咲州の政さんのマイ★ベストレストラン 2017

昨年7月の初訪問以来二度目となります やま岸さん。
今回も友人のお誘いを得てお伺い出来ました。

今回の内容は
1.胡麻豆腐の白味噌仕立て
いきなりの椀物で白味噌に胡麻豆腐、稚鮎と菜の花が添えてあります！

2.タイラギ木の芽ジュレ掛け
大きなタイラギを炭火で炙り酸味のある木の芽のジュレが掛けられた涼しげな一品！

3.太そうめん白子和え
小豆島の太そうめんを河豚白子で和えた珍しい一品、
芽葱が下に敷いてありもっちもちの麺に
クリーミーな白子ソースが見事に合った斬新でとっても美味なお料理です。

4.玉子カステラ、ふき味噌、ごり
滑らかな食感でお菓子のような玉子に苦味が大人なふき味噌、
そしてごりと一皿に酒肴3種盛り！

5.甘鯛の沢煮
甘鯛に春野菜を賑やかにあしらった季節感のあるお椀、
優しい味わいで昆布出汁がとっても美味！

6.熟成しまあじ、明石鯛の雲丹乗せ
ここでお造り、熟成されて旨味が増したしまあじに
鯛の雲丹乗せと間違いない取り合わせ！

7.鯖へしこ
小皿で登場。脂の乗った鯖のへしこを炭火で炙っていて
塩辛さがお酒を誘います！

8.とり貝とホワイトアスパラ
今回の杉八寸は見事なとり貝とご立派なホワイトアスパラの取り合わせ。
塩とオリジナルソースが付きますがそのままでも旨い！

9.筍木の芽焼き
目の前で皮付きの見事な筍を調理され炭火で木の芽焼きに。
えぐみなし、フルーツのような甘さと瑞々しさが秀逸です！

10.たらの芽と空豆の天婦羅
春と夏の旬野菜を一度に味わう今ならではの天婦羅！

11.雲丹の手巻き寿司
待ってました！こちらの千両役者、
こちらでこれを食べないと　やま岸さん　じゃない！
くらいの名物で雲丹が贅沢に使われた手巻きを手渡しで頂きます！

12.さくらます焼き物
味醂が効いたほんのり甘味のある味付けでこれも日本酒に合いますねぇ！

13.釜炊きご飯とご飯の友
〆はおくどさんで炊かれた艶々ご飯に 明太子、しらす、なめこの3品、
お腹一杯なのについおかわりしてしまいます！

これらの絶品料理を
ビールと友人持ち込みのシャンパーニュ2本、日本酒をやりながら堪能しました。
少し飲み過ぎたためちょっと後半の記憶が飛んでますが
やま岸さんならではの工夫を凝らした逸品の数々、
そしてご主人、奥様の心のこもった笑顔とおもてなし、今回も実にお見事でした。

ちなみに年内は予約で一杯だとか…
次回はいつになることやら…

今回も本当に美味しかったです。ご馳走さまでした。

オープンされてまだ2年足らずですが今京都で大注目を浴びるこちら 富小路 やま岸さん！
食通の友人にお誘いを賜り初訪問となりました。

お店はいかにも京都らしい歴史を感じる風情ある一軒家で奥ゆかしい暖簾をくぐり
引き戸を開けるとそこに現れるのは石が敷かれた露地で
更に奥まで歩いて右手に曲がると靴脱ぎ、そしてお店という遊び心感じるレイアウトです。

中に入ると綺麗な一枚板のカウンターに9席で最初は凛と張りつめた緊張感を感じますが
板場に出られたご主人と素敵な女将さんの笑顔と微笑みに癒されて
一瞬にして和やかな雰囲気に包まれます。

先ずは席に着き冷たいおしぼりで暑気を拭うと瓶ビールをオーダー。
女将さんが一人一人についでくれますが
これがなかなか見事なもんで決して溢れる事なく極限まで目一杯注いでくれます。

