正尚さんのマイ★ベストレストラン 2014

びっくりしました。
普段、あまりお酒を飲まないもので、居酒屋も頻繁に行くわけではないので、友人が行こうというのになんとなくついて行った私。
ついて行って良かった。
まずは、店先の雰囲気に感動。石畳！夜は明かりが足元を照らしてくれてます。もう期待大。
予約せずに行ったもので、30分くらい待ちましたが、空いたら電話をかけてくれるというので、番号を渡し、近くのコンビニで待ちました。
店員さんも、お店の雰囲気に合わせて着物を着ていたと思います。
靴を脱ぎ、一通りの注文を終えると、フグやら、シイタケ、カニなどが運ばれてきます。
「？？頼んでないよな？」
「お通しです。」
なに？
こんなことがあるのか。これをお通しと呼んでいいのか。
それらを選び、皆でワイワイと焼き焼きしてモグモグ。
それからというもの、目に映るものすべてが輝きに満ちていました。(笑)
運ばれてきたお造りや、わっぱ飯(はらこ飯)、卵焼き、しらこの天ぷらなど、そのどれもが美味しい。
お酒も普段飲めない(飲まない)私も、まるで何かに憑依されたかのように飲むペースが上がり、友人達に止められる始末。
雰囲気もずるいのです。さあ飲んでくださいみたいな、落ち着いた和の感じが。
ああ、幸せだった。間違いなく、今まで行った居酒屋で一番でした。(人生経験短いのもあります。)

また新潟に行く機会があれば是非行きたいです。

普段、僕はとんこつラーメンを食べないのです。
いっつも辛味噌、ネギ味噌、担担麺。
10年ほど前、東京のお台場でテレビチャンピオンで優勝した、とんこつラーメンを1時間くらい並んで食べたことがありますが、豚が前面に押し出てくる内容で、東北人の自分としては、それになじみがなく、「美味しくないな」なんて思ってしまって。

それからほとんど、とんこつなんて食べてこなかったのですが。
同じようなものばっかーり食べているからか、年に一回くらい、ふと
「今日はとんこつの気分だな」
と思うようになりまして。(他にはケン〇ッキー・フライドチキンなんかにも年一くらいで思います。)

美味しいと聞いていたので、年一のチャンスに行ってまいりましたよ。
一関から東山方面に向かう道の途中にあり、市内からは10分～15分くらいでしょうか。
メニューは、ほぼとんこつです。これで、何が何でもとんこつを頂けます。(優柔不断なため)
まず、麺の固さを選べるのにびっくり。それも、バリカタとかハリガネとか粉落としとか、本場みたいじゃないか！
粉落としは若干怖かったので(冒険になる)、バリカタの白とんこつを注文。
あの待ち時間は忘れられないほど、ワクワクしました。
とんこつラーメンのイメージは、コッテコテで豚、豚、豚というイメージはあるけれども、この白とんこつは、さらりと食べやすく、味はさっぱりとしていて、それでいて麺に触感があるのでバランス感が絶妙。
また、もともとの麺の量が少ないので、替え玉を注文してちょうどいい感じかも。僕自身は小食なので、そのままでいいのですけれど。
九州の人とかが食べたら、これはとんこつじゃないというかもしれない。薄い、とか。豚の感じがしないとか。
でも、僕はこのとんこつが好き。
こういう、とんこつラーメンがあったっていいじゃないか。美味しければいいのです。

P.S
うちの弟に
「オススメのとんこつラーメン屋さん見つけた」
と、このお店に一緒に行きました。
彼は車中、
「早くとんこつ食べたいよ」
「バリカタとかハリガネが気になるな」
なんて言ってましたが
醤油ラーメンの「やわ」を注文しやがりました。車中のアレは何だったんだ。邪道ですね。

花巻に来たら、絶対に訪れたいお店がありました。ここ、チンクエです。
お店は、花巻温泉の近くですが、温泉を嗜む年齢じゃないので、中々来れなかったんですけれど。
不安がる友人(お店の不思議な名前と、訪れたのが夜だったことも拍車をかけたようです)を無理やり山の方へと誘導しまして、到着。

