6回
2019/05 訪問
北海道 熟成あか牛 ランチ
今日はランチです。北海道の熟成あか牛をメインにした5月のランチコース。メイン+アミューズ+前菜です。
泡+ワイン3杯頂いたのでランチにしては結構なお値段になりましたが、開店から数年経つのにとても綺麗な店内とカウンタ、そして、シェフのスペシャリテ含むスマートなフレンチレストランは、また来たいという気持ちになります。
”あか牛”は褐毛和種の和牛の品種の一つ。それを完全放牧野生牛(ジビーフ)という状態?で育て、XX日間(忘れました)の熟成を経て炭火で焼かれて、今、目の前にある。熟成期間をあまり長くとらないのがミソだそうです。
■アミューズ、前菜
セロリとジャガイモのスープ、熟成肉で作ったクロケット、スペシャリテである近江牛のタルタル(これが美味しい)、ビーズのパスタ(内容失念)、数十種類の野菜それぞれに味をつけたサラダ
■メイン 熟成あか牛 炭火焼き
■シェフのご出身地から送られてきたとちおとめを添えたデザート
ごちそうさまでした
2019/05/08 更新
2017/11 訪問
熟成 丹波の猪 美味しいワインと
またFukushimaさんへ行ってまいりました。今日はちょっとした記念日。
「Kaicho_さん、いつもいい時にいらっしゃいますね~」とマダムに言われて、出てきたワインはNapaのスタッグスリープ カベルネ・ソーヴィニヨン“S.L.V”フレンチオーク樽24ヶ月熟成。「パリスの審判」を思い浮かべながら、丹波のイノシシさんと合わせて大変おいしくいただきました!
いつもより皿数が多かったような。とにかく、ボリュームたっぷりで満足しました。
■ドリンク
泡はドゥーツのブリュット。安定の薫りと味。白は、アルザスのGuyWachのリースリング。華やかな香りとトロトロ感。赤は、オーメドックのメルローと冒頭のスタッグリーブ。ワインもとても楽しいものが揃っています。
■アミューズ
四国の小川さん家のトマト。小川さんって?ですが、プチっと美味しい一品。
■前菜1
アメリカンドッグ風の、中身は鹿?ソーセージのフリット。熱々で頂きます。美味しい。
■前菜2
生ハム、イチジク、フォアグラにマロン!のクリーム、それをタルト生地に乗せて。さらには、鬼灯(ほおずき)をお口直しに添えて。組み合わせの妙。創造性豊か、アートだね。
■牛のタルタル チーズとのコラボ好き嫌いはあるかもですが、お店のスペシャリティ、近江牛のタルタル。奈良漬けを添えて。僕は好きです。
■幻想豚と北海道牡蠣
千葉県産の幻想豚と牡蠣のコラボ。ソースは失念。牡蠣ベースのペースト? 美味しい。
■お野菜
「菜園」と称した、20種類以上のお野菜のサラダ。全部覚えられないですが、それぞれに味がつき調理されていて、主張があります。
■すき焼き
とろとろお肉と特製たまご(?)。お麩が添えてある。美味しいー
■魚 スズキ ビーツのソース
■丹波猪 鹿肉の入ったパイ包み 銀杏など
やっとメイン。癖がなく、秀逸な一品です。パイ包み、多分すごい手間がかかっている。銀杏+お塩で口直し。美味しいです。
■デザート
黒ゴマのムース、ミルクのアイス。ビジュアル最高、書家が書いたアートのようです。日本茶と頂きました。
ごちそうさまでした。
2017/11/04 更新
2017/08 訪問
近江牛タルタル、宮崎牛ステーキ しっかりランチ
ランチのないお店なのですが、期間限定ランチやりますよ!と聞いたので、気温30度の中、ゆるゆると行ってみました。
お店のスペシャリテである近江牛タルタル、宮崎牛と近江牛のステーキをメインに、アミューズ、前菜2品、デザートで6,500円。ワインを入れてそれなりのお値段になりましたが、これからも続けてほしいメニューでした。
■ドリンク
シャンパーニュDeutz Brut Classic。白はビオニエ、赤がシェフお勧めのイタリアトスカーナのメルローPodere Poggio Scalette 'Piantonaia' 2010年。ボルドーには無いマイルド感。美味しい。このワインを知ることが出来たのも今日の収穫でした。
■アミューズ
熟成牛のクロケット。
■前菜
ナス、天使のエビ、おくら等をズッキーニでくるんで+マリネしたトマトに貝。夏らしい1品。前菜2品目は、牡蠣の茶わん蒸し。あさり出汁で海の風味こってり。前菜は、ビオニエではなくSBが良かったかな。
■メイン
近江牛のタルタルステーキ。加えて、近江牛のステーキと宮崎牛のステーキが同じ1皿に。タルタルステーキ、通常120gのところランチでは70gでしたが、添え野菜系と合わせるとボリュームがすごいです。
■ドルチェ
期間限定ランチ、またお願いします。
ごちそうさまでした。
2017/08/13 更新
2017/04 訪問
旬素材を活かした繊細なフレンチ
昨年12月にできた新しいお店。東京の桜が満開になった日、彼女の誕生日に行ってみました。
都立大駅から歩いてすぐの呑川沿いビルの2階。コンクリ打ちっぱなしの壁。カウンタのみ。店内照明が明るく、お料理、キッチンまではっきり見えて、お料理がとても引き立ってました(実際、美味しいのですけど)。
お料理は素材にこだわり、フレンチ+和食の繊細さみたいなものを取り入れていて、とても品がよい、という印象。全体に塩分、油分が控えめ。9品あるのに多すぎる感じはしない。ワインも比較的お手ごろなレンジが揃っていて、ペアリングをお願いすることでいろいろな種類が、少しずつ、比較的リーズナブルに楽しめます。
なにより、肩肘張らず、とても感じのいいシェフとマダム。また来たくなるお店でした。おススメです。
お料理は、お任せのディナーコースだけ(10,000円税抜)。「仕込が大変で、ランチまで手が回らないんです!」(By マダム)だそうで、ランチはありません。
■ドリンク 8種類のペアリング
彼女は、泡から始まる8種類のペアリング。自分はシャンベルタンなどをグラスでいろいろと。ペアリングは、お好みで1グラスあたり60mlでも100mlでもお願いできます。
シャンパーニュ(Deutz)→SB(la Tour Saint Martin)→CH(Macon)→Viognier→CH(Meursault)→小布施ワイナリの日本酒→Monastrell(Jumilla)→Grappa
以下、覚えている範囲で。
■アミューズ(前菜?)