敢えて湿らせた木のお箸で頂いたこの日のお料理は
１．鱧とじゅんさいのジュレ酢掛け
　・大きな蓮の葉に盛り付けられた梅肉を乗せたはもちりとじゅんさいを
　　　添えられたジュレ酢でいただきますが見た目もお味も涼しげな夏らしい逸品です。
　　　
２．鮑と冬瓜のお椀
・隠し包丁を入れた肉厚の鮑と冬瓜に綺麗な昆布出汁と酢橘の皮で香り付け、
　　　繊細な味わいと食べ応えある鮑の食感が贅沢です。

　３．甘鯛、イカウニのお造り
　　・こちらは見た目が至ってシンプルなお造りに思いましたが
　　　甘鯛のねっとりとした食感と濃い旨みが技ありです。

　４．鮎の姿焼きと小なすの田楽
　　・いわゆるこちらで言う杉八寸でいかにも京都らしい見た目と魅せる演出、
　　　そして炭の香りと絶妙な塩加減の鮎が実に美味いです。
　　　ここらで冷酒をいただきました。
　　　銘柄はよく知らないので友人と女将さん任せで…

５．鯛の昆布〆粽寿司
　・こちらはまた手の込んだ演出で一筆添えられての登場。
　　　笹の葉の香りと昆布〆の鯛の旨みが絶妙な素晴らしいひと品です。
　　　
　６．加茂茄子の白味噌掛けと鰊の煮物
　　・柔らかく炊かれた賀茂茄子を甘みの強い白味噌仕立ての餡と酢橘の香りで
　　　いただくこれも京都らしい美味な一品。鰊の煮物もお酒に良く合います。

７．芋茎の煮物、唐黍のかき揚げ、鯵の梅風味なめろう、イタヤ貝の鮑肝和え
　　・こちらは打って変わってまるで居酒屋さんのような肴が並びます。
　　　どれも美味しいですが特に鯵のなめろうの梅の風味が斬新でとっても爽やか~♪

　 ８．マグロとこのわたの手巻き寿司、ウニの手巻き寿司
　　 ・こちらの名物的なお料理でご主人が2種類の手巻き寿司を
　　　 とろけるような笑顔と共に提供してくれます。
これはもう至福のひと時でございます。
　　
９．鰈の焼き物
・肉厚で脂の乗った鰈は北海道産とのこと
　　　一口含めば　これ、ノドグロ？いやいや、鰻？ってくらいの
　　　半端ない脂と旨み。こんな美味い鰈食べたことないです。

１０．御飯 明太子、なめこ、ちりめんじゃこ
　　　厨房に設えられたおくどさんで炊かれた土鍋ご飯に3種の友が付きます。
　　　一杯目は水の美味さが際立ち二杯目からはお代わりする度に
　　　お米の旨みが熟成されてきてもう止まりません。

１１．抹茶の羊羹とお薄
　　　お腹一杯でしたがご主人自ら点ててくださるお薄と鮮やかな緑の羊羹は
　　　まさに別腹。口の中が清められます。

そして最後に暖かいおしぼりで名残を惜しみながらホッと一息。

癒しの空間の中で
時には目にも美味しい本格的な懐石の逸品、時には質実剛健で直球な美味い肴、
そして懐石でそれはないでしょう！と思いながらも笑顔が止まらない手渡しのお寿司等、
茶道に華道までも嗜まれるというご主人の天才的な味と多彩な演出、
そして気取らない暖かいお人柄でのもてなしは素晴らしいの一言に尽きます。

ちなみに予約は半年以上先まで一杯だそうです。
そりゃそうですよ！ホントに美味しかったですから！またぜひ来たいですね。ご馳走さまでした。

現時点で大阪府中華料理ランキング堂々の1位！
だいぶ以前から行きたかったお店で
今回食通の友人のお誘いを受けようやくお伺いすることができました。

最寄りは北浜駅で有名なお蕎麦屋さんやお寿司屋さんが
近隣にあるというなんとも豪華な一画にあります。
外観はこ洒落た感じの小料理屋さんみたいで
中華というよりは和に近い雰囲気に思いました。

