もりＣさんが投稿したとんかつ成蔵（東京/南阿佐ヶ谷）の口コミ詳細

　とんかつ成蔵のTwitterで、ヒレかつサンドのテイクアウトのお知らせがあり、とても食べたくなったので、お店にすぐに連絡して予約しました。
　注文時間へ行くと、既に準備されていました。成蔵さんからヒレかつサンドを渡していただきました。
　自宅で箱を開けると、ほんのりピンク色のヒレかつを挟んだサンドイッチです。食パンに厚切りのヒレかつとキャベツを挟み、ソースを塗っています。
　とても柔らかいヒレかつに、甘めのソースを合わせています。ヒレ肉の優しい旨味としっとりとした食感のお肉がとても美味しいです。しっとりとしたキャベツに、甘いソースが合わさり、いつも塩で食べる成蔵さんのとんかつとはまた異なる味わいです。食パンも柔らかく、ヒレかつやソースと相性抜群です。
　カツサンドを食べたら、成蔵さんのとんかつが食べたくなったので、年始に行きたいと思います！！

　久しぶりに成蔵さんのとんかつが食べたくなり、南阿佐ヶ谷まで行きました。完全予約制のお店になりました。
　予約した時間の少し前にお店に着きました。メニューを見ると、提供方法が変わっていました。メニューがとんかつ定食(２品と３品)のみ、食べたい部位を選べるようです。とんかつ定食の３品、リブロースかつと特ロースかつ、シャ豚ブリアンを注文しました。
　予約時間に店内へ案内されました。いつものように成蔵さんが厨房でとんかつを揚げていました。
　最初に定食に付いてくる小鉢が運ばれてきました。プルドポークをクラッカーに乗せたもの、大根のピクルス、ひじきの煮物です。小鉢なども１つずつ提供する高級料亭の懐石料理のようなスタイルに変えていました。どの小鉢も美味しかったです。
　最初のとんかつが揚がるタイミングで、千切りキャベツとご飯、豚汁、とんかつ用の岩塩が運ばれてきました。とんかつは、丸い小さなお皿で揚げたてを一品ずつ提供していただきます。最初のとんかつはリブロースかつです。白い衣で包まれた脂身たっぷりのリブロースかつです。断面の脂身が光っています。まずはそのままいただきます。口の中で脂身がトロけて、脂の甘みが広がります！口の中でトロけた脂がスッと消えていきます。とても上品な脂身を味わえます！岩塩をかけることで脂身に岩塩が溶け、より旨味を味わうことが出来ます。お肉からも噛むたびに旨味が口の中に広がります！リブロース自体の旨味が強いため、岩塩のような旨味を引き出せる調味料がとても良く合います！
　２品目は特ロースかつです。リブロースと比べると脂身が少なく、一般的なロースかつの断面です。ロースの旨味と肉の弾力を味わえるロースかつです！脂身が少ないため、リブロースと比べると肉の味をより味わうことが出来ます。岩塩で食べても美味しいですが、甘いソースとも相性が良かったです。
　とんかつを味わいつつ、ご飯や豚汁もいただきます。ご飯は柔らかめに炊いていて、ご飯の優しい甘みがリブロースや特ロースの旨味を引き立ててくれます。豚汁は大根や人参、豚肉が入っており、具材の旨味がお汁の中に染み出しています。とても美味しくて豚汁を食べるペースが早く、豚汁が無くなってしまい、お代わりをお願いしました。笑 千切りキャベツは、甘く柔らかいキャベツにパプリカなどの野菜も加わり、味わいに変化がありました。提供方法は違えど、どれもとても美味しいです。
　最後に運ばれてきたのは、シャ豚ブリアンでした！成蔵さんの名物であり、この定食を締める上で持ってこいのとんかつです。断面はピンク色です！まずは何も付けずにいただきます。とても柔らかい肉質のシャ豚ブリアンから旨味がジュワっと口の中に広がります！これぞ成蔵さんのシャ豚ブリアンです！岩塩をかけて辛子と一緒に食べると、シャ豚ブリアンの旨味が引き立ちます！柔らかい肉質と強い旨味を味わえる最高のヒレかつです！
