山藍さんのマイ★ベストレストラン 2018

★◎○山藍のもぐもぐ散歩○◎★

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

何となく、居心地が良いー。

私の『このお店が好き』基準って、正直【何となく】。
もっとざっくばらんに言うと 理由ってわからない事が多くて。

店員さんが優しいとか、
料理が美味しいとか、
内装が可愛いとか。

色んな理由があるかと思います。
それって 少し『人間』に似てる気がします。

良いところもあれば、悪いところもあるー。
こうしたらもっと近くにいきたいのにな。

そんな思いで、私は普段 一期一会をモットーにお店に伺っているのですが。
と、大層な事を言っても『何となく』の基準は変わらずなんですけどね。笑

だけど、
だから?かな?

言論の自由だとしても 『その人(=お店)と仲良くなりたいから、その為の言葉を描きたい』。

陥れるのではなく、批判するのではなく、
アドバイスとして、次なるステップとして。
僭越ながら エールを送りたい応援団の様な気持ち。


例えばある日、初めて初対面の方に会ったとして。
あまり気が合わないなと思っても、もしかしたら親友になる可能性もあります。
そこで悪口だったり気が合わない事を 皆に伝聞するより、
悪いところだけでなく、良いところを 1回だけじゃ分からないから。


見るのでなく、
視る。


2018年は、飲めなかったワインやビールに触れる事が多かった1年。
苦手だった物が『美味しい』と感じる様になった1年。


そんな一期一会で、
2019年も『何となく』素敵な出会いを
皆さまと一緒に 拙い文章ではなりますが 過ごすことが出来たら幸いです。

マイ★ベストレストラン

1位

根もと (曙橋、四谷三丁目、牛込柳町 / 日本料理、日本酒バー、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/11訪問 2018/12/05

カサゴ刺身/甘鯛(グジ)アクアパッツァ/宮崎牛ローストビーフ土鍋飯等忘新年会に最適

割烹も小料理屋も、接待も日本酒も 余り経験が無い私。
そんな私が 心から緊張せず肩ひじ張らず。

ゆるやかな空間に、何となくひゅるりと。
身を任せるコトが出来る、一番のオススメなお店ー。


それがこちらの『根もと』さん。


以前伺った時、降りた事がない土地【曙橋】で上司と発見し 基本新し物好きな私ですが、
絶対今年中にもう一度伺いたいと思い、プチ忘年会をしようと予約をし 再訪させて頂きました。


扉を開けると、前と変わらず温かみがある木のぬくもり。落ち着くBGM。ご主人の笑顔。
変わらない雰囲気に安堵感を覚えつつ、何となく明るくなった様な感じが、尚心地よさを感じます。
今回は 事前に電話でコースを予約させて頂き、お忙しいだろうに 色々と親身に提案して下さいました。


日本酒は季節によって 色々種類が変わるそうで 今回訪れた時は辛口が多め。
熱燗が合う季節になってきたのもあり、熱燗に向いているお酒をこの日は揃えてらっしゃいました。
ボトルも色々見せて頂いたのですが(個人的にSTARK KAISERというナポレオンさんが描かれた
日本酒が気になりました。超辛口でジャケ写がかっこよかった...写メるの忘れました......涙)
結局 まずはビールになりましたwwwwwwwwwwwwwすみませんw
ワインも別メニューがあったり、種類が増えたそうで スパークリング以外にシャンパンもありました。


ワインや日本酒好きの仲間と、早めのプチ忘年会スタートです!笑


牛蒡の葛もち豆腐
→もっちりむちむちしてて、お餅の様なお豆腐の様な....食感が楽しい。
そこまで牛蒡は得意ではないのですが 風味が微かに残る程度で 牛蒡ってこんなにくどくなく
上品な味わいに変化できるんだなあ~と 最初から感動スタート。笑


あん肝ジュレ
→まず見た目。
小さい黄色に紫・ピンクと 主張しすぎないカラーが散りばめられていて とても美しい。
器の一つ一つも上品で繊細。ジュレがふるふるぷるぷるしてて...ねっとりさが濃厚で美味。


椀物
→鯛白湯。
中にオコゲが入っていて、上から注ぐスタイルです。
派手なパフォーマンスですが 中身はオコゲもしっとりしみっと白湯の優しさが染み渡ります。


辛味芋&牛蒡の揚げ物
→お芋、ほっくほく!ピリッと辛くて 食べ応えもありますね~。
牛蒡もくどくなく、ほっこりとどこか優しい味。
*正直 ちょっとお腹一杯になってきた気も.......汗*


生牡蠣
→前に頂いて 大ぶり一口が、とっても美味しかったのでリクエストしちゃいました。笑
今回もぷっりぷり。牡蠣って大好きなんですが やはり少し怖いといいますか....ちゃんと信頼出来る
お店で食べると 勝手ですが大丈夫感があります。笑


宮崎牛のどて煮大根
→そびえたっている!!!笑
すみません、何となくどて煮って 良い意味でべちゃっとしてたり 味がどべ~っとしている
様な感覚があったんですが その概念を謝らせて下さいw
まず、ビジュアルは言うまでもなく美しいのですが 何よりこの大根さん。
味がしっみしみ。中まで染み渡っていて ちょっと熱くて....。
味自体勿論濃いめなんですが 不思議と胃にもたれない様な軽さがあって、
宮崎牛も柔らかく 又大根がお肉の旨味を吸収しているのか?大根に凄い味が入ってるんです。

これはね、確かに熱燗好きには溜まらないです。笑


カサゴのお刺身
→私の拙い文章力で、果たしてこの素晴らしさが記述できるんだろうか。
と、いうレベルのお刺身。笑

初めてカサゴを頂いたので 比較が出来なくて申し訳ないのですが、味がとっても淡泊。

しゅっ...としてて柔らかく、す.....と消えていく様な。
白いまま消えていく、淡い雪の様な。

上品で切なく優しい味わい。
素晴らしい。


甘鯛(グジ)のアクアパッツァ
→『普段 洋食の方をよく食べます』という私のどうでもいい話を、ちゃんとご主人が親身に
聞いて下さって「クリスマスもありますし」と、クリスマスカラーを意識して?作って下さいました。涙
こちらも私、初めて「甘鯛(グジ」というのを頂いたのですが。
*どうでもいい余談ですが、カサゴもグジも 某グルメ漫画で知識としては知っていましたw*
「ウロコ」をあえて逆立てて、バリバリさせたいとの事。

甘鯛、鯛の1種だろ位の安易な気持ちで思ってて、本当にすみませんでしたw
メッチャクチャ柔らかくて 甘味があります。
もうホロホロッとした感触で 優しく箸から零れ落ちてしまう様な繊細さ。
それが全て味にも出ている様で、ほのかな甘さとしっとりした食感。
トマトやアサリ、芽キャベツが又可愛いんだコレが。

このスープをパスタに絡めて〆にしたい。笑


宮崎牛のローストビーフ土鍋ご飯
→お肉が 光り輝いて見えたのは、人生で初めてかもしれませんw
【土鍋ご飯】って響きだけでも何だかワクワクしてしまうのに、更に【ローストビーフ】
そして【宮崎牛】。これはもうね、ずるいです。笑笑笑
お肉は....やわらかっっ!!!!
口の中で溶けて....甘旨さだけが舌の余韻として残る様。
ご飯はオコゲがついた部分が又たまりません....お腹一杯になっていたのに、
結局ペロリと完食です。笑


お料理が余りにも美味しくて、食べる専門の方に走ってしまい 他の二人が色々ワインやら何やら
飲まれていたのに対し 珍しく私が 殆ど飲まず食べまくっていましたwww


常連さんが遅い時間に一人でいらっしゃっていたり、お仲間で過ごされている方等、
その雰囲気距離感が、何となくとっても気持ちの良い空間。


『又還ってきたいな』と、感じるお店です。

【割烹】。

お偉いさん達がわっはは。
お見合いでしっとり。
ビジネスでglobal wide。


そんな表面のチープなイメージしか無かった私。
過去に、母と京都で割烹を利用した記憶しか無く、想像し難く 何となくぼんやりそんな印象。
つまり、『とっても入店し難くて居辛そう』-...そんなイメージしかありませんでした。


この日はとても暑い日で。
仕事で 『曙橋』へ初上陸。
東京出身者として 降りた事がない東京の土地があると、わくわくソワソワ。
いつもなら同期に近い仲間との行動の筈も、珍しく目上の方と共にしているのもあり 少し緊張気味。。。
大抵、仕事終わりにご飯を食べて軽い打ち合わせをするので お店は駅近で見つける事が多いのですが....


