4回
2019/10 訪問
満足!!!
10月25日。
ボッチディナーです。
平日ですが、上海蟹食べたかったので、予約して伺いました。
いただいた物。
*前菜5種盛(ハーフサイズ)
*上海蟹紹興酒漬け
*上海蟹味噌と鱶鰭のスープ
*牡蠣の衣揚げ黒酢ソース和
*花巻(サービス)
*海鮮炒飯(ハーフサイズ)
*スパークリングワイン
*15年物甕出し紹興酒×2
上記で8195円です。(税込)
CPは最上かもしれません。(個人の嗜好の食べ物のみでの話しです。)
最近、食が更に細くなったため、大して食べていません。グルマンな方からすれば、普通のコスパと思うかもしれませんが、クオリティを考慮すると、非常に個人的にはCP良好です。
前菜5種盛り: ミニトマトの桂花陳酒漬け、海月と搾菜の和物、口水鶏、豚タンの葱ソース、アオリイカの山椒和。
前菜は、かなり良いです。確かに、口水鶏は、スパイシー感が足りないと思いますが、広東料理です。四川のそれを求める必要は無いと思います。前菜2種で、スパークリングワインが空いてしまいました。アテとしては、バランスも良く抜群です。これ900円(税抜)はお値打ちです。
上海蟹紹興酒漬け: 確かに小いさめです、サイズ的には。漬け込みのタレは少し甘い感じですが、身は、甘く無く、味噌は旨味が存分にあります。十分に満足出来ます。小さめなので、もう一杯欲しくなります。最初の漬け込と、2回目の漬け込みと、2度漬け込んでるそうです。
上海蟹味噌と鱶鰭のスープ: スープ自体は非常美味しいです。そこは、満足なのですが、鱶鰭は、お値段なりという感じです。個人的には、鱶鰭は少なくても良いので、金糸のみのスープが良いです。(でもそうすると高くなるのかもしれません。)鱶鰭は旧福臨門系が良いのかもしれません。所謂、姿煮は個人的にソレ程好きでは無いのです。
牡蠣の衣揚げ黒酢ソース: 牡蠣が大きいのです。箸では食べづらいサイズです。ナイフ、フォークがあるので、ソレを使いました。黒酢のソースがコッテリしていて、サービスの花巻といただくと、非常に美味しいです。黒酢は少し濃い目の味です。勿論牡蠣は大ぶりのプリプリ。
海鮮炒飯: コレだけが、イメージから外れていました。ジャスミン米ということで、かなり期待していたのです。結論からいうと、普通です。浜正さん、和さん、春秋さんには残念ながら並びません。
紹興酒が美味しいのと、紹興酒の値段がそれ程高く無いのと、上海蟹の紹興酒漬けが、とてもリーズナブルなので、個人的には非常にお値打ちだと思います。
シェフだと思う方は非常に対応もソフトなので感じが良いです。3日前に予約すれば、ランチのお任せのコースに好みの物も盛り込んでいただくことも可能な様です。
いや〜満足です。
色々アラカルトでいただきたい物があります。
再訪確定ですが、本当に貧乏暇無しなので、次はいつかな?
ご馳走様でした。
2019/10/26 更新
2018/08 訪問
美味しい広東料理。
寂しいボッチディナーです。
少し、知りたい事があり再訪しました。
結果から言うと。分からずじまいでした。
18時オープンと同時に訪れました。
電話して空席を確認した後の訪問です。
内装が少し変っていました。雰囲気が良いのはそのままです。そして器が綺麗なので、シェフは絵心もありそうです。
いただいたもの。
*夜のコース(蘭)7000円(通常2名から)
*青島ビール
*グラスワイン白×2
上記で10044円です。
コース内容
小菜: 雲丹と枝豆の上湯ジュレ
前菜: 6種盛 細クラゲマスタード和え、大根餅の春巻、烏賊の山椒和え、豚トロ蜂蜜焼豚、鰹の燻製、口水鶏。
湯: 鱸、浅利、自家製豆腐の酸辣湯
炒: ツブ貝と黄韮の炒め物、肝ソース添え
燜: 海老と板春雨の沙茶醬煮込
蒸: 活鮎の豆豉蒸し蓮の葉包み
清清口: バニラの香りの梅の干した物
烤: 広東風鶏腿肉の塩焼
〆: 五目水餃子
甜点: デザート(チョイス可)
懐石料理の様に少しづつ出てきますが、満腹になります。焼物と〆は量を減らしてもらいました。又デザートは最も軽いココナッツミルクです。(もしかすると、タピオカを抜いてくれてたかもしれません)
1人でも1番安いコースは受けていただけたのは有り難いです。アラカルトでは、前菜の盛り合わせはありませんし、色々いただけるとやはり嬉しいです。
前菜でビールは無くなり、ワインをいただきます。この前菜6品で十分酒が進みます。たまたま、少し体調が良くなかったのか、この日は、お酒はビールとグラスワイン2杯でとどめましたが、普段なら多分4杯くらいは飲んだのではないかと思います。
