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はるりらんのレストランガイド
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はるりらん (50代前半・女性・静岡県) 認証済
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1回
昼の点数：4.6
2017/07 訪問
お蕎麦もいいけど蕎麦がきが…！
もう何度も通い詰めている大好きな真狩村。「いし豆」さんの前はいつも通り過ぎていましたが、時間が合わなかったりまたはお休みだったりとタイミングが合わず今回が初訪問となりました。１１時半過ぎに到着すると駐車場はほぼ満車。入り口には待っている先客が。列に並びながら、シンプルだけどこだわりがビシビシと伝わってくる店構えや店内をキョロキョロしているうちに席に通されました。旦那さんはもりそば¥８００、私は期間限定の山葵おろしそば¥１０８０、それと一番気になっている蕎麦がき¥６００をお願いしました。とっても大人な雰囲気の店内は、平日という事もあるかもしれませんがお客さんの年齢層は高めです。手書きのお品書きにはお店で使っている蕎麦、ねぎ、長芋、ごぼう、鶏肉の産地や生産者さんのお名前が書かれてありました。待つ事１５分。最初に蕎麦がきが来ました。蕎麦がきが大好きな私はこれまでもいろいろなお蕎麦やさんでいただいて来ましたが、こちらの蕎麦がきはなんか違う。粗挽きの蕎麦粉を使われているのでプツプツと茶色や黒の点が目立つのはいいとして、手のひらに乗る大きさにまとめられた表面がシワっぽいというか乾いているような軽く焼かれているような、よくある濡れた感じのツルッとした表面とは全然違います。静かにお箸を入れて見るとふわっと柔らかで表現が難しいですが大和芋のとろろを焼いたようなあんな感じです。口に入れるとなんとも優しい粘りと弾力があって、蕎麦の風味が広がります。粗挽きの食感がとても楽しい感じです。わさびと蕎麦つゆとお塩が付いていました。山形でよくあるのエゴマやクルミ、ゴマの甘いタレでいただく蕎麦がきが大好きでしたが、お塩は初めてです。シンプルなそのままの味ですがこれがとっても美味しかったです。つゆもつけてみましたがこの蕎麦がきには絶対お塩です。冷めてもあまり硬くならないこれまでにない不思議なふわもち食感が気になってよくよくみて見ると、茶色や黒のつぶつぶの他に白い繊維のようなものが入っているのが見えました。山芋のようなものが混ぜてあるのかな？蕎麦粉だけでこんなにふわもちになるのかな？謎が深まります。そんなことをしているうちにいよいよお蕎麦が来ました。蕎麦がきと同じ粗挽きのプツプツのある細切りのツヤツヤです。思っていたよりも盛りが多いです。まずそのままいただくとツルッとした心地いい舌触り、噛むといい味と香りが口いっぱいに広がります。こういう美味しいお蕎麦は本当に久しぶりです。蕎麦猪口に山葵おろしがお団子のように入っていました。わさびといっても山わさびなので色は真っ白で大根おろしと混ざって見た目ではわかりませんが、くせのないあっさりめのおつゆを注ぐとツンとわさびのいい香りが立ちます。お蕎麦をつけていただくと、よくある辛味大根のたれとは違った爽やかな辛味です。とても暑い日だったのでこういう時は食が進んでぴったりです。お蕎麦が大好きな旦那さんはすっかり無口になってツルツルと久々の美味しいお蕎麦を味わっていました。お会計の時、失礼を承知で思い切って奥さんに「あんなにふわふわなのは蕎麦がきに山芋か何かが入っているんですか？」とお聞きしてみました。当然ですが「蕎麦粉だけですよ」とのこと。そりゃそうですよね。野暮な質問ににっこり答えていただいてありがとうございました。美味しいものにはそういう気持ちも入っているんだなぁ。また伺います。ごちそうさまでした。
2017/07/17 更新
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もう何度も通い詰めている大好きな真狩村。
「いし豆」さんの前はいつも通り過ぎていましたが、時間が合わなかったりまたはお休みだったりとタイミングが合わず今回が初訪問となりました。
１１時半過ぎに到着すると駐車場はほぼ満車。
入り口には待っている先客が。
列に並びながら、シンプルだけどこだわりがビシビシと伝わってくる店構えや店内をキョロキョロしているうちに席に通されました。
旦那さんはもりそば¥８００、私は期間限定の山葵おろしそば¥１０８０、それと一番気になっている蕎麦がき¥６００をお願いしました。
とっても大人な雰囲気の店内は、平日という事もあるかもしれませんがお客さんの年齢層は高めです。
手書きのお品書きにはお店で使っている蕎麦、ねぎ、長芋、ごぼう、鶏肉の産地や生産者さんのお名前が書かれてありました。
待つ事１５分。
最初に蕎麦がきが来ました。
蕎麦がきが大好きな私はこれまでもいろいろなお蕎麦やさんでいただいて来ましたが、こちらの蕎麦がきはなんか違う。
粗挽きの蕎麦粉を使われているのでプツプツと茶色や黒の点が目立つのはいいとして、手のひらに乗る大きさにまとめられた表面がシワっぽいというか乾いているような軽く焼かれているような、よくある濡れた感じのツルッとした表面とは全然違います。
静かにお箸を入れて見るとふわっと柔らかで表現が難しいですが大和芋のとろろを焼いたようなあんな感じです。
口に入れるとなんとも優しい粘りと弾力があって、蕎麦の風味が広がります。
粗挽きの食感がとても楽しい感じです。
わさびと蕎麦つゆとお塩が付いていました。
山形でよくあるのエゴマやクルミ、ゴマの甘いタレでいただく蕎麦がきが大好きでしたが、お塩は初めてです。
シンプルなそのままの味ですがこれがとっても美味しかったです。
つゆもつけてみましたがこの蕎麦がきには絶対お塩です。
冷めてもあまり硬くならないこれまでにない不思議なふわもち食感が気になってよくよくみて見ると、茶色や黒のつぶつぶの他に白い繊維のようなものが入っているのが見えました。
山芋のようなものが混ぜてあるのかな？蕎麦粉だけでこんなにふわもちになるのかな？
謎が深まります。
そんなことをしているうちにいよいよお蕎麦が来ました。
蕎麦がきと同じ粗挽きのプツプツのある細切りのツヤツヤです。
思っていたよりも盛りが多いです。
まずそのままいただくとツルッとした心地いい舌触り、噛むといい味と香りが口いっぱいに広がります。
こういう美味しいお蕎麦は本当に久しぶりです。
蕎麦猪口に山葵おろしがお団子のように入っていました。
わさびといっても山わさびなので色は真っ白で大根おろしと混ざって見た目ではわかりませんが、くせのないあっさりめのおつゆを注ぐとツンとわさびのいい香りが立ちます。
お蕎麦をつけていただくと、よくある辛味大根のたれとは違った爽やかな辛味です。
とても暑い日だったのでこういう時は食が進んでぴったりです。
お蕎麦が大好きな旦那さんはすっかり無口になってツルツルと久々の美味しいお蕎麦を味わっていました。
お会計の時、失礼を承知で思い切って奥さんに「あんなにふわふわなのは蕎麦がきに山芋か何かが入っているんですか？」とお聞きしてみました。
当然ですが「蕎麦粉だけですよ」とのこと。
そりゃそうですよね。野暮な質問ににっこり答えていただいてありがとうございました。
美味しいものにはそういう気持ちも入っているんだなぁ。
また伺います。
ごちそうさまでした。