　１回の食事で異なる部位を揚げたてでいただけるのは、いろんな部位の旨味の違いを堪能することで、常に新しい発見が出来たのでとても良かったです。次回はまだ食べたことのないバラかつをいただきたいです。

　久しぶりのとんかつ成蔵さんのとんかつが食べたくなり、予約サイトで予約しました！！お弁当を販売されていたようですが、お店で揚げたてを食べるのが１番です！
　予約時間の15分前に行き、お店の外の椅子で座って待ちます。今日の入荷状況は、ロースがTOKYO X、ヒレとシャ豚ブリアンが美ら島あぐー豚とのことでした。美ら島あぐー豚は食べたことのない銘柄の豚のため、今日は美ら島あぐー豚をいただきます！シャ豚ブリアン３個とヒレかつの単品を注文しました！
　店員さんに注文して５分程で店内に案内されました。店内の雰囲気がとても温かく、落ち着いた気分でとんかつをいただけます。そして、相変わらず接客に無駄がなく、素晴らしいです。予約人数を制限しており、店内に余裕が生まれています。成蔵さんがとんかつを揚げている姿を眺めつつ、シャ豚ブリアンを待ちます。
　店内で待つこと20分程でシャ豚ブリアンとヒレかつが運ばれてきました！薄いきつね色をしたふわふわ衣のシャ豚ブリアンです！ヒレかつは別皿で提供されました。断面は、どちらも薄いピンク色をしています！断面からとても美味しそうです！
　調味料は岩塩とソース、胡麻油、辛子があります。まずはシャ豚ブリアンを何も付けずにいただきます。あぐー豚の旨味が肉から溢れ出し、口の中に旨味が広がってきます！あぐー豚の旨味が強く、なおかつ肉質が柔らかいので、噛むたびに旨味が溢れてきて、口の中が旨味で満たされていきます。これだけ旨味の強い豚は初めていただきました！何もつけなくても十分美味しいです！
　次は岩塩を少し付けていただきました。シャ豚ブリアンに岩塩が溶け、塩味がシャ豚ブリアンの旨味を引き締めてくれます。また、あぐー豚の持つ甘みが岩塩により増幅して、より美味しくいただけます！辛子を加えることで香りと辛味が加わり、味にアクセントが加わります。
　シャ豚ブリアンを味わった所で、ご飯や豚汁をいただきます。豚汁は、豚バラ肉を使用した豚肉の旨味と脂を味わえる豚汁です。甘い白味噌に大根や蒟蒻、人参の具材を味わうことが出来ます。副菜には、ひじきの煮物と大根のピクルス、クラッカーにシーチキンを乗せたものが添えられており、どれも食感と味わいが異なり、美味しかったです。ご飯は、もちもちと柔らかく、お米の香りと甘みを味わえます。千切りキャベツは、キャベツの甘い部分のみを使用していて、柔らかく甘みのある千切りキャベツがとても美味しいです。とんかつだけでなく、ご飯や豚汁、副菜のどれもとても美味しかったです。
　ご飯や豚汁、キャベツで口をリセットしたところでとんかつに戻ります。今度はヒレかつをいただきました。シャ豚ブリアン同様ふわふわの衣に包まれたヒレかつです。シャ豚ブリアンより脂の旨味が口の中に広がり、お肉の旨味と脂を味わえます。シャ豚ブリアンよりジューシーな味わいのヒレかつです！岩塩を合わせると、よりお肉と脂の旨味を味わえました。ヒレかつ１枚でもお肉に詰まった旨味を存分に堪能出来ました！
　シャ豚ブリアンを胡麻油でいただきます。とんかつを胡麻油で食べるのが成蔵さんのとんかつの特徴の１つです。あぐー豚の旨味に胡麻油の香ばしさが合わさり、胡麻油によって味が濃厚になります。岩塩を合わせると岩塩が胡麻油に溶けて、シャ豚ブリアンの旨味を胡麻油が包んでいました。
