心意気を感じ、とても心がほっこりする光景であります。 この日はたまたま店が空いていたのか、13時過ぎでしたが先客は1組4名だけでした。 店内は広く、整然としており、食堂としては極めて清潔です。 感染症対策もバッチリで、テーブルを挟んで向かい合う対面の人との間に大きなアクリル板が1テーブルにひとつずつ備えられています。もちろん、消毒用のアルコールも至る所に置かれています。 柱のホワイトボードに今日のおすすめがありますが、鰯フライ350円がありましたので、それを定食にしてもらうよう発注しました。 やがて供された鰯フライの定食バージョンは、鰯フライにライスと味噌汁、香の物が付いてきました。 鰯フライは、一般的な鯵フライのように開いた状態のまま揚げられている姿で提供されるのか、丸のまま揚げられている姿で提供されるのかがわかりませんでしたが、開いたものを片身ずつ揚げられている予想外の姿で提供されました。 しかも、片身が3片。なぜか奇数でした。 外がカリカリで中がふわっとした理想的な揚げ加減で、食感が大変素晴らしいものでした。 味付けも薄塩味で、ソースとの相性が抜群でした。 付け合わせの野菜類もしっかりとした美味しさで素晴らしい。 ご飯の美味しさとボリュームは香取市ではあたりまえ、味噌汁も熱めで美味しいものでした。 やっぱり、季節の魚は美味しいですね。 この辺りは銚子港が近いせいか良い鰯には事欠きません。 総じて味、ボリューム的には大満足の昼食ではありましたが、ちょっとだけ私の胃の腑には揚げ油が合わなかったようで、夕方までもたれてしまったことが唯一のマイナスポイントでした。 以前にタンメンをいただいたことがあり大変美味しかったので、次回は丼ものをいただいてみたいものです。

2021/03訪問

1回

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