Ronsonさんが投稿したナポリピッツァ Pizzeria la Rossa(東京/学芸大学)の口コミ詳細

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ナポリピッツァ Pizzeria la Rossa武蔵小山、西小山/ピザ、イタリアン、ダイニングバー

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/09 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

クアトロフォルマッジ(自家製リコッタ)!

昨年の秋まで一度も行ったことがなかった武蔵小山ですが、今年は3回目です。
5月にラ・トリプレッタに行き、7月にもリピート。
そして今回は、これまた武蔵小山の名高いピッツェリアであるこちらのお店を訪れてみました。
駅からはちょっと歩きます。

席に着いて、まずはメニューをチェック。
ピッツァの値段は税別で下が1,080円(ピアンカ、マリナーラ)、上が1,880円のようです。
(8月限定のピッツァのみ1,980円でしたが)

まずはこのピッツァの価格構成で、ちょっと好印象を抱きました。
というのも、基本的に高くない。高い方でも2,000円を超えないですから。
1,400円台から2,800円台までの幅があった永福町のピッツェリアなどとはずいぶん違います。
また、ラ・トリプレッタ(ランチはドリンク付きで1,000円/一部は追加料金)のように均一価格ではないので、
具の凝ったピッツァは価格なりに充実したものが期待できそう、とも思えるわけです。

つまり、売れ筋のピッツァを安くして、その分を一部のピッツァに転嫁する
なんてことはしていないだろうし、全体の価格を抑えるために無理もしていないだろうと。
お手頃価格という意味でも、理にかなったという意味でも、リーズナブルなんですね。


で、私と連れがオーダーしたのは以下の通りです。

前菜・ドリンクバー600円×1(前菜は二人でシェア)、ドリンクバー100円×1
サルシッチャ(トマトソース、モッツァレラ、バジル、サルシッチャ) 1,580円
クアトロフォルマッジ(モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、自家製リコッタ、パルミジャーノ、蜂蜜)1,880円



オーダー後、さっそくドリンクバーへ。ピッチャーに入ったジュース類が充実しています。
私はワインのつもり(?)でグレープジュースを、連れはパインジュースを選択。
ちょっと薄い気もしますが、ここはさっぱりして美味しいと思うことにしましょう。100円ですから。

ほどなくして前菜が到着。プレートに乗った盛り合わせで、500円にしては立派な内容。
味のほうは・・・正直に言って特別に美味しいってことはないですが、けっして悪くはないです。
頼まなくても良かったかなとも思わなくはないのですが、ダメというわけでもないので、
ピッツァだけでは物足りないと感じる方はどうぞ、って感じでしょうか。


続いてピッツァ。1つめはサルシッチャです。
うん、美味しいです。
トマトソース、モッツァレラ、生地のどれか一点が際立っているというより、
全体のバランスがいい感じ。食べやすくて食べ飽きない、かなり美味しいピッツァです。
サルシッチャの量と味の効き方も適切だったと思います。


そして、クアトロフォルマッジ。別容器で蜂蜜も一緒に供されます。
これは猛烈に美味しい! ゴルゴンゾーラの塩味が強いので、蜂蜜が良く合います。
特筆すべきは自家製リコッタでしょう。これが数ヵ所で塊になってとろけていて、
ホイップクリームのような食感とまろやかさを生み出しています。

まったりしたボリューム感のモッツァレラと、深い旨みのパルミジャーノをベースに、
クセの強いゴルゴンゾーラとまろやかなリコッタが綱引きをしている感覚。
4種類のチーズを使う意味をしっかりと感じることができます。
いやぁ、美味しかった。再訪問、再オーダー確実です。


食後は再びドリンクバーへ行き、ホットコーヒーを。まあまあの味ですが、100円ですから。
実際、この100円ドリンクバーはかなり太っ腹だと思います。

お会計は税込合計で4,493円。満足感を考えれば妥当なところでしょう。


総評というか感想ですが、どうしても同じラ・トリプレッタとの比較で考えてしまいますね。
次回、武蔵小山まで出向いてランチのピッツァを食べるとしたら、という観点で。

トマト+モッツァレラのピッツァに関して言えば、個人的にはトマトの香りと
モッツァレラのコクが強く感じられるラ・トリプレッタのほうが好みかな。

でも、クアトロフォルマッジはこちらのほうが圧倒的に美味しい。
(ラ・トリプレッタのはちょっと物足りなかった)

コスパの面で言えば、ラ・トリプレッタの1,000円ポッキリという気軽さは魅力ですが、
こちらも高いというほどではないし、価格に見合った満足は得られると思います。

つまり、この2店はどちらも十分に高いクオリティながら、
ピッツァのサイズと価格、味の個性、駅からの距離などが異なっているので、
単純にどちらが良いとは言えない感じなんですね。まさに「甲乙付けがたい」という言葉がぴったり。


ただ、今回は私も連れもクアトロフォルマッジに感激したので、
ラ・トリプレッタよりちょっとだけ高い評価点としておきます。

2015/09/04 更新

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