4回
2017/11 訪問
美味しい物に国境はないと思う珠玉のひと皿
毎回楽しみに通わせて頂いているエクアトゥールさんです♪
今回はマイレビ様と伺いました。
お任せコースですが、メインとデザートは(3人までだと)それぞれ選ぶことができます。
今回のコースは、
・ユリ根ペーストのお団子 青のりのソースと唐墨
・カマスのグリル 雲丹と山芋のソース
春菊、摩り下ろした柚子の香
・ラングスティーヌ 豚足のブルーチーズソースと白トリュフ
・和牛のタルタルと白くらげのコンソメのジュレキャビア添
・とらふぐの白子のフランと黒トリュフ
・焼すっぽんのスープ仕立て 鶉の卵入り
・鰻のソテーとやげん軟骨のパティ
・ふかひれと蟹のほぐし身のカッペリーニ
・和牛タンのソテー フォンドボーソース
・クレームブリュレとアイスクリーム
いつも食材が高級割烹を想像してしまうような物も多くビックリしますが、シェフの独創的なお料理は、
ジャンルを超えてここにしか無い存在感と美味しさがあると思います。
どれも美味しかったのですが、今回特に印象に残ったのは・・・
カマス。
火の通し方が抜群でギリギリレアっぽい食感も残しつつ皮目はパリッとしています。鮮度が最高の良い物を使っておられるのでこのような調理法ができるのだと思います。和食店顔負けの一品。
ラングスティーヌ。
何と豚足とブルーチーズを合わせてしまうという、一見バラバラな気もしますが、食べてみるとラングスティーヌのねっとり感と甘みが豚足のゼラチン質と重なりあって食感的にも面白く海老の甘みが際立ちます。更にブルーチーズは豚足の特有の香りを中和して、豚さんが大好きな白トリュフも添えられていて合わないわけはなく全体をまとめています^ ^
白子のフランも上質で、モノが違う感じ。
滑らか且つ濃厚。白子本来の旨味だけで勝負しているお味。美味しかった!
フレンチテイストのすっぽんのスープも悶絶。
和食とは勿論違う美味しさなのですが、スッポンの滋味深い味わいは鶉の卵が旨味の濃厚さをくっきりさせるという発見があり面白ろかった!
ブリっと肉厚な国産鰻にもビックリ!
身はほっくりで皮目のブルンとしたゼラチン質の脂も上質。銀杏、みつば、山椒も添えられ、鰻って見た目地味ですが、こちらでは赤い薔薇色の華やか素敵な器で提供されました。
和牛タンもめっちゃ美味しかったです!
ワインは今回体調によりナチュールのグラスワインを頂きましたが、
同席のマイレビ様方のペアリングワインのアイテムがやはり悶絶級で素晴らしかったです!
普通はボトルでしか提供されないような銘醸ワインがグラスで頂けるのは都内屈指で凄いです!
素敵美人マダムがリラックスの時間を提供してくれますし、その空間で寛ぎのメンバーと美味しいをシェアできる時間は幸福口福(^-^)/
次回は春に伺います♪
ご馳走さまでした!
2017/12/04 更新
2017/06 訪問
フレンチの枠を超えたフレンチ
ワクワクと待ちに待ったエクアトゥールさんに再訪です(^-^)/
・伊勢海老のコンソメジュレ キャビア添
その日の入荷状況で違うそうなんですが、この日の伊勢海老にはラッキーに外子が付いていたそうで外子の美味しさも楽しめました^ ^
コンソメのお味はしっかりお肉の旨味が効いていて濃ゆいです!とても上質なコンソメ。
青ゆずの香りがとても華やかでした。
・フォアグラムース 杏ソース
フォアグラのムースが軽い食感で物凄く滑らかでした。
フォアグラと合わせるソースって大概甘い物が多いですが、杏の酸と野生のライムや、そのオイルも使われているということで、香りだけではなく柑橘の酸味もプラスされていました。
このマリアージュも新鮮!
