2回
2017/08 訪問
美味しすぎてにやにや
初めて☆5.0を付けようか真剣に悩んだお店。出る料理は全て美味しく、接客、雰囲気も良し。CPは妥当。
塚田農場などを運営しているAPカンパニーが最上鴨というブランド鴨を自社生産していて、その鴨をふんだんに提供するお店がこちら、「鴨とワイン Na Camo guro」
鴨が大好物な箱ヒゲ、ずっと行きたくてうずうずしておりました。三週間前くらいから予約して、家族でいざ出動。
厨房を取り巻くカウンターに、個室が二つと、私達が案内された半個室?
またこの席がとっても良かったんですよねぇ。テーブル幅の壁が人目を避ける絶妙な配置。しかし全体を見渡せる開放的な空間。
当店お勧めのワインをチョイスしました。久しぶりに白ワインを飲んだからか、私的には飲みやすくてフルーティーで甘いと感激していましたが母曰く辛いそうです。。。笑
〜鴨すきコース〜4000円
#前菜盛り合わせ
鴨リエット&白レバーパテと味噌の最中サンド
鴨生ハムとメロン
噛みしめる度に鴨の味が引き出されます
鴨ガラを使ったコーンポタージュスープ
#彩り野菜の自家製ディップ
追加400円で生牡蠣も選べましたが、野菜を頂きたかったので辞めました。牡蠣大好きなんですけどね。今日はトマトと味噌に少しのマヨネーズを合わせた特製ディップ。コクの深いケチャップ?珍しいお味。野菜を食べ終えても少し余るディップは出して頂いたドリトス的なものに付けてペロリ。
#鴨串焼き
胸串
一口目は塩のみ、二口目からはオレンジマスタードで頂けるようなトッピング。この拘りは嬉しい。とっても柔らかい。脂身が軽やか。
もも玉串
普通の鴨は渡り鳥だから柔らかい筈の部位ですが地上飼育なので脚を使っていて筋肉質だそう。
でも食べてみると十分柔らかいんだけどね笑 せせりって感じ。
塩つくね
串で一番お気に入り。ハツ砂肝とかが混ざってるって言ってたかな?
味わい深いし、火入りが絶妙で肉汁滴る。
#鴨すき
鴨肉(胸肉・つくね)
野菜(葱・茄子・にら)
鴨胸肉はワインで熟成させていて(?)ほぼ生で食べられるらしい。一枚目はさっと炙ってそのまま頂く。なんと柔らかいことか。ワイン醤油たれに黄身が浮いていて、黄身を割ってみますがこの黄身が凄い。ねっとり。もはや固形物な気がする笑
鴨脂を吸った野菜の美味しいこと。ここらへんでトーンダウンしてきた母の分のお肉を全部食べたので脂身が少し重たく感じてくる箱ヒゲ。でも食欲は衰えず。
#本日の酒肴
この酒肴がことごとく私のツボを刺激するのです。
写真の上から時計回りに、胡桃と無花果のクリームチーズ和え、自家製ピクルス、クレソンのお浸し、ちりめん山椒、ブルーチーズとオレンジピールのハチミツ掛け、中央がアボカドの西京漬け。
胡桃にチーズに山椒にアボカド。好きなものが入りすぎて怖い。西京焼きとか割と苦手だったはずなのにアボカドを恐る恐る食べるとあら不思議。ねっとりと程よい塩味と甘みが心地良い。
#〆 鴨ラーメン/鴨ちまき
いよいよ〆!追加1000円でトリュフTKG行けるみたいですが、鴨○○という〆が何個もある前では、何も魅力を感じませんでした笑お腹一杯な母に店員さんが気付いて、ちまきにして持ち帰りも可能とのこと。二つラーメン一つちまきで。
ラーメンは鴨出汁がじんわり染み渡るし、細麺なので重たくない。まさに〆。これラーメン屋出してくれないかなぁ...笑
後日私がちまきを美味しく頂きました♡少し塩辛かったけど、うずら、椎茸入りで、鴨肉が結構ごろごろ入っていてとっても美味しかったです。
#ひとくち甘味
そば茶のフロマージュ。温かいほうじ茶が付きます。
茶葉を使ったデザートが大好きな上にほうじ茶も大好き。そして器が何とも美しい。