オーソドックスな品もあれば、創作的な品もあります。烏賊は生を和え物にしていました。通常中華ならサッと湯引くと思います。最初の雲丹も生です。この辺りは和のテイストなのでしょうが、味付けは中華です。雲丹のジュレは金華ハムですし、山椒(花椒)で和えるのは中華テイストです。鰹も然り、タタキの様にほぼ生ですが、燻香がとても良く、美味しいものです。
全ての感想を書くと果てしないので端折りますが、大根餅の春巻に添えてある豆板醤、酸辣湯の豆腐、等自家製ですし、広東風の鶏のパリパリ焼は、最後に油を掛けて揚げる所謂、脆皮鶏。しかも一晩陰干しにするという手間も掛けています。ツブ貝の肝のソースも当然自家製です。湯(スープ)も手間とお金がかかるものを用意されているのではないでしょうか。
どの料理も、手間隙掛けてあります。
上海蟹の紹興酒漬けが(要予約)アラカルトメニューにあります。仕込に手間隙掛けた料理が多いので、とても期待出来ます。(ただし、時価というのが何とも言えませんが)
量的には、ランチコースくらいが良いので、品数減らしもらうか、アラカルトが個人的には良いと思います。
年内、10月中旬に来れたらいいな。
ご馳走様でした。
2018/08/30 更新
2016/08 訪問
スタイリィッシュ広東
2016.8.19訪問。
お昼に伺いました。
凄く気になっていたお店です。
口コミは2件。☆3.01まだまだ認知されてい無い新店です。
お店に着くと、外観が食べログの情報と違います。ガラス戸で、中を覗く事が出来る感じの写真でしたが、全く中が分かりません。
扉を開けて中にはいると、先客2組、お席は空いています。口コミ情報だと2人席もあるはずが、全部4人席と半個室の配置になっています。1人なのですが、広々としたテーブルへ案内されます。
店内はモノトーンのシックな感じで、ワイングラスが直ぐに目に付きます。イタリアン、フレンチのお店と言われても、違和感の無い内観&外観です。
カトラリーも、箸とスプーン以外にナイフ、フォークがセットされています。珍しいです。
席に着くと、女性のスタッフさんから、お昼はコースのみですと説明されます。コースなので、お時間は大丈夫かとも聞かれます。休みなので、勿論平気なのですが、平日ですし、懐温かそうには見え無い装いですから、そんな風に聞かれるのでしょう。
写真を撮っても良いかと聞くと、快諾してくれました。
鮑メイン、鱶鰭メインと要予約のコースがあります。予約はしていません、鱶鰭メインのコースを選びました。
いただいたもの。
ランチコース蓮
*前菜盛り合わせ5品
*海老餃子の金華スープ仕立て
*活け締め穴子のフリット
*鱶鰭姿煮上海蟹蟹味噌風味
*香港式パリパリチキンのロースト熟成黒酢ソース添え
*香味野菜と黒胡麻の冷し担々麺
*デザート盛り合わせ
*ライチの紅茶
*青島ビール
*白グラスワイン
上記で5700円くらいです。
チキンのローストと鱸の蒸し物が選択です。
デザートと食後の飲み物も選択です。
前菜は、鯛のなめろう風、口水鶏、トマトの桂花陳酒漬け、鴨の梅肉、鮎の燻製の5種です。
鯛のなめろう風は、シンプルな塩胡椒と、甘酢の大根と、ケンの様な大根の甘酢漬けと鯛の旨味が合わさった初めての味です。
トマトの桂花陳酒漬けは甘くサッパリしています。
味が重ならず、一口ずつの前菜は女性受けしそうな感じです。全体的に淡い感じです。口水鶏も、辛さ控え目です。
海老餃子の金華スープ仕立ては海老もプリプリで美味しいのですが、金華ハムのスープの旨味が濃厚です。胡椒の辛さなのか、ピリッとしていました。
活け締め穴子のフリットは、カレー、山椒、などの風味でこちらも少しスパイシーです。サラダ仕立てとなっていますが、レタスとトレビスが敷いてあります。このお皿でナイフ、フォークが必要となります。一口では大きく、また箸できるには?となります。夏なので、カレーの風味なのでしょう。しかしカレーは結構全ての風味を飲み込んでしまうので、微妙な感じです。
鱶鰭姿煮は、上海蟹蟹味噌風味なのですが、余り、蟹味噌風味を感じれませんでした。しかしスープはかなり美味しいです。中に冬瓜とオクラが入っていたのは夏らしく好みです。
香港式パリパリチキンのローストは、皮が、パリパリと言うより、サクサクそう所謂、脆皮鶏です。オーブンで焼くのではなく、油をまわしかけながら、揚げるようです。黒酢のソースでいただくために、そのままでは塩気は薄く、また五香粉などを使って香付けはしてないようです。ガーリックチップの入った黒酢のソースにつけるとなかなか美味しいです。
香味野菜と黒胡麻の冷し担々麺は、香味野菜としてホワイトセロリが使ってあります。香菜は苦手な方がいますし、葱、生姜ではありきたり、茗荷、大葉は和食寄り、イタリアンパセリも微妙というところでの選択なのでしょうか?色目のアクセントはトビコです。ピリッとしていて美味しいけれど、これは斬新。パスタの感覚なのでしょうか?麺もかなりの細麺。もう少しオーソドックスな冷し担々麺の方が良いように思うのは、私だけでしょうか。上品な味わいで女性が喜びそうな感じはしますが。
