4回
2020/08 訪問
中華麺のファンタジスタ♪今回は涼皮 ( ´∀`)【再訪】
こちらは広島の横川駅から徒歩数分のところにある、なかなかマニアックな中華麺のお店。
広島って(自分が以前住んでた東京や横浜に比べて)面白い中華料理屋がほとんどない印象ですが…(^^;、ここは例外で、日本では珍しい料理をお手頃価格で出してくれる良いお店だと思います(^O^)
この店は小洒落た中華居酒屋風で、テーブル席もカウンター席もあり。
平日ランチは担々麺とか醤油ラーメンとか普通のものばかりですが…、レギュラーメニューからでも頼めて、それがかなり凄い(゚∀゚)ノ
牛肉麺や刀削麺くらいならまだしも、涼皮や油沷麺なんて日本じゃなかなか見かけない料理も取り揃えてます。
それで今回は夏期限定の「涼皮(リャンピー)」660円と、ほんとは大盛にしたかったんですができないそうで、代わりに「餃子+小ライスのセット」350円を注文しました(^ー^)
(他の料理なら大盛り可能なものもあります。税別価格)
それでこの涼皮。かなり好みが分かれそうですが、個人的には大ヒット!( ´ ▽ ` )ノ
涼皮って私は中国の屋台でしか食べたことないけど、それと比べて遥かに具も多く味付けも美味しい完成した料理でした。
まぁ、値段も中国の屋台の10倍くらいしたから当たり前かw
まず麺は、とにかくユニーク!
「きしめん」をもう少し幅広にしたみたいな形状ですが、食感は全く違い、敢えて書くなら「くずきり」に近いかな?
柔らかいけど超もちもちで、ゴムみたいにびょ~んと弾力があります。
それから味付けは、平たくいけば麻辣ダレ。
でも辛いだけでなく、酸味と控えめな甘味、何か(豆鼓や黒酢?)の旨味もあり、実にバランスの良い味付けですね(^w^)
トッピングのナッツや胡麻と混ざりあい、実に香ばしくてコクのある味わいになります。
辛さは選べて今回は普通より1ランク辛い「大」にしましたが、それでもかなり辛いです。
唐辛子だけでなく、花椒も感じられる。
この店はとにかく味付けのセンスが良い! まぁちょっとしょっぱい気はするけど。
それに具は、干豆腐にもやし、千切りキュウリ、ピーナッツ、葱、油通しした唐辛子、胡麻。
どの具も麺やタレと混ぜ合わせた時に、良い具合に味や食感が変わるよう、ちゃんと考えられてますね~( ゜o゜)
この内特筆すべきは、干豆腐とピーナッツです(^O^)
干豆腐ってのは豆腐から水分を押し出した中国の食材で(押し豆腐みたいなの)、よく千切りのを見かけますが、こちらはダイスカット。んで、これがすこぶる旨い!
湯葉の塊みたいな感じですが、弾力が強くまるで肉みたい。
だからこの料理の具に肉がなくても不満がないし、その辺の肉より全然旨い。
それからピーナッツはカリっとしてて、香ばしくて、濃厚な旨味で、良いアクセントになってますね。
肉が乗ってないのに、肉無しの不満感が全くありませんね。
(ちなみに安価に牛スジやホルモンをトッピングすることも出来ます)
あとセットの餃子は、肉と野菜のバランスの取れた餡に、既製品っぽい薄皮。
ニンニクや生姜は効いてるけど韮が入らない日本的な味付け。
でも皮はカリっとしてて、餡からは肉汁が出て、なかなか美味しいです(^-^)/
あとライスも普通の、日本的な炊き加減でした。
これで、普段からラーメン屋でラーメンライスとかばかり食べてる自分でも、かなり満腹になりました( ´∀`)
ここの料理人の味付けは、ほんと自分の味覚にジャストミートです。
たぶんまたいつか来ます。ごちそうさま~
2024/02/26 更新
2020/06 訪問
一味違う麻辣刀削麺(^-^)/【再訪】
こちらは広島の横川駅から徒歩数分のところにある、なかなかマニアックな中華麺のお店。
広島って(自分が以前住んでた東京や横浜に比べて)面白い中華料理屋がほとんどない印象ですが…(^^;、ここは例外で、日本では珍しい料理をお手頃価格で出してくれる良いお店だと思います(^O^)
この店は小洒落た中華居酒屋風で、テーブル席中心ですがカウンターもあるので一人でも行けますね。
平日ランチは担々麺とか醤油ラーメンとか普通のものばかりですが…、レギュラーメニューからでも頼めて、それがかなり凄い(゚∀゚)ノ
牛肉麺や刀削麺くらいならまだしも、涼皮や油沷麺なんて日本じゃなかなか見かけない料理も取り揃えてます。
それで今回は「麻辣刀削麺」の大盛り(税別800+100円)と「茶葉蛋」(税別100円)にしました。
東京の人からは刀削麺なんてちっとも珍しくないと言われそうですが…(^^;、広島だと出す店が少ないので、まぁ新規開拓の意味もあって。
でもこの店の刀削麺は一味違いました(^3^)/
東京だと刀削麺屋ってそっくりなメニュー・レシピで出すチェーン店が多いですよね?