もうお酒も頼まずお冷だったし最後のデザートなのに、提供して頂く際にごゆっくりと言ってくれたのが本当に嬉しかったですね。
ご利用は初めてですか?と聞いてくださり、全ての料理の説明、食べ方、鴨すきの焼き方など教えて下さり、拘りが伝わってきました。そしてテーブル担当のお兄さんは三浦春馬の丸顔を少し面長にした感じのにっこりしたイケメンでした。鉄板の脂が跳ねるので椅子に置いた鞄に毛布を掛けたり、机を拭いたり、サービス旺盛。
一つだけ欠点があるとすれば服にも飛びそうなので前掛けが欲しい所ですね。あと、鴨すきというと割り下で煮込むイメージなので、このような鉄板焼きだと当然匂いが服に付いてしまいます。それは知っておくべき前情報かもしれませんね。
本当はこのコースに合わせてペアリングのワイン&日本酒があり3000円でしたがそこまで飲まないので頼みませんでした。飲める人はこれも一緒に頼んで楽しめるんだろうなぁ。だって酒肴の提供タイミングが謎だもん笑 ただ、鴨すきでちょっと満腹になりそうなところをお口直し的な意味で楽しみましたよ。
テーブルでのお会計。外までお見送りして下さりました。イケメンが。笑
気に入りすぎて長文になってしまいました、、、皆さん是非足を運んでください。
2018/01/26 更新
鴨好きな友人が多くて嬉しい今日この頃。
こちらのお店に未訪問ということで、喜んで同席しました。
予約する際、コースのラインナップを拝見すると、やはり内容が少し変化している様子。
友人と相談し、思い切って定番鴨すきコースへ。
ショートコースと悩みました。
鴨すきコース 5500円
▶アミューズ
かぼちゃのスープ〜鴨出汁ジュレを添えて〜
鴨レバーパテもなか
このもなかいくらでも食べられる、濃厚で美味しい。
▶前菜
鴨のテリーヌ
鴨の生ハム
バジルジュレとトマト
▶鴨串焼き
・胸
一口目は塩のみ、二口目からはオレンジマスタードで頂けます。これ一回目訪問の時感動しましたね。
ジューシーで柔らかいです。
・もも葱
スタッフ「鴨は渡り鳥であり本来はもも肉は柔らかいはずだけれど、羽を除いて歩かせるため筋肉質なのです。」この説明を聞いて、バンクシーのTrolley Huntersの作品を思い出しました。こうやって美味しいものにありつける日々に感謝しなければなりません...
・塩つくね
内蔵と合わせてあるため、味わい深くて一番好きです。
▶鴨もも肉たたき~オレンジを添えて~
脂身のところが香ばしく焼いてあって、オレンジと合わせることでさっぱりと頂けますね。あまり鴨の癖は感じられなかったですが、新鮮で美味しかったです。
▶鴨すき
むね肉、つくね、にら、えのき、茄子
スタッフが焼いてくださります。
つけだれが赤ワイン入りなので、注文した赤ワインと相性抜群。黄身のねっとり感は堪りませんね。
前回鴨すきまで来るとお腹が苦しくなった記憶がありましたが、今回はアルコールの力を借りてか、すいすい頂けました笑
鴨肉は勿論、鴨脂を吸ったにらと茄子も言わずもがな最高でしたが、今回非常に美味しかったのは、えのきです。こんなに歯応えのあるシャキシャキえのきは初めて頂きました。品種教えていただいたはずなのに失念。
▶鴨ラーメン
塩味強め!鴨はレンゲに避難させないと身に火が入ってしまいます。相変わらず細麺で美味しい。
友人はカモマンガイを選択していました。
▶デザート
抹茶のミニケーキ
カヌレ
フィナンシェ
ドリンク込で7500円くらいだったかな?
私は赤ワイン2杯、友人はシャンパンと赤ワイン。
こちらはカウンターも素敵だと思いますが、半個室も最高の空間です。
ワインを並々と注いで下さり、嬉しい限り。
御手洗も大変綺麗で、マウスウオッシュ等置いてあり、配慮の塊です。
コースだと(?)同じ方がずっとお世話してくださります。気さくで細やかな方でした。ご馳走様。