「餅つき」。
年末のお餅つき。
嫁さんと結婚してから、毎年の恒例行事です。
欅をくり抜いた臼でつきます。
杵のつき方の力具合や、手水の量で柔らかくももっちりにもなる。
臼ごとに硬さを変えるのも良いかも知れませんね。
私の役割は火を熾すこと、餅米を蒸す番をすること、餅をつくこと、
火の番の傍ら地鶏を焼くこと、です。
燃えた薪を種火に炭を熾し、上林地鶏のもも肉を焼く。
じっくりと遠火で焼き上げる。
そして焼き網の端には鍋にお湯。その中にコップ酒を仕込む。
火を守り、鶏を焼きつつ、熱燗一杯。
これも毎年の恒例行事。
出来立てのお餅を前に、焼きたての鶏を高らかに掲げ家族で写真をパチリ。
これも毎年の恒例行事。
煙に燻された体を洗い、外気に冷えた体を温めるために昼に入る
お風呂の気持ちよさよ。
風呂上がりに熱燗が回り、心地よくなって一眠り。
夕方に起きるも翌朝と勘違いしておろおろする。
これも毎年の恒例行事。
では。