駅付近、何も無い...汗
しかも暑い...散策させるには色々な意味で失礼なのではないか...大汗
気まずい空気が漂っています...肌で感じます.....恐怖汗


そんな空気を払拭する様に、前方にシンプルな白い暖簾と茶色の面構えが。
お寿司屋さん...?小料理屋さん.....??割烹.........どれだろう。
何となく、その白さが救いの光に見えまして 笑
表面にメニュー表も何もないのに、スッと入店してしまいました。
*勿論 目上の方がいたからという安心感があったからプライスレス...*


どこか懐かしい、木の香り。
ホッとする様な、観葉植物。
温かい空間に包まれているのが、立っているだけで つま先から伝わってくる様な。


ご主人に何屋さんですかと尋ねると、小料理屋寄りの割烹だそうで...安心!笑


恥ずかしい話 全然作法が分からないのです....
でも小料理屋さん寄りだったら、気兼ねしなくていいなと安堵感。
感じの良さそうなご主人に惹かれて、いつの間にかおずおずと、カウンター席へ。


和紙に達筆な文字のメニューを出されて まず卑しくも値段をチラリ。
600円~2500円....え???安っ!!!!!!!!!

横の上司も同じ事を思ったのでしょう、どこか安心した面持ち←www
しかも、どれもこれも頼んでみたくなる様な、創作料理ばかり。
訳のわからない割烹日本語なんか一切なくて 笑


飲物は、生ビール・ビール中瓶・日本酒・ウィスキー・梅酒・ワイン・サワー・ソフトドリンク。
ラインナップは少な目ですが 日本酒やワインはメニュー外にも色々あるそうです。
割烹でそもそもワインは反則なんじゃなかろうか、って無理やり違うのを頼もうとしていたのですが、
脂がのっていて美味しい魚とワインもよく合いますよ、と優しく教えて頂いたので ホッとしながら
メニューにないお勧めのワインをオーダー。*グラスは多分置いてないです...*

『MATUA』というニュージーランドのワイン。
余りニュージーランドのワインを飲んだ事がないので さわやかな酸味と後味に驚き。
確かに、赤でもサラッとしてて、癖のある魚を包んでくれるようなマリアージュさ。


最初に 八寸。
おわ~....見るからに....芸術レベル。涙
美味しそうだし、綺麗だし...壊していいものかと迷ってしまいます。
何となく『割烹』って 味がしないとか← チマチマ物が出て来る様な印象だったんですが、
もうどれもこれも食べてみたい突き出しばかり...。
そもそも『八寸』って何?というレベルの私が、こんなに安心しきってワクワク既に
しちゃってる居心地の良さw
ご主人が仰る【小料理寄りの割烹】の良さを、早くも肌で感じ出します。笑


・本鮪のヌタ漬
→ぬっとりしっとり..味がどっしりしてて...ぬめっとした食感が面白い
・稚鮎南蛮エスカベッシュ
→小さくても ちゃんと存在感があって、酸味が優しい
・焼き胡麻豆腐
→上に甘いわさびがのっていて、柔らかい風味


・銀ダラの西京焼き
→甘さが...何て上品な。。。涙
ご飯下さい、とかはしたない事は言いませんが...周りのお野菜も 良い焦げ加減。
西京焼きって、もっとベタッとしたものだと思っていたので 本当に..包み込む様な味で美味しい。


・のど黒の姿焼き
→のど黒がある~って思わず....。笑
何ですか何ですか...あの『のど黒』がありますよ、しかも姿焼きって。涙
私、姿焼きののど黒を頂いたことがなかったので、こんなにちゃんと塩がふってあって、
スダチ迄添えてあって。まるまるとこんがり美味しそうなビジュアルな事に驚愕しました。
味は ふっくらと優しく、まるっとした味わいを、塩やスダチが引き締めています。


・鱧のしゃぶしゃぶ
→ワクワクが止まらない...。
『鱧』って滅多に食べる事がないので、食べ方を伺ってみる事にしました。
丸まって菊の花みたいになる様な感じになったら食べ頃だそうです。
可愛らしい銀の鍋、透き通った出汁、自家製ポン酢。
もうこれだけで飾っておきたい。笑
まるまるっとすると、本当に菊の花の様...自家製ポン酢が これまた...美味しい~~涙
すっぱいもの好きな私として、こんなにシッカリ酸味がありつつ甘さもあるポン酢は初めて。
鱧って こんなにぎゅゅぎゅぎゅっと弾力性があるんですね。


・岩ガキ
→ポン酢が美味しかったので、つい頼んでしまいました。笑
大きさもぷりっとしていて つるんっと一口で行儀悪く頂ける割烹も、こちらならでは?笑


・鮎の土鍋ご飯
→だいたい30分程かかるとの事で、最初の内のオーダーしておきました。
八寸の稚鮎が、小さいながらにもちゃんと味がしっとりして美味しかったので...本家鮎の
本領を食べてみたくなったのです。笑
『土鍋』って滅多に頂かないし、もう開ける前からいい匂いが店内に漂っています。
ふわぁ~~~...テーブルの前で蓋を開けて頂いて....もうっ、美味しいに決まってる匂いwwww
丸々鮎が1本入っています。
ご飯はおこげ部分が、鮎の味が染みわたっていて素敵。
鮎の力強さと繊細さが丁度残った全力を 土鍋で支えている様な味わいでした。


1つ1つのお料理に、久々に感動感服。
コースも5000円からあるそうで、すっごいリーズナブルだと思います。
グランドメニューより、オススメメニューが増えていっているそうなので 笑
とっても素敵なお店を見つけたなと思いました。


割烹慣れしている方も、私の様に不慣れな方にも、誰にでも。
気軽に入店して頂きたいという想いから、小料理寄りの方向性になっている割烹屋さん。


優しく美味しい匂いに包まれた空間のお店だと思います。

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2位

ミルヴァン フィオーリ (下北沢、世田谷代田、新代田 / イタリアン、ワインバー、バル)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/09訪問 2018/11/03

誰にも教えたくないお店~絶品レバープリンと自然派ワインを片手に。~

オレンジワイン→黒ぶどうを使い、皮や果汁を取り除いた製法のワイン
赤ワイン→黒ぶどうを使い、皮や果汁を取り入れた製法のワイン
白ワイン→白ぶどうを使い、皮や果汁を取り除いた製法のワイン


白ワインの様にスッキリしつつ、赤ワインのふくよかさも備え 料理に迷ったらオレンジワインを...。
創作された料理に、創意されたオレンジワイン。


私が初めて【オレンジワイン】に触れた場所。
それがこちらの『Millevin-Fiori(ミルヴァンフィオーリ)』さん。


オレンジジュースでもオレンジを使った訳でもない、赤ワイン・白ワインと同じカテゴリーのワインー。
私は こちらのお店で恥ずかしながらその実在を初めて知り、衝撃的な味わいを口にしました。
*上の3行は 私の簡易認識なので異なっていたらごめんなさい*


屋根瓦の和な一軒家。
行燈の灯り。
何故か馴染んでいるワインボトル樽。
オシャレなお花屋さんの様な、サラッと描かれた店名。
和+洋の、当たり前に混合している存在感。


普通に歩いていたら 馴染みすぎて素通りしてしまうような。


最初店名が読めなくてwwwwどんな店名の意味なんだろう?と調べてみた所(以下I LOVE下北沢サイトより抜粋)
ミルヴァン(千のワイン)仏語とフィオーリ(花)という伊語の造語です。
ワイングラスを花に見立てて、テーブルのあちこちにワインの花が咲いているという意味で付けた店名です。


調べる迄お花屋さんなのかな~と思っていた位でしたので 外観から全て感じれる店名のセンスに驚愕。


こちらのお店は、下北沢を散策していた際偶然見つけて 前から気になっていました。
でもメニューがどーん!と置いてある訳でもなく 一連さんお断り系なのかなあと勝手に思っていて。
ある日『自然派ワイン』を置いているお店で検索した所 こちらのお店が出てきたので伺ってみる事に。
土日祝日が16時から営業しているのも魅力。
下北沢って18時営業の所が多くて....早い時間からワイン片手に飲める所って早々無いんですよね。苦笑


店内入ると、背の高いチェアや木のテーブル。
天井が高く感じる解放感と、こじんまりとしたアットホームさで この時点で気分が良い空間です。笑


フードメニューは一枚ですが、それに反してかワインメニューはレポートの様に大量w
ワインが グラス・カラフェ・ボトルの3段階提供なのが嬉しい。
サラッと貴腐ワインのグラスがあるのもいいですね~。


私は このお店からオレンジワインにはまっていくのですがw
そもそもオレンジワインを置いている店が少ない(知らないお店も多い)のに、約8種もあるのは脱帽。
グラスが700円以上からなので、決して安いワインバルではないですが 味と品質が◎。
グラスで頼んでも ちゃんとボトルも共に持ってきて下さって グラスもこだわりがある感じ。


フードメニューは少ない?のですが、右から順に持ってきて!と言いたい程の創作ラインナップ。笑


・レバープリン ポートキャラメルソース
(鶏の白レバーを使ったほろ甘いプリン)
・鮎のコンフィ~豆苗と柚子胡椒のソース~
・ジャガイモのニョッキ ゴルゴンゾーラとクルミのソース
・子羊肉のハンバーグ マスタードデミグラスソース


子羊肉は少し時間がかかるとの事で、最初からオーダーしました。
レバープリンは見た瞬間から食べたかったw
白レバー好きなので、ってだけで前菜で迷わずオーダーしたんですけど、これね....


