ribbon914さんが投稿したさ行(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

ribbon914の酒場放浪記

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さ行赤坂見附/日本料理、創作料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

非の打ち所のない料理、器、空間、そしておもてなし(*´ω`*)素晴らしい体験ができました

(2017.5.13 訪問)

ずっと行ってみたかった「さ行」さん。
気が付いた時には移転のため休業されており、いつ再開になるのかわからなかった。
そんな折、幸運にも移転オープン後すぐのお席にお誘いいただき、念願叶って訪問することができた。

18:30に6名で予約。
お店は赤坂駅から5分ほどの住宅街の中にある。
路地の突き当りの一軒家なので、完全に隠れ家である。

店内はカウンターが5席と8名まで利用できる個室のみ。
御兄弟お二人で切り盛りするにはこのキャパが限界なんだそう。
私たちは個室へ通された。

和モダンな雰囲気の個室はスッキリした空間ながらも調度品にこだわりを感じられる。
また、テーブルセットもまるでフレンチの趣でとてもセンスがいい。
これから出てくるお料理への期待が高まる。

こちらはコース(7,800円)のみ。
飲み物のメニューを見ると、生ビール700円、日本酒一合800円、ボトルワイン3,800円~とリーズナブル。お酒を飲んでも1万円で収まりそうな価格設定だ。

お料理は信じられないくらいの品数が出てくるが、どれも非常に工夫が凝らされていて感動の連続だった。
また、器ひとつひとつがとても美しく、もちろん盛り付けも美しいのでヴィジュアル的にもとても楽しめる。
さらにちょっとした手土産まで持たせてくれるとは、感激の極み。
随所に感動と驚きが散りばめられた「さ行」。
五感をフルに刺激された夜だった。

移転後の店舗は住所・連絡先非公開で紹介のみという敷居の高さだが、またこのような幸運な機会に恵まれることを切に祈る。

ごちそうさまでした。


<お料理>

◎先付
 そうめん・・・氷の器で。鮑・海老・とんぶりなど贅沢な食材ともにいただく。

 穴子寿司のちまき・・・手の指ほどの大きさの可愛らしいちまき。その中身は穴子のお寿司。
 どちらも季節を感じさせる逸品。特に穴子寿司が美味しかった。


◎椀物
 天草産の鱧とじゅんさい・・・今年初の鱧。鱧のお椀自体は珍しくはないが、お椀を開けた時の蓋の裏側の意匠の美しさに感動。
 そして梅肉ではなくじゅんさいを合わせるところが上品に感じた。
 じゅんさいはこれまで食べたことがないくらいの大ぶりで新鮮。
 お椀をいただいた後にもお椀の内側の美しさに感動。
 こちらは新店舗に合わせて新調したとのこと。こんな素敵なお椀でいただけるなんて、感激(*≧∀≦*)


◎お造り
 天然鯛、青森産平目、鰹・・・3種類のつけダレと、正方形の木箱が置かれる。
 木箱の蓋をスライドさせると中から豆皿に入ったお造りが。
 おそらくこの豆皿が納められていた木箱なのだろうけど、木箱ごと出す発想に感嘆!
 木箱を開けるワクワク感がプレゼントを開ける時のようでたまらない。
 3種類のつけダレは黄身醤油、鰹の酒盗をダシで溶いたもの、すりおろした新玉ねぎが入ったポン酢。お造りは3切れずつ出されたので、9通りの味が楽しめる。
 鯛と平目は黄身醤油、鰹は新玉ねぎ入りのポン酢が特に美味しかった。


◎八寸
 日本地図をモチーフにしたパズルをお盆がわりに、8つの味が散りばめられている。
 食器ではないものまで食器として使用するアイデアにも脱帽!
 パズルは都道府県ごとに外れるようになっていて、全部外すと江戸時代の地図が現れる。
 
 鶉のしんじょのロールレタス・・・見た目は地味だが鶉の旨味が詰まったロールレタス。

 すっぽんの出汁の茶椀蒸し・・・柔らかくて何とも上品な出汁の味。

 茄子の鰻巻・・・薄切りの茄子で鰻を巻いたもの。鰻の脂を茄子が優しく包む。

 真鯵の茄子挟み・・・酢でしめた真鯵で茄子と大葉を挟んだもの。さっぱりして美味しい。

 小蕪の昆布締め・・・昆布締めしてスライスした小蕪でしんじょを包んだもの。何のしんじょだったかは失念(;´Д`A

 牡蠣のしんじょ揚げ・・・牡蠣のしんじょ!以前激しく当たってから牡蠣は敬遠しているのだが、こちらの牡蠣なら当たってもいいやと思い(食べたいという想いのほうが強かった)いただいた。
 牡蠣のしんじょをワンタンの皮で包んで揚げたもの。
 ああ、牡蠣ってこんなに美味しいものだったのね。揚げるとまた一味変わって美味さが増す。
 (もちろん当たることはなかった)

