山藍さんが投稿した鮨処 喜楽(東京/経堂)の口コミ詳細

★◎○山藍のもぐもぐ散歩○◎★

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鮨処 喜楽経堂、宮の坂、山下/寿司

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2021/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

鮨×ワイン×空間ペアリング~2020ミシュラン一つ星~

昔は、和料理=日本酒(逆も然り)といった概念があって。


元々お酒が飲めなかった私は 
最初にワインが飲める様になったこともあり、
どうしても洋食系を食事に選ぶ事が多く。


それは、料理とドリンクの相乗効果である『ペアリング』を楽しみたいからな訳ですが。
だからこそ、ふと思うんですよね。
和料理…特に、『鮨』という自分にとって素人分野において
職人世界とその空間に、ワイン派の一見さんが楽しむ事は出来るのだろうか?


はい、出来るんです。笑


そんな応えを、すんなりストンーと。
導いて下さったのが こちらの【鮨処 喜楽】さん。


上記の様な考えを持っている私を熟知した上で、連れが誕生日に予約してくれたお店です。
どこに行くのか全く知らされてなかったし 経堂駅と言われて益々???。笑
お店の目の前迄来て、え!結構カジュアルな足元で来ちゃったけど(連れも普段着だけどw)
大丈夫か…と一人ちょっと焦る私w

門構え自体、別に気取る必要性は感じられず、とてもフランクなのですが
逆に街から愛されている老舗感も漂うので 私の年齢でも若輩者に入るのでは…と。

扉を開けると、やはり恐らく我々が一番の若輩者。笑
でもそれが、とっても心地よいというか…。


今って、良くも悪くも 10-20代前半の方が 高級老舗店へ訪れる事が
フランクな時代。勿論金銭面もあるでしょうし時代の流れもあると思います。

でも個人的には、少しだけ背伸びをして…お店に入ってみたい緊張感を
忘れてはいけないと思っているんです。
それが目標になったり、私も大人になったなあと振り返れたりするから。


そんなひと時を、いらっしゃる方々の間に入れて頂く様な感じ。


皆さん常連さんなのか(この時期は予約のみかな)大将に彼是
ワガママwオーダーしてました。笑
でもそれが、何だかとっても素敵な関係性を感じる。


更に更に。
ここがポイント。


皆、ワイン飲んでるw


え!カウンター全員ワイングラスじゃん!
そんなにお寿司とのペアリングが凄いワインなのか!?と
心で突っ込みたくなりつつ きっとそんな疑問が顔に出ていた私に、大将が一言。


『自分が【美味しい】と感じるドリンクなら、基本ペアリング出来ますからね』


ああ、なんだ。
そんな、素直な軸でいいんだな、と。
これ又 肩の荷がスッと楽になった様な。


ぐびっと、フランスのブルゴーニュを頂く。
イタリアのヴェルディッキオの飲みやすさも好きだし
赤のモレサンドニだって 穴子やヅケ感との相性ばっちり。


お料理は全てお店のお任せ。
誕生日ケーキなんかはないんだけど、お誕生日おめでとうございますと
仰って下さった大将に、まず心が温まる第一声。
お客様のペースを見つつ、大将が握っていって下さるのですが…


ボリュームたっぷり!
お酒もワインの事を前面に書いてしまいましたが、ナズーロの生ビールが
あったり、ラグジュアリービールロココビールがあったり。
日本酒も、希望の光-日高見~明けない夜はない~(3/11にライフラインが止まって、
最後かき集めて作った必死のお酒)があったり…一つ一つに、
愛のこだわりが詰まっている感じがします。


連れも少々緊張しており、二人して最初は少し無言だったのですが
(この喋りまくる私がw)
次に何くるのか分からないワクワクと
大将のお茶目なキャラと流れる様な手の動きに見惚れてしまい、
気付けば素敵なこの空間に溶け込んでとろけている始末www


富山湾のホタルイカは、先週始まったそうで こんなにキラキラ輝くもの?
ひらめの縁側は、わさび醤油に合うし
大分産の赤貝。身がキュキュッと。
陸全高田の牡蠣ーお醤油とオリーブオイルのフュージョンよ。。。
三杯酢にはコクがあり、ワタが引き締まり
アオリイカには、お塩とスダチで。
サクッと脂がのりつつも、一瞬にして溶けるのはカマトロ。


あああ、もう他にも
小肌の心地よい酸っぱさとか、カツオの濃すぎないヅケ感とか
サヨリに海老にウニに穴子に…etc


書きたいことが膨らみすぎて 描ききれない。。。
最後の方は も、もう食べきれません…こんなに一杯なの?
と連れと幸せが詰まったお腹パンパンさに参りました状態。笑


高級感があり、
格式もあり、
でも
誰でも入れるような、
誰でも還ってきたくなる様な。


大事にしたい、お店です。
お見送りもして頂いて 又絶対再訪したいお店です。

2021/09/06 更新

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