アーモンドやココナッツの食感もアクセントになり、新境地のフォアグラ料理でした。
・フカヒレとサマートリュフのフラン
器の蓋を取ると、パァーッとトリュフとフカヒレの出汁の香りが広がります。
フカヒレの出汁が美味しすぎです!
サマートリュフは香りは弱めでお味も淡白な印象がありますが、こちらのサマートリュフはしっかり香る物で量もしっかり!
飾りだけのトリュフも多々ある中^^;こちらはトリュフの美味しさをしっかり味あわせてくれます!
・和牛ザブトンとリゾット
たっぷりのバフン雲丹と海苔チップス
・湯葉豆腐とモロヘイヤ 兵庫県香住蟹
メニューを見たら完璧に和食だと思いますね。
生姜やフレッシュライムの皮も擦っているそうで、香り良く爽やかな一皿。
食べると、洋食です(笑)
・マナガツオのソテー 明日葉と大葉のフリット 万願寺唐辛子と青唐辛子添え
真魚鰹は西京焼きのような食感と味のしみ方ですが、食べるとやはりフレンチという不思議^ ^
・黒鮑と賀茂茄子の肝ソース
黒鮑の大胆なカットの大きさが半端ないです!
思わずリフトアップ(笑)
時期的なものか、鮑自体が少し淡白なお味でしたが、やはり小野シェフの肝ソースはココにしかない!最高です!
・蛤と秋田のジュンサイのカッペリーニ
蛤??っと一見わからないぐらいの大きな貝がカットされてゴロゴロ入っていました。
ジュンサイも高級和食店で使われるくらいの大きさと美味しさ。
ハマグリのジュと芽ネギを絡めて頂きます。
カッペリーニに蛤とジュンサイを合わせるなんて、シェフの発想が凄い!
・シャラン産鴨のロースト
お肉の火入れがいつも素晴らしいです。
マイレビ様の言葉を引用させてもらうなら、
『火入れが神!』
はい、神ってマス!^ ^
ギュッと噛み締めるほどに濃い旨味凝縮の鴨は食べ応えがありました。
・デザート
ティラミスをイメージしたマスカルポーネのムース
・ハーブティー
ワインペアリングは、
☆シャンパン
フレデリック サヴァール ルーヴェルチュール
RM、1erクリュ(エキュイ村)のブランドノワールですが、キレの良いフレッシュな酸も合わせもつ透明感のある綺麗なブランドノワールでした。
☆ラディコン オスラーヴィエ1998
ラディコンのバックヴィンテージ!
ラディコンは熟成すると若いヴィンテージとは全く異なる印象。珍しい物を頂きましたが、個人的な好みはラディコンは若い方が好きかも^ ^
☆サンヴェラン 2014 ギィファエナン
大好きな造り手さん、間違いない安定感。
☆ヴォーヌ ロマネ2009 ドメーヌ フォレ
クラシカルなテイストでした。
今回も想定外のワクワクな美味しさで楽しませてもらいました!
惜しげもなく高級食材を太っ腹に使用されるのもエクアトゥールならではで毎回脱帽です。
マダムチョイスのワインも毎回楽しませてもらっています♪♪
次回はカゲロウに伺います!
大変ご馳走さまでした!
2017/07/08 更新
2017/01 訪問
心奪われるお店
マイレビ様にお誘い頂き憧れのレストラン、
エクアトゥールさんに伺うことができました。
お料理は21000円のコースに、
ワインはマダムお任せのペアリングで頂きました。
☆すっぽんスープのフラン
すっぽんのじんわり旨味のお出汁のフランとスープに穂紫蘇、生姜、黒胡椒が効いています。
寒い日にほっこりするスターターが嬉しい。
☆蝦夷アワビの肝ソース
お米のピューレの上にムチっと肉厚な蝦夷鮑と肝のソースが!
