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1回
昼の点数:4.1
2014/07 訪問
昼の点数:4.1
西新橋裏通り、カウンターだけの小さな店ながら、凛とした美味なる蕎麦が味わえる。:蕎麦切り 酒 大愚
2014/07/26 更新
新橋駅から烏森通りをまっすぐ。
日比谷通りを渡り、西新橋のあたり、裏通り。
店先の小さな行燈が目印
蕎麦切り 酒 大愚
お店は、通りから少し引っ込んでいて、ひっそりとしています。
通りに面している側は、壁で小さな窓しかなく、入口は脇なので、
ややもすると、見過ごしてしまいます。
その壁に、控えめに店名がかかっています。
ランチは、月、水、金しかやっていませんが、たまたまランチ日に
通りかかり、引き戸を開けて中へ。
店内は、カウンターのみ7席の小さな店内。カウンター向こうが厨房で、
店主がいらっしゃいます。
カウンター席に座り、昼のお品書きから、
せいろか田舎か、迷いどころです。どちらも捨てがたい。
久しぶりに訪れたので、ちょっと奮発して両方といきます。
せいろと田舎(1,350円)
注文が入ると静かに店主が動き始めます。
どこの席からも良く見える厨房は、ごまかしがききません。
丁寧な仕事ぶりです。
しばし待つと、まずせいろから運ばれてきました。
せいろの蕎麦は、細打ち、極細で繊細、食感も軽やか、そばの香りが鼻腔くすぐります。
暑い日には、ぴったりです。
ざるが空くのを見計らって、店主が手際よく二枚目の田舎蕎麦を出してくれます。
次に出された田舎は、太打ち。うってかわって、色濃くうどんのように太いです。
コシも強く、歯応えも相当あります。(笑)
野趣あふれる素朴で力強い味わいです。
趣は全く違いますが、やっぱりどちらも美味しい。異なるお味を愉しめました。
つゆも出汁が効いていてなかなか深い味です。
ややとろみの強い蕎麦湯をもらって、いただくとちょっとしたつゆの味がしっかりあって、
蕎麦スープのようで、これまた美味でしたね。
店名に“酒”と入っている通り、夜は、鶏料理を中心に旨いお酒が飲めます。
そういえば、夜はまだ来たことがないので、次回は夜に訪れたいですね。