2回
2016/12 訪問
12/23 新拠点MENSHO OPEN
OPEN初日に訪問しました。
13時半頃に訪問すると店外に6人の列。
1組ずつ女性の店員さんが中に案内してくれ券売機の前で購入出来るメニューを説明してくれます。
当面は「挽きたて小麦つけめん」と「潮らーめん」の2種類のみでスタートのようですが券売機には「醤油らーめん」と「ヴィーガン担々麺」が準備されていました。
価格はどちらもノーマルで1,000円でした。
サイドメニューにトッピングとご飯ものがありましたがこの日トッピングの「鶏のせ」以外はみんな売り切れでした。
この日は温かかったし興味も強かったので「挽きたて小麦つけめん」にしました。
味玉を追加しようと思っていましたが無かったのでノーマルのままで頂くことにしました。
店内は広さの割りに席数は少ないのでかなりゆとりがあります。
カウンター内は主に盛り付けのみを行うようでL字に配した客席が無い2面の奥には広い製麺室と厨房が有りました。
席に着く前に紙ナプキンの上に木製のレンゲと割り箸がセットされ座ると注文した麺の説明やお店のこだわり等が書かれた紙を渡されます。
ホームページである程度は知っていましたが素材は器までこだわりぬいています。
店名に社名でもある「MENSHO」と付けたのは今後こちらが拠点となるからだそうです。
お冷は温泉水とのことでした。
「挽きたて小麦つけめん」が提供されました。
麺は十割蕎麦よりも濃い色でした。玄麦を店内の石臼で製粉した出来立ての麺との事。
最初は麺の味を確かめて下さいとスープの他に温かい温泉水も付いて来ました。
早速温泉水につけて食べてみました。
初めての玄麦の麺は衝撃的です。パンよりも小麦の味を味わえました。
蕎麦より風味豊かで玄米より甘味を感じました。
続いてスープにつけて食べてみました。麺の美味しさはそのままでスープの旨みが加わりました。
スープは動物系は使わず野菜のみで出汁を摂ったとあって野菜の旨みが出ている優しい味でした。
ノーマルの具は鴨チャーシューが2枚にケール、若芽中芯(わかめの芯の部分)、それに三つ葉が添えてありました。
ケールは青汁の材料ですが苦味はなく美味しく食べられました。
若芽中芯はシャキシャキの食感がいいです。
岩がものチャーシュは簡単に噛み切れないくらい弾力がありその分お肉の旨みがありました。
こんなつけ麺は初めて食べました。とにかく麺が美味し過ぎます。
ゆっくり味わいながら頂き最後にスープ割りを頂きました。
スープ割りで飲んでも野菜の旨みを感じ具を足せば普通に野菜スープとして成立しそうです。
麺の性質上、大盛りは出来ないそうです。
その為、お腹一杯にはなりそうもないので食べ終わったら再度ならで潮らーめんも食べようかなと思いましたがこの日は今ならんでいる人でCLOSEとなったので諦めました。
で、余計に気になり3日後再訪しました。
時間は初日と同じ13時半頃に訪問、この時は3人待ちでした。
平日だから余裕かと思いましたがこの日はご飯ものトッピング共全て売切れになっていました。そしてこの日も食べている内にCLOSEになっていました。
ラーメンの器は淵は広く作られ具を乗せるスペースがありました。
麺の上にはつけめんと同じく若芽中芯とケール、それにワンタンとレアな鶏チャーシューが乗っていました。
そして淵の部分には炭化したネギの粉末をまぶしたホタテとカラスミ、それにミルで挽いた岩塩(たぶん)が乗っていました。
これはスープに入れて味変に使うのではなく直接麺につけて食べて下さいとの事でした。
食券を買う時にワンタンが無くなったため鴨チャーシューになると説明されましたがギリギリ私の分までワンタンが間に合ったようでした。
ラーメンのスープもお肉は使わず海水塩と鯛やホタテ等の魚介系から獲ったとの事でした。
飲んでみると超優っしい~スープでした。ほたての旨みは判りました。
麺は極細でこちらも店内で玄麦から作ったものですがつけ麺程のインパクトは無かったです。
本当に優しい味のスープなので全部食べるにはカラスミと岩塩がなかったら物足りなく感じたかもしれません。正直に言うともうちょっと欲しかったです。
鶏チャーシューはほぼ生と感じるくらいレアでした。
ワンタンはフワフワで絶品でした。やはりワンタンはこうでなくては。
炭化したネギをまぶしたホタテは焼いていないのに香ばしいという味覚が困惑しそうな変わった味わいでいた。
ラーメンは醤油味が販売されたらまた食べようと思いますが、つけめんの方は直ぐにでもまた食べたいです。
2016/12/27 更新
年末限定のご褒美らぁめんを食べに来ました。
オープン時に2回訪問して以来4年ぶりの訪問となりました。
ご褒美らぁめんは鰹と貝出汁のかけラーメンとトッピングに鹿児島産A5ランクの和牛、北海道産のウニをメインしたラーメンです。
そして、よく内容を理解しないまま裏メニューがあるということで、ご褒美らぁめんの食券2,000円を購入し店員さんに渡すと裏はこの食券がもう1枚ととのこと。
え、と思いましたが今更引き下がれず、追加購入して渡しました。
席に着いてしばらくすると、まずトッピングが乗ったプレート、少し遅れてかけラーメンが提供され、このラーメンのコンセプトはレンゲの上に麺とスープ、そして好きな具材を乗せてミニラーメンを作って楽しむとのことでした。
トッピングはからすみをまぶしたメンマとほうれん草、小皿に乗ったネギ、筒状い巻いて炭火で炙ったA5ランクのチャーシューが2つ、そして本命と言えるA5ランクの和牛にウニの乗せた「うにく」が3つ。
そして遅れて、裏の「極上うにく皿」が提供されました。こちらには先ほどのうにくが9つ並んでいました。
まずはラーメンのみ食べてみました。このかけラーメンだけでも物足りなさはなく、そのまま1杯食べられ美味しさです。
続いて、沢山あるのでさっそくうにくを1つ食べてみました。こ、これは美味過ぎる。和牛の旨味に濃厚なウニの甘味が加わりまさに極上の美味しさです。
今までにも何回が牛肉にウニを乗せたものを食べたことはありますが、今回のものがぶっちぎりで旨いです。牛肉とウニのバランスも丁度良く、両方をしっかり味わえました。本当にここはラーメン屋なんだろか?
この後、説明通りに各種トッピングを乗せたミニラーメンで食べ進めました。うにくを乗せたミニラーメンも当然美味しいのですが、私はうにくのみを食べてしっかり和牛とウニの旨味を堪能した後にその余韻で麺とスープを頂くのが良かったです。
実はここに来る前に1杯ウニを使ったラーメンを食べて来てこのラーメン自体もかなり美味しいものだったのですが、食べ終わるまでそのことを忘れるくらい夢中で食べてしまいました。
ご褒美らぁめんと裏、各2,000円、計4,000円で今まで食べたラーメンの最高額を大幅に更新しましたが、それに見合う満足度の高い1杯でした。