でもこの店のは(私はたぶん100回くらいは刀削麺を食べたことあるけど)、ちょっと他とは違うと思う味。
まずスープですが、辛さが選べて今回は普通より1ランク辛い「大」にしましたが、激辛とまでは言わないけどけっこう辛いです。
動物系の出汁もしっかり出てますが、辛いから何の出汁かはっきり分からず…(^^;
でも出汁の旨味や、胡麻やナッツの香り、豆鼓のコク、程よい酸味、花椒と唐辛子の辛さやそれ以外の中華スパイスの香り。
塩気が強くてゴクゴク飲むスープではないけど、バランスの取れた良い味してます(^^)d
(ちなみに胡麻の香りと言っても、担々麺みたいに芝麻醤の濃厚さはないので悪しからず)
それから麺はもっちり、ツルツル、ピロピロしたきしめんみたいな超平打ち麺。
普通刀削麺って小麦粉の塊から「く」の字型の刃で削り出した麺ですが、この店のは断面形状が一様だったり長かったり、他店の刀削麺とはちょっと違いますね…(^_^;)
むしろ揚州商人(東京でよく見かけるチェーン店)に刀「切」麺ってのがあるけど、あれに似てる印象。
そう言えばこの店で生地から削り出す姿を見てなかったけど、もしかしたら刀切麺みたいに包丁で切り出してるのかな??
まぁこれはこれで美味しいのでOKです(^3^)
それに具は葱とモヤシ、ター菜、ピーナッツ、細切りザーサイ。
肉はないようですが、途中までそれに気づかないくらい、ナッツの食感で肉っぽい満足感がありました。
まぁタンパク質がないと寂しい方には「茶葉蛋」がオススメです。
これら卵を殻付きのまま、茶葉や中華スパイス、醤油等で煮込んだものです。
細かい味や香りは、刀削麺が辛くてよく分かりませんでしたが、美味しかったですよ(^ー^)
それで全体の量ですが今回は大盛りにして、一般的なラーメン屋の大盛りと同じようなものでした。
この店の刀削麺は1種類しかないのが惜しいけど、味はなかなかです。
ただ今回の☆4という点数は、この刀削麺だけについてではなく、ユニークな麺料理を多数取り揃えてるこの店そのものに対しての評価です。
たぶんまた違う麺を食べに再訪すると思います(^-^)/
ごちそうさま~
2024/02/26 更新
2020/03 訪問
広島には珍しいマニアック中華。今回は酸辣粉(^-^)/
広島に越してきていつも思うのは、面白い中華料理屋が少ないなぁ~と…(´Д`)
まだ全然軒数行ってないけど、少なくとも食べログで情報収集する限り、普通の町中華はいくらでもあるのに、日本では珍しいB級グルメを出すような店がかなり少ない印象。
少なくとも私が以前住んでた横浜や東京では、中華街でもそれ以外でも、現地の屋台料理みたいなものを出す安くて美味しい店が沢山ありました。
そう言うお店が広島にはほとんど無いのかな?と思いきや、数は少ないけど探せばあるものですね(^ー^)
例えば今回は横川駅の麻辣小麺というお店に行ってみましたが、ここは期待以上の面白さでした(゚∀゚)ノ
お店は駅からちょっと歩きます。
小洒落た中華居酒屋風で、テーブル席中心ですがカウンターもあるので一人でも行けますね。
平日ランチはかなりお得なメニューもありましたが、それは汁有・汁無担々麺とか醤油ラーメンとか普通のものばかり…
でもレギュラーメニューを見ると、これがかなり凄い(゚∀゚)ノ
牛肉麺や刀削麺など東京横浜では流行ってたのに広島では珍しいものから、涼皮や油沷麺なんて東京横浜でも珍しいものまで、普通にいろいろ取り揃えられてました。
広島の、しかも都心ではなく横川で、こんなメニューはほんと意外!