めっちゃくちゃ、美味い。


見た目が牛乳瓶の様で、
上にカラメルソースっぽいからプリンの様で、
見た目もメチャクチャ可愛いのですが。
味はその上をいくといいますか。
ナンダカンダ書くより、実際食べて頂きたい。笑
硬くて甘い?パンみたいのが添えてあり 無くなるとお替りを頂けますw
正直 これとワインでひたすら反復運動して充実したひと時を送ってしまえるwww
当たり前に臭みなんかもなく、ほろ苦くてジットリとろっと濃厚で。
ただただ、美味。


鮎のコンフィは、立派な1匹丸ごとドーン。
豆苗柚子胡椒ソースだから、少し中華っぽいのかな~と思っていたんですけど 和に近いかも。
これもひらすら美味。ワインに合う合う。そりゃ飲みますよ←


ニョッキ。
滅多に食べないのですが(パスタ屋さんにあっても、スパゲッティを選んでしまう)
ワインと食べたくて....ワインが自然派ワインだから これまた癖もなくスルリとすすむ訳ですよ。
くるみがアクセントになっているので ゴルゴンゾーラの重いチーズ感の歯応えを軽くしてくれます。
ワインのお供に合います。(もはや色々飲みすぎて、何飲んだか忘れてるのはスルーしますw)


さて、メインの子羊のハンバーグですが。
デミグラスソースだけじゃ 口がもったりするかな~って思っていたのですが。
マスタードソースとの融合だから ピリッと辛味もあって....これはもう、至福。
ハンバーグの肉汁が、お肉の丸みにたっぷりぎゅううっっ!!!!と入っていて。
これ又臭みもなく、羊の癖はあるけれど 力強い味わい。


感服です。
まいりました。
16時少しすぎに入店したのに、17時迄にほぼ満席になってました....
皆さん、知ってるな~としみじみ。笑


リピ決定のお店です。

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3位

Nouvelle Ethnique ATHA (恵比寿、代官山、広尾 / タイ料理、中華料理、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/03訪問 2018/05/17

自然派ワインやbarカクテルが楽しめ、知識豊富な本格派新業態フレンチエスニック。

・サステ―ナブル…使用水は全て高度な浄水処理してから排水する自然農法(英語)
・リュットレゾネ…減農薬栽培。“極力”化学物質を使用しないで生産する農法(フランス語)
・ビオロジック…農薬と化学肥料をできるだけ使わない自然な有機農法
・ビオディナミ…太陰暦の農業暦(種まきや収穫)などを行い、特殊な物質を利用する有機栽培の一種
(ビオロジックの一つの方法がビオディナミ)


【自然派ワイン】の存在を最近知り、ワイン嫌いでもビックリする位美味しい存在を知った私は、
恥ずかしながら 上記4種の自然派ワインカテゴリーを、初めて知りました。


こちらの、【Nouvelle Ethnique ATHA】さんで。


当たり前にサラッと ワインリストの文字に()で表記されているから 一体何だろう?と思い、
スタッフの方に質問してみると、全て解り易く丁寧に、どれも美味しそうに教えて下さいました。

久々に、接客知識として『すごいなあ。』という、チープな感想と感嘆と共に、笑顔で
『勉強しましたからね~』とサラッと言える素晴らしい言動。


とても素敵に感じ、
とても悔しく 思いました。


年をとると、経験していく事が増えていく為 色々なことに感動する機会が減っていくと思うのですが
今回 知識面に関しても お料理、ドリンクの美味しさや新ジャンルへの追及に関しても
とても 良い勉強と刺激を頂いたお店なので 是非、ご紹介させて頂きたいと思います。


刺激的な何かを発見したい時。
美味しいご飯を心から楽しみたい時。
一工夫してある空間に 少し留まりたい時。


そんな気分の時、私は『恵比寿』という土地を選びます。
昔から 恵比寿に行けば、お洒落で創作的な物を食す事が出来、且つ落ち着いている雰囲気を味わえる。
安定と刺激の両方を兼ね備えた街な気がします。


そもそも『創作』という言葉って 少し意地悪な言い方をすると、本格的がベースに出来ないから、 
ごちゃまぜのカテゴリーにしている所も沢山あるのかな、と。それはそれで別に悪い事ではないのですが。
元々『美味しい物は、ジャンルに拘らない』という概念の【創作料理】って 中々見つけられない物です。

今回、いわゆる『ダイニング』のちょっと先輩の様なお店かなあ~と安易に思いつつ、新業態ジャンルが
気になり 正直な話 あんまり大したことないか(すみません)何となくいいかのどっちかかな、なんて
そこまで深く考えももたず、ドリンクもちょっと変わってて豊富そうだし 伺ってみる事にしました。


これは ひねくれた私だけの考えかもしれないのですが、飲食媒体web掲載の写真が、『余りにも綺麗』
すぎると 本当に実際こんな感じなのかなあって 変に疑ってしまう所があるんですよね。苦笑

それと カクテルが多くて凝ってそう~って興味深かったんですが ワインが一つも掲載されてなくて、
(私が探せなかっただけかもしれないけれど...)トップページに自然派ワインあり~みたいな表記だけ
だったので、もし掲載があれば 実際種類も自然派ワインもあったので 勿体ない感じです。


後になって知ったのですが、webや業態的な感じがアジアンビストロdaiに似ているな~っと思ったら
プレジャーカンパニーの新業態だったんですねwwww 私はdaiが好きなので 納得。
最初から知っておけば こんなに怪訝になる事もなかったのになと後悔しました。笑
ただ、daiが比較的カジュアルなダイニングなので それとはまた良い意味で違ったのが嬉しい限り。


という気持ちがありながらなので、少し半信半疑で恵比寿の土地に降り立ちました。笑


恵比寿駅から 細い路地を少し入って駅近く。EVが開くと すぐにムーディーな店内。
これはデート用のお店だな~と思いつつ、ビジネスマンの男性の方々がいらっしゃってビックリ。笑
きっとリピーターとか居心地よいから利用されているのかなって思うので 期待度が膨らみ始めます。笑


ドリンク・フードメニュー共に 英国新聞紙の様なお洒落なペーパーメニューです。

フードは写真の様なイラストの様な絵が載っていたり、説明書きが書いてあるのでとてもわかりやすい。
ドリンクは それに比べて目立つ物のみのイラスト表記。
個人的には ドリンクがbarのお酒かと見間違う程美味しかったので もっと全面的に打ち出した方が、
より魅力的に多くの人に伝わるのではないかなと思います。

特にワインメニューが名前と値段だけ。
店員さんがソムリエって事なのかな~と思いつつ、色々教えて頂きたい私的にはいいのですが、
余り聞くコトが出来ない方としては ちょっと解り辛いかも。これは賛否両論かもしれませんが。

とりあえず、色々目移りしてどうしよう...と悩み 余り食べたことがないものと、定番系をmixして
頼んでみることに。(フォアグラのマカロンと和牛ステーキ生うに乗せ も気になりましたが、
連れがレア系の物が苦手だったので そちらは断念しました 涙)


『帆立と卵黄の紹興酒漬け』
→濃厚な卵黄と、淡白な帆立。それに少し癖のあるパクチー。紹興酒がドレッシングの様に
臭みや尖った味わいを調和し、素晴らしいマリアージュ。