　シャ豚ブリアンをソースを少し付けていただきました。ソースの甘みにシャ豚ブリアンの旨味が負けること無く、口の中に旨味を堪能出来ます。ソースも美味しくいただけますが、やはりシャ豚ブリアンは肉の旨味を引き出せる岩塩でいただきます！岩塩がシャ豚ブリアンに合わさることで、シャ豚ブリアンの旨味が口の中に広がり、岩塩の塩味が味のアクセントになってくれます。美ら島あぐー豚の強い旨味を堪能出来るシャ豚ブリアンです！！
　いつ食べても、何を注文しても最高のお店です！！今度は美ら島あぐー豚のロースかつをいただきたいです！

　今年のとんかつ納めはやはり「成蔵」さんのとんかつしかない！と思い、お店を予約しました。完全予約制のため、予約時間の少し前に行けば問題ありません。
　夜も少し早い時間でしたが、いつもより混雑していました。店員さんがやってきて、名前を伝えると、メニューを渡されました。今日は雪室熟成豚のリブロースと特ロースが売り切れでした。しかし、目当ての雪室熟成豚 のシャ豚ブリアンはありました！！トッピングで気になったのは、「特ミルフィーユかつ」でした。今日は雪室熟成豚のシャ豚ブリアン 3個と特ミルフィーユかつを注文しました。注文を終えて、外で待ちます。年末ということもあり、いつもより客が多い気がしました。
　予約時間になると、店内に案内されました。店内は予約客のみで混雑しておらず、カウンター席は空いていました。おそらく、店内での待ち時間を減らすための措置と考えられます。
　店内で待つこと７分ほどでシャ豚ブリアンが運ばれてきました！ふわふわの白い衣に包まれた成蔵さんだけで提供されるシャ豚ブリアンが3個乗せられています！！断面はほんのりピンク色で肉汁が溢れています！これぞ成蔵さんのシャ豚ブリアンです！！岩塩と辛子をお皿に取っていただきます。
　最初はそのままいただきました。シャ豚ブリアンを噛むと、ジュワ〜っと旨味が口の中に溢れてきます！！ものすごく柔らかく、肉の中に旨味がたっぷりと詰まっています！！やはりただのヒレカツではありません！！旨すぎます！！お肉の旨味が強く、何も付けなくても十分に美味しいです！
　少し岩塩を付けて食べると、シャ豚ブリアンに岩塩が合わさることで旨味が倍増します！岩塩の塩味とシャ豚ブリアンの旨味を同時に味わえます！
　シャ豚ブリアンを味わったところでご飯や豚汁、副菜をいただきます。副菜はトマトとパプリカのピクルスにひじきの煮物でした。ピクルスの程良い酸味が口をさっぱりとさせてくれます。ひじきの煮物は優しい味付けで美味しかったです。豚汁は豚こま肉を使っており、脂身より豚肉を味わえました。大根に人参、牛蒡、こんにゃくと具材たっぷりで野菜の甘みが豚汁に染み出ており、美味しかったです！ご飯は私の好みの固さで、とても美味しかったです。そして、千切りキャベツは、とても細い千切りになっており、キャベツ自体に甘みがあってとても美味しいです！千切りキャベツをふわっと盛り付けているため、千切りキャベツが空気を含んでいて、生キャベツのシャキシャキした食感よりふんわりと綿あめのような感じです。
　副菜を味わい、シャ豚ブリアンに戻ります！岩塩でいただいたので、今度はカウンターにあった胡麻油でいただきました。シャ豚ブリアンに胡麻油を少し垂らすと、シャ豚ブリアンの旨味に胡麻油の香りがプラスされて、とても良い香りを味わえます！ジューシーなシャ豚ブリアンの旨味と胡麻油もよく合います！！
　岩塩が１番合うと思いますが、ソースもかけてみます。ソースを少し垂らしていただきました。ソースの甘みとシャ豚ブリアンの旨味を味わえます。やはりシャ豚ブリアンの旨味が強いため、ソースよりシャ豚ブリアンの旨味をより生かせる岩塩の方が合っていると思います。