夏にカゲロウで頂いたフレンチ仕立てにも悶絶(こちらが本家ですね^_^;
今回はパスタではなくお米のピューレが最高のソースを受け止めます。
ホント美味しい!!!個人的にツボなお料理で
す☆
☆河豚の白子のポアレ えのきと水菜のソース
柚子の擦りたての香りと、日本酒と白ワインで漬けられたとい自家製カラスミも美味しく、
和を感じるテイスト。
☆金目鯛とたけのこのヴィネグレットソース
黒トリュフ添え
筍のエグミの無い優しい甘みと食感が美味で、
そして何と言っても黒トリュフが濃密でした!
(トリュフ☆ってどーだ的な感じで出てきてもしっかり香りや味わいがある物って意外と少なかったりするので^_^;
☆たらば蟹の直火焼 フカヒレソース
ソースのフカヒレ自体が素晴らしかったです!
私の中では香港の上海料理店で頂いた以来位の上物なフカヒレでした。
☆オマール海老とA5和牛肩ロース
オマールも和牛も最大に甘みを感じる火の通り加減が最高でした。
ホースラディッシュや里芋、雲丹なども添えられフォンドボーソースがすべてを繋ぎます。
☆真魚鰹の直火焼とつぶ貝
菜の花とライムのソース
変化球的な一皿でした。
タイ料理に使われる香辛料?パクチー?などもソースに使っているようでエスニックを感じさせるお味にビックリ。
☆ズワイ蟹と蟹味噌の冷製カッペリーニ
お口直し的な一皿は何と冷製パスタ。
蜆のジュレソースがとても美味しい!
キャビアとシブレット添え。
☆琵琶湖の網どりの鴨 エシャロットソース
網取りの鴨!めちゃくちゃ美味しかったです!
旨味の濃さが半端ないです!
そして脂身が最高に美味しく、エシャロットのソースが抜群に合って、最高の鴨料理でした!
☆マスカルポーネフォンダンとコーヒーアイス
デザートとしてはマスカルポーネの酸味が効いていて甘すぎないフォンダン。
コーヒーアイスも大人の味。
ラングドブッフやコーヒーのスプーマなども美味しくお腹いっぱいでもペロリと頂いてしまいました♪
☆コーヒー
そして、マダムのワインのペアリングのセンスが今回も素晴らし過ぎました!
☆メニシュールオジェのグランクリュのブランドブラン、ボリューミーな厚みのあるRMシャンパンから、
☆ドメーヌグラムノン ローヌブラン2015
ビオディナミらしい綺麗なヴィオニエ
☆ジョルジュリニエ モレサンドニ1erクロデソルベ2001
は昔のエチケット、開けたてを頂きましたが、時間が経つにつれて妖艶さが開いてきていました。
☆オリヴィエルフレーヴ ムルソー1erポリュゾ2000 この生産者のバックヴィンテージは初めて見ました!
畑の特徴が出ていて素晴らしく、熟成されたリッチさは蟹とオマールに微動だにせず抜群に合いますね☆
☆ビネール シュロスベルグ2011
大好きな造り手さんです。食事を盛り上げてくれる間違いない美味しさ。
使われている食材が本当に素晴らしいですね!
惜しげもなく高級食材が盛り込まれていて、
高級食材の真の美味しさを味あわせてくれます。
特に今回驚きだったのは、フカヒレ。
ソースに使われていたのですが、ちょっと高級な中華料理店に行ってもこのクラスのフカヒレはなかなか出てこないのではないかと思いました^_^
それと網取りの鴨。
今まで頂いたことのある鴨料理の中でいちばんだったかもしれないくらいの強烈な美味しさでした!
シェフの独創的な発想と枠に囚われない自由でスペシャルな一皿一皿がホント美味しかったです!!
そして、マダムチョイスのワインが最高に好きです♡
めちゃくちゃテンションが上がります!
マリアージュが最高です!
お料理とワインのマリアージュのクオリティの高さも抜きん出ていると思います!
素晴らしい!最高!最強!
