8回
2020/03 訪問
今回はフルコースディナーです
今回は久しぶりにフルコースで頂きました。何せシェフ1人でいわゆるワンオペなので、5人で伺いましたが、とても頑張って貰いました。まずは口取りのフォアグラとクレソンのポタージュスープ、根室の雲丹のコンソメジュレから始まり、前菜のオマール海老とグリーンアスパラのテリーヌ。相変わらず美しさと美味しさで溢れてます。その後帆立貝のグリエと地物のホワイトアスパラを頂き、魚料理の登場です。甘鯛の皮をカリカリに焼いた凄く食感の良いポアレと同じく伊勢海老です。ソースとの相性が抜群でした。
肉料理はアメリカ産の牛ヒレ肉のグリエ赤ワインソースです。小生牛は和牛より脂身の少ないアメリカ産牛が好みで、赤ワインソースは奥に感じる酸味の香りが最後の肉料理の重みを軽くしてくれました。美味しかったです。デザートはシェフお得意の自家製タルトと木苺のソルベです。甘さ控えめで最後まで気遣いの料理でした。
ワンオペでのフルコースを手際良く提供する技はなかなか大変だと思いますが、食いしん坊の我々を待たす事なく満足させて頂きありがとうございました。
ご馳走さまでした!
2020/03/28 更新
2020/02 訪問
いつも安心のコラソンさん
1カ月振りの訪店です。何時もの様にお母さんのお出迎えです。ホッコリと安心できます。本日は珍しく?先客さんが6人おらら、活気にあふれてました。我々家族は昔からメニューの中からアラカルトでわがままなオーダーをするので、いつもお母さんはなかなか理解できず、直接厨房のシェフに話すんですが、今日は他のお客さん側いるので、遠慮して大人しくわがままオーダーしました。
パテとテリーヌはシェフの得意料理でこの店では必ず頼みます。最近はこのクラッシックな料理はフレンチから姿を消しつつありますが、今回も文句ない美味しさと美しさでした。
松島の牡蠣とフォアグラのソテーはとても楽しい一品でした。これほどサッパリした旨味強いフォアグラにはなかなか当たらないんですが、結局下処理が丁寧になされた結果の美味しさなんだと思います。肉料理を頂きデザートと満喫して、あっというまに終了です。小生下戸なので、このスピードで提供される店が大好きです。
我々が終わっても先客さん達はまだまだ盛り上がってました。
ご馳走さまでした!
2020/03/02 更新
2019/12 訪問
いつもの美味しいフレンチ
この店はシェフとその御母堂でほぼ賄われています。忙しい時はシェフの妹さんがお手伝いしてます。つまり、本当にアットホームな雰囲気、正にビストロそのもなんです。シェフはいわゆる職人気質の頑固一徹で一国一城の主といったた感じなんですが、何処か憎めない愛らし人柄、お母様はその息子を大きな包容力で見守っている感じが絶妙な間合いで、そのやり取りを聞いているとハラハラもし、ほのぼのともし、と、とても楽しい雰囲気です。
料理はビストロの域を超えたとても美しき出来栄えと味で、パンからデザートに至るまで、職人気質のシェフは全て手作りで提供してくれます。
素材は産地にもこだわり、その蘊蓄を聞くのも楽しみのひとつです。
今回頂いた料理は前菜は答志島のトロサワラと冬野菜のテリーヌ、マグレ鴨とフォアグラのパテ。まあ、いつもこの店ではテリーヌとパテを頂くのですが、手間ひまかけて丁寧に仕事されたテリーヌやパテは最近は余りお目にかかれない秀逸な料理で大好きです。
メインはアメリカ産の牛ヒレ肉のグリエを頂きましたが、小生の1番好きな柔らかさと味わいに赤ワインソースがとても美味しく大満足です。
シェフはタルトを焼くのがとても上手く、今回はリンゴのタルトのデザートでした。個人的にはイチゴのタルトが1番好きなんですが、今回のリンゴのタルトもとても上品な味わいで美味しく頂きました。
今年は最後だとは思いますが、いつも急に予約して伺っても最高の対応して頂きありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
ご馳走さまでした!