　シャ豚ブリアンを半分味わったところで、特ミルフィーユかつが運ばれてきました。大きさは一口サイズです。ミルフィーユかつにはスイートチリソースが添えられていました。断面は肉汁と脂で溢れていました！見た目からとても美味しそうです！最初はいつものようにそのままいただきます。断面から肉汁と脂が溢れているようにかなりジューシーです！シャ豚ブリアンとは異なり、脂の甘みを感じます！薄切り肉を重ねているため、とても柔らかく、ふわっとした食感も味わえます。次にスイートチリソースを付けていただきました。ジューシーなミルフィーユかつの旨味の後にスイートチリソースの酸味と辛味を味わえます！個人的にはこれまで注文してきた単品メニューで最も美味しかったです！！
　特ミルフィーユかつとシャ豚ブリアンを同時に味わっていると、ご飯やキャベツが無くなってしまったため、キャベツをお代わりしました。柔らかく甘い千切りキャベツは成蔵さんの繊細なとんかつとよく合います！！
　３個あったシャ豚ブリアンもとうとう最後の１切れ。最後はやはり岩塩と辛子でいただきました！！シャ豚ブリアンに岩塩が合わさることで旨味倍増！！最後まで旨味たっぷりでとても柔らかかったです！！こんなにジューシーなヒレカツは成蔵さんでしか味わえません！！
　とんかつ納めに相応しい最高のシャ豚ブリアンでした！！

TOKYO Xのシャ豚ブリアンを求めて、成蔵さんへ行きました。完全予約制になったので、予め予約を入れてから気持ちに余裕を持ってお店に行くことが出来ます！
単品メニューも食べたかったので、予約時間の20分前にお店に行きました。完全予約制ですが、お店の外には待っている客がいました。
店員さんにメニューを渡されて、先に注文をします。メニューには記載してなかったのですが、雪室熟成豚と長ねぎを使った「串かつ」があるようです。TOKYO Xのシャ豚ブリアン３個と串かつを注文しました。お店の外で少し待ちます。
外で待つこと10分程で店内に案内されました。自宅を改装したような店内はよりアットホームで過ごしやすい雰囲気です。会計を終えたお客への挨拶も成蔵さん含め全員で行っており、接客も素晴らしいです。ご飯や豚汁を盛る係、キャベツを盛る係、器を洗う係、注文を受ける係と業務分担がきっちりと分かれていて、成蔵さんがとんかつを揚げることに専念出来ています。
待つこと20分程でシャ豚ブリアンが運ばれてきました！！真ん中をカットした大きなシャ豚ブリアンが3個乗っています！衣は成蔵さん特有の薄いきつね色のふわふわ衣です！！シャ豚ブリアンの断面はほんのりピンク色です。そして、単品注文した串かつも別皿で運ばれてきました！どちらもとても美味しそうです！
シャ豚ブリアンの一口目は、そのままいただきました。シャ豚ブリアンを噛むと、口の中にシャ豚ブリアンが持つお肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がっていきます！！噛むたびにお肉からシャ豚ブリアンの旨味出てきて、口の中が旨味で満たされていきます！！とても美味しいです！！シャ豚ブリアンはとても柔らかく、簡単に歯で噛み切ることが出来ます！！あっさりというイメージのヒレかつとは全く異なる旨味たっぷりの「シャ豚ブリアン」です！ヒレとは全く異なります！
次は岩塩と辛子でいただきます！！岩塩がシャ豚ブリアンのお肉と合わさり、岩塩の甘みとシャ豚ブリアンの旨味をより味わえます！！岩塩によって、シャ豚ブリアンがよりジューシーになったような気がします！
シャ豚ブリアンを味わったところで、ご飯や豚汁をいただきます。豚汁は大根や人参が入った食感のある豚汁です！中に入っている豚バラからも旨味が出ていて、とても美味しいです！ご飯は柔らかめに炊かれており、甘みのあるお米はとんかつと相性抜群です！
