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この口コミは、kenichi3902さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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2回
夜の点数:-
昼の点数:4.5
行った2017/03 訪問
2017/05/11 更新
2016/01 訪問
夜の点数:-
昼の点数:4.5
ここだけ江戸が薫る
2016/02/26 更新
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浅草ビューホテルの裏手、国際通りのすき焼きの今半のある路地を入ると、純和風の建物が見えてきます。
タイトルに江戸と書きましたが、創業は明治時代。
古い東京というニュアンスです、念のため。
結構な大箱ですが、日時のよっては満員のことも多々あり。大人数でしたら事前に確認されることをお薦めします。1Fは座敷ですが、床が堀炬燵風になっていて、足を伸ばすことが出来ますので、ご年配の方と一緒でも安心。
どぜう鍋は通称「丸」で通じます。「丸、2人前ね」みたいに注文すると良いでしょう。「まるごと」と言うことですね。
ほねぬき鍋は、通称「ぬき」。名前の通り骨が除いてあり食べやすくなってます。
柳川鍋もあります。此方は更にマイルド。どうしてもどじょうに抵抗がある、という方はこちらからどうぞ。やはり、「丸」が一番どじょうが感じられてお勧めですかね。
何れも、下味が付いていて予め柔らかく煮てあります。どぜうと一緒に出てくる葱を「これでもか!」
って位に大量投入(笑
煮るというよりは、食卓では温めるという感覚で。
直ぐに、グツグツいってきますので、熱々を一緒に出てくる七味か山椒をお好みで掛けて掻き込みます。割下が付いてきますので、煮詰まらないように適時投入。
オプションで、ごぼうのささがきもありますのでお忘れなく。個人的にはこれを入れて完成形。
葱は無料でお代わり出来ますので遠慮なく頼みましょう。
葱だけを、残しておいた割下でくたくたになるくらいに煮て、つまみにしたり、ちょっと下品ですが御飯にのせて食べたりします(笑
冬期限定で、なまずもあります。鍋でも唐揚げでも
お好きな方を。勿論どぜうの唐揚げもあります。
此方はスナック菓子感覚で。
何れもお酒が進みますね。
あ、ここは燗酒がとっても美味しいです。温度バッチリ、お試しあれ。
個人的に忘れてならないのは「どぜう汁」
鍋より大振りのどぜうが入っていて滋味満点。濃い目の味噌味が、これ又良く合う。
平日限定で「どぜう汁定食」があります(御飯・汁・香の物で600円・15時まで)。御飯を少しだけ残しておいて、汁をぶっかけて掻き込みます。本当に下品な食べ方ばかりで申し訳ないです(笑
鰻重も密かにお勧め。
これだけ注文している旦那衆を拝見した時は、「どじょう食べないの?」と不思議に思ったものです。
食べれば納得の美味しさ。
お料理だけでなく、店の雰囲気も言うこと無し。
今時、下足番が居るお店なんて早々お目にかかることはないかと。その下足番が、ここのお店の若旦那だったりします。
仲居さんの目配りにも満足。付かず離れずお客さんの動向を見張ってます。初めての時は正直に伝えれば、優しく丁寧に案内してくれます。
老舗だからと胡座を掻くことのない、この謙虚な姿勢は、お客としても背筋が伸びます。
どじょうは、馴染みのある食べ物とは言えませんが、一度はお試しいただきたいですね。