こちらのお店に絶大な信頼を置き根強いファンの方々がいらっしゃるのが身を以て実感できました。
とても素敵な時間を過ごさせてもらいました。
馳走さまでした!
2017/03/09 更新
春のエクアトゥールへ今回は素敵マイレビ様方と女子会で伺いました♪
乾杯はドラモット ブリュットで。
・ホタルイカとお米のピューレ、フォアグラとチュイル
摩り下ろされた柚子の香りも良い最初の一皿。
ホタルイカの肝とフォアグラ肝も合うものなんですね〜肝の甘みと柚子の相性も良く驚きの組み合わせでした!
・蛤のフカヒレソース 雲丹と木の芽添え
大きなゴロっとした蛤に上質な繊維の太いフカヒレソースがたっぷり。更にとろりした甘みの雲丹のハーモニーが素晴らしかったです!
・オマールのポアレとフラン イカ墨とアメリケーヌソース
オマールのポアレに、フラン仕立てにしたりイカ墨まで使っているところが素敵ですね。
滑らかなフランでソースの美味しさがより引き立って食感もより滑らかに感じました。
・蛸のコンソメジュレと卵黄のソース ホワイトとグリーン2色のアスパラのコンカッセとキャビア
こちらも色鮮やかなコントラスト。魚介類好きとしては、いつもいろんなアレンジで食べさせてくれるお料理が嬉しい。
・カルビと平貝のソテー 山菜、山くらげ、フキのソース
こちらはアジアンな味付けで面白ろかった。
・金目鯛と黒鮑のスープ仕立て
金目鯛のアラと野菜出汁のスープは、たけのこや葉わさびなども入っていて柚子や穂紫蘇が香り、和食のようなビジュアルでもありますが、頂くとフレンチのフュメドポワソンなんですよね〜日本の旬の食材のシェフの極上のバランスの一皿ですね。
・すっぽんと鳥軟骨のフリット
なんとソースペリグーです!この組み合わせも斬新!スライスされた黒トリュフが上質でこちらのトリュフはいつも上物で素晴らしいですね。
・唐墨とキャビアの冷静パスタ
大和芋と山芋のソースが潜んでいました。
こちらはいつものツルっとしたキレがなくパスタが若干モソモソしていたのがちょっと残念でしたでしょうか。
・ラカン鳩のサルミソース
メインチョイスはラカンの鳩を。
こちらのメインはいつも素晴らしいです!
上質なお肉で期待を裏切りません。
ただ、こちらもいつも火入れが神!なのに、この日はちょっと深めの火入れ。
サルミソース共、勿論美味しかったのですけれど。
お料理が後半他のお客さんとタイミングが被っていたせいか??一度にお料理を出すので、神のタイミングが若干ズレたのかも。。
リピーターの微妙な範囲の感想ですが。
胸肉とモモのカリッとしたローストもあって美味しかったです。
・和三盆のブランマンジェと苺のソルベ 黒糖ソース
和三盆や黒糖使用のデザートですが、甘みのしつこさは無い上品な仕上がりです。
・カフェ
ワインはシャンパンの後グラスで頂きました。
・シャサーニュモンラッシェ1erブドリオット 2010
フォンティーヌ ガニャール
この畑は珍しいと思います。
やはりポテンシャルは高く、この日の抜栓ではないのですが閉じていた印象。2010はもう少し熟成させて飲んでみたい白ですね〜造り手さんやヴィンテージの個性で飲んでみないとわからないので、このクラスがグラスで頂けるのが嬉しく有難いですね。
・マルサネ 2005 メオカミュゼ
何と2005!
しかもメオ!
嬉しい!
開けたてでどんどん開いてきそうでしたが、とても美味しかったです。鳩にもバッチリ!
今回も小野シェフのアイディア溢れる独創的なお料理を頂けました。
そして、マダムが揃えられているワインが、ワインラバーには堪らないチョイス。
ゆっくりと寛げる空間で楽しませて頂きました。
次回は期間限定の新たな試みを楽しみにしております♪♪
大変ご馳走さまでした!