あまりに魅力的なメニューが多すぎて迷いましたが、今回は「酸辣粉(スワンラーフン)」660円に、「がっつり定食」+410円というオプションを付けました。
酸辣粉って私は初めて食べましたが、これは面白かったなぁ~( ´∀`)
この酸辣粉ってのはサツマイモ澱粉で作った麺だそうで、この店のは丸い断面の、うどんみたいな太さ超極太ストレート麺です。
マロニーに似てると書いてありましたがちょっと違うかな。
超ツルツルでありながら超もちもち麺。コシが強いというか、ゴムみたいにびょ~んと伸びて噛みきりにくいw
この麺は初めて食べる麺だし、かなり好みかも(^ー^)
それからスープは酸っぱ辛い系。
辛さは選べますが、今回の標準でもけっこう辛いです。花椒をはじめ中華スパイスの香りも良い。胡麻の香りや出汁の旨味もある。
だけど一番強烈なのは、黒酢かな?こくのある酸味が特徴的でした(^O^)
それに具は、挽き肉と葱、ザーサイ、そして大量の豆。
この豆は納豆みたいな見た目ですが、実際は粘りけもなく固めの食感。たぶん乾燥豆を少し水に戻した状態なのかな?
それでこの豆が肉みたいに感じられて面白い(^-^)/
何て言う食材なんだろ?
ってことで酸辣粉については本格的で良かったけど、セットにしたがっつり定食(半チャーハンとギョーザ5個)はあまり本格的じゃなかった…(^^;
まぁ味は良いんだけど、あくまで日本の普通の中華屋さんって感じ。
炒飯は味は普通だけど肉がなく、パラパラだけどかなり米が固い。
餃子は市販品みたいな薄皮で、野菜多目の餡で、ニンニクや生姜は効いてるけど韮が入らない日本的な味付け。
どちらもそれなりに美味しかったけど、やはりこの店は本格的な麺料理が魅力ですね(^ー^)
ボリューム的には、酸辣粉はやや少な目の一人前。でも炒飯と餃子でかなり満腹になりました(^-^)/
この店はまだ食べてみたいものが沢山あるし、たぶん再訪します。
ごちそうさま~
2020/06/24 更新
こちらは広島の横川駅から徒歩数分のところにある、なかなかマニアックな中華麺のお店。
広島には珍しいガチ中華っぽいお店で、涼皮や油沷麺なんて日本じゃなかなか見かけない料理もやってたりします。
でも雰囲気は小洒落た中華居酒屋風で、テーブル席だけでなくカウンター席もあり一人でも行きやすいですね。
それで今回は寒い日だったので、「麻辣燙 1人前」税込1180円と「白飯 中」190円にしました。
あと辛さも変更可とのことで、辛めでお願いしました。
麻辣湯ってのは四川発祥で、中国全土で大人気の辛口スープです。
麻辣湯専門店だと具材をセルフで選ぶ形式が多いそうですが、この店は予め具材が決められてます。
んで料理が到着してまず驚いたのは、そのボリューム!(゜o゜;
とても1人前とは思えないデカい丼で出てきましたw
具もめちゃめちゃ多くて、内容は白菜、細モヤシ、魚肉の練り物2種類、厚揚げみたいなの、豆腐干、蓮根、ロメインレタスみたいなの、キクラゲ、ぶなしめじ、くりたけみたいな形の何かのキノコ、青葱、そして麺。
練り物は円筒型と薄型がありましたが、日本のと違ってもっちり密な食感で美味しいです。
豆腐干は薄切りのものと、あと厚揚げみたいなのも豆腐干の一種かな?
両方とも固めの歯ごたえで、まるで肉を食べてるみたいな満足感があります。
そして麺は、以前食べた酸辣粉(サツマイモ澱粉麺)と同じかな?
細めのうどんみたいな極太ストレート麺で、ツルツルしてるけどゴムみたいな超もちもち食感。
めっちゃ美味しいけど、量はそう多くありません。
あとスープはあっさりとこってりの中間くらいで、動物系の出汁に豆鼓のコク、唐辛子と花椒その他いろいろなスパイスが効いてます。
要するに火鍋スープみたいな感じですが、薬膳っぽい香りなので好みが分かれそう。
食べる辣油みたいなのがドバっとかかりますが、辛さはやり過ぎてない程度の激辛で、塩気は強め。
この全然日本人向けにしてない味付けが、個人的に大好きです(^o^)
あと白飯は普通の、日本的な炊き加減でした。ただ中サイズなのに大盛りみたいな量…w
今回は麻辣湯も具がすごい量だったので、普段から他店でラーメンライスとか食べてる私でも、食べ切れない程のボリュームでした(^_^;)
まあここの料理はほんと自分好みの味なので、またいつか再訪したいです。