2回
2017/08 訪問
ソ二禁とは?そして意表を突かれて…
2017.08.20訪問
今日はこれまでの自分の働きに、自分自身にご褒美をと思い、以前から一度行ってみたいと思った店に行く事にします。
この場所を電車で通り過ぎるたびに「ソ二禁」の文字が目立っているこの看板がずっと気になっていました。その後そばを歩いて通り過ぎた時に、この店が串揚げの店だという事が分かり、なおかつ、看板に書いている内容から、「ソ二禁」とは「ソース二度付け禁止」の略だと分かりました。これは結構本格的な串揚げの店ですね。
お盆直後の日曜日なので営業してるかどうか不安でしたが、食べログ掲載のTELにかけてみると「今日はやってますよ。」と女性の声。安心して出かける事にします。
さて、道路をはさんで向かいの歩道から店舗外観写真を撮っていざ入店。看板のイメージから、ここの店主は体育会系の男性…と想像して入店したのですが…、え!?カウンター内で切り盛りしてたのは、おそらく親子の女性2人!ここで完全にカウンターを食らった気分。まあ、意表を突かれたところで後は内容次第なので、とにかく着席。お一人様なのでカウンター(ちょっとギャグかも…)に座ります。カウンター席はビール箱を2個重ねて座布団を敷いたイスになっていて、この感じが逆に味ですね。内装は天井近くの梁が鉄道の枕木を使っている(?)と書かれた、路線別の張り紙が貼ってありました。
何はともあれ注文します。今回は予算を2,000~3,000円程度と決めておいて、まずはキャベツ(後で分かりましたが、最初からお通しになってました)・どて焼×2・みそ串かつ×3を注文。キャベツを卓上の塩やソースで味付けしながらパリパリ食べて、料理の到着を待ちます。
続けてみそ串かつが出てきます。色は淡めの普通の味噌の色で、関西風の赤味噌ではないんだなとは思いましたが、食べてみると美味い味噌ですね。中はバラ肉系の豚串で、なのにそんなにくどくない味に仕上がっていて、この段階でも意表を突かれまくりでした。
串かつとともに生ビール(サッポロクラシック)を頂きますが、表の看板や店内のメニューでは1杯250円とあったので、多分タンブラーだろうな…と思っていたら、出てきたのは中ジョッキでした!自宅にあるものとほぼ同容量でこの値段ですから、これって凄いですよ!普通ならば安くても400円位はするんじゃないかと思うので、結構薄利多売で切り盛りしてるんじゃないでしょうか?ここでも意表を突かれました。
その後どて焼も来ましたので、さらにジョッキ1杯頂きながら食します。作ってるところが見えましたが、フリーペーパー掲載写真だとずっと煮込んでるように見えていましたが、実際には煮込み汁にその都度注文分の串を入れて一煮立ちしている感じ。ですが、実際頂いてみると、どて煮のモツは柔らかく、かなり味噌の味が中まで染み込んでいます。あらかじめきちんとした仕事をしていたんですね。決して手を抜いていない事がよく分かりました。
ビールは2杯だけで結構回りましたので、後は串かつだけを食べる事にします。ここでは玉ねぎ・チーズちくわ・ミニトマト・牛肉を2本ずつ注文します。ちなみに必ず2本からの注文というルールになっていますが、1本あたりの値段が手頃ですし、その辺は妥当かもです。で、注文のうち、ミニトマトは今日は品切れしているとの事でしたので、それならば、代替案として紅しょうがを頂いてみますか。結構変わった品ですし、意外と美味いと某テレビで言ってたのを何となく覚えていましたので。
注文の串揚げが届きましたので、それぞれの感想を。
「玉ねぎ」
火がちゃんと通りつつも、シャキッとした歯ごたえを残した揚げ具合が美味く作られている串揚げです。どの串揚げも共通して、衣は細かいパン粉を使っていながら、つなぎが良いのか、カリカリとサクサクの中間の歯ごたえを持っていて、ソースとの絡みが良い衣に仕立て上がっています。
