さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんが投稿したももんじや(東京/両国)の口コミ詳細

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さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメ (男性) 認証済

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ももんじや両国、東日本橋、浅草橋/ジビエ料理、すき焼き、鍋

1

  • 昼の点数:3.9

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.9
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/03 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

1718年享保3年創業で徳川吉宗が治世の時代から300年愛され続ける江戸の猪鍋店のお得なランチ!(東京都墨田区両国)

山くじら すき焼 ももんじや
(東京都墨田区両国1-10-2)

復活願うランチ営業…

JR総武本線・両国駅の両国国技館の反対側の 南側を走る京葉道路(国道14号線)沿いで 隅田川に架かる両国橋の手前の左手にある 1718年創業の「山くじら すき焼 ももんじや」

1718年といっても なかなかピンとこないと思うが 1718年は享保3年で 暴れん坊将軍・徳川吉宗が世を治めていた時代から約300年 両国で9代続く猪鍋(ししなべ)の専門店

最近では 昭和30年代創業の老舗洋食店・老舗中華料理店・老舗ラーメン店…と 約50年くらい続いていると「老舗」なる言葉を使う傾向があるが そんな意味では 超〜老舗 いや老舗中の老舗 いやいや 老舗中の超〜老舗…それらを超越した本物の老舗と言えるだろう(笑)

夜の営業がメインで 猪鍋の他に 鹿鍋・熊鍋などジビエが味わえる専門店で 1人前が5000円くらいするので お酒を飲んで サイドメニューを注文したら 1人の単価が1万円前後はする高級店

そんな 高級店だが 火曜・木曜・土曜日限定でお得なランチを提供していることは 意外に知られていない

ちなみに 日曜は定休日だが 大相撲東京場所開催中の日曜は夜のみ営業している

この日 お店付近に到着したのが開店時間の約30分前で お店に駐車場はないので周辺のコインパーキングを探すと どこも満車

両国橋を西に渡り 脇道に入った路上パーキングに車を停め 橋を渡りお店に到着したと思ったら丁度開店時間となった

店内に入ると 受付(レジ)があり 旅館のような作りで 2階のお座敷に通され メニューを眺める


猪小鍋定食A 1350円

「ももんじや」のランチは限定販売で…
・猪丼定食 1200円
・猪小鍋定食A 1350円
・猪小鍋定食B 1800円

定食は上記の3種類で 猪小鍋・鹿刺身・猪すじ肉煮込み…などの単品メニューとドリンク類

大半の人は定食を注文し 追加で単品メニューを注文する流れのようだ

定食Aに鹿刺身が付いたものが 定食Bで 猪小鍋を丼にして小鉢がないのが猪丼になり 全ての定食に味噌汁・お新香が付いている

1番人気の 猪小鍋定食Aを注文すると そんなに待つことなく到着

メニュー名は猪小鍋定食だけど 所謂 すき焼き定食のお肉が牛肉ではなく猪肉だと説明すれば 分かりやすいかも(笑)

猪肉の他に 焼豆腐・白滝・白ネギ・青菜が入っていて 甘辛く味付けされている

秘伝のタレで煮込んでいる 兵庫県産の天然の猪肉は 臭みも一切なく とても美味しい

赤身と白い脂身が特徴の猪鍋は その色合いから「ぼたん鍋」とも呼ばれ 猪の1番旨いバラ肉の部位を じっくり煮込んでいるので 脂身にも味が染み込み 深いコクをだしている

最後は ご飯を少し残し 計画的に残した具材をご飯の上に乗せ 猪小鍋のスープを少し多めにかければ 小さい猪丼・ツユダクの完成

お茶漬けのように サラサラと口に運べば 名残惜しくも完食・完汁!


あとがき…

「ももんじ」とは 百獣(ももんじゅう)から発した言葉で 本来は獣肉全体のことを表し 江戸時代には四つ足動物を扱う料理では 屋号の前に必ずこと言葉に付けていたそうだ

明治時代になりその呼び方がなくなり このお店が登録商標を取得して正式な店名にしたので このお店の正式な屋号は「ももんじや 豊田屋」

ももんじやの猪肉は 養殖ものは使用せず 兵庫・滋賀・三重などから野生のものを吟味して取り寄せている

かつては「山くじら」ともいわれた猪の肉は 高タンパク・低脂肪・低カロリーで 栄養価の高い食材で 肉食文化のなかった江戸時代には「薬喰い」と呼ばれていたのだそうだ

猪の肉は なんと縄文時代から食べられていたそうで その肉に色々な具材を加えて 醤油や味噌で味付けされた「ぼたん鍋=猪鍋(ししなべ)」は 主に猪の獲れる山間部の郷土料理として 各地にある

それが江戸に伝わり 徳川吉宗も食べていたのかな?

猪の肉を食べてパワーを付けて「暴れん坊将軍」となったのかな?

などと「ももんじや」が創業した300年前に頭の中はタイムスリップし 思いを馳せていた

本文でも説明したが こちらのランチは 曜日限定・数量限定なので 営業時間などと合わせて確認をし できれば早い時間に訪問されることをオススメしたい

300年間 9代に渡り守られ 愛され続ける江戸の猪鍋を是非一度ご賞味あれ

ご馳走さまでした!


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  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A 1350円

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)外観

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)店内

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)外観

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)外観

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)暖簾

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)店外メニュー

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)店外メニュー

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)店内

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)メニュー

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A

  • 山くじら すき焼 ももんじや(東京都墨田区両国)猪小鍋定食A〜完食!

2021/12/18 更新

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