小鉢はピクルスと春雨サラダでした。あっさりとシャキシャキ食感のピクルスです。とても美味しいです。春雨サラダも酢が効いていて、酸味のある春雨サラダです！小鉢にも工夫が施されていて、とても美味しいです。
そして千切りキャベツは、空気を含んでおり、柔らかくシャキシャキとした食感と甘みを味わえます！
口直しをしたところで、シャ豚ブリアンを再びいただきます。今度はソースでいただきます。甘めのソースとジューシーなシャ豚ブリアンの旨味の相性はとても良く、美味しいです！ただ、個人的には岩塩の方が好みでした。
次に胡麻油をかけていただきました。シャ豚ブリアンの旨味に胡麻油の香りが加わり、旨味が増幅します！胡麻油はシャ豚ブリアンとは相性が良いように思います！
そして、単品注文した串かつをいただきます。串かつはひれ肉と長ねぎの境が分からなかったので、思いっきり被りつきました。ジューシーなひれ肉と長ねぎの甘みを味わえるとても美味しい串かつです！長ねぎの甘みが食材だけでなく、ソースの役割も担っていて、とても美味しいです！岩塩を合わせると雪室熟成豚と岩塩が合わさり、ジューシーな旨味をより感じられます！とても美味しいです！！
シャ豚ブリアンは岩塩と辛子でいただきます！！噛むたびにシャ豚ブリアンの旨味が口の中に広がり、口の中は旨味で満たされていきます！！この柔らかさとお肉の中に旨味が詰まった状態でいただけるのは成蔵さんの実力の賜物だと思います！とても美味しいです！！
とうとう最後の一切れ…これは岩塩と辛子でいただきました！口の中を旨味で満たしてくれるこの食べ方で最後までシャ豚ブリアンを味わいたいです！！そして、最後まで旨味を味わうことが出来ました！！とても美味しかったです！！
会計の時には、成蔵さんから「ありがとうございました！」と丁寧なご挨拶をいただきました！味だけでなく、接客も素晴らしいです！
最高のシャ豚ブリアンでした！！

あの成蔵さんが南阿佐ヶ谷で復活したと知って歓喜！！予約サイトで予約出来るとのことなので、早速予約を入れました。メニューはTOKYO Xと雪室熟成豚という高田馬場の時と同じ豚肉を使われています。ただ、メニューには新しい「リブロース」が！これはリブロースを食べないわけにはいかない！と思い、リブロースかつ定食を予約しました。
予約したメニュー以外にも単品もあるとのことです。単品は予約当日に注文出来ます。予約は1ヶ月後ですが、とても楽しみです！！
そして予約日当日、予約した時間の15分前にお店に行くと、お店の住所には1軒家がありました。1階がお店という形で、入り口は家の扉です。表札があるはずの場所に「成蔵」と豚のマークが！ここが新しい成蔵さんです！
お店の前で待っていると、店員さんが外に出てきて、名前を聞かれました。名前を告げて、単品メニューを注文します。単品はメンチかつやささみかつエビフライなどがありました。また、単品でヒレかつも注文出来ます。メンチかつがとても気になったので、メンチかつを追加注文しました。
注文終了後、お店の外で少し待ちました。以前の高田馬場と比べて、予約客のみということもあり、落ち着いて待つことが出来ます。ちょっと優雅な気分になれます。笑
外で待つこと10分ほどで店内に案内されました。店内はカウンター席とテーブル席があり、黒塗りのカウンター席に案内されました。地下にあった時と比べると、店内が明るい印象です。厨房では成蔵さんがとんかつを揚げています。成蔵さんがとんかつを揚げている姿を見ることが出来て、本当に嬉しいです。またあのとんかつが食べられるという期待が膨らみます！
予約した時間になると、とんかつが揚がったようで、リブロースかつ定食が運ばれてきました。あの成蔵さんの薄い黄色のふわふわ衣に包まれたリブロースかつ！！断面は中まで火の通ったほんのりピンク色です。単品のメンチかつは後から提供されるようです。カウンターにあるお塩と辛子をお皿に取り、いただきます！
