2回
2016/04 訪問
味はもちろん、食材の香りも楽しめるだしがウリのお店
今年9月にオープンした、町屋のラーメン店『虎桜』。ようやく訪問できました。
醤油と魚介がメインのお店と聞いていたので楽しみにしていました。最近、コッテリ系・ガッツリ系のお店が多いですからねぇ〜。
注文したのは、特製黒だしラーメン 970円。ランチタイムのサービスライス付き。
平日の12時少し前に入店し、カウンターに先客が数名。12時を回ると続々とお客さんが入って来ます。
某有名店で修行したという店主には無駄な動きがなく、5分ほどでラーメン到来。
楽しみにしていたスープを一口。醤油の香りが、トッピングの生姜の香りと一緒に立ち上ります。
香ばしいチャーシューも豚と鶏両方が入っており、さらには味玉、メンマ(長め)、青ネギ、ワンタンまで。青ネギがフレッシュで、またスープと合います。
麺は細めのストレート麺。ちょうど良い茹で加減で歯応えがよく、伸びにくいようです。
後半で、着席時から気になっていたカウンター常備の「しびれラー油」を数滴垂らしてみると、これがまた味に締まりを出してくれました。
全体として、醤油味のスープを土台に、色々な食材の香りを楽しめるつくりになっています。
今度は白だしか、つけ麺にチャレンジしようかな。
また行きたい!ごちそうさまでした!
(2016年4月 再訪)
町屋の新鋭・虎桜が仕掛けて来た。
何度かお邪魔しているこちらのお店で期間限定メニューを発見。
『ペッパーつけめん』 880円。
いつもは黒だしのラーメンしか注文しない保守的な私もつい興味をそそられて食券ぽちっと。
平日のお昼少し前ながら席は7割ほど埋まっていました。カウンターの角の席でしばらく待つと、ついに着丼。
…店主、仕掛けて来ました。
幅広の麺の上にネギ、鶏・豚チャーシュー、温玉、そして、これでもかとふりかけられた粗挽き胡椒。お皿の上で温玉を崩してネギや胡椒と和えてからスープへ。
スープは透明度の高い優しそうなスープですが、またこれが良い意味で期待を裏切る甘めの味付け。胡椒の刺激を活かしながらもしっかりと麺に味を乗せてくれます。
中世・大航海時代、胡椒は食料保存のための香辛料としてとても重宝されました。人々は胡椒を求めて旅したとも言われます。
そんな大航海時代の人が見たら卒倒するであろう大胆な胡椒使い。病みつきになりそう。期間限定メニューですが、夏場に食べたくなるかもしれません。
ごちそうさまでした!
2016/04/15 更新
平日の昼間、12時少し前に訪問。昨年東京ラーメンオブザイヤー(TRY)新人賞第5位を獲得したこともあるのか、地元のお客さんで結構混んでました。
注文したのは、担々麺 800円(大盛りサービス)。こちらはなんと、立石の担々麺屋さん『火の木』さんとのコラボ商品だそうです。
肉味噌とゴマだれを火の木が、タレ、スープ、麺を虎桜が担当しているとのこと。なぜこういうコラボが生まれたのかは不明ですが、平日限定のメニュー。
店主曰く、試行錯誤の上の傑作とのこと。テーブルに設置された『四川スパイス』を振りかけて更に刺激的にすることも可能です。
行くたびに新しいメニューがあり、でも定番の黒ダシラーメンも捨てがたく、非常に迷います。
今回も美味しく頂きました。ご馳走さまでした!