『チーズムースのディップ』
→とろりと、はちみつ?とオリーブオイル?がかかっていて、甘味があって優しい味わい。
ホッとする箸休め。

『エスニック水餃子』
→ぷりっとした身で、つるっとした触感。パクチーが添えてあり ツンとした爽やかな仕上がり。
言い忘れましたが、私 パクチー苦手ですwww(少しは食べられる)

『プーパッポンカリー』
『パッタイ~海鮮焼きビーフン』
→この二つは、エスニックの定番を頼んでみました。はい、ここまでくるとおわかりでしょうか。
パクチーの嵐です 涙笑 抜きにしてほしいって言えばよかったです。寧ろメニューに抜き可能とか
書いてほしい位(若干八つ当たりww)美味しいのですが、パクチーが多くて余り味の判別が...涙


ドリンクは 各々カクテルと最後にワインボトルを1本。


『パインを1週間漬け込んだウォッカベースのパインモスコミュール』
→爽快感が逸脱級。熟成パインの味がとろ~んと溶け込み ウォッカのキツさを抑えながら、
力強さをちゃんと残し、ゴクゴクいけてしまうのにパワーがある、味わい深いカクテル。


『自家製リモンチェッロのクランベリーコットンキャンディカクテル』
→シェークタイプカクテルで、目の前でわたあめがシェークカクテルにより溶けていきます。
これだけ書くと 単なるデモンストレーションに近いのですが ある意味手品を超えた、魔法。
barカクテルを飲んでいる様に、クランベリーの甘酸っぱさとコットンのしゅわっと消える甘さが
リモンチェッロの酸味により、清々しくシュッ...と消えていくー。素晴らしいカクテルです。


『焼きりんごブランデーのジャックローズハイボール』
『高知県産小夏とキーライムのハイボール』
→ハイボール嫌いの私でも、これは美味しいなと思うしかない程の、完璧な創り方。
ハイボールって 何だか居酒屋で皆がこぞって飲む様なイメージがあったんですが、こんなに芯が
残りつつ、どっしりとした風味が漂いながらも 上品に仕上がっていて素敵でした。


最後に、お店の方と相談して
Pour Ma Gueule Assemblage Pais という自然ワインを頂き、言葉を失う我々。笑

どっしりと樽のスモーキーさ、土の香りが じわじわ入ってくるのに
どこか風が吹き抜ける様な爽やかさ。ワイン独特のべたーっとした渋さはなく、
個性あるお料理を ちゃんとひきたてつつ 自分の力を存分に残しているようなワイン。


多くの事を、言えない。書けない。思いが強すぎて。笑


ただただ、美味しい。
軽く爽やか、重く響く心のワイン。


美味しい時間を、有り難う御座いました。
絶対又、足を運びます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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4位

タカマル鮮魚店 4号店 (西武新宿、大久保、新大久保 / 海鮮、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2019/02訪問 2019/04/04

新宿西口傀儡で、常にCP一位を邁進し続ける海鮮・鮮魚店。

定期的に、色々な魚を口の中に わっしゃわっしゃと頬張りたくなる時があります。
大盛で、新鮮で、ご飯もたっぷり。お味噌汁も横にあったら尚良し。

私だけでなく、日本人の方ならそんなサイクルが来る時があるのではなかろうかw
そんな時 いつも頭に思い浮かぶ「タカマル鮮魚」さん。

いつも混んでいるのですが、私が行く時間帯って丁度15時~16時のゆっくりした時で。
そもそも、この時間帯にオープンしているだけでも有難いのですが。
よくよく考えると、この日は少し仕事が押していたので 17時近くになってしまい しかも
祝日だったんですが 平日と変わらず捉えていたので 最初に「お食事のご利用ですか?」と
聞いて下さった時に 初めて「そうか、もう飲みの時間か」と申し訳なくなりました。

それでも、嫌な顔一つせず、元気よく活気良く案内して下さって嬉しかったです。
ただ この日凄く寒かったので 入口付近の席を私座ってしまい かなり隙間風がきつかったw
店内は奥行があるので、寒い時は奥の方へ進むのをお勧めします。笑


いつも お店に入る前に 壁メニューを見て決めていた様な気がするのですが、
システムが変わったのか17時夕飯時からそうなのか、祝日だからなのかアレですが
着席してメニューを見てからオーダーする様になってました。
個人的に 結構メニューは見て迷いたい派なので 着席システムの方がゆっくり選べていいなと。
ただ、あの壁にかかっているメニューも味があって それを毎回見るのも好きなんですけどね。笑
こうやってメニューをじっくり見るコトがなかったので楽しい。


ところで こちらのお店「貝専門」だった気がするのですが、その文字が消えていた様な...
うろ覚えですが。タカマルさんの一つが閉店したから 総合系になったのかしら。
というのも、ちょっと貝系が食べたかったんですよね。まあ総合でも美味しいに こした事は
ないのでいいや~と...メニューを眺めていると、丼系の値段が値上がりしたのかな?

この日だけかもしれませんが、前は1000円以下で色々な品数があったかと思うのですが
1500円前後の物が増えた様な気がします。青丼とか その日のお勧め丼とか好きだったんですが、
勿論1500円でも十分コスパ抜群なんだけど...と、普段頼んだ事がない『日替わり定食』を。
因みに、何がついているのかよくわからないままにオーダーしちゃいましたw
きっとタカマルさんなら裏切らない!と信じ...いざ目の前にきた料理に、信じた事に感謝。笑


ホッケ?の少し甘い焼き1匹と、ネギトロやブリ、日替わり魚がのった丼。
それにホタルイカの酢味噌和えに お漬物と玉子焼きの小鉢。
大好きな アラ味噌汁。


これだけついて1000円、流石です。
魚を確かにわっしゃわっしゃと食べたかったけど、定食はそれ以上に バランス良く、
小鉢もついてて 最高に身体によい事をしている気分になりました。笑
若干、ホッケの焦げ具合?がちょっと気になりましたが 甘味付けにすると そんな風になるのかも。
お醤油も安定の3種あって、ちゃんと説明書きがあるから お魚に合わせて選べるのも◎。
大好きなお味噌汁は、魚の出汁や身がちゃんとあって 大きさもたっぷりで美味しすぎます。


17時過ぎても、お1人様は勿論 外国人の方やお子様連れ等 様々な方がいらっしゃって
飲んでる方もいれば ランチの続投を私の様にしている方もいたので、時間気にせず いつでも
来店を楽しめるお店だと思います。
正直、教えたくないお店w
大好きなタカマル鮮魚店さんの4号店です。
築地で鮮魚の買参権を持つ仲卸「鷹丸」さんのお店で、新宿西口付近にお店があります。
1号店~4号店迄 全て制覇している、いわばタカマル鮮魚店さんのファンですね。笑

4号店は小滝橋通りを新宿西口から、大久保方面へ直進していくと左手に位置しており、
大通りに面しており 特に入り組んではいないので、分かり易いかと思いますが この辺りが
丁度飲食店等が余りないので 個人的には穴場w そして1階だけなので入店し易い。
お弁当も店頭販売されていたり、すっと手に入りやすい位置にあるのがいいかなと。


タカマル鮮魚店の中で『貝専門店』が4号店だそうです。
ですが、メニューは基本他のタカマルさんと同じなので 貝メインだったりはしないんですよね。
むしろ 貝をつかった料理ってどこにあるんだろうwwww

お弁当の牡蠣飯とかですかね?
単品アラカルトが、貝料理が多いのかしら??
丼や定食セット等には 特に貝メインが無いのです。
私は貝が大好きなので、もし「貝丼」なるものがあったら毎日行ってしまうなあとw
是非 貝を使った丼をリクエストしたいですwww


さてさて、この日は3号店で品切れだった『青丼』を求めにやって参りました。
店内入ってすぐ壁にメニューが貼ってあるので そこでオーダーします。
黒板と和紙に記載があるメニューの中に 青丼の文字が無い...涙


やはり青魚は人気なのか..と少しがっかりしながら下の方を見ると....
『青魚セット』の文字が。


セット?ドリンクとかかな?と思うと、ちゃんと内容が書いてありました。
「鯵・しめ鯖・コハダ+アジフライ」これで880円。
即決wwww
まずこの3種丼だけでも1000円以下のコスパに驚愕なのに、アジフライ迄!?!?
何と言ってもワタクシ アジフライがだいっっっ好きwwww
タルタルソースがなければ、ソースをドバドバかけてもいいし...と夢が膨らみますw
何よりタカマルさんで揚げ物を食べるのは初めてで、ワクワク。笑


奥へ進み、木の長いテーブルへと座ります。
こちらのお店も、お醤油が3種置いてあります。
「澪つくし」「むらさき極み」「下総」
お醤油3種の説明書きもちゃんと貼ってあって、どれがどれに合う等記載があり楽しい。
他にもソースや七味等卓上にあり、単品メニュー表が置いてあります。
タカマル鮮魚店さんの中で こちらのお店が一番綺麗でクリーンな感じがします。
popや説明書き等、ちゃんとあるからかな?笑


待望のw青魚セットが到着ww
もう...見るからっ..に、美味しそうじゃないですか?