中に入ると手前がカウンター席、奥に
6名テーブルが1つというレイアウトで
こじんまりと纏まっています。
それでも店内には食通っぽい方々が一杯で
ただならぬ雰囲気が漂ってますね。

で、今回コースを頂いたのですが
先ずは先付けの一品があり、
その後に綺麗な小皿に盛られた8品の前菜が登場。
まるで懐石のような美しさと
食べてみてこんな中華料理があるんですね！って思いました。
この前菜を頂いてみてこちらのお料理は
何を食べても美味しいだろうと思いましたね。

その後は色んな紹興酒を呑りながら
点心物、蒸し物、汁物、焼き物（甘鯛）、肉物、
百花鶏、フカヒレご飯等、
初めて頂く素晴らしいお料理を堪能させて頂きました。

全てホントに食べやすく美味しかったのですが
特に印象的なのは 百花鶏とフカヒレご飯で、
百花鶏はまず鶏の丸焼きのお姿で登場します。
で、この見た目が何ともユニークで
まるで酔っぱらいがひっくり返って寝てる姿に
似ております(^_^;)
で、ご披露が終わると一旦引き上げて一人分毎に
取り分けて提供されます。
説明を聞くまではてっきり北京ダックや子豚の丸焼きのような
お料理かと思いましたが
中身はなんと海老のスリ身を使った物が詰められているんですね。
何とも手の込んだ事をされると思いながら頂いてみますと
これがまた美味いんですよ～♪
皮がパリんパリんで中の詰め物はしっとり柔らか、
口の中で鶏と海老の旨味が絡み合って実に見事な料理になっています。
初めて頂きましたがマスターによると広東の古典料理だとか。

またフカヒレご飯については
これもまず大きな土鍋での登場で後に一人づつ取り分けて提供されます。
姿煮ではありませんが短冊状のフカヒレがたっぷりと入っていて
食感もしっかり楽しめます。
聞けばこのフカヒレはアオザメの胸ビレだそうで
ヨシキリザメとの違いはよく分かりませんがこちらの方がより高級だそうです。
そして餡掛けの上湯スープの美味しいこと！
ちょっとしたお焦げがあるのがまた値打ちを高めていますね。
素晴らしいお料理でした。

最初、全体的に味付けの優しい感じや素材、メニュー構成から
日本料理に強い影響を受けた中華料理なのかな。って思いましたが
聞いてみると古典料理や宮廷料理を復興されたりしているとの事。
勉強熱心なのもさることながら
それをこんなに美味しいお料理に仕上げる実力はかなりのものだと思います。

お店の雰囲気も居心地も良く接客も適度に行き届いていて
しかもリーズナブルなので色んな使い方が出来ますね。
但し予約は数ヶ月待ちみたいですが…

それにしてもこんなに美味しい中華料理があるんですね！
最高に美味しかったです。ご馳走さまでした。

食べログ堺市寿司部門不動のトップ、
歴史あるお寿司屋さんで場所は宿院からすぐのところ、
この周辺には大きな料亭なんかもあって
大人ないい雰囲気の街並みです。

お店は御立派な一軒家でモダンながら建屋にも風格がありますね。

中に入ると無駄な装飾のないゆったりとした空間の中央に
白木のカウンターが設えてあって他にも個室があります。
こちらがいわゆる表の間のようで他に奥にもお席が用意されていて
さすがに高級感があり凛々しさが漂います。
そんな厨房には自信を漲らせた若き四代目がいらっしゃいました。

まずハートランドで喉を潤してこの日頂きましたのは
先付けの間人蟹のジュレ掛け
ヨコワ造りは辛子を浮かべた黄身醤油で
海老芋は淡雪塩で

そして握りでは
クエ
春子
炙り鰆
シマアジ
車海老
背トロ
腹中トロときて
アテで鮟肝煮、奈良漬けが添えてあります。
更に
大トロ
赤身
ミニイクラ丼
小柱軍艦
蒸し穴子
そして鮪の各部位を贅沢に巻き込んだ巻き寿司 弥助ロール (仮称)
シラスの錦胡麻和え
雲丹軍艦
赤貝
もはやスイーツのような玉
トロたく
フルーツ
とまあ次から次に頂きましたが
やっぱり旨い寿司は幾らでも入ります。