そして、先客はなし。
お店の独特な良い雰囲気を独占出来てしまうという、これからにニヤリ。
注文したのは、「水牛ミルクモッツアレラのマルゲリータ」と、「クアトロフォルマッジ」。
まず、名前がいいですよね。水牛だし、ミルクだし、モッツァレラですよ。そそられる言葉しか羅列されてないよ！

ボリューミーという感じではないけれど、一枚がとても大きい。生地は薄めかなと思いましたが、それが逆にチーズやトマトなどの素材を感じられます。
そして、トマトがとてもうまいのです。これを機に、最近トマトが好きになっています。
クアトロフォルマッジの方は、4種のチーズが入ってるようで、とても濃厚なのですが、チーズチーズしすぎてない絶妙なバランス感。
オリーブオイルをお好みで、ということだったのでかけてみましたが、また風味が変わって旨い。調合されているみたいで、自家製なのかな。
とにかく、どちらもしつこくない、さっぱりとした味わいで、枚数を自然とこなせてしまいました。驚くようなスピードで食べてしまったので、入店から30分くらいで会計してました。笑

なにより、味にうるさい友人たちが、口をそろえて「めっちゃうまい」「また来たい」と終始言ってました。
帰りの車でも、30分くらいピザの話をしました。
車窓からイタリアンのお店を見つけるたびに、謎の盛り上がりが生まれました。
僕は、ピザに目覚めました。

友人の家近く。
結構何度も通ってます。
少し離れたバス停付近の駐車場に停め、入ってすぐ右手の券売機食券を購入するシステムです。
お昼は混んでいますが、夜はすぐに座れるイメージです。この辺は夜遊ぶところもないからね。

待っている間、女性誌やら新聞が充実？していたので、屈強な男たち皆で回し読みしました。
少しは女心ってものが理解できた気がします。複雑なのね。(笑)

「辛味噌つけ麺」
魚介出汁かな？と思いますが、魚を感じながら美味しい辛みってのがクセになるのです。
魚介が苦手な自分も美味しく食べれましたもん。
こちらのお店の「味噌つけ麺」も食べたことがあるのですが、豚骨が感じられるものだったので、ただ単純に辛みをプラスしたのではなく、一番おいしくいただける組み合わせになってるんだなと感動です。
また麺がとてもおいしいです。太麺はそんなに好きじゃないけれど、こちらの太麺は大歓迎！！でした。

個人的には、ここのお店に「つけ麺の良さ」を教えてもらったイメージ。
隠れた名店的な立ち位置であってほしいですが、店存続のために夜でも行列出来てほしい気もします。
難しいところです。

陸前原ノ町の方にある、こちら「ジラフ」。
「ジャンヌダルク」というパン屋さんが宮城野原の方にあるのですが、そこから歩いてみたら30分近くもかかってしまいました。

周辺は陸上自衛隊の駐屯地がありまして、工場なんかもポツリポツリあるところなので、無機質な感じもするのですが、こんなコンクリートジャングルでもジラフは生きているのです。

お店自体は小さくて、お部屋一つ分くらいのイメージですけれど、売り場面積に比例せず、パンの種類は30種近くあったと思います。また、お店の隅々にきりん達がいて、とてもかわいらしいです。

【湯捏レトロコッペパン】
お店一番人気の湯捏レトロコッペパン。正直、コッペパンが一番人気なんてウソだろ!?と思ってたんですが、開店して30分であと一つしかなくて、とても気になり購入。食べた瞬間に人気がわかりました。
今まで食べてきたコッペパンでダントツにうまい。もはや、この食感は、コッペパンの形をした別のもの。もっちもち。
コッペパンが表現出来うる最大限の形なのでは、と思う程美味しかったです。

【パン・オ・ショコラ】
ビターなチョコが主流なイメージがありますが、ここのは甘め。それに、おいしいです。ビターじゃなくても全然いいじゃないか。

【クイニーアマン】
ここのクイニーを食べる前、ゴントランのクイニーを先に食べていまして、それからジラフのクイニーアマンを食べたので、僕の知ってる味がしてとても安心。(ゴントランのは甘くキャラメルっぽい)
シンプルだけど、それでいいのです。

お店のお姉さんも丁寧に接してくださり、とてもいい印象でした。チラシを入れてくれたのですが、夏限定メニューとか、お店の人気TOP10とか、手作り感満載のもので、すごくいいなって思いました。
ああ、近所だったらよかったのにな…