ツヤツヤピカピカ...光物ってこーゆー事を言うのねって位の輝きで、とてもキレイ。
大きな桶にたっぷりと。
まるで花びらの様に、美しい盛られ方。

実は私、こんなに青丼を待ち望んでいたにも拘わらず、コハダやしめ鯖が余り得意ではない時が。
お酢は大好きなんですが、独特の味と〆具合によって苦手な事があるのです。
でもこちらの青魚たち...見るからに美味しそうすぎて ダメなんて事はないに違いないとw
一口食べて、確信しましたwww


青魚特有の臭みも一切なく、小さな魚達のでも存在感溢れるギュッとした味わい。
一つ一つ骨迄味がちゃんとあるような、噛みしめたくなる食感。
そしてお醤油一つで 魚の味が変化するのも青魚の面白いところ。
いや~美味しい!!!!!!!

お味噌汁はちゃんと魚のアラ出汁が入っていて、ちょうど良くホッとする感じ。

そしてそして...初のアジフライ!!!!(興奮気味)
見た目が美味しい、もう食べなくても美味しいw
ふっくらてっぷりした大きさと、カラッとしている油加減。
真ん中付近にのっているタルタルマヨネーズ寄りソース。
私はこれに贅沢にも、卓上のソースをじゃぶじゃぶかけさせて頂き....


おーいーしーーーーいーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!


顔をニヤニヤさせながら、ガブッと良い音をさせ噛みつきw 大口で頬張らせて頂きました。


これだけついて、1000円以下。
大好きなお店です。
書いたら又食べたなくなってきた....w

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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5位

ヴァプール (内幸町、新橋、銀座 / ビストロ、バル、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/03訪問 2018/03/23

蒸気の名に相応しい、コリドー街に佇む本格派フレンチbarバル。

コリドー街。
そんなに行く事は無いのですが、この周辺に来ると 少し異国の雰囲気を味わえる気がします。
変わりゆく時代の中で コリドー街だけは 少しずつ形を変えつつも 情緒感は継続している雰囲気。


角にポツン、と。
一軒家の様なカフェの様な スタイリッシュだけど可愛らしく 馴染みもある様な。
どこか ヨーロッパの都会ではなく 少し田舎のお気に入りの場所を彷彿させる様な。


そんな佇まいをしているのが、こちらの『VAPEUR』さん。


外側は スタンディングで飲めるようになっており、寒く無い様にヒーターが設置されています。
私達は 店内奥のカウンターへ案内されました。
思ったより店内は狭く 手前側がキッチン 奥がbarカウンターと 少しテーブル席がありますが
細長いので 団体の方は不向きだと思います。

平日の遅い時間だったにも関わらず 店内は満席!
カウンターもびっしりしていて 体格の良い方だとちょっときついかも。
店内は暗めでムーディたっぷり。外国人や外資系っぽい方々が、楽しそうにお食事をしている
光景が とても素敵に映ります。皆さん慣れていたので常連さんの様です。


古き良き的正統派なのに、敷居が良い意味で低いので 入店し易く居心地も良いです。


ドリンクメニューは700円~2000円。
『バル』としての概念だと 少し高いかもしれませんが『bar』としてだと妥当です。
恐らく メニューにないものを作ってくれると思います。
というのも、ドリンクにより 大小さまざまなグラスで提供して下さいますし、
何より 丸氷や四角氷等 ちゃんと作ってらっしゃるので、こだわりがあります。


この日は少し風邪を引いてましたので、ロゼスパークリングとホットワインのみで
とどめましたが 笑 季節のシャンパンカクテル等もあり 凄く惹かれました。
最近克服できてきてるものの、そこまでロゼが得意ではないのですが、絶対VAPEURさんのは
美味しいと思ってオーダーしました。笑 暗い部屋にキャンドルが照らされてとても綺麗。
グラスも フルートグラスで泡があがっていく情景がとても美しいです。
味は甘さ控えめで お料理にも美味しそう。
ホットワインは 中々飲めるお店がないのと シナモンスティックがスパイスとなっていて、
ベースの赤ワインがこってりしていたのを軽く味を変えてくれます。風邪にも効きそうです。笑

ビールやワインは 様々な種類があったので 好きな方には堪らないかと。


フードメニューは 気持ち少な目ですが 変化球のラインナップばかりでワクワクします。
値段も物により大幅に違うので どういうものかは店員さんに聞いた方が良いかと思うのですが、
どうも満席で忙しなく働いてらっしゃったり、雰囲気的にも 大声ですみませーん!と言えない 笑
決して厳粛な雰囲気ではないので話しやすいのですが...どれもこれも聞きたくなるのでね。笑


メイン料理や、蒸気料理は時間がかかるとの事で 最初にオーダーされる事を勧められるんですが
席もスペースもそんなに置けないのと どれも頼みたくなるので最初に頼めない私達wwww


・焼きカマンベールチーズとリンゴのサラダ
・ムール貝(蒸気料理)
・牛タンのVAPEUR
・山菜と白子のフリット
・自家製ソーセージ


この5つをオーダーしました。


お通しのパンが2種。焼きたてで味が2種ちゃんと違ってとても美味しい。
これだけでアヒージョとかと食べたい。アヒージョがないのが残念な位です。


焼きカマンベールチーズのサラダは、カマンベールチーズがどん!!!と豪華にのっています。
少し淡いはだいろをしていて、とろっっとしていて 味はふくよかで食べ易く、焼いている
事でとっても香ばしくて リンゴの甘味がスパイスになり、凄く一口一口に味がでてきます。


ムール貝には 付け添えでポテトが。何故だ?笑
向こうではそれが主流スタイルなのかしらと思いつつ、ふっくりぷりっとしたムール貝に感激。


自家製ソーセージは時間がかかりましたが、それだけのお値打ちがあります。
焦げ目がぷりっっとしていて、肉汁もじゅわああっと出ます。
許されるなら カットせずに、フェスとかで丸かじりしたいような感覚。笑
このソーセージに下にも マッシュポテトがひいてあります。ポテトが続きますw


何となく、ここら辺で『醤油』が欲しい...と思ってしまう日本人のダメな私。。。
全て美味しいんですけどね、何というか全体的に『クリーム』なホワイトの味がするんです。笑


フリットは思ったより 量が多かったです。
山菜とポテトと白子。もうポテト...いらなi...。。涙

付け添えがポテトが主流なのか、頼んだものがたまたまポテトが多かったのか分からないのですが、
もし可能であれば ポテトが必ずある旨を教えて頂けたら尚 ありがたかったな~と。


カラッとしているというよりは ばんっとした大味。白子はとろっとしていますが
和の味わいではなく、ハーフサイズとかあったらよかったかもと思いました。
ソースはケチャップとタルタルマヨネーズの2種。
こごみ?が苦味があって美味しかったです。タルタルは酸味があってビネガーの味が強く
私は食べ易くて好きですが、もしかしたら好き嫌い別れるかもと思いました。


牛タンは マッシュルームの味がちゃんとしてて、黒胡椒がかかっているとこと
ない所の差があって 味が濃かったり余り感じない部分がありましたが マッシュルームや
野菜と一緒に食べると 食感はとても楽しく柔らかく お腹一杯でも食べれました。


最期に、サプライズの誕生日プレートを出して頂き、超盛大にお祝いされるのが苦手な
私でも、廻りのお客様やお店から、こじんまりとした温かい拍手やBGMを頂き 大変
嬉しかったです。ケーキやフルーツ アイスがのっているのですが 一つ一つ味が違うのが
散らばっていて お腹一杯でも食べれますし 寧ろ全て食べたくなっちゃう。笑


濃厚なガトーショコラや、タルトタタンなど、ぎっしりみちっとした味わいのものや
レアチーズケーキなど。基本 軽いスイーツではないので お腹はもうぱんぱんっですが。笑


久々に、遠いヨーロッパの片田舎に訪れて、楽しいひと時を過ごした様な気持ちになれました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

みそ味専門 マタドール (北千住、牛田、京成関屋 / つけ麺、ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/09訪問 2018/11/08