この日の鮪は特に質の良い鮪だったようで
鮪ネタのオンパレードでしたがどれも流石、旨かったですね。

飲み物ではハートランドを終えた後は
シャンパーニュ、そして店名と同じ 弥助という名のお酒等々…
こちらも目一杯頂戴しました。

そんなこんなで結構な額にはなりましたが
三代の歴史が伺える正当な江戸前の仕事に
ネタにより酢飯を変える繊細さや
淡雪塩や錦胡麻等イノベーティブフュージョンを意識したような四代目の挑戦、
このお店はまだまだ進化を続けることでしょう。

とても美味しかったです。ご馳走様でした。

予約の取れない大人気店、
今回友人の予約に乗っかっての初訪問です。
場所は心斎橋のネオン街から一本路地を入った所で
この狭い一画には飲食店が色々あって
そんな中にこちら 和洋酒菜ひでさんはあります。

外観は小さな小料理屋か居酒屋のような雰囲気で
少し鄙びた感じがなかなか良いです。
中に入ると
L形カウンター7席の小さなお店ですが
この古びた感じのお店が今では予約困難な人気店のご主人の城で
全てを一人で切り盛りされています。

この日はお任せで先ずは寒くても生ビールに
次々に繰り出される肴は

1 山芋にとんぶりを乗せた物
フワッフワのお餅のような山芋にとんぶりの塩気！

2 熟成ネタの刺身 シマアジ、白甘鯛、〆鯖炙り、鰆炙り
十分に熟成されたネタは旨味がギュッ！
炙りは炭火で香ばしさとホロリとした食感がプラスされて旨し！

3 あん肝
ポン酢ではなくあん肝煮、
こちらもフワフワした食感で良い味に仕上がった逸品！

4 ホタテ貝柱 鯛酒盗乗せ
炭火で炙った貝柱に鯛の酒盗を乗せた日本酒にピッタリの肴！

5 炙り牡蠣
北海道産の牡蠣をこちらも炙りで、
プクプクな牡蠣の身と磯の風味に炭火の香り、文句なし！

6 津居山のセコガニ
甲羅にぎっしりと詰められた蟹身と添えられた外子、
セコガニの繊細な旨味がいい！

7 自家製ソーセージ、ポテトサラダ添え
こんがりと焼かれた極太のソーセージは食べ応えがって
肉々しい旨さ！
ポテトサラダは特性のソースに
カリッカリの蕎麦の身が振りかけられた目にも楽しい逸品！

8 ヒウチと媛っこ地鶏モモ炭火焼き
時間を掛けてじっくりと炭火で焼かれた
サシが綺麗なヒウチと媛っこ地鶏、
ヒウチは霜降りならではのホワンとした食感、
媛っこはしっかりとした食感と食感の二重奏！
メインに相応しくもちろん美味い！
付け合わせの韓国ズッキーニには淡雪塩で雪化粧と凝ってます。

9 明太子のオリジナルキムチとオレンジ色の玉子かけご飯
白ご飯に柿のようなオレンジ色の黄身が乗っていて
醤油をタラーリ、
色んなオリジナルキムチがあるみたいですが
今回は明太子オンで大満足の完食！

ドリンクも生ビールを飲み干すと
ここはやっぱり日本酒って事で
而今から始まり鄙願、屋守、東一、風の森と
一捻りされた美味い肴をアテにもう止まりません！
そしてお肉類には冷凍保存の知多のハイボールで自然とドランカーズハイ！

お料理はこれでちょうどお腹一杯になりましたが
ほぼ全て一口サイズのポーションなのでいくらでも入りそうでした。
コスパも素晴らしく大変美味しかったです。ご馳走さまでした。

