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1回
夜の点数：3.6
昼の点数：3.7
2016/03 訪問
夜の点数：3.6
昼の点数：3.7
春爛漫 岐阜駅にちらし寿司の華が咲く
2016/03/29 更新
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今回は岐阜駅前にある手酌闊歩料理てら田さんに再訪しました。
2016年3月29日(火)17時半に予約をし大人2名で伺いました。
てら田さんでは夜のおまかせコースとして3000円と4000円のコースがあります。
またそれ以上のコースも可能ですが、その場合応相談だそうです。
1500円で90分飲み放題のメニューもあるようですが、3名以上で利用の場合に限るとのことですので今回は普通に飲み物を頼むことにしました。
てら田さんではコース以外にも単品も多く取り揃えられていてコース料理に飽きたら単品も有りではないでしょうか？
まずは生ビール(450円)と烏龍茶(250円)で乾杯です。
今回は業者さんの接待の意味合いもあった為4000円のコースをお願いしておきました。
まず始めに湯葉のジュレがけ海胆乗せをいただきました。
さっぱりとしていて付だしとして最高ですね。
前菜の盛り合わせはさくらんぼ南京、稚鮎の磯部揚げ、牛乳と葛粉で作った豆腐、鶏肉と菜の花の和え物です。
鶏肉と菜の花の和え物は春を感じる一品ですし稚鮎も衣に僅かな甘味があり腸の苦味もありこちらもいい味が出ています。
さくらんぼ南京とは南京とクリームチーズを裏ごししてさくらんぼの形にしたものですが、滑らかな食感と真新しさもあって美味しさと面白さがありました。
牛乳と葛粉の豆腐も美味しくいただけました。
次は鯛と蕪の土瓶蒸しの登場です。
この日一番のお気に入りといっても過言じゃないぐらい上品さと気品がありました。
まず鯛はいったん焼いたものを土瓶蒸しに入れてあります。他にも蕪とフカヒレと三つ葉が入っていました。
本当に美味しいお出汁で一滴残らず飲み干しました。
途中でスダチをいただくと風味も変わって二度楽しめますね。
ここでグレープフルーツジュース(250円)と日本酒の長良川(650円)を追加しました。
春野菜と鮮魚のサラダ仕立ては色とりどりの盛り付けが本当に綺麗で華が咲いたように思える一品でした。
蕪のピンクに二十日大根の飾り包丁で花をあしらえてあり鮪やサーモンや鯛がサイコロ状にカットされて盛り付けされていました。
他にもエンドウ豆やアスパラガスのソースが白のお皿に絵画を描くように盛られていて感動しました。
ただ鮪やサーモン等はそれほどいいものを使ってあるとはお世辞にもいえません。
やはり金額を考えると仕方がないのかもしれませんね。
ここで日本酒の三千盛(900 円)と烏龍茶(250円)を追加しました。
次に桜えびとホタテのかきあげが揚げたてで登場です。
塩と天つゆが同時に運ばれてきました。
好みで塩でいただくも良し天つゆでいただくも良しもしくは両方でいただいてもいいですね。
サクサクしていて海老とホタテがいい味を出しています。
ここで口直しのにんじんのシャーベットが登場です。
コースの組み立ても独特で大変興味をそそられます。
にんじんの甘味も生かされていて尚且つ口の中をさっぱりさせてくれます。
魚料理は鰆の幽庵焼きです。鰆は身が柔らかいですが丁寧に調理されていていい塩梅に焼き上がっていました。
肉料理は黒毛和牛の治部煮です。岐阜で治部煮が出されたので、てっきり大将が金沢の出身かと思い伺いましたが違うようです。
最後は赤酢の握り寿司 鮪 鯛 平目の三種と浅利の味噌汁で〆です。
赤酢がいい味を出していますし私達関西人にとっても大変食べやすい味です。
ネタとシャリのバランスもよく文句のつけようがありません。
デザートの杏仁豆腐に至るまで本当に丁寧な仕事がされていて尚且つ素晴らしいコスパで良心的なお店だと心から思います。
約2時間20分の滞在で生ビールを一杯とソフトドリンクを三杯、日本酒を二杯いただき12200円の支払いをし店をあとにしました。
この内容で一人辺り6100円とは驚きのコスパですね〜
ランチに続き夜飲みでも満足しました。
ご馳走様でした。
今回は岐阜駅前にある手酌割烹てら田さんに初訪問しました。
2016年3月25日(木)11時半に大人1名で伺いました。
店内は一枚板の杉を2枚繋げた見事なカウンターがあり、そこには10席のみとこじんまりしたお店だとわかります。従業員に確認したところ奥に10人が座れる座敷があるようです。
まず店内に入ると清潔性がありこちらでもBGMにはjazzが使われていました。
メニューを拝見するとランチは花ちらし(950円)とかにちらしのみ(950円)ということだったのでかにちらし(950円)を選択しました。
他にも予約限定のメニューとしては てら田ランチ(1600円)がありましたが、そちらは次回にいただきたいと思います。
メニューを広げたついでに夜のおまかせコース(3000円〜)や単品メニューを拝見していましたが、全体的にコスパは優れていて良心的なお店だと窺えます。
飲み物も生ビール(450円)をはじめ瓶ビールも(500円〜)と大変お値打ちで他の方の口コミの通りコスパは素晴らしいですね〜
夜に伺いたいお店が一つ増えました。
さて待つこと15分ほどでかにちらしの登場です。
かにちらしはかにのピンクといくらの赤、えんどうの緑、ガリの黄色と花びらを散らしたようなきれいな盛り付けがされており見た目にも春を感じる一品になっています。
シャリは赤酢と砂糖で味付けされておりその上には錦糸玉子で彩られています。
シャリの中にも甘辛く炊かれた油揚げを入れてあり纏まりがありますね〜
隣の方が花ちらしを頼んでいてチラッと拝見しましたが、こちらも海鮮で玉手箱のように盛り付けされていて大将の技術が光ります。
かにちらしはには浅利の味噌汁が付いてきますが、こちらも非の打ち所がありません。
丁寧に砂出しをしていますし国産のいい浅利を使っていますね〜
私の実家は瀬戸内海に面しているため質のいい浅利が獲れることで有名です。
それと比べると火にかけた際に縮むこと等及ばない点はありますが、それでもこの値段で提供するランチとしては見た目も味も値段も完璧です。
大変満足度の高い素晴らしいランチと料理人に出会えたことを感謝致します。
今回は会計で1000円の支払いをし店をあとにしましたがちらし寿司の余韻が口の中に残っていました。
午後から仕事なのに仕事する気持ちが薄れるくらいの満足度がありました。
なお4月からランチ営業は月曜日のみとなるそうですのでご注意下さい。
こちらのお店は駐車場がない為近くのコインパーキングに車を止め伺ったところ300円の駐車場代が必要でした。
参考にして下さい。
ご馳走様でした。