ラーメン界での感動、到来。~芸術レベルの牛骨味噌ベース~

マタドール→牛骨を主軸に牛食材、香味野菜、魚介乾物、山菜乾物を出汁にバランス良く仕上げたらぁ麺。

味噌味マタドール→濃厚味噌と歌いつつも、油や豚骨スープ、野菜を溶かし味噌自体が濃厚ならぁ麺。
西京味噌を主軸に4種類の味噌をブレンドした上品かつ甘口な東京発の新御当地味噌らぁ麺。

(byマタドール公式HPより一部抜粋)


食の誇りを感じる土地『北千住』。
北千住傀儡で 食を発信している飲食店を複数感じるお店の代表が『マタドール』さん。
ずっと『牛骨=マタドール』という話は聞いていたので 行ってみたかったお店です。

いつも16時位が私はだいたい休憩時間なんですが、その時間だとマタドール店は休憩時間。。。涙
違うラーメン屋に行こうかな~と調べてみると、何と味噌味専門マタドールさんはノンストップ営業。
情報が載ってないだけで、休み時間ないのかな~と恐る恐る向かってみると....openされてました。笑

外観は黄色くて解り易く、駅からも近いし落ち着いた場所にありました。
普段混雑しているのが分かる入場整理のロープがあり、食券制度です。

私がうかがった時は 入客が殆ど無かったので 店員の方が(恐らく 店主の岩立さんかと...。
オーラが凄くて迫力があり、思わず後で検索してしまった所 お顔がそうだった気がしますw)
押しつけがましくもない距離感で、とても親切。
一番のおすすめをサラッと教えて下さったり、席の場所を作って下さったり嬉しかったです。
来る前に 多少口コミを拝見していたので 席の場所を勝手に作られたり麺の硬さ等は変更不可と
言ったマイナスを口にする方々のコメントが念頭にあった分 余計それってマイナスな事...?と。

ラーメンに限らず、レストランで『これ固めでお願いします』って当たり前に普通言わないですよね?
どうしても苦手な物とか辛さとかならわかるんですけど....何故ラーメンならokみたいな感じなんだろ。
千差万別とはよくいったものですな...と思いながら ぽけ~っと華麗な制作過程をチラ見。笑


久々に、すごいなあ...って思いました。
一枚目、見て下さい。笑
凄いともう、文字にせず見て頂く方が早い気がしちゃいます。笑


一言で言うとね。
こんなに美味しい味噌ラーメン、生まれてはじめて食べました。


私が知っている味噌ラーメンって、ちぢれ麺でバターコーンでモヤシはシャキッとしてて...
麺とバターがとっろとろになっているのを寒い時期にすすりまくるみたいなイメージがあって。笑
(もちろん、それはそれで美味しいので好きですが。笑)
そのイメージ行程とは、かけ離れたところに位置するラーメンでした。


私が選んだのは、贅沢濃厚味噌らぁ麺(1100円)。
初心者マークもついてましたし、お勧めされたので。
ラーメンで1000円以上最初から出すっていうのは、結構強気だなと思ったので楽しみでした。


自家製ローストビーフ+九条ネギ+レンコン+刻トマト+分厚チャーシュー+もやし+そぼろ?+焦牛脂


こんな飾りっ気あるラーメン、初めて見たかも。笑
ともかくビジュアルがオシャレ。
そして見るからに美味しそう。
食感と彩りの素晴らしさがこぼれてきそう。


ふふふ、美味しい。
美味しいな~ってもう、そりゃ笑みがこぼれちゃいました。


食べる前から凄さは伝わってきたけど、何が凄いって味噌のブレンド感なのかな?
基本、『甘い』って感じるかと思うのですが...その後に山椒的は痺れがくるんです。
(何だったのか..あれは..)おや?何だろこれは、って思いつつ スープだけだと
正直飽きてくる味が、トマトの酸味にネギの辛味で変わってくる。
そこにレンコンのザック切食感と、焦がし牛脂のジャクッとした面白い味わい。
チャーシューは分厚くて食べ応えがあり、言うまでもなくローストビーフはとろろっするっと。

お腹一杯になったら私の負けだ!と、急いで食べました。笑
麺はつるつつつつるっと平打ちで食べやすかったし、完食!!!!!

はしたないですけど、紙エプロンしたまま水を何度も取りに行くのがめんどい位かなw

地下にも席があるみたいでびっくり。
サインも壁にぎっしりあって凄かった(食べ終わったころに気付いた...)


無我夢中で食べてしまう1杯のラーメン。


感服です。
ごちそうさまでした。

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7位

大衆ビストロ ジル 西新宿店 (新宿西口、西武新宿、西新宿 / ビストロ、イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/03訪問 2018/05/03

親身な接客や気配り、お客様を想う料理が素晴らしい数々のビストロバル。

溢れる赤or白 こぼれスパークリング(升は店名入り)。
オリジナル看板レモンサワー。
鯖酢〆と菜の花 金柑のなめろう。
無菌豚のロースト 自家製林檎おろしソース。
桜エビと小松菜 地茸のアヒージョ。


...etc
メニューをひたすら書いていくだけで、指先から食欲が湧き出てくる様な。
更にそこから、店内の温かい雰囲気や接客して下さった記憶で 思わずホロッと笑顔になる様な。


そんな体験って、皆さんするものでしょうか?笑


久々に『とっても良い素敵なお店。あんまり人に教えたくない』という宜しくないw願望思考が
私の中でシッカリ根強いたお店を発見してしまいました。そちらがこの『大衆ビストロJill』さん。


そもそも コースを頼んだり メニューを写メったりすれば 何を食べたか等詳細が分かる
のですが、個人的に『何となくおいしかったなあ』が多い幸せな私は、覚えている様で鮮明に
食事の方は思い出せない事が多々あるのですが。笑
こちらのお店で、頂いたものが殆どフルネームで思い出せるという凄さ(違ったらゴメンナサイw)


中目黒や他にも姉妹店があるんですね。
そもそも こちらのビルは前に何が入っていたか思い出せないのですがw
あれ?こんな所にバルみたいな地下~3階位迄?ビルあったけ???という所から始まりました。
何となくよさそうだな~と思いつつも 詳しく見たりはしていなかったのですが ある日同僚と
遅くまで営業していて 新宿西口付近でバルを探していた所 こちらのお店を再度照らし合わせる
感じで見つけ、平日の2030過ぎだったので 特に予約もせず伺ったのですが....。


限りなく満席に近くてビックリwwww


カウンター席が空いていたので、オープンキッチンの眺めもいいし そちらに通して下さいました。
入口近くで申し訳ないと、ブランケットの有無を尋ねて下さったり コートをかけて下さったり。
ホールからもキッチンからも こちらをちゃんと見て下さっている態度がとても嬉しかった。
ドア付近で申し訳ないと仰って下さいましたが、私は全体を見渡せるカウンターがそもそも大好き。笑
個室の良さが余り分からない派wなので、お店の真ん中で居心地良さそうな店内の中心が寧ろ最高w


そもそも オープンキッチンって 色々と見えてしまうから、失敗が許されないと思うのです。
でも皆さん 手が空いたら掃除等をされていて、とても綺麗で清潔感がある光景が拡がります。
フライパンで振るう姿も迫力ありますし、何より香ばしい美味しそうな香りが常に漂う店内です。


まずは こちらの名物?『こぼれスパークリング』赤と白をオーダー。

何と升に店名入り。可愛い~。持って帰りたい~。笑
升ってTHE 日本酒って感じがするので、長細いスパークリンググラスとコラボするって
とってもお洒落。イマイチ飲み方が分からなかったけど、店員さんが少しグラスのが残っていたら
升の分を継ぎ足して下さって こうやって飲むんだなあとお勉強になりました。笑
白は少しキリッと辛い爽快感があり、赤は逆にちょっと甘目で重さがあります。
どちらも食事に合います。食前酒にピッタリでオススメ。しかも値段が何と500円!!!!