本町界隈の日本酒に拘る人気のお店で
ポン酒好きの旧友とお伺いしました。
ちなみにお隣はモダンなお寿司屋さんで、
こちらは階段を上がった2階にあります。
お店の入り口には玄関があり靴を脱いで中へ
中は明るい木目調の和に拘った綺麗な内装です。
で、テーブルに着くと日本酒餐眛のお店なんですが
3種類の湘南ビールなるものがあるという事で
先ずはピルスナーで残暑を拭いメニューを見ると
達筆で書かれたお酒の肴がびっしりとあります。

頂いたのは
鮮魚の造り盛り、お勧めの河内鴨ロース造り、
さぬきの手作り醤油豆…と来れば
もう日本酒が恋しくて恋しくて！
で、壁や貼られていた利き酒セットを所望、
内容は3種類の番号を付けたお酒が入ったぐい飲みと
クイズ用のぐい飲みに入ったお酒があり、
どれが同じか当てるもので当てるとアテが一品頂けます。
これ楽しいです♪
それから更にチーズ麹漬け、身欠きにしんの山椒漬け、
それにさんまの肝醤油焼き、野菜のかき揚げ、
鱧と松茸のすき焼き風を頂きましたが
どれもホント旨いねぇ！日本酒が進みます。
もちろんお酒もどんどん進み
お店の素敵なお姉さんが勧めてくれる珍しい銘柄を4種類ばかり？
それ以上かな？
とにかく後半は記憶が不確かですがご機嫌な酔い加減でした。

店内は日本酒好きで一杯でしたが
酒といい、アテといい、居心地といい
リピート必至のかなりいいお店でしたよ。

とっても美味しかったです。ご馳走さまでした。

母の誕生日に予約してお伺いしました。
この界隈でも知る人ぞ知るお寿司屋さんではないでしょうか。
みなと通り沿いにある現代的な一軒家で入口前に数段の階段と
その両脇には綺麗な花が植えられております。
派手な主張はなく控え目の看板にすしの文字と暖簾に店名があるだけ。
見るからに高級店の雰囲気ですが…

中に入ると
凜とした雰囲気なんですが何故かホッとするような落ち着ける空間で
カウンターのみのレイアウトにネタケース、
そして厨房内の冷蔵庫には誂えの木の扉が備わっています。
そんな板場には壮年のご主人がお一人。
そして奥からご高齢の先代が元気に出て来られました。

先ずは一席に着きお絞りで手を拭うと
麒麟ラガーを頂きました。ちなみにこちら生はありません。
麒麟かアサヒの瓶です。
久々に瓶のラガーを頂きましたがまた生とは違って瓶ならではの美味さがありますね。

で、後はお任せです。
こちらではメニューや値段表がなくお任せが基本スタイルのようで
先ずは造りで 鯛の松皮、厚切りの中トロ、トリ貝、ホタルイカ、
活け車海老と頭の炙りという内容で
中でもトリ貝は食感も口に広がる風味も秀逸で物の良さが伺い知れます。
お造りでお腹は落ち着きビールから白鹿の冷酒に替えて握りを頂きます。

お寿司は
鯵、小肌、鰯、煮穴子、中トロ、シャコ、雲丹、イクラ等、
一通り頂いて更に追加で 雲丹、中トロ、炙り鰻、玉子としっかり頂きました。
美味しいお寿司っていくらでもいけるのです。
中でもふっくらとしてて優しい味わいの煮穴子や肉厚の焼き鰻、
味の濃い雲丹、脂がきめ細やかな中トロなんか特に美味しかったですねぇ！

食事を終えてもご父子と色々なお話しさせていただき
とっても楽しい一時を過ごす事が出来ました。
母にとってもいい誕生日になったようです。
ありがとうございました。

で、お勘定ですが
上記の内容で二人で20,000円強！満足です。
また気軽に立ち寄らせて頂きます。

とても美味しかったです。ご馳走さまでした。

お蕎麦の名店が点在する谷町六丁目界隈にあり
昔からの風情ある街並みの中に
一際レトロな一軒家がこちらのお店です。
外観は昭和を通り越して大正時代の文明開化の
音が聞こえて来そうな洋の要素を取り入れた見事な佇まいで
暖簾に 蕎麦 文目堂と営業中の控え目な立て看板が置いてあります。