宮崎産完熟トマト、イチゴ、牛のメンチカツ。
■前菜
卵+フォアグラの焼いたものにカラメルソース。唐辛子、鱈、桜海老をとうもろこしを原料にしたカダイフ包み、桜海老のパウダ など。全部言えません、手がかかってます!
■スペシャリテ 近江牛タルタル
生の牛ですね。奈良漬けが混ぜてあり、最初はちょっとびっくり。ですが、奈良漬けのしょっぱさと食感が生肉といい感じになっています。
■菜園
30種類の自然農法野菜を使ったサラダ(ですね、一応)。見た目の美しさ、口に含んだ際の、なんというか、自然の息吹が感じられる食感、香りに気持ちがほころび、思わず笑顔になってしまいました。食材ごとに調理方法を変えているんだそうです。これまた、手間がかかってます。
■ソラマメとグリーンピースのリゾット、アマダイ、そして蛍烏賊のせんべい(?)
リゾット部分は甘口、ねっとりで、上の蛍烏賊の部分が塩味効いていて、組み合わせ妙。
■熟成経産牛サーロインの炭火焼き
炭の香りと、熟成にかかわるお肉の風味がいい香り。。素直に、うーん、美味しいー(ボキャがないのでこの程度)。わさび、お塩でいただきます。量もちょうどいいし。
■とちおとめのシャーベット
この季節、桜のシャーベットならもっとよかったのでは、とお話したら、「それもいいですね!」とマダム。会話も楽しかったです。
■オマールえびのスープ
濃厚!
■千葉柏市 幻霜ポーク
幻霜ポーク。このお肉を知ってしまうと他は使えない(By シェフ)。たしかに一味違う。
■デザート
ショコラムース、ジャージーミルクのアイス。
そして最後はGrappa。Grappaは無色透明のスピリッツなのに、これはやや褐色。理由を聞き忘れましたが、久々にアルコール40%の濃厚な液体に酔いしれました。
ご近所なので、是非是非、また来ます。
ご馳走様でした。
2017/04/09 更新
年末年始限定のビストロメニュー。希少牛お肉が頂きたくて、またFukushimaさんに行きました。
お目当のお肉は、阿蘇赤牛ヒレ肉と、完全放牧の野生牛を滋賀のお肉やさんがじっくり仕上げたジビーフ。その他、雰囲気に任せてアラカルトでオーダー。令和二年最初のフレンチを美味しくいただきました。
■ワイン
白は、ラングドックのセミヨン・シャルドネとリースリング(ラインガウ?かな)。赤は、カリフォルニアのカベルネ。レバー、牛煮込みと合わせるのは、少しチャレンジングだったかも。
■鶏白レバーペースト カフェとカカオのソース
厚切りパンに塗って頂きます。カフェとカカオのソースがレバーに合う。セミヨンはパスしてカベルネと頂きましたが、このカベルネがカカオの香りで、よいマリアージュでした。
■牛タンの柔らか煮込み 肉骨茶(パクテー)スタイル
Fukushimaオリジナル。マレーシア?のスープ料理パクテーを牛タンでアレンジしています。美味しいですが、高級居酒屋みたい、と連れの一言。
■チーズのサラダ トリュフブッラータとトマト
トリュフを包み込むブッラータ。贅沢。トマトのフレッシュな酸味とモチモチっと頂きます。美味しい。
■アッシュ・パルマンティエ
フランスの母の味といわれる「アッシュ・パルマンティエ」。今回のものは、牛肉のボロネーゼとマッシュポテトを焼き上げたグラタンになっています。
■神経締めヒラメのセビーチェ
セビーチェはペルーとかラテンアメリカで食される魚介のマリネだそうです。今回の魚介は、神経締めされたヒラメです。ヒラメの身は、心なしかふわっとしていて、普通のお鮨、お刺身でいただくものとはちょっと違う印象が。美味しい。
■お肉
阿蘇赤牛ヒレ肉(7,000円/100g)と、完全放牧の野生牛を滋賀のお肉やさんがじっくり仕上げたジビーフ(4,500円/100g)。あらかじめマダムから丁寧なご説明を受け、目の前のオープンキッチンでシェフが絶妙に火入れしたお肉。粗塩であっさりといただきます。うーん、美味しい。今年初めの美味しお肉で、満足です。
ごちそうさまでした