デザートはマンゴープリンと杏仁豆腐と聞かれたので、マンゴープリンを選択しましたが、盛り合わせで出てきました。マーラーカオが、上面キャラメリゼされています。(凄い)マンゴープリンも濃厚、そして、フルーツが 色々とプリンの周りに散らされ、ソースと絡めていただきます。美味しい。そして甘さ割と控え目。一緒に提供されたライチの紅茶も香が良く、美味しくいただきました。
まず、湯にお金がかかっています。スープが上質です。鱶鰭は予想外で、胸鰭ではありません。gは少ないですが、ここは仕方ないでしょう。前菜、穴子、餃子も美味しい。香も楽しめる。しかし、夏を意識し過ぎているのか、スパイシーな物が目立つのは少し味の組立が、微妙だと個人的には思います。穴子をカレー風味ではなくしていれば凄く良い構成だったと思うのですが、どうなのでしょう。
ドリンクは、少し高めです。それと高級中華では、割と甕出しの紹興酒がありますが、ありません。お茶は高そうな物があります。
酸味と、醤油、発酵調味料的な味つけが余り見られないのは、ワインとの兼ね合いを考えての料理の構成かもしれません。オーソドックスな中華が好みなので、そこは少し個人的な好みとしては惜しいかと思います。
雰囲気はとても良いです。今のところ、まだまだ認知度が低いので、隠れ家的なお店です。料理もまだ、お試し価格で割とお値段控え目な気がします。料理は割とハイコスパだと思います。男性だとボリュームが少し足りいかも知れません。
また来たいと、久しぶりに思いました。
ガラス窓が無くなっているのは、お客様からの、外からの視線が気になるという申し出があった為だとお聞きしました。
私は、お昼最後の客でしたので、ご主人他2名、全員で、お見送りしてくれました。こういうこは、慣れてないので、こそば痒い感覚です。
ご馳走様でした。
2016/08/20 更新
平日に伺いました。
前回、ランチコースの内容変更可能かどうかを、尋ねたところ。二つ返事でしたので、予約しての訪問です。
ランチに関しては、予約がベターです。この日は、予約満席となっていました。
いただいたもの。
*3500円のランチコース+α
*グラススパークリング
*甕出汁紹興酒(グラス)×2
上記で8700円くらいです。(税込)
ハッキリ言ってお値打ち。
前菜3種盛: トマトの杏露酒漬。紅ズワイガニと大豆のゼリー寄せ、黒酢を効果的に使用していると思います。少し珍しい前菜、勿論美味しい。カンパチの中華刺身、ガーリックの風味と塩とナッツの食感でいただきます。山葵醤油でなくても、生の魚が非常に美味しいいただけます。
スープ: 琥珀大根とスルメ烏賊の蒸しスープ、蒸しスープなので、非常に澄んだものです、雑味が無く美味しいのですが、少しスープとしては、甘いかと思います。大根は中までシミシミのオデンの大根といった感じです。かなり美味しい。
加賀蓮子と銀杏の九龍炒め: メニューには炒め物とありますが、揚げ物の様な感じです。ほっくりとした蓮根は甘味もあり美味しいです。
上海蟹紹興酒漬け: ランチコースにはありません。鮮魚の蒸し物と差し替え、3日前に予約して替えてもらいました。勿論美味しい、ネットリとした味噌の珍味は極上。
蝦夷鮑のいり焼き肝ソース添え: 鮑旨いです。ナイフ、フォークでいただきます。ソースが非常に良く、鮑の下に敷いてある長芋もほっくりとして美味しいです。肝も添えてありますが、苦味など全くなく美味しい。
合鴨のロースト広東風: 火入れは低温調理で、レア感があり、これは赤ワインが欲しい感じです。ソースが、油淋鶏のソースだそうです、甘目のソースが合鴨に合っています。ソース用に、花巻(蒸しパン)が付いてきます。ソースを付けていただくとかなり美味しいです。
台湾皮蛋のお粥: 優しい味のお粥です。このコースには、個人的にはピッタリだと思います。
デザート: 杏仁豆腐とクルミの飴炊き、ライチの紅茶。胡桃の飴炊きは、ココナツがまぶしてあります。飴炊きは非常の好み。食後はコーヒーも選択出来るのですが、やはり中国茶を選びます。
個人的にはこのくらいが、程よい分量で非常に満足です。この日の客層は、結構シニアな方々でした。そして予約満席です。人気なのが、うかがえます。
料理も美味しく、CP良好。お酒のラインナップも、好みなものもあります。接客もソフトで、個人的には、良い感じです。空間も心地よく満足します。
少し、気になった事があります。
カトラリーです。鮑くらいまでは、問題ないのですが、鴨となると、あのナイフでは手こずります。ワインに合う肉料理をコースで提供されるのであれば、ナイフだけは、見直した方がよいのではと、個人的に思います。
ご馳走様でした。