中に入ると
これまた同時代らしい調度品にそれぞれ個性のあるテーブル席が
設えられていて奥には小さな中庭もあります。

平日の夕方訪問でお客さんはまだ疎ら
大きなテーブル席の最奥に案内されました。

メニューを拝見するとお品書きの前に
写真撮影禁止 の文字が見えましたので郷に従いました。
で、お品書きですが
お蕎麦は 細切りと粗挽きがあり
天ものはありませんが辛味おろしやとろろに鴨など
一通りあります。
またお酒にちょっとした酒肴も充実しております。

オーダーはビールが欲しかったので
ハートランドビールに豆腐の味噌漬け、
そしてざるそばは細切りにしました。

で、まずは粋な木のお盆にハートランドのグリーンボトルと
塩昆布が置かれ小さく盛られた豆腐の味噌漬けが登場。
久しぶりのハートランドで喉を潤し塩昆布を頂いて
豆腐の味噌漬けに箸を付けると
ねっとりとした舌触りと口の中にお味噌の風味が広がって
これがなかなか美味いのです。
今日はビールでしたがこれはホントは日本酒でしょうね。

そしてビールが少なくなったいいタイミングで
真打ち　細切りのお蕎麦が丸い笊にうず高く盛られて登場。
おつゆに綺麗な山葵と白葱が付いていて
写真撮影出来ないのが残念なほどの良い見た目です。

まずは卓上の粗塩をお蕎麦にちょいと付けて
頂いてみると
キリリと〆られた適度な歯応えに旨味がある塩のお味が良く合っていて
噛みしめると蕎麦の程よい風味が広がります。

続いておつゆに浸けて頂いてみると
鰹がしっかりと香りますが濃過ぎないすっきりとした味わいが
しっかり浸けてもこちらのお蕎麦の風味を活かしているように思いました。

そうして塩とおつゆを使い分けながら
きれいに平らげ〆にドロリとした蕎麦湯で完了。

ノスタルジックなお店で頂く良質のお蕎麦は格別でした。

とても美味しかったです。ご馳走さまでした。

今話題の裏なんばは 鮨 ひでぞうさんに行って来ました。
場所は道具屋筋の一本東側、千とせさんの通りにあり
系列の立呑屋さんから南に少し行った所にあります。
この日はど平日の夜で予約して3人でお伺いしました。
外観は派手な主張はなく注意してないと通り過ぎそうな佇まいで
中に入ると手前からテーブル席がありカウンターも充実してます。
どちらかというと大衆的なお寿司屋さんの雰囲気で居心地も良さそうです。

先ずはお決まりのように生ビールを発注し
最初のアテは金目鯛の造りと穴子の薄造りです。
金目は皮目を炙ってあり持ち前の脂が溶け出していきなりの美味です。
そして穴子は綺麗な薄造りでポン酢で頂きますが
これまた良い脂と強めの歯応えが旨いなかなかやりますなぁ！な内容です。
続いて鯛の白子ポン酢とゴマフグの白子醤油焼き。
どちらも初めて頂きましたがまとわりつくような濃厚でクリーミーな旨味が
酒を呼びます。って訳で冷酒にチェンジ！
こちらでは冷酒はフルートグラスに注いでくれます。
そして更に甘鯛の塩焼きを頂いてお寿司に参ります。
小肌、鰻、中トロ、ノドグロ、えんがわ、サーモン、ウニ ‥等々

中でもサーモンは見事な脂のホワイトラインで見ただけで分かる美味さ。
それに一番美味しかったのがノドグロの握りで
ノドグロって方は煮ても焼いても美味いのですが
お寿司が最強かもって思えるほどでした。
その後もサーモンとノドグロをお代わりや、
ネギトロにサバ紫蘇巻きで〆てお腹いっぱい！

こちらとにかくネタの質がいい。
そんな魚に合わせるシャリは酢の効いたお江戸風で
魚の脂を引き立てているように思いました。

コスパも素晴らしくこれは人気になりますね。
とっても美味しかったです。ご馳走さまでした。