2019/12/18 更新
2019/08 訪問
コースメニューもオーソドックスで美味
今日はお盆。遠方からお客さんが来岐する予定でしたので、コラソンさんに大人数で予約入れてましたが、台風の上陸で来る事が出来なくなり、我々夫婦だけで初めてお昼に伺いました。コラソンさんには大変申し訳ない事をしました。しかし、いつもと同じ様に笑顔で迎え入れて貰いホットしました。
今日はコース料理で頼んでいましたので、まずは前菜の1品目が登場です。フォアグラと鮑のソテー、ベースには茄子でした。それとカップのコーンスープ。フォアグラと鮑のソテーは最初から重々しいと思いきや、とてもサッパリ軽く仕上げてあり、甘いコーンスープと相性は抜群でした。前菜2品目はタラバガニとキングサーモンとホタテと夏野菜のテリーヌです。この店のシェフはテリーヌ作りの名人で、特に野菜との取り合わせのテリーヌがとても美味しくアッサリとした味わいで頂けます。
次に魚料理です。今日は市場が休みなので、前から直接頼んであった魚屋さんから仕入れたオマール海老のグリエのアメリケーヌソース仕立てです。グリエの仕方がミィディアムレアで、オマール海老のフレッシュな甘みを感じさせる料理法で、とても美味しい一品でした。
最後は国産和牛ヒレ肉のマデラソースです。小さなタンステーキも添えてあり、食感の違ったステーキを堪能できました。色々なステーキソースありますが、小生はマデラソースが好きで、ドストライクの味で最後まで大満足でした。
自家製のデザートも楽しみの一つですが、本日は暑い夏に相応しい桃のグラッセ、カッサータ、大葉のソルベでサッパリ、ヒンヤリして、また、暑い夏を乗り切るのにピッタリの美味しいデザートでした。
本日も美味しかったです!
ご馳走さまでした!
2019/08/15 更新
2019/06 訪問
初めてのルーアン鴨は最高の味わい
この店の空間は最高に落ち着く。実直なシェフとお母さんの本当の家庭的な店であります。これぞBistroの醍醐味ではないでしょうか。本日も急に、我が愛する妻と思い立って電話を入れてから伺いました。本日は穴子と夏野菜のテリーヌ、手長海老とホタテのグリエの前菜をまず頂きました。いずれも、とてもよい味付けと素材の良さを感じる料理でした。
特に、穴子と夏野菜のテリーヌの穴子はフワトロの食感で口の中でトロける味わいでした。シェフに伺うと、穴子はいわゆる江戸前鮨での調理法と同じで、穴子の骨を焼いてから出汁を取って、それで煮詰めてフワトロに仕上げてあるそうで、凄く手間をかけた一品でした。とても美味しかったです。言い方は適切ではないかもしれませんが、鮨にしたいくらいの穴子でした。
そして、本日のメインディッシュ、ルーアン鴨のローストです。なんでもシャラン鴨のルーツらしく、今まで食した鴨の中で一番の味わいでした。当然胸肉を頂きましてが、まずとても柔らかい、そして濃厚な鴨の味、それでいて上品な、それはそれは美味しい鴨です。これを、かのトゥールジャルダンと同じオレンジソースで頂きました。本当に美味しい逸品でした。
デザートはアプリコットのコンポートとカサータ自家製サブレでした。カサータの食感を楽しみながらアプリコットを味わって最後に満腹になる最高の締めくくりでした。
今日もシェフの薀蓄とお母さんの楽しいお話を聞きながら頂くBistroのフレンチは最高に落ち着く空間の中でのご馳走でした。
また、伺います。
ご馳走さまでした。
2019/06/29 更新
2019/03 訪問
ビストロの真骨頂を垣間見る
今日は名古屋から先輩達が参加して、ビストロの醍醐味でもある、いわゆる居酒屋の如くのオーダーに今回はさせて頂きました。前菜のオーダーは車海老とずわい蟹とサーモン春野菜のテリーヌ、フォアグラのパテ、スモークサーモン、フォアグラと牡蠣のグリエ、ボタン海老とホタテのタルタルを皆でシェアして頂きました。いずれの料理もシェフの丁寧でスキのないスキルで仕上がっており、特にボタン海老とホタテのタルタルはボタン海老とホタテを叩いて仕上げた初めて食べた逸品でした。ボタン海老の甘さとホタテの食感がいい感じでとても美味でした。
先輩達はワインで酔いが回ってきてしまい、結局は本日のメニューの殆どを頼む事になり、鴨、鹿、仔羊のローストやグリエをシァアしましたが、下戸の小生が殆どの肉を多く食べる事になり、お腹ははち切れんばかりでした。いずれの肉料理も下処理がうまくなされていて、全く癖がなく、また、産地も鹿は和良村、鴨はマグレ鴨、仔羊はオーストリアと間違いの無い地域の物で、とても美味しく頂きました。
最後のデザートは、自家製苺のタルトとソルベで小生の大好きな味で堪能させて頂きました。
いつも、真面目で、斬新な料理ありがとうございます。
また伺います。
ご馳走さまでした!
2019/03/25 更新
本日も貸し切りにして貰いました。何回も言いますが、ここのシェフのパテとテリーヌは最高です。今時のフレンチ はなかなか面倒なパテやテリーヌは作らず、見た目の華やかな料理が目立ちますが、やはりフレンチの基本のメニューであると思います。今回は前菜にコーンの冷製スープと鰻が、そしてテリーヌは穴子と夏野菜といった季節感十分な料理でした。
メインは飛騨牛のステーキでしたが、火入れが抜群で、肉本来の旨味を強く感じ、とても柔らかくてとても美味しかったです。
まだ、少し恐々での食事ですが、とても美味しく、ストレスが吹き飛ぶ料理でした。