ワクワクしながらオススメメニューやらあれやこれや見ながらキャッキャしていると 
オススメメニューやどういう物が食べたいか等、本当に色々親身になってハーフサイズの
有無迄(メニューには書いていない)聞いて下さったので もう頼みまくりですwww


物珍しい『鯖酢〆と菜の花 金柑のなめろう』。
【なめろう】って響き上手ですよね~。これもイチオシ看板にサラッとなっている気がします。
思ったより爽やかで、まるでエスカベッシュの様な塩梅。アンティパストとしていいですね。
まあ個人的に私は玉葱が嫌いなのでwwww よけて食べてカルパッチョみたいになり、友人が
寧ろ玉葱ドレッシングがけみたいのを食す羽目になってましたが...ヨシとして下さいwwwww


ケールのサラダ→清々しい苦味がちゃんと口の中に拡がります。
水餃子とクレソン→バルで餃子が食べれるって感激。とろっとしていてあっという間の一口。


『桜海老と小松菜と地茸のアヒージョ』
茸のアヒージョは沢山あるけれど、桜海老のアヒージョって珍しいな~と思いオーダー。
アヒージョ特有の辛さや濃さも目立った感じにはなく、とても優しい味わいでバケットに合う♪


『無菌豚のロースト 自家製林檎ソース』
これ、ほんっと~~~に美味しい。
量も沢山入っていて、甘酸っぱい大根おろしの林檎ソースと ネギもたっぷり。
お肉はもっちもち。こんなに無菌豚って美味しいの????って同僚と大絶賛。


サングリアの赤と白もオーダーしました。
グラスが大きくて、たっぷり中身が入っています。
スパークリングが500円だったのに比べて680円と少しお値段はお高め。
レモンサワーもそれ位しましたし、バル特有のワインが1500~2500円台も無いので、
ドリンクが安いバルではないと思います。ですが、美味しいので私は全然◎です。笑


デザートにチョコのムースとブリュレを頼んで、うんこれは少し普通。笑
でもそこまで高望みはしません。笑笑笑


居心地や雰囲気が良くて、周りのお客様も皆楽しそう。
嬉しくなって沢山頼みすぎて お会計時きっと6000円以上はいってるよな~なんて
思ってビックリ。4000円台でした。え!間違ってない?とビックリ。


これも店員さんが善意にハーフサイズや、色々親身になって接客して下さったお蔭です。
創作のお料理も色々変わる様ですし 今後も楽しみ。


お腹一杯美味しい物を沢山吸い込んで、皆さんの笑顔も降り注がれて、
久々にリピ決定のお店になりました。

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8位

旧ヤム邸 シモキタ荘 (下北沢、世田谷代田、池ノ上 / カレー、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/05訪問 2018/06/20

『キーマ』スパイスの猛威!!!3種ぜんがけ和風キーマカレ~スープカレーにも変身~

『ココナッツ香る高菜入りジンジャー鶏キーマに、荒いらっきょうアヂャールがけ』
『おくらとちりめんペッパーサルサと食べる セロリと胡瓜を煮込んだ香味ポークキーマ』
『グレープフルーツspiceコンポートがけ鰹とシイタケの旨味 焼き豆腐入り子豚キーマ』


香りがもう膨れ上がってくる様な。
美味しさが、文字からこみあげて来る様な。


メニューを見るだけで。
ともかく、良く分からないけど 爆

【素晴らしい】-。
この一言で、全て終わらせてしまえる様なお店。笑
『旧ヤム邸 シモキタ荘』さん。


元々『キーマカレー』をそこまで食した事がなかったのもありますが、何となくキーマって挽肉の
カレーでしょ?という簡易な考えでしか、恥ずかしながら無かったのですが。


『キーマ』の概念がコロッと、180度変わってしまう様な。


そんな素晴らしいお店に出逢ってしまいました。


元々近くのベーグル屋さんや蕎麦diningに伺った際、雨の日でも微妙な時間帯でも、常に長蛇の列を
目にしていたので、何屋さんなんだろう???と思っていました。(カフェ?パン屋?みたいな外観)
又 カレーの聖地下北沢にて、フォロワーさんからこちらのお店をお勧めされたのもあり、伺ってみる事に。


open時間の1730に合わせて、余り開店と同時は悪いから、微妙に10分程ずらしたものの、整理券?の
様な物を皆さん渡している...そしてもう列が出来ている...え、入れるのかなって少々焦りながらも、
1名の旨を伝えると 何とか整理券なしに入店する事が出来ました。(多分お昼の回とかで食べれなかった
お客様達なのかな???)
でもその後すぐ満席になっていたので....いや~凄い人気なのが伺えます。ドキドキ。


店内はカウンター席と、テーブル席が3席ほどで狭目です。
お一人様が多いからかな?団体では不向きですね。
私の時は お一人様や2名席が埋まっていたので、相席了承で4名席に通して下さいました。
店内には『黒板』と卓上に『今月のカレー』メニュー、そしてドリンクメニューが置いてあります。


因みに黒板だと、カレー単品や他メニュー等記載があって、字は少し見難いかも。笑
卓上メニューの方だと、物凄い達筆な字で食材スパイスの文字がたっぷり入った3種のカレー明記が。

毎月変わるみたいなのが、毎月の楽しみになりそう~。

2種で1100円(あいがけ)3種で1350円(ぜんがけ)の様です。

因みに、私 苦手な野菜ありまくりのヒト...爆
セロリなんてもっての外...そういうものあって、食材がトロトロにならないキーマを避けてたのも
あるのですがwww
ともかく、全部食べてみたい!というか、ちゃんと食させて頂ける場所があるなら食べねば!!!燃


ご飯がジャスミン・サフラン・玄米から選べるのも素敵。
滅多に食べる事がない『ジャスミンライス』を選択しました。


真ん中に丸くてぽっこりした、可愛らしいライス。
トライアングルで、3種のキーマが とんとんとん..と載っています。
ともかく、フォトジェニック。
*玉葱やセロリがどかんと見えるのは、ミナイデオコウと誓った...*


可愛い器に入ったスープがあって、それを少し食べて自由にかけてほしいとの事。


ふむふむ、お茶漬けのカレーver.スープカレーに変身できるのか~!と納得。
どれがどのカレーか忘れちゃいましたがwww
ともかく一口ずついただきます。笑


いや~...美味しい。


ビックリするほど、美味。
一瞬フリーズするレベル。
何が素晴らしいって、もうスパイスとか盛り沢山なのに、最後『和』テイストで閉まるコト。

辛いとかそういう話がどうでもよくなるような感覚。爆


ともかく、芸術レベル。


メニューに書いてある特徴や食材の味が、ちゃんとするんですよね。
視覚ではなく、味覚で伝わってくるって凄い。


特にグレープフルーツspiceは酸っぱい味わいと、鰹の優しい味がこんなにmixするものかと驚愕。
食べ続けていくと、ちゃんとふくよかで奥行がある味わいにどんどん繋がっていくのも素晴らしい。


苦手食材とかもまろやかに...は、因みに残念ながらありません。涙
食材一つ一つの主張がスゴイので、苦手な食べ物ないよって人の方が絶対嬉しいはず。笑
多分伝えたら抜いてくれるとは思うのですが...苦手でも食べた方が『1つのカレー』を感じられる筈。


意外と量が少ないかな~なんて思ったのですが、スパイスが身体の新陳代謝をよくするのか?
凄くお腹一杯になるし、スープも又食べ易くなり、完食しました!って満足感があります。


地元の方も沢山きていたのも納得。
通ってしまうお店です。


新しい『キーマ』の感覚に、感謝。

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  • (説明なし)
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9位

ロビーラウンジ 「マーブルラウンジ」 ヒルトン東京 (西新宿、都庁前、西新宿五丁目 / ビュッフェ、スイーツ、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/04訪問 2018/06/05

アリスの世界やお菓子の家+遊園地をmixした様な コンセプトホテルビュッフェ。

『ビュッフェ』ー。


格式があり、リッチな響きもあり、イメージする際夢心地になってしまう様な。
ハラハラとワクワクとドキドキの3段階心境を兼ね備えているフレーズ。
ビュッフェって 外食をする際でも そんなに頻繁に利用しないと思うし、更に
「ホテルビュッフェ」となりますと 滅多にいかないし、行けない。笑

何となく、電話予約をする際も緊張しますし、服装も気にしますよね。笑
そういった意味で 値段詳細等が分かるネット予約できると、ちょっと安心します。笑


こちらの「ロビーラウンジ」さん。
食べログさんに とても分り易くコースや値段 内容等を載せて下さっているのと、
通常 特典が他媒体と余り差異がない店舗が多いのに対しw
食べログ限定コースなんかも ひょっこりあったりするのと、季節によって変わるので
予約をしなくても 見るのが楽しみになってしまいます。笑


又、モーニング・ランチ・ディナービュッフェの3形式を行っているホテルは多いかと思うのですが、
基本 飲食って「モーニング・ランチ」が凄くお安くて ディナーが通常値段...といった認識
なのに対し、こちらのホテルの3形式って 逆にディナーがお得な気がするのです。
(だいたい4000~6000円。スイーツだけ、スイーツ&ディナー、飲み放題付き等で変化)