最初はやはり何も付けず、リブロースかつそのものの味をいただきます。口の中にTOKYO Xの肉の旨味と脂の甘みが広がります！！噛んだところから旨味がじゅわ〜っとゆっくり広がっていきます！リブロース肉はとても柔らかくかつ旨味が強くとても美味しいです！！ふんわりと柔らかい衣は口の中で溶けて、衣で口の中を切る心配は全くありません！！これぞ私が待ち望んでいた成蔵さんのとんかつ！！閉店から久しくこの味を食べられませんでしたが、やっと出会えました！目を閉じて、ゆっくりとお肉の旨味を味わえるこの至福のひととき、これは堪りません！岩塩を付けて食べると、岩塩の塩味がリブロースと混ざり合い、旨味と甘みが増幅していきます！口の中が旨味と甘みで満たされていきます！とても美味しいです！！
このままではリブロースばかり食べて、かつを追加注文しないといけなくなるため、他の料理に移ります。小鉢にはほうれん草と油揚げの煮びたしと野菜の浅漬けが添えられています。どちらもあっさりとした野菜本来の旨味を味わえる味付けで、とても良い箸休めです。豚汁は豚肉の旨味と野菜の甘みが染み出したとても美味しい一杯です。豚の薄切り肉を豚肉の食感を味わえるようになっています。味噌は白味噌に近い甘めの味噌です。ご飯は柔らかめに炊かれていて、甘みともっちりとした食感がとても美味しいです！そして成蔵さんといえば千切りキャベツです！キャベツの柔らかい部分のみを使用しており、噛んでいるとキャベツの甘みを感じられます！この柔らかい千切りキャベツもまた味わえました！最高です！
理想的な口直しをいただいて心を落ち着け、リブロースかつに戻ります。今度は辛子と塩でいただきます。口の中に旨味が広がりながら、辛子が味を引き締めてくれます。TOKYO Xは旨味が強く濃厚なので、辛子は多めでも良いかもしれません。
続いてソースをつけていただきました。甘めのソースとリブロースの相性はとても良く、リブロースの旨味にソースの香辛料と甘みが加わります。こちらもとても美味しいですが、個人的には岩塩の方が合っていると思います。
胡麻油と岩塩でも食べてみました。リブロースに胡麻油の良い香りが加わり、新しい発見です！胡麻油そのものが口に残らないものであるためか、リブロースの旨味と甘みをしっかりと感じられました。
そして、リブロースを味わったところで、メンチかつが運ばれてきました。こちらもふわふわの衣に包まれています。小ぶりな形で可愛らしくもあります。箸で半分にカットすると、中から肉汁が溢れてきました。色はピンク色で、玉ねぎなどは一切使わないお肉だけのメンチかつです。食べてみると、口の中に強い旨味が広がっていきます。TOKYO Xの濃厚な旨味とは少し異なり、旨味が広がりながら、スッと溶けていく感じです！お肉が柔らかく他のお店では食べたことの無いメンチかつです。ロースやヒレ以外の部位も使っているようで、とんかつとは違う旨味を味わえます。この旨味は成蔵さんでしか味わえないと思います。ソースを付ける必要はなく、辛子と岩塩で十分な美味しさです！追加注文して正解でした！！
リブロースかつは岩塩と辛子でいただきました。リブロースの強い旨味と脂の甘みを味わいます！！一切れ一切れが至福の時間を与えてくれます。メンチカツも岩塩です！とんかつとは違う旨味を味わえます！
最後まで最高のひとときを過ごすことが出来ました。
接客も素晴らしく、最高のおもてなしを受けることが出来ました！食事を終えて、会計に向かう時には成蔵さんから「ありがとうございました。」と丁寧に挨拶をいただきました。料理の腕だけでなく、人柄も素晴らしいです！
次回は成蔵さんの代名詞「シャ豚ブリアン」を食べたいと思います！！