 冬瓜饅頭・・・まるでコロッケのような、見たこともない冬瓜饅頭。
 洋食風な中にもしっかりと和の味わいを残している。

 冬菇椎茸の蟹しんじょ・・・とても肉厚で味わいも濃厚な冬菇。久しぶりに美味しい冬菇をいただいた。その傘の中には蟹のしんじょが。


◎焼き物
 甘鯛の幽庵焼き、ノドグロ、鱸の葱味噌・・・小さ目の切り身の焼き魚が3種類。これは嬉しい。どれも火入れが見事で身がほっくりしていて美味しい。
 甘鯛、鱸は日本酒が欲しくなる味。ノドグロは程よく脂が乗って美味しかった。

 京豆乳とサマートリュフのグラタン・・・まさか和食でトリュフが出てくるとは!しかもサマートリュフ、そしてこんなにふんだんに!
 とってもクリーミーな京豆乳の中には帆立の貝柱。トリュフと豆乳ホワイトソースの相性も良く、ホタテの食感もアクセントになって楽しめた。


◎胡麻豆腐・・・こちらの胡麻豆腐は定番なんだそう。定番ではあるが、毎回趣向をこらした胡麻豆腐が提供されるという。
 胡麻豆腐といえば豆腐の形をした四角いものを想像していたため、出された時はかなり驚いた。
 見た目は完全にシュークリーム。
 シューの中には空豆のペーストと何やらたこ焼きのようながんもどきのようなものが。
 そしてとても香ばしいいい香りがする。
 なんとこれが胡麻豆腐。揚げた胡麻豆腐をシュー皮と空豆のペーストでいただく。
 胡麻豆腐はふわふわトロトロ。揚げているので香ばしさもプラスされてなお美味しい。
 濃厚な空豆の風味とやさしい胡麻の風味、そしてサックリしたシュー生地と色々な味が楽しめる。


◎お食事
 牛タン焼き、とろろ、小茄子の浅漬け、ご飯、お吸い物・・・牛タン焼きはタン元からタン先までをスライスしたもの。やや塩加減が強いもののごはんにはちょうどいい。
 小茄子も瑞々しくて、牛タンの脂をさっぱりと流してくれた。

 鯛の腹側の切り身のごはん・・・お造りに使った鯛の腹側の身をとろろ昆布と一緒に。
 かなりお腹がいっぱいだったがペロリと食べてしまった。


◎デザート
 パイ生地の鯛焼き 南瓜餡・・・パイ生地で焼いた羽根つき鯛焼き。表面にはザラメがふられている。そして中身はかぼちゃ餡!鯛焼きなのに洋菓子のよう。そしてサクサクしたパイ生地も美味しいので羽根つきなのが嬉しくなる鯛焼きだった。

 みかんゼリー・・・小ぶりのみかんを丸ごとくりぬいて、その皮に詰めたプルプルのゼリー。

 メロン

 柏餅

 豆乳のドルチェとコーヒープリン・・・ふるふるの豆乳のドルチェとふわふわのコーヒープリン、2層になったデザート。
 前のめって黒蜜をかけてしまったが、そのまま味わえばよかったと後悔(;´д`)

  • 民家のような外観

  • でもちゃんと表札?が

  • 落ち着いた雰囲気の個室

  • テーブルセットが素敵です

  • 箸置きもかわいい

  • 先付け 氷の器のそうめんと穴子寿司のちまき

  • そうめんには海老、鮑など

  • ミニサイズのちまき

  • 先付け

  • ちまきの中身は穴子寿司でした

  • じゅんさい

  • レンゲでじゅんさい

  • 鱧のお椀とじゅんさい

  • 鱧アップ

  • お椀の意匠も素敵です

  • お椀の意匠も素敵です

  • 美しいお椀

  • 3種類のタレと木箱が…

  • 木箱の中身は…?

  • 豆皿が3枚

  • 中身はお造りでした!

  • お造りは天然鯛、青森のヒラメ、鰹 つけダレは黄身醤油、鰹の酒盗、新玉ねぎのすりおろし入りのポン酢

  • 八寸 日本地図のパズルに載って登場です

  • 牡蠣のしんじょ揚げ

  • 小かぶの昆布締め

  • 真あじの茄子はさみ

  • 冬瓜饅頭

  • どんこ椎茸の蟹しんじょ

  • 茄子の鰻巻き

  • すっぽんの出汁の茶碗蒸し

  • 鶉のしんじょロールレタス

  • 京豆乳とサマートリュフのグラタン 焼魚

  • 京豆乳とサマートリュフのグラタン 中には帆立の貝柱が

  • 焼魚はアマダイ幽庵焼き、のどぐろ、鱸ねぎ味噌焼き

  • 胡麻豆腐 えっ、これが!?

  • シュークリーム仕立てになった胡麻豆腐 揚げたふわふわの胡麻豆腐と空豆のペースト

  • 牛タン焼き 手前から奥にかけてタン元からタン先だそう

  • ごはん

  • タン焼のトロロでごはんをいただきます

  • お吸い物

  • 鯛の腹側の切り身ごはん

  • デザートがこんなにも!

  • デザートだけで定食みたいです

  • パイ生地の鯛焼き 中のあんはカボチャでした

  • みかんゼリー

  • メロン

  • 柏餅

  • 豆乳のドルチェとコーヒープリン よく見ると二層になっています

  • 豆乳のドルチェとコーヒープリン 黒蜜をかけていただきます

  • 鯛焼きの裏側

2017/05/27 更新

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