「チーズちくわ」
ちくわのクニュッとした歯ごたえと、衣のサクッとした歯ごたえとの対比が面白く、ちくわ自体の味と、中のトロリと溶けたチーズの味とがソースと相まって、美味しく頂けました。
「紅しょうが」
最初はソースを付けましたが、中の紅しょうがが結構塩味と辛味と酸味が濃く、ソースを付けた事で味が強くなりすぎてしまいました。これは何も付けずにそのままで食べるのが正解です。ピリリとした紅しょうがの味が、そのままでも美味しく食べられる一品で、口の中がサッパリとします。味変には最適かもしれません。
「牛肉」
薄切り牛肉を巻き付けたものに衣を付けて揚げたという感じですね。噛み切りやすく、牛肉の味がよく分かります。値段も手頃なのが嬉しいですね。
今回はこれだけ食べて、お会計は2750円。量は食いしん坊の僕にしては少なめに食べたのですが、質に満足出来ましたし、何よりもリーズナブルです。今回は味を確かめる意味でこの程度の量とさせて頂きましたが、今度行く時はもう少し飲み食いしてみたいです。これは是非再訪したいですね。
ちなみにこの後は自宅に戻り、腹6分のお腹に冷凍したのをチンしたカレーライスを入れたのでした。
2017/08/21 更新
2018.04.11訪問
旅の日程を終えて、北陸新幹線→北海道新幹線と乗り継いで新函館北斗駅に18時前頃の到着、檜山地区から参加しているメンバーはこの後チャーターのバスに乗って各所に帰還ですが、僕は函館在住なのでここから函館駅に向かう方が都合が良いため、皆さんとはここでお別れです。その際、他のメンバーの帰還が最も遅くて22時頃となる人がいるため、参加メンバーの夕食として駅弁が配られましたが、僕も添乗員さんから駅弁のお土産を頂きました。その後、僕の他もう1人、翌日函館市内の病院に通院する方がいらっしゃいまして、函館駅まで一緒の行動となりました。
もう1人の方が函館駅前のホテルに滞在するとの事なので、函館駅にてその人と別れた後は市電に乗って帰宅、一旦荷物を置きますが、ふと考え、おそらく疲れが翌日まで残るでしょうから、頂いた駅弁は翌朝の朝食に回す事にして一旦冷蔵庫入りし、少々の荷物整理をした後で外に夕飯を食べに行く事にしました。
何を食べるかという事になりますが、実は旅行前から気にしていた物がありました。「串かつ」です。幸いな事に、自宅から徒歩圏内にこの店がありますし、基本飲める店で、再度家を出る20時頃でも十分営業時間内なので、まさに即決でした。
入店してカウンター席に着き、まずは「みそ串かつ」3本と「どて焼き」2本を注文、みそ串かつの出来上がりを見てから中生「サッポロクラシック」で頂きます。みそ串かつ・どて焼き・ビールの組み合わせの相性は最高ですね!お通しキャベツ&ソースも組み合わせると油がさっぱりしますし、串揚げが進みそうです。
その後、紅しょうが・豚ばら・たまねぎの串揚げでもビールを頂きます。紅しょうがの串かつはその味の強さと辛さで口の中がスッキリしますから、これは外せませんね。続けておきゃん♀様リスペクトで緑茶ハイを頂きながらミニトマト・鶏もも・じゃがいもを頂き、さらに中生もう一杯で餃子・あらびきウインナー・山芋を頂きました。ここはご飯物が無いので、炭水化物系が欲しければメニュー中のじゃがいも・山芋を注文する以外に、隣にある寿司店からの出前が可能(メニュー表がある)なのでそれの利用となります。僕は前者と酒の組み合わせにしましたが、寿司の出前が出来るのは面白いサービスですね。
お酒3杯と串かつでお腹も満足しまして、この日のお会計はこれだけ食べて5,000円を切る価格、食いしん坊ゆえ、↑の量を飲み食いした上でこれでも安い方だと思いますが、普通なら3,000円前後で満足出来るかなと思いますね。
旅行のシメに美味しい串かつとお酒を頂きました。