私が伺った際は サイケデリック60年代をテーマにした、平日限定の飲み放題付き5000円。


超お得じゃないですか?
居酒屋さん等の飲み放題1000円とは訳が違う、ホテルのドリンクがついて5000円w
しかもスイーツもディナーも食べれて、サービス料も入らないという...。
更に更に、新宿駅のヒルトン東京さん。有名店でありながら立地アクセスも◎。


実は元々 こちらに決めていた訳ではなくて 友人とホテルビュッフェ食べたいね~
ストロベリーとかスイーツビュッフェがいいね~~~なんて話していただけ。
元々ロビーラウンジさんが インスタ映えで賑わっているのは知っていたのですが 笑
予約がとても取り辛いという情報と 何となくお高い気がして...調べてなかったのです。。。
ヒルトン東京さんを知らない方でも、もし私と同じ様に「スイーツビュッフェ」のワードで
検索をかけた場合 お得だな~という事がお分かりいただけるかと思います。笑


スイーツだけでも良かったのですが(そもそも、ディナーはサンドウィッチとかスコーン
とか、軽食だけな気が勝手にしていたのですw)値段も1000円位で変わらないし、飲み放題も
ついて5000円だったら絶対ディナーも入れた方がよい!という結論になりましたww
*飲み放題内容が記載なかったので、そこだけが残念です*


時間はピークタイムが予約出来なくなっており(まぁそうですよね)
早い時間か遅い時間かのどちらかでした。どなたかのコメントで、早い時間に行った方が
綺麗な写真が撮れるし出来立ての物をすぐ頂けると書いてあったのもあり、最初の回に。笑

時間の10分前に伺ったのですが、既にロビーでは待つ人で溢れておりました...
そして 恐らくランチかブランチタイムのバッシングが終わっておらず...従業員の方々大変そうだな...
と思っていますと、片づけているフロアではない方に案内して下さって なるほど。きっとこちらは
遅い回での利用になるんだろうなあ~とぼんやり。
当たり前かと思うのですが、予約以外にホテル宿泊の方も多数利用されているので、外国語や団体
さん達が飛び交っていて、臨機応変な対応をされていたのが印象的でした。流石ホテルw


入ってすぐ、電話ボックスの様な 標識の様な可愛いレトロ感ディスプレイがあります。
入口すぐ手前に スイーツビュッフェ達があり、右手奥がディナービュッフェ。

コンセプトがかっているのは こちらのスイーツビュッフェ列のみ。
正直に申し上げますと、そのコンセプトもスイーツの奥にディスプレイがどん!と置いてあるのみで、
特別 ホテルの内装外装までもが全て コンセプトではないのです。
ディナーサイドは至って 普通のビュッフェ。
下手に手をだすと、ちゃっちいコンセプトダイニングになりかねないので、逆に安心しましたが。笑
ただ、とっても色彩や立体感ににこだわった様なディスプレイを置かれているのは流石。


手前のスイーツ達も、カラフルベースのストロベリーを中心に ケーキやカット系が複数有。


巨大チョコマウンテンとストロベリーチョコマウンテンフォンデュ。
スプーンプリンに、小型ストロベリーシェイク、そのままたっぷりストロベリー。
シフォンケーキにミルクレープ、マドレーヌ・チョロスやキャラメル...etc


見るだけで心躍りまくりです。www
美術館並みに、その場にずっといたい心地よさwwwwww


とりあえず着席すると、ドリンクメニューを出されるのですが それが飲み放題がどこまで飲んで
いいのかわからず...wwwソフトドリンクも結構良いお値段がしますしね。笑
安定のワインを頼んだ所、わざわざテーブル席でサーブしにきて下さいました。
ちなみに 個室はラウンジなので無く、お隣の方との席は近めなので 下世話な話はNGかとwww


スイーツに目が行きがちですが、他のディナーも素晴らしく。


ローストビーフカットサービス。
チーズの種類が豊富なのと、パルメジャーノチーズを土台にしたシーザーサラダ。
たっぷりムール貝とたっぷり海老。サラダゾーンは たっくさんの氷が下に引いてあり綺麗。
通常スイーツであろう、大理石アイスもその場で色々混ぜて作って下さったりと、至れり尽くせり。


ちなみに、肝心の味はといいますと...うん スタンダードにおいしかった。笑
特別これがとっても!というのはないかもしれないけれど、種類で目が美味しかった感www


まるで、夕方の遊園地に、片手に風船 片手にフードをもって、走り回っているような気分。


インスタ映えの現代希望に沿った戦略を打ち出しつつ、
ホテルベースの軸はぶらさず、今後も革新していって頂きたいと思います。

  • (説明なし)
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10位

雅なだし (半蔵門、麹町、永田町 / お茶漬け、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.1
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2018/03訪問 2018/05/14

究極の天然出汁宝庫~『お茶漬け』~テイクアウトも可!

『お茶漬け』。


何となく食欲が湧かない時。
何となく飲みの〆に食べたい時。
何となく手軽にササさっと。


【お茶漬け】に対して、恥ずかしい話 そこまで大きなカテゴリーで捉えた事がなかった私が、
気軽に食券と駅前、それにカウンター席という 手早く食べれるからだろうな~という安易な
想像を打ち破り、余りの美味しさに しばし呆然としてしまったお店。それがこちらの【雅なだし】さん。


半蔵門駅の真横に隣接しているお店です。
半蔵門駅は出口によりけりなのかもしれませんが、ご飯を食べる所がとっても少ない気がします。
よって ご飯屋さんがあるだけでも有難いのですが その中でも【お茶漬け屋さん】って珍しい。

地下にあるのですが、外看板に お茶漬けの写真や名前 値段が掲載されているので解り易いし
何より お昼休みがなく朝から夜遅くまで営業されているので どんな時間でも入り易いのが嬉しい。

入るとすぐ『券売機』があります。
店内は思ったより狭いので、そこで悩んでしまうと 階段が列になってしまうから 外看板の時に
決めてから入店することをお勧めします。笑 カウンターとテーブル席がありました。

本当は『イベリコ豚の水餃子』茶漬けにしたかったのですが、少し時間がかかるとの明記が。
この後 仕事も控えていたので お漬物のお茶漬けや魚系の茶漬けにしようと悩み、魚系には
お漬物がちょっとついているみたいなので、定番っぽい?サーモンといくらの出汁茶漬けに。


因みに、テイクアウトもできる様です。(物による)


着席すると、小さな紙コップがあり 出汁を飲む用にあるそうです。
へえ~こだわっているんだなあと 卓上のpopを見ても 天然出汁が『○○産』と全て産地明記され、
塩や焼きアゴに昆布、こだわった食材がシッカリ書かれています。
お茶漬けも まずは出汁をかけずにそのまま食べる様にと記載があり、出汁以外にもしっかりとこだわりが
感じられ、『美味しいぞ』と感じさせるしかない空間が、ぴっちり、はりめぐらせられている気分 笑


時間は10分程度かな、凄く早いファストフードっていう訳ではないと思います。
どんぶりの上に 綺麗に盛られたサーモンといくら。それに付け添えのお漬物。カップに入った出汁。
まずは 出汁が気になったので 紙コップにいれて一口飲んでみる事に。


。。。おおぉ...
何て上品な...しっとりすー...と消えて 微かに残って消えていくような...
薄味とか味がない?なんて、いつも添加物ばかり食べている私の舌先が まるで浄化されていく様な。


凄い体験。
これは凄いなあ...一気に酔いも覚めていく味。笑
続いて ご飯を一口。
うわあ~...甘味があって...美味しい。ふっくらつやっとした白米。
それにサーモンの味がしっかり。ふわっと。
いくらの粒々は ぷちっと甘味があって。


ここまで美味しいものが一つひとつ揃っていると、両手を合わせたくなりますね。笑
一口一口に感謝しながら頬張り、しばらくして出汁を投入。
勿論 言うまでもなく美味しいのですが...何といいましょうか、味が濃い!!!という訳ではないので、
『美味しい出汁』と『美味しい食材』を 目を閉じて楽しみたい場合は、別々に食べた方がいいかも。笑
多分 お酒を飲んでいたり、味が濃いものを先に食べていたり タバコで少し麻痺してしまっていたり
する場合は もしかしたら、味があまり感じられないかもしれない気がします。


ゆっくりじっくり、目をとじて
一口一口 噛みしめながら
ほっとする様に 胃に入れていく仕草。


何となくそんな時間が宝物の様に感じるお店です。


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